はてなキーワード: ハローとは
ゲームとしては素晴らしいと思うけど、それ故に、あとリアルになったせいで
キャラクターのモーションやセリフの細かいところがいちいち気になる。
まだ序盤なので今後変わるかもしれないけど
特に女性キャラが、会話する時首を上下左右に降ったり、両手でエア机たたきみたいな格好をするのが目について、
セリフもわざとらしさと古臭さが目立って
ジェシーが指を指しながら「しみるぅ〜」なんて言い出した時は
男性キャラも、クラウドは必要以上に首振って話してる感じがする。すぐ視線を逸らすのも影響してるけど、口を開けた時に連動して上下の振りも多い。
バレットも多分わざとらしいけどそれ以上に言葉がうるさいので目立ってない。
一方でビックスはかなり自然。ビックスくらいでいいんだよ。
久々にみんな大好き・トレパクネタを書く。
今回見かけたのはラブライブ!というアニメ系コンテンツにおける二次創作界隈のトレパク問題だ(厳密には問題になんて発展していないのだが)。
ラブライブ!が何なのかはヒッキーのキモオタ諸君には特に説明は要らないと思うので省略する。
事の発端はミーマン氏という同人作家がネットに公開していたラブライブのファンアートが、公式サイドが企画する動画生配信において採用され見事な評価を獲得したものの、
それが公式ビジュアルのトレースではないかという疑義を向けられた事にある。
(疑義は正しく、実際にそれは公式ビジュアルからのトレースであることは疑いの無いところでありさらにミーマン氏も後にこれを認めている。)
そこからはいつものトレパク監査委員会の登場になる。いつものようにミーマン氏の過去の作品をサルベージして類似性を調査したところ、結構な枚数で公式ビジュアルからのトレースが確認された。
また、ラブライブのonly即売会(僕らのラブライブ!)においても有償頒布していた色紙にもそうした作品が少なからず含まれていたようだ。
トレパク監査委員会は著作権者に代わって刑の執行を行う権限も持っているので、そこから先はいつものようにミーマン氏への糾弾が始まったのだと俺は理解している。
無論批判の声はトレパク監査委員会にとどまらず、同じラブライブの二次創作同人誌やイラストを公開する同業者においても辛らつな持論(後述)が複数観測された。
しかし俺はそのミーマン氏の、動画生配信で採用されたという作品を見て愕然とした。
なんともオリジナリティに富んだ二次創作ではないか。色彩的にはサイケデリックとでも言うのか、派手ではあるもののDQNが喜びそうな原色ゴテゴテの下品さも感じない上に線の力強さも見事なもんである。
公式ビジュアルのトレースであることは疑いようは無いのだが、これでは確かに番組サイドが採用してしまうのも頷ける。
あれは明らかに音楽で言うところのリミックスやヒップホップのような、既存の音源を再利用したものに相当する立派な創作物であった。芸術の分野で言うところのコラージュという手法にも通じるものがある。
とはいえここまで書けば「どんなに素晴らしくてもトレスをした時点でアート失格」「トレスならトレスと書くべきだ」「金を取ったらアウトだろ」という声も当然予想できる。
しかし、俺は今回に関して言えばミーマン氏が数あるラブライブの二次創作作家の中で低劣なことをしていたとはとても思えないのだ。
もともとネットイナゴが好物にしているトレパク疑惑というのは大抵は他人の作品の異なるキャラクターの象形をなぞった形が多いのだが、今回は公式ビジュアルのキャラクターをそのまま再利用した形のトレスだ。
虹ヶ咲学園の逢坂しずくというキャラクターの公式イラストを、同じく虹ヶ咲学園の逢坂しずくとして、服飾のデザインも変えずに描き上げておりそれは他のキャラクターにおいても同様であった。
公式ビジュアルであると同時にキービジュアルでもある作画をトレスしていたのだからミーマン氏も「言わなくてもわかるだろ」という脇の甘い考えがあった可能性は否めない。
この白玉氏もまたラブライブの二次創作イラストや同人誌を頒布している作家の一人であり、技術も高い。
白玉氏の現在の作品は公式ビジュアルに酷似したタッチで描かれており、その水準は公式イラストに置き換えられる水準にあると言って良い。
近頃はとうとうラブライブ公式サイド(角川グループの雑誌)が企画するグッズのイラストの仕事まで受注するようになっているのでそこは疑いようが無いだろう。
そんな白玉氏はこう言った。
どうやら苦手だったトレス絵師がトレス指摘されて垢消ししたみたいだけど
謝罪も弁明もなく逃げるあたりやっぱり最後まで苦手な存在でしたね
その点逃げずにきちんと謝罪と返金対応までした彼はまだ立派だと思った
擁護するつもりはないけど
(※筆者注:「逃げずにきちんと謝罪と返金対応までした彼」というのはミーマン氏の事である。ミーマン氏は過去に頒布した者に対して返金対応を表明している)
いや、待てよ、そりゃ待てよと。
白玉さん、あなた去年ラブライブの同人誌を出していたし、この前はエロイラストまで公開していたよね?
それラブライブ公式サイドに無断でやってるよね? 雑誌の仕事のほうはいいよ。だけど同人誌の頒布においては無断でかつ少なからずお金も取っているよね?
あなたのやってることはグレーでもなんでもなくて、著作権を持つ人がNGといえば一発でブラックだよ。ブラックかホワイトかの二択の世界だよ。
ラブライブの舞台設定やキャラの名前・衣装を下敷きにしたものを勝手に作って発表しておきながら、ミーマン氏が同じ二次創作においてトレースという工程を採用しているからといってそこまで言う資格があるかね?
金を取っているかどうかに関わらずこんなことは著作権者のジャッジがすべての世界じゃないか。
これは白玉氏に限らない。
大半のアニメの二次創作なんて「公式はこの程度のことでクレームをつけてこない、みんなやってる。文句が来たら誠実に対応しよう」という、考えようによってはゲスい魂胆で活動をしてるはずだよ。
だったらさ、ミーマン氏がトレースという工程を取っていた事についても「当事者同士の問題」ということで静観するのが、同じ二次創作界隈で活動する者としての最低限の行動規範っつーか作法じゃないのかい?
著作権者がアウトといえば金を取っていようが取っていまいが、借用元を明記していようが明記していまいが等しく悪なのだ。この点ではトレースという手法もあなたのやっていることも大きな差は無い。全員ギルティだ。
同じ無断二次創作をしておきながら「トレスで金取っちゃいかんでしょ」などと自分の都合で自分に累が及ばない形で善悪のラインを勝手に引くの、控えめに言ってもクズいぜ。
また、これも白玉氏に限らないが「トレスなんかに頼らず」とは何事だよ。同じ二次創作をやっている身でありながらなんでトレスという工程をそこまで蔑視するんだよ。
それは君たちに「自分のやってる二次創作の形の方が高尚」という意識があるからじゃねーの?
じゃあ「ラブライブなんかに頼らずオリジナル創作を描いた方が素敵です」って言われたら黙って創作やめるの?
トレスは著作権侵害の問題に発展しやすい、これは事実だ。だけど創作においてトレスが悪とはならないし「トレスはしない方がクリエイティブだ」とはならんでしょうが。
芸術方面の世界ではコラージュという技術手法も一定の地位にあるジャンルとして存在するし、モノによってはコラージュはトレス以上にオリジナル作品の含有性があるぞ。
あれだって著作権者がアウトと言えばアウトだけど、アートとして素敵かどうかという点においてはそこは評価軸にはならんでしょ。
ミーマン氏の作品はトレスを工程に取り入れたオリジナリティのある佳作だ。
それは公式が生配信で取り上げたことからしても一定の客観性はあると俺は思う。
あとのことは本人と著作権者との間の仁義の話、それでいいじゃないか。俺たち外野はただ黙って絵師ミーマンの創作物だけを評価すれば良いんだ。
著作権者に被害感情があるかどうかもわからないのに代弁者になった気になって騒ぐのが本当に著作権者のためになると思ってるのかよ。
一次創作を専門にする同人作家が君たちを馬鹿にしたら俺は全力で応戦しろと思うけど、現状の君たちがそのような有様ではとても心細い。
こんなものはせいぜい著作権者にこっそり伝えるぐらいに留めておくべきで、外野に良いか悪いかだのジャッジする権利なんて無いよ。
模写だってトレスだってそれらに該当しない二次創作だって同じ二次創作じゃん。
もうさ、版権ものの二次創作界隈の中でこういう差別感情をむき出しにしてマウント取り合うの、やめにしようぜ。絶対良いこと無いよ。
あとな、トレスで二次創作した奴にも著作権があるんだから勝手にトレパクだトレパクだと騒いでその画像をアップロードしてたら公式と二次創作者双方のダブルパンチを食らう可能性があることを忘れるな。
っつーか著作権侵害だなんだと騒ぐ奴が無断転載してんじゃねえよ。目的はそっちじゃなくて私的制裁を楽しむためだろ。そいつらも娯楽にふけるのもほどほどにしとけや。
アデュー。
「この靴、去年の冬の初めに買ったんだけど、なんか底がすり減ってひび割れて水がしみるようになったんだよね」
「はい」
「1万でお釣りがくるような靴だけど、激安靴ってわけでもないんで、もうちょっともって欲しいなと思うんだよ」
「ほう」
「やっぱりもっと高い革靴みたいなの買ったほうがいいのかな…ってここ何」
「お米売り場です。今からあなたにはこの10㎏の米袋を2つ持ってもらいます」
「やだよ重いし…それに買う気のないものに触っちゃいけないってお母さんが」
「そうですね、20㎏は重いです。ところで、つかぬ事をお伺いしますが、体重はどのくらいありますか」
「もしもしポリスメン?友情破壊罪で捕まえて欲しい人がいるんだけど」
「だいたいで構いません、90㎏くらいはあるのではないですか」
「通常の服を着た人間の体重を70kgと見積もっても、プラス20㎏の重さが常にあなたの靴には余分にかかるわけです」
「………」
「症状をもう一度教えてください。何か重いもので潰れたような靴底なのではありませんか」
「………。じゃあ何か、太ってると靴はすぐダメになるのか」
「体重が及ぼす影響は大きいものと推測はできます。その人の全体重が靴に集中するわけですからね」
「オチはあるのこの話」
国家資格とか公務員でなければどの業界もそこまで大差ないと思うけど…
もちろん能力が高い方がホワイト企業に入れる可能性が高いってだけで。
あと、天才や昔からプログラムをやっていたとかでなければ、入り口なんてそんなもんだよ。
仕事しなきゃいけないけど飯の種がない。
→増田のようにハローワールド作ったくらいの未経験を雇ってくれる場所で下積み。
→数年仕事してみて、何となく視野を広げて次の目標を見つけて進路を切り替える。
とりあえず父上にエンジニアの面白いところとかどこが向いているか詳しく聞いてみたら?
1位『ゆりでなる??えすぽわーる』なおいまい
3位『ワンナイトフレンド』かやこ
9位『定時に上がれたら』犬井あゆ
19位『つきあってあげてもいいかな』たみふる
20位『突然なんとなく隣の同僚とセックスしたくなりました』三浦コズミ
28位『ささやくように恋を唄う』竹嶋えく
30位『あの鐘を鳴らすのは少なくともお前じゃない』アサダニッキ
32位『痩せたいさんと失恋ちゃん』原作:安田剛助 漫画:文尾文
35位『一端の子』深山はな
37位『百合と声と風纏い』蓮冥
38位『不揃いの連理』みかん氏
39位『レンタルショップでお姉さんをレンタルする話』もちオーレ
43位『月とすっぴん』アケガタユウ
44位『憎らしいほど愛してる』ユニ
※あくまで一個人の評価であり、作品の優劣を決めるものではありません。
※当ランキングは2019年1月1日から12月31日の間に紙媒体及び電子書籍で119ページ以上の単行本として発売された商業作品を対象にしており、同人作品などは対象外になっています。
※「◯◯が入ってないんだけど?」と思う方もいらっしゃると思いますが、多分読んだうえでランク外です。多分それ読んでます。膨大な数を読んでます(ドヤア
※優れた、かつ百合要素がある作品でも、作品の面白さの根幹が百合にないと筆者が判断した場合、ランク外になっている場合があります。
※例えば自分は2019年に新しく単行本が出た萌え4コマで一番よいものは『ぼっちざろっく!』だと思っていて、これは百合要素もあるんですけど、じゃあ百合としてよいもなのかというと正直そこまででもない(個人の感想です)。この漫画の面白さの核はぼっちちゃんのキャラであり百合ではない。とか書くと「バーカ!ぼっちちゃんがメンバーとの交流を通しての成長するのは百合以外の何物でもないだろ!」みたいに難癖をつけられるのがインターネットですが、いやでもそれ作品の魅力の一部分に過ぎないよね?百合があるのは認めるけれど全体の割合を考えた場合以下略戦争とかそんな感じなので百合ランキングに入れるとなると個人的に低いとこに置かざるをえません。ならばもういっそ入れない方がいいのでは?いう感じになるわけです。これは去年のmonoとかもそうてした。なので『ぼっちざろっく!』はランク外です。
※このタイプの作品は他に『白百合は朱に染まらない』『もういっぽん!』『赫のグリモア』などが挙げられます。
※あくまで一個人の評価であり、作品の優劣を決めるものではありません。いや本当に。
去年の個人的な大本命だった、でも結局単行本が出なかった須藤佑美先生の『夢の端々』が今年こそ出るはずです。これが多分マイ一位です。全宇宙の百合豚よ、読んで己の罪を数えろ!
今月はネットでやたらバズった『マイ・ブロークン・マリコ』と2010年代の百合史に残すべき傑作『アフターアワーズ』の西尾雄太の新作百合『水野と茶山』が出ます。『水野と茶山』は前作から一転、ダークな田舎百合です。マイブロはみんな読んでると思うので紹介は別にええな。切ないよね。
百合姫からは『欠けた月とドーナッツ』がたいへんよい大人百合です。これも今月発売。
萌え4コマ、日常系的なものでは荒井チェリー先生の新作『むすんで、つないで。』が最注目です。おねロリの最終兵器だ。
他、とっくに単行本一冊分のページ数溜まってるんだけど 全然出る気配がないんだけど?来年こそ出るといいなぁ……という枠で『かけおちガール』、『ケムリが目にしみる』、『彼女の沈清』などがあります。『かけおちガール』は本当なんとかせぇや講談社。
「君の名は。」の二匹目のどじょう狙いで類似企画が乱発されたわりにはどれも鳴かず飛ばずに終わりなんとも寂しい。
19年は天気の子、プロメア、ドラクエ、すみっコぐらしが興行収入10億円を超えてまだマシだったが下まで見ると本当に悲惨。
ブームに便乗し、散々金をかけてプロモーションして、人気俳優や芸能人を声優に起用し話題作りしおいて結果は「すみっコぐらし以下」「ドラクエ以下」という事実を関係者はどう考えているんだろうか。
作品名 | 公開日 | 興行収入[億円] |
---|---|---|
HELLO WORLD ハローワールド | 9/20 | 5.9 |
ルパン三世 THE FIRST | 12/6 | 5.9 |
空の青さを知る人よ | 10/11 | 5.7 |
海獣の子供 | 6/7 | 3.1 |
二ノ国 | 8/23 | 3.0 |
きみと、波にのれたら | 6/21 | 2.5 |
バースデー・ワンダーランド | 4/26 | 1.3 |
LUPIN THE IIIRD 峰不二子の嘘 | 5/31 | 0.1 |
ぼくらの七日間戦争 | 12/13 | ?? |
この世界の(さらにいくつもの)片隅に | 12/20 | ?? |
幸福路のチー | 11/29 | - |
HUMAN LOST 人間失格 | 11/29 | 圏外スタート |
薄暮 | 6/21 | - |
LAIDBACKERS-レイドバッカーズ- | 4/5 | - |
あした世界が終わるとしても | 1/25 | - |
https://pixiin.com/ranking-japan-boxoffice2019/
作品名 | 公開日 | 興行収入[億円] |
---|---|---|
宇宙の法 黎明編 | 10/12 | 6.7 |
機動戦士ガンダムNT | 11/30 | 5.2 |
モンスターストライク THE MOVIE ソラノカナタ | 10/5 | 3.6 |
ペンギン・ハイウェイ | 8/17 | 3.0 |
劇場版 マジンガーZ INFINITY | 1/13 | 2.4 |
若おかみは小学生! | 9/21 | 2.3 |
君の膵臓をたべたい | 9/1 | 2.3 |
さよならの朝に約束の花をかざろう | 2/24 | 1.8 |
ニンジャバットマン | 6/15 | 0.8 |
小さな英雄 カニとタマゴと透明人間 | 8/24 | 0.6 |
犬ヶ島 | 5/25 | 0.4 |
詩季織々 | 8/14 | 0.2 |
https://pixiin.com/ranking-japan-boxoffice2018/
子供がYoutubeでヒカキンとセイキンを見つけて結構な頻度で見ていたのだが最初は特に問題はないだろうと別に禁止はしなかった。
その後いろいろとこのチャンネルに問題があるので禁止になるに至った。
我が家でこの2チャンネルを完全に禁止にしたのは、いくつか理由がある。
1 この方たちが経費でやっていることをまねしたがるようになる
→例としてUFOキャッチャーを大量の100円玉を使ってやるなど動画の再生数を稼ぎ利益を出すためにやっているような行為を家庭ではできない
2 教養のまったくない内容
→動画が果てしなくつまらない、なんで見たいと思うのか疑問に思うほどつまらない。また子供にとっては大事な教養や道徳を磨く要素がほとんどない
→うるせえ 何回きかせんねん!
→SEO界隈にいたこともあり、すぐにわかるのだが、Youtubeの動画も基本はキーワードを含む動画、かつ信頼度の高いチャンネルや再生数の多い動画が表示されるようになっている。アンパンマンのおもちゃ動画も「アンパンマン」というキーワードにヒットするために作られたものだ。検索エンジンは(まだ)基本的にはクリエイティブの質は評価できないので、再生数を稼げばそれだけで上の方に来るような仕組みになっている。
しかしヒカキンとセイキンが台風の専門家なのだろうか?内容もかなり稚拙だった。おそらくだがこの動画は台風というキーワードにヒットさせるためにだけ作られたものだ。つまり金儲けであり、その裏側でアルゴリズムの稚拙さの隙をついてほくそ笑んでいる彼らが透けて見えた。
→この2チャンネルを見ていた頃の子供は、いらいらし、情緒不安定になった。理由はわからないが心に悪影響があるように思える。辞めたらより穏やかに戻ったからかなり正しいと思う
6 こんな意識で情報発信している人の動画を見て育ったらどんな人間になるんだろう?
ここが一番懸念を感じた点だ。彼らの動画のサムネイルには必ず、ただ単に興味をひくためだけの変顔がついており、教養や道徳心を磨くような教育的配慮が全くない動画であり、キーワードにヒットさせるためだけに災害をも利用するようなマインドの人間に接し続けると、子供はどんな人間になるのか?
俺は一番ここにぞっとした
※追記
この投稿話題になってるっぽいので、一部事実誤認等が発生しているので補足しておきます。
自分の他のチャンネルへのリンクの事ね。それとハッシュタグも入れている。台風、被害 だのこれは検索に引っ掛けるためなんだよね
「俺の命令に従え!!すべてのユミルの民から生殖能力を奪えと言っているんだ!!今すぐやれ!!ユミル!!」
ジークは叫んだ。
「俺は王家の血を引く者だ!!」
ジークが最後に目にしたのは、涙する始祖ユミルと、それを支えるエレンだった。次の瞬間、すべてが暗転した。
いかなる原理によるものか。宇宙は真空の量子揺らぎからインフレーションにより生じたものだと言う。ある世界線の内部を往来するうち、量子的に絡みあう複数の世界線が混線した。そして、ジークは他の世界線へと転落した…
◇
店舗と住居を兼ねる北沢精肉店の二階で、はぐみの兄は目を覚ました。
はぐみの兄はボリボリと頭を掻き、寝惚け眼で放心した。朝日がその横顔を照らしている。大学の講義もなく、朝の身支度をする必要がなかった。
しばらくして、はぐみの兄は股間をまさぐり、やがて絶叫した。
「た、勃たなくなってるーッ!」
「《うるさいな…》」
マーレ語で言ったが、はぐみの兄には通じなかった。
(《ここは…ヒィズル国か?俺は始祖ユミルといたはずだが、どうしてここにいるんだ?あれからどうなったんだ?ユミルの民から生殖能力を奪うことはできたのか?》)
「うわーッ!裸にジーパンの髭のオッサンが、俺の部屋にーッ!」
地上から、商店街を走る自転車のチリンチリンというベルの音が聞こえていた。
◇
「あたしがもう一人!?どういうことだ!?しかもなんか胸がデケェし!」
「うるせー!胸のことは言うんじゃねー!」
「うわー、有咲が二人!これで次の定期試験は楽勝だね!」
「はァ…もう一人の私、声が大きくて苦手かも」
二人の香澄が声を出すと、二人の有咲はさっとそれぞれの香澄の背後に回った。異なる香澄とはいえ、対人恐怖症は拭えないらしい。
「これがもう一人の自分っスか。正直、信じたくないっス…」
一人のたえの泰然とした様子に、もう一人のたえは肩を落とした。
「いったい何が起きたんだろうね。うち、すこし怖いかも。あ、関西弁が出ちゃった!」
りみがわざとらしく怖がる。が、混乱の最中にあって誰も反応しなかった。
「うわー。ポピパはまた大変なことになってるね」
流星堂の門内を覗いたリサが大げさに言う。おどけた態度と裏腹に、表情に疲労が滲んでいた。
胸が大きいほうの有咲が尋ねる。もう一人の有咲はリサと面識がないため、対人恐怖症を発揮しオドオドとしていた。
「アタシの弟ってことみたい。気づいたらいたんだ。どうにも、ポピパでも似たようなことが起きているみたいだね」
「でもリサさん、いくらガキとはいえ、知らない異性が家にいるのはキツくないですか?」
リサはすばやく片目で瞬きした。
「え?《年下の少年に性的な目で見られて気持ち悪いけど、それを口にして傷つけるほどでもないし、気付かないフリをしている》?リサさんすげー!一瞬のアイコンタクトでこれだけの情報を伝えてきた!」
有咲は感嘆した。一方、リサの弟はリサの本音を暴露されてショックを受けていた。
「でも、異常は人が増えたり現れたりしていることだけじゃないみたいよ」
「あッ、紗夜さん!助けてください!」
「待ってください、紗夜さん!助けるなら私を!」
日菜の両脇につぐみが一人ずつ抱えられていた。
「は、羽沢さんが二人…」
「アハハ。面白いよね。こっちのつぐちゃんはおっぱいがちょっと大きくてー、こっちのつぐちゃんはまっ平らなんだ」
「また人が増えた…それで白鷺先輩、他の異常ってなんですか」
「それはオメデタ…じゃないですよね。ピルを飲んだりとかしたんですか?」
「そうね。昨日までは普通に生理は来てたのよ。それで、この異常でしょう。気になってスタッフさんたちや知人に尋ねてみたら、やはり急に生理がとまった人がいたのよ。というより、生理という現象がなくなったというほうが自然ね。個人的にはありがたいけれど…」
「花音たちにも同じような異常が起きているみたいなの。ここに呼ぶわね」
◇
「見て見て。この人、はぐみのお姉ちゃんなんだ。はぐみ、ずっとお姉ちゃんがほしかったから嬉しい!」
紗夜は口元に手を当てた。
「つまり、今現在わかる異常はこのようになるでしょうか。第一に、異なる可能性の同一人物が同時に存在している。第二に、存在しないはずの兄弟姉妹が存在している。第三に、広い範囲で人々の生殖能力が停止している」
「第二の異常が重要だと思うな。もし第二の異常が第一の異常と同じ原因なら、第三の異常は独立した問題ってことになるもん。ただ、第二の異常が第一と第三、それぞれの異常と同じ原因のものが混ざってるってこともありえるけどねー」
日菜が紗夜の分析をすばやく補足した。
「でも本当、どうしたらいいだろうねー。もう一人の私に学校に行ってもらって、私たちはバンドの練習しよっか。あ、でもさーやはもう一人のさーやが夜学らしいから、どのみち二人とも学校に行かなきゃ!」
「うー。やっぱり、この私は苦手だ…」
暗いほうの香澄がため息をつく。
そのとき、怒声が聞こえた。
「待てー!モカ!」
一同が路上に出ると、上半身が裸でジーパンを履いた髭男が走ってきた。その後ろをモカが追っていて、時折ふり返りつつ、石を投げている。
大学生らしい青年と、Afterglowのメンバーが二人を追っていた。
「あッ、はぐみ」
「兄ちゃん!」
一同は髭男を見た。
モカが鬼気迫る表情で叫ぶ。
「よくわからないけど、あの男、友希那のお父さんと同じ雰囲気がする!自堕落で無責任無能力だけど、ときどき妙な行動力を発揮して周囲に大きな迷惑をかけるタイプだよ!」
友希那は表情に微妙なショックを浮かべた。
「はァはァ…ヒィズル国の言葉が通じて協力者を得ることができたのはいいが、そのために敵もできてしまったな。まあいい…どういうわけか、いまの俺は《始祖の巨人》の力を手にしているのだからな。舞台は変わったが、計画は続行する!このまま、この世界のすべての住民の生殖能力を剥奪する!」
「そんなこといいわけないでしょ!モカ、なんでそんな気持ち悪いオジさんに手助けするの!もうあたしの『ゼクシィ』貸さないよ!」
「そうだぞ、モカ!人間は守るべき家族をもって一人前だろうが!そして自分を産んで育ててくれた親と町、国に感謝だ!ソイヤぁ!」
ひまりと巴が問詰する。
「ごめーん。でも、モカちゃんもう決めたから。あたしたちが最後の人類になるの。それで、これまでのすべての人類の屍の上に、あたしと蘭だけが生きのこるんだ。それって素敵じゃない?」
蘭は甲高い声をあげた。
「はァ!?意味わかんないよ!なに言ってんの、モカ!?っていうか、気持ち悪いよ…」
「蘭にはわからないだろうね。けど、あたし、もう蘭の背中を追いかけるのは疲れちゃったよ…」
微笑するモカの目は、涙に濡れて見えた。
「あたしたちはみんな、生まれてこなければ幸せだったんだよ。音楽はコンプレックスからはじまる。ここにいるみんなも、生まれてこなければ良かったって思ったことが絶対あるよね!?それが正解なんだよ!もう、そんな過ちをくり返しちゃいけない。全部ここで終わらせるんだ」
千聖が輪のなかに踏みだした。麻弥はハッとした。思索的で感受性の高い麻弥には、千聖がモカの言葉に共感したことがわかっていた。
千聖はポツリと言った。
「私の人生に、いいことはほとんどなかったわ」全員が千聖に注視する。「思いだすことのできる最初の記憶は、母に子役として振舞うことを無理強いされたときのものよ。私は母に褒めてもらいたくて、必死に努力したわ。けど、母が私を肯定してくれることはなかった…努力の過程だけが残って、私は自尊心ばかり高い、空っぽな人間になった。それが向上心という形で、攻撃的にあらわれてしまうこともあったわ。パスパレのみんなと知りあって、ようやくそんな自分を変えることができた。けど、たしかに生まれてこないほうが良かったと言われれば、それを否定することはできないわ」
彩が目に涙を浮かべる。
「けれど、たしかに言えるのは、自分の人生が悪かったという理由で、他人の生殖能力を奪うような自分は、生まれてきたことよりもなお悪いと言うことよ!」
千聖は啖呵を切った。
「千聖さん!」
Pastel*Palettesのメンバーが抱きつく。
「千聖さんの言うとおりです!モカさん、あなたは大和撫子の風上にもおけません!子孫繁栄、富国強兵。ブシドー!天誅です!」
「あんたたち、こっち!」
胸が小さいほうの有咲が声をかける。門内を示され、モカとジークはすばやく駆けこんだ。二人が入ると、有咲は鍵をかけた。
「何やってんだ、お前ーッ!」
胸が大きいほうの有咲が怒鳴る。しかし、有咲は鍵を握りしめて離さなかった。
「ごめんね。でも、私、どうしても生まれてきたほうが良かったと思えない…!」
有咲はその場に座りこんだ。膝に顔をうずめ、しばらくすると嗚咽が聞こえてきた。
「有咲…」
暗いほうの香澄が呟く。有咲の苦しみを知っている香澄は、その言葉を軽々に否定できなかった。
そのとき、いくつかの弦の音が聞こえた。
うるさいほうの香澄がランダムスターを手に、歌を口ずさんでいた。
有咲が顔をあげる。香澄の歌は次第に勢いを強めていった。『Returns』。はじめに合唱に加わったのは、もう一人の香澄だった。有咲、二人のたえと、次々と合唱に加わった。
「あったかもしれない未来のことー、なかったかもしれない過去のことォー!自分の姿を鏡に映し、キミは誰なのと、問いかけてみたァー!」
やがて、Poppin’Partyの全員が合唱した。有咲は涙を拭い、門の鍵を開けた。
「《チッ、使えないヤツだ…》」
「俺の《安楽死計画》はまだ生まれてこない子供を対象にしたものだ。いま生きているものを犠牲にすることは避けたかったが、仕方ない…始末させてもらう!」
ジークは自分の腕を噛み千切った。一瞬であたり一面が蒸気と熱気に包まれた。
◇
「おいおい。人間が増えたり減ったりする怪奇現象が起きてるって言うから、取材に来てみりゃよォ…またこの姿になるとはな」
有咲は怖々と目を開いた。触手で全身が構成された巨人が有咲たち全員を蒸気と熱気から守っていた。
気付くと、ラフな服装の女性と、テレビカメラにハンチング帽の男性が傍らにいた。
「私は映像制作会社でADをしている市川と言います。こっちはカメラマンの田代です。えーと、あと、あの大きいのがディレクターの工藤です」
市川は苦々しそうな表情をした。
巨大化した工藤は、類人猿のように見える巨人をとり押さえていた。
「俺も業界にいて長いからよォ。てめェみたいなツラのヤツはよく知ってるぜ。おめェらみてェなヤツはよ、いろいろもっともらしい理屈を捏ねるけど、要は部屋に引きこもって一人で◯◯◯◯してるのがお似合いなんだよ!」
「う…」
「ハハハハ!わかっていないようだな。格闘戦で俺に勝とうが、なんの意味もないということが。俺は《始祖の巨人》の力を手にした。それは、この世界のすべての生物を操作できるということだ!はじめからお前らに勝目はないんだよ!もうお前らの体を直接、操作して全員、絶滅させてやる!」
その場の全員が硬直した。
「もし、いまの俺を倒せるとしたら、直接、因果律に介入できるヤツだけだ!ハハハハ!」
「呼んだか?」
空中に亀裂が走った。裂開したなかから、冴えない中年男性が出てきた。背中に制服姿の少女を乗せている。
「よッ、白石君。助けに来たで。おっと。いけない、田代君やったな」
「助太刀にきたでござる。ニンニン」
「りみ!」
「知っとるか?高圧鍋や圧力釜なんかは、威力の高い爆弾の材料になるんやで。つまり、炊飯器はええ爆弾の材料になるんや。ゆうても、炊飯器がなんなのかわからんやろうけどな」
「まさかうちの炊飯器をこんなことに使うとは思わんかったわ。まあええわ。みんなを助けられるんならな。御免」
「《や、やめろおおおお!》」
ジークはマーレ語で絶叫したが、その言葉を理解できるものはいなかった。
全身に火傷を負い、四肢の断裂したジークを中年男性は担ぎあげた。
「お前はアッチの世界に連れていくわ。案外、お前みたいなヤツにはアッチの世界のほうが居心地がええかもな」
ふたたび、りみと裂開のなかに飛びこむ。その間際に言った。「もろもろの因果律も俺が修復しとくから、まあ安心しといてな。じゃ、またな、白石君」
「江野さん…」
田代が呆然と呟く。しかし、その声を聞くものはもういなかった。
◇
「モカ…」
蘭は涙を流して放心するモカの肩を抱いた。しかし、モカがその声に応えることはなかった。
リサやはぐみは、つかの間の兄弟姉妹と別れを告げた。千聖は生理が復活して沈鬱な表情をしていた。
二人の有咲が対面する。胸の小さいほうの有咲が言った。
「いろいろ、迷惑をかけて悪かったな」
有咲たちは同時に笑った。
「いろいろあったけどさ、あたしはちがう可能性のあたしを見て、なんだかんだ、いまの自分が好きなんだってわかったよ。…ありがとな」
「お前はもう一人のあたしだ。すこしでも運命の歯車がズレてたら、あたしもお前みたいになっていたかもしんねー。いまのあたしのことも、すべて受けいれられるわけじゃねーし。だから、お前を助けられたなら良かったよ」
「お前も…サンキュ」
「うー。有咲がいなくなって寂しくなるよ」
「お前にはあたしがいるだろうが!」
この世界の有咲が叫ぶ。
「えッ、有咲…?」
「うるせー!いまのはなし!」
「有咲ー!」
香澄は有咲に抱きついた。そうしているうち、ちがう世界の住民たちはいなくなっていた。
「離せ!妊娠したらどうすんだ!」
「なに変なことを言ってるの、有咲ァ」
「あれ?本当だ。どうしてそう思ったんだ?」
(終)