はてなキーワード: Welqとは
現在進行系でキュレーションサイトが問題になってますが、WELQみたいな編集主導メディアはともかく、キュレーションサイトってようはまとめサイトのことを指し、2chブログであり、Togetterであったりもするわけです。
2chブログ最大手の痛いニュースなんかは、過去に大量に画像を無断転載したまとめ記事を作っていて、それだけなら2ch系ブログにおける日常の悪さであるのですが、あろうことかはてなブックマークが1700以上もつくほどヒットし(これは1記事としては当時最高クラスじゃなかったかな)、もちろん炎上で伸びたブクマではなく、絶賛コメントの嵐なんですね。
はてなブックマーク - 痛いニュース(ノ∀`):まるでフィクションのような風景
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/687100.html
当時、この記事だけでなく似たような画像キュレーション記事が書かれ、どれもはてブでヒットしていました。
今、ちょうどヒットしているキュレーションサイトの画像パクリを批判している記事についたはてブ数が1700を越えていて、痛いニュースの画像パクリ記事についた絶賛はてブ数と同じくらいなんです。昔、無断転載記事を絶賛していた勢力と、今、無断転載を批判しているユーザーの勢力が、はてブの上では対等になったんです。
それでまあ、10年の開きもあるし、同じアカウントで続けてる人も少ないだろうけど、ネットのどこかしらには存在するはずで、昔のゆるさを楽しんでいたあのはてブユーザーたちは一体どこにいったのか、今何を考えているのだろうなと。当時無断転載を絶賛していたユーザーは、今回何を思ってるのかなと。
いや、調べてみると結構な数で、両方の記事をブクマしてる10年継続のヘビーユーザーが意外に多くて逆にビックリしたりもしたんですが。
だいたい何を書いてもいいとは思うけどなんであいつらコメント欄に書かないんだろうな
「さすがですね!」とか「私もそういうときあります」とか会話みてーなコメントしたいんならブログのコメント欄に書きゃいいのに
DeNAパレットはWELQと名前出ちゃってる責任者の村田マリ以外は謝罪して問題記事削除して今後改善すればエンジニアの心配までしなくてよかったのに。
ITベンチャー界隈に居ると色んな業界で新しいことやろうとする企業さんみるんだけど
適当なこと書けないし、何が正しいかもわからないし、医者は忙しいし、医者を焚き付けるのも難しい
他国でもいろんなベンチャーが立ち上がってるみたいだけど上手く行ってる例をそこまで聞かない
welqも、医療業界じゃなかったらここまで燃えなかったと思う
A+ 法曹界
D メディア、広告 難易度は低いがその分過当競争で難易度高いという意味分からん状況
こう見ると弁護士ドットコムはすごいと思うんだ
ニュース記事には、著作権が働いています - 毎日新聞社 http://www.mainichi.co.jp/toiawase/chosakuken204.html
念のため指摘しておきますが、東大准教授が軽くチェックしたら露呈するようなコピペ&リライトは単なる剽窃であって、独自表現による「事実」の再構成でもなんでもないと思いますよ。
東大薬学部五十嵐准教授がDeNAのウェルク(Welq)をさくっと検証した結果(シリーズ第3弾) | More Access! More Fun! https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=30231
DeNA炎上騒動は任天堂が協業を見直してもおかしくない深刻な問題のはず(徳力基彦) - 個人 - Yahoo!ニュース
http://bylines.news.yahoo.co.jp/tokurikimotohiko/20161203-00065085/
言ってることがもうムチャクチャです。
水に落ちた犬は叩けとばかりに、言いたい放題言ってますが、この人、メディアを生業としているのにメディアの作り方を根本的に理解していません。
Welqの何が問題なのかというと、基本的には、「他人の記事を剽窃したこと」と「根拠のない医療情報(と思える情報)を粗製乱造したこと」だけです。
守安さんは大企業のトップとしてはかなり潔く、顔を出して襟を正しています。この姿勢はとても立派なものです。
ただ、徳力さんの指摘はとても的が外れていると思います。
お金を払う前提でライターを集めて、記事のテーマもキーワードで決めて、仕事をアサインして、公開権限もDeNA側が持っていて。
これ明らかにキュレーションじゃなくて、DeNAが書かせてる編集メディアですよね。
個人の書き手が勝手にやってるとか、個人の書き手の知識不足が問題なんじゃなくて、これ明らかに全部DeNAの意思で書かせてますよね。
「メディア」というのは、編集者がいて、編集者が企画を立てて、ライターが書くものです。
独自取材がなく、一次情報としてネット上の情報をもとに書いてるのがキュレーションメディアと呼ばれる一連のモノです。
DeNAのWelq運営のやり方はたしかに杜撰でしたけど、意図的に誤情報を広めることを目的としていたわけではないでしょう。評価関数が「PV数>>>正確性」だったことが問題なのです。
しかも、わざわざご丁寧にマニュアルで、参考サイトを明示した上で、文章をコピペでは無く「リライト」することでコピペであることを分からなくするノウハウを教えてるわけですよね。
「参考サイトの文章を、事実や必要な情報を残して独自表現で書き換えるコツ」や「参考サイトに類似しない本文作成のコツ」とか、参考サイトを元にコピペをしたとばれない記事の書き方を、ライターとしての小遣い稼ぎをしたい人たちに教え込んでるわけですよね?
これを「組織犯罪」とまで言ってしまうと、たいがいのメディアが成り立たなくなります。
まず、メディアの世界には大前提として、「ニュースに著作権はない」というものがあります。
事実に著作権がない以上、ネット上で得た情報であっても、独自表現で書き換わっていればそれは法的には立派な著作物になります。
これが認められないと、例えば過去の文献を研究した批評や、レポートなどは全て剽窃ということになってしまいます。
DeNAのパレットメディアは、極端に質が低いことが問題なのであって法を犯してはいません。
法を侵さなければなんでもアリか、という話でもないですが、これを「犯罪」と断定することは悪質なデマです。
DeNAが、クラウドソーシングで海外の安いエンジニアを低コストで大量に採用して。
任天堂の流行ってるゲームのリスト渡して、これと同じようなゲームをそれと分からないようにリライトして作ってくれ、と指示してたとしたらどうですか?
DeNAが、マニュアルで、マリオとかクッパのキャラクターの顔を少しだけかえたり、アイテムの種類を変えてコピーだと言われないようにするためのノウハウを指示していたらどうですか?
協業なんか速攻ご破算ですよね。
もう完全に「おまえはなにを言ってるんだ」状態です。
大半のシューティングゲームは、STARWARSのパクリと言われています。
徳力さんはロクに自分でものを作ったりしたことがないから、こんな無責任なことが言えるんでしょう。
https://www.youtube.com/watch?v=Q1Gioq87_iM
https://www.youtube.com/watch?v=QRpIUPJD4Hs
うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい
がインターネットの基本だったと思うんだが、インターネットが一般的になり、そういう見方をする人が相対的に減ると、
「他のメディアも信ぴょう性にかけている」→
「インターネットに専門的な記事を書くときは、専門家のみ、もしくは監修を受けること」
「他の企業も同じようなことをやってるのでは?」というように業界全体に影響を及ぼすことをしないこと。
クッソ炎上のDeNAパレット、とうとうメディア系を全停止まで追い込まれたか。
あの騒ぎを近からず遠からず、しかし同じ業界に所属している身としては、恐怖そのもの。
燻っていた火種がある日いきなり爆発し、上司の上司のそのまた上司から「いますぐ停止しろ、最優先だ」と
まあ、「低質記事生産+広告」のモデルに対しソコソコまでで押さえておけば良かったのに、会社から要求される
KPI/KGIがストレッチしても届かないレベルだったんだろう。だから無理をした。せざるを得なかった。
コンテンツマーケの炎上例として、後世にその名を刻めたからよかったな、DeNAも。
…だけで終わる話ではなく。
DeNAのクソどもがやらかしたお陰で、うちの部隊も総出で記事チェックをやってるようだ。
この業界は、どっかで火がつくと「ウチも同じ事をやってるのでは」という不安が拡散する。
そして、休日にも関わらず、ソルジャー達が確認作業に追い込まれるのだ。
なんと罪深い業界か。
膨大なインターネットの情報一つ一つを価値のある情報かどうか手動で判別するなんてのは実質不可能だから、
Googleはサイト構成やら情報量やら他サイトからの紹介の量やらから独自のアルゴリズムで
公開したコンテンツをその独自のアルゴリズムに何とかして価値があると認めさせるテクニックをSEOとか呼ぶ。
まあ、天下のGoogle様が開発しているとはいえGoogleのアルゴリズムが判断した情報の価値と
実際に人間から見た価値というのはかなり相違がでることが多々あって、
SEOのテクニックだけはやたら知恵を持ってる業者やアフィリエイターが「Googleのアルゴリズムにだけ宝石に見える生ゴミ」
というのをゴミを大量にばら撒いているという実態があり、最近取り沙汰されているキュレーションサイトなんかはこれなんだろう。
「無根拠な医療系の情報を流すことはときに命に関わる」みたいな尤もらしい批判もよく聞くけど、まあWelq以外も同じくらい嫌われてるのを見るに
「よくもインターネットにゴミをばら撒きやがって」で憤ってる人の方が多いように思う。
某サービス群は、まあ有名ドコロの企業が運営してるからこそ話題になったようなもんだけど、
それより悪質なまとめサイト・キュレーションサイトはまだまだ山のように絶賛運営中で、
これらはGoogleが生ゴミを生ゴミと判別できるようになるまで消えることはないのだろう。
Googleが生ゴミを生ゴミと判別できるようになったところで次に業者達は純金に見えるウンコを生み出すのだろう。
ウンコを判別できるようになったらプラチナに見える吐瀉物を生み出すのだろう。
Googleじゃないけど最近のYoutubeの検索結果とかも酷いもんだったと思う。
デマ医療サイトwelqで、welqをはじめとするiemoなどのキュレーションメディアを公開中止にして、MERYは残したたDeNA。
でももともとはiemoもMERYも、もともとはベンチャー企業で、DeNAが始めたサービスではない。
DeNAは買収しただけ。
ということはパクリメディアを育てたベンチャー企業がいるわけで、例えばMERYはベンチャーキャピタルANRIに投資されて成長した。
「行儀作法は最悪だけど最終的に世界を変える、それってとてもインターネット的勝ち方じゃありませんか? それ実現できないならwelqは潰れるべきだし、実現したらみんなで讃えればよいよ。」
https://web.archive.org/web/20161125113125/https:/twitter.com/Anrit/status/802108464415637504
ようは、世界を変えられたら、悪いことしていいよって公言するわけだ。
それを山本一郎氏をはじめとしてtwitterでつつかれたら、「ベンチャー企業が萎縮しないように発言した」、と言い訳をしている。
https://web.archive.org/web/20161202104526/https:/twitter.com/Anrit/status/802355786055749636
そもそもせどりで稼いでいたグレーゾーンの人を公式の場で集めているあたり、お金が稼げればなんでもいいという意識が強いのかもしれない。
「メルカリなどを使って月5万円以上せどりで儲けてた、アフィリエイトで月10万以上儲けてた、という学生なら優先的に出資決められるので連絡ください。」
https://web.archive.org/web/20161202104148/https:/twitter.com/Anrit/status/799438311462825984
記事丸パクリで何度も騒がれるカウモだってSkyland Venturesなどベンチャーキャピタルに投資されている。
http://animeblog.hatenablog.jp/entry/2016/05/07/120542
ようは、若い人を応援するというような主張をするベンチャーキャピタルの人たちが、
こぞって犯罪行為に投資しているため、こういう犯罪は無くならない。
企業が悪いというよりは、そういうものに投資してお金儲けをしている人がいるから、
DeNAは、WELQだけでなくMERY以外のキュレーションメディアも休止してしまった。残ったMERYは大丈夫なのか、と誰もが思うだろうが、あいにく女子ではない自分はMERYのことをほとんど知らない。
そこで「逃げ恥」の録画を見ている嫁に「MERYって知ってる?」と聞いたら、「あまり見たことないからよく知らないけど、Twitterで酵素ドリンクの記事をよく流しているサイトのことかな」という答えが返ってきた。
えっ、MERYって、ファッションとかコスメの情報を集めたサイトじゃなかったのか。
そう思いつつ、「MERY 酵素ドリンク」でググってみたら、出てくる、出てくる。
・痩せすぎ注意 本当に痩せるドリンクは「酵素」がすごかった!
・【酵素ドリンク】芸能人やモデルの中でも人気 効果ありすぎてバカ売れ?!
やっぱり、MERYは「酵素ドリンクのサイト」だったのか・・・
ところが、ここにあげた記事はどれも、クリックすると「404 Not Found.」が出てきてしまう。どうやら、WELQ炎上の余波で記事が非公開になってしまったらしい。なんらかの理由で、記事に問題があったということだろう。
・モデルや芸能人も愛用!この春の "美人痩せ"はベルタ酵素ダイエットが叶えてくれる♩
「第三者機関によるダイエット試験の結果、99%が痩せ、そのダイエット結果が医学雑誌にも掲載された酵素ドリンク!」
酵素ドリンクを飲んだ99%が痩せたって、本当なのか??? いったい、どういう試験をしたのか?
でかい画像の下になにか書いてあるが、文字が小さくすぎて、よく読めない・・・
ちなみに、酵素ドリンクの効果については、近畿大学農学部の有路昌彦准教授が「酵素を口から飲むと、分解されるわけで、その酵素の効能が得られるという科学的根拠はどこにも存在しません」と書いていて、科学的根拠がないと注意している。
http://style.nikkei.com/article/DGXNASFK2902Q_Z20C13A8000000?channel=DF130120166133
極一部かもしれませんが、知ってる範囲で。
2016年8月7日 2ちゃんねるに「DENAの著作権侵」スレが立つ。
http://echo.2ch.net/test/read.cgi/affiliate/1470529754/
2016年8月12日 ウェブマスターヘルプフォーラムに「DENAのキュレーションメディアについて」のトピックが立ち、無断転載、リライトについて議論される。
https://productforums.google.com/forum/#!topic/webmaster-ja/6JFtCdzukXg;context-place=topicsearchin/webmaster-ja/dena
2016年8月25日 フォーラム内の書き込みを元にしたコンテンツ盗用のついての質問にGoogle社員が答える。
https://www.youtube.com/watch?v=_tGLJBdlQoo&index=2&list=PLKoqnv2vTMUM8wruZ8n9hmv8951fFmxok
2016年9月6日 DeNA製キュレーションの実態を告発するブログ記事が公開される。
http://mecchanikukyu.hatenablog.com/entry/2016/09/06/125318
2016年10月 DeNA製キュレーションの勢い全く衰えず。1位WELQ、2位WELQ、3位Upinみたいなふざけた検索結果も散見される。
2016年10月22日 辻正浩氏「死にたい」で1位のWELQ記事についてツイート
https://twitter.com/tsuj/status/789801304243646464
2016年10月25日 ITmedia、辻氏のツイートを受けてのDeNAの対応を記事化。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/26/news117.html
2016年10月28日 BuzzFeed、WELQの信頼性、リライト疑惑を追究する記事を公開。
https://www.buzzfeed.com/keigoisashi/welq-01?utm_term=.qx4y7LvRX#.xyowXY3Jd
2016年11月24日 DeNAのモラルを問う永江一石氏のブログ記事が公開される。
https://www.landerblue.co.jp/blog/?p=30141
2016年11月25日 DeNA、WELQについて専門家の監修を受けると発表。
2016年11月28日 BuzzFeed、記事大量生産のからくりを詳細に取材した記事を公開。
https://www.buzzfeed.com/keigoisashi/welq-03?utm_term=.gbe9J8e0l#.rekMwdEKP
2016年11月29日 DeNA、WELQの全記事非公開を発表。
2016年12月1日 DeNA、Meryを除く9つのキュレーション(WELQ、iemo、Find Travel、cuta、UpIn、CAFY、JOOY、GOIN、PUUL)の非公開を発表。
今回の騒動は東証1部に上場しているような企業がこんなことを?って点と読むに堪えないレベルの低品質な記事でも長文&大量生産でこれだけ上位を独占できてしまったことが衝撃的でしたが、個人運営にしろ企業運営にしろ似たようなことしてるサイトは沢山ありますし、検索エンジンの仕組みが変わらない限りこれからも出てくるでしょう。DeNAもちょっと手直ししただけで復活させてくるかもしれません。
ということですっかり評判を落とした感のあるGなんとかさん頑張ってください。キュレーションという名のパクリサイトなんて無くても誰も困らないですよ。
先日書いた増田の続き。
逃げ切り? DeNAパクリサービスを生んだ土壌は、あの韓国企業の再挑戦
今でも過去のホットエントリーに残っているようだが、これを書いたのは、本当に心から「止めてくれ、守安さん、英断してくれ」と思ったからだ。その翌日の展開を見て少々驚いている。
なぜ釣りタイトルにしたのかというご意見をチラホラもらったが、結果としては、はてブが900弱、Twitterでもかなり拡散され、もしかしたら守安さんか、南場さんか、そのお近くの人に届いたのではと思っている。フォロワー100万人超の津田大介氏に拾って頂けたのも大きかった。
今回のタイトルは「逃げ切らなかった」であり、「逃げ切れなかった」ではない。
逃げようと思えばできたのに"逃げずに向き合った"という意味で、かなりポジティブに評価している。
この一件は、マスメディアでは誤った医療情報を垂れ流した事が問題視しされているが、パクリ問題の方も深刻だ。だから逃げ切らず向き合って欲しくて「問題は2つあり、コンテンツ汚染も深刻」とパクリ問題に焦点を絞って書いた。さらに、守安氏自身もネットを使う側として「本当にこんなことをやりたいのか?」と心情に訴えてみた。
TechCrunchによるインタビューでも、守安氏の発言として「問題点は2つあり、個人的にもコンテンツ汚染は辛い」と書かれていて、指摘した通りの流れになっている。守安氏に読んで頂けたのだろうか?
DeNA守安氏「認識が甘かった」——WELQに端を発したキュレーションメディアの大騒動
今回のサービス停止の判断は、個人的にはパーフェクトであるように思う。
決断が遅かったという人もいるが、問題が起きた時の決断は何をしても「遅かった」となる。なぜなら「決断が早い=そもそも問題が起きない」わけで、何か起きた後はどのタイミングで何をしても「遅い」と言われてしまう。
この点は守安氏もわかっている。インタビュー内でもWELQの対応が遅れた事を反省し、今回は即対応したと答えている。
では、MERYを残した理由はどうか?なぜMERYを残したのだと不満に思う人も少なくないだろう。
今回の一件で、何よりの不幸中の幸いだったのは、MERYを運営しているペロリ社はDeNA本体と多少なりとも別経営にしていたことだろう。M&A後の効果最大化を図るためにMERYを吸収することも検討しただろうが、今に至るまでオフィスも別れている。
外部からみると別経営と言われてもピンと来ないが、DeNAは渋谷駅前の立派なビル「ヒカリエ」に入っていて、MERYのペロリ社は渋谷と原宿の中間ぐらいにある雑居ビルに入っている。当然ながら、社風も方針もこの2社は多少なりとも違う。これが結果的に今回のダメージを最小限に食い止めることになった気がする。キュレーション事業内でMERYの存在は頭一つ抜けていて、これを残せるかどうかは実に大きな違いだ。
iemoの村田マリ氏は、サービスやユーザへの思い入れより、いかにして儲けるかの方が比重が大きかったように見える。だから、iemoにMERYも抱き合わせて買収価値を上げた。一方で、MERYの中川氏は当初は会社を売るつもりはなく、現在もサービスへの思い入れも強い。中川氏としては今回のWELQ炎上は、正直いって「ほどほどにしてくれよ」と思っていたのではないだろうか?
守安氏にとっても、中川氏は子分みたいな存在だろう。だから今回、MERYだけは別組織という「言い訳」ができたことは不幸中の幸いで、実際、「元WebTechAsiaのあの方」まで切り込んでいるTechCrunchであっても、インタビュー内でMERYについては追求できていない。
MERYを残したことに納得できない人もいるだろう。しかし今回の一件で、どのような対応をしても払拭できない事がある。それは「コンテンツをパクられた人の怒りや不満」である。謝罪だけではもちろん、仮に金銭的な謝罪をするとしてもいくらなら適正なのかわからない。つまりは、パクられた人の心情を完全に戻す事は実に難しい。
そうであるなら、別組織として動いていると言い訳ができる「MERYと中川氏は残す」という経営的な判断は、しょうがないのかもしれない。
参考:DeNA、人気サイト「MERY」の記事も大量削除「無断転用した可能性」
DeNAやMERYの側として考えると、記事削除前にやった方が良いと思う対応がある。
中川氏およびMERYはこのタイミングで「パクられた人が容易に訴え出られる連絡先やフォーム」を全面に出したらどうだろうか?言い訳せず、訴え出るためハードルを設けることもせず、オープンに開いてしまうのだ。「パクられたと思っている方、申し訳ありません。こちらからご連絡ください。」と。
そんなことをしたらさらに炎上や批判が殺到することを一瞬想像するかもしれないが、実際には拍子抜けするほど少ない気がする。この手の炎上は、実は正面から受け止める姿勢を見せた方が短期間に沈静化し、社内も前向きに進む事は多い。
一方でこのままでは、いつまで経っても「なぜMERYは残すの?」という火種が残り続ける。DeNAもMERYも優秀な人材を採用することは課題であり、膨大な金額を投入しているはずだ。パクリ問題の対応窓口設置など、企業ダメージ(=人材損失)に比べたら、全く微々たるものだろう。記事を消しても消してもこの問題は残り続けてしまう。
中川氏としても、今後MERYを女性向けメディアとして更に一皮も二皮も向けていくために、パクリ問題というモヤモヤを残すのか、ここで向き合ってスッキリさせるのか、どちらが良いと考えるだろうか?
大逆風で評価も底を打っているこのタイミングこそが、膿を出し切る絶好で二度と無いチャンスだと思う。もう削除を開始したということは遅かったかもしれないが、この対応方法ではむしろ炎症が残ってしまう。
http://b.hatena.ne.jp/entry/withnews.jp/article/f0161202004qq000000000000000W03610701qq000014379A
MERYは記事を削除するのではなく、パクリと向き合ったほうが沈静化と印象反転につながるように思う。さらに、結果として虎の子の"記事"も残せる。中途半端な削除は、守安氏がWELQ問題で「認識が甘かった」と反省した同じことをやっているように思えてならない。
上場会社のクルーズは、キュレーションメディア運営のCandleという会社を12億5000万円で買収しました。
http://crooz.co.jp/wp-content/uploads/2016/10/ed14aec4acf34d4c7910b8155411ccf5.pdf
このIRリリースにも書かれていますが、複数のキュレーションサイトを運営しています。
その中に、
Google検索で site:http://healthil.jp/ と検索したら色々見れます。
また、買収したCandleのページを見ると
マーブル以外のキュレーションサイトのリンクがなくなっています。
以前サイトには
ファッション・ビューティー系領域の先端を行く「MARBLE」
自動車について何でも知ることができる「Carcast」
というサイトが運営されていてると記載があり、現在は、Healthil以外は、URLから直接閲覧ができるようになっています。
なぜ、いまこの時期にCandleのページからその他のキュレーションのリンクを外す理由があったのかな?
詳しい人がいたら教えてください。
別にDeNA関係者でもないしむしろ一部強豪なのでパレットがなくなったのは喜ばしくもあるのだが、WELQを潰したところでどうにもならないということを言っておきたい。
ユーザーは医療情報媒体を欲している。体の調子が悪ければまずググる人は多いだろう。症状によっては何科の医者に行けば良いかもわからないし、診療した医者が信頼できなければセカンドオピニオンを求めるが、その前にとりあえずネットで情報収集しない人はいないと言っていいほどではないだろうか。
しかし、ユーザーが求める医療記事はそこにはない。あるのはSEOに強いアフィリエイトサイトばかり、まれにわかりにくい作りでわかりにくい書き方をした医療機関のサイトがある程度だ。
医療情報媒体を運営するのは困難である。通常なら1記事1000円から作れる記事単価は軽く10倍以上になる。情報は常に更新されることが求められ、かつ間違いは許されない。こんなサイトを誰が運営するというのか。
検索ボリュームがあるのに誰も記事を書かないこの状況、ひょっとしたらWELQが打開してくれるのではないかと少し期待していたが、このままではDeNAが続けるかどうかも怪しい。
WELQを潰したところで何も解決しないし、お前らの心にあるのはただの嫌儲の心だけではないだろうか。
ユーザーが求めているのは正しい情報が載ったWELQのような読みやすいサイトである。これを作れるものはどこにいるのか。作れるものだけがDeNAに石を投げなさい。
シンプルにDeNAのキュレーションメディアの中でMERYだけは体制が異なるからです。
DeNAのキュレーションメディアの買収の順番は、最初にiemo、次にMERY、その後FindTravelです。
DeNAの社長とiemoの社長が知り合い、キュレーション事業をやることが決まったのが最初。
ただその際、iemoよりも大きなMERYというメディアがあるため、ファッション分野はゼロから立ち上げても
追いつけないことがわかっていたためiemoとともにMERYも買収するという決断になりました。
買収に関する発表のタイミングは同時でも、話の順番はiemoが先だったわけです。
しかし現執行役員にあるのはiemoの社長の名前であることが示すとおり、
キュレーションメディア事業自体はiemoの社長主体で行われることになります。
ただ、iemoよりもMERYの方がずっと大きいので、MERYの運営だけはMERYの社長主体で
行われるという体制になりました。
現にiemoやWELQなど、DeNAのキュレーションメディアの運営事業部はDeNA本社のヒカリエ内に
あるのにたいして、MERYのオフィスは別の場所にあることからも、MERYが治外法権に
なっていることが推測できるでしょう。
そして、今回のWELQやらJOOYなどを始めとした新規立ち上げのキュレーションメディアは
つまるところiemoのクローンです。iemoをベースとして新規に作られたメディアです。
運営体制もiemoと同じ場所で、同じ方針で行われているわけです。
ではMERYと同じく外から買収したFindTravelはなぜ今回閉鎖されたのかと言えば、
メディアとしての大きさの違いです。
DeNAのキュレーションメディアで一番大きいのはMERYです。
事業の主導権を握っている人と最大メディアを運営している人が異なるねじれ現象があるわけですね。
だからMERYは治外法権、FindTravelはiemo体制傘下に入ったという違いがあります。
俺はWELQ、特にDeNAパレットの非公開化がすげー親友の死かのように思えた。
なぜなら、俺はインターネットが好きで、インターネットでの自分にとって大きな存在のひとつの死だったからだ。
WELQやキュレーションメディアの存在はもちろん一般ユーザーの目にも多く触れていることもあり、
やはりアフィリエイトサイトやそれらの文脈から見てきた俺の目で見ても、インターネットのひとつの文化として思い入れは深い。
彼らがやったことは、表面的に言えばSEOによってパクった上に誤ったコンテンツを配信し、流布したことだと思う。
SEOは、権威あるGoogleに認められるための手段にしかすぎない。
例えるならば、それは点数を取れば良いだけの大学受験に近いものがあると思っていて、キュレーションメディアはそこに向かってがんばった結果だと思う。
もしSEOをすることが悪いのであればそれはやっぱり入学試験に1番の根本的な問題があるだけでしかない。
しかもSEOという入学試験そのものには「学問」の価値があるかのように見えるから尚更たちが悪い。
SEOをするということは、Googleという権威が定めた受験勉強のような見せかけの価値に向かって頑張ることしかできない。
そして結果生まれるのは、SEOという入学試験を通して生まれた、質の悪い学生というわけだ。
そんなキュレーションメディアは多少なりの価値はあったし、俺は単純に憎めなかった。
ただ、やはり道を踏み間違えた責任は大きい。
そこに対する義務を果たしきれなかったことは、大きな悪だと思う。
俺は明日からまたWELQやキュレーションメディアがなくなっても、何も変わらない毎日を過ごすだろう。
けれど、自分の生きている世界に与えた影響は大きく、インターネットもまた少しずつ変わっていく。
WELQよ、安らかに眠れ。
何年かに一度メディアの形を変えてやってくる
言うことしか信じられないと言う発想に至らないのでしょうか。
ただし権威のあるように見える人々も実際は異なる場合がありますね。
STAP細胞はありませんでした。
メディアサイトやテレビなどマスコミは検証しているのか怪しい情報を流すので信憑性が薄いです。
権威がある人が本当に権威があるのか検証するためには膨大な時間と相当の知識が必要です。
医学書が正しいのでしょうか?分かりません。
MERYに関しては組織が違うこともあり、運営ポリシー、記事の作り方も我々とは異なります。代表の中川(ペロリ代表取締役の中川綾太郎氏)にも問題がないことを確認しており、基本的には非公開措置はとらず、現状の運営方法でやっていってもらえればと思っています。
MERYに関しては問題ないだと?お前舐めてんのか?
人のサイトからコンテンツ丸パクリしてるサイトのどこが問題ないんだ?言ってみろよ?
さっさと全記事削除するなり閉鎖しな!!
Welqばっかつつかれてるけど、SEO対策で穴をつつかれたグーグルの方はどうなってんの?
昔から色々とSEO対策封じみたいなことやってきたのに、今回もまたやられたってことでしょ。
もちろんある意味グーグル検索システムも騙されたってことかもしれないけど、なんか調べものしようつったらググれってデファクトスタンダードになっててグーグルももっとしっかりしなきゃダメじゃん。