2016-12-01

DeNAWELQやiemoは閉鎖してMERYは閉鎖しなかった理由

シンプルDeNAキュレーションメディアの中でMERYだけは体制が異なるからです。

DeNAキュレーションメディアの買収の順番は、最初にiemo、次にMERY、その後FindTravelです。

DeNA社長とiemoの社長が知り合い、キュレーション事業をやることが決まったのが最初

ただその際、iemoよりも大きなMERYというメディアがあるため、ファッション分野はゼロから立ち上げても

追いつけないことがわかっていたためiemoとともにMERYも買収するという決断になりました。

買収に関する発表のタイミングは同時でも、話の順番はiemoが先だったわけです。

しかし現執行役員にあるのはiemoの社長名前であることが示すとおり、

キュレーションメディア事業自体はiemoの社長主体で行われることになります

ただ、iemoよりもMERYの方がずっと大きいので、MERYの運営だけはMERYの社長主体

行われるという体制になりました。

現にiemoやWELQなど、DeNAキュレーションメディア運営事業部はDeNA本社のヒカリエ内に

あるのにたいして、MERYのオフィスは別の場所にあることからも、MERYが治外法権

なっていることが推測できるでしょう。

そして、今回のWELQやらJOOYなどを始めとした新規立ち上げのキュレーションメディア

つまるところiemoのクローンです。iemoをベースとして新規に作られたメディアです。

運営体制もiemoと同じ場所で、同じ方針で行われているわけです。

ではMERYと同じく外から買収したFindTravelはなぜ今回閉鎖されたのかと言えば、

メディアとしての大きさの違いです。

キュレーション事業部の中心人物はiemoの社長ですが、

DeNAキュレーションメディアで一番大きいのはMERYです。

事業の主導権を握っている人と最大メディア運営している人が異なるねじれ現象があるわけですね。

からMERYは治外法権、FindTravelはiemo体制傘下に入ったという違いがあります

あと、キュレーションメディア担当役員DeNA創業者ではなく現社長です。

なので、今回の責任現社長が問われるべきものでしょう。

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