はてなキーワード: Welqとは
此の期に及んでも
「これを止めることができるのは南場さんしかいないんじゃないの。」
とか言っている人間がいることが興味深い。それはまるでユダヤ人に何が行われているかを薄々知りながら
「総統はこんなひどいことが行われているとは知らないに違いない」
と言っていた人たちのよう。
ちょまどは英語ができるからすごいだとか(技術者の実力と関係あるの?)
社内の人事評価も高いだとか(社内評価が絶対だとか内輪の論理だよねえ、welqも評価高かったのでは?)
この記事の追記と返信
逃げ切り? DeNAパクリサービスを生んだ土壌は、あの韓国企業の再挑戦
WELQ問題とした方が話題性には合うが、酷いのはスパム化に邁進してるキュレーション()だと思い、「DeNAパクリサービス」とした。
そして「韓国企業」と書いた方。本文中の当事者達は意識してない気がするが、私個人の意見として、やはり「韓国企業の再挑戦」が現在の土壌を作る要因の一つになっていると思う。本文に書いたように「自国以外の法や心情には無頓着にサービス展開」した結果、日本特有のキュレーション()という都合良い解釈が生まれてしまったのではないかという、個人意見である。
例えを出した方がわかりやすいだろうか? 例えば、パチンコは韓国では全面撤廃、台湾では法律で禁止されているのをご存知だろうか? 日本パチンコ経営者の9割が韓国・朝鮮人と言われているにも関わらず。
韓国人はパチンコ産業のポテンシャルも、中毒性も、危険性も、知っている。だからコントロールした。しかし、日本は野放しだ(パチンコ問題はややこしいので以上)。
またこんな例えはどうだろうか。日本ではある時期から「うつ病」が急増した。これは、ある製薬会社が好感度の高いタレントを使って大キャンペーンを行い、「うつ病マーケット」を作り出したと言われている。本当かどうかはわからないが、製薬会社が巨額の収益を日本で生んでいるのは事実だろう。
誤解されそうだが韓国がどうこうは関係なく、あくまで外資が参入する時に起きる背景の一つの話である。で、現在も酷いことをやってるのは DeNAパレット だと思う。
以下、返信。
id:motoho299 これにクラウドソーシングの隆盛と、Googleアルゴリズムの変遷があったら完璧な教科書になる。
クラウドソーシング関連の役割も書きたいのだけど、延焼させると論点がぼけてしまいそうなので別の機会にでも。
id:baronhorse なにが優秀なんだか。人に迷惑かけて金儲けなんてヤクザみたいなもんじゃないか。
DeNAの社員なら、問題をすり抜ける方法を見つけ出すように思う。確かに、そういう点での優秀さであって、良いサービスを作ってくれるかどうかはまた別だとは思ってる。
id:Baatarism あまり韓国とは関係なさそうだけど、内容は分かりやすい。
id:sukemasa_fujiwara 韓国関係なくね?
釣り的に書いたのは確かではあるけど、一連の背景として何かしらの影響を与えているとは思っている。
id:sasakisasao よいエントリだが、キュレーションへの期待の記述に違和感。必ずしも「一般ユーザ」がまとめの主体になることが望まれていたわけではなかったのでは。その分野に通じていれば。「内製」ではなく質が悪いのが問題。
するどい、そこまで読んでもらえているのは嬉しい。その部分は自分でも違和感があったので、ご指摘はその通り。
id:sin20xx 僕はキュレーションメディアの企画をいくつか持っていたんだけど日本国内向けと海外だと"キュレーター"の意味が違うんだよね。日本国内ってのは記事を探して形にする人であって読み手のため記事なんて選択してない。
海外事情を知っているのは羨ましい。海外の状況との対比も入れられれば内容にさらに深みを増せるのだが、残念ながら国内事情しか詳しくない。この反響を見ると、海外と比較してみたいとは思う。
id:lvseven 高値で買ったiemoとmeryがこんな事態を引き起こしたんなら投資判断した人が責任を問われそうだなあ。
そう思う。責任というか、経営判断。おそらく守安氏は買収時、それほど深く考えていなかったように思う。サービスを売った側は熟知していただろうけど、こうしたリスクがあれば買い取り価格は下がってしまう。だからカラクリはうまく誤魔化し、リスクは伝えなかったのでは?
しかし今となっては違う。
増田に書いたのはDeNA批判をしてスッキリしたいのではなく、少なくとも現状の汚染は止め、今よりは良い状況にして欲しいと期待を込めて書いた。
今話題のWELQの問題は、何らかの形で自分にも影響してきそうだし、アクセス稼ぎのためにとんでもないクソ情報を見せられたことが判明したので、大いに怒るべきだと思う。
でも、それ以外の最近話題になったスケートリンクに魚を凍らせた問題とか、シャドウバースの大会のクソ運営とか、小数点の計算の話とか、正直なところ、自分の人生に1ミリの悪影響も与えないから、物凄くどうでもいい。ああ、そう、ふーん、そんなこともあるんだ、くらいの認識で、そこまで騒ぐことか?とも感じてしまう。たぶん大半の人にとっても、人生に1ミリの影響も与えない事象だと思うところ。そもそも伝聞でしかわかってないことだから、どうしても提起した人の一方的な情報で判断することにもなるし。
そんな事象でもネットでは怒る人がいっぱいいる。他人事みたいに言うけど、自分もかつてその怒ってたうちの1人だ。
でもねえ、正直なところ怒るのに疲れたよ。怒っている人は若くてエネルギッシュなんだろう。もう、それなりに年を食ってきた自分にはそんなエネルギーはない。
そのせいもあって、最近は許すようになったことが増えてきたと思う。怒るのって疲れるんだよ。
義憤に駆られて怒ることは別に否定はしないし、そういったことで社会悪を正してもらえれば、それはそれでいいけども、自分はもう怒ることに疲れた。
ほとんどのキーワードでSEO業者が作ったパクリ・デマ記事が上位に入ってくる
検索結果の1ページ目が業者で埋め尽くされていて、Wikipediaだけが唯一まとも、という状況がほとんど
そしてそのWikipediaも信頼はできない
相対的に見てマシといった程度だ
これはGoogleが検索アルゴリズムを改善すれば終わる問題か?と言えばそうじゃないと思う
新しいアルゴリズムも業者がすぐに解析してゴミで埋め尽くされるだろう
これはもう「検索」という方法がオワコンなのだと言わざるを得ない
メールがスパムだらけになってLINEなどのメッセンジャーに移行しつつあるのと似ている
若い世代を見ると、もうインターネットに見切りを付けているような気がする
クローズドなSNSで仲間内とだけやり取りし、情報収集はInstagramでやる
文字を書かずにプリクラみたいな写真しかあげないし、Web記事じゃなくてDマガジンで雑誌を見るし、動画じゃなくてテレビの見逃し配信を見る
90年代からインターネットに触れている人間として、時計の針がギューンと戻された気分だ
もうインターネットは終わったのかもしれない
「WELQ(ウェルク)」のMedエッジ→買収→今回の炎上の流れだと
http://dena.com/jp/press/2016/11/29/1/
やっぱり虚業ってのがしっくりくる。
創業者が途中で投げ出して
https://dena.com/jp/article/business/2016/01/14/002694/
もどってきたら遺伝子検査サービス始めたらしいけど、どうなのかな????
それを言うなら、DeNA ライフサイエンスのMedエッジ(メドエッジ)企画者だろう。
DeNA ライフサイエンスが運営していた当時のMedエッジは、本当に良質の記事が掲載されていた。
そりゃ、DeNA ライフサイエンスには医療関係者が在籍しているから当然のことなのだけどね。
それを、DeNA本体が事業ごと取り上げて、WELQに改名した後から、記事劣化が始まった。
Medエッジ企画者は、心の底からユーザの役に立つサイトにしたいと思って良質記事を仕上げてきたのに
それを奪って金目当てで完全に劣化させた罪は重い。
DeNAが「WELQ」全記事を非公開に 不正確な医療情報に相次いだ批判「深くお詫び」
https://www.buzzfeed.com/keigoisashi/welq-04?utm_term=.aeOKRL71W#.bonYg8X3e
DeNAがとりそうな道は2つ。
(B) 真面目な医者に監修してもらうも、採算がとれずWELQを廃止する。
WELQの記事って、アトピーの原因は水子の霊が原因かも?みたいな、まともな医師では監修しようのない記事が多いし、
WELQうざいよね。
こないだ2週間くらい頭痛と身体のだるさが続いて死にそうだったときに「頭痛 身体のだるさ」とかで検索しまくってたらほとんどWELQばっか出てきて、中身薄いし大したこと書いてないし結局結論が全部「正しい生活習慣と食生活を心がけ、たっぷりと睡眠をとってストレスのない毎日を送りましょう」みたいなクソみたいなことしか書いてなくてまじでほんとに殺意しか湧かなかった。
これ有名なのでみんな知ってるかもしれないけど
って入れると、「welq.jp」配下の検索結果が全部消えて心がほんとうに晴れ晴れとした気持ちになるのでオススメです。
同じようにMERYの検索結果がウザくてウザくてしょうがない場合も
複数入力もできるので、検索結果からウザいドメインを全滅させたいときはおすすめです。
一刻も早くGoogleのアルゴリズムが変更になって、8000文字以上の長文+検索クエリに過度に最適化されたタイトル+どっかからパクってきて適当にリライトしたクソみたいな記事ばっかのサイトが全滅することを祈っています。
welqの話
サイなんちゃら社もDなんちゃら社も
あれってヘイト溜めるの分かっててやってるんだよね?
ヘイトが溜まると、もちろんどっかで爆発してちょっとした炎上になる
それを想定した上で更にゴリ押し展開したり
注目度上げたあとで、正常化させたり
そういうやり方も有りだと思ってる(俺は嫌いだけど)
そうでもしないと中々成功するのは難しいし、最終的にいいもの作れば皆結局許してしまう(俺は嫌いだけど)
L社なんかもそうだったしね
でもたまに、炎上したところで突然慌てるケースが有る
あれは何が起こったんだろう?
まさか「こんなにヘイト集まるとは思ってませんでした~><」なんて言わないよね?
考えられるパターンとしては
・株主が怒った
・他、利害関係者の誰かが怒った
・慌ててるフリをしてるだけで、実は想定内
・予想以上に燃えた
こんな感じだろうか?
やっぱ真面目にコツコツやった方が最終的にいいのかなぁ
一気に書いた。
結局(一時?)閉鎖に追い込まれたWELQ問題と、キュレーションと、DeNAがやってること。
けど「モラルなき金儲け」の土壌が生まれた背景に、あの外資系が影響しているように思う。外資系企業は、「自国以外の法や心情には無頓着にサービス展開」する傾向はままある。但し、韓国企業の批判ではなく、話の流れとして登場させた。
WELQ問題は2つのポイントがある。一つ目は、場合によっては生死に関わるかもしれない医療情報の問題。そしてもう一つが、前々から一部の人達が不満を抱えている「パクリ」問題だ。こちらのパクリ問題はまだネット業界の一部だけにしか問題視されていない。DeNAとしては何としてもWELQだけの閉鎖で誤魔化したい所だろうが、今やっていることはあまりにも酷い。
の4部構成で書いた。
NAVERといえば大半の人は NAVERまとめ の会社ぐらいの認識だろう。ちょっと知ってる人で LINE を作った会社、さらに詳しい人なら livedoor を買収した会社ぐらいは知っていると思う。
実はこの NAVER は、一度日本に参入したが撤退、その後に再挑戦して今に至る。(※ 以下、社名とサービス名は違うといった話は無視する)
NAVERといえば韓国では圧倒的な存在。日本の Yahoo! と同じような影響度だ。NAVERは過去、2000年頃に日本に参入した。
検索エンジンとしての成果は出せなかったが、NAVERブログの方は予期せぬ注目を浴びる。NAVERブログには他サイトのコンテンツを容易に転載できる機能が実装されていたため、他社サイトの画像などを無断で直リンする「著作権無視」のブログが多数作られ、批判が噴出する。
最近の人は「NAVER厨」という言葉を聞いたことがないと思うが、NAVER厨というのは著作権無視のユーザを批判的に言う表現として使われていた。
参考:NAVER厨
NAVERは2005年頃、メインの検索エンジンがうまく行かず、著作権を無視した韓国の企業というイメージが強くなってしまった事もあり、日本を撤退する。
そしてその2年後ぐらいに、再度日本市場に挑戦。NAVERは韓国国内で生む潤沢な資金があり、しかし韓国は限られた市場であり、日本攻略を是が非でもやりたかったのだと思う。
同じ失敗をしないために、前回の教訓を活かす事にした。韓国色を消すため日本人が経営者であることを打ち出し、他には美人広報を前面に立てるなどして、イメージ戦略を大きく変えた。
そして前回手痛い目にあったもう1つの課題、著作権問題について。
"NAVER厨"として叩かれたイメージを払拭すべく、今度は日本の著作権をよく調べ、法的なリスクを「回避する」方法を見つけ出す。この「回避術」が、今の「インチキなキュレーション」につながってしまったと思うのだ。
(※ NAVERに問題があるという話ではなく、DeNA が酷いことやってるのが現状だと思う)
まず大きなポイントは、日本の著作権の多くは「親告罪」と呼ばれ、著作権侵害の被害者が訴えない限りは告発されないこと。つまり、有名タレントの画像を無断で使ってもその権利者(タレント事務所やタレント本人)から訴えがない限りは、言い逃れできてしまう。
もう一つは「引用」の解釈。Googleの検索結果は著作権の侵害ではなく引用の延長と考えられており、訴えられることがない。現状では、"検索"という体を取り、出典を載せ、参照元へリンクを貼っておけばスリ抜ける事ができてしまう。
他にも、権利を侵害された側がそれを実証する必要があるというルールをうまく使い、権利侵害を訴えるハードルを上げまくったりもしている。「こうした防御壁は今のキュレーションメディアに全て踏襲」されている。
NAVER社はこうしの抜け道を見つけ出し、まずは「著名タレントの画像検索エンジン」を作り出した。検索窓にタレントやグラビアアイドルの名前を入れると、ズラッとグラビア写真などが出てくるサービスである。この画像検索エンジンは、自社でコンテンツを持ってないにも関わらず、NEC子会社サービス(BIGLOBEのこと)にOEM提供するなどの成果をあげる。こうして韓国色を消し日本的な見せ方をするイメージ戦略と、著作権上のグレーゾーンを巧みにつくことによって、そこそこに日本市場に受けいられる事に成功する。
この成果を元に次に生み出したのが NAVERまとめ である。NAVERまとめがどういうサービスかは皆さん知っていると思うので省略する。
こうして、「ユーザが作成し、引用元を書いておけばOK」というキュレーションサービスが生まれる事になった。ここまでが「キュレーション」誕生までの流れである。
話は大きく変わって、nanapiについて。
nanapiは元々、著名投資家のアイデアで、それを古川氏(=けんすう氏)がサービス化していったものだ。当初は 7分でわかるライフレシピ とかいうコンセプトだったと思う。
サービス開始から1年後ぐらいに、コンテンツを増やすための試作としてライター募集を始める。現在は終了してしまったが、nanapiワークスというサービスである。当時のnanapiはいかにして質の高い記事を安価にたくさん作るかが大きな経営課題だったと思う。そのため、ライターに対して、低単価にも関わらず高い要求をしていた。
300円で数千文字、画像などの引用をルール通りに行うなど、たいへんな作業だったことがわかる。
ところが、あることに気づいてしまう。この国には、これだけの低単価と高要求にも関わらず、仕事を請ける人がたくさんいるのだ。そしてSEO対策すれば記事を作れば作るほど、記事作成コストを上回る"流入"があることもわかった。"流入"という表現にしたのは、nanapiは膨大なユーザ数を換金化するために KDDI に売却するという道を取ったので、お金ではなく人の流入という意味である。
こうして nanapi は記事の質を高める方向ではなく、「ライターに安価に記事を量産させるSEO対策サイト」として拡大していく。
「ライターに安価に作らせた記事でも、工夫さえすればSEOが強烈に効いてアクセスが稼げる」ことに気づいた人は他にもいた。
ここでMERYが登場する。MERYはペロリ社が運営する女性向けキュレーションメディアである。現在、このペロリ社はDeNAによって買収され、炎上したWELQを含むキュレーション事業の中核を担っている。
MERYを作り上げた中川綾太郎氏は、けんすう氏と仲が良く、nanapiワークスで記事を量産し始めた頃は2社は歩いてすぐの場所にあった。「ライターに安価に作らせた記事でも、工夫さえすればSEOが強烈に効いてアクセスが稼げる」事を知った中川氏は、記事を量産し、アクセスを順調に伸ばしていく。選んだマーケットがとても良く、1つの記事に多数のアクセスが稼げるようになり、アクセス数は急成長を続けるようになる。
また当時、同じやり方でインテリア関連のメディア iemo を作っていたのが、村田マリ氏である。もちろん、村田氏は上記の方々とは仲が良い。村田氏が凄いのは、DeNA社長の守安氏に iemo を売り込む際に、MERYも抱き合わせた事だろう。iemoの買収価値を上げるため、自社よりアクセス数が圧倒的に多く若い優秀な経営者もセットで売り込むことで、DeNA社はこの2社を数十億で買収する事になる。
参考:iemoやペロリの買収に見る~DeNAが仕掛けるゲーム・メディアの次のビジネス【B Dash Camp】
村田氏はサービスやユーザへの思い入れで事業を興したというより、けんすう氏や中川氏や他の起業家仲間から得たヒントを具現化し、換金化したという感じだろう。例えば、子育てすらも効率重視でアウトソースを活用すると発言しているこちらのインタビューが参考になる。(※ 批判してるわけではない、考え方は人それぞれ)
DeNAが2社を買収するまでは、まだ「一線を越えた」と書かれてしまう状況ではなかった。
参考:DeNAがやってるウェルク(Welq)っていうのが企業としてやってはいけない一線を完全に越えてる件(第1回)
nanapiワークスは、お金を払って記事を作っている事は明らかだった。NAVERまとめも同様に、ユーザに還元することで記事を増やすサービスだ。
しかし、DeNAが買収したMERYとiemoの2社が行っていた「キュレーションメディア」は、実態は、キュレーションとはほど遠い。
記事の大半は、クラウドソーシングを活用して大量に記事を作成している。もちろん、中には一般ユーザが投稿したコンテンツもあるだろう。しかしこの割合は非常に低く、かつ、一般ユーザ投稿記事でSEOが強力に効いている物はほとんどないはずだ。つまりキュレーションサービスと言いながら、実態はコンテンツ作成は外注。記事内容は全て自社でコントロールしており、ややこしいが見方によっては「内製」しているわけだ。
「キュレーション」というを隠れ蓑にすれば、「パクリ問題や記事の質をさほど気にしなくて済む」という発見は nanapi が見つけ出した法則に近い。
こうした背景からDeNAパレットが生まれた。DeNAパレットのページによると「キュレーションメディアプラットフォーム」と書かれている。
当初、キュレーションという言葉が生まれた時に期待されたものは
だったように思う。
しかしDeNAパレットは、NAVERが日本再攻略の際に見つけ出した著作権などの法をすり抜ける「キュレーション」という言葉を都合よく使い、nanapiが発見した「日本には安価に雇えるライターがたくさんいる」ことを組み合わせ、SEOスパム記事を大量に生産するというのが実態だろう。
資本を投下すればそれが回収できる見込みが経った今、スパム記事の量産に邁進している。(やや誇張だが)ユーザのためではなくSEO対策だけしか考えられていないサービスに、月間数千万人ものアクセスが集まるメディアになってしまっている。
DeNA創業者の南場氏が天才と言うほどの経営者である守安氏が、これをわかってないはずはない。モバゲーで急拡大した会社を引き継ぎ、「高成長への高いプレッシャー」があるのだとは思う。
だが、本当に "こんなサービス" を作りたいと思ってやっているのだろうか?
「中の人」は自分達が、ユーザのためのメディアを作っているのではなく、ライターに安価にSEOに記事を量産させているだけのサービスであることは十分にわかっているはずだ。
球団を買収し、任天堂と手を組んだのは、もっと世間に受け入れられる会社にしたいからではないのだろうか?「目指すイメージに見合うサービスを作る会社にする」と宣言することは、株価はプラスに反応してもおかしくない。
DeNAは高学歴で頭が切れる方が多数いる優秀な集団であり、このまま「キューレーション?事業」を閉鎖すること無く「抜け道を見つけ出して」サービス運営を続ける事は可能だろう。しかしそれで得られるお金に比べたら、失うレピュテーション(企業への信頼やイメージ)は計り知れない気がするのだ。これまでに投じたと言われる50億をサンクコストと見て"英断"することで、大きな転機と飛躍につながるようなイメージが沸くのだが、難しい決断だろうか?
参考:Welq(ウェルク)で炎上しているDeNAがこんな事業をしないといけない訳。
と、まあ、部外者が経営方針に口出しするのは余計なお世話ではあるが、これはさておき、今やってることは日本中に大迷惑を撒き散らしているようにしか思えない。
このままゲームで荒稼ぎしたお金を「ライターを安い賃金で買い叩いて、質を問わないスパム記事量産」に投入し続けるような行為は本当に勘弁だ。
例えば現状でも、自分たちが大量投入したコンテンツによって検索結果がどれだけ酷い状況になっているのかは、DeNAの中の人でもわかっているはずだ。むしろ、中の人の方がよくわかっているだろう。
美や健康など、人が切実に悩んでいることやコンプレックスに感じている事は検索数も多く、金儲けの商材としても美味しい。しかし、今や彼らが目をつけたサービスの関連ワードに関してはGoogleの検索結果はほとんど使い物にならなくなってしまった。
DeNAは様々な会社やサービスが見つけ出した「抜け道」と編み出した「手法」を組み合わせ、ガチャで荒稼ぎした「資本」を組み合わせた実に酷い現状が作られつつあるように思う。なぜ同じ国の国民を買い叩いて、質の悪い記事を量産し、検索エンジンを使い物にならなくする行為に邁進しているのか。
もし中の人がお金儲けだけしか考えてないにしても、これ以上、インターネットの検索結果を汚しまくるのは止めて欲しい。
その他、参考にしたページ
WELQの面接で落とされ、その後WELQが炎上して、思うところ
たとえばこのコンテンツの中の一つ「不適切な表示に関連したコンテンツ」の例として
虚偽表示や不明瞭な表現でユーザーをコンテンツに誘導するページ(偽の記事を本物のように見せかけるなど)
虚偽、不正、または誇大な主張によってコンテンツや商品、サービスを宣伝するページ(「一攫千金」の情報など)
別の個人や組織、商品、サービスとの提携関係があるか、別の個人や組織からの承認を得ているかのように示唆する虚偽表示のあるページ
今回のWELQがやったことというのはまさにこれなのではないのだろうか。虚偽や誇大な主張でコンテンツを宣伝し、GoogleAdSenseを含むアフィリエイトサイトへと誘導したこと。これこそGoogle AdSenseの禁止しているものではないのか。
welqを見ているとwelqがかわいそうなくらい追い込まれてます。
ざまぁと思う反面、もっとこいつらも罰を受けるよって思う媒体がいます。
毎度毎度海外の記事を持ってきては、騒がせてなにがしたいんだって感じ。
welqと違うところは、見ているユーザーが情報の判断を出来ているところので騒ぎになっていない理由であると思う。
メディア「海外からリークしたし僕知りませーんwwwwwww」
ってか?
笑われせるなよ、ガセ記事を広めてるお前も同罪だ。
ずっと思っていたんだけど、みんな、謝るということに過剰に意味や価値を見出しすぎていないかな? って思うことがある。
「ごめんなさい」
「すみません」
「申し訳ございませんでした」
そのことばを聞くだけで、溜飲を下げられるのすごいと思うし、
そのことばを言うだけで、様々なことを許してもらえるのがすごいと思う。
それを渋る人もよくわからないし、それを有難がる人もよくわからない。
もちろん「口先だけの謝罪になんて意味はない」って言う人もいる。
でも、俺からすれば、口先だけだろうと、心からのものだろうと、そもそも謝罪にそれほど過剰な価値ってなくない?って思う。
傷つけられたものや失われたものなどの、過去の損害について、謝罪で何かが変わるの? と思う。
もちろん、謝ることは「今後は正していきます」という誓約をすることにもなるから、
謝られた側にとって、「今後は大丈夫だな」という未来の安心を得られるということは分かる。
たとえば「一緒に仕事をしている人がミスをした→ごめんなさい今後は気を付けます→分かった許す」という流れは、まあわからなくはない。
よほどのミスでなく、ペナルティを課すほどのことでもなければ、
「すみませんでした」の一言や、始末書が一定の価値を持つケースがあるのは理解できる。
でもそれはそのミスを許すことが、過去の損害を回復できるくらいのプラスになることと判断された場合だ。
あるいは、起こした問題について被害者は利益を回復できていないのに、
「ごめんなさい」の一言で、謝罪したから今後気を付ければOKって判断されちゃってること多くない?
そう思っているから俺はなんかやらかしたとき、すんなりとめちゃくちゃ謝る派だし、
それで上手くやれているから、ありがたい部分もあるんだけどさ。
いま話題のWELQとかがそうでさ、たぶん今後もあの事業で収益を伸ばすわけだよね。
本当に誤ったことをしたことについて清算するなら、
問題になった記事で得た収益を全額医療業界に寄付でもするべきだと思うんだけどそれはしないでしょ。
WELQだけじゃないよ。
ニコニコ動画やYouTubeが著作権侵害しまくって成長したけど、反省して著作権とかもなるべく気を付けます~って切り替えたのとか、
PCデポが情報弱者だましまくって成長したけど、反省して今後の契約方法見直します~っていうのとか、
全部一緒。
だって、不正なことをしていた間に儲けたお金はふところにいれたままなんでしょ?
それで許されちゃう。
もちろん許してない人はいるかもしれないよ。
一部の人からどう思われても、状況を知らない人を含むほとんどの人から悪いとは思われなくなり、
じゃ、捕まらない範囲で悪いことして、見つけられたら謝るっていう戦略、めっちゃ正解じゃん。
あとで大げさに「ほんとごめんなさい!めっちゃごめんなさい!」って謝ろう、と思いながら、
みんなやりたいようにやったほうがいいんじゃない?
最近WELQが話題だ。私も前の会社でとあるキュレーションサイトに関わっていた。その時、これはヤバイと思ったから、バレない程度にその話を書く。なお、給料が安いのとやり方が嫌なのと、とにかく嫌なことが多すぎたのでさっさと辞めて、今はその会社にはいない。
まずはキュレーターに対する報酬の安さだ。下手すると1文字1円ないんじゃないかと思う。安いお金で書かせ続けていたらキュレーターが離れるのでは? と思ったから、知り合いのフリーランスのライターに報酬の相場を教えてもらってそれを伝えてみたら「そんなに出す余裕も理由もないよ」って言われて頭痛が痛かった。
事実、量に対して報酬が見合わなくて辞めていったというキュレーターも、報酬を伝えたら音信不通になったキュレーター候補もいるらしい。仕方ない気がする。
キュレーターに対しての指示もなかなかにひどい。このテーマについて、このサイトを参考に書いてください、という指示をしていた。それ自体はまあいいとして、パクリ上等な感じの指示もしていて(引用元は示しているが)、怒られたらどうするんだろうと常日頃から思っていた。
あとは、薬事法ギリギリっぽい表現もしていたような気がする。その時はなんとも思わなかったけど、welqの一件で薬事法について勉強してみたら、思い当たる節がありすぎて困ってしまった。私は法律に詳しくないから分からないけれど、他の法律にも抵触していたかもしれない。
あとは、キュレーターが書いた記事を全面改稿していたこともあった。この記事はアクセスが多いから改善しなければ、という理由らしい。扱ってる内容だけ同じで、文面は全面的に書き換えられているのだ。キュレーターは凹みそうなものだ。まあそんなこと気にしてないかもだが。
アクセスが多いなら該当記事を書いたキュレーターの報酬増やせばいいのに、と思って聞いてみたら、100円だけ増やしたと言われて、そうもなるかなあと思った。
それ以外にもいろいろとそりゃねえだろと思ったことはあったが、多すぎて忘れてしまった。思い出したらまた書く。