はてなキーワード: 体内時計とは
まだ体内時計が狂ってんだろ。しばらく続けろ。
バストも体の一部のため少なからず遺伝の影響はありますが、それは大きさではなく太りやすいや太りにくいなどの体質の部分です。
バストの大きさを決めるもっとも大きな要因は「生活習慣」です。あなたの日々の生活習慣や食事などが大きく関係しています。
バストの大きさは、バストの中にある乳腺とその乳腺を守るようについている脂肪の量によって決まります。
乳腺は子供のためのお乳を分泌するなど、女性にとって重要な役割を担っています。
バストの大きさを決める乳腺の太さですが、この乳腺が発達して太い人と細い人の違いは女性ホルモンの分泌量に違いがあります。
女性ホルモンには乳腺を発達させる働きがあるため、女性ホルモンの分泌量が多い女性は乳腺が発達し、バストも大きくなるのです。
そして、女性ホルモンの分泌量に大きく影響するのが、乱れた生活習慣やストレスです。
女性ホルモンは非常にデリケートなもので、日常生活のちょっとした乱れから影響してしまいます。
睡眠時間が短かかったり、寝る時間や起きる時間が不規則になっていないでしょうか?
体内時計が乱れてしまうと、慢性的にストレスが溜まってしまいホルモンバランスを崩してしまいます。
仕事以外の時間は黙々とガンプラ作って、そのまま孤独死したいとか考えてる人なら構わない気がするんだけど
まあ、社会とか周囲がそういう生き方を許さないという風潮の方が問題な気がするというか
多分、北欧とかもそうなんだろうし
もちろん、それが自殺率とも関係するんだろうけど、北欧は日本と違って生命権だけは保証されるので
そういうのが幸せと感じるか不幸と感じるかの違いなんだろうなあと
国に生命を保証されたKKOが雪深い家の中で黙々とメガデモのコード書いたり、メタルのギターソロ考えたり、
ただ、そうやって自分の時間だけを楽しんでいるうちに死が近くなって、
生命は保証されるけど金がなければ結婚もできないし楽しかったことも飽きてきたし自殺するかなあ、
みたいに考えるのは不思議ではない気がするし、
始皇帝が偉大なのは天下統一とかじゃなくて、文字と度量衡の統一だしな。
1mの長さの棒を見せて「これの長さを答えよ」って一人ずつ聞いていって「さn…」とか「よn」とか言った瞬間に九族族滅されても構わないと思っているよ。
「え、なに、この黄金の円盤はいってた宇宙船に入ってた単位とちがうんですけどw」「単位統一してないとかw」
とか笑われるわけだろ?
DNAが燃え滾るほど恥ずかしいだろこんなの…。ホモサピエンスの恥さらしだろ…。
トランプが「ヤードポンド法はディープステートの陰謀」って言えば世界中から投票が殺到して永世大統領間違いなしだろ。
なんでそんな簡単なことをトランプはやらないんだ?これもうトランプはディープステートだろ。反省しろよ。反省を。
売電!とか不正投票!とかキャッキャしてる場合じゃねぇよ。ヤードポンド法を滅ぼすんだよ。
あー2016年にチェイフィーが民主党候補になってりゃよかったのになぁ。ディープステートのクリントンに潰されたからな。マジでクソだなディープステートは。
いいかお前ら、次の選挙はチェイフィーを推せ。知らない?調べろ。ヤードポンド法を撲滅してメートル法にすると公約した候補だ。
次に出馬しなくても推せ。これは義務だ。推さないやつはディープステートだからな。当然だよなぁ?
言っておくが世の陰謀論の中心にはヤードポンド法があるからな。ファティマ第三の予言はヤードポンド法だぞ。ローマ法王は反省しろよ。
ヤードポンド法はコロナにかかって死ぬべき。今最もコロナ死を望まれてるのはヤードポンド法だろ…。マジで…。
みんな本当はわかってるだろ…?
コンテナはヤードポンド法。はい証明完了。ヤードポンド法だから不足するんだよ。反省しろ。
これがメートル法だったらどうなってたと思う?
コロナなんぞ速攻で鎮圧、コンテナ世界中を飛び交いまくり、俺もお前の超豊か。砂漠消滅、貧困撲滅、六根清浄。
大仏とか立ててる場合じゃねえぞ。征夷大将軍を任命して人類史上最悪の夷狄たるヤードポンド法を滅ぼすんだよ。習近平あたりを宇宙大将軍に任命してもいいぞ。
宇宙大将軍習近平がヤードポンド法を撃滅したらそこで改めて国賓として招けばいいだろ。働けよ習近平。
でもダメだな。プーさんが住んでいるのは「100エーカーの森」。あーあ、終了。エーカーってのはもちろんヤードポンド法だからな。これだから中国はダメなんだよ。
習近平とか言うヤードポンド法の傀儡を国家主席に頂いてるのを反省しろよ反省を。埋伏の毒かよ。こざかしい兵法を弄してるんじゃねーよ。孫子も言ってるだろ。これだから人類は進歩しねーんだよ。
菅もダメだ。ヤードポンド法を撃滅する意思がまるで感じられない。まるで木偶人形だ。総理就任数か月にもなって未だにヤードポンド法に言及しないとか、これは完全に反日。支持率急落とか当たり前すぎるだろ。
菅がこの先生きのこるには、「総合的俯瞰的に判断してパンケーキの直径を25cmに定めます」と発言する以外にない。
これから毎日語尾に「とはいえヤードポンド法は滅ぼされるべきである」と付けろ。
そもそもGoToトラベルとか、マイルを使ってる時点でゴミ。キロを使えば問題なかった。「俺キロたまったからタダで飛行機乗れるぜー」ってのが正しい日本語。ギガは通信量。キロは移動距離。わかったら菅は反省しろ。適当にマイルの担当者の首を飛ばせばキロになるだろ。そのくらいのことはすぐにやれよ。
そもそもキロでなくマイルを使ったのって、マイルのほうが数字が小さくなるからだろ。せこいんだよやり口が。JALとANAは反省しろ。
しかし安倍はマジで害悪だったな。奴は暇さえあればゴルフしてたろ?ゴルフと言えば?はいヤードポンド法。はいダメ。
広島の土砂災害覚えてるだろ?あの時の安倍は?はいゴルフ。77名の尊い命がヤードポンド法に殺されたんだよ。安倍は反省しろよ。憲政史上最悪の8年間だったな。明治の元老が泣いてるだろ。靖国に行って反省しろ。
ちなみに話題になったNIKEも当然害悪だからな。理由はわかるな?ちょっとNIKEの靴の箱を見てみろよ。ゴミみたいな表記があるだろ?日本、ヨーロッパ、アメリカ、イギリスで大きさの表記違うんだぜ。
はいゴミ。ヤードポンド法以下の存在。NIKEは反省しろよ。まずはサイズ表記を統一しろ。意識改革するんだよ。何がJust do itだよ。ヤードポンド法を滅ぼしてからお題目を掲げろよ。残念ながら度量衡に多様性はねぇ。「俺の体内時計では100mを8秒で走ったことになってるんだよなぁ。多様性を尊重しろよ」とか認められるわけないだろ。盤石な基準があってこその多様性なんだよ。
日本最強最高の男は?言うまでもなく室伏広治だ。では、彼が投げたハンマーの重さは?7.26kgだ。は?なにそれ?なんでこんな中途半端なんだ?はい16ポンド。ヤードポンド法。ゴミ。
ていうかこれを書いてる俺、読んでるお前の目の前にある板もヤードポンド法のクソゴミなんだよなぁ。いい加減になんとかならねぇか。
「たった2分で眠りに落ちる睡眠導入法!米軍採用のお墨付きで、96%のパイロットが成功」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f00c6e7a6b330a232f415c7e1a6e9318bcc66fb3
続けられねよ。
これだけで睡眠の質が劇的に上がる。
なぜPanasonicにシーリングライトを推すのか、その前に以下の2つ機能を注目してほしい。
'' 起床時刻に合わせて少しずつ明るくなる機能 ''
光目覚まし時計を知っているだろうか?よく朝日を浴びると目が覚めると言うだろう。それを元に作られた照明付き目覚まし時計だ。
市販されている光時計はどれも卓上型で、顔の向きによっては光が当たらず目覚めが上手くいかないケースが頻発する。
しかし、お目覚めモード付きシーリングライトであれば、顔をどこを向いていても光が当たるので目覚める事ができる。
自分の場合、朝を起きた時の不快感が全く無くなった。朝のモヤモヤした感情を引きずる事がないので日中も楽に感じる。
そしてもう1点、メラトニンは朝日を浴びてから14時間後に分泌するらしい。夜ぐっすり寝るためには朝日を浴びろと言うだろ?
就寝時間になると自然にあくびが出るようになり、布団に入った後スグに寝る事ができるようになった。
'' 日中の時間に合わせて部屋の明るさを自動で変えてくれる。 ''
この機能は在宅ワークをしている人に注目して欲しい。1日家にいると、日を浴びる量が減り体内時計が狂い疲労感に繋がる。
俺も在宅ワークスだが、おまかせモードを使用する事で目の疲労が減った。正午から日没にかけて窓からの明かりが充分なためシーリングライトを光を抑える。そして仕事が終了する時間に見計らって控えめの暖色にすることで心も身体もオフにするわけだ。
もちろんこの機能は、他のメーカーで手動で出来る。ただ毎日決まった時刻に明るさを変えるのは面倒だ。それぐらい自動化してもいいだろう。
そして、睡眠の質にも影響する。夜は控えめの暖色することで身体に就寝時間が近い事を伝える。布団に入った時に自然に寝りに入る事ができる。
上記の2つの機能が付いているなら、国産メーカーでかつアイ○ス以外ならどこでもいいと思う。
アイ○スは照明の質が低いと、はてブの人気エントリーで読んだため除外した。
残念ながら、お目覚めモードとおまかせモード両方付いた商品は現在販売していない。
しかしどちらかに機能を絞ったモデルは主力商品として今も販売されている。値段は2万円あれば足りるだろう。
https://panasonic.jp/light/sleep.html
優先すべき機能はお目覚めモードである。体感でお目覚めモードの方が良かったからである。
どうしても2つ機能を使用した場合、寝室と仕事部屋の照明を別々にするか、または両方の機能が付いた古い型番の商品を探すかである。
瞑想や筋弛緩法は体感がなかった。その域に達せなかった自分にも問題があるかもしれないが、向いていないと感じた。
マットレスやサプリメントは、プラシーボ程度で買ってから数ヶ月経てば何も感じなかった。
唯一効果があるのは入眠剤だが、こんな物ずっと飲み続ける訳にはいかない。
そんな中見つけたのがこのシーリングライトだ。毎日決まった時刻にスッキリ起きる事できるようになり、寝るのに苦労しなくなった。
寝るのに苦労していた過去の自分に教えたい気持ちでこのエントリーを書いた。
梅雨の季節は晴れ間が少なく、睡眠にも影響が出てくるだろう。睡眠や生活の質を上げるためにもぜひ試して欲しい。
https://the360.life/U1301.doit?id=6791
今まで俺が外で働き嫁は専業主婦だった。
俺が8時起床9時家出10時始業20-22時終業21-23時帰宅1-2時就寝に対し、
俺は風呂が大嫌いなのだが、俺の帰宅後一緒に風呂に(服を着たまま)入ってきてくれて、俺がシャワーを浴びている間嫁は浴槽の縁に座ってつかの間のおしゃべりを楽しみ、俺が風呂から上がると嫁は就寝し、俺はそのまま飯を食い寝る、という生活サイクルだった。
自分たちは長時間顔を合わせていると喧嘩するし、このくらいの触れ合いがちょうどよかった。
俺は仕事は好きだが仕事できるほうではないし、洗濯物がどこにしまってあるのか分からないくらい生活力が無いし、家のことはすべて嫁がやってくれていて、嫁がいなければとてもとても生活できなくて感謝している。どうして俺と暮らしてくれているんだろう。
3月から嫁がバイトをすることになった。週5フルタイムだ。慣れない仕事で大変だろう。そして俺はこのタイミングでいろいろあって就職活動をする必要が出てしまった。例の渦中で難航している。家でクサクサする日々である。自分の体内時計に忠実に従うと4-6時就寝10-12時起床が一番しっくりくるサイクルだった。
夫君が人生うまくいっていないと私の人生やる気が出て楽しい♪と言って嫁は張り切っている。喜ばしい。
嫁の職場は昨今のコロナの事情で勤務時間がずれ10時-19時となったようだ。帰宅は20-21時である。
嫁は朝シャン派なので帰宅して飯を食べたらすぐ寝てしまい、朝5-6時には起きて生活しているようだ。
グダグダ語ったが俺が言いたいことは2つで
・俺がシャワーを浴びている間のおしゃべりという憩いの時間が失われてしまったので新たに時間を創出する必要があるができない
・今まで嫁を養っているという事実が拠り所だったのに完全に逆転してしまった、でも仕事が無い、しんどい
という話である。
頭が痛い。
軽度の片頭痛と目の奥の痛みが定期的にやってくる体質なので仕方がないのだが、原因は寝不足な気がしてならない。昨晩、本格的に意識が飛んだのが朝の三時だったのだから、睡眠時間は当然足りていない。
なんでそんなことになってしまったのかといえば、日曜日に布団にもぐりっぱなしだったからなのは間違いない。一応ジョギングをして身体を動かしはしたのだけれど、朝の七時から正午まで横になっていては体内時計がおかしくなるし、眠れなくなるのも当たり前だ。そろそろ、土日の過ごし方を失恋以前に戻す頃合いだ。
さいわい、コロナウイルスで閉館していた美術館も徐々に営業を再開している。密閉した空間で大勢の人間が近距離で会話をするという条件がそろっていなければ大丈夫なのではないか、みたいな理屈らしい。ひとまず、bunkamuraの超写実絵画か、原美術館のエゴ・オブスクラに足を運んでみようか。正直なところ、超写実絵画はあまり好みではない。ごくごく少数の作品を除けば技巧に走りすぎていて、なぜ異様に細部を再現する表現を選んだのかがあいまいな作品が多いと、勝手に思っているからだ。しかし、もしかしたら自分の好みの作品に出合えるかもしれず、わざわざその可能性を閉ざすこともないだろう。原美術館のほうは森村泰昌の作品を展示しているが、出会ったのは数年前、上野で彼がクラーナハのユディトか誰かに扮していた写真だ。記憶に残っているのだし、自分のアンテナには引っかかる要素があるのかも。気力と体力が金曜日を過ぎても残っていたのなら、久しぶりに行ってみたい。
別に映画を観に行ってもいいし、現に「ミッドサマー」がすごく気になっているのだが、最近心身が本調子ではないため、わざわざ具合が悪くなりそうなものを見に行くリスクを冒すこともないだろう。学生時代の自分はもっと芸術至上主義だった気がするが。わざわざ不快になりそうなものばかり見たがっていた。
ところで、昨日心配していたようには、仕事中にソープランドのことばかり考えてしまうといったことはなかった。だが、寝不足のせいでホルモンが乱れたのか、理由のない不安があった。作業をしているうちに消えたが、規則的な生活を守ることの優先度はもっと高くしていきたい。
この、風俗に行く空想のことを少しばかり恥じている。本当のところ、金曜日の夜はそこに行きたいという思いもないわけではないが、たぶん早く帰りたくなってしまい、そうすることはないだろう。土曜日や日曜日の場合は一度家を出ないといけないのだが、そのハードルも高い。そして、結局行くか行かないかをうだうだしながらベッドの中で過ごしてしまう。馬鹿げている。一発抜いてしまえばそれで収まる話なのに。自分は名前のわからない、匿名の女性に触れたいのではない。なぐさめてほしいのでもない。セックスができるかどうかについてを過剰に恐れているから、自分の男性的機能を確かめたいだけだ。勃起するかどうかが不安なのだ。その不安を抱えたままだと、いざ風俗嬢に対面した時に気分が悪くなってしまうだろう。自分がしたいのはそういうことではないはずだ。完璧な勃起なんて、通常のセックスでも、そうそう見られないのではないか。
本題に戻ると、失恋直後の何も考えられない状態だったからこそ、何の抵抗もなくマットヘルスに行けたのに違いない。情けない声を挙げながら精子を漏らすことができた。でも、本音ではやっぱりちゃんとした恋愛がしたいのだ。ただ、まだ踏み出す勇気が出ないだけだ。失恋から一か月が過ぎて、とりあえず正常に仕事ができる心理状態になっているし、彼女のことを思い出してももうほとんどつらくないので、前に進んでいるのは確かだ。だから、焦らずに夜食のお団子を食べて幸せをかみしめよう。今日のお団子はこしあんのきめが細かくて好きだった。
そうそう、突然だが、同僚と水曜日にランチ会を開くことになった。以前と比べて、他人と雑談するのが苦痛ではなくなってきたのもまた、うれしいことだ。
ところで、ツイッターに移行して以来、こうしてある程度のまとまった文章の形で日記をつける習慣をなくしていたのだが、切れ切れにならない思考の跡が残るのも悪くない。ただ、ツイッターでつぶやいたものとも重なるので、二度手間になっている気がしないでもない。あるいは、最近小説を書けなくなっているので、その代償行為なのかもしれない。
俺はそう言いながら、彼に鋭い視線を向ける。
「……なにか不自然なことが? 僕は正解のタイムに一番近いのに」
「俺は『最も誤差のある人間が犯人』だと言っただけだ。その誤差が『正解タイム』だとは言ってないぞ」
「……え?」
「まだ気づかないのか。他の三人は正解タイムから30秒近くも離れている。なのに“お前だけ正解に近い”んだ」
「……ああっ!」
俺の罠にやっと気づいたらしいが、もはや手遅れだ。
勘付かれてもおかしくなかったし、見当外れの可能性も大いにあったが、目論見は上手くいった。
「オバチャン、もう一度聞くぞ。俺が注文する数分前、まだコッペパンの残りはあったんだよな。今もそう言い切れる自信があるかい?」
「うーん……でも、ここまで数え間違えるなんて、自分でも信じられないよ」
この事件のポイントは犯行推定時刻、アリバイをどう崩すかに尽きる。
オバチャンは「超能力を使えばアリバイなんぞ関係ない」として、アポートが使える従業員を犯人と推理したが、超能力の制約もあって難しいと結論付けられた。
実はこの推理、かなり核心に迫っていたんだ。
だけど、それは他の超能力者によってだ。
そしてその超能力は直接パンを盗める類ではなく、犯行推定時刻を誤魔化せるものだと俺は予想した。
だから時間当てゲームを提案し、その結果から手がかりを得ようとしたわけだ。
「超能力は、そんな大層なことはできない。恐らく限定的な暗示能力とかで、俺たちの体内時計をズラしたんだろう」
意識して数えてもここまでズレるのだから、そうじゃなかった場合は尚更だろう。
こうなると、オバチャンの言っていた犯行推定時刻はアテにならなくなり、必然的にアリバイも崩れる。
俺は、彼にそう言って詰め寄った。
他三人も、どう答えるのかと注目している。
超能力を使ったことは暴けたが、こいつが言い逃れできる余地はなくもない。
さて、どう取り繕ってくる?
「……証拠は?」
俺は溜め息を吐きつつ、従業員に目配せをした。
「ん?……ああ、そうか」
その視界内には彼の学生バッグもあった。
「……あっ、ちょ、ちょっとやめて!」
彼も何をするか分かったようだが、問答無用。
二つのバッグは一瞬だけ消え、すぐさま姿を現す。
「今、俺が持っているのはお前のバッグだ。さて、中に入っているのは教材だけか?」
みんなにも見えるよう、バッグを大きく開いてみせる。
「というか、最初から持ち物検査すれば解決していた気がするっす」
カジマの言う通りで、俺はもっと早くそのことに気づくべきだった。
数個のパンを短時間で食べきるのは難しいのだから、いくつかは隠し持っていると考えるべきなんだ。
仮に食べきったとしても、口の中を確認すれば痕跡が見つかるはず。
そんな簡単なことに気づかず、随分と迂遠な真似をしてしまった。
空腹で冷静ではないという自覚はあったが、俺の脳は思っていた以上に栄養が不足していたらしい。
この中に犯人がいるはずなのだが、全員にアリバイがあるという矛盾。
何かを見落としているのだろうけれど、その見当がつかない。
「はあ……もうどれくらい経ったんだ」
あまりのもどかしさに、地球の自転速度が狂っていくのを感じる。
もはや俺の体内時計は、まるで参考にすらならない時刻になっていることだろう。
そんなことを考えていた時、俺は何か“引っかかり”を感じた。
「……ん、待てよ」
それが消えてしまわないよう思考を巡らせ、辻褄を合わせていく。
それはか細くて、確信とは程遠い。
それでも、その可能性を確かなものにできれば、事件解決に大きく繋がる。
試す価値はあるだろう。
こちらに視線を向けさせると、俺はおもむろに携帯端末の画面を見せた。
「それは……ストップウォッチ?」
「今から俺がこれで時間を計る。そしてテキトーなタイミングでそれを止めるから、何秒かを当ててくれ」
「なんで、今そんなことをする必要が?」
「それで犯人が分かるんだよ」
俺の言葉に、皆が戸惑いの色を隠せないようだった。
まあ、そりゃそうだ。
突然、時間当てゲームを提案され、しかもそれで犯人が見つけられるなんて言われても理解できるはずがない。
だからこそ、俺にとっては好都合といえる。
「理由は後で説明する。今いえることは、最も誤差のある人間が犯人だってことだけだ」
あえて断片的に、そう語った。
こう言えば、みんな真面目に数えてくれるだろう。
「じゃあ、押すぞ」
俺がいつタイマーを止めるのか、気が気でないのだろう。
「ストップ!」
頃合を見計らって、俺はタイマーを止めた。
そして、何秒で止めたのかをそれぞれ紙に書いてもらう。
「ようし、じゃあ一斉に見せてくれ」
そこに書かれた数字を見て、俺は驚きを隠せなかった。
予想はしていたつもりだが、まさかこれほどとは……。
「正解は……30秒だ」
そう反応するのも無理はない。
なにせカジマは60秒、オバチャンは65秒、従業員は59秒という回答だったからだ。
あまりにも誤差が大きすぎる。
だが、ただ一人だけ、「27秒」と誤差が少ない男がいた。
「もしかしたらと思ったが、やっぱり“お前”か」
1日の長さは地球の自転速度によって決まっているらしい。
地球が1回転するのが平均24時間で、それが1日の長さになってるんだとか。
しかし毎日同じというわけでもないようで、その時々によって分や秒の長さも変わる。
天体物理学だとかはサッパリ分からないが、その違いを感じ取ることは俺にでも出来る。
地球の自転速度は異常をきたし、人間の体内時計は大きく狂わされる。
縞柄のシャツをいつも着ていたので、俺たちは尊敬の意を込めて「シマウマ先生」と呼んでいた。
彼の課題に対する評価は非常にシビアであり、他の先生ならば通用する手抜きも減点対象にしてくるほどだ。
「あらかじめ言っておこう。この課題の評価は、成績のおよそ5割を占める。落書きを出した者の末路は悲惨ということだ」
恐ろしいのは、それが脅しでも何でもなく事実であるということだ。
もしもこの忠告を甘く見たとき、その人間に待っているのは「補習」という名の拷問である。
「お前たちの中には、この課題を恨めしく思う者もいるだろう。だが分かって欲しい。私は生徒を正しく評価したいだけなのだ。優秀ないし勤勉でいてほしい。その手ほどきを惜しむつもりはない」
とどのつまり「補習になった生徒に対しては、春休み中だろうと容赦しない」という宣誓である。
その言葉からは、むしろ補習組を作りたいという情念すら感じた。
そんなことをしても教師の仕事は増えるし、生徒の休日は減るしで誰も得しないというのに。
或いは生徒の苦しむ姿を見て喜ぶサディストなのか。
実際どうなのかは知らないが、何にしろ俺たちは課題をこなさなければならない。
春休みにもなって、擦り切れたラジカセのような講釈を聞くのは御免こうむる。
期限は2週間ってところだ。
地球の自転速度が狂っている今、猶予はそこまでないと考えるべきだろう。
「あ、マスダも来ていたんだ」
どうやら俺と同じ目的のようだ。
「カジマは?」
「彼奴は期限ギリギリになるまでやる気がないらしい」
「おいおい、カジマのやつ。またネット記事からパクってくるつもりじゃないだろうな」
「それを気にかける筋合いも、そんな余裕も我々にはない」
冷たいようだが、ウサクの言うとおりではある。
この課題は孤独な戦いであり、俺たちは互いに協力するわけにはいかないんだ。
一応もう少し説明すると、膝の裏に日光(というか強い光)を浴びせると体内時計がリセットされる、という論文が結構前に出たらしい。論文の主張はともかく、朝に膝の裏に30分ほど(時間としては十分すぎるほど長いと思われる)当てるようにしてみたその日から、僕は夜に眠れるようになった。冗談のような話だ。
その論文は Science の Extraocular circadian phototransduction in human (1998) でしょうか?
これに対して、同じ雑誌の Absence of circadian phase resetting in response to bright light behind the knees (2002) では、目隠しをすれば膝の裏に日光を当てても有意な違いはなかったとあります。
In contrast to ocular light exposure, which significantly delayed melatonin phase and acutely suppressed melatonin secretion compared with controls, there was no significant difference for melatonin phase changes between subjects exposed to light behind the knee compared with controls and no acute melatonin suppression during the intervention (Fig. 1).
膝の裏に日光を当てる有効性を示す論文はありますが、日光の当たる場所にいけば十分かもしれません。
だとすると膝の裏とか関係なく、目から光が入るかどうかな気がするけど
膝の裏に目隠しをするという検証もしたんだろうか
2002年の論文では、目を隠してひざの裏も隠す (dark DK)、目を隠してひざの裏に日光 (behind the knees BK)、目を隠さずひざの裏を隠す (bare eyes BE) の3条件で実験しています。
0 lux ocular and behind the knee (DK), 0 lux ocular and up to 13,000 lux behind the knee (BK), and 9,500 lux ocular and 0 lux behind the knee (BE).
そして DK と BK に有意な違いがなく、BE と DK は有意に違うと実験結果を説明しています。
Melatonin data for conditions DK and BK were superimposable during the intervention time (solid bar) for the intervention night and the previous night. BE significantly delayed melatonin phase and acutely suppressed melatonin secretion compared with DK controls (P = 0.003272) and (P = 0.000020), respectively. In contrast, there was no significant difference for melatonin phase changes between BK and DK and no acute melatonin suppression during the intervention in either of these conditions (P = 0.943071) and (P = 1.000000), respectively. Significant differences for phase shifts and melatonin suppression were also observed between BE and BK (P = 0.011359) and (P = 0.000016), respectively.
unmin7 膝の裏に日を当てられる状態ってあまり身体を締め付けない服でなおかつ寝転がってないと無理だろ、当然ある程度リラックスするわな。そこにお天道様がポカポカしてきたら流石にちったあ眠くなるだろ。
sds-page 膝の上に猫がいればよく眠れる気がする!
引用した部分にあるように、朝に日光を当てると体内時計が調整される(睡眠に向かわせるメラトニンが急激に減少する)かが対象です。日光を当てれば目が覚めて体内時計が調整されるのが主旨なので、膝の裏を温めると眠くなるのとは逆です。