はてなキーワード: 情報開示とは
フーダニットが好きだ、ハウダニットが好きだ、ホワイダニットが好きだ。
クローズド・サークルが好きだ、と延々と続けてもいいが、このへんにしよう。ヒラコーすげえな。
さあ、犯人探しをしよう。
ある程度物語が進むと、大抵はワトスン役が事件のあらましを振り返る。
新しい日本というシンボルであり、世界一の場所であり、オリンピックに対する日本という国の象徴を込めようとした。
字面そのままの国威発揚であり、ランドマークでもって日本の存在感を示す、土建の極北でもあった。
まず、当時とのドルベースでの日本円は、1.56倍となっている。(78円→122円)
1300億円を1.56倍すると、2028億円となる。
これが、ザハ当初案では3000億円規模と言われていた。ドルベースでも1.5倍。
国家を上げての景気向上と、建築難易度と、見込み違いのダブルアップで2.3倍程度に膨らんだ。
さて、3000億円、規模縮小圧縮しての2520億円の目眩ましが見事なミスディレクションとなっている。
1300億円でスタジアムを一つ作るというのは、適切な金額だっただろうか?
1300億円の予算を組んだ首謀者は、誰だっただろうか?
ザハ・ハディッドは、第一級の建築家だ。脱構築主義建築家としての。
ザハが実力で現在の地位を勝ち取ったことは留意する必要がある。
つまり、コンペでのザハ案は魅力的に見えることが多いということだ。
ザハの案は、脱構築主義建築と呼ばれる枠組みの中では、一級品と言える。
さて、国威を示すために、世界一のナニカをつくろうと決めたのは、誰だろうか?
日本的な何か、機能美的な何かではなく、建築物の美しさを求めたのは、誰だったろうか?
実は、建築関係者が諦めとともに眺めているのには、3つ理由がある。
1964年の東京オリンピック時に、国立競技場こと国立霞ヶ丘陸上競技場はかなりの突貫で作られている。
当時の施工技術と環境を考えると、延命措置は結構無理があると想像できる。
また、コスパ最優先の「機能仕様を満たした競技場」とは、全く違う建築物だろうというのも想像できる。
なので、ザハ以外のどの案が選ばれたとしても、1500億円を下回ることは無かっただろう。
そして、「これ建築難易度高いと思うが」と言う地べたに近い建築家の意見が「アドバイザー」扱いされるコンペだ。
優先順位は明確であり、そうしたコンペはそれほど珍しくはない。
さて、「一番いいデザインを頼む」と言われた建築家が、ドリームデザインを選ぶのは、必然だ。
ラグビーワールドカップ向けの良いヤツを!オリンピックに恥ずかしくない良いヤツを!
そうした、「新国立競技場を決める参加者」の、誰のデメリットにもならないという、不気味な状況になっている。
本来、大学入学祝いに好きなの選んでいいぞって言って息子がベンツCクラスを指さした時には殴るのが親父の努めなハズだ。
例えば、キミが富士鷹ジュビロじゃなかった藤田和日郎のファンで、アニメ化をアレコレ言う立場になったとしよう。
様々な候補の中から、やはり「うしおととら」だと決定した所で、ではどう削るか、という話になったとしよう。
いくらなんでもアニメ化するのにメインである白面の者との戦いは削れない。
前半のクライマックスであるうしおの髪を櫛ですく盛り上がりの為には、各地の少女のエピソードは削れない。
藤田和日郎の連載作家ならではの回り道しがちな癖が絶妙なバランスで拮抗しているが故に、どのエピソードも削り難い。
で、予算が青天井で、必要なエピソードを必要なだけ盛り込む係だとしたら、削る理由がない。
でも、本来は予算配分を考えてリソースを誰かが管理すべきなのだ。
どうやってもこの尺では入らないと、誰かがハサミを入れないと、作品はまとまらないのだ。
押井守みたいに、与えられた予算と期限内で作品を上げるために容赦無く切っていく監督というはむしろ例外的なのだ。
さて、ここからは挑戦状だ。
「新国立競技場基本構想国際デザイン競技」と呼ばれるコンペは、何を目的にし、何に対して責任があるだろうか。
「新国立競技場の建築予算」に対して、予算配分を決めたのは誰で、何に対して責任があるだろうか。
文科相やコンペ審査委員長にスポットライトが当たる中、隠れているのは誰だろうか?
ザハ案が膨らんだ時点で「拒否すべきだった担当」は、どこの誰だっただろうか?
問題点を切り分けるための、簡単なヒントを挙げておこう。
それぞれ明確な責任者が居るが、キミに見つけられるだろうか?
015-06-27ブログ記事のコピーと右クリック禁止でパクリ転載防止する方法トップ >ブログ運営ブログ記事のコピーと右クリック禁止でパクリ転載防止する方法右クリック禁止とコピー禁止のCSSを紹介します。これでブログの記事をパクられた。画像を勝手に利用された、というのが多少防げる。まあ著作権法違反は親告罪なので探して、訴えないといけないけど、その手間は多少減るでしょ。ビックするほど情報リテラシーが低いのでこの程度でめんどくせってなります。CSSでテキストのマウスドラッグでの選択とコピー禁止CSSのエリアに以下内容を記述することで、テキスト選択とマウスのドラッグを禁止してコピーを防止することが出来ます。body{user-select:none;-moz-user-select:none;-webkit-user-select:none;-webkit-user-drag:none;-khtml-user-select:none;-khtml-user-drag:none;}下書いたのに実際にやってないwwあれ?いれた?まぁ、あとで削除しとこまあちなみにこのブログで採用しているからコピー出来ないから簡単にできないよ!!って人いると思います。CSS解除して出来るようにするのが優しさだと思いましたが、めんどくささを体験してもらうためにそのままにします。そのうちもとに戻してるかもね!コピペさせてよ!という人向けにはてなブックマークに書いといたのでそこからコピーすればいいよ。ちなみにこれはFirefoxとsafariとGoogleChromeで有効で、あの憎きIEには通用しないので別の対処方法を入れます。あと右クリック禁止はこれだけだと出来ないのでそれもあわせて対策ちなみにはてなブログでスマホとPCのデザインをわけていると、PCの デザインCSSに入れてもきかないっぽいので、細かいこと角のめんどくさいので適当にスマホ用のデザインページで<style></style>でくくってフッターにでも突っ込んでおくといいよ。それでとりあえず使えるからJavaScriptで右クリック禁止でコピーを禁止する右クリックで画像保存などができるので、画像保存禁止対策とインターネットエクスプローラー通称インターネットをみるやつの対策をジャバスクリプトでテキストのコピー禁止対策をします。<body></body>の間に以下のジャバスクリプトを記入<body oncontextmenu='return false' onselectstart="return false">はてなブックマークにコメントで書いといたのでそこからコピーすればいいじゃない!これで右クリックの禁止とIEでテキスト選択とコピーができなくなります。はてなブログならフッターエリアにでも突っ込んでおけばいいと思いますよ記事を引用コピペしたい場合IEでジャバスクリプトをオフにするまあジャバスクリプトはオフにすれば回避されますが、どうせコピペしてパクるような人は、その程度の情報リテラシーなのでほかのサイトに行ってコピペすると思います。世の中の記事はだいたい誰かが同じようなことを書いているものです。調べればなんでも分かるのはそのおかげですし。普通に引用したい人はIEでジャバスクリプトをオフにするか、ソースコードからコピペすればOKです。はてなブログはRSS全文配信なんでRSSからコピペできるはてなブログの場合は、パクりたいブログ記事をRSS登録すれば、RSS経由で記事を全部一気にコピペしてパクって転載することが出来ます。何でそんなの紹介するの?と言われそうですが、どうやってぱくった!!アップした瞬間にどうやってと思う人が出てくるからです。RSSからパクられないようにするには全文配信のはてなブログをやめればいいんですよね。ある程度ユーザー確保したら、WordPressあたりに引っ越せばいいんじゃないですかね。これで対策はできます。そもそもやだ!ぱくられたくない!と最初から思う人ははてなブログ以外を利用するという選択も必要ですね。パクるのをめんどくさくさせて他でパクってもらう対策ですね結局はパクられる対策としては、めんどくさい、なんかちょっとやばいかもと思わせて自分のブログでパクられる確率を減らしておけばいいんです。コピペ出来る方がそのサイトでわからないことがあったらすぐに検索できるからやらない方が便利よ。これやると、引用して言及してくれる人とはいなくなりますので、まぁ、いちいちやらないくてもいいとおもいます。今回は試しにこんな方法もそういえばあるよって感じで紹介。記事がパクられたら楽しんで記事ネタにしてストレス発散キュレーションメディアやバイラルメディアでパクられるのは、まあよく言われる有名税的な感じで仕方ないわ的な感じです。親告罪だしみつけだすのめんどくさいし。もし見つけたらそこで怒るよりも、パクられた時に楽しんで、このサイトにパクられた~!記事ネタ増えた~!やったね、試しに少額訴訟でも起こしてみようとか、プロバイダやキュレーションメディアなどに情報開示請求してみた。とかそういう遊びをして見るといいと思います。パクった人じゃなくて、ブログサービスなどを提供している会社やパクリメディア本体に集団訴訟してみた。とか遊べばいいんじゃないんですかね。テキストなんて海外で英語翻訳されたらもう調査するのも大変だし。100%防ぐのは無理ですからね。死んでから国ごとによって違いますが著作権なんて切れたら無料で使えるようになるし。あまりイライラしてもしょうがないです。まあ著作権は権利者の保護と文化の発展の両方の意味合いがあるので、文化に貢献した!とか思っておけばいいんじゃないんですか。
http://anond.hatelabo.jp/20150515014847
で言っている内容はよく分かる。
正直、大阪都構想は賛成反対両方が「民衆(悪く言えば衆愚)」チューンナップされすぎててイマイチだ。
選挙カーで名前を連呼した方が、当選しやすくなる、という例のアレと同じだ。
「絶対反対」と街宣車で連呼したほうが、具体的にデメリットを伝えるよりも、
本当は言葉を尽くしてきちんと説明して、風邪のガキ連れ来た親だの、
毎度毎度やってくる爺婆だのにお引取り願うのが正しいハズだ。
でも、ちょろっと咳止めでも出しときゃ納得する。
今の選挙はそういう状況だ。
お医者さんには、2種類いる。
臨床は、いわば街のお医者さんだ。
人体実験はダメなので、基本的には「前例のある処置をする」エキスパートだ。
病気の新しい診断法や、治療法を発明する。治験と呼ばれる人体実験もする。
もっと言えば、より基礎の研究として、神経細胞の構造を調べたりネズミの皮膚を弄ったりする。
このうち、臨床は、当然患者に対して説明をする。
わかりやすくメリット・デメリットを伝え、決断を促し、場合によってはセカンドオピニオンも勧める。
「マウスの皮膚組織にある線維芽細胞への遺伝子導入法」のメリットを語るのは難しい。
すると、「これは、肺をシャーレで複製して本人の臓器を移植できるような再生医療に繋がるんです!」と資金を勝ち取る必要がある。
結果、iPS細胞が生まれてノーベル賞までとったが、肺の複製は盛り過ぎじゃね?と言われればきっとそうだろう。
たぶん、元増田の言う、「政治は庶民生活へのメリットを判りやすく」は筋が悪いと思う。
その筋を進めていくと「反対!反対!」と街宣カーで叫ぶ情報伝達に繋がる。
たぶん、「どんなに判り難くても良いから、きちんと情報開示して欲しい」じゃないだろうか。
「線維芽細胞への遺伝子導入法」の予算獲得のために「将来の再生医療」を謳うのは仕方が無い。
でも、具体的に何をするか、その結果がどうなるかは、医学者にはある程度目安がつく。
現在の直接投票は、基礎研究医の予算獲得や、基礎研究の方向性を、(医学の知識が無い)病院の出資者が決めている状況じゃないだろうか。
こういう時、金を出す出資者に医学者と同じ知識や、研究のメリットを語っても、恐ろしく遠回りになるだろう。
大抵こういう時は、適切な経験を積んだ医学者のアドバイスがあるはずだ。
たぶん、以下の流れが、必要なことだと思う。
現状、2番がホトンド居ないのが問題なんじゃないんだろうか。
1番と3番(つまり、政策立案者と、民衆)とを直接繋げるのは、双方にとって負荷が高すぎるか、飛躍させすぎないと届かないだろう。
「線維芽細胞への遺伝子導入法(≒ある政策)」に賛成して欲しい時に、
それを「出資者(≒投票者)の直接のメリット」で伝えるというのは難しいのではないか。
それの方向性では、「肺が複製できて、再生医療出来ます!(≒無駄が減って財政破綻しなくなる!)」と言うしか無い。
そしてそれは、確認しようがないし確からしさも確認できない、エビデンスの妥当性が判断できない飛躍になるだろう。
そして、飛躍無く詳細に判りやすくどんなに噛み砕いても、素人に医療の基礎研究の妥当性は判断できない。
そこに必要なのは、医学(≒政治)の知識を持ったアドバイザーじゃないだろうか。
最先端の医学者が出資者の前でプレゼンするのは、なんか違うような気がするんだよなー
どうやっても真摯な研究者は「絶対」を口にしないし、それを約束する山師にプレゼンでは負けちゃうし
そして今の政治は、この「判りやすく伝えろよ」プレッシャーで、山師が跋扈してる気がする。
「良くわからないから反対」というヤツだが、コレかなり強力な「迷信」だと思う。
世の中の物事はたいてい予想通りには行かない。
すると、「やってみても失敗しそうだから反対」は凄く言いやすい。
この意見そのものは正しいことが多い。だってたいていは予想通りに行かないもの。
でも実は、その賛成反対というのは、次の2択だ。
こう置き換えて考えるとわかりやすいだろう。
ここまで明確だと先行きがある程度予想できるので想像しやすいだろうが、
「結婚にメリット・デメリット色々言うヤツがいて正直良くわからん」という質問者に
「明確に自分の生活に対するメリットが見いだせないなら、とりあえず止めたら?」とは言わないだろう。
「よく判らんから、線維芽細胞への遺伝子導入法に予算付けるの無しな」してたら永遠に再生医療は進化しない。
他人の個人情報バラまいたり、バイト先のゲス自慢したり、裏垢で全裸画像うpしたりといった事。
なんJ民は既にハッセや尊師といった実在の人達の個人情報をバラまいたり、エロ漫画やクレスケンス等ホモ漫画を違法うpしたり、
アフィサイトことまとめブログに凸して個人情報どころか全ての情報を暴いてISILとかアルカイーダとかの入隊募集に勝手に応募したり
最近ツイッター民は、徐々になんJ化してる部分があるから、今更かもしれないけどあえて言わせてもらう。
ツイッターにはIPが存在するから犯罪行為をすれば情報開示請求された場合、2ちゃんねるより遙かに早く開示されて不幸な事になりかねない。
あれさ、マジで止めて欲しいんだけど。
特にさ、労働問題で、適当なこと言うの止めて欲しいんだよね。末端に負荷がかかるだけなんだよ。
国として、本気でブラック企業を減らしたいなら、社員10人以上の会社に、情報開示を義務付けるだけでよい。手始めに、上場会社だけでも有報に記載させればよい。
すべて実績ベースで、3年後離職率、平均年間休日数、平均有休消化率、休職者数、労災認定された人数と内容、在職中の死亡数(労災関係なし)、あたりが重要だ。
(中略)
情報が開示されると、週刊誌がこぞってランキング表にして発表するので、下位にプレッシャーがかかり、自浄作用が働く。これは確実に起きるストーリーである。
もちろん、ブラック企業側、経営サイドは、こうした都合の悪い情報は、開示したくない。さらに、厚労省は、自分のところに予算がつかない、権限も行使できないこうした政策を、やりたがらない。お役所任せでは何も変わらない。政治のリーダーシップでやるしかない。予算はいらない。法案を通せばよいだけだ。
ブラック企業をゼロコストで減らす方法 渡邉正裕 公式ブログ:MyNewsJapan
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.mynewsjapan.com/blog/masa/221/show
もうさ、たぶんバカだと思うんだよね。
学校のイジメ数を報告させた結果、全国からイジメの補足数は低くなってるけどさ、そりゃそうだろ。
低い方が良いに決まってる。そういうプレッシャーのかけ方するんだからよ。
3年以内離職をさせない、在籍したままにさせる。
自分の有休を使って、自分の終わってない仕事するんだから当然だろ?ってな。
終わってない仕事をするんだから、休日出勤とは違うよな?ってな。
(サービス残業は、残業をして残業代を貰うことを指すわけではなく、残業代無しで残業していることを思いだそう)
休職者はさせずに自己都合退職にさせるよ、労災?絶対認めないよ。
労災関係無い在職中の死亡数?個人情報だろそんなもん。そんな法案通んねえよ。
あんだけガツガツ叩かれてる外食産業だとか、コンビニ正社員だとか、どうなってると思ってんだよ。
法規制がかかればかかっただけ、その作業をするのは末端の人間だよ。
有給消化数をトップが把握するために、担当役員→総務部長→各部署→ヒラと降りてきて仕事が増えるんだよ。
しかも、とってもいない有休を取ったことにして、バレたら「下が勝手にやった。処分する」とか言うんだよ。
もう散々見ただろ。まだやりたりねえのかよ。
ホワイト目指してて、有給消化率を上げろって言うと、担当役員は知らずに課長レベルで無茶するし、
もうなにもするな。フツーにブラック企業名指しで叩くだけで良いからよ。
内部通報者がガツガツ企業側にバラされて不利益被ってるのみてて、まだなんか公権力に期待してんのか。
ワンオペ外食には行かないようにしようキャンペーンとか張って裁判沙汰になれよ。それぐらい腹くくってくれよ。
企業名出さないのは裁判リスク取りたくないからだろ?んなことないというなら、社名名指しで署名記事でガッツリやってくれよ。
嘘つき。本当は、本人が開示請求ができるのを知らなかっただけでしょ。知っていたら、「情報開示請求は、警察もしくは弁護士じゃないとできない」なんて書き方はせずに「はてなのブコメで脅し的に使ってるバカがやろうとしても成功しない理由」をちゃんと書くよ。
何言ってんだ?と思ったら、プロバイダに対する発信者情報開示請求のことか。
誰でもできる。
自分が被害者本人だということ、どの言葉が中傷なのか証明して。
ただし、プロバイダは、開示したときに発信者に訴えられる可能性があるから、
よく犬を拾う。
拾った時は飼い主さんが探していないかその場所で1~2時間一緒に待ち、結局飼い主らしき人が見つからなかったら、
動物愛護センターに保護している旨の電話連絡をして、保健所にも同様の連絡をして、最寄の交番に届け出る。
交番で会計課の人に犬の写真を撮ってもらったら、保護する旨を了承してもらいそのまま動物病院へ。
動物病院ではマイクロチップが入っているかいないかの確認と、体重や推定年齢・健康状態を診てもらう。
マイクロチップが入っていればAIPOに照会するんだけど、今まで拾った犬でマイクロチップが入っていた子は一匹しかいない。
健康状態に問題がなければ取り敢えずノミダニ予防を行って、自宅に連れ帰る。
そして体重や推定年齢など獣医師から聞いたヒントになりそうな情報を伝えるために、動物愛護センターと保健所に再度電話連絡。
以前それらを伝えたところ「あ、そういう情報はいらないんで」と言われ、「でも飼い主さん照会のときのヒントになりませんか?」
と提案したんだけど、「書く項目がないんで、いいです」と言われてしまったため。
で、あとは飼い主さんが見つかるまで保護し続ける。
脱走などの「迷い犬」は大体1週間以内に飼い主さんから行政に照会があってお家が見つかり解決するんだけど、中には「捨て犬」もいて
そういう子は当然1週間経っても2週間経っても何の連絡もない。
1週間経って行政に照会が入っていない場合は、もしかして捨てられた?という嫌な予感を抱えつつ、探し方を知らない飼い主さんも
いるから…という動物愛護センターの方の言葉を励みにこちから飼い主さんを探す。
保護場所近隣の動物病院やグルーミングサロンへの照会と「犬保護してます」的な貼り紙の掲載依頼や犬の散歩をしている方への聞き込みを行う。
併せてSNSで犬を誤って逃がしてしまった人がいないか、探している人がいないかチェックする。
1ヶ月経って飼い主さんが見つからないときは、もう捨て犬色が濃厚になる。
だけど、迷い犬・捨て犬は落し物扱いであるから、3ヶ月経たないと所有権が私にうつらない。だからどう考えても捨て犬だろ、と思っても
1ヶ月の時点では里親を探すことは出来ない。(これは以前警察から指導されたこと)
だから3ヶ月間自宅で保護を続ける。私自身も犬を飼っているけれど、うちの犬はいっときのメンバー増加・卒業に慣れっこのようだ。
遊び好きの子には積極的にかまいに行き、緊張している子やちょっと人間不信の気が見られる子にはそっと寄り添う。犬同士のコミュニケーション能力すごい。
3ヶ月経ちついに飼い主が現れなかった時は捨て犬認定をして、動物病院で健康診断を受診後、里親を探す。
これまでに知人への打診はし尽してしまったので近隣動物病院への貼り紙とインターネット上での募集を行う。
ボロボロの状態で何日もさ迷っていた子、段ボールに入れられて公衆トイレに捨てられた子、足が3本しかない子、耳が聞こえない子、人間不信の子、基本は懐っこいけど人の手を異常に怖がる子、
クレートに入れられた状態で置き去りにされていた子(ちなみにこの子は火傷をしていて、クレートの中と回りにはロケット花火のカスがあった)など、特徴や詳細をちゃんと書いて募集する。
もちろん保護している3ヶ月の間に出来るだけのケアはしているけれど、肉体的ハンデはどうにもならないし、根深い心の傷は多少改善しましたぐらいに持っていけるのがやっとで、里親になった
方には相当の苦労があるだろうから。最初から情報開示して、それでもお迎え頂ける方を探す。
でも顔の可愛い子には多数の応募がある。むしろ健康で人懐っこいけど不器量な子にはほとんど応募がなかったり時間がかかったりする。
この間、小型犬でとても器量のいい子の里親を募集するに至った。小さくて美人さんだけれど心に傷を持つ子で結構な人間不信。私には大分懐いてくれたけど、散歩中など他人に目を
その子は色んな人のご協力で元の飼い主さんを探し当てることが出来たのだけれど、ずいぶんと犬の尊厳を無視した飼育環境だったようだ。度の行き過ぎた躾と称した暴力もあったみたい。
元の飼い主さんは飼育放棄を表明したのでそのまま私が保護をした。
不憫な目に遭ってきた可哀そうな小さな犬。里親に応募して下さった方はみなさんは言う。
「不憫でどうしても放っておけない」「愛情を知らずに育った子を包んであげたい」「行き場のない犬を引き取りたい」「可哀そうな犬を一匹でも救いたい」
複雑な子でもご理解を頂けて、とてもありがたい事だと思う。皆さん懐が深くて優しいなあと思う。
でも本当に行き場のない子は10歳以上のハイシニアだったり、たくさんの治療費がかかる病気を患っている子だったり、不器量な子なんだよね。特に最後。
かわいければそれだけで引く手数多。
トイレの成功率も高く、健康で人犬問わず誰にでもフレンドリーでも不器量な子は選んでもらえない。
動物愛護に関心があるんです可哀そうな子を幸せにしてあげたいんです、としきりにおっしゃる方に、保護して里親が決まらないまま1年が経った子もいますよ、と写真を見せると
一瞬引くんだよね。それでやんわりと拒否の姿勢を示してくる。そして私はそれにちょっと傷つく。可哀そうな子を幸せにしてあげたい…ってなんなんだろうなあと思う。
どんな犬でも里親さんが見つからなかった場合は家でお迎えすることも覚悟して保護をしているので、仮に里親さんが見つからなくても動物愛護センターに連れていったりはしないんだけど、
家にも面倒を見れる限界というものがあるので、出来れば多額の治療費が必要な重い病気を患っている子や、12、3歳以上の高齢犬をお迎えしたいと思う。
病気を持っている子や高齢の子は「普通の子」に比べて時間も手間もお金もかかるので、里親さんが決まりにくいし、環境の変化に耐えうるだけの体力がなかったりする子もいるので。
だから健康で十分家庭犬としてやっていける素質のある子は積極的に里親さんを探すのだけれど、顔のかわいい子は難しい心を持っていても、多少高齢でもたくさん応募がある。
だけど、不器量な子にはほとんどお話しはこない。とてもいい子なのに。
「誰かの大切な犬」なれない子。ただ不器量に生まれたばっかりに。