2023-05-02

この文章を読まないでください

ソノオンナハザマシイウソツキデサイテイナセイカク。ワタシノセイデナイ。カノジョノセイダ。ヒドイコトヲシタノハカノジョダ。マケナイ。マケズニイキリタイカノジョノロウ。シアワセニナルナ。ソノオンナヲコロシタイカノジョヒキコモリニナレ。イジメタマエ。カノジョハムチニサレ。ヒトツジノナミダヲナガシタイカノジョヲミチビク。オイワイヲヤクスル。

インタビュー

A: あの女、Xっていうんだけど、マジで最悪なんだよね。彼女に関わったことが、今までの人生で一番の後悔だわ。本当に、地の果てまで不幸になってほしいくらい。

インタビュアー: そんなに嫌いなんですね。

A: うん、まず彼女は嘘つきだし、人のせいにしてばっかりでさ。自分が悪いと思わないんだよ。だから、本当に不幸になって欲しいって思うんだ。

ある民俗学者考察(民俗学者:瀧上高司の論文より)

四国地方に伝わる特殊呪い、「読呪」と呼ばれるものがある。読呪とは、呪いたい対象について文章を書き、それを他人に読ませることで対象を呪うという呪術である。多くの人が読めば読むほど対象に強い呪いがかかるとされる。例として、架空地名アマツクニ」という地域で行われた「タカミヤギノミコ」への呪いが挙げられる。彼女は多くの人々によって読まれ文章を通じて、過酷呪いを受けることとなった。

インターネット古書から集めた短編怪談3選

1.呪いぬいぐるみ

ある家庭に、呪いぬいぐるみが届いた。そのぬいぐるみをもらった少女は、夜な夜な不可解な夢を見るようになった。やがて、その家族は次々と不幸に見舞われる。そして、最後にはぬいぐるみを捨てようとした家族もまた、呪い返しを受けてしまった。

2.まつろわぬ者

ある村では、誰もが畏れ敬う祟り神がいた。村人たちは祟り神を怒らせないために、いつも神に捧げ物をする習慣があった。しかし、一人の若者が神を信じず、捧げ物をしなかった。その後、村人たちは次々と不幸に見舞われ、最後には祟り神に怒られた若者も、呪い返しを受けてしまった。

3.謎の手紙

昔々、ある村に謎の手紙が届いた。その手紙には、「この手紙を読んだ者は不幸になる」と書かれていた。村人たちは、その手紙に怯え、誰も手紙を読もうとはしなかった。しかし、ある日、外から来た旅人がその手紙を読んでしまった。その後、旅人も含めた村人たちは不幸に見舞われ、呪い返しを受けてしまった。

結び

人を呪ったら、呪った対象から一生呪われ続け、その呪いは解くことができない。

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