はてなキーワード: デスクトップとは
最近はあの顔を見るだけで胃がキリキリする。あの自己満足な説教。
まるで自分が完璧な人間かのように振る舞っているのが腹立たしい。彼の顔が赤く火照り始め声がだんだん大きくなる様子を目の前で見ているときには不思議と冷静な自分がいる。
そして心の中でふっと思う。あのクソコラおじさんを思い出してみろと。そうすれば少しは冷静になれるだろうに。
ネットで有名なあのクソコラだ。船の上に三人目のおっさんが居るように見えるコラ。それを思い出すと、どうしようもないほど笑いが込み上げてくる。
あの船の上の三人目のおっさん。上半身だけの、浮いているのがはっきりと分かるようなクソ雑コラ。あのコラは何故か俺の心にとても響いた。
初めて目にした時には爆笑し、ずいぶんと見慣れたはずの今でも目にすると思わず笑ってしまう。
だがたまに思う。俺もあのおっさんみたいに、この会社にとっては雑コラのような存在なのかもしれない。
上司の叱責が一段落すると俺は自分の席に戻りデスクトップの壁紙をさりげなく見る。そこにはあのクソコラが設定されている。もちろん誰にも見えないように工夫しており俺だけの秘密だ。
あのクソコラおじさんの笑顔が俺の心を少しだけ軽くしてくれる。
40代のサラリーマンとして、誇れることはあまりない。仕事ではミスばかり。上司からは叱られ、同僚から信頼も得られない。だがあのクソコラおじさんがいるおかげで、俺は何とかやっていける気がする。
つまり狭い部屋ってことかな、
猫を飼うのに最低限必要な広さの部屋は、
少し古めの飼育書(2010年ぐらい)だと「猫1匹最低でも6~8畳の広さの一部屋」と書かれてる
ただ今2匹飼ってる実感からすると、やっぱりちょっと走れるスペースは必要かもね
じゃらしで少し飛んだり走ったりのスペースは必須だと思うわ
それに雑種16歳のおばあちゃん猫でもうんちハイの後は3LDKを一番長く走れるコース選んで爆走してたりする
それから上下に運動できるなら、むしろ部屋ごと猫用ジャングルにしたらいいと思う
キャットタワ―を複数置けて(猫は「高めの位置にある木のうろめいた場所」を安全と感じる好みがある)、
猫用トイレ・餌入れ・水入れ、全部2m以上離して置けるなら飼える広さと思ってくれていい
(食事の場所とトイレが近いと嫌がるのはもちろん、猫は食事をする近くで水を飲みたがらないので離して置くべしな猫ハックがある)
わが家の猫は扇風機、サーキュレーター、PC(デスクトップ)、いずれも気にしていない
ただしでかいPC置いてるなら室温が上がりすぎないようエアコンは必須
(猫の祖先は暑いところの生き物だが、今の日本の都市部みたいな高温多湿だと
逆に暑さ耐性や温かさを好む習性がアダになって熱中症になったりする、
今後も電気代が高騰していくと考えて、厳しいようならちょっと電気代稼ぐ手段が必要になるな
あと外を眺められて定位置にできる窓とか、
飼い主が出る時にはベランダに出られるとか、
何かしら刺激があったほうが間違いなく良い
窓はキャットタワ―とセットで設置するとお気に入りのスペースになるだろう
Web運営担当の面接を受けた時はフォトショの実技試験とかあったな。未加工の写真素材がデスクトップにおいてあると言う情報と簡単な指示書だけ渡されて、ファイルを開いて指定のフォントでテキストを入れて、指定のサイズとファイル名で保存するってのを15分でやらされた。
受かるには受かったんだけど、面接の時に「指示に基づいてランディングページは作れますが、ゼロからデザインはできません」って言ってその条件での採用と思ったら、入ってみたらそもそもどんなランディングページを作るべきかの時点から丸投げかつ納期2日とかで速攻逃亡したなぁ…。
というのも、OSには「自由さ」を求めていて、かつてはWindowsと比べてMacのほうが窮屈だった(異論はないはず)。
それがいつのまにかWindowsの手触りは広告と、執拗なOnedrive推し、その他etcetcにまみれてしまって大変不快。
今では見られているって感覚を覚えて無理になりつつある。
するとMacのほうがユーザーに対して節度を保ってるじゃない?とすら感じてくるわけだ。金さえ払えば何とかなるからな。
たとえばブラウザのプライバシー面では3rdからOrionが供給されている。
これも今Windowsでプライバシーを前面に押し出しても、ユーザー層が合わないかなんちゃってになってしまうからだろう。
同じような気持ちを抱えて環境をWindowsからMacに移行した話が聞きたいのだが(ほかの理由でもいい)、
インターネットにあるのは、俺みたいにワナビーが10周遅れでMacを導入した記事か、
最近戸建てに引っ越し、それまでのマンションのリビングで使っていたデスクトップを2階に置いたところ全然使わなくなってしまった
まだ小さい子どもの相手でリビングに居ないといけないのと、単純に2階に上がるのが面倒だからだ
ただ、調べものをするのにどうしてもスマホではやりづらく、また紙に印刷して検討したいタイプの人間なので、ノートPCが欲しくなって中古含めて色々検討したが、そのために数万払うのもアホらしくてやめた
荷物を整理していたら10年くらい前に買ったacerのaspire v5というノートPCが出てきたので、ここで俺は一計を案じ、Chrome OSを入れてみることにした
このPCには数年前にLinux mintを入れたのだが、Linuxのコマンドを覚えるのに挫折してそのままだった
少しでも動作を改善しようとアマゾンで250GのSSDとメモリ8Gを買った
両方合わせても5000円しなかったので、いい時代になったものだ
裏蓋を開けるのが怖かったので検索すると、こんな古いマイナー機種でも分解動画とかがあって助かった
デスクトップPCでChrome OS Flexをダウンロードして、USBメモリを起動用ドライブにする
あとはそれをノートPCに差して電源を入れてしばし待つと、Chrome OSが立ち上がった
画面の指示に従ってSSDにインストールし、再起動してSSDから立ち上げようとするも、BIOSの画面が出て起動用ドライブが見つからんとのこと
このままではSSDとメモリの投資が無駄になってしまう…と必死で解決策を調べる
結局BIOSをUEFIからLegacyにしたらすんなり起動した
長らくメーカー製PCのサポセンやってるけど、客がサービス理解してなかったりそもそもの考え方が提供側と違っててイライラすることが多いから吐き出させてくれ
今の職場だとサービスを提供する側だが日常生活だとサービスを受ける側になることのほうが多いから自分も肝に銘じる
説明書だったり請求書だったりに長いけど問い合わせ用の番号あるじゃん?
あれって必ず最初に聞くように教育されてるんだけど何のためかわかるか?
電話をかけているてめーが保障が残っているのか残っていないのか、そもそもこっちの時間を使ってまで対応する”お客様”なのかを確認するためだよ
基本的に番号がわかればそいつが契約している保障が紐づいてわかるから、
・適切な窓口につながっているのか→そのまま対応
・違う窓口につながっているのか(契約しているのより下位の保障窓口の場合)→上位保障窓口に転送
(保障はあってるけど、製品的に別窓口で対応 ex タブレット・デスクトップ・ノート・スキャナ・プリンタ)→担当窓口に転送
とか対応がとれるワケ
ちなみに客によってはどういう構成で買ってるかも登録されてることがあるから、修理に進んだ時に登録されている構成をもとに部品を見繕ってるよ
その情報がないとテメーがちゃんと契約してサポートを受けるべき客なのか、契約もないのにタダ乗りして話してる客なのかの区別がつかない
ちなみに契約文面に「サポート受けるんだったら最初に番号を言え、番号わかんないんだったらサポート受ける資格ないよ(意訳)」って書いてるところもあるから
番号わかんない時点で「ちゃんと契約をして金を払ってる顧客かわかんないから切るね」ガチャ としても文句言わないでね
これの何が最悪かというと、
・契約している保障やパソコンの情報がなんもわからん→保障のグレードで案内できる内容違うから、コイツに案内していい内容なのか判断に迷う
・契約しているかわからないやつが回線を1つふさいでる→正規でサービスを受けられるハズの客が待たされて時間がかかる
みたいなことが起こる
頼むから素直に客番号言ってくれ ないならかけるな
(どこにあるかわかんないって聞いてくれれば「ここにあるよ!」って案内はできるから安心してくれ)
たまによくかけてくる客に「電話番号で登録あるだろ?それ調べてくれ」とかのたまう奴がいるが、
サポート側で情報が見えていてもこっちから口に出すことは原則したくない
これはこっちがめんどくさがっているとかじゃなくて個人情報保護の問題な
仮に別の奴がテメーを騙って電話をかけてきたとして、
「名前は?」「折り返しの番号は?」とかテメーしか知りえない情報を質問して答えられなかったらニセモンだとわかるけど
こっちから「○○××さんだよな?」「電話番号は000-0000-0000だな?」とか聞いてウンウン頷かれたら判別がつかない
怠慢じゃなくテメーの情報を守るためにやってることだから素直に従え
情報を守られたくないんだったら話は別
下位グレードの保障契約なのに、明らかに画面殴ったみたいな故障を依頼してきておいて、「これって保障あるからタダよな?」とか馬鹿言ってる客がたまにいる
こっちも契約書に書かれている約款の内容でしかサービスを提供できないからそんな無茶を言うな
「そこをなんとかタダにならないか?」とか横車を押されてもそんな便宜を図ったらこっちのクビが飛ぶ
俺を今後養ってくれないんであればそんなこと言ってないで粛々とこっちの案内を聞け
稀ではあるけど、SSDやHDDの故障でデータがどうしても飛んじゃう客もいる
自分も今使ってるパソコンのデータ飛んだら嫌だなーと思うしすまんなーとも思うんだけど、
データの管理って基本的に客が管理するもんだって定められているのが殆どだからこっちで保障することは基本的にできない
消えたら困るデータがあるんだったら定期的に自分でバックアップを取ってくれ
逆に考えてほしいが、サポセンでそんなにホイホイデータ復旧出来たら怖くないか?
データが消えたのはすまん、しかしそのデータの責任をこっちに求めるのはお門違いってことで
※著しく横柄な態度どかじゃなければこっちも丁寧に案内するよ!
なにモバイル向けの TDP 15W とデスクトップ向けの TDP 157W を比べとんねん。
んでなに中古業者の「2万円のバリュー」を持ち出しとんねん。比較すべきは中古市場価格の3万円と、最新CPUを搭載した新品価格やろがい。
この増田 https://anond.hatelabo.jp/20240328145307 を読んでいて、新人歓迎会のトラウマを思い出したので書く。
新卒で就職したのは、大手電機からリストラ分社され投資ファンドに売却された地方製造業…に、グループ内人材派遣を行う人材派遣会社だった。
当時はリストラ分社化された直後で、まだ元グループ本社からの出向社員も残っていたし、元グループ会社の看板も、営業網も使えていた。
それにに加えて、リストラ分社化された後で「これで迅速な意思決定ができて伸びるぞー」と言うお題目が信じられている頃でもあったと思う。
だからか、当時入社するプロパーの入社式はそれはそれは華々しく行われていた。
いや、華々しく行われていたのを、私たち派遣会社経由組は、敷地の隅にある人材派遣会社事務所のちっぽけか打合せ室の窓から見ていた。
プロパー新人が記念写真撮影をしているのをみて、私たちはあっちいじゃないの?と少しは思うが、当時ピッチピチの新卒で疑問に思うこともなく。
派遣会社の事務所長から何かしら訓示を受けた覚えがあるが良く覚えていない。
簡単で事務的な話だけだったので、そのまま配属先となる職場から主任が迎えに来て、職場へと向かった。大部屋式の事務室である。
課長の所で軽く挨拶した後、課員に特に紹介されたりもせず、大部屋の端にガラス張りのパーティションで囲まれた「OA室」と呼ばれる部屋に連れて行かれ、ここがお前の席だと座らされた。
周りには同じく派遣できている人たちが数人いるが、みな黙々と仕事をしている。一応会釈はしてくれるが特に会話もない。部屋の中にはサーバと古めかしいブラウン管モニタがついたCAD端末がうなり声を上げている。
15インチスクエア液晶とDELLの型落ちデスクトップを渡され、いきなり赤が入った原稿に従ってWord文書を直していくと言う仕事を振られた。
当時ピッチピチの新卒で今のようにくたびれていなかった私は、緊張して違和感を感じる暇も無かったというか、違和感を感じるような知識も無かった。
それから数日して、プロパー新入社員が挨拶にやってきた。「全員集まれ」と声がかかって大部屋の中心にみんなで集まり、彼らが新人だと紹介される。実際に配属されるのは8月のお盆明けからだが、と聞かされた。
何で8月なんですか?と、少しは話をするようになっていた主任に聞いたところ、彼らにはみっちり新人研修があるのだとのこと。
すごいね。
元グループ会社から分離したけど新入社員教育は合同で行って、元グループ会社本社にて集中的に研修するんだって。
すごいね。
そうして彼らプロパーの新人が新入社員教育を受けて、定時退社している間に、自分はみんなにシェアされる雑用便利人としての立場を明確にしていった。
忙しくなると投入され、ろくにスキルも身につかない雑用をやる。どの課に所属しているのかと言うことも曖昧だった。業務調整をする上司というものが存在しなかった上に、ひとヤマを超えると別の社員の忙しい案件に投入されるため常に長時間労働であった。OJTと言う言葉すら無かったが、仕事の特性上、割り当てられた仕事が終わらなければ終わらない。やらずに放置しても誰か別の人がやってくれるわけではない。溺れながら仕事を覚えていくことになる。
このように同じ職場のメンバーとしての一体感が生まれる事も無かったが、一つだけ一帯運用してもらえていたものがあった。それが「タイムカード押し」である。だいたい19時30分を回ると係がタイムカードを回収しに来る。彼にタイムカードを渡すと、私が自分で押さなくてもかわりにタイムカードを押してくれるというサービスである。
いや、サービスしているのはこちらか。当時ピチピチの新卒であった私は、それが当たり前だと思って、深く考えなかった。いや、考えようとしなかった。
さて、この内容を何故標記の増田から思い出すに至ったのかというと、積み重なった違和感が爆発したのが、新人歓迎会だったからである。
時は流れて8月。プロパー社員の新人が正式に職場に配属された。配属されて行われるのが、新人歓迎会である。
今までも全体の飲み会らしきものは行われているのを知ってはいたが、私がいる「OA室」の人間は誘われることは無かった。しかし、新人歓迎会と忘年会だけは別らしく、出欠席の紙が回ってきた。
私は、これを自分も歓迎してくれる会であると疑わず、出席と記入した。会費は7000円であった。高い。正直、月給額面残業代込み174,000円からその金を出すのはかなり痛かった。痛かったが、仕方が無いと思った。
そうして、久々にリクルートスーツに身を包んで、会場に着いたところ、以下の様な事が分かった。
なお、記念品として贈呈されたそのハンドブックは「仕事で必要だから」と言われたので私は自分で買っていた。彼らの初任給は、私が当時付けられる限度まで残業を付けてもらうのよりも、一切残業せず3万円は高かったはずである。
偉い人のよくわからない話を聞いて、乾杯して。新人代表のよくわからない決意表明を聞いて。なんか意味のわからない余興が行われていたのはぼんやりと覚えているが、途中でなんか気持ち悪くなり、料理も食わずに会場を抜けて家に帰った。
今なら、7000円も払ったのだからせめて夕飯代ぐらいは浮かしてやるぐらいの図太さは身につけたが、当時ピチピチの新卒だった私にはそんなものはなかった。
ちなみに、頭の中をぐるぐる回っているぐちゃぐちゃを吐き出して落ち着けたのはインターネットである。もっと具体的に言うとこの増田、はてなAnonymousDiaryのおかげである。ここで無茶苦茶愚痴を書いて、みんなにそんな会社やめちまえよって同情してもらって、やっぱりおかしいよね?おかしいよね?、と整理ができた。
そうして、スキルを磨いて、勉強して、戦略的に行動する事を心がけるようになった。
みなさんのおかげです。どうもありがとう。当時の増田がどれぐらい残っているかは、まぁ、わかんないくらい昔の話ですが。
さて、その後だが、元グループ本社のブランドが使えなくなり、営業網から外され、元グループ会社が格安で担っていた間接機能を自分でやらなければならなくなり赤字に転落。
元グループ本社から出向で在席していた人々…つまり売却に至っても本社が転籍させなかった優秀な人々…が徐々に去って、さらに買収した投資ファンドからクビ切り役人みたいな連中が送り込まれ、プロパー社員のボーナスが年3ヶ月分吹っ飛ぶ、労働組合が元グループ会社の組織から外されて見捨てられる、福利厚生が自社独自に切り替わる、など労働条件の改悪、激変が続く事になる。
当然元グループ本社と共同で半年以上かけてじっくり行われる新入社員教育なんてものは翌年以降は蒸発しなくなった。新人は極簡単なビジネスマナー講座と図面の読み方みたいな軽い教育を受けて入社後数週間で職場配置されてくるようになった。
同時に、派遣社員が増える事になった。それも元グループ本社の系列のグループ内向けの派遣会社(つまり私の所属会社)からではなく、他の派遣会社からの人材が投入される。金は無いが、今までグループ本社の機能に依存していた部分を自社化しなければ行けなかったからだろう。
さらに賃金が高い社員を中心に退職推奨と言う名のリストラが行われ、その代わりに派遣社員が加わるという事が特に現場系で進行する。更にラインまるごと海外のEMSに出されるようになっていった。
しかし、プロパー社員と派遣社員を切り分けて考えると言う企業体質や文化はそう簡単に変わるわけもなかった。妙な壁がずっとある。お給料から命令系統、食堂の食券価格や給茶機の掃除当番まで妙な区別が残り続け、それが原因でか、不合理で業務効率が上がらないことおびただしい形だった。
ただ、そうして、会社は一応は黒字になった。筋肉質になったと宣伝しているがリストラは黒字になるまでやるからリストラなのであって、黒字になるのは当たり前である。
そのタイミングで、元グループ会社本社が最後まで持っていた20%程度の株式を完全に売却する事になった。完全に手切れである。私が入社して6年ほどが立っていた。
そこで、私が所属している派遣会社も完全に撤退する事になった。元グループ本社のグループ内向け派遣会社であるからである。
かつて敷地内にあった派遣会社の事務所はとっくになくなっていた。同期もみんないなくなっていた。
そして、私に提示されたのは、派遣会社から派遣元の会社に正社員として転籍しないか、今と同じ仕事を続けられるよ、という誘いだった。
もちろん、断った。
会社側は、まさか正社員になれるのに断ってくるとは思ってもみなかったようである。それはそうだ。特に人事部門などは、痩せても枯れても元大手企業の工場で地元で最も安定した職場で誰もが就職したがる、と言う御山の大将であったからだ。
だから自分たちの仲間に迎えてあげることが最高の報酬だと思っていた節があった。だからせっかく人事に交渉して入社できるようにしてやったのに恩知らずが、みたいなことを言われたこともあった。
さて、断った結果どうなったかとと言うと、派遣会社としてはもう派遣業を拡大していないこともあり同じ地域では仕事がないといわれた。そのため別の地域に転勤になるがよいか、と。もちろんOKと言った。願ったり叶ったりだ。
そうして新しい派遣先を探るからと言うことで、改めて所有している資格などを申告せよという事になった。コツコツと勉強してとりためた資格などを開示した結果、ちょうど人手不足のタイミングと重なり元グループ本社のR&Dに派遣が決まる。
引継ぎ屋マニュアル作成をこなしながら異動の待機している間に、こんどはなんと所属派遣会社がグループ本社に吸収合併される事が決まった。
本社のR&Dに派遣ではなく異動という形で、あっと間にグループ本社の正社員になることができた。神風が吹いたと言える。
そうして今ではそれなりに暮らしているのだが、そんな今でも「新人歓迎会」と言われると、あの悪夢の新入社員一年目が、悪夢のホテルでの夜が頭をよぎるのである。
だからみなさん、相手の所属がどこだとか考えずに新人には優しくしてあげてほしい。あなたにとっては毎年来る新人かもしれないけれど、新人にとってはたった一度の新人時代なのだから。
また、新人の皆さんも、なんかおかしな事があっても人生何事も塞翁が馬である。よいこともあれば悪い事もあるが、前向きに、やってきたチャンスを掴んで離さない程度の握力を常に鍛えておく事ができれば、道は開いていくのである。
頑張ってほしい。