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はてなキーワード: カップ麺とは

2022-02-12

金がないかデート自炊カップ麺がいい

どっちかの家で自炊飯かカップ麺でいいよ。

そのあとのホテル代もかからないしね

anond:20220210115326

これも普通にいる

喜ぶというと言いすぎだけど、昼ご飯スーパーカップとかでも普通に妥協するおっさんは多い

からスーパーカップ麺は売れてるんだぞ

2022-02-11

白馬王子様はカップ麺を美味しそうに食べるシンデレラを見て幻滅するか

焼き芋でも良いぞ

サイゼ彼女反転、色々みんなパターンを出してるが

石油王彼女カップ麺食わせて感動」

とか見ていやなんか違うなと思いつつ既視感があるので考えてみたところ

家出した王子がすごい聖者になりたくて厳しい修行の果てにへばったところへ乳粥を食わして悟りに導いた女」

だわこれ

コーヒー飲んでくる

2022-02-10

おっさんたちは初手料理カップ麺だったらどう思うわけ?

俺なら一緒に料理覚えようねって思う。

anond:20220210121308

夕食何でもいいって言ったらエースコックカップ麺が出てくるイメージ

せめて凄麺シリーズとか行列のできるラーメン店シリーズとかカップスターにしてくれよって感じの。

2022-02-08

追記を先に書くやつって気持ち悪いよな

追記は本文のあとにかくものだろ。

人として根本的なセンスが狂ってる。

中出ししてからコンドームをつけるようなもんだわ。

紙でお尻を拭いてからウンコをしてそのままズボンを履く。

髭をそってから顔にシェービングフォームを塗る。

メイクをしてから顔を洗う。

おしっこをしてから便器の蓋をあける。

カップ麺を生で食べおってから容器にお湯を注ぐ。

食器に洗剤をかけた上にカレーを注ぐ。

人間のふりをするのが下手くそ宇宙人だよ君は

2022-02-06

カップ麺牛乳戻し」子ども食生活危機的だ


味噌汁臭い」「朝食は冷凍餃子実態は?

子どもの食について考えてみませんか?(写真プラナ/PIXTA

食品添加物の現状や食生活危機を訴え、新聞雑誌テレビにも取り上げられるなど大きな反響を呼んだ『食品の裏側』を2005年上梓した安部司氏。70万部を突破する大ベストセラーとなり、中国台湾韓国でも翻訳出版され、いまもなおロングセラーになっている。

その安部氏が、『食品の裏側』を発売後、全国の読者から受けた「何を食べればいいのか?」という質問に対する答えとして、このたび『世界一美味しい「プロの手抜き和食安部ごはん ベスト102レシピ』を上梓した。15年の間に書きためた膨大なレシピノートの中から、たった5つの魔法調味料」さえ作れば、簡単時短に作れるレシピを厳選した1冊だ。

発売後、たちまち6刷5万部を突破し、各メディアで取り上げられるなど、大きな話題を呼んでいる安部氏が「子ども食生活に迫る危機」について語る。

手作りおにぎり」を食べたことのない子ども

食品の裏側』がベストセラーとなったことで、私は講演会食育セミナーに招かれ、全国を飛び歩くこととなりました。そこで私は「家庭で今、なにが食べられているのか」、その実態をうかがい知ることになります

世界一美味しい「プロの手抜き和食安部ごはん』にも書いたことですが、衝撃的だったのは、「手作りおにぎりを初めて食べた5歳の子ども」でした。

世界一美味しい「プロの手抜き和食安部ごはん ベスト102レシピ』(書影クリックすると、アマゾンサイトジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら)

ある保育園食育講座で、「おかか入りのおにぎり」を作ったときのことです。それを食べた5歳の子どもが「おにぎりってこんなにおいしいんだね」と言って感動しているのを、保育士さんが「よかったね」と言って抱きしめて泣いているのです。

の子は「手作りの温かいおにぎり」を5歳になって生まれて初めて食べたということでした。おにぎりとは「コンビニの冷たいおにぎり」であって、手作りのものを食べたことがなかったのかもしれません。

別の保育園では「味噌汁が『臭い』と言って飲めない子どもがいる」という話を聞きました。

給食味噌汁を出すと「こんなものは飲んだことがない」「変なニオイがする」と言って飲めない子どもが、毎年必ず何人かはいるというのです。

子どもたちの食生活実態がどうなっているのか、疑問に思った私は、機会があるたびに子どもたちに「今日朝ごはんに何を食べてきた?」と聞くようにしました。

カップ麺牛乳戻し」を朝食に食べる5歳の子ども

ご飯みそ汁焼き魚」「トーストハムエッグサラダ」などという、いわゆる一般的朝ご飯を食べている子どもももちろんいましたが、それはむしろ少数でした。

多かったのが「菓子パン」。それと「インスタントポタージュスープ」という組み合わせも多くありました。

なかでも好まれているのはコーンポタージュで、「冷凍タコ焼き」「ロールケーキ」というパターンもありました。

それから、これはあるお母さんから聞いたのですが、その家では朝ごはんに「(冷凍食品の)餃子」を食べると言っていました。

そのお母さんは、「餃子はお肉、野菜小麦粉と、栄養バランスが一番いい。この(冷凍食品餃子)1品で必要栄養が摂れます」と胸を張っていました。それは確かにそうかもしれませんが……、私は返答に困ってしまいました。

これで驚いてはいけません。さらに驚いたのは「カップ麺牛乳戻し」です。カップ麺をお湯で戻すのではなく、熱々に沸かした牛乳で戻して食べるのだそうです。

「なぜそんなことを?」と思いますよね。「お湯を使うよりも、牛乳のほうが栄養価が高いから」だそうです。

からカップ麺ではあまり体によくないから、牛乳を使うことで罪悪感を帳消しにするということでしょうか。とにかくそれが「5歳の子もの朝食」だというのです。

返答に詰まるどころか、絶句してしまいました。「朝から冷凍餃子」の朝食が立派に思えたほどです。

カップ麺牛乳戻し」は極端な例としても、私が気になったのは、朝から「甘いもの」を食べる子どもがとにかく多いということです。

から「甘いもの漬け」になっている子どもたち

「朝はパンです」といっても、よく聞いてみると、食パンではなくて「菓子パン」なのです。「あんパン」や「メロンパン」「デニッシュ」といったものです。

親も朝は忙しいから、トーストを焼く時間も惜しい。菓子パンなら買っておいたものをそのまま食べさせられるから便利だということでしょう。

食パン」という人もいましたが、「マーガリン砂糖を混ぜたものを塗る」「チョコなどの甘いスプレッドを塗る」などのパターンが多いのが印象的でした。

それに呼応してかどうか、今は市販食パンビックリするほど「甘いもの」が多いと感じています。糖分をたっぷり入れていて、菓子パンと変わらないほどの甘さになっています

折しも「高級食パンブーム」だそうです。店によっては行列ができるほどの人気だといい、メディアでもよく取り上げられています

どの食パンも「しっとりモチモチ」がウリだそうですが、あれは私などに言わせれば糖分と油の入れすぎで「じとっ」としているとしか思えません。

「何もつけずにそのまま食べてもおいしい」というけれど、あれだけ糖分と油が入っていれば、何もつけなくておいしいのは当たり前です。

いずれにしても、私が食品加工の現場に立っていた現役時代からは考えられないほどの糖分の使い方です。

それをみんな「おいしい」といって奪い合うように食べているのです。昔ながらのオーソドックス食パンは、姿を消していく運命にあるのかもしれません。

日本人が糖分を摂りすぎていることについては「日本人の体を壊す『隠れ糖質』とりすぎの深刻盲点」に書いたように、かなり深刻な問題だと私は思っています

ましてや、子どものうちから、糖分をたっぷり体に入れることがどんなにリスクが高いか。親御さん方には、ぜひ危機意識を持ってほしいと私は切に願います

自主尊重」ではなく「好き嫌い」をさせているだけ

しかしこの話をすると、「うちは子ども自主性を大事にしたいから」とおっしゃる方がいるのです。つまり子どもの食べたがるもの、好きなものを与えることが、「子ども自主性」を尊重することになるというのです。

たとえば子ども野球をやりたいというなら野球やらせてあげるとか、ピアノが習いたいというならピアノを習わせるというのは、確かに自主性を大事にするということでしょう。

でも、それと「好きなものだけを食べさせる」のは根本的に違う話です。「子どもの好きなものだけを食べさせる」のは、たんなる「好き嫌い」をさせているだけです。

野菜を食べないと、栄養が足りなくなって元気が出ないよ」「魚を食べると頭が良くなるよ」などと教えるのが家庭教育ではないでしょうか。「子どもの舌を作る」のは親の教えなのです。

好きなものを好きなだけ食べさせる食生活を続けたら、子どもの味覚はおかしくなるに決まっています

全国を回って、子どもたちの味覚がおかしくなっていることに危機感を覚えた私は、「令和の時代和食バイブル」を目指し『安部ごはん』を出版しました。

家庭で「手作り和食」を増やすことが大事ですが、面倒で手間のかかる作り方では、誰しも忙しいので、作ってくれない。そこで「5つの魔法調味料」を考案し、「これさえあれば、おいしい和食簡単に、時短で、誰でも失敗せずに作れる」レシピを開発しました。

子どもの舌」は発達途上です。今ならまだ取り戻せます。そのためにはやはり「和食」で、「天然のだしを使った和食」を食べさせることが一番だと私は思うからです。

「だしの素」をやめた家族に起きた変化

私の講演を聞きに来たことがきっかけで「だしの素」をやめたお母さんがいました。昆布かつおぶしで、だしをとるようにしたのです。

「だしの素をやめたい」という人に対して私がいつもアドバイスするのは、「徐々に切り替える」ということです。

「だしの素」をいきなりやめると、必ずと言っていいほど家族から「おいしくない」「味が薄い」と文句が出ます。だから最初は少しずつにして、徐々に切り替えることが大事です。そのお母さんもそのとおりに半年かけて「だしの素」をやめたのです。

ところが、半年後にそのお母さんの妹さんが来て「今日はおばちゃんご飯を作ってあげるね」ということになったそうです。

妹さんは台所に残っていた「だしの素」を使ってみそ汁を作ったそうです。その味噌汁を飲んだ子どもたちは「いつもと違う」「後味がもわっとしておいしくない」と言い出したそうなのです。

わず半年で、子どもの舌は「だしの素」ではなく、「天然のだし」をおいしいと思うようになっていたのです。

これはだしの話ですが、もちろん糖分、油分についても同じことです。「正しい味」を教えれば、必ず「子どもの舌」は取り戻すことができます。そうすれば自然と「甘すぎるもの」「油っこすぎるもの」「人工的なつくられた味」を遠ざけるようになります

「頭」ではなく「体」と「舌」を変えることが「糖分や油分のとりすぎ」を減らす、確実な、そして大きな一歩になります

和食」を通して育った「本当の味覚」は、子ども健康につながる「一生の宝」になる、私はそう確信しています

2022-02-02

anond:20220202214606

そう

カップ麺スープみたいなすっきりした味のでいいのに

あいうのが好きな層がいるのか

最近カップ麺サイズの200円スープを買っている

おすすめはきちんと鶏肉入ってるやつ

お湯入れて1分で食えとか書いてあるが放置しても麺みたいに伸びないのが良い

2022-01-30

anond:20220129190158

100%外食コンビニ生活してた頃は醤油バターどころか

塩も砂糖も米やカップ麺お菓子さえも一切の食品を家に置いてなかったな

2022-01-26

夜にサラダ食べて、朝にカップ麺食べて、昼にポテトフライ食べて、夕に白いご飯食べた

結論としては無理してでも白いご飯を炊いて軽くでもいいから口に入れるべきである

あと味ついてないご飯重要コンビニおにぎりではあまり役に立たない)

2022-01-24

やり過ぎて販売中止になった商品製品ってある?

カップ麺に驚き&やりすぎEDGEというシリーズがあって、ごまやわかめの量が尋常じゃないというのが売りだがメーカー側が自ら名乗るやりすぎというのはたかがしれている。

そういうのではなく、メーカー側が血迷ったとしか思えない狂気の代物が知りたい。

2022-01-22

anond:20220121142002

袋麺をカップ麺と同じように食べたらお腹したことあるから初挑戦の人はトイレに行ける時間と余裕を持ってチャレンジするんだ

2022-01-21

最近の子供、味噌汁が「臭い」。朝ごはんは「カップ麺牛乳戻し」。

保育園では「味噌汁が『臭い』と言って飲めない子どもがいる」という話を聞きました。

給食味噌汁を出すと「こんなものは飲んだことがない」「変なニオイがする」と言って飲めない子どもが、毎年必ず何人かはいるというのです。

子どもたちの食生活実態がどうなっているのか、疑問に思った私は、機会があるたびに子どもたちに「今日朝ごはんに何を食べてきた?」と聞くようにしました。

■「カップ麺牛乳戻し」を朝食に食べる5歳の子ども

ご飯みそ汁焼き魚」「トーストハムエッグサラダ」などという、いわゆる一般的朝ご飯を食べている子どもももちろんいましたが、それはむしろ少数でした。

多かったのが「菓子パン」。それと「インスタントポタージュスープ」という組み合わせも多くありました。

なかでも好まれているのはコーンポタージュで、「冷凍タコ焼き」「ロールケーキ」というパターンもありました。

それから、これはあるお母さんから聞いたのですが、その家では朝ごはんに「(冷凍食品の)餃子」を食べると言っていました。そのお母さんは、「餃子はお肉、野菜小麦粉と、栄養バランスが一番いい。この(冷凍食品の餃子)1品で必要栄養が摂れます」と胸を張っていました。それは確かにそうかもしれませんが……、私は返答に困ってしまいました。

親もそんなもんばっか食ってたんだろうなぁ

ってコメントがあって、独身KKO他人ごとながらすごく悲しくなった。

親の責任は重いね

anond:20220121132607

秋田は寒くて炊飯器を持っている人も少ない

米を買える県民は少なくてみんなカップ麺を食べている

2022-01-19

妻が珍しくカップ麺を食べていて、蓋の上で液体スープと粉末スープを温めていたので「なんで粉末も温めているの?」と聞いたら「両方温めないとかわいそうじゃん」と答えてかわいい好きだなーと思いました。

2022-01-04

腹減ったなあ買い込んでたカップ麺全部食ったわけど買い物行くのめんどいなあUber Eatsは使わないのとする

2021-12-31

問題職員の正しい辞めさせ方 7/10

第二章 更生が期待できる問題職員について

できれば2人紹介したかったが、1人に留める。

ここまでの6人は問題ない。何かあっても私が責任を取ろう。が、この2人は今でもK市で働いている。うち1人は男性で、接触当時は入庁4年目だった。

協調性がないとの評判であり、人事評価では直属の上司から免職を促すことが相当である」とのコメントが入っていた。しかし、実際に本人と面談してみると……といったパターンの子だ。本質が見えていないのは上司の方だった。

残り1人は女性で、接触当時は入庁1年目。先に挙げたGさんと同じく直向きな職員だった。地元新聞記事にも「期待の新人職員!」という記事が載るほどに期待されていたのだが、残念なことに、頑張りすぎてうつ病になってしまった。その後のじりじりとしたリハビリと、復活後の活躍には目を見張るものがあった。よって、この子を取り上げようと思っていた。

迷ったが、男性の方を選んだ。理由は私と同性で、気質も似ているところがあったので心の内部を覗きやすいと感じたからだ。登場人物の男女比の関係もある。仮に、E太さんとする。

福祉関係部署のE太さん

私が特定任期付き職員として採用されて3年目のことだった。E太さんと話したのは。彼は入庁4年目だった。ある意味で先輩にあたる。

当時は20代後半で、福祉部署で働いていた。といっても、ケースワーカー自立支援福祉事業者審査といった類ではなく、裏方の仕事だった。直接福祉仕事に携わることはなかったが、それでも部署全体を支えるポジションだったのは間違いない。

梅雨時のある日、彼について人事面談をしてほしいと福祉課長から依頼があった。このE太さんというのは、いわゆる問題職員という扱いだった。私は、彼のいったい何が問題だったのか、その時は理解していなかった。が、K市の問題職員リストにE太さんが名を連ねていたのは事実だ。

福祉課長によると、彼には以下のような問題点があり、人事で指導してほしいという。

ミスをしても謝らない。それどころか相手を逆なでする。

・内部会議で一切しゃべらない。発言を求められても二言三言。

・みんなと協調的な行動を取ることができない。自己中心的である

今回は3点目で引っかかったようだ。

いろいろと調べていったが、やはり机上のデータでは見えてこない。他の福祉課の職員から聞き取った情報総合すると、先週あった課全体の飲み会でひと悶着あったらしい。

うす暗い飲み屋の片隅に座っていたE太さんが、近くにいた福祉課長やその他先輩がいた席まで呼ばれた。「この間のことで話がある。ちょっとこっちに座れ」と言われたE太さんは、ダイレクトに断った。「行きません」と突っぱねたとのこと。それで先輩職員らと口論になって、そのうち優しめの先輩職員が彼の席に移ってきて、まあ飲みなよとお酒を注ごうとしたところ、これもまた「帰りがバイクなので」(※真偽はわからない。E太さんの嘘かもしれない)と断った。

そんな態度に憤ったほかの上司や先輩が、E太さんに詰め寄り、お酒を吞ませようとした。それでも断固とした態度のE太さんに、先輩は次第に声を荒げ、ついに係長級の職員がE太さんの首根っこを掴んだところで、「やめてください!」と彼が拒否して……市役所職員の宴席から大声が響いたものから、近くに座っていた別のお客のグループ店員に静かにさせるよう苦情を入れるも、店側も注意ができず……翌日になって、その居酒屋で飲んでいた人が市役所に直接クレームを入れたというのが顛末になる。

どっちもどっちだ、と感じた。双方とも行動に問題がある。

福祉課長の言うことは明らかに自分寄りである。ここまでのハラスメント行為があったとは聞いていない。私がほかの係員に聞き取りをしなかったら、あやうくE太さんだけを悪者にするところだった。

彼にしても、飲み会に参加したなら、もっと仲間意識を持つ必要があった。飲み会は、「供食」の場だ。供食は仲間同士でしかしない。古今東西自分達の敵と一緒に食事を取るなんて文化はない。一緒に食事を取るということが仲間であることの証なのだ。昔の人間というのは、そんな儀式神聖視せざるを得ないほどには、人間組織の生き死にが間近にある生活をしていた。

ある日の午前、窓ガラスに雨粒が叩きつける中、面談室に入ってきたE太さんはソファの前で立ち止まった。「座ってください」と私が言うと、彼はゆっくり腰かけた。

初めに言ってしまうと、私はE太さんがそこまで悪い人間ではないとわかっていた(後述)。それで、リラックスしながら、今日は何を話すんだっけ? とバインダーに挟んだ聞取票を手に取った私は、簡単挨拶の後、E太さんとのやり取りを始めた。

朝ご飯は食べた?」

はい。食べました」

「どんなものを?」

コンビニおにぎりカップ麺を」

「どんなカップ麺が好き?」

特に好みはないです」

「そうか。私も毎日そんな感じだ。おにぎりカップ麺は合うよね」

「そうですね」

「E太さんは、バイクだっけ?」

「私は……バイクではありません」

バイクじゃないの?」

自転車です」

「E太さんって自転車だったの!? 人間じゃなくて?」

「そういう意味じゃありません」

※重ねて言うが、これまで私が記してきた会話の記録には不自然さが否めない。方言言葉の癖など、個人情報に関わる内容を編集していることによる。

指導目的とした人事面談というと厳しいイメージが漂うだろうが、相手が筋金入りの問題職員でなければ概ねこんなスタートを切ることが多い。信頼関係を築くためだ。

雑談が続いた後、いよいよ問題の核心のフチに触れる問いかけをしてみる。

「それで、福祉課長から聞いた件なんだけど。今回の面談きっかけ」

「……はい

「周りの職員のこと、どう思ってる? この人は好きとか、嫌な人とかいる?」

特にいません」

「E太さんの態度や行動が、同じ課の職員を傷つけることがあるみたいだ。私も調べてみたけど、そう思ってる人も確かにいる。どうしてこの結果になってしまうのか、考えていることを教えてほしい」

普通にやっていると、こうなります

普通に、とは」

「正しいと思うことを言ったりやったりして、でもほかの職員からするとそうでないみたいです。嫌われるのはわかっても、でも自分がやるべきだと思うのでやっています

思ったより早く本音を出してくれている。チャンスだ。私は、聞取票が挟んであるバインダーを机の端に裏返しに置いた。ここからのやり取りはうろ覚えだ。

「E太さん。せっかくの機会だから腹を割って話そう公文書には残さないから、もうこのバインダーはいらない。一対一でE太さんと話したいと思ってる。ところで、私のことは知ってるよね。ここのプロパー職員じゃないって」

「知っています。2年前にK新聞(※地元情報誌)で読みました。〇〇社の出身で、人事領域プロだと書いてありました」

「知ってるんだね。ありがとう。でも、プロと言えるほど経験は積んでない。社会人20年以上やっているけど、人事は6年くらいしか経験がない。ほとんど営業だった。大人の事情というやつで、プロにはほど遠くてもプロなんだと――そうアピールしないといけないことがあるんだ(ここで両者の笑い声があった)。で、話を戻すけど、E太さんはどうして今の状態を保ってるのかな。変えてみたいとは思わない?」

キツイと感じることはありますが、これでいいと思っています

「どういう理由で、キツくてもいいと思ってる?」

自分のやりたいことがあります社会人として、こういう生き方がいいって。それで、その目的から逆算して考えると、今は人間関係よりも実力がほしいんです」

申し訳ないがここまでだ。これ以上は、私の記憶からE太さんの口述を曝け出すことはしない。

簡潔に言うと、彼は仕事が一番ではないタイプだった。E太さんの人生優先順位の中で、仕事は3番目ということだった。だから民間から公務員転職しようと思ったし、だから、どれだけみんなに嫌われようがどこ吹く風でやってこれたのだ。

肝心なことを述べていなかった。E太さんの仕事ぶりだ。毎年、人事課に提出される査定表で、彼は3年連続で5段階中の2を取っていた。もちろん低い数字だ。実務能力は平均3.5だったが、礼儀マナー人格職務遂行姿勢などで大幅に減点を受けていた。

私が再調査したところだと、彼の査定は控えめに見ても3はあったように思える。福祉課で彼と同じくらい「人柄が悪い」と評価を受けている人間も、その多くが3を取っていた。それに彼は、年は若い福祉課の裏方として3年以上も職場を支えてきた実績がある。

ちなみに調査方法だが、①人事権限で福祉課の共有フォルダに入ってE太さんの成果物確認する、②E太さんの同僚を面談室に呼んで印象に残った行為や実績を聞き出す、③過去のE太さん関係始末書を読み解く――という3通りの方法で行った。確認できた事実は以下のとおりだ。

オフィスソフトの腕前は一流であるパワポExcelAccessも使いこなせる。文も読みやすい。

プレゼンテーション能力が高い。普段は物静かだが、かつて大都市商工会議所で行われた各市町合同での新人職員研修会の折、K市の未来について数分間のスピーチを行い、拍手喝采をもらったとのこと。

事業計画立案。E太さんは広告会社出身だった。その経験を活かし、福祉課の裏方としてケースワーカーなど福祉職を支えるための各種設備インフラを整えるための計画書を作り、それがそのまま課の予算要求に使われていた → ということは、彼の上司はその仕事振りだけは認めていたということだ。

福祉課の職員からの苦情はあるが、市民取引業者とのトラブルの記録はない。

・年下の職員には人気があるらしい。例えば、彼が選挙スタッフとして従事した際、開票作業の前に事務吏員の腕章をみんな装着するらしいのだが、「安全ピンが刺さりそうなので、私の腕に腕章をつけてください」という体で、何人かの女子職員がE太さんの前に並んでいたという。尾ひれが付いているとは思うが、そういうこともあったのだろう。

私が退職するまでの数年間で、E太さんと呑みに行くことが何度かあった。まさしく意気投合であり、今回ここまで赤裸々に彼のことを書いてきたのも、彼なら笑って許してくれるだろうという甘えから来ている。

私は、彼が悪い奴ではないとわかっていた。上の面談の1年前のことだ。かなり広めの川べりで行われたK市の音楽イベントに、私と彼もスタッフとして動員されていた。ステージ発表が始まると、スタッフはみな暇そうに周辺警備をしていた。

さて。一級河川にかかる橋の袂だった。カートを押している高齢のおばあさんがE太さんに声を掛けた。私は、高いところから偶然それを眺めていた。

E太さんは、話しかけてきた老婆としばらくにこやかに話をしていた。その老婆は、さっきはE太さんの上司や、ほかの若手職員にも声をかけていた。誰もが皆、迷惑そうに会話を切り上げてどこかに去ったというのに、彼だけは、その老婆の話し相手をしていた――貴重な体験だった。こういうところに人格が滲み出るのだ。

とはいえ、このままではE太さんの株は落ち続ける一方だ。それに、職員を傷つけるような冷たい態度もよくない。社会人には、絶えず相手不快にさせないよう振る舞う義務がある。会話をしたくなくても、そうした態度をおくびにも出さず、明るく振る舞わねばならないことだってある。わかっているのといないのとでは、社会生活に大きな差が出てしまう。

E太さんに何度も伝えた。「こんなのはもったいないもっと仕事に打ち込んで、本気をアピールして、みんなの信頼を集めてみたら?」と伝えてみたが、なしのつぶてだった。こちらとしても、今の状態でE太さんを問題職員リストから外すことはできない。どこかの部署で重大な人間関係トラブルを起こす可能性があるからだ。私はE太さんのことが好きだけれども、それとこれとは別問題だ。

結局、私が辞める時まで、E太さんを理解する人は少なかった。孤高で、人とは交わらない。でも仕事ができて、市民業者からの受けがいい。いろいろと惜しい職員だった。今でも彼を思い出すことがある。今度K市に遊びに行った時は、また彼を呑みに誘うつもりだ。

この章の最後に。なぜ、私は彼を好きになったのか。

渇き』を感じたからだ。E太さんは人生に飢えている。自分がやりたいこと、どんな人間になりたいのかはっきりしているのに、叶えられずにいる。叶えられる保障もない。

でも、足掻き続けている。まるで昔の私自身を思い出すようであり、懐かしい感じが脳内からビンビンと込み上げてくる――ビールは、渇いているからおいしいのだ。いつかE太さんが大成して、そんな美味を楽しめる未来があることを祈っている。

https://anond.hatelabo.jp/20211231220522

2021-12-19

前住んでたところが結構なボロアパートだった

そこをクソ汚くしながら暮らしてた

家賃が三万くらいのとこだった

事務って言ってたから入ったけど普通に接客肉体労働も清掃もさせられる謎の休日出勤がある出退勤の記録が手書き残業代が一時間単位じゃないと出ないし下っ端にはつかない手当が存在する職場で働いてた

大学の時買った折り畳みベッドを六年くらい使って腰が乗る辺りが陥没してたけど壊れてはいなかったからそのまま寝てた

普通に眠れるし新しいベッドを買う必要はないとその頃は思ってた

冬になると窓から隙間風が入ってくるのがわかるしユニットバスは凄い勢いでカビていくからシャワーを手早く浴びてドアを開けっ放しにする

シャワーの湯が夏でも冬でもたまに突然水になってゆっくり湯に戻る

やたら風通しが悪くて湿気がこもる部屋で夏は蒸すし冬は寒かった

窓が小さくてドアがかなり奥まってたから仕方なかったのかもしれないけど

暖房エアコンを本当に耐えられない時に回すくらいだった

ずっとつけてると電気代が結構な額になるから

エアコンレンジを一緒につけるとブレーカーが落ちてたから多分20Aとかそのくらいのとこだったと思うんだけどそれでも毎月結構かかってた

冬は友達web通話する予定がない日はシャワーを浴びたら冷める前にベッドに入ってすぐ寝るようにしてた

エアコンが入ってようと入って無かろうと部屋が全体暖まることなんてなかったから室内でもコートを着て靴下を履いてなんなら手袋もしてた 寒いから

そういうところで三年くらい過ごしてた

食生活別にどうでも良くなってしまっていて毎日大体同じものを食べてた気がする

朝は前日の夜スーパーで買った半額おにぎりカップ味噌汁にぶち込んでコンロの前で立ち食いして仕事行って昼はカップ麺 夜は覚えてないけど多分うどん素麺を茹でて麺つゆ入れて食べてた

シフト制だったから遅めシフトの時は寝れるだけ寝て朝を食わずに昼に半額おにぎりカップ味噌汁を啜り込み出勤して夜はカップ

カップ麺は思い返すと正直毎日買うには高かったんじゃないかと思うんだけどそれをなんとかする精神的余裕がなかったんじゃないだろうか まあ経済的余裕もなかったんだけど一応半月分のボーナスが出るとこだったからそれをやりくりしてたんだと思う

職場環境もあんまり良くなくて周りの人が仕事してるのか居ないやつの陰口叩いてるのか陰口叩くのが仕事なのかわからないようなとこでパソコンできる人があんまり居なくていろんな資料作る役目が大体こっちに回ってきてた

正社員やらせろよと思ったけど正社員もみんなパソコンうまく使えない人たちだったから基本に毛が生えたくらいの知識でもそこの職場だと「パソコンができる人」だったらしい

覚えるために休憩時間を削ってマニュアル作ってたら「その前に仕事を覚えろ」って怒られるようなとこだったのを今ふと思い出した ちょっとおかしいと思う

なんなら休憩時間も俺以外電話に出なかったから休憩してなかったし外食も苦情が来たとかでだめなとこだったからずっと職場にいた

まあそういうところだったからいよいよきつくなってきてて軽く仕事愚痴をこぼしたら友達全員に「そこは辞めた方がいいよ」と言われたのでいろいろ考えたり失業保険とか職業訓練のこととか教えてもらったりしてやっとやめた

有給使って休んでたはずなのに「残業代出すから」って言われて出勤することになったりしてたけどまあちゃんと辞めれたと思う

そこから二、三ヶ月起きて飯食って図書館行って飯食って寝てみたいなことを繰り返してやっとそのルーチンにハロワが入り職業訓練が入りなんとか次の仕事を見つけて(ハロワ全然関係ないところで見つかった)そこでしばらく稼いでから引越しした

ベッドはそのまま持って行った

新居に遊びに来た友達にそのまま連れ出されてカーテン座布団と枕とフライパンを買うことになった

その後怒涛の勢いで比較安価で良いベッドの商品リンクが送られてきてその辺りで自分は何か変な暮らしをしてたんだなと悟ることになった

自分ヤバかったんだな」と言ったら「まだヤバいから人間になってくれ」って言われて色々買い足した

正直やかんとポットと鍋 あと電子レンジがあれば生きていけると思ってたし今までがそうだった

そこら辺から自分友達認識のずれというか「人間としてのQOLライン」の違いをちょっとずつ是正していくことになる

そこから二年とちょっとくらい経って今

うちには炊飯器があって家に帰ったら上着を脱いでエアコンつけてゆっくりしてると暖かくなってきて

フライパンで卵焼いて鍋で味噌汁作って飯の前に洗濯機回して

ちゃんと座って飯を食って

またユニットバスから月一くらいになるけど湯船にお湯張って入って

シャワーの後空調さえ入れておけば全裸で露取りしなくて良くて

その後部屋にいても手がかじかむこともなくて

ベッドの真ん中を避けて端っこで寝なくても良くて靴下履かなくても暖かくて眠れて

そして来週末友達と飯を食いに行く

この友達にはもう頭が上がらない

この人に人間にしてもらったという感じがする

いつか自分が何かしてこの人の役に立てたらいいなと思う

ただ会う度にちゃんと飯を食ってるか聞かれるのはちょっと恥ずかしい お母さんがもう一人できたような気持ちになる まだ心配されてるようで申し訳ないなとも思っている 今後ともちゃんしま

前こういう感じだったけど今こうですごいって話をする度に「それが普通なんだからね」って念を押される

二度と前みたいな状態には戻りたくないのは確かだけど 部屋にいて(これが当たり前に普通なのか)って思う度に普通ってすごいことだなと思う

正直まだちょっと怖い 普通よりちょっと上なんじゃなかろうかと思う ベッドこんなに柔らかくていいの?本当に?ってふとした瞬間に思うもん

今日晩飯キャベツ味噌汁キャベツツナのにびたしみたいなやつです キャベツがぐったりしてきたから早めに食ってやらないといけないんだけど明日キャベツまみれになりそう どうしよう

これを書いてても部屋が暖かくて不思議だなあと思う 引っ越して二年も経つの

いつか当たり前になっていくんだろうか

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