「核兵器」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 核兵器とは

2021-11-03

日本核兵器を開発するとしたら

爆発実験沖縄でやるんだろうな。

断捨離して捨てるか、積極的活用しろ

持ってるだけなんて無駄無駄

世界核兵器日本自衛隊もっとどんどん使え!

2021-11-01

今朝から

ワクチン」とか「インボイス」とか「増税」とか「野党共闘 成功」とかでTwitter検索しては、ぱよちん断末魔を見てニヤニヤしてるんだけど、インボイス検索かけた時に引っかかったのが特に印象的だった。

いわく「モリカケ桜で嘘を付き、コロナ放置フクシマ汚染水を垂れ流し、夫婦同姓を強制LGBT弾圧消費税増税インボイス導入による貧困層いじめ年金減額、国際関係悪化中韓)、徴兵制核兵器開発、憲法違反SDG無視不正選挙、こんな自民党政権を選ぶ日本人の愚かさにほとほと吐き気がする」らしい。

いやぁ、役満ですね。もうね。ワイはにっこにこですよ。笑いが止まらん。こんなのが熱心に支持する立憲共産党からボロ負けしたと言う事実を受け入れられないらしい。

その中でまともに争点になったのってコロナ対策くらいじゃないの?モリカケ桜だけで国会何期無駄にしたよ?で安倍の首1つ取れなかったじゃん。経済差し置いて夫婦別姓とかLGBTとかSDGsとか優先度の低い問題を、さも国を揺るがす一大事のように騒ぎ立てて嘲笑された事実が認められないらしい。

徴兵制核兵器開発に関しては飛躍しすぎてて問題外。第三次世界大戦でも起これば別だろうけど。自民党政権下で国際関係はかってない程悪化したらしい。尖閣国有化問題を先鋭化させたのは誰かご存じない?不正選挙左派に分類されるメディアファクトチェックしてましたよね。

挙句の果てに、有権者を見下し唾棄すべきものとして切り捨てる。

いやぁ、いいですね。是非その路線を堅持しつつ、これからも熱心に立憲共産党を支持して頂きたい。そう言う人が増えれば増える程、右派保守中道改革は安泰になりますから

2021-10-27

anond:20211027011029

自衛隊反対ってのも、資本主義軍隊はあってはならないけど、共産党軍隊は歓迎すべしってことだし

アメリカ核兵器は悪い核兵器ソ連中国核兵器はい核兵器とまで言ってた人もいた

2021-10-23

anond:20211023082432

からでも米露中が手を取り合って持てる核兵器の全てを結集し、地球消滅を実行してくれないかな。やる価値絶対にあると思うんだ。

2021-10-22

anond:20211022162729

核兵器技術的にはまぁできるんだろうけど、アメリカ含め諸外国を納得させるには、強力な外交力が必要で、そんな外交力があるんなら、核兵器不要なんだよな。

北朝鮮みたいに、他国がどう思おうが関係ない、って言うなら別だけど。

2021-10-21

anond:20211021122250

戦争日本科学が発展したかどうかはわからないけれど、

核兵器という戦争によって生み出された科学の大発展があるんだから

この一つの事例だけをみても戦争科学を発展させると言えてしまうのではないだろうか?

それほど核兵器というのはインパクトのある科学技術の発展だと思うんだけど、

こういう戦争科学を発展させるのか否か?という話では何故か無視されがちなんだよな。

2021-10-18

表現の自由を守るための戦いで論理的一貫性を持ち出すのは無意味

正論を突きつけるだけのキモオタと、児童女性といった弱者を盾にする規制

世間がどっちに味方するかといえば、より同情を買える規制派の方なんだよね

から、かわいそうランキングが低い今のうちから何をやっても無駄

表現の自由戦士がやっていることは、核兵器を持っている相手に対して丸腰で示談を持ちかけていることと同じ

論理的に正しいのはオタクだとしても、世間はそう判断しない

よって表現の自由戦士が本当にするべきことは、こちらも弱者を盾にして世相を味方につけることだ

2021-10-14

anond:20211014103933

wikiみりゃわかるけど、2012年からは、

核兵器拡散危険性の増大。

福島第一原子力発電所事故を背景とした原子力安全性への懸念

気候変動や核軍備競争のため。

ドナルド・トランプ米大統領核廃絶気候変動対策に対して消極的発言

北朝鮮が行っている核開発の影響による核戦争への懸念

・中距離核戦力全廃条約失効による核軍縮への不信感

アメリカイランアメリカ北朝鮮対立

宇宙サイバー空間上などにおける軍拡競争の激化

気候変動に対する各国の関心の低さ

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の歴史的蔓延

・各国政府国際機関核兵器気候変動という文明を終わらせる真の脅威に対応する準備ができず。

時計が進んだ理由

インターネット特にSNSって

人類発明したもののうち、核兵器の次くらいに最悪だと思う。

やっぱり馬鹿発言権与えるのはよくない。エリートマスコミけが発言権がある世の中に戻って欲しい。

そのためなら自分発言表現の自由なんかいくらでも捨てていい。

2021-09-27

なぜAUKUS同盟による原潜取引は核不拡散にとって悪影響なのか

以下はカーネギー国際平和基金による投稿抜粋超訳です。日本であまりキチンと指摘されていないと感じていたので気になる部分をテキトーに抜き出してテキトーに訳してみました。先日のQUAD会談でモリソン首相から日本へはフランスより先に事前通告があったとの報道でしたが、政府内で日本としての反応をどれほど検討したのでしょうか。対北朝鮮では豪州のそれを認めるのは悪手のような気がしますが・・・

https://carnegieendowment.org/2021/09/21/why-aukus-submarine-deal-is-bad-for-nonproliferation-and-what-to-do-about-it-pub-85399

-----------------------------------

AUKUS同盟が核不拡散に果たす役割については、少数の核専門家twitter上で論を交わしている一方で、大多数は大戦略議論に気を取られてしまっている。核専門家の間でも、同盟が核不拡散に及ぼす影響がどれだけあるか、そしてその与える影響が負のものかについては議論が分かれている。

 

私の評価では、AUKUSの原潜取引は核不拡散にとって深刻かつ負の影響を及ぼす。豪州が原潜を運用することは、IAEAの定める核原料の査察システムから核原料を取り除く「抜け穴」を利用する、最初核兵器保有国が出現したこと意味する。私は豪州それ自体がこの原料を悪用するとは思わないが、この抜け穴の利用が危険前例を作り出すことを心配している。将来、核保有を企む国々は海事原子炉隠れ蓑として使うことができるようになるだろう。

 

2002年ジョージブッシュ政権テヘランに対して「ウランの濃縮と再処理活動を破棄せよ」と勧告した...私にとって、日本ドイツオランダといった核兵器保有国が濃縮プログラムを行っていることは脅威では無い...だが、イランは、自国日本比較することによってこのダブルスタンダードの隙を突き、この「濃縮する権利」を主張した。この主張は功を奏した。欧州においてさえ、イランに濃縮を辞めさせよという主張を支持する国はなかった。特にドイツは、イランに濃縮プログラムを破棄させることに強行に抵抗した - それは恐らく自国ウラニウム濃縮を行っており、将来的に自国が同様の圧力さらされることを恐れてのことだった。結果、2006年合衆国安保理決議において濃縮プログラムを破棄するのではなく、「停止」するよう変更した。

 

多くのアメリカ人の読者は、「だからどうした?安保理が不拡散強制できないのであれば、合衆国が、必要とあれば単独で、制裁もしくは軍事行動をもって不拡散強制するだろう」と考えるかもしれない。

 

この反応は近視眼的である米国による制裁はより幅広い国々から同意があってこそより効果がある。実際、合衆国制裁正統性がないと受け取られた場合は多数にのぼり、今後中期的にドルに変わる国際基軸通貨が出現する可能性がある以上、合衆国単独政策効果は低くなると予想される。

 

NPT条約核兵器保有国に原子炉を搭載した艦船を建造・運用することを禁じていない。だが現実的には、IAEA海事原子炉保障措置(セーフガード)をすることができない(その位置が秘匿されアクセスできない潜水艦特にそうだ)。結果として、IAEA包括的保障措置協定(Comprehensive Safeguards Agreement)において、核兵器保有国に「禁止されていない軍事的活動」、つまり海事原子炉のためなら保障措置から核原料を取り除くことを許している。

 

これは明白で憂慮されるIAEA保障措置の抜け穴である。だが今日までは、海事原子炉核兵器保有国とNPT条約の非批准国によってのみ運用されてきた。包括的保障措置協定が約50年前に起草されてから、非核兵器保有国がこの抜け穴を利用しようとしたことはない(かつてブラジルカナダを含む少数国が、真剣検討したことはある)。

 

にも関わらず、この抜け穴が核保有を企む国によって利用される恐れは常にあった。実際に2018年イランIAEAに「将来的に海事原子炉を建造する」計画があると通知した。その上で、もしイランが実際にこの手段に出れば、ロシア中国を含む国々から制裁、あるいは軍事行動さえも含めた深刻なバックラッシュ にあっていただろうし、それがイランの行動をおそらく抑止したのだと考えられる - 少なくとも、これまでは。

 

AUKUS原潜取引により、この潜在的バックラッシュは弱まったと考えられる。もし豪州が実際に核原料を保障措置から取り除けば、このバックラッシュは更に弱くなるだろう。従って将来において、核兵器を取得しようとする国 - イランであれ他であれ - は、豪州の先例に倣うことにより、核原料をセーフガードから取り除く費用を許容可能なうちに抑えられると計算するようになるだろう。

 

豪州イランでもブラジルでもない」は全く正しい評価であると同時に、国際外交においては殆ど無関係議論である世界の残りの多くの国々は、豪州海事原子炉の取得という抜け穴を許す一方で、合衆国敵対国が同様の行動に出ることを罰する行動をダブルスタンダードだと考えるだろう。従って、国際的制裁執行合衆国独自単独行動に強く反対することになるだろう。結果として、AUKSでの原潜取引保障措置抑止力を低下させ、核拡散を引き起こす恐れが高まることになる。

※残りはこの取引の及ぼす悪影響を低減させるための現実的政策提言の部分なので興味あったらご自分でどうぞ。

 

anond:20210927132553

この先も今の第七艦隊の水準で守ってもらい続ける確証がないんだから攻撃能力としてのコスパの高い原水核兵器のセットが必要だって話。

空母艦艇揃えたアメリカみたいなゴリゴリマッチョ攻撃方法なんて現実的じゃないけど、原水核兵器抑止力に頼ることは現実的だろ。

第七艦隊役割を引き受けるなんて意味不明なことは必要ない。

anond:20210927132039

核兵器搭載して攻撃能力を得るための布石として賛成って話。

核ミサイル打てるかもってだけで北朝鮮すら攻撃できない現状を考えれば、原水核兵器って組み合わせに絶大な抑止力があることは明らかだし、それを持てるまたは持つ可能性があると思わせることにメリットがある。

2021-09-26

核兵器を作らず持ち込ませずより爆発させずだろ

爆発しない限りはただの置物

人類を滅ぼしたほうが良い

anond:20210926185704

あらゆるものがそうだろう

日本核兵器を作れると決めつけているネトウヨが多いが、大まかな構造を知っていることと実際にまともなものを作れることは別物

2021-09-24

anond:20210924211250

核兵器開発への転用が困難(ウランプルトニウム不要)な技術なので他国への技術供与の敷居が低い(日本がこだわる最大の理由はこれ)

事故発生時の被害が少ない(核分裂と違って電源喪失や容器破損で反応が停止する→フェイルセーフ設計が容易)

これらも追加な

2021-09-15

トンデモ系アクション映画大好きだけど、核兵器を「威力の強い爆弾」ぐらいに描写されると途端に冷めちゃう

被爆である日本に住んでいるからこその感覚なのかもしれない

チェルノブイリ経験したロシアの人はどうなんだろ

2021-09-13

anond:20210913170929

終戦1945年

1975年なら終戦から30年

うちの親なんかは、疎開地の生まれで「兄貴が帰ってこなかった」とかは言ってるけど、基本他人事だったな

戦争を知らない子供たち」って奴だ

どちらかと言うと「経済戦争」の方が問題

世界情勢は冷戦

核兵器が最大火力となり

主要国は情報で繋がり戦争をやるメリットよりデメリットの方が大きくなった時代

そういうのを「反戦」で括るの

なんか違うよなぁ・・・

2021-09-09

アメリカには核兵器がある

我にはクンニ✋(👁👅👁)🤚平気がある

anond:20210909200622

アメリカには核兵器がある

多種多様兵器と大量の人員アメリカにはある

でも死にたくないかタリバンから逃げたのが現実じゃん

法律修正液とサインペンがあったら書き換えられるし自衛隊小銃国民を脅せば豊富予算核兵器だって簡単に入手できる

でも戦争は死にたくないから無理だろ

世界最強のアメリカ軍すら911を防げないし、死にたくないかアフガンから撤退するんだよ

2021-09-08

学問国境はない」わけないだろ

こないだまた日本研究者中国に高給で引き抜かれたわけだけど、それに対して「金を出さな日本が悪い。科学者人類全体への奉仕を考えるので金を出してくれる環境に行くのは当たり前」みたいな擁護が多くされていた。

まず断っておくと、根本の原因が「日本政府学術研究に金を出さないこと」なのは間違いないし、それは否定出来ない。この点について政府文部省は完全にカス自民党バカ代議士が「50%国の責任」とか言ってたけど100%国の責任だと思う。


でも、その結果として中国に金貰って研究するのなら、「人類への奉仕のため」「科学国境はない」みたいな御託は完全にウソでしょ。

だって中国なんだぜ。

香港民主主義を叩き潰し、ウイグルチベット民族浄化現在進行で続け、冗談みたいなスピード軍拡を続けて世界民主主義勢力対峙しようとしてる国なんだよ。そのパワーの根源にはテクノロジーがあるわけなんだけど。

中国の金で研究するってのはこういう巨大なならず者国家に貢献するって事なんだよな。そこから目を背けるのはおかしいよ。


たとえば1930年代にどこぞの国の科学者が「研究待遇が良いから」という理由ナチス招聘されて毒ガスだの核兵器だのの研究従事してたとしても「科学国境はない」とか言って擁護されたのか?あり得ないでしょ。

現代中国ナチスに例えるのはもう全然大げさじゃないよな。民族浄化を断行し軍拡に走る大国なんだもん。そういう国に言って金を貰って研究するんだから、せめてそれが「自分の関心のある分野での研究ができれば世界がどうなるかとか一切興味ない」という意思表明であることは解ってくれ。

2021-09-06

原始人がネックレスをつけた理由 パート5

戦争戦利品

チンパンジー部隊狩猟採集民の文化では、暴力による死亡率が現代文明よりもはるかに高い。これは、少なくともチンパンジーとの共通祖先にまで遡ると思われるが、チンパンジー軍隊も常に戦っていた。

戦争には、殺し、傷つけ、拷問し、誘拐し、レイプし、そのような運命を避けるために貢ぎ物を強要するなどの行為が含まれていた。隣接する部族同士が戦争をしていないときは、一方が他方に貢ぎ物をしているのが普通である。貢ぎ物は、同盟関係を結び、戦争規模の経済を実現する役割も果たした。ほとんどの場合、それは勝利者にとって、敗者にさらなる暴力を振るうよりも有利な搾取形態であった。

戦争勝利すると、敗者から勝者へ即座に支払いが行われることもあった。多くの場合、これは熱狂的な勝者による略奪という形で行われ、敗者は必死収集品を隠した。また、定期的に貢ぎ物を要求されることもあった。この場合には、敗北した部族の財やサービス供給能力と勝者の需要を一致させるような、精巧現物支給スケジュールによって、三重の偶然性を回避することができたし、時にはそれが実現した。しかし、このような解決策であっても、原始的貨幣はより良い方法提供することができた。つまり共通価値を持つ媒体として、支払い条件を大幅に簡素化することができたのである。これは、条約の条件を記録することができず、暗記しなければならなかった時代には非常に重要なことであった。イリコ連合使用されていたワンパムのように、収集品が原始的記憶装置役割果たしている場合もあり、そのままではないものの、条約の条件を思い出すための補助として使用することができた。勝者にとっては、収集品はラファー最適値に近い形で貢物を集める手段となった。敗者にとっては、収集品を隠しておくことで「過少申告」が可能となり、勝者は敗者がそれほど裕福ではないと信じて、要求額を少なくすることができた。また、収集品の隠し場所は、熱狂的な貢ぎ物収集者に対する保険にもなった。原始社会の富の多くは、その秘密性の高さゆえに宣教師人類学者の目に触れることはなかった。このような隠された富の存在を明らかにできるのは、考古学だけである

隠蔽などの戦略により、貢ぎ物を集める人たちは、現代徴税人と共通する問題を抱えていた。それは、いかにして自分たちが取り出せる富の量を見積もるかということである価値の測定は、多くの種類の取引において厄介な問題であるが、敵対関係にある税や貢ぎ物の徴収においては、これほど厄介なことはない。このような非常に困難で直観的でないトレードオフを行い、それを一連の問い合わせ、監査徴収行為の中で実行することで、貢ぎ物の徴収者は、たとえその結果が貢ぎ物の支払い者にとって非常に無駄ものに見えたとしても、効率的収入最適化することができたのである

ある部族が、以前に戦争で敗れた近隣の部族数人から貢ぎ物を集めているとする。その際、各部からどれだけの金額を引き出せるかを見積もらなければならない。推定値が悪いと、一部の部族の富が控えめになり、他の部族は実際には持っていない富の推定値に基づいて貢ぎ物を払わなければならなくなる。その結果、被害を受けた部族は縮小する傾向にある。利益を得た部族は、得られるはずの貢ぎ物よりも少ない量を支払うことになる。どちらの場合も、勝利者にとっては、より良いルールで得られるかもしれない収入よりも少ない収入しか得られない。これは、ラファー曲線を特定部族運勢適用したものである。この曲線は、優れた経済学者アーサー・ラッファーが所得税適用したもので、税率が上がると収入額は増えるが、回避、逃避、そして何よりも課税対象となる活動従事する意欲がなくなるため、税率に比べてますます遅い速度となる。このような理由により、ある一定割合で税収が最適化される。ラファーの最適値を超えて税率を上げると、政府収入は増えるどころか減る。皮肉なことに、ラッファー曲線は、政府収入に最適な徴税理論であって、社会福祉や個人の選好満足度に最適な徴税理論ではないにもかかわらず、減税を主張する人々に利用されてきた。

もっと大きなスケールで言えば、ラッファー曲線政治史の中で最も重要経済法則と言えるかもしれない。チャールズ・アダムスはこの法則を使って、帝国の盛衰を説明している。最も成功した政府は、自分たちインセンティブ短期的な収入への欲求と、他の政府に対する長期的な成功)によって、暗黙のうちにラッファー曲線に従って収入最適化するように導かれてきた。ソビエト連邦ローマ帝国のように納税者に過剰な負担を強いた政府歴史の塵となり、最適な収入を下回った政府は、資金力のある隣国征服されることが多かった。民主党政権は、資金力のない国家征服するよりも、もっと平和的な手段で、歴史的な時間をかけて高い税収を維持することができるかもしれない。民主党政権は、外部からの脅威に比べて税収が非常に高く、税収のほとんどを非軍事分野に使う余裕がある歴史上初めての国家である。彼らの税制は、これまでのほとんどの政府よりも、ラッファー最適に近い形で運営されている。(このような贅沢は、民主主義国家徴税最適化するインセンティブを高めたのではなく、核兵器攻撃を抑止する効率性を高めたことで可能になったとも考えられる。) ラッファー曲線を応用して、様々な部族に対する条約上の貢納条件の相対的な影響を調べてみると、収入最適化したいという願望から、勝者は敗者の所得や富を正確に測定したいと思うようになるという結論が得られた。価値を測ることは、富を隠したり、戦いや逃亡によって貢ぎ物を回避したりする支那人インセンティブ判断する上で極めて重要である。一方,支那人は,収集品を隠しておくなど,さまざまな方法でこれらの測定値を偽装することができるし,実際にそうしている。貢ぎ物を集めることは,インセンティブが一致しない測定ゲームである

収集品があれば,支流供給できるものや勝者が必要としているものではなく,戦略的に最適なタイミングで貢ぎ物を要求することができる。勝利者は、貢ぎ物を取られた時に富を消費するのではなく、将来的に富を消費するタイミングを選ぶことができる。その後、紀元前700年頃には貿易が盛んに行われていたが、貨幣貴金属製の収集品のような形をしていた。これを変えたのが、アナトリア現在トルコ)のギリシャ語を話す文化圏、リディアである。具体的には、リディアの王たちが、考古学的・歴史学的に最初の主要な貨幣発行者となったのである

その日から今日まで、コインの発行は民間鉱山ではなく、自ら独占権を与えられた政府鉱山が中心となっている。なぜ、当時の半市場経済圏に存在していた民間銀行家などの私利私欲による鋳造が行われなかったのか。政府コインの発行を独占してきた主な理由は、政府けが偽造防止策を実施できるからであるしかし、現在も当時も商標権行使するのと同様に、政府は競合する民間鋳造所を保護するために、そのような措置を講じることができたはずである

コイン価値見積もることは、収集品の価値見積もるよりもはるか簡単であった。物々交換ではなく貨幣を使った取引の方がはるかに多く、実際、取引から得られるわずかな利益が初めて取引コストを上回ったため、多くの種類の低額取引が初めて可能になったのである収集品は低速度貨幣であり、少数の高価値取引に関与していた。コインは速度の速い貨幣であり、多数の低価値取引を促進した。

これまで見てきたように、原始貨幣が貢納者や徴税者にとって有益であることや、そのような支払いを最適に強制するためには価値測定問題重要であることを考えると、徴税者、特にリディアの王が最初貨幣を発行したことは驚くべきことではない。徴税によって収入を得ている王には、臣下保有し交換する富の価値をより正確に測定する強い動機があった。また、交換のための媒体商人安価に測定することで、効率的市場に近いものが生まれ個人が初めて大規模に市場に参入できるようになったことは、王にとっては偶然の副次的効果であった。市場流れる富が増え、課税対象となったことで、国王収入は、通常のラッファー曲線効果である税源間の誤計測の減少以上に増加した。

徴税効率化と市場効率化が相まって、税収全体が大幅に増加したのである徴税人たちは文字通り金鉱を掘り当てたのであり、リディア王のミダス、クロイソス、ギゲスの富は今日まで有名である

数世紀後、ギリシャアレキサンダー大王は、エジプトペルシャインドの大部分を征服したが、その壮大な征服資金は、低速度の収集品の集合体であるエジプトペルシャ神殿を略奪し、それらを溶かして高速度のコインにすることで得られた。彼の後には、より効率的包括的市場経済と、より効率的徴税が生まれた。

貢物の支払いは、それだけでは収集品の閉ループ形成しない。貢物は、最終的に勝者が結婚交易担保など何かに利用できる場合にの価値があった。しかし、勝者は、たとえ敗者の自発的利益にならなくても、収集品を得るための製造を敗者に強要することができた。

争議と救済策

古代狩猟採集民には、現代のような不法行為法や刑法はなかったが、現代法でいうところの犯罪不法行為に該当するような紛争解決するための類似した手段があった。紛争当事者一族による罰や支払いによって紛争解決することは、復讐復讐戦争のサイクルに代わるものであった。アメリカイリコイ族からキリスト教以前のゲルマン人に至るまで、ほとんどの近代以前の文化は、罰よりも支払いの方が良いと考えた。些細な窃盗から強姦殺人に至るまで、すべての実行可能犯罪には価格ゲルマン人の「weregeld」やイリコイ人の血税など)が設定されていた。お金があれば、支払いはお金の形で行われた。牧畜文化では家畜が使われた。それ以外では、収集品の支払いが最も一般的な救済策であった。

訴訟などの損害賠償の支払いには、相続結婚年貢などと同じように、事象供給需要三位一体問題が発生した。訴訟判決は、原告損害賠償能力と、被告損害賠償による利益を得る機会と願望が一致する必要があった。原告がすでにたくさん持っている消耗品を救済措置とした場合、救済措置は罰としての役割は果たすが、被告を満足させることはできないであろうし、したがって暴力連鎖抑制することはできない。このように、収集品には、紛争解決したり、復讐連鎖を断ち切るための救済策を可能にするという付加価値がある。

紛争解決は、支払いによって復讐心が完全になくなるのであれば、閉ループ形成しない。しかし、支払いによって復讐心が完全に消滅しない場合、支払いは復讐連鎖に続くサイクルを形成する可能性がある。このような理由から、より密に接続された取引ネットワークが出現するまでは、復讐のサイクルを減らすことはできても、なくすことはできないという平衡状態に達していた可能性がある。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん