はてなキーワード: 部活とは
今年なみんなどんな夏だったかしら?って
まだ夏は終わっていないんだけど、
私は人知れず
そういや豚カツってお店によって違うのかしら?ってのがそもそもの自由研究をする発端となったのよね。
ことの初めは、
定食ご注文でビール200円!って破格の定食セットビールなんだけど
お客がぜんぜん入っていないのよね。
とりあえず、
流しそうめん版のビールで流し豚カツを楽しめればって思っていたの。
そんでね、
そのお店にビール200円で釣られて入店すること幾度となく3回目で気付いたんだけど
いきなり振り幅がマックスのいい豚カツ屋さんの豚カツはどうなんだろう?って
そのお店は
私が知っている東京の有名百貨店のデパートにもお店を出しているお店の豚カツ屋さんが近所にもあるらしく、
そしたらよ!
揚げたての衣がサクサクで、
ロースをほおばった瞬間美味しい肉汁と脂のマッチした旨味しか勝たん!ってぐらい
その揚げたてのロースカツ膳は
ビール200円のロース定食よりはるかに凌ぐ美味しさだったの。
揚げたてのはずなのに提供された瞬間ですらもう衣がベチャッとしていて、
揚げたてをしばらくどこかで休んでいた感じのくたびれている感で
とてもじゃないけど、
揚げたての感動と迫力はなかったのよね。
そんで溢れ出る肉汁感のシズル感とでも言うのかしら?そう言ったカツの迫力もなく、
それだからこのお店はビール200円でもお客さんが入ってないんだ!って私の結論はそうなったの。
だから
私は揚げたての提供のロースを知ってしまった美味しさをほおばってしまっただけに、
もうそのビール200円のお店には飛び込み前転するまでもなく二度と行くことはないわ!ってさようならしたのよね。
たとえビール飲みたくてもよ。
そのビール200円のお店は食べ終わった後のここ美味しいのかな?って首をかしげるぐらい
豚カツってこんなもんだったっけ?って疑問を投げかかる意味では秀逸なお店だったのかも知れないわ。
そんで、
私が揚げたて感動したお店は、
それにも勝る感動というロースカツ膳の最高峰を私は引き当ててしまったかのように、
いきなりにして、
ここは殿堂入りよ。
殿堂入りってのはしょっちゅう頻繁に通うことの出来ないぐらいの微妙なハイコストのパフォーマンスってことなのよね。
そんでね、
今日何気ないいつもやってる定食日替わり定食の美味しいランチのところに
久しぶりにランチに行ったの。
運命かな、
ここのお店は手堅く他の日替わりメニューの定食も抜かりない美味さで、
ただこれ揚げたてを提供しているので、
衣がサクサクなの!
定食屋さんの豚カツがビール200円でお客を釣っている専門店のはずの豚カツ屋さんに負けているって言う事実!
いや専門店って豚カツ専門で頑張ってるんでしょ?って思うけど、
もはやここの定食屋さんのハイコストパフォーマンス良の豚カツ定食はとても良いわ!って思ったわ。
ただ日替わりなので、
レギュラーグランドメニューには無く好きなときに毎日食べられないところが欠点ね。
まだ研究の途中だけど、
豚カツ屋さんをいろいろ食べ歩いてみて良し悪しを知るのは
ビール200円でもお客さんが入っていないのなんでだろう?って
テツアンドトモさんばりに思っていたんだけど、
カツがいまいち美味しくなかったんだわ。
肉の厚さの迫力と言うより、
もう豚カツを注文が入ってから1つ1つ丁寧に揚げる料理人の揚げテクニックが一番大事ってことなのかも知れないわ。
豚カツも奥が深い話しよね。
うふふ。
トマトとタマゴの組み合わせが美味しくてここ最近ハマってるわ。
トマト美味しいわよね。
夏!って感じ。
トマトも高いからサンドイッチに使う生トマトもさぞ入手に苦労しているのかも知れないわ。
トマトよりも安いピンクグレープフルーツを果汁搾り~の
炭酸ピンクグレープフルーツウォーラーよ。
炭酸も取り入れることで
なんかシャキッとするわよね。
今日はなんだか涼しそうだけど、
水分補給はしっかりとね!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
つくづく自分って怠け者だなあって思う。
全てがめんどくさくて、やる気がなくて、受動的にネット上のコンテンツを消費するだけの日々。
なんでこんなにクズなんだろうって考えると、たぶん、固定マインドというか、決定論というか、人の性格は生まれ持ったガチャ的要素で全て決まって、後天的な意思決定とか努力ではほとんど変えられない、みたいな考え方が染み付いてるからだと思う。
週7でそこそこ頑張った部活では、もともと運動神経がいい人に歯が立たなかったし、逆にサボりまくった受験では、地頭のおかげでそこそこ良い大学に入れた ーー そういう経験が山ほどある。
さらに、遺伝で6割とか8割とか決まるらしい統計的な傾向とか、未来は全て決まってるとするニュートン力学の考えの援用だとか、決定したと意識する随分前に脳が勝手に決定してるという認知科学とか、色々な知識が努力を否定してくる。
つくづく自分って怠け者だなあって思う。
全てがめんどくさくて、やる気がなくて、受動的にネット上のコンテンツを消費するだけの日々。
なんでこんなにクズなんだろうって考えると、たぶん、固定マインドというか、決定論というか、人の性格は生まれ持ったガチャ的要素で全て決まって、後天的な意思決定とか努力ではほとんど変えられない、みたいな考え方が染み付いてるからだと思う。
週7でそこそこ頑張った部活では、もともと運動神経がいい人に歯が立たなかったし、逆にサボりまくった受験では、地頭のおかげでそこそこ良い大学に入れた ーー そういう経験が山ほどある。
さらに、遺伝で6割とか8割とか決まるらしい統計的な傾向とか、未来は全て決まってるとするニュートン力学の考えの援用だとか、決定したと意識する随分前に脳が勝手に決定してるという認知科学とか、色々な知識が努力を否定してくる。
そのせいか分からないが、大手の子会社に就職したときは、取引的に知っていなければならない人がなかなか覚えられなかった
仕事はSEだから顧客聴取もしたが、顧客のほうは自分とこの社長が導入するいうから仕方ない、程度の動機だから面倒がる(工場や倉庫とかだいたいそうだ)
こちらは押し付ける側を演じるのが下手だが、向こうからは○社の設計の人と思われている居心地の悪さ
社長と営業マンとのあいだの話も知らないし、風潮でやりたいだけならやめればいいのにと内心思っていた
気の毒な上司はマスターファイル作る人を向こうで決めて貰ったりしていたが、部下は取引先名も多分全部は覚えないまま、引き継ぎして離脱退職した
全く悪かったが、これ病気なんだろうか
チャート式で有名なこの会社のおかげで数学が嫌いになった人は多いと思う。僕の通っていた高校は数研出版の教科書と青チャートが配られた。
やる気満々な高校1年生の出鼻を挫くのが教科書。まえがきは飛ばし読み。解説や例題はそこそこ丁寧に説明してある。練習問題を解き答えを探すが何処にもない。数研出版のサイトで探しても答えなんて載っていない。数学の先生に答えを貰いに行くが「ない」と言う。「△△△<教えてあげないよ! ジャン♪」と毎ページに書いてあるようなものだ。
教科書は学校に置き勉し始める。予習はしなきゃいけないがあるのはチャート式だけ。仕方がないのでそれを見ると、なんと丁寧な解説だろう。惚れ惚れするぐらいに詳しく書いてある。公式も全部載ってるし数学のハゲは「ここからテストに出します。」と言う。そしてこの分厚いチャート式をやり始める。が、これがまた罠で、部活に勉強、情事と多忙な高校生には絶対に終わらない圧倒的問題量圧倒的計算量が待っている。そしてまた挫折する。
体力が0になったところで先公から迫られる文理選択。風の噂では文系、それも私立文系は数学を一切やらないなんて話が聞こえてくる。しかも理系は男子が、文系は女子が多いらしい。「乗るしかない このビッグウェーブに」と私立文系を選択する。
で、数学なんてやらず、文系科目は成績優秀、部活は県大会出場と文武両道なんて調子こいて青春を謳歌する。最後は国英社の3科目で、日本全国腐るほどある興味もない経済・経営学部に進んでしまい、また数学に出会う。
なんとか前期のパン教を乗り切るが「これはヤバい」と実家で教科書とチャートを掘り出しちょっと手をつけてみて気付いた。こいつらのせいで僕が数学を嫌いになったんだ。←イマここ
学生でTwitterやYoutube見て時間食い潰してるやつ終わってるわマジで。もっと現実世界で生きていけよ。インターネットはくたびれた社会人の癒しの場所であれよ。ガキがしゃしゃり出てきてんじゃねぇぞゴミが。ガキは自分がガキだと認識できねぇからガキなんだよ。ツイート、コメント全てがくっさい。見てるだけで胃がムカムカしてくる。言っておくけど大学生だってガキだからな。20歳超えても社会や家庭の責任を負う立場にない時点でガキ。限られた自由な時間をもっと部活とか遊びとかにつぎ込めって。その時間、過ぎたら帰ってこねえんだよ。ガキとしての時間をもっと有意義に使えよ。なんでインターネットにのめりこんでんだよ。現実で生きろ!!!インターネットで油売ってんじゃねえよクソガキ!!!!
まさか、
三日坊主で終わってすぐに飽きてしまうかと思っていたけれども、
飽きずに楽しめてるわー。
でさ、
これが本当に調子が悪いのかどうだか
良いのか悪いのかの良し悪しというか。
毎回地デジのチャンネル設定を再スキャンしなければいけない感じになってしまって、
再スキャンをしても一晩たったらまた再スキャン再設定してね!って出てくるのよ。
一晩たっていいのは煮込みカレーだけよね!
牛筋煮込みもあるけど
なら一晩おいておいた煮込み牛すじカレーならもっと最強に美味しくなるんじゃない最強の一晩ってなると思うわ。
なんか手の凝った料理をしている感じがするじゃない。
ただただ一晩置いて置くだけなのによ。
こんだけエーアイエーアイって人工知能に絵を描かせたりしているけど
全ての料理屋さんの味付けをエーアイでやり出したら
それこそよ
うちは味付けにエーアイ使ってないんでね!
ってまるで無化調を誇る化学調味料や無加水麺をこだわって使ってる
なんだか面倒くさいけど味は美味しいような気がするラーメン屋さんだって出てくるかも知れないわよ。
さすがにそのラーメン屋さんのおやっさんの大将の指が器に入っている味までは
大将も自信をもって
うちはエーアイ使ってないんでね!って言えると思うわ。
煮込んで一晩置いておくってのはエーアイでは成し得ない技なのよ。
エーアイに描いてもらう絵だって
インスパイヤザネクスト系ラーメンとの描き分け方もまだまだ出来なさそうだし
これを言ったら
ローランドさんかローランドさん意外の人の描き分けだって難しいし
部活やめた桐島さんなのか
こだわりのラーメンを作る器に親指の入った感じで持ってくる大将。
ビールをキメる絵は上手く描いてくれたけど、
なかなか難しそうよ。
最近感動することって滅多にないけど
世の中からあげクン1個増量中!って方がグッときてほよど感動するわよね。
これを描いて描いてゴッホ風の作風でねって言って描いて欲しいわ。
うふふ。
朝はおにぎりって気分なのよ。
優雅にといきたいところね。
スイカはそのまま食べるのが一番美味しいんだけど
ちょっと多かったので一部流用の
暑い夏を乗り切れるにはもう少しよ!
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
普通に生きることはできないけど、普通じゃなく生きることもできない。
小学校のころは、いつもクラスで一番賢かった。本当はそうではなかったかもしれないけど、少なくともセルフイメージはそうだった。誰よりも本を読み、おばあちゃんからはいつも「〇〇ちゃんが賢いのは本をよく読むからだね」と言われた。
発言するのが好きだった。その割に学級委員などをしたことがなかったのは、人望が無かったからだ。正義感も強く、ただ時々パニックになって泣き出したり起こりだすことがあった。大体ちびまる子ちゃんの前田さんを想像してもらえればいい。正義感が迷惑な方向に強い子。自分の思い通りにならない世界が気に入らない子供。
神童と呼ばれた(主におばあちゃんから)私は母に進められて中学受験をした。勉強は少しもしなかったけど、模試でA判定以外を取ることはなかった。難なく合格し、通い始めた矢先、課題が終わらずに不登校になった。
休みがちになった秋、親からスマホを買ってもらった。それまでは3DSでインターネットをしていた。いつもエロい知恵袋の質問や、まとめサイトを見ていた。スマホを買ってもらってからは、ツイッターと2ちゃんにのめり込んだ。ツイッターは今も続けているが、今に至るまで特定の友人どころかコミュニティに所属するということが、インターネット上ですらできずにいる。
同じ秋、所属していた部活のライングループに、エロ画像を誤爆した。ますます学校に行きづらくなり、挨拶もせず部活を辞めた。
不登校でもエレベーター式に高校生になれてしまった。単位制のため出席しないと卒業ができない。私は頑張って学校に行った。高2までギリギリで単位を取ったが、高認の存在を知って通学をやめた。本当は理系に行きたかった。忙しいからと親から文系を勧められて、結局文学部に行った。この選択が合っていたのか間違っていたのか、今となってはわからない。
出席日数はギリギリでも、高校に入って勉強を始めた私は中学の頃は酷かった成績が、上位20%程度をキープするようになった。学校に行かないでこれなら何でみんな学校なんか行くんだろう、間抜けめwと、内心私は天狗だった。しかし逆だ。クラスメイトの顔を覚えず、交流しようという気もなく、家でテスト勉強だけしてていいなら誰だってその程度の成績は取れる。
私は良い気になっていたが同時に辛かった。どうして自分は普通みたいに楽しいJK生活を送れないのだろうと思った。中学生のオタクが皆そうであるように、オタクの友達なら私にも数人いたが、一人はいつの間にか学校を辞め、何人かはCP違いで喧嘩になり(というか私が一方的に攻撃し、当然縁を切られた)、何人かは私が約束をドタキャンするなどの不義理を重ねたため、話しかけて来なくなった。
どうして普通にできないんだろう、どうして私に楽しいことは何も無いんだろうと思った。担任の勧めでバイトを始めた。短期の品出し。お金をもらえるというのが嬉しかった。対等に評価される。私以外のバイトはみんなでラーメンを食べに行ったりしていたが、私は一度も行かなかった。それでも、自己啓発本を読むのが趣味だという大学生と話したり、専門学生のお姉さんに「メイクしないの?」と聞かれたり、他校の男の子の「卒業したら髪を赤に染めたいが、バイトは続けたいから毎日黒染めスプレーをする」という馬鹿げた計画を聞いたりするのは楽しかった。ほんの少しでも社会と関われている実感があって、確かにそうだった、と思う。
友達はできなかったが、生きていけるという自信はついた。ノー勉で高認を取得し、センターを受け、思ったよりも点が良かったので、国立大学を受け、受かった。思えば、この時が一番楽しかった。
話は飛んで私は大学生になる。大学は心地がよかった。一人でもそんなに浮かない。文学部の評価はほとんどがレポートだから、過去問がなくても単位が取れるし、中高を反省した私は、頑張ってなんとか講義を休まないようにした。
それでも6年間の癖は抜けず、授業を寝過ごし、サボり、単位は落としたし、レポートの締め切りを勘違いしたり、必要な事務手続きを怠ったりして苦労したが、なんとか見かけだけは論文に見えないこともないボロボロの卒論を出し、私は卒業した。
専攻の人数は少なく、みな友人同士だった。私だけがその誰とも仲良くなかった。挨拶をすれば仲良くなれるというネットの記事を鵜呑みして半年間毎週挨拶だけしていたオタクっぽい女の子たちも、学期が終わると他人同士になった。
卒業式には行かなかった。
私は公務員試験を受けたが、筆記は受かるのに、面接は全部ダメだった。
大学に行けばなんとかなると思ったが、ならなかった。どうやって生きていけばいいのかわからない。私は自分が頭がいいと思っていたが、どうやらそうじゃないらしい。
世間の普通に当てはまることができないとずっと悩んでいたけど、大学に入ってから、世間の普通に当てはまらない人をたくさんみた。大学院でラカンの研究をしている人、アーティストとしても活動する非常勤講師、批評家、作家。
私はなんとなく自分が作家になると思っていた。昔から国語が得意だったし、私は世間の普通とちょっと違うから。
でも、大学に行って、どういう人がそうなるのかを知った。書く前から私は何かになることを諦めた。それに、これを読んだ人ならわかるだろうけど、私は決して文章が上手くない。現代文の偏差値は、果たして何を図っていたのか、私にはわからない。
でも編集者は忙しそうだから辞めた。コミュニケーション能力がいるらしいし。私にはもっと地味な仕事が向いてる。
どうすればいいんだろう。
anond:20220803085802 の続き。
大学1年生の凪(なぎ)は、アパートの隣人でフォークソング部の先輩・夕(ゆう)に片想い中。飲み会で酔い過ぎると眠ってしまう夕を送り届ける役を、部屋が隣同士ということで凪は請け負っているが、実はその際に朝までこっそり夕に添い寝をしている、という秘密があった。
イケメンで人あたりのよい夕はとてもモテる。そんな彼への恋心など不毛だとして、凪は自分の想いを押し隠しつつ、部活の先輩後輩関係として夕との仲間を深めていくが……。
某BLレビューサイトで何故かとても人気のある作品。普段私は、登場人物の顔が見分けのつかない系の漫画にはあまり手を出さないんだけど、期間限定でお安くなっていたので買ってみた。
思ったよりかなり良かった。先輩後輩の関係のまま、徐々に仲良くなっていって、ちょっとしたアクシデントがあって、好きなのがバレて恋人同士になる、という過程が丁寧に描かれている。
タイトルがやけに思わせぶりだけど、内容としては「ずっと愛している」状態なので、タイトル詐欺かも。
エロ描写はセックスのシーンはあれども極少というかほぼない。大学生同士のカプとはいえ大人の恋愛だから、そりゃセックスをすることはあるにしてもそのシーンをガチで描く必要まではあるかっていうとまあ別にないので、これくらいで丁度いいよねーと思った。
最初から最後まで初恋のふわっふわな感じが貫かれており、とても幸せな世界だった……フゥ。
大学生の沙樹(さき)は、飲み会の後に間違えてゲイバーに入ってしまった。そこで会社員風の男・幸村(こうむら)に声をかけられ、名刺をもらう。沙樹はノンケなので当然幸村とどうにかなるつもりはないのだが、もしいい人だったらゲイの友人に紹介してやるかくらいのノリで幸村と会い、一緒に食事をするようになる。
服装や振る舞いなど、どこにも隙のない幸村に対して、徐々に興味が湧いてきた沙樹だったが……。
『86万円の初恋』が良かったので作家買い。『86万円の―』もだが、この『きみが終着駅』も変人観察日記っぽい趣きがある。なんかこう、変な人をちょっと冷めた目で意地悪く分析的に見るというのが、作者の性癖なのかな……。
淡々としたストーリー運びで、言葉で語るよりは絵で魅せるタイプの作品。劇的な大事件などが起こって超反省して考え方を変えるような話ではなく、じわじわと互いに影響を与え合ってのめり込んでいく感じ。
本題の沙樹と幸村の話だけでなく、沙樹の姉の駆け落ち話もけっこうよかった。
初めはやたら高みから幸村を見下していた沙樹がなんやかんやでBLの受けになっているのは、ファンタジーって感じだ。
エロは修正が入るくらいはあるけど、エロ本になるほどは割合が高くない。
正直『86万円の初恋』ほどは心に残らないけど、まあまあよかった。
高校の卒業式の日、林は片想い相手の藤田に呼び出され、ひた隠しにしていた想いが完全に本人にバレていたことを知った。終わった……と観念した林だったが、その一週間後、地元から遠く離れた町のラブホで藤田とセックスすることになった。
事後、これきりで今度こそ藤田との関係は終わったと林は諦めたが、何故か藤田は当たり前のように次に逢う約束をとりつけようとしてくる。
天国から地獄へと突き落とされるはずが、天国からまた天国へ……。予想外のご都合展開におののく、林の運命やいかに。
ボコられたり脅迫されてもおかしくない展開から、もう既にラブラブカッポーになってしまったかのような急展開にビビる林の心理のわかりみの深さたるや。そんな都合のいい話ってある??? という疑問を次々に木端微塵にしいくように、初々しい付き合いたてのわくわくドキドキイベントが起こるので、読者的にもまじかー!? と唖然とせざるを得ないw
まさか初回でラブホ行っちゃうような奴らがこんなに着々と愛を育んでいくとは思わなかった……。
萌えイベント目白押しだけど、二人の仲を揺さぶったり引き裂きそうになるような事件はあまり起こらないやさしい世界で、心が癒されるー。
中学3年間の部活の試合のたびにあがってたんだが、中学最後の試合で「(これが中学最後の試合なのだから)上手く行こうと行かなかろうと、誰にどう思われるのかも考えず、ただこの瞬間を楽しもう」と思ったらあがらなくなかったうえに、フローとかゾーンとか呼ばれるような心理状態に入った。もちろん試合には勝った。
高校1年まで同じ部活で試合に出てたんだが、その中学最後の試合以降は「上手く行こうと行かなかろうと、誰にどう思われるのかも考えず、ただこの瞬間を楽しもう」と自分に言い聞かせて、気持ちにスイッチを入れられるようになった。
これは試合に限らず、集中して良い結果を出したい時に使える。でも、あがることなく集中して良い結果を出せるのは、この言い聞かせに加えて、やっぱり普段からその行動に慣れてる必要もある。ぶっつけ本番で慣れないことをやる時には、「楽しもう」と言い聞かせても大抵あがるし、フロー状態にも入れない。
今年で23歳になる新社会人だが、大学生の頃にふと思った「ある」ことを考える頻度が増えている。
生きる理由ってなんだろう?って。
みんなは何の為に生きてるの?
大切な人がいるから生きてるの?
子供を養うために生きてるの?
こんなことを考えるようになったキッカケが自分でもわからない。
神経系の病気に罹って6年間精神科に通い続けてたり、自分の目の前で父親がお母さんに「離婚してください」って頭を下げたり、病気で高校を中退して大好きな部活を辞める羽目になったり、普通の高校生として生活を送れない自分に腹が立った父親に暴力を振るわれたり、母方のお爺さんが不倫したり、父方のお爺さんが娘を殴って肋骨を折ったり、小学生の時に虐められて不登校になったり。
あれ、一つも結びつかないかも。
生きる意味ってどうやったら見つかるかな?