はてなキーワード: ドリンクとは
→コスパ悪いことに気づく
→電車で行ったのにキャリーバッグ持って行ってない&ロクに商品の説明見ずに買ってる
冷蔵庫の食材が尽きそうなので駅前の青空市のタイムセールで割引額の高いものを買いまくる
→悪くないけど全品一つずつ買うならもっと好きなものを自由に買ったり割引率高いやついっぱい買ったら良かったのに(一人暮らしで限界あるからあんま買えないのも分かるが)
→1ドリンク制とテーブルチャージを後出しで云われて肉先に頼んでるからキャンセルできないといわれ死亡。一週間経ってもまだ悔いてる。肉はしょっぱいけど美味しい。頼む酒はホッピーとかで良かったかも。
→食料品を買うはずが値上げすでにされてるのを知りテープとワックスとコンディショナーを買う。テープとワックスはまだ許せるがコンディショナーを一番高いの(1700円)買って考えるのをやめたのが許せない。しかもコンディショナー切らしてると思ったらまだあった。同じ値段で2リットルくらい買えるだろコンディショナー。
ずっと非モテだった。
彼女いない歴=年齢をずっと守り抜いてきた。
合コンも一杯やった。数えたことないが150回ぐらいはやったんじゃないか。それでも彼女はできなかった。
BBQも何回も開いて頑張ってた。BBQは店に行くよりお金がかからないが、はっきりいって男は大変である。女性は完全にお客様。買い出しも、調理もドリンクの用意も全部男がやっていた。BBQも何回も開いたけど彼女はできなかった。
BBQは河川敷でやってたが、ホテルの近くの場所でもやってて、初対面の人に「酔わせてホテルに連れ込んで襲うんでしょ。最低!」と言われて苦笑いしかできなかった。ああ、こんな非モテなのにそういう風に見えてんのか?とか、このあとバイトだな。とか思ったりしながら苦笑いしてた。その人は周りの人から止められてたけど何回も言ってたわ。
合コンもBBQも、そのあと仲良くなった人も一回デートしたらその次は無いぐらいの感じたった。その横で、一緒に合コン言ってたひとは、彼女できてそして別れても何回もやってた。
そのあとも結局大学で彼女はできず、社会人になってから、何回か合コンはあったものの、これといって何もなく、年を取るにつれてそういう機会もなくなり、ただただ非モテなだけだった。俺の人生何なんだろうな。
当時のスペック
⚫︎20代半ば
⚫︎彼氏なし
⚫︎貧乳ブス
新卒で就職した大手企業を辞め、東京から関西に出戻って新しい会社に入ったばかり、未経験で入ったもんで仕事できなすぎて社内の風当たり強かった
バーにはオーナー(外国人)がいて、タバコ吹かしながらペラッペラの関西弁で嘘かホントか分からないことをペラペラ喋っていた
キャストの可愛いお姉さんに優しく接客してもらったこともあり、テンション上がった私はそのオーナーに「ここで働きたい」と言った
オーナーは「イイヨー」と言った
翌週末、今度は1人でバーに行った。
開店前でシャッターが閉まっており、少し待ってたらオーナーが来たので
「働きに来た」
先週のアレは冗談だったらしい。気づかんかった
当時実家と会社の往復で、何も楽しいことが起こらず、このまま男性と出会うイベントもなく日々が過ぎるのか...と鬱々としていた私は、日常の中に非日常を発生させたかった。
働きたかったのだ、なんとしても、この明らかにアンダーグラウンドなバーで。
「お金は要らない」と言ったらそれはさすがに難しいらしく「700円」と言われた。
※ちなみに他のキャストは1200円だったか1400円だったかそんな感じだった。
初日はとりあえずカウンターに立たされ、「ドリンクの作り方は客に背を向けてる間にググって調べろ」とだけ命じられオーナーは帰った。
なるほど、魚の釣り方を教えるってこういうことか。(違う)
そんなわけで初日からワンオペという適当さの極みだった。チャージなしドリンク500円からなので客も期待してないだろう。
平日はOL、週末はバーテンダーとして働く日々が始まったのだがまあ色々なことがあった。
過去、芸能人がテレビで「コンビニで芸能人に声をかける店員はプロじゃない」と話していたのが印象に残っていて気づかないふりをしていたのだが、当然ながらここはバーな訳で...
後から来たベテランキャストが「いつも見てます!」と声をかけるととても嬉しそうにグッズを渡していて、自分の想像力の無さを呪った。
後輩の前という手前、バツが悪かっただろうな、ごめん。
ボス的なポジションの人は「映画を作っている」と言い、こちらへの下ネタがひどくて(だるー)と思いながら座って接客した。(この日はOLからの朝までバーテンダーで疲れていた)
取り巻きの1番下っぽい子分の刺青がすごかったので、入れた時痛かったか聞いたら「何故か肛門が痛かった」と教えてくれた。
別の取り巻きに某有名シンガーの彼氏がいた。彼氏も芸能活動をしているらしくイケメンで、こんな雑ブスバーテンダーの私にも優しくて流石だと思った。
⚫︎バーテンダー同士の男女のいざこざがえぐかった。
複数のバーが集まる場所だったので、どこどこのバーの店主とヤった、という話もあれば同じ店のキャスト同士で気づいたら子供ができててすぐ離婚、常連客と出来ちゃった結婚、みたいなパターンも複数。ちなみに自分は貧乳ブスなのでかすりもせず。
⚫︎世間知らずでビジネスマナー0のOLだったので客にも度々失礼をやらかしていた。
客のおじさんから「名刺を渡すよ」と言われたけどガチで要らなかったので「要らない」と言ったら怒ってた。こういうときは貰っとくのがマナーらしい。
⚫︎1人だけガチの勘違いおじさん(既婚子有り)に粘着されてしつこいメールの末、店外で焼肉を食べたことがあった。食べた後「このあとどうする?」と言われてマジで鳥肌が立って速攻帰った。私がお前と寝るメリットどこにあるのか教えて欲しい
⚫︎東京からたまたま帰省したという青年客がかっこよくて惚れてしまい、もう会えないかなーと毎晩祈りながら寝ていたら半年後くらいに再来店して胸がバクバクした。オーナーのアシストのもと無事に逆ナンし連絡先を交換できたが、店外で会うとお互い魔法が解けてしまい、3度ほどデートしたが自然消滅。甘酸っぱかった。まあブスなので...
⚫︎キャストの生態は総じて謎だった。こんな自分にも優しく接してくれていたが、お金を盗ったとかでクビになる人もたまにいた。差別と言われるかもしれんが男キャストは全員クズ感がすごかった。女の子はしっかりした人もいた。
...と、約1年間勤務していたが
厳しい両親に対しバーで働いていることを隠しながら駅まで送迎してもらう状態が限界を迎えつつあったので、辞めた。
毎週土曜日ほぼ終電で帰ってくること、その際の匂いがいつも同じであること。
こんな状態が約1年続けばどんな鈍感な親でも怪しむだろう
あれから7年くらい経った今でもオーナーからちょくちょくラインが来る。
20代半ば、それまで大卒・就職...と品行方正なレールに乗って生きて来た自分には新鮮すぎる経験で、人生の思い出として死ぬまで忘れることはないと思う。
モスのフィッシュバーガー食べてみたかった。食べたことない。ついでにオニポテと期間限定のえだまめの何かも食べてみたかった。でも1人だと食事ができない。お金もったいない食べることは太ること気持ち悪い。結局スーパーはしごして2時間くらい経過してコンビニで何買えばいいか分からなくて1時間くらい居座って、板チョコ、シュークリーム、ワッフル4個、チョコケーキ2個、アイス4個、パフェ、バームクーヘン、かりんとう、大学芋、のむヨーグルト、家にあった砂糖、ジャム、カフェオレ食べて飲んでた。結局2000円以上使ってた気がする。3000kcalはかたい。結局食べて太るしお金無くなるし借金してるし着ない服は100円の売値でも売った。モスでフィッシュバーガーとオニポテとえだまめのやつとドリンクセットにできた。なぜ普通の食事ができないのか。味わいたいけど体内に入って欲しくない。甘いものなら許せる。胃が気持ち悪いし満たされないし空腹感も満腹感も分からない。でも1人で普通の食事ができない。
モスのフィッシュバーガー食べてみたかった。食べたことない。ついでにオニポテと期間限定のえだまめの何かも食べてみたかった。でも1人だと食事ができない。お金もったいない食べることは太ること気持ち悪い。結局スーパーはしごして2時間くらい経過してコンビニで何買えばいいか分からなくて1時間くらい居座って、板チョコ、シュークリーム、ワッフル4個、チョコケーキ2個、アイス4個、パフェ、バームクーヘン、かりんとう、大学芋、のむヨーグルト、砂糖、ジャム食べてた。結局2000円以上使ってた気がする。3000kcalはかたい。結局食べて太るしお金無くなるし借金してるし着ない服は100円の売値でも売った。モスでフィッシュバーガーとオニポテとえだまめのやつとドリンクセットにできた。胃が気持ち悪いし満たされないし空腹感も満腹感も分からない。でも1人で普通の食事ができない。
酸っぱいのが好きな人ならよさそう
https://cookpad.com/recipe/3910994
■リンゴ酢をトマトジュースで割ると美味しいですよ、騙されたと思ってやってみてください
すっっっっぱいトマトジュースが美味いわけねーだろ!
酢は酢なんだよ!
酢を飲みたいならMAX希釈して似たような味でごまかすしかねーんだよ!
バカ舌がよ!
毎日リンゴ酢15mg、トマトジュース200mg生活始めて数字が改善してきてるのは事実なので
リンゴ酢生活したいなら一番簡単なのはリンゴジュースで割ること
100%のやつね
これが一番抵抗が少ない
ワイは毎朝香料ドバドバのEAAとカーボのドリンク飲んでるからそれに混ぜて飲むようにしてるけど
だらだらしてたら日記を書く機を逃してたので今書く
三が日明けて4日に家族に連れられて隣県にあるコストコにはじめて行った
着いたらめちゃくちゃデカい倉庫のような建物で、まずはフードコートでホットドッグを食べた
このホットドッグ、でかくてドリンク付きなのに180円で値段設定がおかしいなと思う
しかもフードコートは会員証が不要なので近所にあったら通いたいわね
その後は中を巡って食料品等をいろいろと買い込んで、
夜ごはん用にでかいお寿司と鳥の丸焼き(名前が思い出せなくてサニタリーチキンでググったらちゃんとロティサリーチキンって出てきてすごい)を買って
あとハイローラーという巻き物?を次の日に食べたけどこれはとても美味しかった
帰りも3時間かけて家まで帰ってきて
行って帰るだけで一日仕事でした
もっと近所にできたらいいのになー
伸びていて驚いた、きっとこんな卑屈なお気持ち文にはお叱りや罵詈雑言が飛び交っていると思ったら優しいコメントも非常に多く、また泣いた。
友人がそうであるように、この世には驚くほど優しい人がいる。私は彼彼女らから施しを受けた時にどうすればいいのかわからない、何も持たない私がどうやってその恩に報いればいいのかわからないのだ。(私の感謝の気持ちはLINEで送るスタバのドリンクや近所の洋菓子店で買った焼き菓子なんかじゃとても足りないのだ)
人はセルフイメージから離れた扱いを受けるとそのギャップに戸惑うと聞いたことがあるけれど、私の場合まさにそれだ。
先述の通り親はおらず、いた時期も父親に日常的に言葉と物理で殴られていた。(高校に上がるまで人差し指の第二関節を突き出した拳で頭を殴られると痛い、長い髪は手に巻きつけられたら逃げられない、というのはこどもの常識だと思っていた)
私は幼少期に無条件で愛された記憶がない。ゆえに私は自己肯定感が低い、その土台、底がない。
そんなもんは気の持ちようだと思われるかも知れないが、こればっかりは後天的に養うのは難しい、同じ境遇の人なら、なんとなく共感してくれるのではないかと思う。底蓋がないから、とれだけ自己肯定感を注いでも流れ落ちてしまう。
だから”フリ”をして生きている、擬態と言ってもいい。かつて、それなりの親に愛され、いっぱしの自己肯定感を育まれた人間として振る舞っている。
周囲の人が私がこんな卑屈な文章を書き散らかしていると知ったら引くと思う。
「友人ガチャ成功したんだからIQ下げて喜んどけ」という旨のコメントは目から鱗だった、ひとしきり笑った後、ああそうだなと深く納得した。何も持たない私だが、あんなに素晴らしい友人が私にはいるじゃないかと。
そもそも私は賢くないので、身の丈にあった思考で生きたら幸せなんだろう。
それでも現状をポジティブに捉えるための最適解があるのではないかとあれこれ考えてしまうのだ。重ねて言うが私は彼女(友人)が好きだ。だからこんな卑屈さをとっぱらって彼女と接したいのだ。
最後になるが、これを読んでる優しい人がいたらどうか教えて欲しい。
人は無条件の愛情にどう反応したら良いのだろう。
おめでとさん
まぁ相手は落ち着く時間が欲しいだけって感じだったから別に大丈夫だろうなと思ってた
ちなみに似たような状況でクリスマスに振られたワイの友人が言われた言葉を送り、フラれるの意味を理解していただきたいと思います
「正直、クリスマスまでその服装は無いです。普段も怪しいなと思いつつ、ファッションに疎い人なのだろうなと受け入れていましたが、クリスマスのおしゃれなフレンチですらその服装で来るということはTPOに合った服すらわからないということで、それはファッション音痴ではなく精神的に成長していないということだと思いました。あと、食後のドリンクでコーヒーと紅茶どちらも飲めないというのも幼い、場数を踏んでいないなと言う感想です。私はそんな人を付き合いながら育てるという悠長な考えは持っていないので、お付き合いに関しては、なしでお願いします。食事は美味しかったです。予約してくれてありがとう。」
運が悪いと、ドリンクスペースを占拠されたり上映中にスマホ使ってくる
駆け込んだ法人が貧困ビジネスだと、生活保護のお金を取られタコ部屋に入れられてしまう
注文してもいいが、握り立てのホカホカ寿司が来ることもある
レジェンド子孫を引くと、未来からタイムリープして助けにきてくれる
「アットホームな社風」「一回の面接で即採用」「ノルマはありません」「みんなで創っていく会社」は要注意
授業や仕事中はUR(音なし臭いなし)が来ることを祈る。10連ガチャの場合もあり
ていうか俺は数百円のドリンクホルダーとか買ってるけど、そもそも経費として計上したことが無いわ。聞いてみないとわからないが雑費に入れて良いと思う・・・たぶんおそらく・・・。数百円を車両関連費で処理すヤツ居るのか?という疑問が湧く。
カードで月末一括払いみたいなことやっていれば中身にはコイン洗車1回500円みたいな支払いはあるとは思う
一般社団法人についてNPO法人とか公益法人だとの違いがマジでわからんけれども、自営業者として漁師やってる俺ですら車の中で使うものは10万〜30万円以下の消耗品費か雑費で処理するってのは知ってる。
俺んとこの地方の税務署は窓口で聞けばザックリした消耗品費と雑費の違いを教えてくれる。電話の場合は国税庁な。
急いでる場合は国税庁、じっくり詳細を聞く場合は税務署の窓口で聞くのよ。ただ税務署の場合は面談みたいになるんで予約が必要な場合があるから注意。これは税務署に空いてるのか電話とかで聞くしかない。
んで、消耗品費と雑費の大まかな違いだけれど、消耗品費は仕事で普段よく使う消耗品の科目。漁師で言えば軍手とか。目安は価格だと10万円〜30万円以下。1年以内にボロくなって捨てるものとかが該当する。
雑費は普段から使わないけど突発的に買った消耗品が入る。漁師で言えば船底を掃除するときにしか使わない塗料とかココだね。こちらも目安の価格は10万円〜30万円以下。
同じく掃除って言っても日常的に使うデッキブラシは消耗品費なわけよ。漁師の環境でデッキブラシは1年も使えば柄が折れたりブラシ部分がぶっ壊れるので消耗品費にする。
じゃあ車のガソリンはどうなのよ?となるけどガソリンは車両関連費として処理する。過去に船を車で引っ張る20万円くらいのウインチを車両関連費で処理したことがあるけれど、車の中で着る防寒着を車両関連費で処理したことなんてない。
もちろん消臭剤なんてもんも消耗品費か雑費だろ。慈善事業で消臭剤を日常的に使うのか知らんので消耗品費か雑費なのかわからんが。
ていうか俺は数百円のドリンクホルダーとか買ってるけど、そもそも経費として計上したことが無いわ。聞いてみないとわからないが雑費に入れて良いと思う・・・たぶんおそらく・・・。数百円を車両関連費で処理すヤツ居るのか?という疑問が湧く。
車両関連費ってマジで車両に関する経費を割り当てる項目で、車検費とかタイヤとか、洗車代とかマジで車両に関すること以外は車両関連費で処理しないし、科目にふさわしくないものも入れてると税務署窓口のお姉さんが「これはぁ・・・雑費かなぁ?」と優しくアドバイスしてくれるぞ。
ていうか漁師みたいな個人事業主やってると車両関連費って結構ツッコミ入れられることがあってさ「トラックをお家のもの買うため使ったりしてない?」みたいに言われることあるんだよね。数年に1回くらいなので何かマニュアルあると思うんだけど。
これ何でツッコミ入るかと言えば、プライベートと仕事の境界線が曖昧な漁師みたいな仕事だと、例えば全体の光熱費の7割は仕事の分、3割はプライベートの分として、経費計上できるのは光熱費の7割だけねってなるのさ。
だから実際に経理やってるとこういう微妙な境界にある仕分けに関して税務署はうるさいなって思ったりするのよね。
だからこそ訂正するのが面倒なので車両関連費にはマジで車両関連しか入れないみたいなことを日常的にやるわけ。それが例え漁師であってもそういう経理を日常的にやっている。
社会人になってから、なかなか休みが合わなくて、ずっと会えていなかった親友と久しぶりに会ってきた。
彼女は昔と変わらない笑顔で「久々ー!」と手を振りながら駆け寄ってきたから、わたしも嬉しくて手を振りながらはしゃいだ。
「やばい、いつぶり?」「確か3月が最後、やばくない?」「そんな経つ!?」
肩でどつきあいながら、足は自然と馴染みのカフェへ向かっている。きっとお互いに、早く話がしたかったからだ。
ランチとドリンクの注文を済ませると、謎に「お久しぶりでございます」とかしこまった挨拶をして、近況報告会が始まった。
…はずなのだが、何だかいまいち話が盛り上がらない。お互いに相手の話に上手く共感できない。
あんなに一緒にいて楽しくて楽しくて仕方のなかった親友と久しぶりに会えて、積もる話もあるというのに、どこか、何かが違う気がしてならない。
そして、わたしがそう感じるのは、今回が初めてではなかった。
高校1年生のとき、部活の入部説明会で出会った彼女とは、今や8年目の付き合いとなる。
クラスこそ違ったものの、オタク趣味や物の考え方、価値観など、話が合う点が多く、彼女とはすぐに仲良くなった。
同じ運動部の部員として、切磋琢磨する中で絆が芽生えた。合宿中には、他の部員を起こさない程度にひそひそと眠れるまで小声で話すことで、より仲が深まった。部活終わりには決まって駅近くの本屋に寄って、漫画の新巻を指差しては「これ面白かった」だの「この作者好き」だの「こういうの好きそうだよね」だのと語らった。休みの日には学校最寄りのカフェで落ち合って、ジュースとサンドイッチを頼んで何時間もくだらない話をした。当時わたしが好きだったアイドルの誕生日には、ホールケーキを買ってきて、教室で細やかにお祝いしながら完食した。
彼女と過ごして楽しかった・面白かった出来事は、挙げ出したらきりがない。彼女はわたしの高校生活を語る上で欠かせない、かけがえのない存在だし、誰よりも同じ時間を共にし、誰よりも笑い合った親友だと自信を持って言える。
高校卒業後は別々の大学に進学をしたが、月に1回程度はカフェに集まって、近況報告会をした。
ひと月ぶりに会っても、昨日も会っていたかのように話し出しては、ケラケラと笑い合って何時間も過ごせるのがわたしたちだった。お互いに時間割もアルバイトのシフトもバラバラだったけれど、休みを合わせて何度も遊んだ。
学校のこと、アルバイトのこと、趣味のこと、日々のこと、家のこと、恋愛のこと。文字通り『何でも話せる仲』だった彼女とわたしは、会えばいつだって話題には困らなかったし、どんな話にも「わかる」「それな」と言って頷き合っていた。
「何かが違う気がする」そんな違和感を感じ始たのは、大学3年の頃だった。コロナ禍になって、誰とも気軽に会えない日々が続き、半年以上ぶりにようやく彼女と対面で会ったときだ。
これには少し心当たりがある。コロナ禍で、彼女と会えなかった時期に、わたしには大きな転機があった。アルバイト先で恋人が出来たのだ。
お恥ずかしながら、わたしは大学3年になるまで恋人がいたことがなかった。人生で初めての恋人。浮かれるなという方が難しくて、わたしの興味関心は恋人で持ちきりになってしまったのだ。これまで興味のあった漫画やアイドルといった物事は、わたしの頭からすっぽりと抜け落ちてしまった。
おかげで、彼女と会ったときに、話せる話題がわたしには「恋人のこと」しかなかった。もちろん、だからといって彼女と何も話せない訳ではなく、彼女と恋人に関することで話せることもあったし(彼女にも一時期彼氏がいた)、大学のレポート課題やばいよね、多いよね、そんなありきたりな愚痴はお互いに共感できた。彼女が継続して好んでいる漫画やゲームの話もよく聞いて、彼女は今そういうジャンルにハマってるんだなあと笑いながら相槌を打っていた。
だけど、どこか、高校生のときように手を叩いて、心の底から「わかる」「それな」と言って笑っていたときとは、やっぱり違うような気がしていた。
大学4年となり、就活と卒論に追われる日々が続き、また2人で会えたのは大学卒業後の3月末だった。それぞれの就職予定の会社上、お互いの休みが合いそうもないことは分かっていたから、社会人になる前に会いたかったのだ。
近況を話してみると、彼女は変わらず、漫画やゲームが好きなようで、最近ハマっている作品の話をたくさんしてくれた。何の情報も追えていないわたしは、どの作品も知らなくて、ただひたすらに新鮮な気持ちで聞くばかりだった。そしてわたしも、変わらず恋人のことで頭の中が持ちきりだったから、触り程度に恋人との話をした。なんだか、お互いに別世界の話をしているようだった。
そのあとは社会人生活、不安だねえと言い合っては頷き、卒論を書き上げたことによる解放感を分かち合ったりして、その日は解散した。
そして、今日だ。
社会人生活に慣れ、ようやく時間を合わせて会うことはできたが、話し始めてみると、いよいよお互いの話が噛み合わなくなってきた。
まず、彼女が漫画やゲームが好きなこと(新しく音楽アーティストにもハマっていた)。そして、わたしも恋人のことをよく考えているのに、変わりはなかった。お互いの話にお互い「そうなんだねえ」と、なんてことない相槌を打つほかない。
職種が違うため、業務に関する話で彼女と共感できないことについては当然だから仕方ないとして、それ以外の些細なこと、例えば通勤一つとっても話は上手く噛み合わなかった。
電車で片道1時間半の通勤をしている彼女と、車で片道20分の通勤をするわたし。「疲れているときの帰りの電車が辛いから課金して特急乗ってるんだ」と話す彼女に、わたしは理解はできても、心から共感してあげられない。そして彼女もきっと「混む道路を迂回できる裏道を見つけると通勤楽になって楽しいんだ」と言われたところで、理解はできても、共感はできなかったと思う。
それに、わたしは社会人になると同時に一人暮らしとなり、家のことに興味を持ち始めた。自炊が楽しい、食器にこだわりたい、インテリアにこだわりたい。休みの日はそんな日々の暮らしを楽しんでいる。
一方、彼女は実家住みで、最近はネイルに凝り始めた。自分に合う色はこんな色、こんなビーズが可愛くて好み、こんなデザインに憧れる。今日も休みの日に行うネイルのことを、とっても楽しそうに語ってくれた。
彼女の話を聞くのは、好きだ。彼女が楽しそうなら嬉しいし、もっと聞きたいと思う。
けれど、わたしが今彼女の話にしてあげられるのは、あくまでも理解でしかなくて、共感とは少し違うのだ。
だから、なんだか、昔ほど話は盛り上がらなくて、昔ほど「わかる」「それな」と声を上げて笑うことも少なくて、今日は不思議な時間を過ごしていた。いつもは夜遅くまで一緒に居るのに、18時半なんて早い時間に解散してしまった。
けれど、前のようにたくさん笑い合うことができなくて、寂しいような気持ちも強くある。彼女が遠く離れた存在になってしまったような感覚がある。
今日撮った写真をカメラロールで振り返ると、カフェでわたしはアイスコーヒーを、彼女はメロンソーダを頼んでいる写真が一枚ある。