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はてなキーワード: ケアとは

2021-04-06

anond:20210406210124

コミュニケーション能力が無いと配偶者が得られないというのは分かるんだけど、

生きるための尊厳が一切得られないのはどうすれば良いの

どうすれば生きていることを承認してもらえるの

福祉サービス承認欲求を得ようとしたら俺よりも重い障害の人のケアをさせられたんだけど

俺は疲れるだけだったよ…

配偶者なんて諦めろよ

いわゆるインセルくんたちが配偶者を獲得できないの、女性上昇婚志向とか顔とか口説き方とかじゃなくて、普通にコミュニケーション能力が壊滅的なだけでは…

そんなん救えないじゃん

コミュニケーション能力が低いと子孫を残しても……だし、別に風俗で性欲解消しながら静かに消えればいいよ

なんかインセル的な人たちのケア的なことをやらされてたんだが、結局こんな結論しかなんなかったわ

ヘッドマッサージャー買いたいの波がたまにくる

時間すると「すぐ飽きそうだし買うほどでもないか…」ってなる

頭皮ケアには興味がない(気持ちよさだけ気になる)

・高い(6000~1万越え)

・飽き性だから毎日使うとも思えん

・強すぎて肌が傷つくとか逆に力が物足りないとか充電がすぐ切れるとかレビューあるしなあ…。

けっきょく誰も「弱者男性」を定義しないから話が拡散するばっかりだ

結局「弱者男性」って誰なんだよ。みんな好き勝手なこと言いやがってクソが。



それぞれ全然違う問題なんだから、その処方箋だって全く違ってくるだろよ。次元が違う話を全部一緒くたにして「弱者男性論」みたいに雑にくくるから、話が全然まとまらねえんだ。アホか。経済力の話なら再分配とか福祉とか新自由主義批判でいいだろ。容姿の話ならルッキズムでいいだろ。他の能力の話ならノーマライゼーションとか社会的ケアでいいだろ。最後非モテ要素以外は全部わざわざ「男性」なんて性別を絡めずに語れるじゃねーか。そうじゃない「弱者男性」ならではの特別事情があるなら、そこをちゃん説明しろよ。


弱者男性論をぶちあげる連中の多くからは「俺は弱者なのに弱者性を認めてもらえない」という心の叫びは感じるけど、その「弱者性」ってのがどういう状態なのかぜんぜん共有できてないのに「弱者性のつらみ」という被害者感覚ただ1点で結束しようとするから、話が支離滅裂になってんだよ。


「男が強くあらねばならない社会的規範の中で苦しんでますぅ〜」みたいな男性学っぽい話なら、性別わずその規範再帰的に強化してる社会的強者たちに異議申立しろ。「女性モテないことは弱者男性問題本質じゃない」と思ってるやつは、白饅頭みたいに弱者男性非モテ問題矮小化してる非弱者男性 https://togetter.com/li/1692506ちゃん批判しろ。そういう深掘りができねーなら、どんなに「弱者男性論」が盛り上がっても、みんなで目隠しして象を撫でてああだこうだ言い合ってるようなもんだ。そっから生産的な結論が出てくるわけがない。

「女を充てがえ」って論はその後の交際ケアが完全に抜け落ちてる気がする。

元々学生時代新社会人時代彼女がいた人間転職した事で出会いがないっていう感じで無償結婚相談所みたいなサービスなら良いと思うけど、

増田とかはてなのいう(恋愛弱者男性って恋人いたことない、いたとしても学生時代半年ぐらいとかい人間でしょ?

そんな人間に「どうぞ貴方結婚する人間です」っていって女性充てがったところで接し方わからなくて泣いちゃうだけでしょ。

家政婦(ハウスキーパー補助金結婚相談所登録補助金(まぁ良い企業はある程度の役職の人に手当を出すらしいけど)でも出してやったほうがいいんじゃね。

anond:20210406151108

弱者たる自分を生かすだけで精一杯な人間からしたら、妻が問題抱えた人でそのケアをしなきゃいけないって事情さらに抱えるのは余裕が無いってことじゃないかなあ

あてがえ論者が言うところの理想的美少女を充てがわれたとしてもなお、他者ケアしたくないから嫌だとか言い出す人間には絶対ムリだと思うよ、少なくとも。

anond:20210406144446

さっきはケアしないといけないからヤダ論者は無責任社会害悪で・・だったのに打って変わってマシ評価で草

まあマシではある程度って話なんだろうけど

anond:20210406141324

充てがわれたとしてもその女性ケアしないといけないだろうから、充てがわれるのもヤダ!

ってのは、まさにそういう努力必要という前提だからこそ、じゃないのだろうか。

ケアって単語では駄目とかそういう話ならすまんが。

Vtuberなんてまさに無料で見れてたのしませてくれて「ケアしてくれる」存在じゃん。

でも実際はむしろオタク「が」Vを全面肯定してて草なんだよなあ・・・

anond:20210406105639

でもキモくて金のないおっさん場合他者ケアする義務のみがあると押し付けるんですねわかります

anond:20210406105639

自分はある人をケアしないと行けない立場である」ってのは、

相手自分ケアしてくれないってのを意味していないぞ

お互い様であったとしてもケアなんてしたくないって人は別に居てもいいでしょ。

それがわがままと言われるのならそれはまあそうなんだけど。

anond:20210406103708

ぶっちゃけそういう女性主婦業をこなすの問題ありありだよ(ゴミ屋敷だもん)

でも家族が寛容で家にいて雑用家族ケアだけを最低限してくれればいいってレベルだと

職場とは違いいじめられずにミス騒動も起こさずに平和に食っていける

もちろんそんな稼ぎがある男性は少なくなってるから発達障害女性のこのルート狭き門になったね

からストレートにこのルートをめざす女性は少なくなってると思う

それでも発達障害男性にこのルートはまず考えられないからずっとマシ

そもそも女性をあてがってもらいたいとか思うものなん?

自分はある種の弱者男性だとは思うが、あてがってもらいたいとか全く思わないんだが・・

そもそも現時点で非モテである時点ですでに不幸なのに、

自分に充てがわれて絶大的に不幸になった女性を一生ケアしないと行けない立場かになるのかと思うと

ますます不幸になるというイメージしかない。

anond:20210406101331

えっ発達障害の男女差にそんな研究ってあるの?

言っておくけど発達障害特性の現れ方が男女で違っていて女性発達障害研究が遅れているだけだから

普通に働けない発達女性だって沢山いるよ

特にADHDで不注意の多い女性職場で使い物にならない・人間関係も悪くなるから働くのに困難がある

ソースは宮尾益知先生の「女性アスペルガー症候群」「女性ADHD」)

発達障害の人にとって理解ある家族に養われてゆるく家事家庭内ケア労働をすることに合理性があるのだけど

発達障害男性にこのルートはほぼ期待できない(女性から需要がない)というのがね…

2021-04-04

anond:20210404160556

それは「ケアレスマンモデル」って言われるやつです

簡単に言うと、男性結婚して家事育児介護女性に担わせることで仕事100%集中できるようになって収入があがる、ということですね。

anond:20210404140522

年一件も起きてない自爆テロにそんなコスト裂けるわけないじゃん

しか自爆テロ起こしてる連中って

家庭に問題抱えて精神疾患発症してるキチガイ一家から湧いて出てるだけだから

そっちのケアが先でしょうが

anond:20210404093128

そうはいうけど資本市場の働きがなければ、技術発展は滞り、途上国の開発は進まない

資本市場恩恵人類全体が享受している

相対的格差のようなお気持ちケアするのは本来メディア仕事なんだけど、メディアの多くが広告モデルマネタイズされているので、不安や虚栄心を煽って消費させるように仕向けているのが悪い

anond:20210404015826

元増田擁護してるブコメを見て思ったけどさ、

元増田の言ってることを突き詰めると、出産という選択を取ったのも女性自己責任なんだから

出産ケアなど個人問題社会問題ではない、ってことになるよね。

当然復職後のケアなども考える必要がない。

 

現代科学技術では出産女性しかできない、だから女性は守られるべき、って考えが無意識のうちにあるわけだけど、これすら崩壊する。

強者男性と(その気になれば弱者女性代理出産させることができる)強者女性パワーカップルけが幸せ社会になる。

2021-04-03

anond:20210402125213

犯罪者被害者が同じ施設に入ってるようなもの」って表現はともかく、施設イメージわかりやすかった。

・「子供短期間だけ保護する」の短期間てどれくらい?

・「1つの個室に2~3人が寝てる」って、被保護少年もぐ犯少年も同室で一緒くた?トラブルとかなかった?

施設先生はどういうスタンスなの?一時保護っても、被保護少年ケア必要だし、ぐ犯少年監視必要

 正反対対応必要そうだけど。一緒くたにされてる子供たちに対し、個々に対応変えるの大変じゃないのかな?

2021-04-02

anond:20190618201336

凄惨暴力を含むいじめを受けても、加害者ではなく女にケアを求めたり責め立てる。男は強者男性からの加害を天災扱いして黙って耐え、その鬱憤を男に与えられたケア要員という資源が女であるという認識からこうなる。いじめを止めずに黙って見てたのは周囲の男(左右や思想わず)も同じだが、そいつらは責めない。

一時保護所で保護された経験のある者です

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa3a234e26d0d16de400c37890bd8d5ffe8677d2

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/news.yahoo.co.jp/articles/fa3a234e26d0d16de400c37890bd8d5ffe8677d2

こちらの記事にて一時保護所が話題になってたので経験者としての感想を話そうかなと思いました

自分は一時保護所で救われた側で男で小学校とかでも普通にトイレに行けたタイプでこの記事に出てる女の子とは多分正反対人間なので

まあ世の中こんな人もいるんだなぐらいで見といてください

まず前提として一時保護所は「虐待等で親から保護された子」「なんらかの事情で今の家に住めない子(ご近所さんやばい人等)」「両親に連絡つかないので家出した子」「なんらかの非行を働いた子」が混ぜこぜにぶち込まれ場所です

厳密にはちょっと違います犯罪者被害者が同じ施設に入ってるようなものと考えてもらっても大丈夫です( 非行補導されるレベルの子なので犯罪者と言ってもそこまで酷いケースも無いはずですが )

一時保護所の名前の通り一旦はここに集めてそこから 児童相談所、親、警察ケースワーカー、受け入れ先の施設等様々な人が話し合って子供をどうするのが決まります

そんな施設特性上、規則はかなり厳しめにしないとまずいのかなーというのが感想です

自分が居た施設だと

って感じでした

記事に書かれてる規則等があったかと言うと

説教部屋

説教部屋みたいな部屋と制度はあった

ただ、規則違反と言っても主に他の子どもに対する加害とかが原因だけのはず

の子どもに害が及ばないレベル規則違反説教部屋はなかった

自分保護されてる時に、脱走しようとしてバレてしばらく説教部屋に入れられてその後別施設に移された子は居た

異性と目を合わせてはいけない

これは無かった

恐らく性的虐待を受けた子が過去に居たからみたいな規則なのかなとは思う

自分が居た施設では他者交流が出来そうにない子は隔離部屋みたいなとこに入れられてた

最初は無理だけど途中から大丈夫そうだと言って自分から出てきた子も居た

トイレに行くときは必ず職員に声を掛ける

これも無かった

ただ、これについてはトイレがある場所が皆が主に過ごしてた場所から近くて

誰がトイレに行ったか、どれぐらい出てきて無いかがすぐに分かるってのがあると思う

個室のあるエリアからトイレ絶対通路を通らないといけないんだけど消灯時間かになると

そこに絶対先生(我々は施設の人の事先生って呼んでた)が居たから消灯時間過ぎてからトイレに行く場合も把握されてた

実際別の施設ではトイレ自殺した子も居たらしい

私服は着用できず、下着ズボン靴下など2セットだけ与えられる

私服が着用出来ないのはあった

入所時に着てた服は入所時に施設側で預かり

風呂入る前とかに 服置いてある場所があってそこから好きに服とか下着とか取って行けー的な運用だった

潔癖症の子かには辛い環境だったんじゃないかなと思う

人権侵害だ!みたいな意見も分かるけど色んな事情を抱えた子供短期間だけ保護するって名目施設なので規則に関しては仕方ない気もする

ただまあ、冒頭で書いた通りどちらかと言うと強者側で比較的当たりな施設に恵まれた側の人間感想なんですけどね

質問とか書いてくれたら覚えてる限りで回答しま

子供短期間だけ保護する」の短期間てどれくらい?

の子供によってピンキリです

早急にきちんとした施設保護して学校とかも通わせた方がいい子とかは1~2週間もいないと思います

短い子だと3日とかいました

「1つの個室に2~3人が寝てる」って、被保護少年もぐ犯少年も同室で一緒くた?トラブルとかなかった?

特に無かったです

兄妹で保護される子も多いので兄妹だけで1室みたいなのもありましたし

ぐ犯少年と言ってもあくまでも補導されるレベルの子しかいないので

施設先生はどういうスタンスなの?一時保護っても、被保護少年ケア必要だし、ぐ犯少年監視必要

この辺りは分かりません

ただ、自分が居た施設

の子殆どでした

比率的には5:3:1で残りの1がその他理由って感じでした

自分から見た限りですが特定の誰かを監視してるとかは無かったと思います

(狭い施設なので誰か一人に張り付く必要が無かったのかもしれませんが)

補導された子はこれ以上やらかすともっと厳しい施設名称は知りません)やこれ以上罪を犯すと鑑別所少年刑務所に入れられるのを分かっているのであまり変な事をしないというのもあるのかもしれません

規則の多くは脱走防止なのかな

非行少年から虐待被害者等を守るための規則なのかと思います

後は実際脱走者対策だと思います

説教部屋」っていうのは強制的措置の話だろうか

質問内容がよく分かってないのですが

基本は強制です

拒否権は無いです

2021-04-01

引退後の競走馬はどうなるのん

年間7000頭以上生産される競走馬のうち、天寿を全うする事が出来る馬は1%、競走馬以外の形で第二のキャリアを過ごせる馬が10%くらいと言われている。

Q、残りの馬はどうなるのか?

A、「肥育」=つまりは食肉になる

馬はたしか可愛いが、牛だってだって知能もあれば感情もある可愛い動物だ。だから可愛い馬を肉にして食うなんてとんでもない、などと寝言を言うつもりはない。

馬主=飼い主には、動物愛護法に則って命を責任をもって養う義務があるのだ!最後まで飼えないのなら飼うな!などと犬猫と同じような理屈(それはそれで正論だが)を言う気もない。

馬を飼育するための費用は膨大で、牧場などに預託する場合は、1頭につき年間100万円近くを要するし、広大な土地必要であり個人飼育する事は多くの場合難しいだろう。

しかし、引退する競争馬と他の食肉になる動物たちの違いは、競走馬には自分自身人間なんかよりも大金を稼いで来たし、これからも馬として働いて稼げる可能性をもっているということだ。

馬たちの持つ経済力可能性を活かして、馬たちの福祉に利用する道が拡大できないのか?ということを考える方がいい。

生産牧場現実と功労馬

年間7000頭もの競走馬は、全国に800ほどある生産牧場誕生する。

牧場生産した競走馬の余生を過ごさせることが出来ればいいかもしれないが、生産牧場も非常に厳しい。2000年初頭には1600くらいあった牧場が、この20年余りでおよそ半分にまで減少している。

競走馬は、飼育している牝馬に数千万~数十万円もする種付け料を支払って交配する事で生まれる。セリに出すまでの2年間に、生産から競走馬としての基礎を調教されるが、

仮に1頭に生産者1人が付きっ切りで面倒を見た場合人件費2年分が乗る形になる。

セリ市は、毎年高値が出たと報道されるセレクトセールセレクションセールがあり、それぞれ平均売却値が異なるがセレクションセールでの売り上げ平均額1400万程度となることも多い。

飼育必要費用設備投資資金、2年と言う歳月を考えれば、1400万円は高いとは言えないだろう。生産者が全ての引退馬のことを考える余裕はないはずだ。

大きなファームともなると、有力馬を生産し、著名なレースを勝ち1億円以上の賞金額を稼いだ功労馬を繋養していることはある。

種牡馬繁殖牝馬引退し、馬主牧場に多額の利益をもたらすと同時に自らの老後の資金をも稼いだ馬たちだけが

清潔に保たれた専用の馬房と広大な放牧地を与えられ、時折訪れる往年の競走馬時代を知るファンたちに敬愛眼差しで愛されながら余命を全うさせてもらえる。

馬の世界にも人間以上の格差社会存在するのだ。

リゾートファームNPO

競馬ファンから気にかけられる成績を残せなかった馬たちの中にも、馬主が年間100万円以上にもなる預託料を支払って、養老牧場で過ごさせてもらえる馬主に恵まれ幸運な馬もいる。

預託料の相場としては年間60万円~120万円くらいといったところのようだ。個人で馬を飼育しようとすると、牧草をロット単位しか売ってくれず割高になるというが、月々8万円くらいらしい。

牧場でまとめて購入する場合は安くなるとしても、日々のケアにかかる時間と手間を考えたら1頭当たりの月々の手間賃は高くはない。

受け入れれば長期に渡って、安定した売り上げが期待できるとは言え放牧地や厩舎を用意するなら、仔馬の生産に使った方が利益になるし、養老牧場生産者の善意や馬への愛情で成立してるようなものだろう。

同様に馬への愛情善意のみで成立しているものNPO団体や、馬と関係があった人、担当厩務員や調教師など、が立ち上げた「○○の会」の様なグループ存在する。

共通するのは一口数千円/月の会費や寄付金によって年間100万円にもなる預託料を得て養老牧場で繋養してもらうという方式だ。

具体名はださないけど、某地方競馬場で連敗記録で有名になった馬も現在はかつてのファン善意で老後を過ごしていたりする。

NPO団体会計をみると、100万円のうち会費と寄付で40万円、助成金で60万円ほどを得てギリギリで回していたりするので、こうした事業も難しいのだろう。

乗馬に転身する

競走馬というのは、非常に気性が激しくて速く走る為の訓練を受けているアスリートで、これをすぐさま乗馬にするということは難しいらしい。また全ての馬が乗馬にむいている訳でもないとも。

かつては数億円を稼ぎ、種牡馬としても活躍した馬が、最後乗馬として売られる事も珍しい話ではない。非常に幸運な馬になると、警視庁騎馬隊の乗馬に転身することもある。

乗馬になる馬は、乗馬クラブなどに1頭あたり200万くらいで競り落とされて、そこで訓練を受けたりするようだ。

岡山には引退馬の乗馬訓練を行って、それをオークション販売しているような乗馬クラブもあったりするそうだ。

競馬場競馬学校などで働く

誘導馬として、あるいは観客をもてなすマスコットとして、競馬場で働いている馬もいる。これは本当にまれなケース。

ただ、東京競馬場には、誘導馬乗馬を含めて40頭程度が生活している。JRAも、引退馬の事はかなりきにかけているのだというのが分かる。

馬事学園や、全国の農業高校競馬学校などで、教育目的学生が実習に使う馬もいる。それも決して数としては多くない。



ざっとこんなところか。

7000頭も毎年生産されるのに、馬として最後まで人と共に生きる事が出来る馬は少ない。多くは馬肉になるという現実を知って競馬への接し方や見方は変わってしまうだろうか?

馬はとても可愛いし、賢い動物だ。俺は馬が好きだし、競馬も好きだけど、だからと言って馬肉を食べる事を否定しない。

今後、1頭でも多くの馬が最後まで生きていける為に、人間はどうすればいいのだろうということを考えてしまう。競馬なんてなければ・・・本当は一番なのかもしれない。

だが、農耕馬だって、財布にされるために殺される現実もある。きっと人間の都合で殺される馬がゼロになる事はないんだろう。でも、1頭でも少なくなればいい。俺はそう願ってる。

馬券販売価格に初めから引退馬の繋養費用に使う金を10%でも20%でも乗せてもらってもいいくらいだし、競馬ファンとしてはそれくらいはしたいって気持ちもある。

そのお金で、海外にでも繋養できる土地を持って、最後まで命を全うさせられる頭数だけを毎年生産するように生産を絞る。それくらいはしてもいいと思うよ。

anond:20210401104724

引退馬に関しての動画

https://www.youtube.com/watch?v=r2WQDU8DWpo

https://www.youtube.com/watch?v=HVUKxeKg4WQ

https://www.youtube.com/watch?v=Dht7iQtzDV4

映画今日もどこかで馬は生まれる」

https://creempan.jp/uma-umareru/index.html

anond:20210401110312

セフレが欲しいっていう自分勝手理由にしては男に随分責任求めるし頼ってるじゃん

相手セフレの事喋れるオナホしか思ってないし、女も男の事喋れる竿としか思ってないのがセフレだよ

ちゃん彼氏彼女として付き合って自分意志結婚してってのが出来ないしイメージできないか

セフレ程度に軽く付き合って成り行きでそのまま結婚ちゃうような彼氏が欲しいってのが本当の願いでしょ

セフレは欲しいけど女のケアもしたくないし金も払いたくないって言ってる男レベル

2021-03-31

アーツ前橋作品紛失問題

はてなでは意外と話題になっていないようだが、アーツ前橋という公立美術館作品6点が行方不明になる、という事件があった。

館長も辞任して一件落着かと思いきや、その後出た報告書で館長による隠蔽疑惑が指摘されたり、その報告書に館長自らが反論したりして、泥沼の様相を呈している。

まとまった記事としては美術手帖を参照されたい。

アーツ前橋作品紛失に関する調査報告書が公開

https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/23795

紛失問題報告書に関して、アーツ前橋館長の住友文彦が反論

https://bijutsutecho.com/magazine/news/headline/23803

一般の人にはあまり知られていないかもしれないが、アーツ前橋というのは近年アート業界ではかなり高い評価をうけている美術館である

たとえばこういう企画展

https://www.artsmaebashi.jp/?p=13991

堂々と掲げられた「本展のキーワード」の、「周縁性、ローカルジェンダー福祉ケア老い共同体移民」というあたりが、この館の方向性を端的に示していると思う。

ざっくりと言ってしまえば、社会問題を扱う現代アートを精力的に紹介しつつ、ワークショップによって地域との結びつきを強めていく、というスタンスである

個人的には、なんか優等生的だなという印象で、反感を抱かないでもない。

しかし、年々予算が削られ、文化政策への風当たりも強くなっている斜陽美術館業界からすれば、「SDGs」的なアピールによって先端的な雰囲気を放っているアーツ前橋は、地方美術館のあり方として、ひとつモデルともいうべき存在であった。

その方向をカリスマ的にリードしてきたのが、2013年の開館当初から館長をつとめてきた、住友文彦その人である

前橋市と館長、どちらの言い分が正しいのかは現時点でよくわからないが、すでに美術業界から擁護の声も出ている。

たとえば東大教授美術研究者加治屋健司。

アーツ前橋作品紛失の最大の原因は、予算、スペース等から美術館が借用作品の保管場所として外部施設を使わざるを得なかったことにある。その状態放置問題に適切に対処してこなかった所管部署文化スポーツ観光部及び同文化国際課に責任がある。これは専門職の館長ではなく行政職の職掌である

https://twitter.com/kenji_kajiya/status/1375731293581807616

スペース・予算の確保は行政職の仕事なのに、彼らはそれを怠っており、そのせいで悪環境作品を置かざるをえなくなったために今回の事件が起こった、という論理である

これは大局的に見れば正しいかもしれない。

ただ、美術の保管場所というのは確保するのに非常にコストがかかるので、無尽蔵に確保できるというものではない。

それに、少なくとも現状で保管場所がまともでないにもかかわらず、作品を預かることにしたのは、やはり学芸員なのではないか

まともな環境作品を置くことすらできないのであれば、そもそも作品を預かるべきではなかったはずである

そういう批判はあったようで、彼はあとから補足している。

他館の学芸員からお話を伺いました。館の作品管理問題があったと私も思います。それはすでに各所で指摘されており館長も認めているので、私はそれを前提としたうえで報告書問題を指摘しました。それを館の問題を認めない発言と受け止めた人もいたようですが、それは私の発言趣旨ではありません。

https://twitter.com/kenji_kajiya/status/1376207390836592642



とはいえ前橋市の報告書住友文彦の責任を追及したように、加治屋健司が行政職の責任を追及するという構図には、結局のところ学芸員行政職の党派性問題なのではないかという感も否めない。

一般にはさほど知られていないかもしれないが、美術館学芸員行政職の人間は、仲が悪いのがふつうである

なぜそうなるのかと言われると難しいが、技術職と営業職が不仲なのと構造的には同じであると思う。

まり理想を求める学芸員コスト重視の行政職という図式で、利害が一致していないのだから対立するのは当然なのかもしれない。

両者のいずれが力を持つかというのは、もちろんさまざまな権力関係によって決まるのだけれど、その勢力図を象徴的に表すのが、「館長が行政職か学芸員か」という問題である

現状で言えば、おそらく行政出身の館長のほうが多数派なはずで、その傾向は年々強まっているのではないかと思う。

現代アート畑の住友文彦を館長にしているアーツ前橋は、その意味でも稀有存在なのである

行政出身の館長というのもバックグラウンドはさまざまだが、教育委員会などから引退間際のおじいちゃんがやってくることが多く、そういう人の99パーセント現代アートなど興味も関心もない(のに反感だけは持っていたりする)ため、館長のくせに予算削減を推進する側に立ったりする。

今回の住友文彦退任にあたっても、後任に専門家を置けという動きが出ているのには、そういう背景がある。

後任に現代美術専門家を 「アーツ前橋」館長退任へ 芸術家署名活動

https://mainichi.jp/articles/20210330/k00/00m/040/038000c

ところで、先ほど「まともな環境がないなら作品を預かるな」と書いたけれど、現実的にはなかなかそうはいかない事情がある。

まず、あたりまえの大前提として、美術館が持っている作品を捨てるということは通常ない。

現実にはゼロではないのだが、やるとなると相当の覚悟必要である

から美術館作品は減るということはなく、ひたすら増えていくことになる。

加えて、美術品のほとんどは温度湿度を厳正に維持した収蔵庫で管理しなければならない。

「厳正に維持」というのは「24時間空調」のことを指す。

38度の真夏であっても、氷点下真冬であっても、24時間365日安定した温湿度でなければならない。

当然これには莫大なコストがかかり、倉庫が広くなればその分お金もかさむ。

まり美術作品は増えていくのに、倉庫を増やすのは容易ではないのだ。

「じゃあ預からなければいいじゃないか」と言うかもしれない。

しかしそうはいかない。

地方美術館美術作品寄付する人々というのは、たとえば地域小金持ちであるが、彼らはしばしばこういう考え方であったりする。

1. 蔵を掃除していたら、なにか絵が出てきた。

2. 貴重なものかもしれないので、美術館電話した。

3. 美術館で引き取ってくれないなら、廃品回収に出そうと思う。

「収蔵するか」「捨てられるか」という二択しか、ここにはない。

売るとか、他の美術館を紹介したらどうか、と言うかもれない。

名の知れた人気作家だったら、そういう手もありうるだろう。

でも、蔵から出てくる作品の作者というのは、典型的にはこういう経歴の人物だったりする。

〇〇県出身上京美術学校西洋絵画を学ぶ。卒業後に帰郷し、〇〇県立第一高校美術教員として教鞭をとる。戦後は〇〇県展の立ち上げに尽力し、後進を育てるなど、〇〇県画壇の重鎮として活躍した。

こういうプロフィール作家面白い絵を描くのだろうか、と疑問に思うかもしれないが、まさにご指摘のとおりで、美術史の大きな流れからすれば、なんの意義もない作品であることがほとんどだ。

しかし、地元での功績というのは地域にとって何よりも大切なものであるし、なによりそういう「つまらない」風景画には、地元民の心をこのうえなく鮮烈にうつし出したような、ローカルであるがゆえの価値がしばしばある。

日本都道府県ほとんどには県立美術館があって、そのそれぞれに多くの「凡庸地元作家」の作品が収蔵されていることの意義は、そこにあるというほかない。

そのような作品は、まさに、「収蔵するか」「捨てられるか」の二択だったところを拾われてきたのである

というわけで、いろいろ書いてしまったが、今回の事件は単なるカリスマ館長の不祥事という以上に、美術館業界の抱えるさまざまな問題関係しているように思われる。

気が重い話である

その他参照

調査報告書

https://www.city.maebashi.gunma.jp/material/files/group/10/hodo20210324_7.pdf

住友文彦の記者会見原稿

https://drive.google.com/file/d/1qQmOLCs2XI1VK9XzPgQpWyKlJZH809Yx/view

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