はてなキーワード: 今日の出来事とは
3100円の請求だったので何か返そうかと悩んでいたら、若い店員の品出しのお兄さんが、
となっていると、
レジのおばさんが「こういうのはダメだよ」と品出しのお兄さんに言い、
品出しのお兄さんは「他の人もやってたので…。」なんていう
ここで気がついた。
このスーパーは、お金の足りない人が買い物に来た時に、少し払ってあげる店員がいるのだと…。
私もすぐにおばさん店員と一緒になってたしなめるように言った。
「ダメだよ!」
そして商品を一点返した。
私は今日の出来事をとても危ういと感じた。
多感な子供ぐらいのアルバイトだから、それをかっこいいと思い真似をしたのだろうが、
やめたほうがいいと感じた。
世の中には寸借詐欺なども未だに多い。
「1円玉でもお前の金はお前の金。
どうせ時給1000円ぐらいだろ?蓮根って。俺の時給は3000円やぞ!
俺はそれだけもらっていても知らない奴にはただではあげないよ。
大塚のピンサロは千円札一枚からでも口内射精が楽しめるのによ!
お前が差し出してきた500円玉二枚でどんだけのフェラして働く女の子救えると思っているんだ!
例えばだが、あんぷり亭なら3000円で30分手コキのみだが、質が高いアイドル超の女の子がローション手コキしてくれる。
やっぱり病気の心配もないソフト風俗はいいね、頭が良いから滲み出る顔までよくなる。顔が2段階ぐらいレベル違う。
たとえば本番セックスも7500円からできるところあるんだよね。
部屋代別だろって?まぁね。
しかし、吉原の朝一番なら1万円以下の店舗がかなり多くてよいよ。こっちは総額ね。
安心膣だし楽しめて一万円でおつりがくる。
お金だけは出すな。」
飯食って寝るだけ。寝る前に今日の出来事がふわふわと頭のなかに浮かぶけど透明度2%で塗り潰したような薄い生活しか送ってない。記憶力が無いだけだろうか。
かといってこれを改善しようとは思わないし満足感はないけど満足している。意味不明 殺してくれ。改善しようとしてもしも今より悪い方向に行ってしまったらどうするんだ。過去の私も今の私もきっと未来の私も人の手を借りないとプラスの方向なんて行けないだろう。
オンラインマルチでチャットを打つのが怖い私に現実の人の手なんて借りられるのか。最近のゲームはマルチが必需品すぎる。
小学校中学校不登校していたと言うとやっぱそうなんだ という顔をされる。気にしすぎだバカ死ねと私のなかにいる5~6人の敵が喋ってくる。糖質ではないと思っているけど片足突っ込んでんだろうな アルミホイル巻かなきゃ。
不登校だ精神科通ってるだ言うと親がどうたら幼少期がどうたらとなるが毒親だったわけでもないし幼少期に何があったわけでもない。ただ学校が嫌で嫌いな奴にクソみたいな言葉を言われたから。それだけ。嫌なモノが重なったから逃げただけ。親のことを悪く言われるのがとても嫌だしそういう人たちは薄い敵だ。
かまいたちの夜みてぇな敵に当たらないマシンガン撃ちながら知らない私が知らない間に巻き付けた爆弾で吹き飛ばされて死ぬんだろう。とてもいい。
成長したね 大きくなったねと言われるが成長なんてしていない。ただ年を重ねて体もでかくなっただけ。未だにうんこちんこ屁で笑うし勢いだけのお笑い芸人が大好き。わさびがまだ食べられないしコーヒーも酒も飲めない。私の精神は小学校を不登校した日から成長していない。こんな奴が社会に出て客の顔を見ながら仕事するなんて出来ねぇわ。
ちんちんをつけて射精したいし新幹線の下水処理を最後まで追いたい。この世で一番うまいものを食べてみたい。自分を解体しながら焼き肉にして食べたい。
家庭菜園で作っているタマネギの成長を見るために生きている。葉っぱが枯れたら食ってやる。世界で一番の血液サラサラクソ人間になってやる。
ただのメモです。妥当な場所が思い浮かばなかったのでここに書かせてください。
休日なのにひとりで部屋にいる。
本当は出かけて友人に会うつもりだったけど、体調不良を偽った。
前々からどこに行こうなどと計画をしておいて、わざわざ予定を空けてもらっておいて、このザマである。
そもそもわたしはあまり約束を守るほうではなく、遅刻や突然の予定変更を繰り返しがちである。
わたしをよく知る友人は心得たもので、今日もきっと呆れた顔をしながら、それでも律儀に気遣いのメッセージをくれた。
よくあるやりとりだけど、今日はこの流れが私にひどく無力感を与えた。
たまに自虐的に「わたしは死んだほうがいいのでは?」と考えることはあるけれど、今日の「死んだほうがいいのでは?」は、例えれば大きく暗い穴の縁に向かって歩みを進めるような、現実味を帯びた選択肢となって私の前に現れた。
・吐き気に似た焦燥感、無力感と申し訳なさ、泣きそうな気持ちがないまぜになっている
・普通の呼吸がし辛い、どう呼吸をしていたか思い出せないので、深呼吸というか、ため息を繰り返すような呼吸をしている
・普段は「死にたい」という言葉を冗談として使用できるくらいには実際にそんなことをする気はさらさらないが、今日はあまり書いていると本当に実現しそうであまり書きたくない。
思い当たる節はある。ここ何週間か、長距離の出張が連続し、また、初めて行く場所・初めて会う人たちとのコミュニケーションがあり、ほうぼうからプレッシャーを掛けられ、よく眠れない日々が続いた。
それに、もう一ヶ月にもなるだろうか、毎週末のようにイベント等があり、それはそれで楽しかったけれど、どちらかといえばのんびり過ごすほうが好きな私には負担だったのかもしれない。
この記事の主題。先にも書いたとおり、今日のこの選択肢は普段とは違った。
これまで自殺に対するイメージは、有り体に言えば、なにか問題を抱えた人や、どうにもならなくなった人が仕方なく選ぶ選択肢として選ぶというものだった。
今日の選択肢として出現したこいつは、行動として取りうるだけの魅力があった。
少し落ち着いている今になって思えば、連絡を断って寝続けるとか、ゲームやSNSで気晴らしするとか、お茶を濁す選択肢はいくらでもあるはずで、これまでも自殺を考える人々になぜそうしないのかなどと考えていた。
けれど、そのときの私には他のどんな選択肢よりも「自殺」という選択肢が、それを選ばせる質量のようななにかと共に、確かにあった。
自殺は消極的な選択肢ではなく積極的な選択肢だったのかということがひどく衝撃で、このメモを書いている。
もしも自殺をする人がこんな思いを抱いた上に実行に移しているのなら、もしかして我々には止める手立てはないのではと思う。死にたくて死ぬわけじゃないんだろうと思っていたけれど、違う。本当に死にたくて死んでいるんだ。
才色兼備な一個上の先輩のデスクが俺の目の前なのだが、今日は午前休とっていて、昼出社してきたときに、高そうなお菓子の袋を持ってきていた。
その袋は、午後始業してからしばらく先輩の机の端に置いてあって、ハロウィンだしなー、いやなんかのお礼かなー、誰かにあげるのかなー、先輩センスいいし、これもらった人は嬉しいだろうなー、とか思ってぼけっとみていた。
でさ、そしたらさ、
俺にくれるんだって!
なんでも、2、3日前に先輩が「お腹減った」って言ってたときにチョコパイあげたのを覚えててくれたらしく、デパート歩いてたら同じものが目についたからあげる、とのこと。
ただそれだけのことなんだけど、なんかめちゃくちゃ嬉しくて、高そうなチョコパイ(生チョコパイ?とかいうやつ)はすげーうまかった。
※個人的に思った事。自分の言ってる事が全部誰にとっても正しいとはちっとも思ってません。
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つまるところ、@PUBG_DMM がしょーもないって話だよね?
CGXはリザーブの登用を公式に打診していた、それを公式が許可した。
PGIホームページに代理メンバーで掲載されているのは、それを公式が連絡したから。
なんでその連絡の前に国内のチーム、選手、ファンに報告できなかったの?って話。
(まさかのCGが公式許可とる前に自ら連絡してたら話は全く変わるのでもう読まないでいいです)
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「PGIではリサーブ選手とのメンバー変更は可能であり、条件として同じリーグに参加したプレイヤーは禁止」
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こんな規約があるって知ってたか知らないかで割と反応変わるように思う。
少なくともリザーブ選手に対するやっかみは起きなかったのでは。
例えば羽生結弦選手が国際大会に出られませんってANAだけがツイートしたらびっくりしません?
所属はANAだけど、大会の全てを管理をしてるのは日本スケート連盟で当然そこからお知らせ出るよ。
この手順さえしっかり押さえておけば、ここまでこじれることはなかったと思う。
選手やプレイヤー、他チームのファンの反感買うのは当然。「なんでこんな事になってるの?」の疑問に答えてないんだもの。
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これはきっとDMMにとって新しい企画であって、試行錯誤してるんだと思う。
とかいって慰めたいけど、「報・連・相」って割と基本中の基本じゃないですか?
たくさん学習して(アンケートも一生懸命取ってるし)これからももっとブラッシュアップされた大会になるのが素直に楽しみだけど、
オープンレック分も入れれば配信1万5千人くらいいってる時もあったでしょう、
実際の会場だと横浜アリーナをすし詰めにするリスナーを抱えるイベントだってことは自覚して欲しい。
人を呼んだ以上、果たすべき責任がある。初めたばかりで右往左往してたでは許されない事柄もある。
それが今回の告知に関してだと思ってます。
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公式が返事をくれなかったからとかそういうのは理由にならない。
何遍でも連絡入れなよ。入れてたのに繋がらなかったらなら言いがかりでごめん。
それでも選手を守れなかったことは変わりないからしょーもないよ。
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日程を調整できず、参加できない選手。
断腸の思いでしょう。リーグ終了後、すぐに海外参加チームの研究を始められてたのを配信で見てるので正直なんもいえねぇ。
仕事を辞める覚悟もないなら参加するなという意見も間違ってない。
家族にご不幸があったのにリーグに参加されてた選手もいらした。
でもそこら辺は人様の人生なので外野はさすがになんもいえねぇ。
何を取って、何を捨てるかは当人次第。そして他人がそれを許せないのも考え方が違うんだから仕方ないことだと思う。
選手というかプレイヤーの方々は何とも言えない一日を味わったことだと思う。
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おそらく味わう必要ない嫌な気分を多方から浴びせられたのではないでしょうか。
きっと今は届かないと思うけど、個人を否定されたわけではなく、大会運営システムに異常があったといつか笑い話にして頂きたいです。
あなたの周りに敵はいない。皆システムに憤っていただけ。ドイツでの活躍、楽しみにしております。
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もうちょっと冷静で理論的な内容なら聞く耳も持てるけどさすがにびっくりした。
少し脇にそれるけど、とあるチームでは私用アカウントでさら〜っと選手募集のツイートして、それに別ゲー(作業ゲー)のリクルートです♥とか追記してた。
で、後日そのチームの公式アカウントから正式にリクルートかけてた。
αとβの合間の期間以上に多くの選手の脱退し、選手として今後どうなるのか安心できてないプレイヤーが多い中、本気か噓かよくわからないきつい冗談かましてるなーと思ってた。
大会運営公式にしろ、大人たち、大丈夫?????????????
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第2条 参加条件
9.公式大会出場選手として節度をもった行動が取れ、日本のPUBGプレイヤーの模範となれるよう努力出来ること。
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ある選手の配信を覗いたら、スクアッド中で、味方プレイヤーは「アイツ(敵)だり〜な、マジムカつくぶっ■してくるわ」とか平気で言ってる。
むしろプレイヤーとしてはそういう暴言(いい言葉とは言えないでしょう)吐く方が普通かなーくらいに思ってますが、選手の方は敵に対してはそういうことは言わない。
いや、ゴリゴリに暴言吐きまくってる選手も見かけたことあるけど、リスナー、または所属チーム、色んな方面に気遣って引くような言葉は全く使わない。
ある方は決して何かを全否定するようなことは言わない。「自分には合わない」みたいな言い回しをされる。
それを気に入ってる人や、ある日突然スポンサーになって貰える日の事を考えて発言されてる。
まあでもタグ以外のゲームプレイ禁止の配信サイトで、スクリムの合間の待ち時間に配信に乗せたまま別ゲーやってる選手もいたのでw選手全員とは言わないけど、
それぞれ立場を考え、模範たれと選手達は頑張ってるのに大人はいいのかそれで。
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「去年の冬、きみと別れ」を観てきた
感想は伏線の解明できた部分は府に落ちたが、面白いというより「狂ってる、この人達」でタイトルの意味も理解できた。切なさ残る気落ちしてしまう内容だったなと思った。
感じたこと。
ここは田舎の映画館、下手したらほぼ貸し切り状態の時もある。今回は人数多かったが席は十分余裕があり、座席もみんな間隔あけて選択していた。
右隣に人が座ってきた。
確かに何処を選ぼうが自由、この人達も鑑賞するなら真ん中タイプなんだろう。
だけど、ここは都会の映画館とは違う、空席だらけでみんな間隔あけて選んでいる。
きっとこの人達は都会感覚で違和感ないのだろうけど、普通なら、自分だったら、1つあけると思う。おまけに右隣の人、柔軟剤ローズ系の安く臭いやつ、さらにおまけでコーヒー飲んでいて、マスク越しにもミックス臭が伝わってきて頭が痛くなった。鑑賞後は服に臭い臭いが移ってしまった。
折角の映画鑑賞なのに。運が悪いなあ。
最近運が悪いのも善いことしていない現れなんだろうな。
ジロリアンを美少女化する → ラーメン大好き小泉さん
こういうの、ルーツ(漫画家)の「自分がツインテールのかわいい女の子だと思い込んで、今日の出来事を4コマにする。」と同じノリなんだよね実は
作者の実体験を美少女化するだけである程度成り立つから、非常にリアルに話を描ける
(厳密に言えばこれは中身が男じゃなくてもできる)
中身がおっさんだと、出てくるネタもおっさんよりになる、それをかわいいキャラが言うから面白い
要はみんなバーチャルのじゃろりYoutuberおっさん状態なんだ
美少女の皮を被った男っていうのは、ハマればめちゃくちゃ面白い
__
昔のアイドルは作詞作曲なんかはおっさんが書いていたので、アイドルの中身はおっさん
女性にはくっそウケないと思う
楽しめる女性はとても貴重、友だちになりたい
__
ミソジニー? 何言ってんだ?
そういうざっくりした行動じゃないんだよ
細かな言動が男のソレなんだ
まるで違う
女の子女の子した作品でもこういうものは増加傾向だと思ってる(きらら枠とかね)
5年前くらいまではそれでもまだちゃんと「女キャラだよ」感があったと思う
たとえばガルパンとか咲みたいな「男性に人気の趣味を女キャラにやらせた」みたいな雰囲気
それが徐々に「女の皮をかぶった男」の領域に踏み込んできた(まあ感覚値でしか無いけど)
現在、脱力感が体全身を覆い、ただ無心でこの日記を書いている。
書きながら今日の出来事について思い出していくことにしよう。
いつも通りの時間に起き、電車に乗り出社、そしていつも通りの席に着き、パソコンを開き仕事を始めた。
・
・
・
・
・
いや、思い出すまでもなかった。
ただ、「糞を人前で漏らした」。それだけなのだ。
こびりついているのは、流されまいと便器にしがみつく糞ではなく、
私が糞を漏らしているところを目の前で見ていた意中の女性の哀れむような表情なのだ。
「...え?」
その一言が、今でも頭の中を駆け巡っている。
明日は木曜日。当然だが、平日である。つまり出社しなければならない。
今、「いつも通り」を失った私はどうやって明日を生きていけばいいのか。
糞を人前で漏らした。
こんな経験をしたことのある知人は周りにいない。ここだけが頼りなのだ。
智慧を貸してほしい。
物事が続かない。
「続ける気が無い」というのが正直な気持ちなのかも知れない。
無理矢理にでもやってみるのが良いのか。
流されるままに試して見れば良いのか。
変わりたいと思いつつ、変わろうとしているのにもかかわらず、結局は逃げ込んでいる毎日。
そんな自分が嫌にもなり、汚物を吐き出したくなったので書き込む。
趣味の延長線でやりたい事でもみつかるかと期待していた。
しかしながら、新しいコトに挑戦するのだけれど致命的に続かない。
「ガムを噛んで味が無くなったら捨てる」という例えがピッタリ。
最初の新鮮味があるウチはドハマりしてすぐやらなくなる。
機材投資は無駄にしたりする。(アプリ開発したくてMacBookAir買ったりズレてる)
少ないのかも知れないけど、ふわふわしながら手だけは出していた。
飽きると言うより「罪悪感」みたいなもの。
「本当はもっと勉強とかしないとなのに、なんでこんなことしているんだろう…。」みたいな気持ちになって、止めてしまう。
ゲーム作りたいからプログラミングを勉強しよう!と意気込んでもいた。
あわよくば技術がつけば仕事になるかも、など淡い期待も合わせて。
だけれど、解説書読んだり調べても中々向上に繋がらない。
勉強会にも参加してみたけれど、周囲との自身の意志の弱さを痛感してしまう。
プログラミング学習が続かないことを昔増田で愚痴っていたけど、根本的にやりたい事では無かったということなのか。
マインクラフトでサーバー立てていたから、サーバー監視のバイトでも出来るのかと思ってLPIC勉強してみたけど、2月から勉強を始めてまだ理解できていない。
他の趣味も同じようなモノ。
「これをやらなきゃ気が済まない!」なんて事は何一つ無い。
気晴らしでサラッとやってる程度で、詳しい訳でもなんでもない。
専門家とはほど遠い、趣味でやっているとも言い切れないレベル。
意識だけでもと啓発本を読んでみても、当日やる気になって翌日忘れている。
収入に繋がる趣味でもあれば、多少なりとも自信をもって継続して行けるのだろうけど、そもそも続かないのであればまず問題外。
思っているだけでふわふわしているだけな現状。
周囲と比べてもしかたない、しかし実現出来ている人間が羨ましく自分が惨めに感じる。
なんだろう言いたい事が書けていない。
こうやって書いていて、自身の考えもまとめることが出来ないとは情けない。
さっき起こった出来事が自分にとって衝撃的だったので記してみる。
私の目当てのものを探してて、彼氏があっちかもーと歩き出して自分もそれについてった。
とある棚のところに入って、2人組の若い女の子の後ろを通ったんだ。
その時自分と彼の距離は5mくらい離れてしまってた。(自分は棚を探しながらゆっくり歩いてたから)
2人組で、20歳くらいの女の子の後ろを彼が通ったあとに、自分が遅れて通ったんだけど、
「今触ったよね?」
もう1人の子は、「えっ?」ってよくわかんない感じだったけど(こっちは普通っぽい女の子)、そのバンギャ風女子が、彼の方をチラチラ見てて、え?彼が痴漢したように仕立て上げようとしてる?わーやばいかもって思った。
そして彼は気づいてない感じだった。
でもそれを今証明するのってすごい難しいし、騒ぎになるのは嫌だった。
もし監視カメラ確認したら絶対さわってないのは証明できるんだけど、それまで拘束されてまわりから変な目で見られるの嫌だし、とか色々考えて…
私は急いで彼のところへ行って、名前呼んで、とりあえず別の棚の方に移動させた。
棚の間?から向こう側の様子ってわかるじゃないですか。
「今触ったって」
って言ってて、早くでなきゃ…って思った。
普通っぽい子を被害者にしようとしてるのか?どういうこと?って謎だったけどとにかく騒がれる前に出ようと。
やっぱあれはもういいや、行こ〜って言いながら彼の腕引っ張って店から出た。
自意識過剰か?ともおもいながらも万一のこともあるし…と。
追ってきたりしなかったのでとりあえず安心したんだけど、こんなことあるんだ!ってビックリした。
初めて冤罪こえーって思った。
自分は過去にソフト痴漢されたことがあって、電車で手を握られたり太もも触られたりとか。
痴漢死ねや!冤罪なんか知らん!って思ってたけど、今日の出来事あってから、冤罪で被害にあう恐ろしさ、みたいなのが実感できた。
これから、もし自分が痴漢冤罪の現場に出くわすことがあったら、積極的に「いや、この人触ってませんでしたよ」って証言してあげようと思った。
悲しいことに自分の中で一番最初に頭をよぎったのは「あ、これでまた自分の評価が下がったな」というものだった。
もちろんよくないことを見つけ、表面化させたのはそのものの手柄だし、それは素直に評価されなくてはならない。
だけどその反面、「あいつよりあいつのほうが頑張ってるよね」と見られることの恐怖が大きくてそれがずっと
頭を離れず悶々としている。
そればかりを気にしている自分がいる。
もちろん自分とて日々努力している。ただ回りに影響力を与えきれていないのではないかと自己反省する部分はあり、
前向きな努力、後一歩の工夫、ひらめきなど内容的に部下に劣っているのでは無いかという部分もある。
そうした中で今回の一件でまた周囲からの評価が相対的に下がるのでは無いかという気持ちが先ほどから暗い影を落としている。
事実、周りもそういう風に見ているのでは無いだろうか。
多分これは傍から見ればものすごく自己中心的で卑屈な思考なのだろう。
自分でもそう思う。自分だって頑張っている、でももう、その頑張りがどうやっても会社内での評価には繋がらないのだ。
不毛な日々のルーティンワークの中でいつしか全うな思考力が失われてただ時間が過ぎるのを待つだけになっている。
忙しいけどそれが実のある忙しさでなくただ時間をお金に変えているだけの労働・・・・。
もう今の会社で何をしたらいいのかも分からないし、きっとこのままずるずると年齢を重ねるだけだろう、というのは
分かっている。後続のもの達が実力を付けて上がってくる中でずっと足踏みしてしまっている自分はもう若くは無い。
長い休みと新しい環境。今の会社でとうとうこの歳になって行き詰ってしまったなぁ、と。もうこれ以上いても
仕方が無いのだろう。そろそろ潮時なのか。
明日には今日の出来事の動きが分かる。きっと自分がこの会社から消える決定打となる反応が感じて取れるのだろう。
憂鬱だ。
ビー玉を押して栓を開けることは知ってた
しかし銭湯のガラスケースから出したラムネ瓶にはなにもついてない
指で押してみたが、もちろんそんなもんじゃあかない
番台のオジサンに聞いた
「そこの右にかかってるやつあるだろ、それであけるんだよ」
「泡ふくから気をつけろよ」
見ると薄いピンク色のカップ状の形状で中に突起がある、ラムネ瓶をあけるための形状のプラスチックのものがぶら下がっていた
ああ、これならもうわかる、こうするんだよな
…と押し込んだところで瓶から泡が溢れ、飲み物の冷蔵庫から床からラムネびたしにしてしまった
ガラス瓶のビー玉のラムネは典型的な懐かしいシチュエーションだろうことは知ってた
これはやってみたい
朝3時、腹が張る感覚で目覚める。以上に屁が出るが、無視して再度入眠。
4時、再び腹に異常を感じ目覚める。トイレに籠る。10分ほど放屁し続けると落ち着き、ベッドへ戻る。
6時起床。出社の準備をする。
以前はTVでニュースなどを流し見ていたが、最近はTVもつけず淡々と支度する。
元々TVを見ない人間だが、最近はTV離れに拍車が掛っている。朝の情報番組とやらで職場での話題を仕入れる気力が消滅したのだ。
このままTVを処分してNHKの契約も解約すれば清々するのではなかろうか、と時折妄想することもしばしば。
支度をしながら、今日の予定を思い起こす。気持ちは奮い立つどころか萎える一方だ。
7時。仕方なく出社。本来始業時間は8時半だが、この会社はクソ田舎の狂ったワンマン中小なので、生殺与奪を握られた社畜どもは金も出ないというのに1時間半前に出社を強いられている。
俺もそのクソ田舎の狂ったワンマン中小に飼われる社畜の一であるため、その暴虐の掟にしたがい出社を果たす。
今のおれにできることは、この理不尽の記録を集め、一年後あたりにせいぜい失業手当の猶予を消す証憑とする程度である。
このクソ田舎の狂ったワンマン中小にも新卒の社員が損耗率を考慮したうえで大量にかき集められている。
彼らはこの研修期間中は仲良しこよしで和気あいあいと出社し、日がな大会議室で研修と称した洗脳を受ける。
こうして徐々に人間性をはく奪され、製造ラインの一設備、あるいはクソ管理職の鉄砲玉として加工されていくのだ。
さて、今日の仕事ぶりだが、朝から屁が止まらないというアクシデントとぴくりとも起らんやる気により、始業の段階から不振を確信していた。
期末を過ぎ、決算に向けて各種資料をこしらえるのが俺に課せられた任務なのだが、部署内を飛び交う愚痴と先輩からの八つ当たりにただでさえ低いモチベーションをさらに下降させ、
もう帰った方がマシだと思いながら資料をつくる。
欠伸とガスは止まらないのも辛い。
やる気が出ないうちに、新規の業者から未払いの問い合わせがくる。
どこかのクソが発注するだけやって請求書を回さなかったらしい。しかしながら、そのクソはもう居ない。
先方に謝罪しながら、社内申請の手配をする。守りもしない癖に規定だけは一丁前にあって、尻を拭く下っ端の人間だけがその制約を受けるのだ。
午前がつぶれる。
最悪過ぎて書くだけで辛い気持が蘇るので割愛する。とにかく、このクソ田舎の狂ったワンマン中小を象徴するようなメンツである。
俺は会社と飯を食べるのだ。
飯をよそいながら、俺はさっとテーブルを見まわし、災厄のないテーブルに着く。
少し前は相席でも気にせず、むしろ同席の方と世間話などしたものだったが、最近はひとりになりたくて人のいない席につく。
昼食から戻ると、席のある島で休職していた女の子を見かける。どうやら、退職するらしい。
海外の大学を出て、トライリンガルだという才女、しかも真面目なよい子だったのだが、このクソ田舎の狂ったワンマン中小の精神が形になったようなクソ上司にあたってしまい、
一時期は随分辛そうにしていたものだ。
彼女の身の上を案じ、クソに義憤を燃やす先輩方。その場面をどこか遠くを見るかのように眺める俺。
先輩方はきっと親切でまっとうな人間だ。しかし、やりどころのない憤りの果てを思うと彼女へ掛けるはずの言葉が出なかった。
そうこうしていると、人事がやってきて先日サンプルとして受けた適性検査の結果を見せられる。
結果は協調性および人間関係の構築に難があるとして不適。もっと人間に興味を持てみたいなことがグダグダ書かれていて、
そいつを俺に突き付けた若造が「○○さん、採用取り消しですねェ」などとほざく。ちなみにこいつも同じ検査をうけて不適の評価をたたき出している。
確かに、この半年ほど人づきあいだの社内外の人間関係だのが非常に億劫に思えて、かなり適当にやっている。
これはいかんと思い、書庫にてスマホで「人間関係 関心 改善」などとググったりするが怪しいカウンセリングやセミナーばかりヒットする。
認知療法がいいのかなぁ、などと悩みながら作業するうちに終業となる。働き方改革ッッッ!!などと喚いてるわがクソ田舎の狂ったワンマン中小には残業は無い。
ただ、終業後なぜか着席しているのだ。だいたい2~3時間くらい。こうして事実を書きだすだけで、なぜか涙が滲むのだなぁ。
昼食から無心で働くと、そろそろ空腹の絶頂を迎えようという時間帯である。上司と先輩はどっかからギッた菓子やら適当な外出時に購入した菓子を頬張る。
うんこ下っ端にはそういった健康で文化的な最低限の生活は保障されていないため、すきっ腹を抱えながら、ああ解放されたら何食おうかなぁとか考えて耐え忍ぶ。
そういえばいつの間にか腹のガスは治まっている。
PCを消し、退勤しようとすると「もう帰るのか」「お前、全然仕事していないだろ今日は」等と温かい見送りの挨拶をいただく。一礼して社屋を出る。
張りきった飯を食いたい気持ちともう帰って寝たい気持ち、この両方を勘案して最適な飯を食べる。
俺は定食が好きだ。
さて、あとは帰宅してシャワーして寝るだけだが、ふと日記というものを書きたくて書きたくて無性に書きたくてどうしようもない気持に駆られたので、
さ、明日はどんな一日になるだろうか。
せめて、少しはマシな一日になるといいのだけど。
初めてラブホテルに行った。ただし1人で。理由は興味本位。聞いた話では、ラブホの内装の豪華さや部屋の広さはビジネスホテルの比ではなく素晴らしいという。しかも価格はビジネスホテルとさほど変わらず、宿泊せず日帰りなら「休憩」という扱いでさらに安くなる。豪華で安いとは、それだけで興味を惹かれるではないか。そんな素敵な施設たちが、どれも性行為のために建てられているというのもまた興味をそそる。では実際に行ってみようと思ったわけだ。(恋人を作って2人で行ったほうが楽しかろうということは承知しているが、恋するアテがないので1人だ。)
まず地元のラブホを検索してみたが、どれも市街地から離れていて微妙に行きづらい場所にある。車があれば簡単なのだが、そのためには親の車を借りねばならない。行き先を親に尋ねられては面倒だから、やっぱりバスで行こう。早速バスに乗り、30分くらいして降りた。それからラブホまで1km以上歩く。遠い。これ、せっせと歩くのが私だけだから良いけど、もし恋人を連れていたらきっと文句を言われるんじゃないか。ラブホの一部屋のためだけに、何もない山道を進むデートプランなんて無理がある気がするぞ。地方住みの人間にとって車は大事だとよく聞かされるが、その理由の1つがデートか、と納得した。
しばらく歩いて目的地に到着した。いざホテルの看板を前にすると羞恥心が出る。いやしかしここは山道だし、人通りは極めて少ない。今は誰も見てないから、さあ入ってしまおう。18禁マークが描かれたドアをえいと開けた。中は薄暗く静かで、フロントにすら人影がない。営業時間外か?いや営業しているはずだ。私のスマホの画面によると、○○号室と××号室は今現在使用中なのだから。(ホテルのWebページで、何号室が利用中かをリアルタイムに確認できるのだ。「今この部屋で誰かが性交してます」という情報を一般公開するシステムが真面目に運用されていると思うと、何だか笑ってしまう。)さてフロント付近には、ボタンの付いた大きいパネルがある。これが噂に聞いた部屋選択パネルか。よさそうな部屋を選び、ボタンを押す。するとパネル上の部屋を示すライトが消える。…それだけ?特に音は出ず、案内もなく、これで本当に入室手続きが出来たのか不安になる。私よ安心しろ、事前に調べたとおりだ、と自分に言い聞かせる。ボタンを押し、部屋に行くだけ。フロント係が姿を見せないホテルも珍しくないと聞いたではないか。パネルのライトが消えたのは、部屋の状態が空室から利用中に変わったということだろう。緊張しながら部屋に向かう。急な階段を登り、角を曲がると、目的の部屋のドアが見える。ドアの上のランプがちかちかと点滅しているのは「ここに入室してください」のサインらしい。しかし人の気配がないのが不気味だ。暗く狭い廊下で、誰一人見かけない、誰の話し声もしない。時々遠くからドンッと重い音が聞こえるが、何の音か判別できない。防音性能が良すぎるゆえの不気味さか。点滅するランプだけが唯一の歓迎の証だ。これを信じてドアを開ける。いざ入室。
入室すると靴を脱ぐ場所があり、そのすぐ前にまたドアがある。二重扉、防音は安心できそうだ。2つ目のドアを開け、部屋を目にした瞬間に驚いた。広い、そしてオシャレだ。同価格帯のビジネスホテル2部屋分はあろうかという広さ、2人どころか3人は悠々と座れそうなフカフカのソファ、ガラス製のモダンなテーブル、でかいテレビ、控えめに流れるイージーリスニングのBGM、マッサージチェア、ウォーターサーバーまで。照明の雰囲気もとても良い。部屋の数の多さ、広さのために照明は沢山あるが、どれも暖色系の色合いで統一されている。照明自体に飾りがあったり、間接照明を多用していたりと、部屋の上質さを演出するために様々な工夫がされていることがわかる。部屋のデザインは豪華だが落ち着いていて、いやらしくないどころか上品さすら感じる。さて目立たない場所に自動精算機がある。これは部屋の鍵と連動していて、一度部屋に入ると精算機にお金を投入するまで出られないと聞いている。玄関のドアを確認すると、確かに開かない。不払いを防ぐ見事なシステムだ。それから風呂場も見てみようと重い、別のドアを開けるとまた驚いた。そこは風呂場ではない、脱衣所だ。顔を洗う用の蛇口と鏡、その横に大量のアメニティが並んでいる。タオルや歯ブラシは当たり前として、マウスウォッシュ、化粧品が5種類、整髪料が2種類、ローションなどなど。これ全種類使っていいのか…豪華だ。この部屋からトイレと風呂場に繋がっている。バス・トイレ別だ。風呂場も広い。ビジネスホテルの風呂場3つ分くらいの広さはありそうだ。(こんなに広い空間を何に使うのか疑問だ。マットプレイをするにしても、もっと狭い場所で良さそうなものだが。)さてメインの部屋に戻って、周りを見渡してみる。一見すると上品な部屋でも、よく見ると性行為に関連するグッズがたくさん置いてあることが分かる。ベッド脇にはコンドーム、大きなジュエリーボックスのような箱の中には電気マッサージ機があり、テレビ台の中の自動販売機にはピンクローター、ローション、バイブ、まむしドリンクなどが売られている。洒落たテーブルの上にあるファイルは、グッズのレンタルの案内だ。コスプレ衣装やマットプレイ用品などを借りることができる。レンタルは1つまで無料…って本当に?安すぎるのでは?しかし1人でコスプレをする気分ではない。他にはアロマディフューザーのレンタル…これは私でも楽しめそうだ。せっかく無料だから頼んでみよう。ベッド脇の受話器を取り、フロントにコール。相手はおばさんの声だ。
「はい、フロントです。」「アロマお願いします。」「お持ちします。少々お待ち下さい。」
この声を聞いて、ようやくホテルのスタッフが人間であることを理解した。今までスタッフの気配を全く感じなかったから、自立型ロボットが運営していると言われても信じてしまうくらいだった。しばらくすると部屋のチャイムが鳴った。玄関のドアは開かないはずだが…向こうから入ってこないということは、こっちから開けろということか。試してみると、ドアは普通に開いた。目の前にはサービスワゴンと、そこに乗ったアロマディフューザー。しかしスタッフの姿が見えず、声もしない。ラブホのスタッフは客との接触を最小限にしていると聞いてはいたが、まさか物品の受け渡し時ですら姿を隠すとは。恐らくスタッフは客の気を散らさないよう、柱の影に隠れているのだろう。私は廊下の暗がりに向かって「ありがとうございまーす」と声を掛けながら、ディフューザーを手にとってドアを閉めた。しばらくするとガチャンと音がした。ドアがまた施錠されたみたいだ。うーん、まるでサービスワゴンがひとりでに動いて来たみたいだ。やっぱりロボットなのでは…?
アロマを試してみると、普通に良い香りだ。でも機械の音が大きいから、性交時には使いにくいような気がする。
レンタルの次に気になるのは、やはり電マだろう。実物を手に取ったことはないから、どのようなものなのか興味が湧く。ベッド脇に置いてある大げさな箱を開けてそれを手に取る。意外と重い。形はよく見るタイプ(見るといっても液晶や紙の中でだが)で、細長い取っ手とテニスボール大の先端部からなる。コンセントを差してダイアルを回す。これがあの振動か。先端部を握ると手が痺れるほどの強さだ。さらにダイアルを回すと電マはけたたましい音を上げ、最大の強さにするとかつてないブルブルが私の手を襲った。先端部を握った手は重いパンチを受けたかのように力が抜け、強く握っていられない。これほど強烈だとは…どうりで有名グッズになるわけだ。ところで、電マの箱には注意書きが書いてある。「使用時はおもちゃ用ゴムを付けてください。」そのようなゴムがあるとは知らなかった。よく見ると箱のそばにはゴムらしきものがある。製品名は「トイラップ」と書かれている。「コンドームではありません」という表示のとおり、普通のスキンよりも分厚くて固い感触をしているが形状はコンドームと同じだ。説明書きによると、このゴムを内側から指で広げて電マの先端部にかぶせるらしい。なるほど面白い、せっかくだから使い方を覚えていくことにしよう。さっそく試してみるが難しい。コンドームを広げてテニスボールにかぶせるような動作といえば難しさが伝わるだろうか。すんなりとは輪っかが広がらず、無理に装着しようとしたら摩擦で破れてしまった。
しまった。もう一度挑戦したいが、そのためにはフロントに電話して替えのゴムを持ってきてもらわないといけない。これをお願いするのはかなり恥ずかしいが、それでも好奇心のほうが上だ。新しいアイテムの使い方を知りたい。意を決して受話器を取った。若い男性の声が電話に応答した。
「はい、フロントです。」「トイラップ?っていうやつの、替えを持ってきてもらえませんか。」「トイラッ"ク"?えーっと…」「いえ、トイラッ"プ"を…」「トイラップ…?ですか?」
おかしい、相手に伝わっていない。電マにかぶせるやつだと言えば一発で伝わるだろうが、電マなんて恥ずかしくて言いたくないぞ。
「試そうとしたら破れちゃったんで、新しいのを持ってきてほしいんですけど」 「破れ… ああ!あれですね。あの、で、でん…、電…」
お前が恥ずかしがってどうする。スパッと言ってくれないと、こっちまで恥ずかしくなってしまう。とはいえ、「でん」の2文字があれば意思疎通ができたことは分かる。
「そう、それです。」「分かりました、お持ちします。」ガチャリ。
思わずベッドに突っ伏した。想定よりも恥ずかしい会話になってしまった。お互いが「電マ」と言えないのに、電マに関することを伝えなければいけなかった。とはいえ、これでもう一度あのアイテムに挑戦できる。しばらく待機すると、またチャイムが鳴った。玄関のドアを開けると、やはり人がいない。目の前のサービスワゴンには小さなゴムだけがちょんと乗っている。奇妙な光景だが、人がいなくてよかった。もしこれを人から手渡されたら、さらなる羞恥を味わうところだった。「どうもー」と言いながらゴムを取り、ドアを閉めた。しばらくしてまた鍵を閉める音がした。
さて再トライだ。トイラップをかぶせる前によく広げるのがコツなのだろう。ちょっとした試行錯誤の末、装着に成功した。これで電マの先端部はカバーされ、局部に当たる部分が衛生に使えるようになった。しかし取っ手の部分まではカバーされない。ここにも他人の愛液なり精液なりが付くと思うのだが…まあ見た目には汚れはなく、ベタベタするわけでもないので衛生問題はさほど気にならない。ただ潔癖症の人は使用を嫌がるかもしれない。とにかく、これでようやくトイラップに関する私の好奇心は満たされた。
さて、まだ部屋にはアイテムがある。部屋の隅、目立たない場所にある額縁の中には「命を守るために。売上の一部は日本赤十字社に寄付されます。」カップルで命を作るついでに命を守る…面白いシャレだ。ベッド脇の分厚いファイルの中にはコミュニケーションノートがある。過去にこの部屋に宿泊した客が、思いの丈を書き記したノートだ。見るとただのノートではない。情事を書き記すために作られた記入欄がある。例えば「今日の想いに○をつけよう。彼女記入欄: 今日望むプレイは? ハードに・やさしく・ちょっとだけ・さわらないで 彼氏記入欄: 今日は何回がんばる? 彼女の望むだけ・3回・1回・もう帰る」といった生々しい質問がズラリ。そこに律儀に回答している沢山の恋人たち…。1人で冷静に部屋を観察している私と、熱々なノートの温度差が心にしみる。「好きすぎてやばい」「素敵なデート」「愛してくれてありがとう」 愛の記述のパレード。ラブホテルが人々の幸せに大きく貢献していることが分かった。どうぞお幸せに。
次はテレビでも点けよう。このホテルにはVODがない。(ネットの口コミレビューが言うに、「今時ラブホでVODがないなんてありえない」らしいが。)見れるのは地上波といくつかの有料放送。BS、CS、アダルトなチャンネルが3局など。しかし興味を惹かれる番組はない。食事を頼んで映画を見ながらまったり、といった楽しみ方はまた別の機会にしよう。
さて色々部屋を観察していたら、いつの間にか2時間を過ぎてしまった。料金プランの休憩2時間コースは超過し、代わりに休憩5時間コースが適用されるはずだ。5時間コースで今帰宅するのは勿体無い。もう2時間くらいは部屋にいよう。しかし何をしようか。食事も頼めるみたいだが、お腹は空いてない。とりあえずベッドに潜り、ダラダラとスマホを見た。うーん、他に楽しいことがあるような気がする。周りを見渡すと、私のそばに電マが横たわっている。そういえば先程のゴムの挑戦のあと、ベッドの上に放り投げたのだった。2回も挑戦した甲斐があって、先端部はしっかりとカバーされている。私はしばしそれを眺めた。さて。ベッド、私、電マが、飾り付き照明に照らされている。私はおもむろにそれを手に取る。ここからは割愛。
結局、休憩5時間コースを目一杯に利用してしまった。シャワーを浴び、服と荷物を整え、精算機に対面する。想定通りの料金になっているだろうか。何かの間違いで宿泊料金になっていたらどうしようか、と緊張する。「精算」ボタンを押して表示された金額は、よかった、想定通りだ。千円札を何枚かガーッと吸い込ませると、玄関のドアが解錠される音がした。さあ帰宅しよう。
「帰路」の案内に従って進むルートは、入室時とは別になっていた。他の客とすれ違わないようにするために、別の廊下を準備するとは驚きだ。出口の扉を開けると、入った所とは違う場所に出た。もうすっかり夜だ。公道に出た私を待っていたのは、闇だった。そういえば忘れていたが、この山道には街灯がない。目を凝らさなければ道路が見えないほどの闇の中、バス停まで1km以上歩かなければならない。ああ、これが2人デートじゃなくてよかった。恋人にこんな怖い道を歩かせていたら、興ざめなことこの上ない。このリア充界では車があるのが当たり前で、徒歩での移動は想定されていないわけだ。私は世のカップル達との温度差を感じながら、闇の中をせっせと歩いた。
バスに乗り安心したところで、今日の出来事を振り返った。美しい場所だった。内装の美しさ、性の美しさ、人と会わずにサービスを提供する奥ゆかしさ。そのような場所に初めて足を運んだのは大きな冒険だったが、次は気軽な気持ちで利用してみたいと思った。旅行時にコスパの良いホテルとして使えるし、コミケに参加した後で薄い本に没頭したい時にはうってつけの場所だ。設備があるホテルなら、映画や食事、カラオケでダラダラするのも良い。きっと1人でも、様々な使い方ができるはずだ。さあ、今日は新しい経験をした。このことは詳しく日記に残そう。私は帰宅して間もなくパソコンに向かい、この文章を書き始めたのだった。
帰宅したらヘトヘトだった。
そりゃそうよね、久々の外出だったもん。
で、買わないけどね〜と前置きして、主人に今日の出来事を話したら、一蹴された(笑)
そしてふと疑問が。
その結果、スチーマーは某メーカーのナノ◯アが断然高性能だということ。
そして美顔器を調べて見ると、3万ほどのヤー◯ンやエ◯スなどのメーカーのものが同じ効果かそれ以上を期待できそうかなと思った。
ということは。
化粧品は使って見たいと思ったから使うとして、スチーマーと美顔器は上記で揃えたらいいんじゃね?
大幅コストダウンで、あわよくば正規美顔器よりも効果でるんじゃね?
あんなに体調が悪かったのに、新しい目標ができたら頑張れるんだな。
イキイキしてきた(笑)
さてさて、どんな手で来るのやら。
寝る前にふと今日の出来事を思い出した。あるショッピングモールで買い物をしたんだけど、帰りがけに向こうから購入した店の店員が歩いてきた。
俺はとっさに頭を軽く下げて会釈をしたんだが、相手はまるで俺を見ていないかのごとく、知らんぷりして通り過ぎていった。
さすがに30分前の出来事ですら覚えてないということはないだろうし、平日の昼間で客が頻繁に来る店でもない。通路には俺とその店員だけだ。
普通なら「ありがとうございました」と言うか、言わなくても会釈ぐらいするだろうと思ったので、まさかの対応に驚いた。
たった数千円の買い物だけかもしれない。でも、ここで良い印象を与えればリピーターになるのに勿体無いよなぁ。
私の妻は専業主婦だ。
社内恋愛の末結婚し、妻が仕事を辞めて家事に専念したいというのでそうしてもらった。
会社に残って働いてもらって全然構わなかったし、せめてパートに出るだけでも……とは思ったが、
私の収入で十分生活はできるし、妻がそうしたいなら、と思ったのでむやみに反対しなかった。
最初のうちは良かった。毎日手作りの弁当を作ってくれる。帰ってきたら出迎えてくれたし、テレビをBGMにご飯を食べながら今日の出来事を話した。私は間違いなく幸せであったし、妻もそうであったと思う。
二年目。
弁当に冷凍食品が増えた。たまにしか出迎えをしてくれなくなった。妻は先に夕飯を食べていた。少し不満だった。けれども、別に玄関まで出迎えに来い、飯は先に食うななどと言ったわけではないし、妻はこうあるべきなどと強制するつもりもなかった。
だからそれは「カップル気分」が抜けて気安く接する本当の「家族」になれた証だと、そう自分の中に落とし込んだ。
やがて妻は家事をサボるようになった。私に少しは家事を手伝ってほしいと言ってくるのだ。
専業主婦は家事をするのが仕事だ。「専業」なのだから。それなのに手伝ってほしいとはどういうことか。
子供はいない。子供がいるならば話はまるっきり変わってくるけれども、そうでない今二人分の家事など大した労働ではないだろう。掃除も洗濯も、買い物だって車がある上近所にスーパーがあるんだから全部ひっくるめたって5時間もかかるまい。
妻が日中どういう生活をしているのかは知らないが、少なくとも会社で仕事をしていたときより遥かに気楽な生活をしているのは間違いない。
家事を手伝うのは良いがその分パートに出てくれというと、怒って拗ねる。モラハラだという。パートしなくてもやっていけるなどという。だが夫婦は対等であるべきだ。古き悪しき時代のように妻が夫に尽くす必要はないし、その逆もまた然りだ。夫婦とは二人で協力して人生を歩んでいくものだろう。
最初に書いたが、専業主婦になりたいと言ったのは妻の選択であるし、別に共働きになることに抵抗があるわけではない。共働きであるならば、長く一人暮らしをしてきたから、率先して家事をするだろうし、それが支え合う理想の夫婦の姿だと思う。
だのに働くつもりはないが家事は手伝って欲しい、というのは単なるワガママではないのか。夫婦の形態が「夫は務め妻は専業主婦をする」ものならば、その分担は、夫が「仕事」妻が「家事」を、となるべきなのに、何故夫が「仕事と家事一部」まで担わなければいけないのか。
口論をして妻への愛はかなり冷めてしまった。今まで口論は当然何度かあったが、今回は到底許し合えるようなものではないと思った。私はともに支え合える伴侶として妻を選び、妻も私を選んでくれた。
なのに妻は私に寄生して、家事すらしない「主婦」に、ニートになろうとしている。一方的に支えるだけの夫婦生活なんてごめんだ。
もとから妻は私をATMとしか見ていなかったんじゃないか、あるいは他に男がいるんじゃないかとも思った。新婚の時のあの幸せまでも否定するようで陰鬱な気持ちになった。
これからどうすれば良いのかとてもとても悩んでいる。
結論から先に書く。以下の冗長な文は、連休にも関わらず予定がない暇な25歳女が、昼寝をして見た夢の中で涙して目を覚まし、それが思っていたよりしんどかったのでびっくりしたという話だ。
実に下らないうえに感傷的でオチもないので、よっぽど暇でなければ読み飛ばすことを勧める。
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夢を見た。
ラブラドールレトリーバーのクッキー(♂・仮名)が、嬉しそうに私の寝ているベッドへのぼってきて、布団にぐいぐいと頭を押し付けてじゃれついてくる。
ラブラドールは抜け毛の激しい犬種なので、そんなことをされたらすぐシーツが毛まみれになってしまう。
私はクッキーの愛嬌に少し笑いながらもすぐに「こら、下りて」とクッキーをベッドの上から追い出した。下ろされた彼は名残惜しそうに、ベッドの端から伸ばした私の手に彼の顎を乗せてふんふん鼻を鳴らした後、すっと歩き去ってしまった。
そこであることを思い出した。クッキーは昔実家で飼っていたラブラドールである。当然もういない。
クッキーはずいぶん昔に死んでしまった。今は一戸建ての実家の庭に眠っている。伝え聞くところによるとペットを庭に埋葬するのはいいことではないらしいが、もう大分昔の話である。
私はクッキーの死に目には会えなかった。当時の私は大学生で、上京して一人暮らしをしていた。クッキーは7歳で、一般に小型犬と比べて寿命が短い大型犬としても早い死だったと思う。腎臓を悪くして、尿毒症だったと母から聞いた。クッキーの訃報を電話で受けた私は、直後にバイトが迫っていたためにシフトを代わってもらうこともできず、そのまま5時間働いたあと、着の身着のままで電車を乗りついで家へ帰った。
実家は二世帯で、クッキーは二階の子世帯で飼われていた。大型犬だったが、室内飼いで、子犬のころはよく色んなものをしっちゃかめっちゃかにした。家に帰ったと思ったら、ティッシュと引き裂かれたペット用トイレシーツにまみれて、口に自分のウンコを咥え、すまし顔をした彼に出迎えられたこともある。
「小さくて可愛かったから」、と父がほぼ寝言をほざいてペットショップから買ってきた、そんな彼も7年で大型犬の標準的なサイズと体重まで育った。こわばったクッキーの体は重く、布に乗せて四隅を持つようなかたちで、途中で急カーブを描いて折れ曲がる実家の狭い階段を、家族と四苦八苦しながら庭へ運び出した。
掘った穴の底にクッキーを横たえて、好きだったおもちゃやお菓子をいくつか並べた後、土をかけて穴を埋め戻し、そこらに転がっていた丁度いいサイズの石を置いて彼の墓とした。余談だが、墓のそばには柿の木があって、祖父は毎年その木から収穫した柿を干し柿にして食べている。たまに子世帯にもおすそ分けしてくれる。それを見て、毎度父が「クッキーを食べる時期か」と言う。親子そろってデリカシーがないのか、それとも単に田舎の人間の神経はこんなものなのか、私は知らない。
そんなことはどうでもいいのだ。
大事なのはクッキーはもう死んでしまったということだ。死んでしまったのだから、彼の毛がシーツにべっとり付着して、掃除に手間を取られることももうない。夢の中の私は自分の見ているものが夢であると気づいていた。夢だと気づいていたが、クッキーが死んだことを忘れていた。私は彼をベッドから追い出してしまった。思い出した瞬間に、彼がしたかったことを存分にさせてあげればよかった、もっと遊んであげればよかったと強い後悔に襲われた。生前から彼はベッドに乗りたがった。布団に染みついた飼い主の匂いを思い切り堪能したかったのだろう。そのささやかな願いを今度も遂げさせてやれなかった。喪失感がひどく、自分でもわけがわからないくらい悲しかった。ベッドから投げ出した、伸ばしっぱなしの手の先に、クッキーはもう触れてはこないのだ。慌てて舞い戻った実家で横たわる彼を見たときも、彼を埋めたときだってこれほど悲しくはなかった。夢の中の私は顔をゆがめて思い切り泣いた。泣いているうちに、現実の体の眼球に向かって涙がせりあがってくる感じがして、ついに目をあけると思い切り涙が落ちた。
目を覚ますとあれほど荒れ狂っていた感情はあっけないくらいあっさり引いていった。涙はそれ以上出なかった。私は胸に残った痛みの深さに驚いた。夢の中の涙を現実に持ってくるには、これだけの痛みが必要なものかとちょっと詩的なことを思ったりもした。その痛みもすぐに引いていったが、目を覚ました直後の痛みは、ちょうど心筋に掘削用の機器でも使ってゆっくり穴を掘っていったのだろうかと思うほどだった。それ以上は涙にならなかったのが不思議だったが、頭の中にある感情で眠った体を動かすには、実際それだけのパワーが必要なのだろう。痛みが消えた後は、ただ彼に対する後悔と、ひさびさに抱いた強い感情に対する疲労感が残った。昔はことあるごとに自分が世界一かわいそうな悲劇のヒロインだと思い込んで嘆き悲しんでいたが、今は喜怒哀楽のどれであれ、強い感情を抱くだけで疲れてしまう。吉良吉影の気持ちがよくわかる。あまり感情を揺さぶられると大人はしんどいのだ。悲しい夢を見て、涙を流しながら目を覚ますというありがちなシチュエーションは、本人からすると割と体力を使ううえにしんどい。それが分かっただけ昼寝で潰れた無為な休日ではなかったのかもしれない。
ことわっておくが、私は幽霊を信じていない。虹の橋の存在も信じていない。たぶん、今日の出来事は、浅い眠りで半分覚醒していた脳が見た、妙に実感のある幻の類だったろうと思う。ただの夢だ。そんなことは百も承知で、消化しきれなかった思いをクソのような駄文と一緒にトイレに流したくてこんなものを書いている。
三連休の初日、家と会社の往復以外はほぼ引きこもり状態の25歳女性。言うまでもなくブスで、友達もほとんどいない。吐き出すアテもなかったので、たいしてうまくもない感情的な文をまたネットに吐き出してしまった。どうか許してほしい。病んだブスがやりがちなことだ。打線が組めるし実際かなり打つ。鬱だけに。
べつに許さなくてもいいが。
ラッシュアワーの人の渦に飲み込まれて、ホームの上でくるくるくるくる回っていると、いつしか自分がくるくる回っているのか、それとも私は止まったままで、周りの世界がくるくる回っているのか分からなくなってしまった。
それでもひたすらくるくるくるくる回っていると、くるくる回る私の周りをくるくる回る人が現れた。
私の周りをくるくる回る人は私がくるくる回る方向と同じ向きにくるくる回っているので、私から見たらその人だけは止まって見えた。
そのうち私の周りをくるくる回る人はだんだん増え始めて、いつしか全ての人が私の周りをくるくる回っていた。
私がくるくるくるくる回るのを止めても、私の周りをくるくる回る人たちはくるくる回るのを止めなかったので、つまり今、私以外の全ての人はみんな私を中心にくるくるくるくる回っているのだが、それに気づいているのは私だけなのだ。
6/14のことだ。仕事が終わり、かねてより約束していた飲み会が大阪某所であった。
酒に弱い自分も、今日は久々だからとそこそこ飲酒もし、解散後も日本橋の店やカフェを巡って楽しい時間を過ごして実家へと家路についた。
最寄り駅を降り、駅舎を出て歩きはじめ、自宅までちょうど半分くらいに差し掛かった頃、急に猛烈な便意を催した。
今まであまり感じた事のない、急激な下痢の予感。飲み会での飲酒飲食、その後のカフェでのコーヒー摂取がかなり負担になっていたのだろう。
深夜でもあり、周りに人気はほぼゼロ。もしこれが自宅そばでなければ、迷わず茂みに飛び込んでそこで放出する事も出来たが、生憎と遮蔽物も無い住宅地。
いくらなんでもそんなところでのグソは出来ないし、万が一ご近所に視られたら…無理な注文であった。
これまでも間の悪いタイミングで催し、限界ギリギリで難を逃れた経験は比較的あった。今回も何とかなるだろうと、お尻の筋肉に喝を入れて自宅に急いだ。
しかしこれがいけなかった。判断力も鈍っていたのであろう、あまりに急激に動きすぎてしまったのだ。
アルコールも回っているせいか、一歩一歩がとてもしんどい、ぜーぜーと息も上がってきた。
自宅前に立ちふさがる20数段の階段が非常に恨めしい、なんとか耐えきり、登りきった。
後は30数メートルまっすぐ進めば、実家が見えてくる。視界にそれが入ったとき、安堵感からふっとお尻の筋肉が弛緩してしまう。
突然、むりゅむりゅっとひり出されてくる感触に戦慄する・「ああ・・・!あああああああっ・・・・!!!!!」
無意識にお尻に手を当てて走る、もうなりふり構ってられない、とにかく走る、ちょっとくらい出てしまうのは仕方ない、とにかく鍵を開けてドアを開け、便所に駆け込むその一心だった。
自宅前のポーチに辿りつこうとした時だった、遂に粘ついた下痢状のモノがいよいよ溢れ出す感触が尻全体を覆い、太ももを伝って、靴の中にぬるっと入る感触を覚えた。
思わず、夏目漱石先生がうんこを漏らしてしまったくだりが頭に思い浮かんだ瞬間であった。
終わった、全てが・・・
汚れきったお気に入りの白いズボン、まだ新しかったベージュの皮靴、おろしたての靴下、全て見事に下痢便に染まってドロドロであった。
深夜なので、誰も外に居ない。放心状態でそれらを脱ぎ捨て、下半身裸の状態で、そばの排水溝で残りをすべて出し切り、もはや一人ではどうにもならないと悟って実家のインターホンを押した。
父親が出た。事の顛末を伝えて助けを呼ぶ。静かに出てきてくれ、後始末に使う雑巾、ビニール袋、水遣り用ホースなどなどを府一派りだしてもらい、下半身を洗い流した。
複雑な表情を浮かべつつ、時折怒りが抑えられず私の頭を殴りつつも、後始末を献身的に手伝ってくれた。全く頭が上がらない、情けない気持ち、消え入りたい気持ち、感謝の気持ち、アタマがぐるぐるした。
先に寝ていた母親と妹も起き出してきたので、全てが露見した。さすがに外には出てこなかったが、翌朝から今に至るまで一言も私と会話を取ろうとしない。家の中ですれ違うと露骨に避ける。妹にいたっては、私を汚物を見る目そのものであった。
父親にはここ最近の外出、生活態度からありとあらゆるお叱りを受けた。元々、あまりに出来の悪い息子なため、こういう事態になると日頃押さえている言葉が続々出てくるのも致し方なく、私はただ無言でうなだれ続けるしかなかった。
漏らしたブツの後始末すら、自分一人でやりきれず手伝わせたのだから、全く以て情けないの一言なのである。風呂の中で思わず、ほろりと泣いた。とにかく情けなかった。そして唯一叱ってくれる父親に対する感謝も。
その夜は全く眠れず、夜が白み始めた頃を見計らい、暗すぎて出来なかった後始末の残りを、一人庭先で手早く済ませ、汚れ物はすべて新聞紙にくるみ、ビニールを何重も被せ、ちょうどゴミの収集日という事もあり、ゴミ捨て場に。
記憶を総動員し、漏らし始めた当たりの場所もくまなく調べ、落ちていた汚物を回収し、雑巾と水入りバケツで手早くアスファルトをこすり続け、水を流し続けた。懇意にしているご近所さんのそばで零していたのだから、間違っても放置なぞ出来ない。
全てをやり終え、もう一度風呂に入り直した。上がった頃、父親が起きてリビングで待っていた。
表情は相変わらずの渋面だったが、日課の新聞を読み終え、外に出て汚れや臭いがまだ目立っていないか、共にチェックをしてくれた。
なんやかんやで気を回してくれる父親の存在が、本当にありがたく感じた。恐らく、今日の出来事は一生、言われ続ける事であろう。
願わくば今後、この私の失態が、笑い話に出来るようになるよう、少しでもマシな息子になれるよう、頑張ろうとちかいつつ、その朝も出勤した。(終)
あまりにも理不尽すぎてメールでクレームを出したけどもやもやがとまらない。
無意味な行動だとはわかっているけどここに吐き出す。
どうすればよかったのだろう。
○○○様
本日はどうしても一言申し上げたくこうしてメールさせていただきます。
まず本部の方はご存知でしょうか?
勝どき店ではレジ混雑解消の為、現在各レジ毎にそれぞれ並ぶよう店側が客にお願いしている状況です。
これは、客がレジ毎に並ばず1列で並んだ場合飲料コーナーから鮮魚コーナーまで長い列ができてしまい購入の妨げになることもあった為だと思います。
この対応そのものは店側の考えでどうすればよいのかという点について私は答えを持ち合わせておりません。
ただこの対応を巡ってはこれまでも中途半端な対応から客同士で何度かトラブル又はト ラブルになりかけているところを目撃しておりました。
しかし本日見た光景は単なる店側の怠慢や客同士のモラルという次元を超えており、子供を持つ親として、私もどう受け止めるべきかいまだに答えが見つかっておりません。
大変身勝手な意見だと感じるでしょうが、いち消費者の意見としてでかまいませんので一読いただき、その事について考えていただけないでしょうか。
本日夕方、レジの前では先頭の客がレジに進まず列ができ始めていました。
先頭の夫婦がやっとレジに進み、後ろの女性がまたレジに進まず立ち止まりました。
ここまでいつもの中途半端でいい加減なルールが実施されているだけでイライラするもののそれほど気にするものではありません でしたが、その直後でした。
小学校2年生ぐらいの女の子でしょうか。お使いをお願いされたのか商品を手に持ち、レジ横の道からレジ周囲をうかがうとそのまま空いているレジに進みました。
私はこの瞬間「大丈夫かな」と一瞬不安を感じたものの、その事はルールを守った行為で店側が出しているルールを無視し、自分の望むレジに進めるまでレジに並ばずレジ前で動こうとしない女性客に本来配慮する必要等ありませんが、それでも「正しい行動」を「正しく」評価する人ばかりでない事を理解しておりましたので、そういった意味でも「大丈夫かな」と不安を感じました。
いつもはお母さんと来てお り、空いているレジに進まないとだめなんだと教わっていたのかもしれません。
それ以前に、レジ前は空いている状況で子供がわきの道から来れば全て空いているように見えても全くおかしくはありません。
つまりあの子から見れば、レジ前はあいており、ごくごく当たり前に空いているレジに進んだのだと私は感じました。
しかし残念ながら不幸な事が起きました。
先頭にいた女性、60歳~70歳ぐらいでしょうか。
女の子が進んだレジの後ろにわざと進みその子に向かってこう言ったのです。
「あのね、みんなちゃんと並んでまっているのよ?見てわからない?ちゃんとルールは守らないとだめよ?」
私は呆気にとられ、いったい何が 起きているかわかりませんでした。
ただ、女の子の悲しそうな目と周りの大人の無責任な行動だけはわかりました。
その中でも一番私が許せなかったのはそのレジの従業員の方のその時の態度です。
女の子にわけのわからない罵声を浴びせた女性が女の子をどけ自分のレジの番だと一歩前に進んだ時、あろうことかそのレジの従業員は半分笑みを浮かべてあたかも「困ったお子さんですね」と言わんばかり女性と目をあわせていたのです。
私にはわかりません、どういうつもりでその従業員の方が自ら店側が決めたルールを守ったにも関わらず他の客から罵声を浴びせられている事を放置し、それだけでなくその罵声を浴びせた客と笑みを交わす行為を行っ たのか。
ただ、その一部始終を見た私は、自分の子供が同じ事をされていると感がると悲しさだけでなく恐怖すら覚えました。
それと同時にその時声を上げる事ができなかった自分が情けなく、大人になったはずの自分が子供を守るべき母親である自分がこんな理不尽な行為の犠牲になっている子供を助ける事が出来なかった現実に今もどうすればいいのか、なぜ自分はあの時動けなかったのか後悔を越え情けなさで一杯で、どう表せばいいのかわかりませんが怒りと悲しみがあふれている状況です。
私と同じ気持ちだったのでしょうかその時ある夫婦連れの男性が別なレジでしたが従業員の方に詰め寄っていました。
「確認したいのですが、各レジに並ぶのが正しいルー ルではないのですか?」と、従業員の方は「そうです」と答えられていました。
続けて男性の方は「なぜ子供がルールに従ったにもかかわらず大人に説教をされなければならないのですか?」と。従業員の方は「状況がわかりませんので何とも言えません」と仰いました。
そして最後に男性の方は「店自身が自分たちで決めたルールを守った客を見捨てて身勝手な大人の言い分を通すならもうそんなルールやめればいいんじゃないですかね?理解できませんよ?」と。
ただ、あの子供はどうだったのでしょうか。
ただただ一方的に大人の身勝手な言い分をさも正しい事のようにぶつけられ、そして誰も客も従業員も助けず見捨てるという現実を受けて。
私は今子供を寝かしつけ、今日起きたこの出来事とどう向かいあうべきだったのか考えています。
ただ不幸な出来事だったと思うべきなのか、だとすると次の不幸な出来事の犠牲者は私の子供だったとき私は「不幸だったね」と、ただ一言いうだけで子供を自分を納得させることができるかのと。
年齢的に親が一緒に買い物に来るべきだったと思わなくもありません。でもあの子は一人でした。
私も今二人目を身ごもっており、もしかするとあの子には小さい弟がいたり、もしくはお母さんが何か事情があって出られずお手伝いをしたいという気持ちで一所懸命に勇気をだ してあの場所まで来たのかもしれません。
本当の事はわかりません。でも、あの子がどういう気持ちであの場所まで来て、そしてあのような理不尽な仕打ちを受け、お店の方からも周りの大人からも見放されてしまい、あの子がその事をどうこれから思うのかわかりまえん。
願わくばあの子があのことでルールを守るという事や素直でいるという事が世の中では間違ったことだと感じ、それがあの子の人生に大きな影響を及ぼしてしまうようなことがあれば、私の子があのような仕打ちを受け私に話すこともできずもしも悩んでいるような状態になっていたとすると。
今も心の中にもやもやが渦巻いており、このようなメールを出したところ何が変わるとも思いません。
ただ、子供の親としてお願いしたいのは、子供を大人や身勝手な社会の犠牲にしないでください。
従業員が誤った行動をとる客に何も言えず、その結果子供が犠牲になるのであればそんなルールはいりません。
今までも中途半端なルールの管理で客同士でもトラブルになりかけている事は見ていましたが、今日のように子供が犠牲になるのであればもうそんなルールはいりません。
大変身勝手な言い分だと思うでしょうが、今日の出来事は子を持つ親としは大人や社会の勝手というにはあまりにも理不尽すぎる出来事で一言いわずにはいられず意見させていただきます。
それでは失礼いたします。