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はてなキーワード: 学問とは

2022-02-07

anond:20220207101139

君に説くべきだったのは、メディアに影響がないって学問事実ではなくて、

この世のあらゆる悪いことを社会操作で無くしたい、とかいう考えは逆に危ないよ、リスク社会だよ、

という話だったのかもしれないな。

2022-02-05

anond:20220205093023

いや、この辺りをテキトーに処理してたら、人文系学問は終了だと思うで。

皆にそう思われないよう真摯反省してほしい、というのが他の人文系学者一般的な考えじゃないかな。

2022-02-04

anond:20220204180834

チャートが無いならこうやって自分他人問題をぶつけることで同じような理解過程再現するしかないということ。

これには同意できるか?小中高学生とかの理数科目の勉強見てれば同意していただけるとは思うけども、

そのために大学があるんだぞ。

そして、高校までと違って「一問一答」みたいなもんは無いわけ。高校までは全教勉強して3年とかだったわけだが、大学は専攻に限定しても学部4年で大学院で2年とか5年とかになるわけ。それでも(限定された範囲においても)理解が完全になるなんてことはあり得ないので、その後も研究とかしながら10年くらい勉強してやっと分かってくる気がするとかそういう感じなわけ。必要知識量や時間が桁違いなんだよ。それを増田でちょろっとやり取りして理解に到れる解説存在するはずと考えるのが間違い(君が天才でない限り)。

やはり他人折り紙付きを得ないと自信が持てない。俺だけが言葉のみから抽象的な理解というものができない馬鹿なんじゃないかという気がしてくる。

受験じゃないんだから折り紙付き」などというもの存在しない。大学単位を取ったり研究室を修了したりできれば「まあ理解してないわけではない、かもしれない」くらいの評価は得られるが、それだけ。それ以降は「自分理解していない可能性がある」ということを一生抱えて勉強し続けるだけ。それか大多数の一般の人と同じように学問なんて忘れて勉強と言えばせいぜい資格試験合格するためのものという世界観で生きてくこと。

2022-02-03

若手研究者の俺がアカデミアの本当のヤバさを教えたるわ!

ポスドク問題研究費が足りない、オーバードクター精神病む人。。。などなど大学におけるアカデミアのブラックトークネタは尽きない。これらの問題は確かによろしくないし、しばしばテレビネット界隈をにぎわせる。

でも、僕はあえて言いたい。本当にアカデミアでやばいのはそこじゃない。

この記事では、5年ほどアカデミアで下っ端の助教として研究にいそしむ著者が、アカデミアの問題点を、普段アカデミアのなじみのない人にプレゼンしようと思う。今回語ることは、根本的すぎてなかなか問題提議すらされない。ぜひアカデミアというガラパゴスの歪みを皆様にも考えてもらいたい。

ではさっそく、アカデミアで最もヤバいのはなにか??それはズバリ講座制】というシステムである

講座制って何?と思った人も多いと思う。簡単に言うと講座制は「研究室は、教授トップ、その下に准教授、その下に助教、そして学生、という小さなピラミッド構造運営してくださいね」という決まりである日本理系研究室、特に著者の専門の化学ではこのシステムが主流である

え、普通じゃね?と思った人も多いかもしれない。だが、実は世界的にこの講座制を敷いている国は極めてまれである欧米では教授准教授助教いずれの階級でも自身研究室を持ち、運営することが一般的である。つまり世界から見て日本講座制は「きわめて変」なシステムであるといえるし、実際海外研究から変と思われている。

では、講座制の何がそんなにヤバイんだろう?その理由を列挙してみよう。

① おじいちゃんが若手のアイデア・実績を搾取する

人間は衰える生き物である若いときは優秀であった研究者も老い時代遅れになることは仕方のないことであるアインシュタインですら量子力学をなかなか受け入れることはできなかったのだ。日本講座制は見事にこの問題カバーする。老いて耄碌したおじいちゃん教授がいたとしよう。最近研究トレンドがわからず、大したアイデアもでてこない、研究者としては枯れてしまった存在だ。しかし、日本講座制はこのおじいちゃんを手厚く保護する。なんと、下についた研究室の若手の准教授助教がせっせと新しいアイデア提案して、研究を進め、勝手論文を書いてくれるのだ!ちなみに論文の著者リストの中で、そのおじいちゃん責任著者として、「これワイの研究やで!」っていう風に論文を出すのが通例だ。その研究が仮にすごかったとして、世界に名が轟くのはおじいちゃん名前だ!よかったね!

え?実際アイデア出して、研究を進め、論文書いた若手は?って?いやいや研究室の下っ端なんだから(笑)偉くなってからまた下っ端つかえばいいのよ(笑)今は我慢我慢(笑)

これは知らない人には嘘みたな話に聞こえるかもしれないが、本当の話である。実際、僕が100%自分で考えた研究を、自分責任著者として発表しようとしたら、ボスから責任著者は研究室のトップがなるもんや!!」って本当に言われた。「俺の成果は俺のもの、お前の成果は俺のもの」を見事に体現したジャイアニズムといえよう。

本当に笑えない話で、これは日本からなかなかスター研究者が生まれない理由にもなっている。若いとき世界的な発見をしたけど、今その業績には発見者の若手でなく、当時のボス名前がついている。というケースを何件も知っている。まぁ、搾取だよね。

② 若手にお金を配らない

若手研究者は大学研究者のキャリアを歩む場合90%以上の確率で、講座制のもと研究室の下っ端から始めることになる。こういうシステム常態化したおかげで、日本には若手研究者をスタートアップを助けるという文化存在しない。海外では若手研究者も自身研究室を持つことからスタートするので、結構スタートアップが手厚い。その分海外は生き残り競争が厳しいが、いくらなんでも日本は若手に主導権を握らせなさすぎる。さらに、大学から公費講座制の名のもと、若手研究者にはほとんど配られない。「教授に配っとけば、助教にもいくんでしょ」と言わんばかりである。ほかの予算も大なり小なりその性格がある。この辺は長くなるので省略するが、日本はとりあえず偉い人に金を配っとけばいいという文化がある(少なくとも著者の周りの分野では。)。逆に言うと、若手のうちからまとまった研究費を獲得することは本当に難しい。じゃあ、どうなるのかというと、研究室の教授に頼らざるを得ないのだ。若手は実績・アイデアを引き換えにして、資金的後ろ盾を得る。実によくできた奴隷制である

怪物を生み出す

さて、こういった営みを繰り返したアカデミアでは、普通社会ではお目にかかれない怪物が生み出されることになる。たいしてアイデア能力もなく、若手研究者に対し、たまに的外れ茶々を入れるだけで研究した気になり、他人アイデア自分能力によって生まれものと信じて疑わず搾取搾取を重ねるだけの寄生虫である。こんな寄生虫普通搾取のし過ぎで宿主を殺してしまうはずだが、講座制はこの寄生虫を手厚く保護をする。都合のいいことに、若手は任期があって二・三年でポイできることが合法化されているからね。若手の変わりなんていくらでもいるのである。あ、ちなみに教授ほとんどの場合任期なんてないよ♪だって教授はえらいもん♪

さて、本当はまだまだあるが、もうアカデミアが思ったよりヤバイことがわかってもらえただろう。

で、こんなことをわかりつつ、それでもこの仕事を続けるのは研究が、学問が好きで、どうしてもやってみたいことがあるからだ。この考えがもしかすると講座制を生きながらえさせている諸悪の根源なのかもしれないな…だとすれば一番悪いのは僕ということになるのがつらい。

講座制の中でも、何とか研究したいから、搾取にも甘んじて付き合っちゃんだよね。

だが、このヤバさは、僕の時代解決しなくても、10年20年後にはどうか改善していてほしいと思う。というわけで皆様、この記事SNSシェアして、バズらせましょう!届け!文科省とか偉い人に届け!!

2022-01-31

十二夜空の青を微分せよ街の明りは無視してもよい ある和歌分析

問十二、夜空の青を微分せよ。街の明りは無視してもよい 川北 天華

概要構造構成分析結論を述べる。

概要
詠人

川北天華。当時は進学をめざす高校生。進学は最終目標ではなく過程ひとつだろう。

歌全体が試験問題体裁をとる。

単語と語法は平易。しかしそれらはすべてべつの何かを表象する。示唆により言外を表象するテクニック掛詞とよばれるが、この歌は全句が掛詞構成されさらに全体として言外のなにかを表象する。このため通常の和歌範疇を超え、たぶんに神話的な雰囲気を持つにいたる。

分析

配置


物理地学問題文をなす歌を助詞などを除去し単語をならべその内容を検討

内容は上記のとおりテスト光景に二分され、交互にならんだふたつの要素がリズム形成している。


リズムベクトル

テスト光景、ふたつの要素は卑近受験をひかえた高校生という状況をあてはめると、この世代特有神話的要素がうかぶ



テスト光景という対極を交互につなぐ構成は内外両極を往還するリズムを生んでいる。対句法ではくくりきれない振り子のようなリズムである。その振り子は往還をくりかえしながら全体をある方向へとすすめてゆく。机上の1枚の切片にしるされた問12という即物的文言は夜空を数式で描けと命じそのときは下界を無視せよと結ぶ。一枚の切片がもとめる問いは振り子のようなリズムのなかで一瞬にして無限宇宙へと拡大し発散する。読者はこの内外両面、両極往還のリズム、そして机上のちっぽけな紙片から数式をとおして一気に宇宙にひろがる強力なベクトルによってここちよく翻弄され、さまざまな記憶作用を楽しむことになる。じっさいのところこのリズムベクトルは、おとなとこども、他発と自発受動能動服従と自立ーつまり境界面を生きる高校生生活リズムベクトルのもので、それらが作者、あるい読者のこころのゆらぎそのもの表徴する。


単語分析

問十二

夜空

微分

明り

無視

良い


各々の単語および叙述は高校生にとって卑近ではあるが軽くはない。試験問題、ふと見上げる夜空、その奥にひろがる宇宙。それらは作者の人生の主要な一部、あるいはすべてかもしれない。ひとつひとつ単語が表層の意味から遊離して現状と行く手の不安、悩み、探求、願望、希望、決意といった、思春期から青年期にかけての心象を表象する。この歌は、読者ひとりひとりに当時の記憶を想起させる力を持つ。

述部の分析

展開は三部で序破急をとる。

序・問十二

テスト問題からはじまる文章表現そもそも斬新なのだが、それを体言止めとして何かを宣言している。この宣言は直裁に読者にとどき、読者はこの歌とともに問いに挑むことになる。

十二は天文暦法と関連がある。詠人だけにわかる何かの符丁かもしれない。だがそんな読み解き以前に十二月受験シーズンであり、夜空がもっとも冴えわたる季節でもある。受験生たち、あるいはかつての、そしてこれから受験生となる読者たちは、冴え渡る夜空にひろがる大宇宙を仰ぎ何を思うだろう。


破・夜空の青を微分せよ

専門術語の唐突な投入は文脈を破砕し衝撃を生む。

この衝撃はじゅうぶんに非凡な序を一気に振り切り読者を天空打ち上げる。

微分される夜空の青とは何か。

それは学問対象として規定される夜空であり、それゆえ純粋に観察と探求の対象であり、その分野への進学を目指す詠み人にとって、それは宇宙であり未来であり、そして自分でもあるだろう。それだけではない。その解をもとめる読者じしんの姿でもある。


急・街の明りは無視してもよい

街のあかりとは成功し定着したものたちの放つ光、そうしたしがらみとははなれた位置にいる受験生にとって、街のあかりは外部か雑音にあたるかもしれないし、いつか自分が再参入する場所かもしれない。


結論

この歌はテスト問題文そのものであり、解答は記されない。作者はこの問いに答えることも思考過程を示すこともせず、それらすべてを読者に投企している。そのため読者は作者の投げかけた問いの答えを探すことになる。読者は自問し夢み思惟想像記憶を想起する。歌を鑑賞することで作者の心象に分け入る作業がいつのまにか自問となり、ときには自分過去、あるいは未来、そして今この瞬間を投影する。

上記のような構成は、ありていに言えば時分の歌、青春限定叙情歌といっていい。さしあたり言語機能の極限をさぐる現代短歌のなかではこうしたテーマははやらない。ではそれだけを根拠にこの歌の価値限定できるのか。

そうかもしれないが、それで終わりにしてほしくない。なぜなら、こうした心のゆらめきを大切に記憶し想起し記述する行為自己世界のはざまからまれ認識の、つまり哲学科学原初のすがたであり、その姿勢現代短歌流行からはずれていようといまいといっこうにかまわないから。

結句を復唱したい。

俗世、しがらみ、現実などを表象する「街の明かり」を無視してもよいと歌い上げる。かそけき深き空の青さが真実ならばその対極にある現実など捨象してかまわないとも歌い上げる。

時分の歌かもしれないが、そこに込められたまっすぐに真実を見ようとする迷わない力をわたしたちは大切に保持してゆきたい。なぜならそれはたぶん、うしなってはいけないものから

2022-01-30

anond:20220130151650

から、その程度もできない奴が「学問教養を深める」とか言ってんのは恥ずかしいってことだよ。

2022-01-29

anond:20220129175229

ネットはともかく身の回りだとそういう人はマジでいないから。

ちょっと勉強ができて学問的なことに興味があるというだけで身の程を超えた世界に入り込んでしまったんだよなあ。

身の程なんてクソ喰らえって思ってもいるか自業自得なんだけど。

anond:20220129171549

まあ学問を学ぶということは今生きるために必要な事ではあるしな

そのために情報というものをどの様に生かすのかを考える基礎を学ぶのも、歴史やら文学やらを学ぶくらい意味があると個人的には思うよ

個人的にはね

2022-01-27

anond:20220127212024

やっぱり大学学問を修めたことに誇りを持っていたりプライドが高かったりするの?

占星術はな

数学と並ぶ最古の学問

天文学から科学的な要素抜いて残ったオカルト部分…

2022-01-26

anond:20211124120043

右翼的な(というか民族主義国家主義的にしてロマン主義的な)思想(というか心情)は、あらゆる科学実証論理的研究と相性が悪い。というべきかも。

だってロマンチック夢想は、科学でも学問でもないんだもん....

anond:20220124214252

でも基本的学問じゃないものにむりやり学つけた(昔は学だった)って現在社会では学ぶ価値なしだよね。

冷笑というかやめたほうがいいよってアドバイスもしたくなるよ。

骨相学、手相学、優生学、占星学、みんなそれ。

今となっては根拠なし。

数学とかだと歴史は最低限知ってるだけでいい

画家建築家などを挙げている辺り、研究者についてはどうでもいいかもしれないけど一分野についてだけ説明しておくね

物理学など他の学問ではどうなるかは面倒くさいので言及しないとして…

数学研究をする際には歴史については自然と覚えてしまう程度の知識さえあればいいと思う

具体的にはピタゴラスの定理は千年単位のオーダーの大昔に証明されたとか

数百年前には今のような集合論に基づいて数学理論を一から組み立てていく形式は無かった…みたいな基本的常識があればいいし

それと論文を書く際に論文に関わる狭い分野内で既に何が証明されてるかを把握して説明を出来ればいい

前者は数学教科書を読んでいる内にいつの間にか知っているし、後者研究集会に出るだけで自然と把握出来るので

わざわざ歴史勉強しようとする必要は無い訳だ

これ以上の勉強数学者になるための必要条件に入っているかと言うと、全く無い

たとえば線形代数理論も分からないような人間数学研究をするのは極めて難しいが

線形代数理論がどうやって出来たか歴史なんて知らなくても一切問題ないし知らない数学者も多いだろう

行列式行列より先に扱われていた事なんて雑談に使える豆知識しかならんし

matrixがラテン語の子から来てる事はジェンダー研究者とかの方が知ってると役にたつ事柄なんじゃないかな…

という風に数学者にとっては極めて重要理論であっても歴史は知らなくても問題ない理論がかなりある訳だ

これは別の分野の研究者でも成り立つ事なのかもしれないが面倒くさいのでここでお終いにする

anond:20220125193305

いや、あらゆる生物学徒は社会的地位根拠として断種を求める優生「学」を学問的に根拠あるものとして扱うことには絶対反対だよね。

そこ書いとかないと科学マウンティングしかない。

あと他のツリー-でたぶん元増田らしきやつが「突然変異…?なにそれ?」みたいなこといってる(正確には言葉が出てきた途端逆ギレして逃げてる)んだよなぁ

おまえの書いてること、たぶん元増田レベルの人には全くわからんとおもうから、この場で正しいのはゲノム学徒さんだろな、でもそれでもギリだけど

2022-01-25

anond:20220124214252

優生学」と主張する「優性思想」であって、学問とは関係ない。

優生学のことを知りたいのではなく、優性思想共感を覚えるのだろう。

2022-01-24

anond:20220124012655

法律があったからって学問だった証拠にはならないよね、ライ病もそれで割食ってたわけだし、

社会少子化にかわってるよね。まだ「学」だっていいはるのなら悪政の加担者ではあるよね。

それで?他になにかある?

学者不道徳であれ」というのはそれほど間違っていない

以下のツイートとそのブコメ着眼点一面的で残念だったので考えを述べる。

ツイート

@koshian

というか学者なんてのは真理探求のために一般よりずっと不道徳であることが認められたり奨励されたりするもんでしょ

道徳観念で固められてたら死体解剖も動物実験もできないっしょ

https://twitter.com/koshian/status/1485127978162229252

ブコメ

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/koshian/status/1485127978162229252

不道徳であることを恐れる学者学問に対して不誠実だ。

学問哲学というものは新しい物事発見概念創造であり、

とき世間に対して世界観道徳観の変更を迫る。

その変更が主流派にとって受け入れられないものであれば不道徳批判される。

自由保障されない政治体制では弾圧されることだってある。

しかし主流派が受け入れられない飛躍的な世界観の変更こそが

パラダイムシフトと呼ばれるような重大発見であり、学者はそれを目指すべきだ。

 

中世神学的な道徳に反してコペルニクス地動説を主張したり、

ニュートンが地上も神の世界である宇宙も同じ自然法則物体が動いていると証明たからこそ、

素朴な感覚に反して実験と理性が導き出した世界観採用する科学という営みが生まれた。

それを継承して相対性理論量子力学遺伝学を生み出し、人類科学技術はここまで発展できた。

逆にソ連では共産主義的に道徳的なニセ科学あるルイセンコ農法を採用し、

大量の餓死者を発生させ、正当な遺伝学社達を投獄・粛清して生物学の後退を招いた。

学問のために不道徳であることを恐れない学者と、道徳のために学問を利用しようとする学者だったら

おそらく後者の方が問題を引き起こすであろう。そもそもそれは学者ではなく活動家だ。

 

では、学者道徳必要ないのか?

ダビンチや平賀源内時代は間違いなく解剖という当時としては非道徳で奇妙な行為必要だった。

現代だって治験という人体実験必要とする。

ただ現代では過去の失敗やいざこざがあってこういう手順でしましょうねって基準がある。

そういった基準を守る方が、世間理解を得られて研究資金得られるし、

手順が洗練されるから効率的安全学者本人のためにもなる。

そういう意味での道徳はあった方がいい。道徳的に不道徳学問をしよう。

anond:20220124164836

スカトロジーという語は、

古代ギリシア語で糞便を意味する「スコール(σκωρ)」に由来する語幹 scat- と、

「〜学」を意味する 英語: -ology の合成語である

学問としてのスカトロジーには、

排泄という生物基本的機能に関して研究する生物学的研究のほか、

哲学心理学的な研究

糞便にまつわる文化芸術に関して研究する社会学研究

文化圏毎の糞便のあり方を研究する文化人類学や民俗学研究等が存在する。

anond:20220124143756

就職の役に立たないから金にならないから○○はいらない」みたいな考えって

基礎研究費とか他のことにも今影響してることじゃん

フェミニズムとか差別に関わる研究はそういう理屈を語ってしまえる「自称理系男性」って不思議だなー

就職の役に立たないから/金にならないかフェミニズム研究はいらない」なんて言ってる人間理系には存在しないと思うぞ。

学問としての体を為してないからいらない」と言ってる人はいると思う。俺自身はまあそういう研究も好きにやってればいいんじゃねくらい(学問としての体は為してないと思う)。

2022-01-23

社会通用しない」

ここ最近メンタル不安定で何度も怒り恨み辛みがフラッシュバックするので、頑張って言語化する。言語化して怒りに決着つける。

とあるごとに母親から社会通用しない」って言われてきた。兄から悪口を言われた、兄から暴力を受けた、母親から暴力を受けた、父親から嫌味を言われたなどの時に、反発したら100%私が悪く、反発しなくても100%私が悪く、そのたびに繰り返された決め台詞だ。好き放題悪口言うわ暴力振るうわの兄に対しては何も言わず、反応すれば「反応が楽しいからそういうことをしてる、お前が反応しなければいい、被害妄想、お前が悪い」でぶっ叩かれ、無視すれば「今のは悪意で言ったんじゃない、被害妄想、お前が悪い」でぶっ叩かれる。懇切丁寧に何が起きたか解説しても無視無視して「こりゃ社会通用しないわ」。

18年間そんな環境で育ち、大学以降は兄には出した大学費用すら受験直前で出さないと宣言され、メンタルぐちゃぐちゃのまま試験受けたけど合格した。一人暮らしの初期費用は母方の祖母に頭下げてどうにかなった。唯一の味方。仕送り0の極貧の一人暮らし。極貧でも何とかなったし、どんなバイトでも家より理不尽じゃなかった。メンタルが落ち着くだけでびっくりするほど生きやすかった。

給付型やら学生支援機構やらの奨学金をフル活用して、幸い脳みそ学問向きだったので博士まで取って、今年30歳。ついこの前、祖母から借金ちゃんと割増で返せた。コロナが落ち着いててよかった。そして不意打ちで母親と会ってしまった。「私(母親)がいるって分かってたら増田(筆者)は来ないから」って言ってた。確信犯(誤用)だ。

兄もクソ野郎ながら、手塩にかけられてた分ちゃんと「社会」向きに育ったらしく、結婚してガキまで居るらしい。増田家の血が残るのは最悪だが、まあ勝手にしてくれと思ってる。そして母親曰く、「兄は駄目だ、増田が一番親孝行だ」とか唐突に言い始めた。

さすがの私でも分かる。これは「私(母親)が兄の邪魔になると分かったから、増田から金貰って生きることにしよう」っていう算段での摺りよりだ。ここで下手に出たり、かといって言われてないことを攻めたりしたら思うツボなので、「そうだよ私が一番親孝行なのにお前はずっと兄のケツ舐めてたよな、自分が売った喧嘩のケツすら自分で拭けないカスな兄育ててどういうつもりだ?」みたいなこと言って、お前とは距離を置く宣言をした。そしたら「私は兄が悪口を言ったらちゃんと叱っていた!」とのことだ。話す気がまるっきり失せたのでその後は何言われても無視した。しかし、その叱っていた、の目的語を知りたい。誰を叱っていた?「悪口言われても無視しろ、反応を楽しんでるんだから反応すんな、お前が反応しなければいい」を何度も繰り返していたのに「悪口言ったら叱っていた」だ?その直前に言った「社会通用しないと思ってたけど頑張ってるようで良かったよー」の「社会通用しない」っていう呪い、どういうときにお前が私にかけ続けた呪いだよ?

どうしようもないヒトモドキでも、「健気に頑張る親」「子供に嫌われても子供応援する親」っていう虚像だけは守り通したいんだな。「社会通用する」ためか???

のちに母親が居なくなったとき祖母から母親の生い立ちを懇々と聞かされた。

どうやら母親は、職場いじめられた経験があるらしい。ことあるごとに嫌味を言われ、意地悪をされ、質問しても答えてもらえず、それでもミスをすると延々となじられ……らしい。「お母さんも頭悪いなりに頑張ってるから許してあげて」って言われたが、それだけは祖母の頼みでも無理だ。聞いたことがすべて本当だとしても、母親は、「全く社会通用しなかった」にも関わらず、てめえのガキに対して全く同じ呪いをかけ続けていたのだ。クソな体育会系に入部した1年生が、上級生になったらそのクソさを引き継ぐことと同様のことをしていたのだ。それも親が子に対して、だ。復讐をてめえのガキに対して行っていたのだ。

その親は、私の悪口や嫌味に怒る権利を奪い、学問に対する環境ちゃぶ台返しのように唐突に奪い、何を言われようとされようと私が悪いのではないか、という卑屈な心を持たせ、自尊心を奪っていった。全く社会通用しなかった母親が、だ。なんでこんなカス権力があるんだよ。家庭、親ってマジでクソな制度。ガキは親を選べない。本当にクソ。

全く社会通用しなかった母親に、これ以上奪われてなるものか。私は凄い、あのゴミどもより遥か上の社会通用してる。私の知識と、能力と、学歴と、今の周囲の関係は私のものだ。私が!!!!!!!!手に入れたもの!!!!!!!!カスに奪われてなるもの!!!!!!!!!

というわけで、私の今の感情は「これ以上奪われてなるものか」です。クソみたいな自尊心のかけらでも、奪ってくる奴、奪ってきそうな奴には容赦しませんし、今まで怒りを抑圧されていた分、ちゃんと怒ります




みたいなことを今日20時くらいから書いてたんだけどさ、ちょっと話題アカデミックなアレの件とつながる話なんじゃないかなって。

あの件は全くもってどっちもどっちな状況じゃないんだけど、どっちもこんな感情じゃない?「これ以上奪われてなるものか」っていう。ワイも上に書いたのは全部本当のことだし、アカデミの末席に居るものとして他人事ではないか勝手に結びついちゃった、癒着しちゃったんだけども。徹底的にどっちも自尊心が足りてない。自惚れは果てしなく強いのに、自分がそれを信じきれないからそれを肯定しない奴がいるとどうにかして認めさせなければという気持ちなっちゃうやつ。私もその気が強いから、ちょっとしたミスも素直に謝れなくて「こうなったシステムが悪い、私は悪くない」、根本からオカシなことを言ったとしてそれを気付かされても「そんなこと織り込み済みだ、私は間違ってない」って意地はっちゃうやつ。

足りないことに冷静になりたい。

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