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はてなキーワード: 学問とは

2022-01-23

フェミニズム本質

フェミニズム男性強者として取り扱う学問である

まり女性に対する男性の優位性を学問的に前提としているのだ。

anond:20220123110509

フェミニズムが男を悪とする学問であることを否定しないんですね。良かった。

anond:20220122190342

知性の焼き畑農業という、人類いちばん愚かしい行為をやってる連中

ヒトや、人間の知性をなんだと思ってるんだろうな

衆目集めて信者のために世間を焼いてアピってるグロテスクさに気づかないんだろうか

まれ立場学問という地球上で最上の贅沢を手にしてアレである。万死

anond:20220123021623

差別的学問からと言って別に社会的排除すべきかというとそういう話でもないからな。

相手差別して排除所属大学に凸とか)しなければ差別はしてもよいのだ。

anond:20220123021434

学問研究してたら権威になるとかばっかじゃねえの。考え方のスキームを作ってる連中がいるかどうかって話だよ。さあ名前をだせ。

anond:20220123021042

フェミニズム学問として研究されている思想だけどアンチフェミニズム研究しているやつ誰がいるんだよ。あれは言葉を逆手に取った差別じゃねえの。ちょっと興味あるから名前だしてよ。

anond:20220123013056

横だけどすごい視点だな。。研究されている学問批判するのはどんなもんでもそうじゃないの。批評ならともかく。

2022-01-22

オープンレター騒動の教訓

それはネットで暴れるなら常勤になってからやれということ。

ポスドク非常勤非正規は揉めたら首切られて詰みなんて十秒考えれば分かる。

切られなくても悪評が残れば常勤への採用ルートに乗ることはまず不可能になる。つまりどっちにしろ詰み。

逆に一度常勤になってしまえばよほどのことがない限り首切るのは困難。

自分の専門分野でどれだけめちゃくちゃ言おうが、自分の専門と関係ないデタラメ学問っぽく粉飾して稼ごうが全くノーダメ教授というのは世にいくらでもいる。

こう書くと全く自明、当たり前すぎる話だが若い連中は理解してないようだ。

ネットで暴れるのは常勤になってからにしよう。

なんでもかんでも「ハラスメント」って言いすぎなんだよ

言葉もっと厳密に使うべきだ。

ハラスメントとされる行為の中には「それは一般社会でも犯罪だろ」というものもあれば、「それは別に一般社会では犯罪ではないだろ」というものもある。無断で尻を触るなどは一般社会でも強制わいせつ罪にあたるし、服を破くとか持ち物を壊すとかの嫌がらせをしたら器物損壊罪になる。しかし、では例えば「無視をする」というのはどうか?

一般社会において、私が誰かから何度か声をかけられて無視したとしても、それ自体はなんの犯罪にもならない(それが犯罪になるならこの世はナンパ師の天下になってしまう)。しかし、若く健康聴覚障害を持たない大学教員が、自分指導している学生からの再三の礼儀にかなった問いかけをガン無視したとしたらどうか。これはハラスメントではないか

一般社会において、二人きりで食事をしようと持ちかけることや他者に愛を告げること、あるいは「セックスしよう」と誘うことは完全に自由である(それがダメなら親友に「おい、今度サシ飲みしようぜ」というのもダメになってしまう)。しかし、たとえば上司が(とりわけ異性の)部下にこれらを持ちかけたら紛れもないハラスメントということになる。

まり、「一般社会では自由だが、職場などの特殊環境では処罰対象となる行為」というのがあるわけだ。それらは本来自由行為であるのだが、一定の条件下では処罰対象になってしまう。ということは、その範囲はなるべく厳密に設定されなきゃいけないということになる。だって本来自由であるはずのものを罰するんですよ? その条件はきちんと決めておく必要があるでしょう。

アカデミックハラスメントは、「研究教育機関、および学会等の学術組織において、立場優越的な者から下位の者に対して行われるもの」と定義されるのが一般的だ。

たとえばある人物公表された論文に「くだらん論文だ」「こんなのなんの価値もない」「こんな非生産的研究にカネと労力が注がれているのは嘆かわしい」ということはまったく自由である。公開された論文については誰もが言及する権利を持っているからだ(表現の自由)。しかしそれを指導教授が受け持ちの院生に言ったらアカデミックハラスメントになる。

もしこの定義を崩せば、たとえば大学教授であるナンパ師が見ず知らずの女子大生に声をかけるのもアカデミックハラスメントということになってしまう。それはどう考えてもおかしいだろう。アカデミックハラスメントというのは、あくま学術機関組織での権力関係に基づいて設定されるべきものだ。

では、大学でも学会でも縁がない非常勤講師テニュアトラック助教誹謗中傷された任期なし准教授は「アカデミックハラスメント」の被害者なのか?

誹謗中傷被害者ではあるだろう。それは正々堂々裁判に訴えて賠償金をもぎ取ればよろしい。それについてはなんの異存もない。しかし、同じ大学の同僚ではなく、学会で顔を合わせているわけでもなく、直接の権力関係があるわけでもない(むしろ被害者の方が立場が強い)場合には、それはアカデミックハラスメントとみなされるべきではない。

そしてアカデミックハラスメントではないのなら、自ずと罰されるべき発言範囲も違ってくる。上に挙げた「くだらん論文」の例を考えてほしい。これを指導教授院生に対して執拗に言ったら学内でお叱りを受け、場合によっては戒告などの処分に発展するだろう。だがもし、これを評論家大学教授に向けて言ったのだとしたら、地裁から最高裁までのすべてで「単なる論評であり誹謗中傷とはいえない」との判決が出るはずだ。論文を読み、それをどう評価するかは自由からだ。「こいつは無能研究者だ」というのはどうか。指導教授院生に言ったら一発でハラスメントだろうが、評論家が具体的に論文を引いてこいつの言ってることはおかしいと指摘した上での話なら、自由な論評の範疇ではないか。「彼女はどうしようもないバカ極右だ」「彼は救いようがない愚かなフェミニストだ」というのはどうだろう。「某教授のやってることはニセ科学だ」「某教授ジェンダー研究なんてまともな学問じゃない」はどうか。さすがにこのへんになると裁判でも危ういかもしれない。しかし、これを評論家が言うことすら許されないのだとしたら、言論の自由とは、表現の自由はいったい何なのか。

キャンセルカルチャーなら文系自体キャンセルしよう、それが文系不要論

法学部経済学部以外の非実学文系学問まとめて学術会議ポスト減らしたり予算削減して潰せばいいという世論を作れそうだし

改革名前の元に政治家や有名YouTuberが言い出したらどうなるかどこまで想像してるのだろう

anond:20220122105417

それは学術論争の類いであって、匿名アカウント学問のもの関係ない話で文句言うとかとは違うのでは...

そもそも誹謗中傷とか差別かに仮に当たらないとしても、

非常勤講師専任准教授になんか文句言うって許されるん?

一般社会だったら上の職階の人にそうそ文句かいえんのが通常だと思うけど

職業云々以外でも、例えば学生だって匿名垢で直接の先輩に文句つけてるのバレたらやばいじゃん。

これは男女とかあまり関係ない話だよ

一応任期とはいえ常勤助教ですら、特任教授に「たか助教が」と怒られて学問的な話の指摘すら退けられる世界で、

非常勤講師専任准教授意見ができるってのがまず大丈夫なのか

雁琳(がんりん)氏の公開した音声の文字起こし

内容は保証しませんが,それなりに時間かけて聞き取ったし,誠実に書き下したつもりなので読んで♡

cf. https://twitter.com/ganrim_/status/1484435293985853441

(注:って感じにところどころ脚注入れてあるけど,気にせんといてくれや)

登場人物


(音声全体では18分21秒ある.山内さんが部屋に到着し,会話が聞こえ始めたのは音声 04:00 ~)

大まかな流れ


挨拶事実確認


中井「こんばんは~どうぞ」

山内「失礼します,よろしくねがいします」

中井甲南大学の長をやっています中井と申します」

山内「あぁどうも,山内でございます

中井ありがとうございます時間いただきまして…本学の~~~」

(注:~~はよく聞き取れなかった)

中井「実はですね…〈北村紗衣〉先生という方の弁護人から本学あてに連絡がございまして……(不鮮明なもにょもにょ)~~けども…」

(紙をペラペラとめくる音)


山内「それで…なんですか?伺いたいことってのは?」

中井「まずこちらに目を通していただけますか?」

(数十秒の沈黙

山内「ほぉ…それで,どういったお話ですか?」

中井はいありがとうございます

学部長「いくつか確認させていただきたいことがあるんですけれども……えーと正論……雑誌の『正論』ですね,正論の6月号に『ポリコレ派への共感 強制する社会の歪み』という記事が出ていまして,〈山内雁琳〉さんという方;甲南大学非常勤の方が書いているということなんですけれども,それは山内さんということで間違い無いですか?」

(注:https://www.fujisan.co.jp/product/1482/b/2109118/

山内はい,それは写真も出しておりますし,ハイ

学部長「間違いないですね?」

山内はい,それは私自身の写真転載されていますからハイ

学部長「次にですね,この山内雁琳という記事を書かれた方の Clubhouse が横にあるんですけれども,山内先生自身だということで間違いありませんか?」

(注: https://clubhousedb.com/user/ganrim_

山内「これですか?はい

学部長「そうしますと,ここにある〈雁琳(がんりん)〉さんですね,Twitterアカウントの @ganrin さん……これ最後Nですけれども,そこで言及されているアカウント名の雁琳さんともほぼ一致してくるわけなんですけれども,この Twitter先生アカウントということでよろしいですか?」

(注:文書を参照しながら喋っている様子が伺える,そこでは @ganrin_ と表記されているように聞こえるが,実際には最後がMという表記の @ganrim_ が山内さんのアカウント;なお @ganrin というスクリーンネーム実在している)


本題

山内「あの…こちから質問するのはNGかもしれないンですけれど,これはどういった確認なんですか??私は一応寄稿しました…で,この確認がなんについての確認なのか?っていうことです」



中井大学あてに,もし雁琳さんという方のこのアカウントで書かれているような,このような人格攻撃するような…ぁ,あの学問的な中身どうこうということは全く書いておりませんので……この3ページ目に書かれているような言葉を実際に使って Twitter で発信されておられるとすれば,それは性的ハラスメントにあたるのでやめてください!ということを先方から大学 / 学園として求められておりますので……,私達の判断としてもこの言葉を使うっていうことはよくないことだと考えますので,もし先生がほんとうにこの方なのであればやめてくださいということを申し上げるための確認でございます



山内「なるほど……あの~~弁護士さんに相談して持ち帰ってもいいですかこの話?」

中井こちからも何かをするとか……訴訟をするとかなんとか向こうも云っておられるわけではなくって……本当にもしこれが先生なんだったら「やめてください」ということを申し出てくれということを求めておられますので,それを受けた学長としては,先生なんであれば「やめてください」と本当にお願いしたい……」

山内「なるほどねぇ……」

中井「この言葉を,私が見てもいけない言葉だと…学問的な中身の話ではありませんので,そこでどんな主張が展開されるということには,私も学者の端くれですので口を突っ込むつもりはございません」

山内ちょっとぉ……今ここでお答えはいしかますね!……私の方からもう一回弁護士さんにこういうのが来ていると相談させていただきたいんですよ.ようは人格権を侵害するということを先方の方がおっしゃっているわけですよね?それが果たして本当にそうなのかどうかとか,ちょっと僕も法律専門家ではないので……あの一回持ち帰って弁護士さんに相談させてもらうことになるんですけど……今,先生がおっしゃった話でいうとそれはここでなにか私に対して「やめろ」って言うこと以外はおっしゃらないという形になるんですか?」


中井「もちろんですもちろんです!そんな権限は私達にはありません.ただ,向こうの弁護士さんが大学 / 学園あてに云ってきておりますので,受けた大学としてはまず先生であるかどうかを確認させていただき先生に〈お願いをする〉と,それ以上でもそれ以下でもございません」


山内「なるほど,つまりこういう連絡が来ているので私の方に “取次をしていただいた” という理解でよろしいですか?」

中井はいはい……で大学に求めておりますので…,3ページ目最後の二行ですが……本学から山内先生に “今後他大学教授に対する性差別的な誹謗中傷継続しないよう” ……まぁこの…3行上の言葉ですね,書いてある通り」

(注:「計画しないよう」 → 「継続しないよう」 へと表記を変更)

山内「なるほどぉ…はいはいはい

中井「これを申し入れていただくことを “求めて” おられますので」

山内「〈依頼人〉の方が求めてはるってことですか?」

中井「まぁ…代理人

山内代理人,そうですね依頼人の方の代理人である,この法律事務所の方が求めておられると,いうことですか……なるほど」

中井「あのこちから積極的にこれ以上これをお受け取りした以外になにかアクションは取っておりませんので」

山内「ということは,あれですよね……甲南大学さまの方から私に対するなにかお願いがあるというよりは,私の勤務先である甲南大学学長先生だったり学科先生に,この依頼人の方がこの連絡を私に通達しろということで,今日お話の機会を設けた……そういうことになりますかね?その理解でよろしいですか?」

中井はい,ですので私は通達させていただきますので……「やめてください」というお願いですので…」



山内はい…………ちょっとあの,ここでどうこうって,ちょっと答えかねます……私の方で今答えることはできないです.一旦これは弁護士さんに多分相談しないといけない案件なので……おそらく大学の方というよりも,この先方の方ですよね,この方とのやりとりになるのかなぁなんてことを思ってはいるんですけども,まぁ先生のおっしゃることはわかりました」



中井「まぁ,こんなこと…どうですかねあの……武蔵大学先生ですけどね,本学とも結びつきのある大学ということで,”まずは” こういう手を取ってこられたんだろうと思います


山内「なるほど」

中井「お願いを……誹謗中傷を “継続しないよう” 申し入れていただく……ここまでで結構ですというか,まぁ大学に求める対応としてはそういうことですという……もちろん私達としても当然,求められてもそれ以上できるものではございませんので………先生でいらっしゃるならば,これが書かれたもの……本当にもう一度~~させていただきます

(注:~~は聞き取れず)

(注:「計画しないよう」 → 「継続しないよう」 へと表記を変更)


山内「なるほど……そうですねぇ,どうやってこのアカウントが私であるのかどうかをわかったのか私には理解できないですけれど,まぁ私がこれであるとそう予測されて,これをされてるわけですよね」

中井「そうですね,だから先程学部長が『正論』に寄稿されましたかというところから~… 山内「あぁもちろんそこはそうです!」…~ この雁琳のところに,こういう研究があったので,ということなんです」

(注:ここ山内さんが食い気味に大声過ぎて聞き取れず)

再度の本人確認

学部長「これも山内先生がこれだということも間違いないということなので…ただ,その Twitterアカウントについては先生が使われたかどうか,ここではお答えできないということですか?」

山内「それをどうやって特定されるのかよくわからないですねぇ…えぇ」

学部長「先生がそれというのは,認められるつもりはないということでよろしいですか?」



山内「いや,だってTwitter匿名ですからねぇ!私はその…私自身がこういう者であると申し上げたことはありませんからねぇ……Twitterに関していまここでも……Twitterアカウントがこれだ!と言ったこともないので,ハイ



学部長「その Twitter で……

中井「あの,そちらのペーパーの2枚めの下なんですが,私達がさっきまで伺っていたのはここにあるんですが,”雁琳とは『正論』2021年6月号に寄稿しておるその中でそう名乗っておられます” ということなので,Twitter の中で『正論』に書きましたよ~というようなことを…

学部長「そういう投稿がある?」

山内「ほょ~はいはいはい……まぁ,そうかもしれないんですけど,これが本当にそうなのかどうかっていうのは,またちょっと第三者の方に判断していただかないとわからないじゃないですかねぇ」

学部長「先生自身もわからないということでよろしいですか?」

山内「まぁ,こうやって特定されておられるわけですけどぉ……まぁこの方もそうなんですけどw」

学部長「〈誰か〉がこれを書いているんじゃないかと,先生はお考えであると」

山内「えぁ…その,私からは答えられないです」

学部長「 “答えられない” ……,ご本人かどうかを?」

山内「そうですねぇ」



(………長めの沈黙………)



この会話の後はどうするのかについて

中井「このお答えは,弁護士の方を通じてなり,もしくはまた先生からお答えいただけるんですか?」

山内「もちろん……はい,もちろんです」

中井Yes か No かのお答えをいただかないと,私達はこの最後の〈求め〉に応じられないことになってしまますので……」

山内「ふむふむ……これがわからないとってことですか……あぁ~まぁそうなりますねそういう話ですと……私がこれをそうだと,まぁ仮に答えたとして,それで終わりになるんですか?」

中井「終わりです」

山内「はぁ~ん……それはでも,依頼人の方にその話が行くんですよね?」

中井はい大学として申し入れを行ないました;申し入れしていただくことを認められておりますと」

山内「そこはちょっと答えられないンですねぇ,そうすると」

学部長「答えられない?」

山内はい,そこは答えられません」

中井「わかりました,じゃあご相談いただいて改めてお返事はいただけると,そういうことで」

山内「わかりました,はい……これは,それだけになるんですかね?」

中井「そうです~それだけしか求められておりませんので……今日はもうそれだけ」

山内「なるほどなるほど~わかりました」

中井「これは学園あてのものですので,一旦あの,回収はさせていただきます

山内「わかりました,ちょっと見ていいですか,すみません

中井はい,どうぞ」

(注:山内さん確認中…………会話から少なくとも3ページはある印刷物だが,おおよそ20秒弱程度沈黙流れる

山内はい,わかりました……」

中井ありがとうございました~~そうしたらまた,お待ちしてますので」

山内「すいませんわざわざお時間とって頂いて…これはまたそちらからお伝えがあるんですか?」

中井「いえいえ,あのわからないことあったら~~~XXXXしてください」

(注:退席時の衣擦れ音により全く聞き取れない)

山内「わかりましたわかりました~……あのちょっとからないんですけど,そんなでもおまたせすることでも~ないのかもしれないですね」



(注:以降衣擦れで不鮮明.別れの挨拶いくらか交わして終了)






追記:2022/01/22 17:45



> “今後他大学教授に対する性差別的な誹謗中傷計画しないよう”

は,そう聞こえないこともないけど,文脈社会常識から誹謗中傷を『継続』しないよう」がただしい気がしてきたので変更します.

流石に〈計画すること〉それ自体をやめるように求めるってのは "内心の自由制限しにきてるようなもの" なので,代理人弁護士がそんなことをやるとも思えませんし……


このエントリ一次資料にされたら困っちゃうけど,広くいろいろな人々がサクッと知るためにはこういう文書として残すのも必要よね.

他にもなんか間違いありそうだったらご指摘いただけると幸いです……




5分でわかる・なぜ人文の学者が次々と反フェミ発言で自滅するのか?

バックラッシュフェミニズムへの反動)じゃない。そこにあるのは苛立ちです。

実は人文学には序列があります既存人文学トップ歴史です。理系で言えば物理学に当たる。

人文で一番偉いのは哲学だと思ってる人がいるかもしれませんが哲学一種不思議ちゃん理系では数学。そういうあたりから考えていくと、根幹にあるのは既存の人文(の大学教員枠)が学問モドキに食い荒らされてる、という苛立ちだとわかります

学問モドキって何か?

はい文学者とか歴史学者と見せかけても、既存人文学のどっかに取りついてマイノリティーの視点差し込むことで論文を量産するカルチュラルスタディーズ(略してカルスタだって例は多いんです。これは既存人文学とは全然違うものです。カルスタは要は既存人文学から見ればハメ技の学問モドキなんですよ。それが、大学院重点化と独法化と競争資金化の流れにマッチして大流行したのがこの20年です。

このなりたちを捉えてないと完全に見誤る。

そのときに使われる「マイノリティーの視点」の最たるものジェンダーだってのはわかりますよね。アメリカだと人種も大きいですが、日本だとジェンダーばかり出てきますアイデンティティーが焚き付けやすいからですね。

自滅してる人文学者がそういう既存人文学だってことに注目しましょう。

歴史学者は「社会学(これは厳密にはカルスタです)みたいな賑やかしのチンドン屋猿回しは失せろ」と思ってるのに、どういうわけかそのチンドン屋がのさばりでかい顔をしつづける。イラつきますよね。

歴史学者はでも、イラついても言えない。言ってしまうとあまりにも特権意識があからますぎてしまう。それでも不満は消えないから、ジェンダーなんて本当の人文学じゃない、という意識から余計なことを書いてしまう。それで、みんなただのジェンダー問題バックラッシュだと思ってしまうんだけど、実は全然違う。

既存人文学カルスタの間の戦争なんです。

2022-01-21

anond:20220121174136

全員頭がいいしどうせみんな進学するという前提の学校はその意味で均質な学校から軍縮条約いらんのよね

親も学問することに意味があると認識してる層しかいないし

anond:20220120142843

① 君が読むべきは「ナチス批判である。 

 恐らく、優生学とはなにか、のところが曖昧から解説にたどり着いてないところがある。

 優生学とは、科学学問立場ではない

 そして科学でないことが優生学が誤りである理由の大部分である

 ナチス政権は、当時、「最新の科学合理性に基づいて政策を進める」と標榜していた。その「最新の科学」の筆頭が優生学であったのだが、実は優生学科学的根拠に乏しく、今でいう俗流進化論の水準にも達していない。当時からしてもすでに素人っぽい勘違いや都合の良い前提を数多くの含むものであった。

 科学ではないので、科学として優生学の誤りの詳細を検索しても、大して詳しい解説は出てこない。それが主に語られているのは、文系科学の分野だ。学問ではないので、単語としても、優性思想、とか使う。

 ナチスがなぜ誤りだったのか、みたいな歴史分析の本を探すのが近道だろう。

 

② なぜ優生学科学ではないのか

 一番大きいのは、自然界は弱肉強食である、という素人ありがちな勘違い採用していること。

 優れた遺伝子を持った人が優れた子供を残せば反映するであろうそれが進化だ、とかいう考えが根本にある(そしてなぜかアーリア人が優れていてユダヤ人が劣っているとかいう話にする)。

 これが明確に間違いで、自然界は弱肉強食ではなく、適者生存であるライオンやゾウであっても滅びるし、アリやミジンコであっても繁栄する。また、アフリカ繁栄したアリンコをヨーロッパに運んで来たらそれだけで滅びる。兵士に適した遺伝子を持った国民が増えたら、農業が壊滅するかもしれないし、パソコン天才になる遺伝子を持った人は、ナチス当時は無能以外の何物でもなかったかもしれない。万能の天才になる遺伝子は、伝染病抵抗できない特性を同時に持つかもしれない。

 つまり、優れた遺伝子、などと言うものはない。何が優れているか場合による。

 それは当時の進化論でもすでに判っていたが、ナチスはそれを判ってなかった。科学を判ってない奴らがぶち上げたのが優生学という訳だ。

 

③なぜ優生学タブーなのか

 ナチス以前にも、類似の発想がずっとあり、差別活用されてきたからだ。

 例えば、骨相学、がブームになったことがある。

 これは20世紀よりも更に前にあった科学分野だ。頭蓋骨の大きさが判れば、脳の大きさがわかる。脳が大きいということは賢くて優秀である。そして、白人頭蓋骨は大きく、黒人頭蓋骨は小さい、という話だった。実際には、そんな事実はなく、骨相学の専門家はわざわざ頭の大きい白人と頭の小さい黒人頭蓋骨一生懸命に探し出して、それをデータと称していた。そんなこんなでブーム消滅し、いまでは疑似科学とされているのだが。

 つまり差別科学(っぽさ)を利用するという発想は、優生学以外にも普遍的だし、常に行われているのだ。

 それ故に、科学っぽい差別言説を言おうものなら、「てめえ例のイカサマをしようとしてるんじゃねーだろうな?」という目を世間から向けられる。母さんオレオレ、オレだけど、みたいな電話が家にかかってきたときの感じに近いかな。

 タブーになってるのは、優生学の内容ではなくて、科学っぽく差別を語ることなんだ。

anond:20220120204838

貧乏なのに研究者になるからそうなる

学問芸術は食べるのに困らんやつが暇潰しでするくらいじゃないと自由にできない

anond:20220121023025

優生学学問じゃないからね。一生サンプルn=1の話をしてればいいと思うよ

2022-01-20

anond:20220120142843

なぜ駄目かというと、植物とちがって失敗作を枯らして捨てることができないからです。

優生学というのは遺伝子の選別をします、悪いものを捨てます、ということです。

でも、人間遺伝子は(たばこモザイクウイルス大腸菌とちがって)めちゃくちゃ複雑にできています

ものすごくできの悪い遺伝子セットができてしまえば母胎で受精直後に死にますが、

グレーゾーンはいくらでもうまれてきます

というか、100%優秀な遺伝子同士からでも、0%に近い子供が生まれたなんてのはよくあることです。

そのグレーゾーンが今発達障害といわれているもので、もともとは普通の100%に近い扱いをうけていた優秀な遺伝子のあつまりなんですよ。

今生きている人たちは全員、その時代結婚できない人もいるなかで結婚して子供もつくれた勝ち組同士の子孫です。

そう考えると、なぜ今の状態だけをみて勝ち組選別してはいけないかがわかるとおもいます

もういちどいいますが、今この状態不妊も解消できない少子化の今こそが、

知性が高くコミュ力高く顔もよく勝ち組同士だけが結婚できるというのを3000年くらいつづけてきた結果なんですよ。

幸せになりたいのなら、そういう勝ち組遺伝子もちのはずの人たちになんかいいわけつけて負け組というレッテルを貼りつけてまわる

そんな仕組みの方をどうにかしたほうがいいです。まあ学歴社会とか、社畜至上主義かのことですが。自営業って知ってる?

あともうひとついうと、将棋の強い人の親や兄弟や親戚つれてきて将棋やらせてもぜんぜん駄目ですからね。藤井羽生の前に天才棋士といわれた加藤一二三さんにも子孫はいるけど将棋全然でしょ。https://xn--p8jxdhd0kva0119ftqhsvq.com/2019/03/12/katou-hifumi-kurisuchan-kazoku-kodomo/

先祖代々の遺伝子が効いてるのかも、っていえるのはスポーツ家系あいつらは胃腸がつよくてものすごくランゲルハンス島も働くタイプのかけあわせ。

メダルいくつかとった室伏広治さんは親が両方とも陸上メダリストでしたっけ。

でも、それだって割のいいギャンブルしかない。

今は自動車トラクターなどの機械を扱えるほうがクズだろうが安定して稼げる。

からそういうメダリストばっかりふやそうとはみんなあまりおもわないんですよね。

知性については遺伝子の偶然と育て方のほうが問題ですよ。

将棋という一つの尺度で生きていける世代もたぶんあと50年くらいですな。

それから先はAlphaGoのようなAlpaSogiというAIを組めた人のほうがずっと勝ち組です。

そういう才能も今クズといわれてる人たちのなかに埋もれているのかもしれませんよ。

あと、そういう偽科学典型たる「優生学」(骨相学とおなじくらい何も学問ではないのだが)を独裁者がやっちゃったドイツとか北朝鮮、今、全然発展してないからほんと気をつけてね。

から自分語りするくらいには病んでる20代後半の女だよ

最近、閉塞感が半端ない

何もしたくないし、何もしなかったらすごい後悔するっていうのを1週間くらいやってる。寝るのも怖い。

数年前に仕事辞めた。その瞬間コロナになってろくに出かけられもしないし、出かける予定もなくなったから余計引きこもってる。

友人とかと何とか予定をいれると普通でいられるのだが、家にいる病んでる自分と外面が違いすぎて解離してる気持ちになる。

数年前に仕事をやめた。

多分、これまでけっこう真面目でいい子でいなきゃメンタルでやってきた。学生時代特に

んで、大学でも子どもとか福祉とかの社会問題解決しようみたいな学問に励んでいた。

んで、仕事先もそっち系に進んだんだが、ここで馬鹿みたいに誰かの家庭環境とか心情に引きずられ過ぎて、仕事であった出来事自分精神を切り離せなくなった。

色んなことがあって、なくなるし、うまれるし、みたいなことがあった怒涛の数年だったと思う。

それで何かはじめて、辞めた。

もう少し淡々仕事に臨めていれば、多分辞めずにすんだのだが、自分には適正がなかったらしい。

辞めた時の解放感たるいなや、半端なかった。自由ってこういうこと言うんだなって思った。

それから数年経って今。コロナも明けないし、全然みらいも見えない。

また同じ職業に就くことはできないと思う。から自分淡々とできそうな仕事を探そうと思ってる。

朝起きるとあーーーー。となって。耐えられないみたいな、生理か?みたいなことある

挫折したなとも考えるし、仕事

そしてここについつい日記を書いちゃうんだよね。

なんか生きるために日記書いてると思う。すまんな。

2022-01-19

anond:20220119095941

フェミニズム女性学って、ガチでそういうママ性を褒めたたえていたはずんなんだけどな。

 

まあこれについちゃ、ツイフェミ不勉強というより、学問現実を見てなかったんだろう。

2022-01-18

ワイが小中学生ときジプシーロマ民族と言い換える形で習ったが、実際にはジプシーははぐれ者の総称であって特定民族ではなかったみたいね

ロマ民族と言い換えてしまうのはかえってロマ民族に対して侮辱的であろう。

今はそれぞれの自己主張 (アイデンティティ) を尊重した呼び名や分類にする潮流があるようだが、それを認めたら学問破綻するだろうし、ま、なかなか色々と難しいね

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