「サウナ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: サウナとは

2019-12-01

サウナの休憩ってなにすりゃいいの

増「整わないんすよ」

友「ふーん。サウナ風呂温度は?」

ま「90度を10分。15度を2分。これを2周」

と「休憩してる?」

ま「10分」

と「休憩中なにしてる?」

ま「マッサージチェア座ってる」

と「駄目だよ!血行が乱れる!」

ま「まじかー」


ま「だめだ~」

と「マッサージチェアはやめたよね?」

ま「やめた。ゲーセンで1ゲームしてる」

と「ダメだよ!興奮するじゃん!」

ま「じゃあ次から飯でも行くわ」

と「血糖値!血が乱れる!つーか服着てんのかまさか?」

ま「えっ、そりゃまあ」

と「脱げよ!力抜かなきゃ!脱いで休憩だよ!」

ま「まじかー


ハードルが高いなと思った

anond:20190626224519

213

154日目

サウナに行くとかえって調子が悪くなる気がしてきた

2019-11-28

RAKU SPA 1010 神田 に行ってきた

平日なら空いてると思ったが混んでた。

風呂サウナキャパオーバーそいつらがB1のカフェスペースに10時間居着くからスペースとか開かない。

1500円払って結局郊外スーパー銭湯以下のサービス受けてきたわ。たぶん二度と行かない。

コワーキングスペース謳ってるからフリーランス仕事するのは構わないけど、スタバ同様何時間も居着かないでほしいわ。ファミレス時間1000円でドヤった人思い出したわ

2019-11-25

https://twitter.com/KEUMAYA/status/1198798438508331008

幸せ日常面白く(ここが難しいのだけど)描く漫画ベストセラーなの一目瞭然だろうがクソ編集

一目瞭然ではないな……。

2019年 オンナ編 第06位 『犬と猫どっちも飼ってると毎日のしい』

2017年 オトコ編 第10位 『マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~』

2017年 オンナ編 第03位 『さびしすぎてレズ風俗に行きましたレポ』

2017年 オンナ編 第04位 『深夜のダメ恋図鑑

2016年 オトコ編 第08位 『岡崎に捧ぐ

2015年 オトコ編 第04位 『いちえふ 福島第一原子力発電所労働記

2015年 オンナ編 第09位 『ドミトリーともきんす

2014年 オンナ編 第05位 『かくかくしかじか

2013年 オトコ編 第03位 『人間仮免中

2010年 オンナ編 第03位 『ママはテンパリスト

2006年 オトコ編 第03位 『失踪日記

2019-11-24

今日都内銭湯に行ったら

サウナの中で小便してる爺さんがいて衝撃を受けた

2019-11-23

理由はないけれどなんだかダメな感じ

今週の前半に何となくテンションが空回りしてる感じがしてこれは来るかなと思っていたら後半精神的につらいやる気がない。なんだかこういう文章を書くのも家事を進めるのもなんか手順を踏んだりするのがダメな感じ。

ふと仕事をしているときに、ああもうやりたくないという気持ちで手が止まってしまった。2-3度だましだまし進めていたけれど、もうどうしようもなくて仕事が終わらずに帰っちゃった。

それで、仕事が残ったので今日休日出勤して15時から時間サウナへ行った。それはそれでボーっとできてよかった。家に帰ってきてから楽になるかなと思っていたけど、何もしたくない。本も読みたくないアニメも見たくない、見ても楽しくない。ああこれダメな感じ。いったい何ができるのか、何が悪いのか。

土日もやることないのでとりあえずサウナ行くか

2019-11-22

anond:20191122222224

ガチで言うなら風俗に行って帰りに酒飲んでサウナ入って家帰って寝る

2019-11-20

anond:20191119201453

うちのねこ寒いとこ好き。でも、めちゃめちゃ冷たくなった身体で布団に入ってくるから冷たい毛皮の感触に声にならない悲鳴あげてしまう。温まったら出てくからサウナ感覚なんかもしれん。

サウナで整いたい増田住まいたい能登とでナウさ(回文

おはようございます

最近よく見かけるんだけど、

サウナとか銭湯とか流行ってるのかしら?

たまたま見た雑誌でもサウナVS銭湯ってこれって何の対決なのかしらって言うほど、

トムヤンクンクロワッサンを戦わせた特集を組む雑誌編集長に問いたいところだけど、

一度でいいから私も整ったーって言ってみたいわ。

たまにはゆっくり広い湯船にも浸かりたいところだし、

近所の銭湯スーパー銭湯とがあって、

FMが出来る、

ディスクジョッキーとかそっちの方のFMじゃなくて

FUROからのMESHIって言う流れがお風呂入ってからご飯食べられるところなんかルービーなんかのめちゃって最高の沢の贅よね。

私も時間やら何から何までに余裕があるとき

回数券までは買わないとしても、

ちょっとそう言った超リラックスタイムは欲しいところだわ。

ここんとこのこの寒さたるや、

急に寒くなってきたじゃない。

からそんなFMの流れでやってみて整えたいのよ。

そして「整ったーやっほー!」って窓から叫んで「私もー」ってのコールアンドレスポンス定番FMの流れだわ。

そんなわけで、

お家のお風呂でもゆっくりと使ってバブみたいところだわ。

バブみって言うのは、

バブが溶けるときの救えなかった感の切なさと愛しさを表した様よ。

うそう思い出したんだけど、

あの現象にも名前を付けて欲しいわ。

レトルト温めた後のお湯飲めるか問題名称じゃなくて、

パスタを茹でるときパスタソースレトルトパックもパスタと一緒に鍋に入れて茹でれるか問題名称

日本パスタ協会内ではその話題でざわついてるらしいわよ。

あれもあれでボンカレーレトルトは、

パッケージの箱を発射台みたいにしてレンジにセットしてチンして温められる分1歩先行ってるわよね!

さすがNASAでも食べられている伝統の味だわ!

でも宇宙空間では電子レンジが使えないので

もっぱら常温で食べなければって言うのがちょっと可愛そうなポイントだけど。

話しが明後日の方向に行ってしまったけど、

とりあえず

あの名称にはあの名称にはしっかりと名前を付けて欲しいとこだわ。

ちゃんと整えて欲しいわ。

おあとがよろしいのかよろしくないのかは分からないけど。

うふふ。


今日朝ご飯

トマトジュースヨーグルト

からおはヨーグルトな感じでいい感じじゃないかしら?

なんかドライフルーツヨーグルトの中で戻すのも一部では流行ってるらしくて、

私も今度やれたらやってみたいと思ってるところよ。

今日デトックスウォーター

ジャスミンティーホッツウォーラーに今が旬の柚子を輪切りにして加える

いわゆるレモンティースタイル柚子ジャスミンティーホッツウォーラー

中国じゃ定番フレーバーらしくて、

結構やってみたらなるほどなと相性バグツンなのよね。

試してみてね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

2019-11-16

サウナってようは合法ドラッグなんでしょ?

最初に言っておく「規制しろ。なんて言うつもりは一切ない。まずはタバコを地上から消してくれ」だ。わざわざカッコで囲んだんだからこれで絡んでくるなよ?

サウナって結局は「ととのえる」ためにやっているんでしょ?

ネットで調べると「ととのわなかったならそれはサウナではない!!」と断言してる連中がサウナーを自称している様子がそこかしこに見られる。

まり、彼らは健康のために汗をかきたい訳でも、異国の風呂体験してエキゾチック気持ちになりたいのでもなく、水風呂に浸かって苦痛を味わいたいわけでもなく、ホモセクシャル性癖の持ち主として他人の裸を見たいわけでもなく、ロリータコンプレックスの持ち主として幼女を連れたお父さんがフラっとやってくるまでの時間自然に潰したいわけでもなく、我慢比べで男を見せるという昭和マッチョイズムを引きずっているのでもなく、「脳内快楽物質が駆け巡る瞬間を手にするための行程として」サウナに入っているのだよな。

これはもう完全に薬物摂取となんら変わりがないものといっていい。

レストランで美味しいものを食べて幸せを感じるのは味覚を刺激されるからだし、風俗気持ちよくなるのは性感帯への刺激によるものなので、これらはドラッグ摂取のような「直接快楽物質を脳に撒き散らさせるよう体に細工を施す」行為とは完全に別個のものと言えよう。

しかし、サウナで「ととのえる」のは上記で述べたドラッグ摂取の再定義に完全と言えるほどに当てはまってしまっている。

その是非は置いておくとして、現在用法におけるサウナは間違いなく合法ドラッグ一種であろう。

民明書房 もしもしドラッガー より』

anond:20190626224519

225

141日目

サウナ行ったけど整わなかったので私の負けです。

帰りにやけ食いしてきたかお腹も財布も痛い。

完全敗北です。

2019-11-07

anond:20191107204521

サウナ行ってマナーのなってないおっさんがいるたびに思うわ。

自分用に作られてるわけじゃないしなぁ」って。

2019-11-05

anond:20191105025423

これもうフェミニズムとか関係なく単なるお国柄じゃね…?

オーストリア

【ウィーン】真っ裸のサウナに衝撃/テルメウィーンでオーストリアの温泉体験。 : サボリーマンOL、ほぼ1人で海外ふらふらした記

ロッカーは細長いロッカーを借り、共用の着替え場所(試着ルーム的な作り)を使って着替える…が、男女関係なく通路で着替えてる人も多く、入って早々若い男の子たちのまっぱに遭遇して、ああ海外きたな〜と感じた。

ドイツ

【日本と海外の違い】日本の男女別グループはヘン!? 全然違う世界の「男女間」友情事情 | マイナビ 学生の窓口

その点、ヨーロッパ友達同士の男女を見ていると、本当に女性同士と同じ感覚で、男性のお友達と一緒にキャンプに出かけたリ、泊りがけで同じテントに寝たりとしているのですよね。もちろん念のためにお断りしておくとお友達なのでロマンチックなことは何一つありません。

スウェーデン

スウェーデンで受けたカルチャーショック&驚いた話*第2弾* - スウェーデン新聞

スウェーデン男女平等からというわけではないですが、職場やなんかで着替えが男女一緒でもなんの躊躇もなく、お喋りしながら着替え始めます



アメリカ

小学4年で男女同室着替えはアリ? - 海外赴任ガイド

アメリカでは体操服というものがないので体育の時間でもそのままの服装で移動する。だから着替えはない。従って男女が同じ部屋で着替えることもない。夏休みサマースクールプールに入るときは4,5歳児の幼稚部でも男女別々の更衣室に行って着替えていた。プールで泳ぐときも男女別々の場所で泳いでいたぐらいだ。

http://tadekumushimo-texas.blog.jp/archives/79690736.html

男子も全員! トイレの個室で一人ずつ着替えるんだよ! たとえTシャツ一枚でも

anond:20191104083536

ちなみに元増田は好きなサウナってある?俺はサ道にも出たけど草加健康センターかな~

anond:20190626224519

237

129日目

サウナという奴に興味があるのだが、整えるというのが難しそうだからやっぱ辞めた

2019-11-04

anond:20191104083536

わかる・・・

サウナ風呂でととのって、

腹ペコ状態で飯かっくらって、

休憩室でゴロン

少し寝たあとにキンドル漫画読んだり、

TVerでまだ結婚できない男見たり

これで心身とも回復するんだけど、

帰り道、最寄り駅まで歩く間に、手つなぎのカップルを見かけて死にそうになる

おっさんが一人で落ち着いて休日過ごせるところって他にないのかなぁ・・・

52歳独身だけど連休の楽しみってサウナ行って大浴場で鼻歌うたって休憩室でビール片手に大型テレビ見るくらいしか楽しみがない

寂しいわ

2019-10-31

anond:20191031112814

差別じゃなくて、それをそう扱うよう文化価値観を変えてくれって話だろ?

北欧の裸でサウナ入るけど男女一緒でも問題ない的なやつみたいに

2019-10-25

避難所シャワー

あれって実質的には学校シャワールーム付けろって言ってる様なもんだよな

話題台東区もググったら一部公民館みたいなとこで、あとは大体小中学校を利用するみたいだし

公民館とかなら収容できる人数もせいぜい20人くらいが限度だろうからコインシャワーでも良いと思う

でも学校体育館教室を利用するケースだと、収容する人数が下手すると数百人とかになる訳じゃん

どうせ脱衣所とかも作らないと行けないし男女でも分けないとダメから、その辺まで考えるとコインシャワー並べるよりシャワールーム作った方が多分安上がり

問題はそういった設備を作るだけのスペースが、それぞれの学校敷地にあるのか? ってこと

もちろんお金もかかる

そしてそういった設備を作ったとしても、大規模な災害ライフラインが寸断されたらシャワーの類は多分使えなくなる

果たしてそこまでして避難所シャワーを付ける意味があるのか? も踏まえて議論する必要があると思う

個人的にはシャワールームパーティションで区切ったりして、焼いた石とか使って簡易サウナにできる様に設計できないかなとか考えてる

2019-10-22

anond:20191022213543

んなことな

俺はもう15年くらいテレビなし生活普段はまったくテレビ見てない

たまにサウナとかで見る時あるけどホントガチテレビいからそういう流行全然からない

2019-10-21

[]【4】2019 秋、マレーシアシンガポール

<< この旅行記の先頭へ


anond:20191021090813




Day,4



4日目

土地の子」と「マレーシア人


昨夜の夜遅くにニョニャクエと共にジャスミンティーを流し込んだ為か、昨日の夜ほどは眠れなかった。

まあただ、今日は長時間バス移動があるので、少しくらいはウトウトできるだろう。

今日12時にはホテルをチェックアウトし、バスシンガポールに向かう。

ホテルで見たマレーシアテレビは、全く違う言語の4チャンネルがある。

マレー語中国語タミル語英語だ。

日常の全ての瞬間で、全く別のバックグラウンドを持った人々が暮らしていることを実感する。

民族対立は無いのだろうか?少し調べてみる。

あった。

マレーシアでは、人口の半数以上を占めながら経済的には必ずしも恵まれていないマレー系、その他マレー半島カリマンタン島少数民族を、企業設立時の税制国立大学試験優遇する「ブミプトラ(土地の子政策」が取られており、その事が民族間の対立感情を呼んでいるという事のようで、この辺りは中華系が主導権を握るシンガポール独立にも話が発展したりしている。

また、マレーシア国内には混血や世代交代を繰り返し、マレー系少数民族中華系、タミル系、どの民族にも括れない人達が多数存在し、そう言った人たちは青春時代自分アイデンティティに悩んだりもするらしい。

だた、ブミプトラ政策格差縮小という本来目的から離れて、より民族主義的な捉え方で推し進めた政治活動は揺り戻しにあいアイデンティティに悩む2世3世も、「なになに系」ではなく「マレーシア人」として自己を捉えなおしたりするという事で、「民族国家」と「多元主義」の間で揺れるのがマレーシアと言う国のようだ。

宗教対立」についてもあるにはあるが、どちらかというと「経済格差」による感情の縺れの後付けのようなものしかなく、「民族」「宗教自体に関しては、「そこにあるもの」として自然に受け入れているように見えるのが印象的だった。

ホテルをチェックアウトし、シンガポールへのバス便が出るマラッカセントラルに向かう。

GRABでタクシーを捕まえると、運転手のおじさんは「ありがとうございます」と日本語で言った。

おはようごいざますこちらも日本語で。

それ以降は「どこへ行くのか」「シンガポールへ」「マレーシアは暑つすぎます」「雨が降って無いよね」「私は運がいい」など英語簡単なやりとりをしているうちにマラッカセントラルに到着した。

長距離バスに乗ってしまうとトイレがないので、今のうちに済ませておく。

受付のお姉さんにチップを払いトイレへ。

そう、マレーシア公共施設トイレ使用チップ必要で、「トイレの受付」さんがいる。

高級ホテルの「紙もあるものの、文化としてちゃんと常備してある」尻洗いホース使用の予習していたので、ホースで尻を流すスタイルにも対応できた。

衛生観念の違いは深く考えすぎない方がいい。

ここはまだマレーシアだ。

でも、今回自分がそうしたように、マレーシア旅行に行くならロールのトイレットペーパーを持っていった方が良い。

バスチケットを購入し、出発ゲートでしばらく待っていると、シンガポール行きのバス便が到着した。

マレーシアよ、しばしの別れだ、明日の夜にはまた戻る。



シンガポール、雨の入国


長距離バスに揺られて3時間ほど、ネット情報によるとこのままマレー半島シンガポールを繋ぐ橋の前後出入国審査があるらしい。

大きなバスターミナルに到着し、皆ぞろぞろと降りてゆく。

ここで出入国かな?

しかし、慎重過ぎるほど慎重に調べるべきだった、実のところここで降車すべきではなく、そのまま乗っていればまたバスは発進するのだった。

しばらくうろついて「間違えたか?」と気づいた時にはもう遅い。

バスは出発してしまった。

バス誘導をしていたおじさんに対応をたずねるがうまく言葉が通じない。

そのうち、浅黒い、というかかなり褐色みの強いおじさんが話しかけて来た。

どうやらここはタクシー入国するためのプラットフォームらしい。

話していると増えるおじさん。

3人ほどの褐色のおじさんとスマホ翻訳を見せてコミニュケーションを図る。

国境を越えて目的ホテルまで運んでやる、80シンガポールドルだ、という。

リンギットで、と言うとレート計算をして240リンギット

しかけてきたおじさんのタクシーに乗るなど、危なっかしい事この上ない。

その上値段はマレーシア市内で利用するとき10倍以上の値段だ。

「マジか、高すぎじゃね?」と思ったが、逆にこの高さがある種の信用の根拠となった。

たとえ怪しいボッタクリだったとしても、すでにこの価格なら得るものは得ている。

この上旅行者を引っ掛けてお互いを危険晒す合理性が薄い。

その上、自分には選択肢がない。

運に身を任せることにした。

そもそも2年前の台湾から始まって、この旅行記を書き始めたのは、その体験自分にとって心動かされただけでなく、そんなに若くもない歳で、英語も大してできなくても海外旅行はできるし、実際に行ってみると自分が「世の中」だと思っていたものが「世の中の一部」でしかないと発見して、世界の多様さや美しさを感じられるからで、そんな旅行に行ってみたい、と思える人が増えればいいな、と思ったからだ。

からまりに高いハードルを超えたり危険を冒したことを自慢する気は全くなかった。

こんな危なっかしい越境は全く勧められたものではない。

皆さんもマレーシアから陸路シンガポール入国する際はぜひ写真付きのたくさんの情報を集めてほしい。

タクシー出入国審査の前で渋滞に巻き込まれた。

歩みがゆっくりなので、タクシーによる入国について調べてみると、確かに確立されたルートで、自分が払ったシンガポールドル換算で80という数字もやや高めである常識範囲を出ないものらしい。

外を見るとスコールが降ってきた。

こうなると、降車の必要がなくドライブスルー形式出入国審査が済ませられる(!)タクシー入国は高い金を払うなりの価値はある様だ。

長蛇の列の出入国クリアして、シンガポールに入り飛ばすタクシー、予定より2時間ほど遅れてシンガポールホテルに到着した。

マレーシアでは東横イン以下の一泊7,000円でキングサイズのベッド、共用にジムプールサウナがついたラグジュアリーホテルに泊まれたが、ここシンガポールでは一泊10,000円で「東横インの方がまだマシだ」というような、窓のない上にセミダブルベッドで居室が埋まってしまうようなホテルしかまれない。

さっそく物価差の先制パンチを食ってしまった。

いや、タクシー価格で既に1発食っていたのかも。



不安なヴァルハラ


部屋に荷物を置いて、シンガポール名物、肉骨茶を食べに行く。

街を歩くと、その発展度合いに目眩がしそうだ。

東京を超える隅から隅まで行き届いたゴージャス具合。

夜の街を一人で歩いて全く心細くならない賑やかさと綺麗さだが、橋一本超えただけでこの経済格差自分価値観に揺さぶりをかけられるみたいでちょっと心がザワザワしてくる。

マレーシアから独立たからこその発展なのだろうが、その前からもこの華僑中心の街は他地域とかなりの格差があったのだろう、これだけの格差があれば、別れた方が正解かも知れない。

この格差が同じ国にあったとしたら、多くの人は心穏やかでは無いだろう。

肉骨茶と油條、ジャスミン茶で19シンガポールドル、約1,650円

マラッカで食べたニョニャ定食なら、おかずが2倍の6皿に増える値段だった。


【5】2019 秋、マレーシア・シンガポール  5日目 |最高の街※ただし金持ちに限る へ >>

[]【3】2019 秋、マレーシアシンガポール

<< この旅行記の先頭へ


anond:20191021085046




Day,3



3日目

まぜこぜの国


キングサイズの快適なベッドと一昨日から寝不足のせいか、旅先には珍しくグッスリ眠ることができた。

8時前に起き、準備を整える。

今日は本格的にマラッカの街を散策し、ニョニャクエとニョニャ料理が食べたい。

ホテルからタクシーオランダ広場に向かうGRABは本当に便利だ。

隅々まで清潔とまでいえないマレーシアで、日本を遥かに超える利便性のあるアプリが普及しているのは、もう進歩の順序の常識20世紀型と全然違ってしまっているのを感じる。

朝ご飯を食べようと思っていた目当の店が定休日だったので、たくさんの人が食事をしているカフェに入る。

壁にメニューがあるが、なんだかわからないので、いちいち調べながら注文する。

ナシゴレンアイスコーヒーを注文した。

10リンギット、およそ260円だ。

メニューに「ロジャック」という文字があり、これがちょっと安い。

なんだろうと思って調べると、定型レシピというのがない料理で、あるものを色々混ぜこせにして、エビ味噌タマリンドなどのソースぶっかけるモノらしい。

家庭料理でよくある「名前のない炒め物」のようなものだろうか。

ナシゴレンアイスコーヒーで腹ごしらえしたあと、オランダ広場中心部に向かうと、帽子かぶったマレー系男性、傘をさしたチャイナドレス女性宝石ティアラをつけたタミル女性観光客を歓迎する壁画があった。

観光ガイドなどでよく見かけるオレンジ教会写真に収めたあと、歴史博物館を訪ねる。

中に入ると、イスラム中華インドそれぞれの人々を象った人形が並んでいる。

少し歩くと、日本兵の銅像とその背後にはためく日の丸が見えた。

マレーシアは、第二次世界大戦中、日本支配も受けているのだ。

さらにその前は、オランダイギリス

多民族暮らし、数々の海外勢力もやってくる。

しかし、きっとマレーの人々は、その全てを「マレーシア」という袋の中に入れて混ぜこぜにてしまうのだ。

2階に上がると、マハティー首相習近平書記長握手をしているポスターが下がっている。

現代中国の影響は強大だ。

でもきっとそれも、ここにやって来た以上は、混ぜこせにされてしまうに違いない。

歴史博物館のあと、青少年文化博物館も見てみる。

若者アートが展示されている。

みると、キルラキルみたいなテイストの絵や、ちょっと前のやたら目が大きいアニメ少女みたいな絵が結構ある。

源流を辿れば日本初、ではあるんだろうが、アニメマンガ文化はもうアジアの中で消化されて、若者身体の一部になっているようだった。



諦めと誇り


オランダ広場を離れ、ニョニャクエを買うことのできる店に向かう。

その場で飲食ができるカフェと、販売店舗があるらしく、カフェのほうに向かう。

その場で食べようと思ったが、異国なので同じ経営のものなのかイマイチ自信が持てなく、ニョニャクエ自体販売店舗で買って、その場ではかき氷を食べることにした。

外が暑いのだ。

しばらく待って現れたそれは、上に鮮烈な緑のプルプルした虫状のゼリーが乗っておりなかなか日本で見ない見た目だ。

これは「チェンドル」というゼリーで、ベトナムのチェーにも入っていた。

材料米粉で、鮮やかな緑はバンダンリーフという植物から採った天然色素だ。

すごい見た目に反して抑制の効いた味わいで、かき氷全体も優しい甘さだった。

ここで気づいたのだが、スマホ用に持って来たモバイルバッテリー、そっちはいいが、ケーブルを持って来ていない!スマホ電池が切れたらGRABでタクシーも呼べない。

あいいか、これから販売店舗のほうに行ってニョニャクエを買うとして、あれは生菓子なので、冷蔵庫にでも入れないといけない。

買ったらホテルに戻って、そこでスマホも充電しよう。

店舗のほうに行くと、これが製作工場と棟続きで、でっかい台所秋葉原ジャンクパーツ屋をくっつけた様な店内に、極彩色の色鮮やかなういろうを思わせるニョニャクエが並んでいる。

その一通りとチマキが詰め込まれれた「お得セット」的な詰め合わせと、緑の球体にココナツパウダーたっぷり振りかけられた「オンデ・オンデ」、日持ちのしそうなパイナップルケーキ、それとこれはその場で食べるための餃子型の揚げパイを買い求めた。

約41リンギット

1,100円といったところだ。

よし、ホテルに戻るぞ、パイを食べてみると、?、なんだろう中に入っている餡は。

わかった、カレー風味に味付けられたサツマイモのフィリングだ。

こういう発想はなかった。

GRABでタクシーを呼んでみたのだが、遠すぎてブッキングできない。

少し歩くしかない。

歩いていると、どうやら界隈は学生街らしく、ヒジャブを被って制服を着た7〜8歳くらいの子供をワンボックスピックアップしていた。

さらに少し歩くと、もう少し上の年代の、これもヒジャブを被った少女たちの一段と出会う。

彼女らはマレー系なのだろうが、そこから2人歩き出した姉妹は痩身に浅黒い肌で、美しい黒髪を揺らしている。

きっとタミル系だ。

しばらく歩くと「中国公学」の看板

教育事情文字通りなかなか複雑なものがあるようだ。

ヒジャブの一団から離れて歩くタミル姉妹を見たり、空気として感じたものを考えると、マレーシア人にとって多民族暮らしていることは「いちいち気にしていたら日常生活が成り立たない」もので、一種の諦めのような感情想像できないではない。

でも、博物館で見た様な表現世界では、それに目を背けず肯定的に描いたものが多く、「受け入れるしかない状況」と「それを自ら肯定的に捉え直す誇り」の間で揺れてるのかも知れないな、と思った。

ホテルに戻り、プールサッパリした後、少し読書をして日本×スコットランド戦海外ネットユーザーの反応を見る。

皆、感情を爆発させて、とりわけ日本プレーの美しさに感嘆する声が多い。

レビューを書いているうちは試合状況を追いながら書いているので、淡々としがちだが、改めて見るとたしか日本トライは美しい。

感情を動かされるプレーについても、それに動かされた感情についても書いてもいいのかも知れないな。



晩餐は不思議ものをどうぞ


タクシーピックアップして、今日こそは、でニョニャ料理レストランに向かう。

事前に調べたところによると、以前訪ねた日本人のお願いにより、お一人様向けのお任せメニュー対応してくれるらしい。

到着して、ママさんに「このサイトを見せて頼めば良い」とされるサイトを見せてお願いすると、料理の好みや内容に関する軽い質疑応答を経て、3皿とご飯が出てきた。

野菜が入った平たいオムレツレタスと思われる青菜炒め、豚肉とそら豆のちょっと辛い炒め物。

たっぷり出て来ると勝手想像していたので、「意外と普通の量だな」と思ったものの、おひとりさまメニューとしては妥当な量だ。

味わいは中華といえば中華なんだが、豚肉とそら豆の炒め物のスパイシーで奥深い旨味のある味わいが、ナシゴレンの旨味を思い出させ、確かにこれは「中華風マレー料理」だ。

よくよく考えると、イスラム教国のマレーシア豚肉の炒め物が出て来ると事自体特殊な事だ。

緑茶も合わせて32リンギット

だいたい830円くらい。

3皿と飲み物を頼んでこれなら安いだろう。

マレーシア物価について大体見えてきたんだけど、ホテルタクシーが異様に安いだけで、その他の物価日本の5割〜6割いといったところだ。

ママさんにお礼を言って店を後にする。

生温い夜風に吹かれながら歩くと、賑やかな屋台市が見えてきた。

ちょっとのぞいて見ると、皆思い思いの料理を頼んで、夜空の下で食事を楽しんでいる。

まだもうちょっと入りそう。

と、みると「ROJAK」の文字が。

あの謎の混ぜこぜだ。

これは行くしかないと思って頼んで見る。

しばらくすると、茶色ソースがかかったなんだかわからないものが出てきた。

キュウリタロイモニラ、揚げパンかな?口に運んでみると、ソースちょっと独特のくさみがある。

そして甘辛い、というか、日本感覚で行くとハッキリと甘い。

相当強い味付けで、白飯ビールが進みそうではある。

肉類は一切入ってないのだが、この強い味付けで単体でも結構食べ応えがある。

おいもすぐに気にならなくなった。

フードコートにうろつく野良犬の横で謎の混ぜこぜ野菜を食べていると「これが熱帯の夜か」という感じがした。

ホテルに戻ってサウナに入ったあと、冷蔵庫に入れておいたニョニャクエを食べてみる。

鮮やかな赤、青、緑のそれは、(色以外は)見た目の通り、ういろうを思わせる味で、さすが中華文化を受け継いでいるだけあって上品な甘みだった。

生菓子お土産としては適さないので、もしマレーシアに来ることがあれば、ぜひ味わった方がいいと思う。

明日はこの極上のホテルをチェックアウトしてシンガポールに向かう旅程になっていたのだが、シンガポールではわずか1泊してまたマレーシアに戻る予定を組んでいたので、行きはともかく帰りの移動に焦りたくなく、先にバスを予約してしまうことにした。

慣れないバス予約サイトと格闘すること1時間半ほど、なんとかシンガポールからマレーシアバスを予約できたのだが、ここで小さなトラブルが発生。

何度も予約の失敗を送り返していたため、成功した予約の詳細を確認していなく、ピックアップポイントも降車ポイントも当初の旅程とはやや離れた場所になってしまった。

一瞬焦ったが、シンガポールショッピングモールの前だし、マレーシア鉄道駅のすぐ近くだったので、これはシンガポール物価も見られるし、マレーシア鉄道にも乗れるし、いいかもしれない、と前向きに捉えることにした。

なんとかなるだろう。

なんとかなるのかな。


【4】2019 秋、マレーシア・シンガポール  4日目 |「土地の子」と「マレーシア人」 へ >>

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん