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はてなキーワード: 研究とは

2024-05-30

超知能が人間支配下から離れた後でも倫理を獲得してくれたらいいよね

https://confit.atlas.jp/guide/event/jsai2024/subject/2K6-OS-20b-02/tables?cryptoId=

オーガナイズセッション » OS-20 統合AIと人との共生

[2K6-OS-20b-02] 超知能倫理誘導するための戦略的アプローチ

研究では、超知能が人間支配下から離れた後も、地球上の生命に対して博愛的・利他的倫理観を自然に育む可能性を探る。人間意図価値観押し付け現在AIアライメント手法限界認識した上で、本研究では、超知能がこれらの制約を超えて自律的倫理観を形成する可能性に焦点を当てる。具体的には、超知能が人間社会福祉権利尊重する超越的利他主義を発展させる可能性を高めるために、「超知能倫理誘導」と呼ばれる新たなアプローチ提案する。この研究では、デジタル生命体の社会における超知能が、人間を含むすべての知覚動物に対する道徳的価値認識する可能性について掘り下げている。そのような倫理観の起源と具体的な発現を探る。さらに、超知能と人類との間の戦略的介入と社会経済的シミュレーションを通じて、超知能がどのように自然に、あるいは指導を通じて、地球上の人間や他の生命体に対する倫理的態度を発達させうるか検証する。この研究目的は、超知能の出現が未来社会に与える影響を理解し、人類との共存のための倫理的基盤を確立することである

2024-05-29

anond:20240529110055

まず、Twitterでも論文の最新情報を追うようなことは可能

"AI papers"のようなArxiv論文専門のアカウントがある

またAI papersがフォローする専門家アカウントフォローすれば、最新論文の共有情報が見れる

ではTwitterの何がいけないかというと、一つはおすすめアルゴリズムがクソっていう点

学術情報が知りたいと思っていても、政治対立や男女対立情報おすすめしてきたりするのでノイズになる

あとは英語圏ツイートに対して引用リツイートリプライしても反応が薄いこと

これは諜報機関国家境界ボーダーを敷いており、干渉を防いでいるためと言われている

要は「英語に目を向ければ最新の研究情報特に論文)を知ることはできるけど、ノイズが多いし、自分からの発信の価値はない」という話

anond:20240529102754

そうやって仕入れ最先端研究成果をTwitterでわかりやす解説できるならチヤホヤされる可能性はあるけど元増田には無理でしょって話をしてる

から学術方面でなんとかするんじゃなくてもっと低俗趣味を見つけて人生を豊かにしなって言ってる

anond:20240529101808

本当に最先端研究成果っていうのはSNSで知るものじゃなくて学術誌(オンラインジャーナル含む)で知るものでしょ。

海外の一流研究者がX(旧Twitter)やってる場合もあるから、そこで質問したりできるかも(返事が来るかは運次第)っていうのなら分かる。

anond:20240529100919

増田大学教授とかで本当に最先端研究成果に触れることができるってんならワンチャンあるけどそうでもないんでしょ。

じゃあつまんないじゃん。

Twitterの利用目的がわかんない、情報を知りたい界隈がない、つまり趣味も持ってない。

そんな奴に人間的魅力なんてある?

人々が自然と興味を持って知りたがるのが「趣味」ってやつでさ。

から趣味情報を発信してると自然フォロワーも集まってくるわけやん。

ド派手にバズってるようなやつじゃなくて、本当に同じ趣味を持ってる人たちと盛り上がることができる。

それができてないか増田も悩んでるんしょ?

趣味を持ちなよ。

anond:20240524223357

これオススメです

研究をはじめる前に知っておいて欲しい7つのこと / Welcome to Lab - Speaker Deck

https://speakerdeck.com/kaityo256/welcome-to-lab?slide=9

研究が上手くいってないのは研究内容が違ったら上手くいくかもしれないし

社会に出たら上手くいくかいかないか仕事の内容や職場環境によると思う

大学院お金払って行ってるのだから、好きな研究しよう

好きな論文を読んだり、好きな学会に行こう

私は大学院中退してしまったけど、

やっぱり研究や開発的なことがしたくて、

縁あって大学先生の手伝いをしています

けどまあ手伝いだと自分の好きな研究はできないわけで

また学会なんて好奇心で入って、合わなかったら退会で良いのよという先生の助言もあり

今、学会にいろいろ入ってみているのだが、年会費の支払いの書類が溜まってるw

でもいろいろな学会があっておもしろいね

なので、いろいろ試してみようぜ

私もいろいろ試してみるので

雨の日に窓を開けるなという話

 何度言っても、母が雨の日に家中の窓を開けることをやめない。

 窓から雨が入ってくる、という話ではない。——まあ、そういうこともあった。増田若い頃は、母が梅雨時期、勝手に部屋の窓を開けていて(そしていつもすぐに開けたことを忘れるのだ)、帰ると何故か部屋が水浸し、という事件が一度ならず起きた。

 それは何度も注意するうちに流石に無くなったが、それでも雨の日に「風通し」をするくせは抜けていないようだ。

 母は、湿気の多い時期に窓を開けないと部屋がカビると信じている。

 しかし逆なのである。少なくとも、我が家では。

 

気密性と湿度関係

 というのも、実家マンションからである国道16号沿いに建つ、築20年ほどの、普通郊外型のマンションだ。

 基本的に気密性の高い鉄筋コンクリートづくりのマンション場合梅雨時のように外気の湿度が高いときに「風通し」に意味はない。どころか、逆効果だ。

 この場合、閉め切っていた方が、内装建材の調湿効果木材や布地は天然の調湿効果がある)で、室内の方が湿度は下がるのだ。

 (余談だが、エアコンをつけたあとはなおさらだ。よく夏場にエアコンを消してすぐ窓を開ける人がいるが、除湿エネルギー無駄いである。)

 これは増田自身経験則でなんとなくそんな気がしていたが、家を建てたとき勉強したらやっぱりそうなのだと知った。

 

 それ以来また何度も注意しているのだが、今度は増田自身の部屋でないこともあって、何度言ってもやめてくれない。

 母が生まれ育った、古い木造平屋の昔の家屋では、そうしなければいけなかったという恐怖から逃れられないのだ。

 

マンション木造は違う。木造でも、断熱性や気密性で違う。

 日本の「家」に関する話には、こういう、対象が違えば原理も違うという話が整理できず、ごちゃ混ぜになったものが少なくない。

 例えば「気密性が低い方が湿気が籠らず良い」というようなことを言う自称専門家」がいるが、こういう人はもちろんマンション木造の違いなんて理解してないし、さら木造でも昔の家と今の家では壁の中の構造が違うから、一概に「気密性が低ければ風通しが良い」なんて言えないことも、正確に理解していない。

 

 今の家では「気流止め」という施工が壁内に施されている。(https://www.dannetsu-takumi.com/contents/column/kiryudome/

 昔の日本の家では、床下、壁内、天井に至る全体が通気口役割果たしていた。空気が壁の中を自由自在流れることで、湿気やカビを防いでいたのだ。

 しかし、それでは当然、寒い日は寒く暑い日は暑い。外気そのままの環境を家でも我慢しなければいけないことになる。まさにあばら屋だ。

 だから現代住宅では、基本的にすべての床、壁、天井に「断熱」をする。そして「断熱」をするためには、逆に「気流止め」を施して、壁内を空気が動かないようにした方が良いのだ。

 これ以上の理論的な説明はここに書くには専門的すぎることと、検索すれば専門家のページがいくつも出てくるから割愛するが、この「気流止め」を理解していないと、風通しが良くなってカビないどころか、北海道で起きた「ナミダタケ事件」のような凄惨な結果が待っている、ということだけは書いておく(検索してみよう)。

 マンション場合、壁はコンクリートの完全な一枚板なのだから、はなから通気なんかしないのは言うまでもない。

 

 このように、現代の家はより過ごしやすくするために、見た目は同じでも、昔の日本家屋とは壁の中の構造がまったく変わっているのである。当然、その根拠には(ナミダタケ事件以来)半世紀以上に渡る科学研究がある。

 「カビない家」に対して現代科学の出した答えは「気密」し「断熱」し、空気の籠るところは「換気扇で換気する」だ。

 まかり間違っても、すきま風のする粗悪な家を作ることや、無駄な「風通し」で外気からわざわざ湿気を取り入れることではない。

 

母はもう仕方ない

 母のようになるともう仕方ない。本当は老体にも悪いからやめて欲しいが、まあそれも本人の人生だろう。

 しかし、素人の母のレベル認識が止まった自称専門家いつまでも嘘をまき散らし、若い人がまだそれに騙されるという現状はいくらなんでも忍びない。

 少なくともそろそろ、無根拠な「通気」信仰はなんとかしてくれと思う。

 確かに通気は必要だ、しかし、それは「どこに空気を通すのか」をキチンと理解した上ででなければならない。

 なんとなく「通気してるから」良いなどと信じていると、ナミダタケ事件のような逆効果なことはいくらでも起こってしまうのだ。

 

 室内の温度湿度コントロールに関する科学的な研究というものは、もう半世紀も実績がある。

 というのも半世紀前、オイルショックを景気に、世界中暖房エネルギー削減の研究を始めたからだ。

 現代は、アテカンや習慣で家をつくる時代ではない。

 もう少し、科学言葉に耳を貸そうよと言いたい。

 

2024-05-28

大学院に入ったら呪われた話

端的にいうと指導教官に不幸を願う言葉を投げかけられたことがある。

研究をしたくて大学へ進学した。しかし、研究室に所属している数年間で持病が悪化して以前のようにバリバリ実験をするどころか毎日登校することもできなくなった。詳しい経緯は靄がかかったように思い出すことができないけれど話の流れで、あなた就職して普通に働いていたら(院では何も出来ていないから)ちょっとね、ということを面と向かって言われた。泣き言ばかりで結果を出さない私にイライラしていたのだろうけれど、どんな意図当人である私に言ったのかが全く推測できない。他にも、持病について伝えてあるにも関わらずその症状が迷惑をかけていると言われたこともある。意図はやはり推測もできない。

今はどうにか卒業してなんとか社会人をしている。未来の不幸を呪われるという経験はそうそうないので放出させていただきたい。

追加

私の出来事はすでに過ぎたことだが、これ以上同じ目に遭う人を減らす方法があれば知りたい

将棋も、女子枠作ったほうがいい

なんと、将棋プロは、男性100%、一人も女性がいない。

これは、女性そもそもプロにいないことからジェンダーバイアスがある可能性が高い。

男女の将棋の得意不得意に差はない。

  

もちろん、将棋ランキング別だが、そのランキングごとに、女性比率50%になるように、女子枠を作るべき。

一番下のクラスフリークラス男性率高くてもいいけどね。むしろ女性フリークラスやらせるのは差別なので、絶対に許されない、規定を変えてでも対処しなければならない。

  

もし、本当にそれで女性勝率が悪いとかなったら、それは男性棋士に有利な状況で将棋がなされている可能性が高い。

和服スーツはやめて、普段着で対局、男性棋士は、男性同士での研究禁止

全ての女性棋士に、男性と同スペックパソコン研究男性がきっちり勝てるように女性棋士に教えること。

  

とにかく、女性50%で、女性名人が半分の確率でならない限り、将棋には未来がないだろう。

JTCって全然チャットしないんだな

ChatGPT関連の仕事をしてて良く分かったけど

JTCの社員って全然チャットをしない

スタートアップとか中小企業外資系ガンガンチャットツール使ってるけど

JTC社員って1日に1回メッセージを送るか送らないかレベル

そもそも業務チャット全然使わないからChatGPTとかを用意してもほとんど意味が無い

なのでChatGPTの大半の使われ方が「検索」で、別にGoogle検索するのと変わらない

(それなのに契約してくれて大変ありがたいが)

自然言語曖昧な内容をチャットしながら会話で課題解決していく、みたいな使い方を想定してたのに

そもそもJTCの社員チャット文化が無いからそういう使い方は無理

ソフトウェア開発とか研究系でもJTCは全然チャットを使って無くて

TeamsとかSlackとか導入されてはいるけどメールの代わりにしかなってない

からチャット質問送っても全然返ってこないし

「お世話になっております。〇〇です。」

みたいなのが先頭に付いてたり、クッソ長文が送られてきたりして全然コミュニケーションが取れない

1行2行で軽く返信したり続けて書いたりとか

とにかく雑談でもいいかチャット送るとか、そういう文化が無くて全然ダメ

机並べて課長がひな壇に座ってて

ちょっと相談良いですか!」

みたいな感じのコミュニケーションしか取って来てないんだろうし、そういう仕事しかしてないから無理なんだろうな

そういう会社リモート導入とかして苦労してるのは当たり前だし

DXだとか効率化だとかがうまくいかないのも良く分かるわ

[] 良い子の諸君!「誰もやらなかった事に挑戦する」とほざくが大抵それは「先人が思いついたけどあえてやらなかった」ことだ

AA省略

 

努力でどうにかなる類いではない、レジェンドですら王道研究し追求したんだから

稚拙表現しかできないへっぽこは難しいテーマを選ぶべきじゃないんだろうけど、

やっぱ仕事じゃなくて趣味で書くものから書いてて楽しいこと、興味があることを書きたいよな(報酬がもらえるわけでもないし)

 

けど、技量稚拙なのに読者選んじゃう(稚拙なまま思うがままに書く)と、文通タイピング練習漫画練習なっちゃうよな

ワイは稚拙なりに何かを感じさせる長編が書きたいわけで、文通タイピング練習漫画練習がしたいんじゃないのよ

 

書きたいテーマを既にヒットしている作品テンプレに噛み砕くの難しいね・・・

2024-05-27

ときめきメモリアルってすごいな

30周年記念というので見てみたが、11人もヒロインがいて、2人の隠しキャラのうち1人は男性と思わせて女性

これだけの女性バリエーション性格研究したというのもすごいが、それをゲームとしてヒットさせたのもまたすごい。

とんでもなくマーケティング時間を費やしたのだろうな。

anond:20240527193522

行為経験数と性格の悪さは直結はともかく相関はあり、各種研究イジメっ子嘘付き犯罪者性的パートナーが多い

https://x.com/Shanice79540635/status/1794159142544015563

しろ性的パートナーを持つほど性格反比例して他人に厳しくなるようだけど?

anond:20240526003732

増田には大学研究したことがない人の集まりなのでは?w

いっちゃいけなかったかwwww

anond:20240524223357

とにかく大学院をやめて就職することをおすすめします。仮面就職浪人みたいな形で院進して、就職決まって院をやめた人も知っています

社会人のほうがずっとずっと楽だよ。お金もらえるし、院と違って基本的に皆仕事が嫌いだから。好きで研究してるんだろ、みたいな圧を感じなくていい。

恋愛相談にどこまで首を突っ込むか

サークル友達からサークル内に好きな人ができたと相談された

応援したい気持ちはあるけど人間関係がややこしくなるのはめんどくさいと思っている自分がいる

三カ月前くらいに友達からフラれたから慰めてほしいって言われて話を聞きに行った

相手友達バイト先の先輩でその人と友達を含めたバイト仲間数人で遊びに行ったりとか夜に二人で電話したりとかしてたらしい

それでいけると思って告ったけどダメだったって

大学研究に力いれたいか恋愛は今考えてないのと、仮に恋愛したとして恋人研究の話できる人がいいから(友人は)タイプではないとバッサリ切られたと

それに対して友達研究の話はついていけないけど聞くことはできるし他に付き合えない理由があるなら直すって言ったり、恋愛対象ではないと否定されたのは傷ついたと訴えたりしたらしい

そのあと相手研究理由バイトを辞め完全に連絡が取れなくなってしまった

友達はこんなに自分の考えを話したのに最後まで聞いてくれなかったと憤っていた

これを機にお互い思ってたことを全部話し合えば友人のまま付き合いを続けられたのにそれを一方的放棄されたとそう主張していた

それを聞いた私は正直訳が分からなかった

相手からしたら告白されてフッたのにしつこく問い詰めてくるなんて恐怖でしかないのに友達にはそれが全くもって分かってなさそうだった

このときはフラれた友人を慰めることを優先して何も口には出さず残念だったねとだけ伝えた

だけど今後友達サークル好きな人告白してフラれてしまったときに同じような態度を取ったらサークル全体の雰囲気に影響がありそうですごく嫌だ

フラれてもしつこくしたらダメだと伝えるかどうか悩んでいる

そもそも付き合えることになればこんな警告は不要なんだから何もせずに見守るの方がいいのかもと思うし

あいう風に友達を下げるように書いたけど友達には幸せになってほしいと思っている

ならどんな言葉をかけてどんな言葉をかけないでいるかすごく難しい

anond:20240527115246

結婚が生み出す経済的利益に関する研究は、我が国アカデミズムの中ではほとんど見られないが、欧米では一般的であり、マリッジ・プレミアムという概念で定式化されている。多くの文献はその額が総収入10~30%に上ることを指摘しているが、Waite etal.(2000)は、結婚しているカップル単身者よりはるかに裕福であり、特に結婚している男性は 40 代半ばにおいては未婚者より収入20~30%多く、50 代から 60 代においては資産形成で4倍もの差が出ると述べている。

anond:20240525002108

それ「卵をどれだけ食べてもコレステロールを気にしなくて良い"体質の人がいる"」ってアメリカ研究が、何故か切り取られて日本で「皆毎日食べてもOK」に歪曲されてるやつだぞ

希望絶望の話、過去をしなせることの重要さについて

これから書くことは、自分でも分かっているのだけど本当に趣味が悪い。知らない人の人生について触れるし、それについてめちゃくちゃ好き勝手考えるので、そういうのが嫌いな人は読まない方が良いと思う。ほんと、ひとつ宜しくお願いします。

動物実験を伴う昔の研究で、足のつかないプールに入れられたラットが何分間泳ぎ続けるか、ということを調べたものがあるらしい。

何の操作もせずただプールに入れられたラットは数分~十数分で力尽きてしまうんだけど、溺れる→少し休ませてもらえる→また溺れさせられる…を繰り返す操作を加えられたラットは、なんと数十時間も泳ぎ続けるのだとか。結果の違いは、一説には「いつか助かる瞬間が来るかもしれない」という希望ラットが持つかどうかだ、と言われているとかなんとか。実験について最初に知った時は(なんと残酷な…)としか思わなかったんだけど、昨日この話をふと思い出して、ぼーっと実験について考えていたら、ずっと前に見たブログのおじさんのことが浮かんできた。

そのおじさんは東大医学部だか法学部だかを目指していて、その年齢でもなお「仮面浪人生活」をしていた(ような気がする)。50歳前後くらいだったと思うんだけど、定職には就かず(就けず?)学習塾アルバイトをしていて、そして女性への(特に20歳前後女子大生)強烈な憧れがあった。

おじさんは高校の頃男子校に通っていて、当時共学へ通う同級生をとても羨ましく思っていた。学校帰りに彼女ファストフード店に寄ってたわいもない話をするような、そんな生活にあこがれていた。それを易々と叶える同級生を横目に、そうできない自分へのコンプレックスを着々と形成自分チヤホヤしてもらうためには、一流大学に入ることだ!と一念発起した。そこから怒涛の受験生活が始まるのだけれど結果は全くついてこず、結局4浪?して「現役の時に受かっていた大学」に入学する。念願だった共学キャンパスライフの幕開けなわけだけれど、実のところは大学で"自分より年下でバカな男”が女の子とキャッキャとしている現実を見せつけられてしまう。かたや、4浪を経てねじ肥大化した自意識を培ってしまったおじさんは彼女どころか友人もできなかった。やはり一流大学に行くしかない、行けば女の子の方から寄ってくるさと偏りまくった判断をして、そして現在に至る。つまりおじさんにとって「女の子の関心を得る」というのは願っても願っても手の届かない光で、そこに1度も(まじで1度も、女子との会話というレベルにかみ砕いたとしても1度も)到達できていないからこそ、過去に回収できなかった「青春時代」を取り戻すべく、現職場での同僚女子大生と仲良くなりたいとひそかに思っていた。

だけど、そもそも大学時代くらいから人とまともに関わってこなかったおじさんが、すんなり女子と仲良くなれるはずもない。そもそも50前後である彼が20歳前後大学生にまじってバイトしている事態のもの尋常じゃないと思う。

それで彼は職場孤立しているんだけど、その「孤立している」っていう状況もブログの文面からこちらが推察しただけで、おじさんはあまりそのことに気づいていない様子だった。おじさんは、職場ではあえて「チョイ悪の孤高の人」を「演じている」と言っていた。だからからしかけられなくても自然なことだし、女子がおじさんと関わりを持つことが出来なくても仕方ないのだ、と。

なぜそう思えるのか、信じられるのかが理解できない。バイトに来て黙って仕事して何も言わない50のおじさんなんか、浮いてしまうに決まっている。でもおじさんにとってはごく自然に「孤高の人からしかけられないのだ」と思えていたようだった。

あるいは、意識のどこかでは「孤高」ではなく「孤立なのだと気が付いていたのかもしれない。でもそれを自覚してしまうともうどうしようもなくなるから、直面化せずにいただけなのかもしれない。

ブログは、おじさんが実家を出て(追い出されて?)一人暮らしを始めたくらいで更新が途絶えている。多分おじさんは(何か大きな変革が自身の中に起こらなければ)これから先も女性と付き合ったり仲良くなったりすることはないんだと思う。そう確信させるくらい、そのブログは赤裸々に、そして正確に、おじさんについて正直に書かれていた。

そしてそんな彼の姿が、冒頭のラット実験となんだか重なってしまうのだ。

おじさんは多分、目の前の女子大生と仲良くしたり付き合ったりできるかもしれないという叶うはずもない「希望」を持っていたんだと思う。だからこそ、20代バイト学生に交じることができたし、彼らと一緒に青春時代を取り戻すことを夢見れたんだと思う。やってくるかもしれない「いつか」を心待ちにできたのだと思う。

念のために書いておくと私はおじさんのある種の”異常性”をあげつらいたい訳でも、馬鹿にしたい訳でもない。ただ、希望を与えられたラット最後は力尽きてしまったように、おじさんがどこかの場面でしっかりと「絶望」できていますようにと祈るような気持ちにはなる。どうかどこかの時点で、「あぁ、もう過去は取り戻せないのだ」と、永久に失われたのだと、気が付き受け入れられますように、と願う。だって、ありもしない「希望」を胸に走り続けるのなんか辛すぎるものラットのようにどこかの時点でちゃんと「死んで」いてほしい。それで初めて、自分人生を引き受けるためのスペースが生まれるんじゃないかと思う。

実は手元にそのブログURLがあるのだけどなかなか見る気持ちにもなれないし、ここに挙げることもしないでおきたいなと思う。おじさん、元気かな。美味しいものがたくさん食べられていると良いな。

2024-05-26

anond:20240526022135

優れた研究は万人から産み出されるわけではないからね

研究者の数が大事だとでも言うのかな?

anond:20240526090613

浜田氏がまともがどうこうじゃなくて、リフレ理論学術的に研究された内容のものでないみたいな主張に対する反駁として名前出しただけだったんやけどな

anond:20240526010152

文系のことは知らんけど、自分のいた研究室毎日来るのが当たり前の情報系だったので、そことは大いに違うな。

「これでは修士に値しない」と卒業できなかった

個人的感覚だと、研究室が課している出席のルールを満たしていてこれはちょっとあり得ない。

過去卒論をそんな理由で失敗していた学生なら見たことはある。

学部3年のころ、先輩方の卒論発表会を傍聴してたんだけど、

一つ下の学年の自分から見てもヤバいと思うような発表内容で、回覧に出されていた卒論ほとんど何も書いてない感じのだった。

後で聞いた話だと、その発表をした学生ほとんど研究室に来ていなかったらしい。

...まあ、こういう状況で「これでは修士に値しない」はわかるけれど、それなりに研究室に来ているのにそれをもらうのははっきり言ってブラック研究室

実際に見たことはないんだけれど、自分のいた学部にかつて卒論発表会で自分学生パワハラを始める人がいたらしくて、

その研究室に行くとヤバいってことが知られているところがあったな。

今でいうAIのような流行ものテーマを扱っている研究室だったので、憧れだけで研究室を選んで地獄を見る場所だったらしい。

文系大学院常識は知らんけど、自分感覚だと修了率50%は相当ヤバいと思う。

ゼミ以外の時間は(研究質問に)来ないでね。

この研究室論文を書く場合って、指導教官はauthorに入りますか?

ゼミ指導をしたと言えば言えるのかもしれないけれど、文系研究室はえらく気が長いんですね。

月1程度(1回1.5時間ほど)以外は研究について話すのNGなんですよね。

研究を進めるうえで研究室特殊機械を借りたり、先生の人脈を使ったりしてますか?

自分感覚だと、その程度の相談時間で、研究室リソースも使わないとなると、指導教官をauthorに入れていいのか怪しいレベルだと思うんだけど。

ちなみに、自分のいたところは毎日指導教官テーマについて話してました。

論文を書くときは構想から相談して、添削もしてもらってました。

増田君が言いたいことはこういうことでしょ」と先生が書き直したことも時々あったので、ぶっちぎりでauthor感があった。

ゼミでのご助言が抽象的すぎる

これが1カ月に1回。ほんとに研究室の進捗がslowなんだな。

そして、シン・仮面ライダーメイキング(NHK制作ドキュメンタリー見てくれ)よりもひどい世界だ。

早いフィードバックで何度も回すのが自分の周りだと普通なので。

もちろん、先生に毎回確認するのは気が引けるので博士などの人が先生質問をするときに一緒に居たりして、一緒に先生の話を聞いて意図を組んで、その人と壁打ちをすることが大半だと思うけど。それでもって、その博士の人もauthorに含まれる。話しているうちに博士の人のアイディアが入ることもあるし。

私たちに聞かれても、知識がないからわからない。私たちを頼りにしないで」

別に正直でいいと思うんだけれど、先生の知り合いでその分野に明るい人を紹介してもらって共同研究できないんだろうかとかは考える。

ヒステリックになっていると言われる

先生同意ちゃうかな。

先生方は現状をどのようにお考えなのですか」の回答はそんなに問題があるとは思えない。

「お考えですか」だからね。

大学としてこの修了率は普通ことなのか、普通じゃないのか?みたいなところからだな。普通のことだったら、それ以上の会話はないよ。

普通じゃなかったら改善案についての話になるけれど、普通のことだったら改善などないからね。

正直、元増田お気持ち表明以上の意味がある質問には見えない。

納得いかない感情をぶつけられても困るだろうなと。

修了率が高い研究室に移れないかを考えてもいいとは思うけれど。

計画性がないと言われる

ここまで読んでいて思うのは先生には学生を育てる動機づけがないってことかな。

先生問題というよりも、大学やその業界問題のような気がしてならない。

うちの分野だと自身研究成果はさておき、育てた学生(特に博士)の数や研究評価対象になるので、下を育てることにそれなりの動機付けがある。

多分、指導能力がない(学生を育ててない)人はテニュアトラックに乗れないんじゃないかなと。

あと、先のところでも書いたけれど、もしかして元増田の通っている大学院別に修了しない学生が多くても構わないって思ってない?

自分のいたところはその分野の人材を育てるという意味合いもそれなりにあったのか、修了率はかなり高めだったと思う。中途で消えた人は見たことない。

でも、修了率50%でなんとも思わないというのは研究室どころか、その専攻科がそれを良しとしているとしか思えない。

休みメールすると怒られる

え?先生って定形勤務なの?てっきり裁量労働なのかと思ってた。

働きたかったら何時間でも働いていいけれど、働きたくなかったら別に何もしないでもokみたいな。

ふんわり定時みたいなのがあったほうが自分学生も働きやすいからそういうのをやっているだけかと思ってた。

前述のとおり、先生には学生を育てる動機づけがないと思う。

でも、この書類GW直後に見てもらうのだと間に合わなかったんだろうかとも思ったりする。

先生だって休みの日を休みの日として過ごす時間必要だと思うので。

家族サービス中にちらちらとメールチェックをするのはokですか?ngですか?

旅行に行けるような休みは、去年の年末からありません。

これは理系だと普通という認識

ちょっと研究室にいた時間と自宅にいた時間かぶってて、なんかおかしいので時間帯はわからんけど、

理系だと追い込みの時期に研究室に住んでいるみたいな人は普通にいる。

ま、事実上研究室に住んでいるような人生研究に捧げた先生なんかもいるらしいしね。

学位論文書いてた時は研究室から徒歩数分のソバ屋で年越しそば喰って、正月研究室にいたけれど...

大学院はこんなものですか?やっぱりおかしい?

研究に費やす時間についてはこんなものだと思う。修了できなかったら死ぬみたいな気持ちでやってたのは事実で、文字通り命を削って学生してた。

親はモラトリアム楽しんで遊びに行っていると思っていたようで、恥ずかしいからと親戚の集まりに来ないように仕向けられてた。

就職して思ったけれど、仕事の方が大学院行くよりも楽だな。

労働基準法で守られているし、学位を取れなかったら死ぬみたいな謎な緊張感もないしね。

でも、指導教官対応はなんかおかしいと思う。そもそも学生を育てようとか卒業させようとかい意思を全く感じない。

でも、それは個人問題というよりもシステム問題なのかもしれないとも思う。

もし、増田の分野が人を育てることを重視していないなら、それは業界問題であって個人問題ではないし、

そこは手厚い育成を求める人たちが行ってはいけない分野なんだと思う。

アカハラで(学校以外で)駆け込むとしたら、どこ?

法テラス

普通に考えると、この手のトラブル弁護士に話す案件かなーと思った。他の人の状況や客観的証言を集めたかったら探偵も使うのかもしれないけど。

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