はてなキーワード: 人身事故とは
少し前の話になるが、ある日いつものように電車に乗っていたら、駆け込み乗車をした人がいたらしい。
「下がってくださいメーワクでーす」
平べったくイライラしたトーン。一瞬車内の空気がヒヤリとした。
その後も彼女の声は響く。まるで私は自分が年下の上司に怒られているような気分で縮こまった。
忙しく働いている中、命に関わるようなことをされて怒るのは分かるが、車内アナウンスの独特なトーンに慣れきった私の耳にはビックリしてしまった。
あんなに、言わなくても。なんて思う反面、今まで私が聞いてきた車内アナウンスはかなり感情を抑えてきたのだと気づかされた。
日本の電車はとても便利だ。必ず時間どおりにピタリとはみ出したりしないでホームに停まってくれる。人身事故などで停まったら多くの人に支障が出る。
■はじめに
※初匿名投稿兄貴です。やり場のない不思議な感情を匿名で書き殴れると聞いてすっ飛んできました。優しくしてください。
※タイトル通り、風俗に行ったときの話がこの注意書きの後にずらずらと書かれます。ですが、登場人物や登場する店舗のお名前はボカして表現します。つまり、調べても意味はありません。
※パネマジはしめやかに爆発四散すべき。パネマジが激減するって確証があるならば店舗名を出してもいいとすら思ってる。
というわけで本文行きまっせー!
突然だが、
ここすっげぇ大事なところなので4回も言った。
思えば、3x歳まで純潔を守りすぎた。○ナ○ーをやりすぎた。
白髪が1本、2本…と増え始めても「相席屋やら婚活パーチーよりも数億倍手軽なオ○ニーでええわ」と思っていたのだが、2次元の限界なのだろうか、それとも単純にやりすぎたのか、2018年の春頃から2次元ですら勃たなくなってきた。
「やはりヴァージンループだけでは満足出来ない!女の肌の温もりが欲しい!温もりがあったら勃つような気がする!」
…そう考えた僕は、某風俗情報サイトを漁り、東京・吉原のとあるソープランドを見つけた。
ソープランドは本番アリのエッチなお風呂である。会社の同期と酔った勢いで行った沖縄のピンサロとは違う。
エロゲよろしく、騎乗位でブルンブルン揺れるパイオツを無心にしゃぶりつきながら、時にはディープキスをしながら、夫婦の夜の営みのような何かを展開出来るという夢のようなお風呂なのです。
店によってはケフィア(意味深)を目一杯出せるところもあったりなかったり。
で、見つけたソープランドは、まな板から「マッキンリー山脈かな?」と見間違えるぐらいに大きな山脈を2つぶら下げているお姉様まで選り取り見取りのお風呂屋さん。
「選り取り見取りなら、どのキャストさんでも短小包茎童貞でも優しく筆下ろしをしてくれるん違うか!?」という期待を胸に、同じお店のお姉様キャラで3人まで絞り込んだ。
万が一、これで勃たなかったら本気でどこかのサッカー選手のように本格的に治療に専念しないといけない。
そのためには一挙手一投足が大事や、ここからもう本番始まっとるようなもんやで、と思いつつお店の電話番号をポチポチと押し、予約の電話をかけた。
声が震えているのをよーーーっく感じ取りながら「x月の2x日19時から、○○すぁんか☓☓さんか△△しゃんオナシャス!」と伝えた。その日は僕の誕生日だからだ。記念日大事。
「x月の2x日、20時30分からであれば☓☓さんがご案内出来ますが」
との回答が。
1時間30分もずれるぐらいなら美味い飯食って帰ろか、そう思ったが同じ夜は二度と無い。
しかも☓☓さんはウェブサイトのプロフィールを見て、選んだ3人の中では(申し訳ないが)地雷キャラのかほりがしていたので、出来れば避けたいところだった。
こっちが折れる形になり、向こうの言われるがままに申込を完了させた。
「30分おきに現地からハイエースが往復しているので、20時までに上野駅のファミマ前にいてください」という一言が言い終わるか終わらないかぐらいで電話が切れた。
そして当日。
風俗ライターのブログやら初心者向け記事を見ながら暇をつぶし、19時50分…になったが、そもそもハイエースすら見えない。
雲行きが怪しい。
そのまま林さんになって行こうかと思ったが止めた。
ひょっとして全然違うファミマなんやろか、と思ってお店へ電話。
「今、入谷口目の前のファミマにいらっしゃいますか?恐らくウチのハイエースが見えると思うんですけど」
そして首をゆーっくり廻して気づく。
なんでこの地はファミマが、大通りを挟んで向かい側と、僕が待っているファミマ、そして明らかに人がいなさそうな方面とアメ横近くの合計4店舗もあるのさ。誰かツッコまへんかったのかこれ。
つまるところ、東京、しかも上野という大都会になった途端にこんなにファミマの数が激増するとは思わず、指定されたファミマとはまるで違う「ファミマ」の前で待っていたのである。
ファミマだって、なんとかバーガーだって、雑居ビルだって名前がある。○○店って言ってくれるだけでも調べようがあるのに、なんでこの人は頑なに「入谷口です」としか言わへんのだろうか。
Googleを駆使し、辿り着いた先は街灯も少ない、人も少ない「これ同じ上野なの?」と思うぐらいの入り口の前にあったファミマ。
何か中東系が複数人でタバコ吸っているし、その隣でアジア系が大声で喋ってるし、もうアングラ感ぱねぇっす。ワタシニホンゴシカシャベレナイヨ。
ドライバーさんから「分かりにくくてすいません」としきりに謝られたが、正直あんたに非は無いと思う。
ドライバーさんと雑談をすること10分。どうにか時間ギリギリで現地到着。
お金を支払い、待つこと5分で順番が来た。
いよいよボン・キュッ・ボンのお姉様とイチャコラする時間が来たぞーーーーーー!イェアアアアアアア!!
「初めまして、☓☓です。宜しくお願いします」
そこに勃っていた、いや立っていたのはタマゴ型の人だった。
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ホームページにはそう載っていた。
プロフィールにもマッキンリー山脈()が連なる画像があるし、画像から見えるシルエットはボン・キュッ・ボンのそれだ。
では、僕の目の前にいるタマゴさんはなんだ。TVでお馴染みの○ツ○さんか。北海道で酪農やっている○マ○さんか。
そもそもタマゴ型過ぎてKどころかDもないぞ、この山脈の大きさは。
今の状況になって初めて、風俗業界にはびこる「パネマジ」という悪習の実態を感じ取っていた。
パネマジというのは所謂一つの「合成」で、今回のお相手のように、明らかな「タマゴ型体型」をスレンダーな「峰不二子体型」に作り変えることを指す。ところどころ似ている点を残しているので、明確に詐欺ってわけじゃない。転じて表面化しにくいという点がある。
まぁ、酷い場合は顔すら別人になっていることもあるらしいけど。
誤差はあれど、この店、いや業界全体でこの手の加工は流行っているんだろうなぁ…
酒も抜け、受け入れられない現実に気が少しずつ遠のいていくのを感じつつ、四畳半ほどのお部屋にご案内。
部屋に入ったら、脱ぎ脱ぎから1~2分程度の雑談→即尺の流れ。童貞でも分かるこの作業感。
救いがあるとしたら、この頃には意識が若干混濁していたことだろうか。
汗が腕や脇から出きれず、顔から足からも汗が出まくった末、脱水症状に移行しつつあったのだ。
血流よりも多汗が勝ってしまって全く勃たないが、とりあえず挿れようと健気に頑張るタマゴお姉様。
…早よしてくれ…
ゆっくりとマイ・サンを受け入れ、実に機械的な上下運動をするタマゴお姉様。
…うん、重い。
グラビガってぐらい重い。
AVそのままに「アッアッアッ」って言ってくれるのは気分が高まってええんやが、オットセイが乗っかって僕の上下で「オウッオウッオウッ」って雄叫びを挙げているイメージに早変わり。異種姦?
まぁそれでも自分の意志に反して射精感は徐々に高まりまして、まぁ、出たわけですよ。
一通りの射精感が収まった後、騎乗位でリードしてくれていたタマゴお姉様の体重が僕の下半身に一気に伸し掛かり、膝関節近辺が大きくたわむような、そんな感覚があった。
刹那、激痛が走った。
ふくらはぎ近辺を見ると、数字の1みたいな形に変形しているんですよ。
何回か肉離れになったことはあるけど、比べ物にならないレベルの激痛。天国と地獄。いや地獄の釜の底やな。
痛いリアクションとド素人でも分かる足の変形具合にタマゴお姉様は「こういうの初めてじゃないから」と冷静に言いつつ、マッサージしてくれました。
なにこれマジで。逆レイプってこんな辛いの?そして初めてじゃないだと?なんつった今?
服を着せてもらい、程なくしてドアホンが鳴ったので階段を降りる僕とタマゴお姉様。
伸ばす度に痛みが走って真っ直ぐ立てない状態でも、僕には帰る家がある。家族がいる。
ただ気合で入谷口から改札に向い、山手線に乗り込んだのである。
「どう考えても…あれは別人だよなぁ…」
真面目に答えず、出来る限り嘘と虚構を織り交ぜて答えていきたい。
原因を探っていくために、まず己の中の天使と悪魔がどういったシステムであるかを知っておく必要がある。
君が善なる行動をすべきか悪なる行動をすべきかで葛藤したとき、天使と悪魔はそれを察知してほぼ同時刻に駆けつけるようになっているのだ。
誤解されがちだが、人間の中に存在する天使と悪魔は表面上では争っているものの業務提携しているのだよ。
どちらが勝つかは個人によって偏りがあるが、己の中の善と悪の戦いは誰もが一生続けるべき行為だからな。
戦いそのものが成立しないっていうのは、天使にとっても悪魔にとっても困る状態なのだよ。
よくあるのが、天使と悪魔で交通手段が異なるせいでズレが発生するってパターンだな。
電車移動なら人身事故が多発しているのか、車移動で渋滞に引っかかっているのか。
厄介なパターンは、君の中にいる悪魔の中にいる、天使と悪魔が戦っている場合だ。
もしも君の中にいる悪魔の中にいる、天使と悪魔のどちらかが更に遅刻しているようなら、かなり面倒くさいぞ。
こうなってくると原因が多岐に渡るから、責任追及や問題解決もややこしくなる。
根本的な解決にはならないが、とりあえず天使の駆けつける時間をズラしてもらうか、悪魔が来てくれるまで待ってもらうかってところだな。
天使はコンプライアンスに厳しいが、君の中にいる天使の中にいる天使に期待するしかないな。
物差しを多く持つ人間は、傍から見れば明確に使い分けているように見えるが、別にそんなことはないんだ。
だから気分で使い分ければいい。
私だって、そうしている。
長さを測ったり、線を引くことさえできれば、それは“上手く使い分けている”のと一緒だからな。
仮に物差しの違いによって弊害が発生して、それを他人に指摘されたとしても、「測るモノが違うから物差しだって変わるし、長さや線引きも変わる」って言っておけばOKだ。
この増田は、増田主のブックマークに入りきらないブックマークを整理するための、メモ代わりの増田です。
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新潟市西区は幼少の頃より自分の住んでいる地域であり、小針駅は毎朝通勤に利用する最寄り駅である。そんな身近な地域で凄惨な事件があった。
なんとなく落ち着かず、自分のブログに書こうとしたのだけど、結局こっちに書くことにした。
5月7日は用事があって、ゴールデンウィーク明けにもかかわらず22時くらいまで新潟駅の近くで飲んでいた。
その日の新潟市は、報道からもわかる通り一日中雨で、そんな中を酔った体で小針駅から家まで歩くのはだるいということで、電車の定期券を持っていながらも、バス停からの距離が短いという理由でバスでの帰宅を選択したのだった。時間帯的に、もしそのまま電車に乗っていたら事故に遭遇していたのかも知れない。
家に着いてから、Twitterかなにかで越後線人身事故のことを知る。小学生の女子が亡くなったとか、線路に横たわっていたとか、その程度の情報だったはず。
そのときは「未来があったはずなのに残念だなぁ。あまりに遅い時間だけど、家でいやなことがあったのかなぁ、自殺なのかなぁ」くらいにしか思わなかった。自分の中で勝手に、ふざけていたのか、それかいやなことがあって踏切で寝転んでの事故か自殺だと思い込んでいた。
翌朝は、なにも思うことなく小針駅から新潟駅付近へ出勤した。いつもだいたい遅れて到着する越後線も、その日は特にダイヤが乱れることもなかったし、5月8日の朝だけはいつもの朝と同じ感覚であった。しかし以降、情報が明らかになるにつれ、きな臭い情報が目につき始めることになる。
現場が踏切でも駅でもない線路の真ん中で、被害者は電車に轢かれたときにはすでに亡くなっていたという。これだけならば、自動車事故を起こした人間が、事故をごまかすために線路に放置したという筋の話の推測として理解できたが、よく聞けば首を絞められて殺されていたと言う。
えもいわれぬ気持ちになった。自分の住んでいるところから徒歩圏内で起こった凄惨な事件。事故か自殺だと思っていたら殺人事件だったのである(仮に小学生2年生の女子が自殺したというものでも大事件なのだけど)。一斉にニュースやワイドショーはトップニュースで報じ始めた。
幼少の頃から見知っているなじみの風景が、深刻な顔のレポーターや犯罪評論家とともにテレビから映されるというのは不思議なものだと思った。毎朝乗っている電車の車窓から見える、普段は誰もいない道に、多くの報道陣がうごめいているというのも、これもやはり不思議な気持ちになる。このとき、ワイドショーの被写体になる側の気持ちというのは少し理解できた気がした。
今まで特になにも考えず平和だなと思って暮らしていたものの、聞けば不審者情報は度々あったようである。警察による情報戦のせいかもしれないが、容疑者とは違う風体の情報も寄せられていたという。さらにいえば事件のあとも寄せられているとか。容疑者が捕まっても地域にはまだ不安が残る。
翻って、もしかしてその不審者情報が自分のことを言っていたら……など考えてしまうのもアラサー男性としては仕方のないことであろう。自分にとってはただの散歩でも(ごめんなさいポケモンGoです)、端から見たら不審者として疑われかねないというのは、それだけで自分の足を重くさせる。自分は不審者ではない、ということを意識してしまうと、一層不審者のような動きになるような気もする。
この期間は、ただただ地域へ不安感をまき散らし未だ現れない犯人へのいらだち、生まれ育った地域を汚されたという憤り、そして被害者へのやり場のない悲しみを抱えていた。
友人との会話の中で「高校生ぐらいの歳だったら、俺らで犯人捜したり、パトロールしようぜ」っていう会話をしたのだが、これは紛れもなく本心であった。アラサーなのでやらないが。
重要参考人が連行され、逮捕状が請求されたという報道が流れた。正直ほっとした反面「彼がえん罪であったらどうしよう」だったり、「ふるさと村(道の駅)での県警の確保の仕方はいかがなものだったのか」という感情もうっすらと有った。
14日深夜に逮捕状は執行され、容疑者として捜査本部のある新潟西警察署に身柄が移送された。西署には、幼少期に財布を落としたときと車の名義変更のために車庫証明取ったときくらいにしか行ったことはないが、風景はよくわかる。昔NHK新潟局にいたアナウンサーが今は日テレのキャスターか、などと思いながら、やはり不思議な気持ちで画面を見ていた。
容疑者を見て「白いワゴン車や黒づくめの50代くらいの不審者の情報は容疑者を安心させて泳がせるための情報だったのかなぁ…」みたいなことは思った。
このあたりから容疑者についての情報が様々明らかになっていく。
容疑者の出身高校は、私の母校でありそして出身学科も自分と同じであった。地域だけでなく、母校すらも汚された感じがした。
被害者に車がぶつかって動転して首を絞めたという。それ自体おかしい話な気がするが、そもそもなぜその時間帯に車に乗っていたのか。無断欠勤してなにをしていたのか。
話題の中心は日大アメフト部や改めて加計学園の話題に移り、世の関心が薄れるにつれて地域も落ち着いてきたようにも見える。しかし、毎朝の車窓からは献花台も目に入るし、まだ非常線の張ってあるところもある。
振り上げた拳を下ろせない、という表現はよく聞くが、今もまだ自分は振り上げたくても振り上げるわけにいかない拳を握っているように思う。そして、その拳を解きたいが故に文章を書きたいと思った。
新卒で入った技術派遣の会社で最初に仕込まれるのはとにかく仕事のやり方です。午前9時から午後6時までの8時間をいかに効率的に働けるか。
「9時は業務の開示時刻です。それまでにはたらく準備をしましょう」
「日報? 朝はやく出社して、9時までに提出してね」
「どうして日報を9時に出したの。それじゃあ確認ができないよね」
「どうして作業用書類を片付けてるの? 定時までまだ五分あるよね」
理不尽ではないのかもしれません。学生時代とは違くって、社会ではきっとそういうものなのでしょう。
朝の6時に起きて2時間かけて通勤することも、30分前に出社することを強いるのにタイムカードは9時出社であることも。帰ったら疲れ果てて、本を読むこともゲームで遊ぶこともできなくて、自分の時間なんてないことが当たり前。
しらねえよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
8時間業務は8時間フルで働くんです、だあ? だったら仕事のための諸々全て合わせて8時間にしろや! なんで通勤の時間をこっちが人生貯金から自腹で負担しなけりゃならんのじゃい。
しかも途中で帰れないってなに? って社会の仕組みに御坂は御坂は疑問を唱えてみる。早く仕事が終わったら早く帰らせろや。明日の仕事は明日やるためにあるんだよ。急ぎでもないなら明日渡してくれ。
午後の6時に仕事が終わる(大体きっちり終わらない)。2時間かけて帰った後は、疲れ果てて親の料理を食べてお風呂に入って寝る。
そしてまた朝。
毎日、毎日、毎日、毎日。毎日毎日毎日毎日、8時間労働。8時間より多くの時間をかけて。
……とまあ、そんな新入社員の全力の恨み記事を、入社1週目のもっとナイーブだった時期に書こうと考えていました。そんな日記を書く気力すらなかったけどな。
入社1週目は朝昼晩と、食べては吐いてを繰り返して家では泣いていました。社会に慣れてない体と精神が悪かったのですが、そんな弱い人間からすれば、1日8時間労働は死んだほうがマシだと思うほどでした。なまじ、中学校を卒業すれば終わるとか誰かを殺せば救われると"逃げ"の考えを持てたいじめられた時期よりも精神的には追い詰められるのは、自分で笑えてしまうほどでした。
冒頭で人身事故だとか書きましたが自殺するつもりはありません。その前に退職届を出すくらいの自衛本能はあります。あるつもりです。ですが、どんな仕事を見つけても1日8時間+通勤の枷があると考えると吐き気がしますし、長続きさせる気力もわきません。
通勤分の給料を払えと言いたいわけではありません。それが多くの人に適用されることかは知りませんが、通勤も含めて、1日8時間労働はわたしにとって死にたくなるほど重労働だということです。
もう十年以上前の話。
私は友人の運転する車の助手席に座っていた。すると後ろから追突された。
生まれて初めての交通事故だった。こちらが完全に停止している状態だったので、責任は10:0。
当時の私は免許を持っておらず、車に関する知識をほとんど持っていなかった。
もちろん保険についてもだ。保険会社に指示されるまま病院へ行き、よく分からないまま診断を受けた。
結果について保険会社と友人に報告を済ませたところ、
友人が「物損ではなく人身事故として扱い、相手側から慰謝料を請求する」といった。
「弁護士を雇うから貰える額も増える」「だから少し分け前が欲しい」ともいった。
今はこれが示談屋だと分かるのだが、当時の私は「そういうものか」と思って友人に任せた。
そしてやはり、間違いだったのだ。
当然、そんなのは横暴だといったが、友人は「物損として扱うこともできた。慰謝料が貰えるのは自分のおかげだ」と返した。
その瞬間に友人は元友人へと変わった。
彼女は怪我した私に対して、一度も怪我の容態を聞くことはなかった。
ああ。この人にとって私はただの金づるだったのだと、私は冷めきった気持ちになった。