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はてなキーワード: レーニンとは

2022-02-22

anond:20220222005437

ソ連崩壊否定されたのは、レーニンスターリン達の作った国であり、マルクス主義のもの否定されたわけではないってこと?

anond:20220221111508

レーニン像が引き倒される映像は見なかったことにして

旧ソ連と現ロシア共通点チェリーピックすれば、そらそう見えるだろ

2022-02-15

anond:20220215000629

ベーシックインカムの全ては否定しないが、現時点では共産主義における「ユートピア社会主義」みたいなもんだよ。

まだふわふわしてる段階。

マルクスレーニンのように賛同者を集めて社会を変えていこうってのならわかるけど、テロだけやっても社会なんて変わらないよ。

仮に「共産主義社会」のような壮大な実証実験を行ったとして、本当にそれが体制として残りうるかなんて100年たってやっとわかるようなことだった訳だしね。

ベーシックインカムけが正しい選択だ」なんて、思い込みが過ぎるぞ。

「富裕税」みたいなもっと現実的選択肢もあるのに。(それでも議会通すのに苦労するけど)

2021-11-25

anond:20211125121039

共産主義」というのは単に経済に関する主義

マルクス資本論を描いた時点ではそうだったんだけど、レーニン共産革命成功させる段階で「革命のためには何をやっても許される。反革命は何としても叩き潰す」ってなっちゃったんだ

共産主義看板リベラリズムフェミズムに変わっても、行動原理は引き継いでいる

2021-10-27

anond:20211027093907

ピケティ21世紀の資本論とか持ち上げる左派が多いけど、資本論を利用して一旗揚げようとたくらんだエンゲルスや、資本論を都合よく曲解しまくって権力簒奪したレーニンに相当する人物は影も形もない

そういう輩を信じて振り回されるのは、さすがに時代が違うと思う

2021-10-07

anond:20211006211009

もう散々言われているけど、もっと勉強しましょう。

キミが言うところの「共産主義」は、マルクスレーニン用語では「社会主義」に相当するものだね。

共産主義というのは「能力に応じて働き。必要に応じて取る」「通貨もない」ような一種理想社会だ。

そして人類史上、原始共産制を除いて共産主義社会はまだ出現したことがない。

これぐらいの基本知識は持っておこうね。

高卒の俺でも知ってるんだから

それと資本主義社会主義折衷のような形態は「社会民主主義」「北欧型」とよばれるもので既に存在する。

'90年代当時は「歴史が終わった」とまで言われて持て囃されたんだよ。

そのへんも勉強してみてね。

anond:20211007130443

新入りの下っ端になんかなりたくない

自分たちが上に行かなきゃ意味ないだろ

下剋上して見下してた金持ち粛清するんだよ

レーニン毛沢東がやったように自分たちもそうしたい

anond:20211006211009

いーや、やはり共産主義ダメだよ。

なぜなら共産主義経済的発展を拒否する思想からだ。

 

そもそもだ、共産主義ってのは、革新ヅラしているだけで、思想系譜としては保守に属する。

資本主義っていうのが出てきた、都市ってものが形作られてきた、それらは経済的発展を目指していたら自然とそうなった新しい形だった。でもこの新しい形には貧富が拡大するなどの不合理があった。

そこで、新しい社会への反動として、共産主義が出てくる。「これまでの農村での暮らしでは貧富の差は大したことなかったじゃないか。もう一回その時代に戻そうぜ」。共産主義ってのはそういう発想だ。

今あるパイちゃんと全部分割したら平等になるってシンプルな考えだ。

 

ところがこれをやると絶対経済的には衰退していまうんだよね。

なぜなら、いまあるパイを分割したいだけで、未来への投資って発想がここでは抜けているからだ。

マルクス資本主義について根本的なところを理解してなかった。まあマルクスライバル視してたのは「プロ倫」のほうらしいから無理もない。今を我慢して未来投資するからかになるのが資本主義だ、というエッセンスが完全に抜けていた。マルクス経済について「ブルジョア工場を奪ったらプロレタリアートが同じように運営するだけだから何も変わらないっしょ」ぐらいのことしか言ってない。

マルクスがそうだったから、レーニンはその通りにした。しかしこれは案の定上手くいかなかったんだよね。労働者には工場を上手く回せなかった。そこでロシア計画経済の統制をますます強化して、あの有様というわけだよ。

 

統制を強化するとうまく行かないのも、後付けで考えたら当たり前なんだよね。

なぜなら計画経済っていうのは、当たり前だけど、自由経済よりも高コストから管理コストが多くなる。

中間管理職が増えてすぎた会社は、効率が悪くて滅びる。我が日本がここのところ見てきた光景だよ。

 

増田の考えは、コンピューターのある今なら増えすぎる管理コストも背負えるんではないか? という発想がもとになっているようだ。それは問題点を捉えられているという意味評価するが、俺は楽観的すぎると思うな。

今のAIって所詮人口無能で、まだ中間管理職の代わりをさせるわけにはいかないし。それに管理コストってそういう細かい部分だけでなくもっと大きい部分もある。自由経済よりも素早く確実な判断できるのか? という話でさ。それは現実社会コンピューターエミュレートできるか?というのに等しい。普通に無理。

 

というわけで、共産主義は貧しくなるから無理だ。

ソ連崩壊したのは、確かに思想関係ない環境の成果もしれないな。

しかソ連が貧しかったのは共産主義思想のせいだ。

維持に成功している社会主義国家はあっても、経済的発展を遂げて豊かになった社会主義国はない。そういうことなんだ。

2021-09-25

anond:20210925112235

これ大いに誤解がある

マルクス中央ヨーロッパにおける歴史必然として共産主義予言した

ロシアについて考察したのではない

注意しなければならないのはロシアが遅れているという意味では無く

ロシア中央ヨーロッパは別の歴史を歩んでいるということ

マルクスの発展史観世界普遍的法則ではない

それをレーニンとかが改変したのが、一般に言われるマルクス史観マルクス史観ではない

2021-09-21

男性の羨ましいところ

そりゃ勿論ちんこを持ってるってところですよ。

いや大真面目に。

幾つか良さを語っていくので、世の男性諸君はそうかぁちんこってやっぱ良いよな~~と思う契機にしてください。

①興奮の度合いがわかりやす

興奮すると勃起する、単純ながら実によくできた仕組みだと思う。非常にわかやすい。

一応女も濡れるっていう印があるっちゃあるんだけど、勃起に比べるとかなりわかりにくい。

自分は今結構冷静なはずだ...と思ってても脱いでみたら思ったよりめちゃめちゃ濡れてたりして、うっかりそうなってしまった場合下着を手洗いする羽目になる。

まぁおりものシートとかしてればいい話なんだけどね。でも濡れるかも...と思って予めシートしとくのって不可能じゃないか

濡れるかもと思った時には既に濡れているのであって毎回後手に回っている。洗濯めんどいんじゃい!

もっと今濡れてますよ!みたいなわかりやすい通知がほしいんだよな。

あとはやっぱり勃起って視覚的にもエロいじゃないですか。

自分が今めちゃめちゃ興奮してることがわかると自慰にも身が入るってもんですよ。

身体の外についている

外についてるものと中にあるものを触るんじゃ断然外の方が心理的ハードルが低いわけ。

中に指入れるのはこう...腰を据えて自慰をするか...という覚悟がいる。

エロ漫画読んでるとかわいい女の子が頬を染めて背徳感に浸りつつゆっくりと指を挿れてたりして、見る分にはエロくていいんだけど実際自分でやるとなると話が違ってくる。

普通に怖いし。触りかた間違えるとかなり痛いし。

挿れたら即気持ちいいとかじゃなくて、圧迫感や挿入の恐怖に耐えつつ良い所を良い感じに触る訓練が必要なんだよね。

検索すると『女性が中でイくのは難しい!オナニートレーニングで心地よい快感を』みたいなページいっぱい出てくるけど、

トレーニングなんかしたくないんだよ~~~!!!もっと気軽にうわ気持ちいいなにこれ!!って感じのやつをやりたいわけ!!!

その点男性はとにもかくにもしごいてればある程度の快感保証されてるわけで、そこは心の底から羨ましいです。

クリ触れよって話だけど、でもやっぱここが一番気持ちいいとされるところに辿り着けないのはなんか負けた気がするだろうが......

射精できる

やっぱりこの点は欠かせないですね。

気持ちいいだけじゃなくて射精した後は萎えるのではい自慰が一区切りつきましたよというメリハリがある。

女の場合イく前後で見た目は何ひとつ変わらないのでちょっと面白みがない。

女の方がイく快感が持続するのは良い点かもしれないけど、でも男はやろうと思って練習すればメスイキができるじゃんね。

男はメスイキに到達できるけど女は射精に到達できない......悔しい。射精してみたいよ~~~

あとはオナ禁効果がわかりやすいというのもある。

禁じた分だけ射精量も増えるだろうし、達成感半端なさそう。やりたい。

自慰グッズが良い感じ

これも若干上で書いた外と中の心理的ハードルの話になっちゃうけど、女性自慰グッズの1位としてイメージされるものってやっぱりバイブなんだよね。

どこを見てもバイブは売ってるけど、バイブはもう既に形がかなり性のイメージ

一発で挿れるやつだ!!ってわかる形をしてるので、エロい気分じゃない時に目に入るとうーん...っていう気持ちになってしまう。

あと個性を出そうとするとどうしても独特な形(長かったり突起が生えたり)に進化しがちで、エロさよりも痛そう!の方が勝ってしまう。

一方のオナホこれはいいですね。

TENGAHP見てみたけど物凄く良い。おしゃれ。全然アダルトグッズ感がない。かっけ~~~!

それにバリエーションも中がふわふわだとかスクリュー型だとか、なんだそれ...気持ちよさそう...触ってみたい...と好奇心が刺激される。

モノを受け入れるのとモノに突っ込むのとではやりやすさも違うしね。いいな~~オナホ

ざっとこんな感じ。

実際の男性におかれてはそんないいもんじゃない、めんどくさいという意見もあるのかもしれないけど、ちんこっていいな~~という気持ちが抑えられなかったので書きました。

性転換したいわけじゃないよ。

背が高い人ってかっこよくて憧れるな~視界よさそうだし似合う服多いだろうな~~って感じ。

2021-09-19

anond:20210919202141

共産主義の致命的なところは「別に制度だけ共産主義にして、経済仕事ブルジョア追い出した後も今までやってた通りにやれば、まあ普通に進むやろ」とマルクスが思ってるし、それがどこまで行っても訂正されないってこと。

レーニンもそこで間違えて、社会主義という名の強権支配に入らざるを得なかった。

 

成長を目指してないんだから成長しないし、成長しない社会経済は貧しくなっていくし、貧しくなる政治とは失敗政治のことだ。

 

昔も今も何も変わってないよ。

2021-09-12

anond:20210911150237

明治維新はなんだかんだいって、その後の日本は躍進しました、があるからドラマになってるところがある。

タリバンはなあ、この後にガチガチイスラム法国家を作って、それで躍進とか発展とかなるわけないんだよな。

レーニン革命とかのが近いんじゃないのか。

2021-07-12

anond:20210712015354

左翼はおっかないぞ

背後から忍び寄って内ゲバを仕掛けて乗っ取る技術は、レーニンスターリン毛沢東らの長年のノウハウが結実してる

まかり間違って政権取っても、社会裏切り疑心暗鬼支配する修羅世界になる

左翼が本当に恐ろしいのは、資本主義否定ではなくて革命闘争のえげつなさ

2021-05-13

anond:20210513102613

経済学では義務教育はともかく大学進学と経済成長ほとんど関係ないとされてる。はてなー学校教育しか教育と認めず、オンザジブトレーニングを教育と認めないから、こういう主張はウケないけどね。

大学なんか行っても意味はない

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52017082.html

2021-04-23

サクラ革命をここから復活させる方法

革命家女体化ゲームにしようぜ

マルクスレーニンから日本赤軍まで

毛沢東金日成実装の暁にはネットが熱くなること間違いなし!

2021-03-30

anond:20210330132127

すまん、間違えた

×ソビエト連合

ソビエト連邦

英語のUnionに引きづられちまった

自分としては戦前の文献とかに出てくる「『ソ』同盟」の呼び方の方がなんか好き

これでもレーニンスターリン歴史上の人物として興味を持って読んでるほう

きじゃないのは戦後日本進歩的マスコミ

2021-03-07

リベラル学校教育しか教育と認めていない

オンザジブトレーニングを教育と認めないか大学進学は善、大学無償化は善と言ってるでしょ。大卒が増えたところで今まで高卒でやってた仕事大卒でやるだけなのに。

2021-01-26

今更だけど2020年に読んだ本

1月(15冊)

池澤夏樹個人編集 世界文学全集II-11所収 ピンチョンヴァインランド

前野ウルド太郎バッタを倒しにアフリカへ」

ドナルド・キーン「百代の過客 日記に見る日本人」★★★

岡地稔「あだ名で読む中世史 ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる」☆

ドナルド・キーン「百代の過客〈続〉 日記に見る日本人」★★

町田康くっすん大黒」☆

西村淳「面白南極料理人

町田康夫婦茶碗

西村淳「面白南極料理人 笑う食卓

青山潤「アフリカにょろり旅」

石川啄木ローマ字日記

今尾恵介「ふしぎ地名巡り」★

奥野克巳「ありがとうもごめんなさいもいらない森の民と暮らし人類学者が考えたこと」

ピーター・ゴドフリースミスタコの心身問題 頭足類から考える意識起源

西村淳 「面白南極料理人 名人誕生

現代語訳対照枕草子(上)」田中太郎訳注

2月10冊)

現代語訳対照枕草子(下)」田中太郎訳注

タミム・アンサーリーイスラームから見た「世界史」』★★★

ミカエル・ニエミ「世界の果てのビートルズ

アミン・マアルーフ「アラブが見た十字軍」★

池澤夏樹マシアス・ギリの失脚

テッド・チャン「息吹」★★

田尻祐一郎「江戸思想史 人物方法・連環」

ピエールバイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」☆

子安宣邦江戸思想史講義」☆

イリヤ・ズバルスキーサミュエルハッチンソン「レーニンミイラにした男」☆

3月12冊)

「1491―先コロンブスアメリカ大陸をめぐる新発見」★★

マイクル・フリン「異星人の郷」上巻。

マイクル・フリン「異星人の郷」下巻。

ボッカッチョデカメロン 上」(河出文庫

ヤスミナ・カドラ「昼が夜に負うもの」。★

チャールズ・C・マン『1493――世界を変えた大陸間の「交換」』★★★

ボッカッチョデカメロン 中」(河出文庫

ジョン・サザーランドヒースクリフ殺人犯か? 19世紀小説の34の謎」

甘耀明「神秘列車

ボッカッチョデカメロン 下」(河出文庫

東京創元社編集部「宙を数える」

4月12冊)

東京創元社編集部「時を歩く」

東京創元社編集部「年間日本SF傑作選 おうむの夢と操り人形

葉月十夏「天象の檻

春暮康一「オーラメイカー」★★

高丘哲次「約束の果て―黒と紫の国―」

堀晃ほか「Genesis万年の午後 創元日SFアンソロジー

江戸川乱歩作品集I 人でなしの恋・孤島の鬼 他」

水見稜ほか「Genesis 白昼夢通信 (創元日SFアンソロジー 2) 」

江戸川乱歩作品集II 陰獣・黒蜥蜴 他」

今野真二「振仮名歴史」★★★

村上春樹ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集」★

サリンジャー「このサンドイッチマヨネーズ忘れてる ハプワース16、1924年」。

5月(13冊)

江戸川乱歩作品集III パノラマ奇談・偉大なる夢 他」

林俊雄「興亡の世界スキタイ匈奴 遊牧文明」★★★

清水勲「ビゴーが見た明治職業事情

原聖「興亡の世界ケルトの水脈」★★

夢野久作「瓶詰の地獄

大森望責任編集NOVA 2019年秋号」

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドA」☆

パク・ミンギュ「短篇ダブル サイドB」

チョン・ソヨン「となりのヨンヒさん」

森谷公俊「興亡の世界史 アレクサンドロス征服神話」★

三方行成「トランスヒューマン ガンマ線バースト童話集」

三方行成「流れよ我が涙、と孔明は言った」

高山羽根子オブジェクタム」

6月12冊)

宮内悠介「スペース金融道」。

草野原々「最後にして最初アイドル

石川宗生「半分世界」★

「ガラン版千一夜物語 1」★★★

「ガラン版千一夜物語 2」

「ガラン版千一夜物語 3」

「ガラン版千一夜物語 4」

「ガラン版千一夜物語 5」

「ガラン版千一夜物語 6」

オースン・スコット・カード無伴奏ソナタ

ジョン・サザーランドジェイン・エア幸せになれるか?―名作小説さらなる謎」★★

イアン・マクドナルド火星夜想曲

7月12冊)

ジョン・サザーランド現代小説38の謎 『ユリシーズからロリータ』まで」

J・P・ホーガン未来からのホットライン

ロバート・アーウィン「必携アラビアン・ナイト 物語迷宮へ」★

クリストファー・プリースト奇術師

ルーシャス・シェパード「竜のグリオールに絵を描いた男」

ウィルワイルズ時間のないホテル

ヴァージニア・ウルフ「ダロウェイ夫人」(光文社)★★★

栗田伸子・佐藤育子「通商国家カルタゴ」★★

アーヴィングアルハンブラ物語」上巻☆

アーヴィングアルハンブラ物語」下巻

J・P・ホーガン創世記機械

J・P・ホーガン未来の二つの顔」

8月10冊)

ジュリアン・バーンズフロベールの鸚鵡」

松谷健二カルタゴ興亡史 ある国家の一生」★★★

イアン・マクドナルド黎明の王 白昼の女王

松谷健二「東ゴート興亡史 東西ローマのはざまにて」★★

ピーター・S・ビーグル「完全版 最後ユニコーン

松谷健二ヴァンダル興亡史 地中海制覇の夢」★

オルガ・トカルチュク「逃亡派」☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」上巻☆

ユヴァル・ノアハラリ「ホモデウス テクノロジーサピエンス未来」下巻

シュティフター晩夏」上巻

9月(14冊)

シュティフター晩夏」下巻

岡嶋裕史「5G 大容量・低遅延・多接続のしくみ」

住吉雅美「あぶない法哲学 常識に盾突く思考のレッスン」★★★

西田龍雄アジア古代文字の解読」☆

山内進『北の十字軍 「ヨーロッパ」の北方拡大』★★

マリオバルガス・ジョサ(リョサ)「嘘からたまこと」

吉岡乾「現地嫌いなフィールド言語学者かく語りき。」

原田実偽書が揺るがせた日本史」☆

ルーシャス・シェパード「タボリンの鱗 竜のグリオールシリーズ短篇集」

オルガ・トカルチュク「昼の家、夜の家」

森安孝夫「興亡の世界シルクロード唐帝国」★

後藤明「南島神話」☆

A・レシーノス原訳「マヤ神話 ポポル・ヴフ」

杉勇、屋形禎亮「エジプト神話修集成」。

10月(15冊)

八杉佳穂「マヤ文字を解く」★

トンマーゾ・ランドルフィカフカ父親

加藤文元「宇宙宇宙をつなぐ数学 IUT理論の衝撃」★★

スティーヴン・ミルハウザー「三つの小さな王国

エイミー・B・グリーンフィールド完璧な赤 「欲望の色」をめぐる帝国密偵大航海物語

リン・ディン「血液石鹸

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ1」

ザカリーヤー・ターミル「酸っぱいブドウ はりねずみ

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ2」

ダニヤール・ムイーヌッディーン「遠い部屋、遠い奇跡

ヴァールミーキ著、中村了昭訳「新訳 ラーマーヤナ3」

プラープダー・ユンパンダ」☆

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ4」

チュット・カイ「追憶カンボジア

馬場隆弘「椿井文書 ――日本最大級の偽文書」★★★

11月(12冊)

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ5」

タクブンジャ「ハバ犬を育てる話」☆

井伏鱒二山椒魚」(新潮文庫)★★

志賀直哉清兵衛と瓢箪網走まで」(新潮文庫)★★★

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ6」

ホアン・ミン・トゥオン「神々の時代」★

カズオ・イシグロ充たされざる者

池上英洋・川口清香美少年美術史: 禁じられた欲望歴史

ヴァールミーキ「新訳 ラーマーヤナ7」

プラープダー・ユン地球で最後のふたり」☆

ソーヴァデーヴァ「屍鬼二十五話―インド伝奇集」☆

プラープダー・ユン「鏡の中を数える」

12月(12冊)

グレアム・グリーン第三の男

ローデンバック「死都ブリュージュ

ショレム・アレイヘム「牛乳屋テヴィエ」

池上英洋・荒井咲紀「美少女美術史 人々を惑わせる究極の美」

ヤスミナ・カドラ「カブールの燕たち」☆

ホセ・ドノソ「夜のみだらな鳥」

カズオ・イシグロわたしたちが孤児だったころ」★★

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」上巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」中巻

ロレンススターン紳士トリストラム・シャンディの生涯と意見」下巻

ハン・ガン菜食主義者」★★★

マリオバルガスリョサ「継母礼賛」★

漫画(22冊)

入江亜季「北北西に曇と往け」(一)~(四)

浅野いにお短編集 ばけものれっちゃんきのこたけのこ

八木ナガハル物質たちの夢」

詩野うら「有害無罪玩具」★★

詩野うら「偽史山人伝」

道満晴明ニッケルデオン」【赤】【緑】【青】

中村明日美子「Aの劇場 新装版」★★★

panpanyaおむすびの転がる町」

中村明日美子「Bの劇場 新装版」

石黒正数「Present for me」

水上悟司「放浪世界

須藤佑実ミッドナイトブルー」☆

澤江ポンプ「近所の最果て」

道満晴明メランコリア上下巻★

カシワイ「光と窓」

ヨシジマシウ「毒百合乙女童話

総評

月ごとに一番面白かった本を3冊選び、★をつけた。ただし、どうしても入れたかったものは☆をつけた。月ごとの順位なので、たとえばパク・ミンギュにはもっと星をつけたいのだがそれが反映されていない。

数えてみたが、2020年に読んだのは活字149冊、漫画22冊だった。毎月12から13冊読んでいると思っていたので、単純計算で150冊を超えると思ったが、ぎりぎり足りなかった。とはいえ、毎月10冊という目標は達成している。

1年を通して見ると、ノンフィクションばかり読む時期や、SFばかり読む時期などが明確に交代していることがわかる。特に4月から6月SFファンタジーほとんどだったが、8月以降SFを全くと言っていいほど読んでいないし、逆に11月、12月は1冊をのぞいてノンフィクションがない。

また、芥川賞をはじめとした日本現代文学ほとんど手に取っていない。ベストセラーエンタメホラーもない。逆に、韓国タイペルーチリなど、日米欧以外の海外文学割合が高い。

意識してきたわけではないが、自分の好むジャンル科学歴史ノンフィクション神話、行ったことのないラテンアメリカアジア文学メタフィクション的であったり奇妙な味がしたりする短篇集、古典であるようだ。一方で、女性作家割合は低く、特に日本現代女性作家ほとんど手に取ってない。一時期は多和田葉子だとか江國香織とかをよく読んでいたので女性作家が嫌いなわけではなく、ヴァージニア・ウルフも好きだし、ハン・ガン自分の中では大当たりだったので、もう少し割合を増やしてもいいかもしれない(追記。身につまされる話よりも読んでいて気持ちのいい本を読む率も増えた)。

割合の話でいえば、大学時代はもう少し文豪作品を多く読んでいたように記憶している。それと、いくつから例外を除き、世間の動きや話題とは遊離したチョイスばかりである。世の中から目を背けているわけではないが、日々の雑事とはまた違う視点に立てたのはありがたかった。新型コロナウイルス関連の記事ばかり読んでいては気がめいってしまう。

今年は少し冊数が少なくなるかもしれないが、引き続き毎日の気晴らしとして、気が向いたものを好きなように読んでいきたい。

以上。

2021-01-01

anond:20210101140136

中国みたいに強力な中央集権国家権力行使できればダイナミックなリソースの再配分が可能だろうが、日本の現状は省あって国なし、局あって省なし

小泉にしても安倍にしても一部分を中央集権的に改革するのに数年かかってしまった

ケインズだとかマルクスだとかピケティだとか言ったところで、当事者縄張り争いをやめるわけじゃない

毛沢東だってレーニンだって政権を握ってからやったことは既存地主層を皆殺しすることによって権力・金力の空白を作り出して共産党が独り占めしたんだよ

日本明治維新だって西郷が敗死してようやく御一新をみんなが受け入れた

しかしながら今の日本平和的でない権力転覆不可能

理系研究者もケツ持ちを選ばなきゃリソース配分で貧乏くじをひくのは当たり前なんだ(その分を政治力に長けた文系連中が持っていく)

千人計画なんかに応募する研究者気持ちはよくわかる(自分賛同しないけど)

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