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はてなキーワード: デフレとは

2011-11-26

市役所職員同士で結婚共働き」が理想的な働き方である理由。

ステータスとかそんなんじゃなくて、「良好な労働条件」「そこそこの給料がもらえる」「本人にずば抜けた能力無くてもOK」ということであれば、「市役所職員同士で結婚して共働き」が今でも最強。

【良好な労働条件】

・それなりにヒマな部署なら大体9時5時の勤務だったりする。ただしこれは部署によって全然違っていて、例えば財政の部署は一ヶ月泊り込みとかあるから、忙しい部署は死ぬほど忙しい。

・転勤が市内で引越しいらない。というか、転勤があまり無いし。(当然、国家みたいに全国転勤、県職員みたいに県内転勤てことも無い)。

・部署によるけど、有休もとりやすいし、産休も取れる。育児休暇もバッチリ取れる。まあ、本来それが当たり前であるべきなんだけど。民間で子育てして仕事バリバリというと、川本裕子さんクラスの(もしくはそれに準じる)能力が必要だけど、市役所ではそんなもの必要ない。

【そこそこの給料がもらえる】

今の若手公務員はかなり給料が削減されてしまっているが、中高年は十分に高いから、共働きだとかなりリッチな生活が可能。

ボーナスは削減され続けているが、ある日いきなり無くなる可能性は低い(法令で決められてるから)。

あと労組が良くも悪くも超強い。一時に比べると大分弱くなったけど。

【本人にずば抜けた能力無くてもOK】

市役所に入るための試験別に超楽勝というわけじゃないが(このご時世だし)、特に難関と言うわけでもない。フツーの人を採用するんだし。

一方、労働条件が良くて給料がいいということであれば資格職が思いつくが、最近弁護士もソクドクやら090弁護士が出てきて大変だし、会計士試験受かっても監査法人就職できないか会計士になれないケースが多くなってきた。

官僚(一般の公務員とは区別する)だって東大法卒じゃないとそもそも出世競争に入りにくいし、それ以前に本来もらうべき報酬を後でいただくという「天下り」への風当たりが強いからカネとしては割りに合わない。

外資系金融ガツガツ稼ぐ人もいるけど、とっても頭良くて精神的にタフじゃないと続かない(大学の友人で某外銀で年収4000万円もらってる人がいるけど、自他共に認める超秀才だったし、労働環境が苛酷だから長期的に働ける仕事じゃないと聞いている)。

ただ、医者モンスター患者とか苛酷な労働条件とかあるけど、上記の資格とかに比べると全然いいと思う。なるのが大変だけど。

感想

僕は市役所職員ではないが、市役所職員を批判する気は全く無くて、本来世の中みんなそこそこ働いてそこそこ給料もらえるのがいいよね、と思う(そういえば共働き公務員給料カットかいうバカ条例を出そうとした自治体があったな。内閣法制局にこっぴどく叱られて止めたけど)。

定時で帰れて、育児休暇もちろん取れて、ちゃんとした給料もらえて。

あと、「バブル崩壊以降のデフレ経済下で一番賢い投資家アクティブ投信やら株やらを買ってる人じゃなくて(もちろん市場ポートフォリオ投資してる人でもなくて)、銀行預金預けっぱなしのじいちゃんばあちゃんだった」という話と同じで、あれこれジタバタするよりも地元市役所行ってのんびり暮らしている人が一番コストパフォーマンスが良かったんだなあって思う。

2011-11-24

http://anond.hatelabo.jp/20111124193742

もうちょっとまともに読んでから自信満々の突っ込みをしてほしいもんだ。

一般人に毛が生えたようなレベルでも、美男美女だというだけで入札がいっぱいあった。

極端な話、美男美女なら労働しなくても繁殖できた。

デフレ不景気の今は、市場全体に入札が減って取引不成立だらけの状態なの。

から「美男美女が最低条件になっていく」と言ってるんだよ。

需要が減れば供給側は値段を下げざるを得ないわけ。

需要供給意味合いすら勘違いしてんのに人のこと「経済の素養が無い」とか言っちゃうのは噴飯物だな。

http://anond.hatelabo.jp/20111124180303

20点ぐらいの解答だよ…。


まず、社会の景気がいいときのほうが美男美女の価値は高まる。

社会全体が貧窮してたら、せっかく美男美女が居てもそこにお金が積み上げられない。


逆に不景気とき経済が停滞や縮小してる時は

「稼ぎのいい人」「生活力がある人」の人気が増す。

みんなディフェンシブな選択になるので。飢え死にしたら最悪だからね。


バブルときだったら、

一般人に毛が生えたようなレベルでも、美男美女だというだけで入札がいっぱいあった。

極端な話、美男美女なら労働しなくても繁殖できた。

デフレ不景気の今は、市場全体に入札が減って取引不成立だらけの状態なの。

結婚繁殖価値を見出さない人が増えた、っていうのだけはそのとおりだね。

しか

今や経済は成長しなくなり、金や権力パイは縮小する一方。

それに従って競争も激しくなり、「イケメンかどうか」を判断基準に加えても十分席が埋まるようになった。

ここだけ読んでも、成人レベル経済の素養すら欠けてるのが明らかなんだけど

これどういう人が書いたのかな。何歳ぐらいのどんな仕事の人だろう・・・

2011-11-19

TPPを考える上で読んでおいたほうが良い本

最近TPPについて知りたいけど何の本を読んだらいいのか分からないという人がTwitterに散見されるので

TPP反対派の立場からおすすめ書籍をあげていきます

TPP賛成派も賛成の立場から何かお奨め本があればお奨めの本を付け加えていくといいか

必須2冊(TPPについて考える前にアメリカのこれら有名経済学者の影響を受けた人達がどう考えるか

ということを感じておくべき)

「波乱の時代」下巻 グリーンスパン 定価2000円+税

フリーフォール」グローバル経済はどこまで落ちるのか スティグリッツ 定価1800円+税

経済学部以外の人が初めに読んでおいた方がいい本(下に行くほど読みやすい。ただし教科書に書いてあることを

そのまま鵜呑みにしないこと )

スティグリッツ マクロ経済学」といいたいけど・・・5040円と高いので余裕があれば

ナツメ社の「図解雑学 マクロ経済学」1365円をおすすめしておく

アメリカ高校生が学ぶ経済学クレイトン 2520円(「比較優位」について分かりやすく書かれている)

何を守るべきなのかというラインを見極めるための1冊

ルポ貧困大国アメリカ」堤 未果 735円(アメリカメキシコFTAした結果生まれた悲惨な状況やアメリカ貧困構造詳細 2巻はまだ未購入)

現代農業 2011年4月号の関良基さんが書いた「飢餓を生み出すTPP」という記事 バックナンバー800円+送料120円

アメリカのやり口について読んでおきたい2冊

「売られ続ける日本、買い漁るアメリカ」 本山美彦 1300円+税

「仕掛け、壊し、奪い去るアメリカ論理原田 武夫 税込1500円

その他目を通しておいた方がいい2冊

ユニクロデフレ国家破産」 浜矩子 850円+税

悪夢のサイクル」内橋克人 1429円+消費税

新自由主義」「グローバル」という一見耳障りのいい言葉について疑心を持った時にお奨めの2冊

(一番上の必須2冊もこのカテゴリーに含まれる)

資本主義はなぜ自壊したのか」中谷 巌 1700円+税

人間幸福になる経済とは何か」ステイリッツ 日本語版 1800円+税

2011-11-10

TPPという馬鹿騒ぎを嗤う

ラジオからTPPの話が流れてくる。

どうやら最近流行りらしい。復興はどうなった?増税話で終わりなのか?デフレ脱却はどうなった?

毎度毎度の汗臭いオヤジ想像)の煽り論調を耳にすると、はなはだ胸糞が悪くなる。

この国にはいまだ独立自尊の気風すら育っていないのか。

わたくしに言わせれば、自国を悲観し米国の力を過度に恐れる一方で、その内実では自国の力を過大評価するという二律背反した存在が今の日本人の姿だ。

これは、鬼畜米英の名の下に勝利の目算などない戦争に向かわせたあの苦い時代の心情そのものではないか

大量のガセネタの中に潜む断片的な事実の欠片から真実に近づこうともせず、ただただ耳を塞ぎ、交渉に参加していないか真実は分からないと早々と諦め、

自らの利益すら主張できないはずだと恐れ、自らの殻に閉じこもりただただ悲観する存在。それが現代の日本人嗚呼

そしてTPPで国が変わるという馬鹿げた話が正当性を持つのであれば、こう言った方が余程正確だ。

TPPはこれまで我が国が締結した経済連携協定にほんのわずかなスパイスをまぶしたものに過ぎませんよ、と。

二十年も停滞しているのにまだ世界第三位の経済大国米国から見れば第二位の貿易相手国である日本の天地がTPP如きでひっくり返るのならば、さぞやTPP

に参加した国々では社会転覆するくらいの大変な事態になっているのだろう。残念なことにわたくしの耳が遠いのか、そうした話は聞いたことがないけどね。

日本運命を変える程の協定ならば、米国人の多くが事実を承知しているはずだ。・・・やはり米国陰謀から自由の国でも緘口令が敷かれているのだろうか。

やはり自由の国というふれこみは嘘なのか、そうなのか。

そうだ、陰謀ならばきゃつらは手ぐすねひいて待っているだろう。日本の議論が煮詰まらないうちに丸めこめれば上等だ。だが何と日本の議論が煮詰まっていない

から交渉のテーブルに即座に付かせるわけにはいかないと言っているらしい。さてはこれも新手の陰謀なのか?

わたくしは、薄っぺらなこの国にふさわしい見掛け倒しの宰相であった菅直人言葉を今になって少々見直している。そうだ、TPP平成の開国だ。その通りだ。

開国すれば毛唐どもに食われてしまうと現代の日本人は恐れている。国を開き、列強と自らの力の差を正しく知覚し変えることができたからこそ、わが国は列強とも

伍していくことができたのではないか。その過程で問題や矛盾が無かったとは言わない。しかし知ろうとせず変われなかったアジアの国々のように列強植民地

堕ちれば良かったのか?違うだろう。

最後TPPで国がひっくり返ると騒いでいる皆さんにお知らせです

どうやらこの国の政策当局は、かの欧州とも同じような内容の経済連携協定の締結をもくろんでいるようですぞTPPの内容を更に環太平洋全域にまで拡大させよう

としているようですぞ。これから何度も国が転覆するような騒ぎがおこりますぞ。

全力で阻止しなくては。さぁ大変だ、大変だ。

あ、最後じゃなかった。もう一つお知らせです

ドジョウ宰相によれば「失われた二十年」をTPPで取り戻せるらしい。

TPP反対派は、弱者の敵だ!日本経済の敵だ!失業者の敵だ!被災者の敵だ!

さぁ神風がやってきた。さぁ大変だ、大変だ。

最近は長くなると誰も読まなくなるみたいだけど、読んでくれてありがとう

折角だから一言でまとめておこう。

TPP・・・・ロクナモンジャネェエエエエエ!!!

2011-10-15

TPPについて冷静な議論をしよう、続き

http//:anond:20111014234326

では反対派の意見です

1.農業TPPによって壊滅する。

アメリカに比べて生産性に低い日本農業関税保護を撤廃したら生き残ることができない。すると食料自給率が下がり、安全保障上大きな問題となる。

2.国内規制非関税障壁として撤廃され、サービス安全の質が低下する

例えば医療における混合治療の開始や外国人医師外資の導入により日本医療の質が低下する。社会保障アメリカ並に下がってしまう。また食料の安全基準もアメリカ並に緩和させられる。

3.金融サービスの自由化が進み、外資金融機関金融資産がのっとられる。

外資規制されている郵政や農協共済などに参入し、その金融資産海外運用されるようになる。

4.単純労働者が流入する。

外国人労働者に対する規制非関税障壁として撤廃せざるを得なくなり、海外から単純労働者が激増する。

5.外資に対する規制をかけられなくなり、コントロールが効かなくなる。

公共事業への参加などに国が規制を行えなくなる。また、農業にも外資が参入してくる。さらに外資企業が条項の正しい履行を求めて国を直接訴えることができるようになる。

6.デフレが激化する。

海外の安い製品の流入により物価が下落し、デフレが加速する。そして物価下落以上のスピード給与が下落する。

2011-09-22

http://anond.hatelabo.jp/20110922013754

まったくもって経済まわしてくれてて有難いけどな。

金を放出せず貯めてるなんて、第三者の俺からしたら迷惑な話だ。

つのから、金使わないよなんてことが世間で自慢できるようになったんだろ。。

結局、金融屋に右へ倣えしている連中が世間に増えたんだな。

年金国債の状況から将来が不安で仕方がない人も多いかしらんけど、

一方でしこたまカネを貯めて相対的に他人を低めることを生きがいにしている冷酷な連中も多いんだろ。

この数年の日本国デフレ経済停滞の案外大きな理由かもな。

当然、身内や嫁・娘となれば別ね。

2011-08-19

http://anond.hatelabo.jp/20110816220206

こんにちは絶望格差を書いたマスダです

思いのほか、反響が大きくて驚きました。ご質問やご意見に、反応と言うか、意見を書きたいと思います


[上から目線ではないか]

観察したり批評するという行為自体が、基本的に上から目線です。絶対そういうことを言われるだろうなと思ったのが自分ブログではなくマスダで書いた理由です。「天皇機関説」「産む機械」「暴力装置」等々、社会科学の文脈で語られた言葉でさえ優越感ゲームで処理されてしまう世の中です。こうした負の連鎖について、学校で教えればいいという意見もありましたが、絶対に無理だと思います当事者たちから感情的な反発が来て、社会的リンチにあうのが目に見えているのに誰が火中の栗を拾うでしょうか。お金のこと、キャリアのこと、仕事のこと、本当は中学までに教えておいた方がいいことがたくさんありますが、それがなされていないのにはそれなりの理由があります


[地主のことが書かれていない]

H町は地方であり郊外ではあっても農村ではないということです。一時的な土地バブルがあったとしても、その恩恵を被ることが出来るのは資産家だけです。農民は、フローは少なくてもストックは持っているので、都市郊外の開発初期には、バブル資産家が続出しました。しか郊外に住んでいる人はそうした人ばかりではありません。H町は、一度、農村から工業化の過程を経ているために、住民の大半はプロレタリアート層(あるいは下層ブルーカラー)でした。地方=貧困とじゅっぱひとからげで見るのが間違いであるように、主に都市プロレタリアートの人が言いがちな、地方資産家の構図も全体に敷衍するのは間違いです


[戦後にはそういうところから成り上がった人たちがたくさんいる/別にブルーカラーでも不幸とは言えない]

現在高度経済成長を経て、安定成長の時代も経て、デフレの時代です。そうしたチャンスの時代を経てなおかつ成り上がれなかった人たちが取り残されている問題なのです。「生きがい労働」がどうしたと散々不平不満を言っている今の世代が、ブルーカラーでもそれなりに幸せというのは偽善じゃないでしょうか。選んだ結果ならばともかく、それしか選べなかった、実質的には選ばされている状況で、人それぞれというのは気休めとしか言いようがありません。


[新住民も"上層"下層プロレタリアートに過ぎない]

これはある意味そう思います。元記事は、勉強という切り口から見たのですが、根本知的好奇心が欠けているのは新住民も原住民も大して変わりません。これは精神論の話をしているのではなくて、根本の欲求がない限り、勉強能力として身につかないという側面があるので、これは重要な問題です恐竜博士といわれるような小学生は興味があることについては専門家レベルの知識を持っています。そういう人に、興味もない人が付け焼刃で暗記したところで太刀打ちできません。メリットシステム上層部は、恐竜博士みたいな人ばかりなので、いずれ新住民も挫折を強いられることになります。それでも、下士官まりであっても日常的に殴られる二等兵よりはマシです。新住民はその程度のことは理解しています。彼らは将軍になるためではなく二等兵にならないために走っているのです


[金持ちを引きずり落とす必要がある]

金持ち貧乏にしたからと言って貧乏人が金持ちになるわけではない」と某女性が言いましたがこれは間違いです経済自体はプラスサムですが、経済構造にはゼロサムの部分があるからです。一番わかりやすい例は農地解放です。富の偏在の是正を比較的可能にした戦後日本と、戦後すぐには日本より豊かであったフィリピン現在の姿を比べれば一目瞭然ですメリットシステムの結果発生した富と、アリストクラシーの結果保持された富はまったく性質が異なります。前者はメリットシステムを強化し、後者メリットシステムを弱体化させます。少なくとも新住民に「努力報酬」を与え、原住民努力の動機を与えるためにはメリットシステムの強化は不可欠であり、そのためには既得権益層を弱体化させる必要があります


[アボリジニの盗まれた世代を肯定してしまうのではないか]

そういう極端な例を言うなら、逆のことも言えます。そういうことを言う人たちは家庭内の虐待助長しているのではないでしょうか。

家庭には子供を抑圧し、スポイルしてしまう面もあると指摘することが、アボリジニの盗まれた世代に直結するというならば、家庭の不可侵性をことさら言い募る人たちは、親が子供を所有物のように扱い、虐待することを是としているとも言えるのではないでしょうか。物事を多角的に見ずに、だから進歩主義ダメなんだみたいに言いたがる人には、おぞましいという感情しか持てません。

じゃあ、どうすればいいという具体的な解決案が私にあるわけではありません。あるというなら、あると言う人が提示してくれればいいと思います。分かり易い具体的な解決があるならすでに実行されているでしょう。問題だけ示して解決も出さないのが無責任と言われるなら、そう批判されてもしかたがないと思いますしかし問題があるものをないということは出来ません。


[原住民別に不満に思っていない]

不満に思っていない、と言い聞かせている、と私は思います。仮に宝くじにあたって、以前と同じライフスタイル、以前と同じ消費財で満足できるでしょうか。できるというなら、それはそれぞれの好みだと言えるでしょうが、実際にはそうではないわけです。選択可能性があって、初めて選べるのであって、選択可能性がないところで手に入れた物はあてがわれたものに過ぎません。努力をする人、特に自分子供努力をするのを引きずり落とそうとするのは自己欺瞞を突き付けられるからではないでしょうか。戦後の、教育熱心なお母さん(北野サキさんみたいな人)とそうした原住民の親の違いは自己欺瞞の自覚の有無だと思います

原住民友達の中にはマンガでさえ本というものは読まない子はたくさんいました。そういう子たちも中学の頃には「少女コミック」を熱心に読んでいました。素敵な彼とセックスしてしあわせ、みたいな話です。今にして思えば、小学館貧困ビジネスをしていたんだなと思います


[原住民にも向学心はある]

逆上がりができるようになって嬉しいくらいの向学心はあります小学生の時の「勉強ができない」は本当に簡単なところで理解がつまずいているのですから、少し整理してあげるとパッと分かって、魔法みたい、嬉しいということはありました。ただ、それが続かないのです。それを続かせてサポートする環境がないのです原住民の子でただひとりだけ、有名大学に進学した子(男の子)がいました。彼は頑張ってそうしたのではなくて、もともとの知的好奇心がある子だったので、勉強しないことの方が苦痛、という子でした。彼とは何でも話せる友達になりましたが、彼は少年時代ずっと、家族からさえ変人扱いされました。彼を励ましてサポートしたのは私と私の家族くらいだったと思います。彼の場合は、たとえ変人扱いされたとしても向学心の衝動があったので、どうしてもそうせざるを得ない結果、勉強したのであって、そういう生まれながらの衝動がない子ならば、そうじゃないならとっくに「かわいがられる方向」にシフトチェンジしただろうと思います。ちなみに彼は私の今の夫です

2011-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20110810023945

同じく経済学部だけど、そんなおいしいことは聞かれないな。

聞かれたら得々と語りだすと思うけど。。。

1.経済学は将来予測ができない

まずこれが大前提

なぜなら「人間の行動」が経済を規定する要因だから

たとえば経済学で「8月11日の日経平均が1万円台を回復する」という予想が立てられたとしよう。

その予想が仮に正しいとする。

投資家はその予想をもとに、株を買いまくる。

結果的には1万円より高くなる。

経済学者の予想は外れる。

2.それでも蓋然性の高い予測はできる

現在一番高確率でありそうなのは少子高齢化が進んで、需要不足がじわじわ進んでいくことである

マイルドデフレがこれからも続いて、経済ゆっくり衰退していく。

けどまあ経済ファンデメンタル(経常収支、GDP物価などなど)が結構強いんで、深刻な状況にはならない。

今のギリシャアメリカみたいなソブリンリスクの可能性は十年後、二十年後にあるけど、消費税増税ができればまあ大丈夫

(できないとやばい

実際聞かれたら何て答えるかな・・・

とりあえず今考えた答えはこれ。

2011-07-12

http://anond.hatelabo.jp/20110712122425

良い事も悪い事も、他人にした行いはやがて自分に戻ってくるんだよな。

されるのは当然としても、だからといってそれを積極的に他人にする行為はどうなんだろうね。

 

増田の例でいうと、ただのストレス解消なのではないかと思うが。

デフレで娯楽に費やすお金が少なくなったんじゃないかね。

2011-06-26

BIは勘定の問題ではなく、感情の問題になっている。

最近日銀の批判をよく見かける。

要するに「何でリフレやんねーんだ、インタゲやれクソが」というような論調なんだが。

ベーシックインカム議論の盛り上がりも間違いなくその延長にあると、先日確信した。

極めて重要なことなんだが、インフレーション・ターゲティング

特に「ちょっとやそっとじゃ動かないほど飽和した市場オラオララッシュ現金を叩き込めばどうなるのか」

これは、未だ人類が体験したことのない話であって、ぶっちゃけ何が起こるかわかんないのだ。

中央銀行がそんな施策を取れるわけもなく、「ムリに決まってるだろ」で結論が出る話だ。

一通り何もかもを試し続けて(実際、日銀は色々やっている)その結果として、死ぬか生きるかの最終手段とするなら

話はわからないでもない。しかし、現在の状況で市場への資金供給手段としてのベーシックインカムは、極めて不適当だ。

ベーシックインカム、というものインフレの中で絶対に切り下げられない。

通貨価値が落ちるほど、供給は増やしていかなきゃならない。ベーシックインカムを払う→インフレ→額面増やす→オワタ

になる可能性が明確に見える施策を、中央銀行がそう簡単に選べるわけがない。

また、リフレの議論にしても「じゃあインフレさせろよ」と言われても、総量緩和も失敗に終わった現在

市場を「ゆるやかなインフレ」に持ち込む方法論って、一つでもあるんだろうか。

こんなことは、人並みの脳があればわかることだ。

リフレ派の議論が無価値とは言わないが、「やれること全部やって死ぬか生きるかになってから」が

議論の終着点であるのは間違いない。リスクヘッジが不可能で、かつ方法論も存在しないからだ。

BI的な、「マーケットの末端にマネーを飽和させる」策は、中央銀行としては絶対にやりようがない。

どちらかといえば、それは政府仕事なのだ。公共投資の新たな形、適切なる場所に適切なる流動性供給する

これこそが、中央銀行ではなく政府の果たすべき役割だ。

でも、日銀はそれなりに必死こいてるし、現在のところリフレ派さんたちのロジックを支える根拠は

ほとんど無いも同然だ。では、何故それがはびこっているか

陰謀論だ。

悪の日銀デフレを起こさせている、日銀政府と結託して悪企みをしている。

これが、論理の背後にある。しかし、中央銀行というのはその成り立ちとして通貨の信認を守る、通貨の番人だ。

そんなアクロバットが出来るはずがない。その彼らですら、一定のインフレを認めそこへ誘導するという

非常に過激な施策を行っている。この状況下でベーシックインカム、なんてキチガイ沙汰だ。

何度でも言うとおり、マーケットの末端に限界を超えた流動性供給した場合、どのような結果になるか。

どの程度の供給が、どのような結果を生み出すか。この世の誰にもわからない。

こんな当たり前の結論が、何故かかき消されている。

市場カタストロフィを「起こしえない」、インフレーション・ターゲティングの方法論を

一つでもご存知の方がいたら教えていただきたい。現状、国民全ての経済生活を秤にかけて、

尚足りる方法論が、一つでも存在し得るのか?

2011-05-25

http://anond.hatelabo.jp/20110525103023

健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する

横だけど、デフレ不況の時代の変化に合わせて健康で文化的な最低限度の生活レベルを下げるべきだよな。

ついでに生活保護の支給額も下げる

2011-05-20

http://anond.hatelabo.jp/20110325230122

元増田ですが。

デフレ脱却議連の主要メンバーには、外国人参政権に反対し、靖国神社にも参拝している代表的な議員がたくさんいます。彼らを売国呼ばわりする人は、外国人参政権賛成&靖国粉砕という思想を持っているのでしょう。バレバレすぎる尾崎っぷりに引くわ。 #defle

https://twitter.com/smith796000/status/71184832067153921

リフレクラスタネトウヨクラスタの融合が見られるとはw リフレ派はリフレ政策への賛成という紐帯が存在するのみで党派性がないなんて寝言をほざいていた方々は、上念氏をきちんと批判するんでしょうな? そういう言動が、リフレ派に党派性があるという誤解を招くのだから止めろ、と。

ついでに、リフレへの賛意がネトウヨ的主張への政治的動員に流用されるのではとの懸念を表明した人々に対して、

まあ、率直にいって、いまさら右派左派とかよく本人もわかってないような対立軸持ち出して、ある特定の経済政策を主張する人を批判する場合は、1)その主張する人が感情的に嫌、2)別な私的利益を守りたい のいずれかでほぼ間違いないと思う。そうでなければ、ただの古臭い思想ボケ

http://twitter.com/hidetomitanaka/status/21626737559

的外れ極まる言いがかりで応じていた田中センセは、当然謝罪してしかるべきだけど、謝罪できるだけの知能と誠実さがあれば、そもそもこんな言いがかりしませんわなw

2011-04-13

http://twitter.com/#!/genkuroki/status/58147512250413056

最後の一文を除いては異論はない。

(もっとも「もしくはウソを言っても一般人にはばれないことをよく知っている」という推論が正しい確率がどの程度あるかについては疑問があるけど、まあ、論理的にはそういう可能性ががることを否定はできない。)

しかし、「いずれにしてもクズ」って、どうして付け加えちゃうんだろ。

それを言うことで、リフレ(でもなんでも、とにかくデフレ脱却)に何かプラスになることがあると考えたんだろうか。

それとも、単に感情的になってるだけだろうか。

前者だとすれば、その考えには同意できない。肝心なのは巷に溢れてる「国債日銀引き受けは禁じ手です」っていうもっともらしい解説を見聞きして「ああ、そうか、禁じ手なんだ」と素直に受け入れちゃう人達に、いや、少なくともデフレの時はそうでもないです、っていうことをちゃんとわかってもらうことじゃないのか。で、そういう人たちに向かって「あの池上さん」のことを「クズ」って言いきって見せることで、何がしかの望ましい効果が起こるとはとても思えない。せいぜい最初から意見の人たちがちょこっと気持ちよくなるくらいで、少数派同士で気持ち良くなっててもしょうがない。

後者だとすれば、まあ共感はできる。ただでさえ震災やら原発やらでガックリきてるのに、この蔓延というか猖獗を極めるデフレ愛のことを考えると、本当にお先真っ暗で絶望的な気分になるもの。毒の一つや二つは吐きたくなるだろう。

で、僕としては後者だと思っておこう、そして、あの黒木掲示板黒木さんですらこういう毒を吐くくらい状況は暗い、ということをせめて多くの人にわかってもらいたい、と考えている。

2011-03-27

アイドルになりたい女の子の気持ちがわからない

何故なのでしょう。

芸能界たいなところを志向したとたん

ちょっとやそっとの可愛さじゃあ効かずに

ヨゴレ芸人たいなことやらされたりウンコ食わされたりする。

かろうじてでもテレビに出るようになったらマシなほうだけど

水着パネル持って立ってるような人の扱いに人権は無い。


抜きん出る可愛さがあったとしても

可愛さ一本では生きていけないぐらいにデフレが起きているか

みんな痛々しい無理をして個性キャラを作る。

それでもどうせすぐ飽きられる。


微妙タレントアイドルをずっと支えてくれるファンに一般人はいない。

BCアイドル専門のキモオタのみ。


水着仕事するようなところから這い上がって、

成功…というのはつまり女優なんだろうか。

そんなの何人居るんだろう。

アイドルとして抜群に可愛くてもそこから足を置き換えるのに失敗して

ローカルテレビの変な番組に出たり廃業したりしてる人もうじゃうじゃいる。

かなり上手く行っても舞台女優


在野でさえあれば地獄デフレ戦争に参加しなくて済むのに。

可愛い女の子チヤホヤされつつ可愛さ以外で生きてもいけるのに。

AKBとかも本人達は何が楽しいのだろう。

テンションを上げて忙しく生きていけることかな?

2011-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20110304011450

元増田ですが、やっぱり「リフレ派」は黙ってたね。矢野さんぐらい? みんなの党支持じゃないよ、程度でも言及したのって。

>徒党でないという錯覚は、ここでも言われているように一つのテーマ以外実際意見がばらばらで、しかも、、、ようは個人が自分パソコン見てるだけですから、「徒党」になってる自覚・実感をそもそも感じにくい(あ、でもシノドスの「飲み会」とかには行くんだな)。

>ところが現実には徒党になっているいい証拠の一つに、みんなの党がああいう超緊縮予算案を発表したら「リフレ派」の人たちはみな黙った、煽っていた大学先生方も黙ってスルーした。それに対して、おおっぴらな疑問が内部からあまり出てこない。

>こういうの、徒党と言って悪ければ、立派な「党派」という以外、なんと言えばいいのかよく理解できないんですが。

>だから、自覚のあるなしに関わらず、すでに徒党・党派と化しているのが現実で、それが認められないのがもう、自己欺瞞以外のなにものでもない。

http://d.hatena.ne.jp/jura03/20110325/p1

まあなんで予想できたかって言えば、たとえば昨年の松原議員金子議員歴史修正主義者じゃないかって議論があったとき田中さんが「リフレ派」への攻撃だとか大騒ぎした際、rnaさんと松尾さんぐらいしかいなかったんだよね、歴史修正主義には反対だってはっきり言ったの(BUNTENさんも言ってたかも)。

jura03さんの指摘を言い換えれば、松原議員金子議員みんなの党といった「リフレ派」の「看板」を傷つけないように、歴史修正主義や緊縮予算を批判しないというビヘイビアは、どう見ても党派的行動であり、徒党を組んでいるということ(歴史修正主義や緊縮予算に賛成だから批判しないというのであれば党派的行動ではないけど、この場合、党派的でない代わりにバカだってだけ)。もっとどぎつく言えば、ウチとソトとでダブスタなんだよね。

このダブスタメタ的でもあって、党派的だとソトから言われると党派的じゃないと反発するくせに、

増税デフレ・名目ゼロ成長・失業個人責任天下り容認・日銀財務省擁護・権威主義御用学者という一連の言葉には密接な関連ありそう。増収・リフレ・名目成長・失業回避天下り根絶・日銀財務省批判・非権威名無学者が反対側

http://twitter.com/YoichiTakahashi/status/34977101610225664

というウチからの党派の色付けに対して、「リフレ派」は党派じゃないんだからそんな色分けをするな、なんて批判は一切しない。こういうビヘイビアをとりながら、ボクたちは党派的じゃありませんなんて言ったって、信じてもらえるわけないのに。

2011-03-17

ttp://synodos.livedoor.biz/archives/1709155.html

インフレによるデフレに警戒せよ! 飯田泰之

この人はまだこんなこといってるのか。やっぱりダメだな。

いま金融緩和して、復興地にカネが回るとでも思ってるのかね。

資源資産に流れ込んでどうしようもなくなるよ。

こういう状況じゃ財政出動と時限つき増税やるしかないだろう。

2011-03-15

これがリフレ脳か

night_in_tunisi

ガソリンパニックデフレ可視化だよねぇ。今すぐ必要なガソリン貨幣)はそんなに必要ないのに、もしものときのために一応満タンにしておく(貨幣の退蔵)行動が起きる。でも交通量は減ってる(デフレ)。Mが増えてVが著しく減る過程やね。

アホか。これこそ物価上昇の期待だろ。リフレ派的には消費が活発化するはずだよな。そんなわけないから無理やりデフレに結びつける。ひどいもんだ。

http://anond.hatelabo.jp/20110315162816

デフレ宣言して対応策も見通しも言わなかった菅が、またやってくれちゃったじゃん。

放射能の脅威だけ言って、国民に指針もなにも示せなくて市場暴落

2011-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20110310095907

デフレって言うけれど、原油価格は上がってるし、小麦価格は上がってるし、これがこのまま続けば 物価に反映されて物価が1段階高くなるよね。

今は円高だから、影響は少ないけど、円安に傾いたら、えらい物価高が来ると思うけど。

これって、インフレ誘導じゃなくて、本来本質的自然インフレだよね。 賃金上がらず、物価が上がるという。

これから

 

物価高い>デフレになるが給料下がる > インフレがいいよ! > 物価上がって給料そのまま > 生活困窮

 

という、貴方が望んだ通りにはなましたよ。生活はどんどん苦しくなりますが。という流れなんじゃない。

すなおに、インフレ デフレ わすれて、生活が楽になるにはどうしたら良いかを 考えたほうが ナンボかマシだとおもうんだが

http://anond.hatelabo.jp/20110304020204

デフレなのになんで家賃って上がるんですかねぇ。。。

ttp://twitter.com/rna/status/44663678280273920

資産マネーが流れ込んでるからでしょ。認知的不協和を起こしてるよ。。

2011-03-04

http://anond.hatelabo.jp/20110303122505

だが

一般論で言えば、景気の腰が弱い時の緊縮財政経済学各派共通認識の悪手。

リフレ派と言えど経済学徒であり、この原則を破って緊縮財政採用するなら、あえて悪手を取る大きな理由を必要とする。

例えば「財政再建が最優先だ」のような主張であれば、この大きな理由になりえるが、リフレからすると、そもそも財政赤字

マネタリーベースの緩和→デフレ脱出→税収増、のサイクルで処理できるはず。

特別な理由が見当たらないのに、現状で超緊縮財政に賛成できるのは、真のリフレ派ではなかろう、という推定はそれなりに

ロジックとして通るように思う。

ただしあくまでこれは「真のリフレ派はYesと言えない」だけの話で「形だけのリフレ派」が「真のリフレ派」と同じく「NO」と

言うことは妨げない。従って元増田氏の「識別になる」という言には賛成できない。たまたま一部を「偽だ」と識別できるだけで、

特別に明確な識別基準となるとは思えない。

2011-03-03

みんなの党の超デフレ予算案で似非リフレ派があぶりだせるね

各所で話題になってるみん党の超緊縮予算案。

金融緩和が誤差範囲になるほどの超デフレ予算案なんだけど、これで自称リフレ派が本物かどうか割り出せると思う。

この期におよんでみん党を切れない「リフレ派」は、経済など分かってないがウヨサヨのようなアイデンティティの拠り所としてリフレ戦士を気取っている「ファッションリフレ」か、政治的な成りあがりの道具としてリフレを利用している「政治リフレ屋」のどちらかだ。

これほどわかりやすい機会はなかなかないと思うので、よく観察するといいよ。

2011-02-20

リフレチキン

http://d.hatena.ne.jp/Baatarism/20110220/1298191592

藻谷浩介『デフレの正体』を「疑似科学」「トンデモ」と決めつけてるけど、それってリフレ派が言ってるだけじゃね? 本当にそうなの?

http://ohtake.cocolog-nifty.com/ohtake/2011/02/post-c69b.html

って意見だってあるんだからさ、本当に「疑似科学」「トンデモ」なのか、きちんと議論すべきじゃね? 本当に「疑似科学」「トンデモ」なら、それを誉めそやす大竹教授は悔い改めてもらわなきゃいけないわけで。

そもそもリフレ派って、素人の論説ばっかり叩いていて、経済学者同士での論争をほとんどしないよね。やたらと「専門知」を振りかざして「世間知」をくさしてるけどさ、だったらまず、きちんと「専門知」としての地位を確立してみろ、っての。え、アメリカではみんなそうだって? じゃあ客観的に証明してみろよ。少なくともクルーグマン何度も批判しなきゃいけないぐらいには、反対派がいるわけだけど、リフレ派ってそういうことには触れないし主観的な主張だけじゃ信頼するに足りないね

2011-02-19

デフレ現金保有者へのばらまき政策

http://mojix.org/2011/02/17/seisaku-hantei

「その政策をやったときに、価値を生み出す生産活動に向かおう、とみんなに思わせるかどうか」という基準からすればデフレ政策も批判すべきということになるのに、なぜインフレ政策のみを問題視するんだろうか。

努力して魅力のある商品やサービスを生み出すよりも、寝ていても実質価値の値上がりする現金預金を持ちたいと考えるようになる。デフレ政策の「バラマキ」は物価の下落を通じて行われるので、ヘリコプターから直接ばらまくのに比べるとわかりにくいだけなんだが

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