「デフレ」を含む日記 RSS

はてなキーワード: デフレとは

2011-02-17

最近よく聞く「楽しんだ者勝ち」っていうのが気持ち悪い

勝ち負けで語るもんでもないんだが感覚的に。

自分の好きな物を好きと素直に主張してる人間の勝ち。

人が好きと主張しているものを貶すことに労力を割いている人間の負け。

以上。

俺は音楽サッパリわからんのだけど、

どの分野にもまー、こういう豚みたい消費者が増殖して

お揃いのキリッとした顔でこう言う事言うんだよね。


あんまりにも気難しいマニアとか本人も周囲も楽しくないだろうし

メシ食っても文句しか言わない山岡はんみたいなのはどうかと思うよ?

だが一方で、味の違いや素材も一切解することな

残飯みたい外食貪って「うめえ!」とか「最高のご馳走や!」って言ってたらそれはただの低能の豚だよね。

主観幸せさえあれば豚でいいって言うのはやっぱり餓えたなんとかさんに殴られるべきだと思う。俺は。


はてなに居るような割と理屈を扱える層を別として、

君みたいどや顔の豚が最近どんどん増えてるのを俺は危惧する。あれデフレのせい?

○○のファンとか自称しながら、その分野において鑑賞眼皆無とかまるで不勉強とか

それでいて「楽しんだもん勝ち!」とか言う揃いの決め台詞が大好きなあの低能達。


にしても、なんか「楽しんだもん勝ち」みたいなあの思想は誰かに吹き込まれてるだろ。

最近あまりにお揃いであれを言うしさ。

なんか変な学校教育なのか?一位やハイクオリティを目指すのは虚しいこと!みたい洗脳つーか。

http://anond.hatelabo.jp/20110217101335

2011-02-13

インフレ自殺者を増やす実証的な根拠はあるんだろうか?

http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20110212では「消費税増税が主要因で景気が急激に悪化したとか、あるいは自殺者や餓死者が激増したとかという実証的な議論を聞いたことがない」と言いつつ、

http://d.hatena.ne.jp/dongfang99/20101006では「仕事の激増に対して賃金上げや人員増が追いつかず、少なくとも短期的には過労死過労自殺を増やす可能性が高いし、少ない年金預金暮らしている(まさにデフレからなんとかもっている)独居老人などは、生活が成り立たなくなって自殺するしかなくなるだろう」と決めつけるのはダブルスタンダードな気がする。インフレ過剰反応して闇雲にバッシングしてるだけじゃなかろうか。90年代デフレ突入して自殺者が急増してる現実についてはどう思ってるのだろうか。

そもそも「福祉サービス受給の中心である年金生活高齢者にも薄く広く負担できる」のは消費税でもインフレでも同じ(むしろ物価スライド考慮すれば消費税のほうが多い)だし、貯蓄を取り崩して生活してる老人の負担が相対的に大きいのはどちらも同じなのに、なぜ消費税だけ実証的な根拠を出せと言ってインフレについてはそれを出さずに煽り立てるのだろうか。日頃高橋洋一的な論法を批判しておきながら自分も同じことをやるようでは説得力がないと思うのだが

2011-02-11

http://anond.hatelabo.jp/20110211085429

できるだけ早い段階での「敗戦準備」。

いつだよ。核ミサイルを落とされるなんて予想できない。(という事と仮定して)。いつ?いつ敗戦準備をすればよかったの?

そして、敗戦準備ってなに?

村人かやらなきゃいけない(国じゃなくてね)、村人にやらせなきゃいけない敗戦準備ってなに? 

 

動かない資金を流動させるための施策のほうが優先度は高い。

同意する。同意するけど。その政策がないという話をしている。

全て机上の空論というか、カウンターとかがあって。

例: 円介入で為替操作 > FXに食われてもとに戻りFXに食われた分は常にFX還流するので市場に戻らない。 ので 効果が限定的

   金利を下げる > 海外デフレの最低に食われて効果なし。昔は下げれば効果あったけど、今ではマイナスにしないとダメな所まで来たとグリーンスパン先生が敗北宣言。

 

結局、現段階では、産業界そのものは法人税の引き下げを要求しているぐらいで所得税消費税については様子見。理由は簡単で、増減税いずれに転んでも景気悪化が懸念されるから

 

実効的に効果のある、政策がないから、次の優先度である物理的な産業基盤の強化の話をしないといけない。そのなかで村人に出来ることは金融強化の話ではなスキルアップ

という話をしているのに。

優先度は高い。

という話をされても、そらそうだ。としか言いようがない。

2011-02-10

不景気下の「平成Xデー

あまり大きなニュースになってないが、今上天皇の体調が優れない。

まことに「不謹慎投稿だが日本人男性平均余命から勘案すると、

平成も30年までは来ない」というのが、常識的判断になろう。

となると、あと数年もすれば、昭和63年末のような

日本自粛列島」状態が再現することになる。

ただ、あのころと決定的な違いがある。

あのころは「バブル景気」であり、多少の「自粛」があっても、それを跳ね飛ばす力が日本経済にはあった。

というより、あの自粛があったおかげで、バブルが「延命」し、1989年辺りに弾けるものが

1990~91年まで「バブルが延命」したのかもしれない。

翻って、今はデフレ列島である

この状況下で、日本経済は「Xデーデフレ」を甘受できる体力はない。

この辺の経済学的分析・対策を、そろそろ経済学者政府は「シミュレーション」すべきでは?

http://anond.hatelabo.jp/20110210164606

他人をバカにするのは簡単だが・・・

ならば、竹槍以外の何があったというのさ 当時の日本に。それを答えて欲しい

 

そもそも、今のデフレ日本国内の問題『だけ』じゃないんだから

経済グローバル化によって、世界中通貨と金利とが裁定されてしまう時代に 

日本国内だけが国内だけで所得税率あげようが、下げようが 根源的には焼け石に水だろと。(*1)

 

で、(*1)と仮定した場合に税率の増減の話題そのものが竹槍って事なんじゃないの?

2011-02-09

http://anond.hatelabo.jp/20110209141015

なに言ってんだか。

単にコストが掛かりすぎるだけだ。

今と同じもの(労働力)を中国並みの値段で提供してみろ、あっと言う間に席巻できるし、事実昔はそうだった。

コストが上がってもバブリーなころは、国内需要で買っても貰えたが、今ではもうだめと言うだけ。

(今では中国労働力としてはすでに高い、タイも高くなり出している)


別の視点で。

同じ製品でも値段が違うことがあるが、これは何処かで搾取が行われている。

生産元の労働者かもしれないし流通かもしれないけれど、どこかでちょっとつづ安くしていって、10円の差額が生まれてる。

それを選り好んで買うということは、その10円の搾取を看過するってことだ。

そういうのも、じわりじわりと売り上げを締め上げていく。

デフレって奴だ。

生産者労働者への還元が減り、それが売り上げを圧迫し、さらに労働報酬が減るのをデフレスパイラルかいったっけ?

こういうの、他人事じゃないんだぜ?

2011-02-04

リフレ崩壊

ともかく僕がネット意見に悲観的トーンを強めたのは、あの bewaadのあからさまな扇動に実名匿名を含めて中途半端な態度や批判さえもしだした連中がいわゆるリフレ支持者でも多くいたこと。本当に、こりゃ、ダメだ、と思った。それから基本的にネットには期待してない。申し訳ないけど

posted at 23:45:30

@shinichiroinaba 甘い。高橋さんの馬淵批判が前提なのを見逃してるね。こっちは賛成反対以前の段階を批判してるのに、妄想はどちらかといいたい。これでは日銀批判してるほど委員になれば賛成に転じるというのと同じ

posted at 19:22:39

しか稲葉振一郎はただの物見遊山でネット政治だけ配慮し、高橋洋一はつまらないことで妄想全開であげ足とり。これじゃあ、デフレ脱却なんかできない。あまりにも信用できない人が多すぎる

posted at 18:34:28

やはり長年官僚世界にいると浮世離れするということがよくわかりました。要するに審議会では黙ってるのがベストということを高橋さん流に言い直し、さらに批判できるのは俺様だけというわけですね、わかりました。笑。正直、つまらねえ、足のひっぱりして楽しい?@YoichiTakahashi

というか、田中先生崩壊か…

信用できない人が多いなんて、当初からいわれてたことだわな

http://anond.hatelabo.jp/20110127223112

2011-02-01

チェニジアとエジプト

報道があるからゴタゴタが起きている事がわかるのであって、中国のように報道を統制していると、学生デモを起こし、労働者暴動を起こしていても、わからない。

 後進国・中進国における政治的な不安定度が上昇してきているのは、食料や燃料の価格が高騰してきている為である。ここで問題なのは、いずれも、需給バランスの変動による高騰ではないという点である

食べる量、使う燃料は、確かに増加しているが、それらに見合う程度に、生産量は増加している。マッチングしていないのは、為替である。輸出による経済成長を維持する為に、中進国・後進国は、自国通貨を割安に置こうとする。これが結果的に、輸入物資の価格高騰という形で庶民の生活を直撃している。

 輸出による経済成長を維持する為に、自国通貨を割安に維持しなければならないのは、それらの輸出産品がコスト以外に競争力の無いコピー品だからである

 正規の生産ライセンスを取っていたとしても、その生産後進国・中進国において行われるのは、人件費が安いとか、環境対策費を大幅に削減できるといった経済要因だけであり、決して技術革新が行われて通貨高になっても需要を維持でき、輸出利益を獲得し続けられる製品作りをやれるというわけではない。

そういう事がやれる国家人民であれば、グローバリゼーションが無くても自力で経済成長できていた。グローバリゼーションが無ければ工場はこなかったし輸出による貿易収支の改善も無かったような国家に、工場が来ただけで工業生産・開発能力が身につくわけではない。

したがって、成長を維持するには工場労働者を含めた賃金水準を低く押さえつつ、為替レートも割安にという事になる。工場で働く人々は、低賃金であっても固定所得がある分だけマシであるが、そうでない人々は、為替レートを割安に置いたままという影響を被る事になる。

雇用の増加は海外から持ち込まれた工場の分だけで、自国通貨安による物価高が発生するというのは、ようするに、stagflationなのである

自国通貨高にしつつ雇用を維持していくには、輸出産品の不断の向上が必要であり、技術開発による新製品が、何よりも必要となる。新製品価格の上昇が、為替レートの上昇を上回るのであれば、輸出を維持しつつ、経済成長が可能になる。新製品価格の上昇を、消費者に納得させられるだけの技術的・性能的向上が、全ての前提となるのである。これが工業立国の成立条件であり、技術的・性能的向上が止まった時が、工業立国が終わる時であり、経済成長が止まる時なのである

グローバリゼーションによって工場を得た後進国・中進国は、技術的・性能的向上を自ら起こす事が出来ない、単なる労働力提供者でしかない。その状態で経済成長を維持しようとすれば、為替レートの操作によって、割安輸出、すなわち、デフレ輸出をする事になる。国外デフレ輸出をした分だけ、国内インフレの矛盾が溜まり、しかも、雇用賃金は増加しないか、してもインフレ率よりもはるかに低いとなれば、悪い物価上昇、すなわち、スタグフレーションとなる。

人為的なスタグフレーションであるが、これを平和的に解決する手段は、その国家・集団が、技術的・性能的向上を発生させて、商品の価格を値上げしても海外消費者に買い続けてもらえるようにして、自国通貨高を容認しつつ、経済成長を維持するという工業立国の条件を満たすしかない。

政治経済成長を維持して賄賂を溜め込みたいという意思で動いているわけで、それを批判するのは正しいし、権力によってそれを正当化しているというのであれば、暴力革命はやむを得ないであろう。しかし、デモ暴動革命政治を批判しても、技術的・性能的向上を発生させられる人的資源が向上するわけではない。

若者が、賄賂を稼げる政治職や、行政職や司法関係や金融関係といった生産性マイナス職業に殺到する状態は、工業立国への道とは正反対なのである

2011-01-31

http://anond.hatelabo.jp/20110131022813

では、現在の強い円の状況でどうやって、インフレを引き起こすのか?

そもそもの目的は、一部の国家公務員などデフレ時代に影響を受けていない給与体系の是正。名目賃金の上昇と実施物価の引き下げ。

 

であるので・・・単純に通貨流通量を増加させただけでは、狙った効果は引き出せない。むしろ格差が拡大してしまうおそれがある。

つまり、インフレ状況の中で、実質物価を下げる。ってどうやんだ?

 

あぁ、まぁ、コレができたら、アメリカ財務長官にでもなれるとか、そういう話か。なるほど。

2011-01-29

NYTimes 「日本若者は世代の障害に阻まれている」

http://www.nytimes.com/2011/01/28/world/asia/28generation.html

敬称略

東京ホリエケンイチは有能な自動車エンジニアだった。日本ではこのような若い人材が、ハングリー精神あふれるライバル中国韓国渡り合い、現在の地位を保つために必要とされている。30代前半のとき、彼は主要自動車会社に勤めており、先進バイオ燃料デザインによって評価を得ていた。

しかし、多くの日本人のように、彼は非正規労働者だった。時限付き(temporary)契約のもとで、雇用保障もほとんど無く、そのほとんどが40代後半である正規労働者に比べて半分の給料しかもらっていなかった。彼は10年以上正規労働者になろうと努力したが、ついに辞めた。時限付き契約だけではなく、日本そのものを、である

2年前、彼は中国語を習うために台湾に移り住んだ。

ホリエは語る。「日本会社は年老いた労働者を守るために若い世代を浪費している。日本では私の道は閉ざされている。台湾では私の履歴書完璧だと言われた」

経済大国としての地位が揺らぐ中、日本は努めて、減ってゆく若い世代の生産性起業精神解放しなければならない。しか日本はまさに正反対を行っているように見える。その結果、成長は衰え、年金問題を増加させ、この木曜日スタンダード&プアーズが日本国債の格付けを下げた主な理由の一つとなった。

"The Truth of Generational Inequities" (訳注・『世代間格差ってなんだ』 http://www.amazon.co.jp/gp/product/4569790216)の共著者である城繁幸(36)(訳注http://blog.goo.ne.jp/jyoshige/)は語る。「若い世代の間では、どれだけ自分たちが頑張ろうとも、前に進むことはできないという意識がある。どの道も閉鎖され、頭を壁にぶつけているようなものだ」

年老いてゆく人口日本経済を停滞させ、既得権益を貪り、既に階層的な社会構造をより強固に、保守的にしていると、若い人々や専門家は警告する。その結果、日本は座して何もせず、成熟した経済が育てるべき新しい製品会社産業を実際に作っていかなければいけない時に若者過小評価している。

ソニートヨタホンダを作った国は、ここ数十年、若い起業家社会ゲームを変えるような会社GoogleApple のような ― どちらも20代が作った会社だ)を育てることに失敗してきている。

若者雇用状況は、日本が二流であることを強調している。日本が何十年も停滞した結果、すべての世代で非正規雇用は増えてきているが、若い世代は一番痛くこれを食らっている。

昨年は15歳から24歳までの労働人口のうち、45%が非正規雇用者だった。この数字1988年には17.2%であった。さらに、より上の年代非正規雇用者率と比べても2倍近くの数字である。古い世代が古い方法に執拗に固執しているのだ。日本メディア日本の第二就職氷河期が深刻かを伝えている。2010年10月時点で、卒業生のうちたったの56.7%しか内定を得ていない。これは過去最低である

世代間格差について研究してきた秋田大学の島澤諭教授は語る。「日本世界で一番世代間格差のある国だ。日本が活力を失ったのは、古い世代が道を譲り、新しい世代にチャレンジして成功する機会を与えないからだ」

格差危険

多くの国家高齢化社会にあるが、日本人口の惨状は本当に酷い。2055年までに40%の人口が65歳以上になるだろうと予想されている。いくつかの結果はずっと予想されていたことだ。例えばデフレである。多くの人が定年し、貯金で生活するようになると、出費を抑え、日本国内消費の沈滞をさらに強くする。ところが、あまり予想されてこなかった効果として世代間格差の現れがある。

至る所で格差格差を生んでいる。ホリエが指摘したように、会社が若い労働者を押しなべて低賃金で先の見えない仕事をさせ、結果的に古い世代にラクな仕事を残しておくためのコストを負わせている。またある人が言うところでは、年金制度が古い世代を優遇するようにねじれているため多くの若い労働者は支払いを拒否したり、アメリカ人にも馴染みのある "Silver democracy" (教育よりも高齢者に遥かにお金をかけること)が起こったり、時代遅れ雇用制度が disenfranchised (訳注・直訳では参政権を奪われたという意味しいが、ここでは特権に預かれないという意味か?)な若いロストジェネレーションを生み出してきている。

明治大学4年のイノウエナギサは、仕事なしで卒業して給料の高い仕事に就ける機会を永久に失うよりも、大学で5年目を過ごすことを考えているという。これはつまり、日本会社が、日本企業文化により順応するとされている新卒ばかりに安定した正規の仕事を与えるからである

皮肉なことに、イノウエは大企業で働きたいわけではなく、ただ NGO環境団体に入りたいだけなのだ。しかしそれをすることすら彼女正規雇用への道を閉ざすのだという。

「私はただ人と違ったことをすることができる自由が欲しいだけなのですしかし、人と違ったことをするために支払うコストが大きすぎるのです

多くの専門家は、厳しい経済情勢によるプレッシャー日本の "one-size-fits-all" な(型にはまったことしか許さない)雇用システムに加わったと指摘する。明治大学オンライン調査によると、18歳から22歳の若者のうち3分の2が、リスクを負ったりチャレンジしたしたくないと感じている。そのかわり、彼らは内向的で、大志を持たずに生きることに満足するか、あるいは少なくとも諦めているという。

東京大学教育学部本田由紀は語る。「古いシステムと若い世代にはミスマッチがある。多くの若い日本人が、彼らの親の世代のような仕事一辺倒の生活スタイルを望んでいない。しかし彼らには選択肢がないのだ」

民衆の怒りに反応して、厚生労働省は昨年の終わりに、雇用者に、卒業から3年までを新卒とみなすように通達した。さらに、新卒採用した会社は最高で180万円の奨励金を出すことにした

しかしながら、企業精神の不足ほど、若い企業にとっての障害、ひいては日本経済の悲惨さを顕著に表しているものはないだろう。(訳注id:oga_jp さんの訳、「恐らく起業の不全こそが、若年事業家の直面する最もあからさまな障壁であり、日本経済の行く末を悲惨にするものである」を参考にしました。ありがとう)

2009年日本では株式公開(IPO)が19しか無かった。アメリカでは66だ。さらに、通産省によると、日本起業家ほとんどが高齢である2002年には日本起業家のうち、20代は9.1%しかいなかった。アメリカでは25%だ。

日本起業家で、自身の経験を元に本を書いた板倉雄一郎訳注http://twitter.com/yuichiroitakura)は語る。「日本ゼロサムゲームになってしまった。既得権益を享受する層は、新参者は彼らを狙う盗人であると恐れ、ビジネスをしようとはしないのだ」

多くの日本経済学者や政策立案者(訳注・policymaker; 政治家はない)は、起業精神を育てるのが日本経済病気への特効薬だと、ずっと主張してきた。これは歴史前例に基づいていることでもある。日本戦後の灰の中から、若い起業家が大胆なスタートアップを生み出し、世界を席巻したのだ。

起業家の盛衰

しかし、多くの人々は、日本経済はその全盛期から骨化してしまい、革新的な会社がもし生まれたとしてもほとんどないことだという。それはなぜかというと、多くの人々は日本で最も知られたインターネット大君堀江貴文の悲運を挙げる。

2000年代の初めに彼が突如登場したとき、彼は最も日本的でない人物だった。茶目っ気のある30代の前半で、会議室Tシャツを着てきて、図々しくルールを破り敵対的買収を始め、再び活性化してきつつあった日本経済がついに飛び跳ねようとしていた時勢に乗った。彼は5年前に、古典的な天罰のように証券詐欺逮捕され、メディアは彼を不快でやりたい放題のアメリカ資本主義の象徴として悪者扱いした。

2007年裁判所は、彼を会社の記録を改竄したとして有罪にした(まだ上告中であるが)。しかし、何人もの若い日本人が、取材中に若い世代の倦怠感を説明するとき堀江を取り上げるのである。彼らにとっては、堀江は別のものを象徴しているのだ(訳注・前段落の「資本主義の象徴」対して)。つまり、保守的な体制に潰された若きチャレンジャーだと。彼らに言わせると、堀江逮捕は、「ボートを揺らすな」という若い人への警告であったという。

37歳になった堀江メールで語った。「あれは、伝統が作り上げた秩序に静かに従っていたほうがいいというメッセージだったのだ」

He remains for many a popular, if almost subversive figure in Japan, where he is once again making waves by unrepentantly battling the charges in court, instead of meekly accepting the judgment, as do most of those arrested. (訳注・「判決を素直に受け入れるのではなく、懲りずに戦い続け、もう一度波を起こそうとする破壊分子のような人物としてまだ有名である」?)彼には総理大臣を超える50万人以上の Twitterフォロワーがいて、人々をシステムに立ち向かうように促している。

25歳の大学院生にして、日本人希望を失う中で幸せであり続けるための方法についての本(訳注・『希望難民ご一行様-ピースボートと「承認共同体幻想http://www.amazon.co.jp/gp/product/4334035787)を書いた古市憲寿(訳注http://twitter.com/poe1985)は語る。「堀江は模範的な人物に今までで一番近い存在だ。彼は古い日本と新しい日本のせめぎ合いを代表している。」

古市や他の多くの日本人は、若い人は怒りや抗議を見せないという。そのかわり、彼らは自分を責めてドロップアウトしたり、親の世代より遥かに制限された展望の中で満足感を見つけようと、進んで諦める道を選んだりするという。

このような空気の中、若い政治家たちは同じ世代を政治に感心を持たせるのは大変だという。

高橋亮平(訳注http://twitter.com/ryohey7654)は東京都市川市の元市議会議員で、他の若い政治家と共にワカモノ・マニフェスト訳注http://www.youthpolicy.jp/)の活動に加わった。これは若い日本人自分たちの主張を表明するためのものだ。

2009年の終わりに彼は、市が若い家族教育投資を移すプラットフォームを掲げて市長立候補したしかし若い人はほとんど投票に関心を示さなかったので、市の最も有力な投票ブロックである退職者や建設業などの50代や60代に牛耳られた層に迎合するしかなかった。

高橋は語る。「時間が経つと、それだけで古い世代が力を持ってしまう。彼らは何もせずとも増えていくのだ」

彼はその選挙に負けた。彼は、日本が "silver democracy" つまり多くの予算高齢者のために使われる社会、になってきているという痛いレッスンだったという。

専門家は、不足していく予算をどんどん切っていくことは、日本若者が、現在退職者が受けてきた利益を最早絶対に享受できないということを意味するという。試算によると、今日生まれた子供は、既に退職した人に比べて、年金健康保険、その他の政府支出を120万ドルも下回る額しか受け取れないことになる。年金だけを見てもこれは何万ドルにも何十万ドルにもなる。

システムを捨てる

結果として、日本若者は集団でこのプログラムから逃げ出している。35歳以下の若者の半数が、年金を払っていないのだ。たとえこれが将来、彼らが年金をまったく受け取れないということを意味するものだとしても。高橋は言う。「フランスでは暴動が起きる。日本では単純に、払わないだけだ」

もしくは、ドロップアウトするだけだ。日本最初ロストジェネレーションが10年前にしたように。

キョウコは、彼女就職の見通しがこれ以上悪くなるのを避けるため、苗字を名乗るのを避けた。ほぼ10年前、早稲田大学の3年生だったとき彼女戦後日本で踏みならされた、日本のトップ起業に入る道を進むつもりだった。彼女は、日本起業が好む勤勉で服従的な人物に見えるように、熱心だが主張しすぎないように努めた。

10社ほど面接をウケた後で、彼女は軽いノイローゼになり、辞めることにした。以前は憧れた父親のような会社の戦士にはなりたくないのだと気付いたのだという。

卒業するまでに仕事を見つけることが出来なかった彼女は、フリーターという階層に入るほかなかった。低賃金な短期の非正規労働に甘んじる底辺層の若者のことである2004年卒業してから彼女は6つ仕事したが、そのどれも、失業保険も、年金も、毎月の給料も15万円以上払うことはなかった。

29歳のキョウコは語る。「これは私がなりたかったものではなかったと気付いた。でも、自分自身でいたことの代償がこんなに大きいのは何故なのだろうか?」

2011-01-27

でもやっぱりデフレ脱却こそが目指すべきところでしょ

■[経済]リフレ派が見せる幻想

http://d.hatena.ne.jp/potato_gnocchi/20110126/p1

この記事にちょっと言いたい

高橋洋一氏のリフレ論に対する反論で、「インフレになったほうが困るのでは?」という主旨の記事。

先生給料が2倍になっても物価が2倍になったらぜんぜん生活は楽にならないんですけど。

しかも、20年前に貯めていた貯金は半分の価値になってるんで、かえってつらいんですけど。

そもそも、そんなに金をためるから経済が回らない。今の問題はそこ。デフレ予測できれば金をためようとする人が増えて、フローが回らなくなる。逆にインフレ予測できれば、貯めていても損するだけなので使いはじめる。つまり、貯金がふりになることこそ、望むところってことだ。

さらに、借金価値も下がっていくので、お金を借りる動機も生まれる。借金してものを買うんだから、さらにお金が回る。まあ、これが行き過ぎるとバブルになるから適当なところで調整(増税とか金利上げとか)が必要だけど。

どうも、私から見て、いわゆる「リフレ派」の人の議論がミスリーディングだな、と思うのは、次のようなことに積極的に触れようとしない点にあります

それぞれの項目に対して:

収入は、必ず貯蓄(貯金だけでなく借金返済も含む)か消費に回るわけだけど、デフレ時の「貯蓄>消費」状態をインフレ時の「貯蓄<消費」に転換させることにこそインフレターゲット価値がある。

よって、貯金している人が不利になるのはむしろ望むところで、問題でもなんでもない。

高橋洋一氏も、ここで議論されている程度のことはわかって記事を書いているんだと思うよ。別にミスリーディングという話でもない。

貯蓄=既得権益、ノンワーキングリッチのおっさん=既得権益バブル崩壊までのインフレ期はこいつらをある程度リフレッシュできていたけど、それがデフレだとできなくなっちゃって閉塞感が充満することになってしまった。なので、やっぱりうちらが目指すべきなのはデフレ脱却なんだ。

2011-01-23

デフレなのに、賃上げベースアップ)って何考えてるんだろう・・・。賞与やスキルに応じた個別上昇ならともかく、

賃金ベースインフレ分の相殺以上に上げる理由ってあるんだろうか?

2011-01-15

デフレの時代に値上げって時々あるけどどういうことな

最近自賠責値上げとか。

交通事故って減ってるんじゃなかったのかよ。

車がないと生活できないか事実上逃げ場がない値上げ、痛い。もう金ないか年金払わんぞ。

http://potemkin.jp/archives/50664149.html

2011-01-12

匿名ランドセルや文具やおもちゃ児童養護施設寄付する行為が、「いま流行っている」。

物を施す満足感と流行りに乗っかる楽しさで、二度おいしい行為であるしい

一方、貰った人達は、本当に喜んでいるんだろうか。

うちにも今度1年生になる子がいて、先日一緒にランドセルを買いに行った。

これから6年間背負うランドセル、何色にしよう、どのメーカーが背負いやすいかな、って嬉々として吟味してた。選んでることが誇らしげでもあった。

伊達直人ランドセルが届いた児童養護施設子供達は、その楽しみを奪われちゃったんじゃないの?

そもそもその子達のランドセルは「親族が準備できない場合は措置費の中の入学準備金(3万円余)で賄っている」とのこと。

おばあちゃんとデパート行ってピンクランドセル買ってもらおうって楽しみにしてたのに、強制ダサ赤ランドセルを6年間背負わされたとしたら…。

文具やおもちゃに至っては、たぶんいらないと思う。このデフレの世の中で、いくら施設にいるからって、いまさらそんな日用品しいけがないだろう。

物をあげるのが好きな人は、それが自己満足だという自覚がない。自覚がないからこそ物をあげて満足できるんだろうけど。

そんなに買いたい欲求が強いなら自分のものをいくらでもかえばいいじゃない。

今時、物は、買う時の満足感だけが重要で、そこを他人に奪われた物なんて半分ゴミだよ。物をもらうことは、気に入らない新品を捨てて買い直す罪悪感もらうってことなんだよ。

頼むから、誰が何を必要としてるのかちゃんと確かめから自己満足して下さい。

あと児童養護施設の人はこの機会に、施設が本当に必要とする継続的な支援の方法を世間に知らせてほしい

ほかの施設も、児童養護施設だけじゃなくこっちにも助けが必要な人いますよって、アピールしてほしい

また伊達直人、とニュースが伝えるたび、親と暮らせないうえランドセルまで選べないのか…って傷つく子が一人もいないことを切に切に祈っている。

2011-01-10

新聞は衰亡しない―渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長主筆あいさつ

皆さん、入社おめでとう。

長期不況就職難のこの時期に、世界最大の部数と、高度の評論報道を誇る読売新聞に入社試験突破して今日入社できた諸君は、きわめて優秀な知性、体力の持ち主だと信じる。

ネット時代に新聞は生き残れない」との扇情的な言論が見られるが、生き残る力のない新聞とは何らかの経営者の失敗、紙面の偏向、一般社員能力の低下、愛社心の欠如等によるものであって、それらは読売新聞には当てはまらない。

私が誇りに思うのは、読売新聞の論調が公正であり建設であること、報道が迅速、正確で、今日国家社会、国際関係等からみて、いささかの偏向もないことである

今はやりのネット世界では、責任不明の発信者による無責任な言論、他人の名誉に対する棄損行為、流言飛語、わい雑で反社会的情報の流布、思想体系のない断片的言説のツイッター等が氾濫しており、青少年教育を害するポルノ出会い系サイトのようなものを規制することもできずにいる。

私は、新聞も本も読まず、ネット世界にのみ侵入している若者は、将来日本を支える指導力、知性、生産力、倫理観等を身につけることができず、国民文化民度の劣化を招くものと心配している。

欧米新聞と違い、日本新聞は個別配達制という日本特有の販売、配達網があり、販売収入が安定している。それに比べ、欧米はもとより、新興国途上国では個別配達網がないか、あっても脆弱なものであって、その収入の七、八割を広告収入依存しているため、その経営力は不況に恐ろしく弱い。欧米の著名な新聞が次々に倒産しているのは、収入源の七、八割が広告収入であり、不況時には企業広告出稿が大幅に減るためだ。

日本新聞は、独自の個別配達網を維持し、正確性、公正性、一覧性、ニュース重要度による多様な情報の有用な整理力による総覧性、可搬性、利便性、教養性等を維持する限り、衰亡することはない。むしろ、乱立し、無謀な競争をし、無責任情報を発信するネット業界の将来の経営の方が危ぶまれる。

だが読売新聞も、新しいメディア世界を傍観しているのではない。YOLや「あらたにす」等を通じ、必要で有用な情報の発信手段は広げている。問題はそれが十分な利益をもたらすかどうかであって、本社の強力なメディア戦略局が日夜、研究、開発し、効率よく利益を得るような事業を展開している。しかし、我々にとってはあくまで新聞が主軸であり、ネットサービス副業だ。

読売グループには、姉妹社に日本テレビ子会社巨人軍中央公論新社等があり、この不況の中で、黒字経営を維持している。

政界は指導力が低下し、与野党とも諸勢力が四分五裂している。その結果、経済不況に伴う失業や要介護者等に対するセーフティネットが構築されていない。政権党大衆迎合マニフェスト原理主義で、財源がなく投資乗数効果も低い、子ども手当のようなバラマキに没頭している。そのため予算の歳入は赤字国債が税収を上回り、国家財政世界最悪の状態だ。

ただし、米国や南欧の財政危機と異なり、日本国債の九三%は日本国民が持っている。しかし、国債発行も限度を越えれば価格暴落金利の上昇、そして不況の一層の深刻化につながる。

私はその解決策を持っているが、部分的には社論でも報じ、時を見て全面的計画を発表する。

日本政治の劣化、それによる不況の深刻化を防ぐためには、新聞、特に読売新聞の論評、解説、報道により、政治そのものの質の向上、活性化を図るしかない。

読売はこれまでにも、憲法改正案、行革案、戦争責任の検証、社会保障税制改革などについて、次々に建設的提案をしてきた。今は不況脱出のための財政金融産業政策についての提案に力を入れている。

最後に、読売新聞の将来について極めて重要な計画を申し上げる。

今朝の朝刊にも出ているように、新社屋の建設である。この大手町本社は一九七一年に建てられ、築後約四十年となる。

その建設当時は、古い経営者の頭の固さもあって、一極集中印刷が最も効率的であると誤信し、しかも鉛と手拾いの活字による輪転機、印刷とその発送のための長方形と三方道路の立地にこだわり、九五台の輪転機を地下五階層にわたって並べることを理想としていた。

私や内山グループ本社社長は、印刷電子化、発送、輸送の合理化、全国分印刷体制を主張したが、まだ若かった我々の主張は頭の古い硬直化した経営者に押しきられてしまった。中でも内山社長は長文の全国分印刷体制論を当時の社長以下に提出したが、却下されてしまった。

私は三年ほど前から、ひそかに大手町から輪転機を完全に移動し、IT時代にふさわしいシステムの配線やコンピューターの設置に適した新社屋の建設検討してきた。

その結果、この大手町の社屋を壊し、その跡に、三○階建ての最新機能を備えた新ビル建設することを決断し、一昨日の東京本社役員会で正式決定した。再建期間中、三年から四年は、銀座新橋演舞場に面した日産本社ビル借家する。この借家は、この本社より外見、内装とも立派だ。皆さんもいずれ新社屋が建設されれば、日本における情報金融機関の中心である大手町を睥睨する新本社で、執務することになるだろう。

思い起こせば、大正末期以来、読売新聞社屋は受難の歴史だった。一九二三年、銀座三丁目に建設した新社屋は、披露パーティーを前にして関東大震災で完全に崩壊し、一九四五年には空襲で跡形もなく全焼した

その間、朝日毎日大阪本社を置いていたため、関東大震災の被害を受けなかったが、一七紙あった東京紙はほとんどなくなってしまった。大空襲でも朝日毎日は戦火を免れた。

このような二度にわたる社屋崩壊にもかかわらず、新社屋の建設を続け、不死鳥のごとくよみがえり、一九七七年、務台社長のもとで発行部数が日本一となり、翌七八年には世界最大発行部数としてギネスブックに登録された。九一年に私が社長になり、それから間もなくの九四年、一○○○万部の世界最大部数を達成した。この時巨人軍も、日本一に輝いた。

創刊以来の苦難の中で、百三十年余にわたる先人たちの苦労の上、今や不滅の読売を象徴する超高層新社屋をこの大手町建設することは、私の生涯の最後の使命である。このデフレによる営業収入減の中で無謀ではないか、との批判も出るかもしれないが、わが社の資産力、経営からしてもいささかの不安もない。

もちろん、この大事業は私一人の力でできるわけではない。全役員及び社員諸君も、日常的な経費節減及び販売、広告収入の増強に向けて、全力をあげて協力していただきたいと思う。新聞窮乏化論のなかで、読売新聞未来は限りなく輝かしいものだと確信する。

新聞新聞2010年4月5日一面より(2010年4月1日読売新聞東京本社入社式にて)

2011-01-05

意外に早く化けの皮が剥がれたグルーポン

まだ日本では半年間くらいしか展開されてないのに。ボロが出るのが早すぎたな。

携帯ゲーム社会問題化してきたし、一連の「下流食い」ビジネスもそろそろ終焉の時が来たのかもしれん。

こういう、「激安」や「無料」でマスをだまくらかす手法でしか産業が出てこないのは、デフレ下にありがちな現象なんだろうか。

ソフトバンクもそろそろ帯域がやばくなって、利用者にしわ寄せが出てきてるから、もうそんなに先は長くないのかもしれんね。

追記

好況期であれば、みんなが「増えた所得をより良い生活のために使おう」と思うから

今までよりちょっと高いけど、それ以上に付加価値がついた商品/サービスが受け入れられる余地があるけど、

不況期であれば「減った収入で今までと同じ生活水準を維持したい」という発想になって、

「激安」や「無料」が付かないと新しい商品/サービスが受入れられないのかもしれない、みたいなことを思った。

ただ、根本的に商品/サービスの原価なんかそうそう変わるもんじゃいから、

激務薄給ブラック企業になるか、顧客を騙すようなやり方でしか収益を上げられないんじゃないかと。

正月おせち問題にしても、携帯ゲーム無料を謳うCM攻勢とその一方での多額の利益計上にしても

結局のところ、消費者/利用者からいかにしてあざとく利益を掠め取るかに終始しているようにみえて、なんだか悲しくなってくる。

企業として、利益を追求することは、なんら間違っていないが、

自らの提供する製品サービスが、消費者/利用者にどういった影響を与える/益を生むのか、

そしてその対価として、相当の利益を受け取っているか否か(多すぎても少なすぎてもだめ)。それを考える必要があるのではないか

まとまってない考えを書き散らしてしまい申し訳ない。

追記

自分の疑問に、関係しそうな書き込みがあったので、自分なりに整理するためにトラックバックをおくる。

考えてみたいのは、この部分。

''こういう、「激安」や「無料」でマスをだまくらかす手法でしか産業が出てこないのは、デフレ下にありがちな現象なんだろうか。""

2010-12-26

消費にも立派な役割があるんだよ

http://anond.hatelabo.jp/20101225225058

生産する人ばっかだったらどうなると思う?

在庫の山と過当競争デフレまっしぐらだ。

適度に消費してくれる人がいるからこそ仕事意味がでるんだよ。

2010-12-10

これマジ?

88: スケート(関西):2010/12/09(木) 09:51:16.92ID:oq0qQoezO

>>15

●4年間でマニフェストを実行する。

外国人参政権夫婦別姓など、マニフェストに無い法案を全力で推進。

子供手当てを出します。

→満額支給断念。

また、地方が負担(国籍不問=在日、出稼ぎ外国人が母国に残して来た子供にも支給、養子でもok)。

埋蔵金を発掘しま

埋蔵金は あ り ま せ ん でした

公共事業9.1兆円のムダを削減。

→削減は0.6兆円だけ。事業仕分けはタダのパフォーマンス化。

 事業仕分けの会場代(4日)で1200万円、机・椅子代1362万円

天下りは許さない。

→郵政三役天下りさせた。

公務員人件費2割削減。

→法案を再来年以降に先送り。

天下り先も無くすと更に肥大化

増税しません。

扶養控除、配偶者控除の廃止。

タバコ税、酒税増税

相続税内部留保課税、消費税所得税増税検討

環境税導入も検討

《《注:子ども手当の財源の一部は、扶養控除の一部廃止と配偶者控除の廃止でまかなわれることになっている。

子ども手当てがあれど扶養控除・配偶者控除の廃止により税負担の増加が問題になっている。》》





96: スケート(関西):2010/12/09(木) 09:52:49.93ID:oq0qQoezO

>>15

暫定税率を廃止します。

→維持しました自動車取得税自動車重量税軽油取引税、揮発油税地方道路税)。

赤字国債抑制します。

過去最大の赤字国債を発行(総額44兆円)。

クリーン政治しま

鳩山小沢北教組違法献金脱税 現職議員逮捕議員辞職も離党もせず。

沖縄基地最低でも県外に移設

→県外移設断念。「『最低でも県外』は民主党公約はなく、私自身の代表としての発言」(鳩山)。

《《基地問題についての流れは↓↓

国外・県外要望→断念。

徳之島要望→断念。

普天間要望→現在進行中。

いずれも県民の支持は得られずゴリ押し。》》

内需拡大して景気回復します。

デフレ進行、景気対策補正予算の執行停止。

CO2の25%削減表明、鳩山不況突入

コンクリートから人へ。

道路整備事業費が608億円増(民主の弱い選挙区へ)。

ホワイトビーチ埋め立てに一兆円。

八ッ場も無駄に1年凍結後再開

高速道路無料します。

→土日1000円やめて値上げします。





102: スケート(関西):2010/12/09(木) 09:54:23.71ID:oq0qQoezO

>>15

ガソリン税廃止。

→そうでしたっけ?フフフ。

消えた年金記録を徹底調査。

→「年金記録を回復する必要性は薄れた」(長妻)。

結局うやむやのまま。

医療機関を充実します。

日本医師免許を持たない外国医師の診療を可能にする制度改正を検討

農家の戸別保障

政府米買入れ廃止で米価暴落農家悲鳴

●最低時給1000円。

→実現時期「2020年までに」大幅先送り。

消費税は4年間議論すらしない

消費税増税検討中

年金を事務費に流用しない

2010年度に2000億円流用。

2010-12-08

http://anond.hatelabo.jp/20101208173325

(追記)

見事に著者側、出版側の意見ばっかで読者のこと全く考えてない意見ばっかでワロタ

そんなんだから売れないんだよ

挑発してみるw

こういう馬鹿が、デフレで職をなくした時に、政治が悪いとか企業が悪いとか、ぬるいことぬかすんだろうな。

俺に物を安く売れ、だが企業は俺の成果物を高く買え(給料を上げろ)、そりゃ景気回復しないよな。

電子書籍適正価格

今1500円とかで売ってるのもあるのね

買う気しないなあ

輸送コストと紙関係の原料代、人件費なくなるんでしょ?

レイアウト執筆コストは同じで、別に電子だからって増加しないんだから

半額以下で売るのが適正

だってディスクなんて原価安いんだもの

携帯に特殊機器いる(しかも重い)

PCでも目が疲れて長時間は無理なひといる

そんなものに高い金は払いたくない

出版者と著者の収入を増やしたい!って向きもあるようだけどね

デフレだから低めに設定しないと売れないだろうし

需要供給低価格に適切に落ち着くんだろうけど

逆にどうしてもほしいのは

視覚聴覚障害者のための電子書籍

自分も将来なるかもしれんしね

今までコスト高で実現できなかったもんが低価格で実現できる

逆にそっちに力を入れた方が

こんなこともできるんだ!ってことで新しい道が開けると思うんだけどね

(追記)

見事に著者側、出版側の意見ばっかで読者のこと全く考えてない意見ばっかでワロタ

そんなんだから売れないんだよ

挑発してみるw

http://anond.hatelabo.jp/20101208002113

そもそも「円を刷れば返せる」って言える時点で凄く恵まれてるんですね。

多くの国は、とっくに自国金融機関が買ってくれなくなってて

外貨建て国債外国に買ってもらっています。

そうすると自国通貨を刷ったんじゃ償還できないわけです

(アメリカ日本米国債を買うように求めますが、円建てでと言うと渋りますよね。

やっぱり自国通貨建てとは全然別なんですね。)

未だしも「刷る」という選択肢が残っているのに、

座して「刷れない人々」と同じ運命を受け入れ、

伸ばせる寿命を縮める愚はありません。

勿論、「刷らずに済ませる」妙手が有るなら話は別です

「円を刷る事も手としてある」ことを認識し、

内外に対して「少なくとも次回の償還は絶対に大丈夫」とアピールするのは大事です

できうれば、将来の国庫不安(円に価値が少なくなるかも!)よりも、

今のお客さんの不安(あたしの国債が償還されないかも!)に主語を置いたアピールが大事です

なお、ハイパーインフレになるのか並みのインフレになるのかは

「その時が来ないと解らない」という経済学の常ですが、

予想済みの出来事をパニックを起こさずに迎えれば、対応可能なのも事実です

(国債償還と言えば2008年問題ですが、あれも当初恐れられていたような事にはなりませんでした

まぁ、こういう成功事例は気やすめですが)

現実問題としてデフレが深刻なので、インフレはいずれやるべきですしね。 

後は個人的な考えになりますが、

インフレ下で誰が円建て貯金するの?って件は微妙ですね。

「円が弱ってから外貨建て預金をやる」くらいなら、むしろ「今」やるでしょう。

極端にジンバブエたいになれば話は別ですが、

普通インフレなら金利も良くなるので、必ずしも預貯金者に不利にはならない。

(これも極端な例ですが、バブル期にコツコツ貯金したいで今大損こいてる人っていますか?)

さらに、貯金に限定せず「金融機関お金を預ける人」と考えるとこれは間違いなく増えるでしょう。

ありきたりですが、預金口座の代わりに有価証券の形で持つ事にした方がインフレ時は有利です

さて、有価証券を持つ場合、多くはMRF/MMFを通すわけですが、MMFは御存じの通り公社債の信託商品ですので

結果として国債にもお金は流れるのです

 

勿論、貴方の言う事も正しいです。私の言う事も間違っています。経済は何が起こるか解りません。

ただ、元増田問題提起された「刷れば良いじゃん」にも、

それなりに勝ち筋があるということは申し上げておきたいです

2010-12-05

15名参加の挙式の見積もりが170万だったんだが・・・・

少人数参加の挙式ってことで都内の式場を見学

二人とも、挙式はやりたいけど、あまりお金がかかるなら止めようという

スタンス見学に行ってきた。相場を知りたかっただけ。

日曜ともあって、見学者で席が満席。中には親がついてきている人もいる。

こちらが出した条件は、参加者15名、食事は15000円前後

一通り式場を見学して、見積もり。

で出てきた金額が170万。

二人とも、相場を知らなかったので、特に驚きもせず、「高いね」という

印象で帰宅。やっぱり結婚式ってお金がかかるんだなということと

ブライダル市場にはデフレの波は全く関係ないんだなと痛感した

二人で、ここまでお金をかける必要があるのか?という話し合いになって

結局しないことにした。ただ近々に契約してくれるなら100万まで抑えられる

といわれたが、あんまり変わらん。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん