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はてなキーワード: ウォーカーとは

2020-07-22

anond:20200722082321

ブリカスの食い物はまずいと言われるが、ゆうてWalkers は許された

Walkers の ショートブレッドは、グリコSUNAOよりも好きだな

寿命まりそうな味だけど無性に食いたくなることがある

一部、ファミマでも買えるよ

 

[三菱食品] Walkers(ウォーカー)

https://www.mitsubishi-shokuhin.com/confectionery/Walkers/index.html

2020-06-28

マジック・ザ・ギャザリングラスボスたち

ヨーグモ

ウェザーライトサーガラスボスにして、今も多元宇宙汚染しようと暗躍しているファイレクシア人たちの生みの親。

エムラクール

次元狭間に住まう規格外存在封印されてばかりの印象があるが、単純な強さで言えばおそらく多元宇宙に敵うものは居ないと思われる。

ニコルボーラ

エルダードラゴンにしてプレインズウォーカー魔王的な立ち位置で直接/間接的に多くの次元支配していた。

2020-06-26

anond:20200626124724

スカイウォーカーさんへ フォースの導きにはたりないかもしれませんが 導かれてこのへんまで来ました ならないと思います

僕でも

ぶんぶん 光る剣ふれますか?

2020-05-02

今更ID:INVADEDの疑問(半自己解決

まず百貴という名前から。このアニメ神道関係していることは明白なので、そこにツッコミはないと思います

百貴の名前貴船明神関係しています。そしてこの貴船明神本来縁結びの社であり、また同時に願いが叶うとされた社でもあります。丑の刻まいりなどの呪詛場として有名になったのは、願いが叶うという働きが転じて誤解されたもの。そして貴船明神と対を成す水神を弥都波能売神(ミズハノメ)といいます。両者は合祀されていることが多いそうで、この二名のうち貴船明神が百貴に対応し、弥都波能売神が飛鳥井木記に対応します。この理由は作中にて飛鳥井木記こそがミヅハノメの中核である、という推理がなされているためです。

ここまででもずいぶんわかることがあります。まず飛鳥井木記はジョン・ウォーカーが仕込んだ殺人鬼達によって殺されなければならなかった。その理由世界飛鳥井木記の力によって変化させ、自らの生を永遠のものにできる考えてのことです。これは貴船神社の心願成就呪詛に関連します。高淤加美貴船明神自体にも火之迦具土を殺した際に生まれたとする伝説があり、そもそも飛鳥井木記の人生は死によって彩られています。弥都波能売(ミズハノメ)はそもそも火之迦具土を生んだ伊邪那美の尿によって生まれた神であり、系譜に注目するとクラの室長早瀬浦宅彦に似た波邇夜須毘古神(ハニヤスビコ)という神も見つかります。ただしこの神が弥都波能売(ミズハノメ)を利用して殺そうとしたという話は、神話からは読み解けません。より重要な点は殺人呪術が結び付けられていることです。

少し脇道にそれましたが、ラストシーン近くで二人が想い合っているかのような描写がありました。これは貴船神社にもともと縁結びの神としての性質があるためでしょう。貴船神社のお参りは夜行われ、彼らが出会うシーンも夜になります。そしてミズハノメに囲まれたクラのビルの外壁はまるで滝のような効果表現されます。これは両者が水神であることからと思われます。ただ、貴船神社の縁結びは結社(ゆいのやしろ)の瓊瓊杵尊木花咲耶姫、磐長姫に由来するものであり、モチーフにするには少し強引かもしれません。

多少小ネタになります飛鳥井木記という名前は『記紀』であり、彼女自身潜在意識侵食編纂してしま性質を表しているように思えます

anond:20200502023103

今更ID:INVADEDの疑問

飛鳥井木記は最後のあたりで、なぜ自分犠牲者になる人達がいることを知りながらカゴから出っぱなしだったのか。

百貴にひと目会いたかったから

だろうな、あの会話からだと。

もう一つ考えられるのは世界を一つにして溶け込ませる性質からして、死ななければならない運命にある、という(作中でもちょこっと語られた)考え方。

しかしこればジョン・ウォーカーがもういないわけで、殺される理由がない。

自分は外にいてもカゴの中にいても世界を変えてしまうのが明白なので、そもそも戻るとか戻らないということ自体意味がないとか。

少なくとも存在するだけで潜在意識は改変しまくってるわけで。

2020-04-08

[B!] CNN.co.jp : 米市長、命令違反の飲み会摘発を指示 捕まったのは妻

声明の中でウォーカー市長は、「私は警察に対し、妻を外出禁止命令違反した一般市民として扱うよう指示し、特別扱いはしないよう促した」と強調している。

市長すごい!

じゃなくて、この身内に対して特別扱いしない態度が普通よな。

2020-02-22

カイロレンショック

スカイウォーカー夜明け」は良い映画です。スター・ウォーズ……まこと良いものだ。ただし「カイロレン様」、テメーはダメだ。

https://anond.hatelabo.jp/20190430234012パロディです。

私はスター・ウォーズエピソード7・8・9を見ました。この中でエピソード7と9は大好評でした。(個人の感想です。8はお察しください。)

そんなことより、レジスタンスの敵であるファーストオーダーの最高指導者名前が「カイロレン様」でした。

レン君を検索するとこの黒くて赤い武器を持ったレン君が出てくるのであります

ワタクシにとっては、まあまあひどい仕打ちでございまーす。

巻いて食えやプーさん

結果としてディ○ニーとJJエ○ブラムスとその他もろもろは、「カイロレン様」を葬りました。

レン君(黄色い方)が不憫です。それとレン君(黄色い方)を大好きなKAITO君(青い方)も不憫です。多分。

なぜ、このような琴似駅になってしまったのでしょうか。知らん。

強いて言うなら、スタッフ適当名前を付けたという事でしょう。yahoo!か何かで検索すれば、「カイロ」や「レン」の名前を持つものは沢山出てきたでしょうに、それらを無視して敵の最高指導者エジプト首都黄色いツンツンヘアーの奴の名前をつけたために、このような喜劇を起こしてシマウマした。多分。

その他の可能性は、特にありません。フォースとともにあらん。

敵の最高指導者なので最後死ぬというオチエピソード7の頃から予測できました。カイロレン様は色々と悪い事を働いたのでとっとと○ぬべきでした。

ですが、これは「遠い昔か未来、どっかの銀河系で……」の話なのですから、もう少し地球人っぽくない名前を付けるべきでした。

それではクリプトンは落ち度0かというと、0です。

クリプトン特に関係ありません。

爆発する惑星とも多分関係はありません。

鏡音レンという世界中で絶大な人気を誇る(個人の感想です)バーチャルシンガーが在りながらD社はカイロレン様をぶっ○したので、私たちスターキラー基地ビームを喰らったような悲しみと悲しみと悲しみに暮れております

これはファンにとって中程度のショックです。アパマンショックと同程度の「カイロレンショック」だと自負しております

なぜ鏡音レン様は殺されなければならなかったのでしょうか。

エピソード7・8・9を全部同じ監督にしようとは思わなかったのでしょうか。

私たちは、カイロとレンを禁止しなければいけないような所からまれてきたのでしょうか。

我々ボーカロイ……ピアプロキャラクターズファンはいったいこれから先どこに向かって行くのでしょうか。

スター・ウォーズとは、嗚呼、愚かなものです。

最後一言

雪ミク石像を6人全員分作ってください。

札幌市のおケチ

2020-02-18

anond:20200218123314

ってかあれ、構図としては

スカイウォーカー家の物語として描きたいならレイアの息子であるベン・ソロカイロ・レン)を主人公にする所だが

それだとストレート過ぎて面白くないのでこっちは闇落ち要員にしよう。

んでそれと対立する主人公男性にするとただでさえ4の焼き直しと言われてるのに完全に焼き直し(ってか1~3も含めると焼き直し二度目)になってしまうから

こっちは全くの新キャラ女性にして新鮮味を出そう」ってだけだから

その後8,9で一貫して描かなかったせいで色々gdgdになったけどな

何で最初から三部作の構想固めてから作らなかった…

2020-01-20

性欲を乗り越えられない

オナニーすると、し終わったあと虚しくなるし、時間無駄

なによりもエロ動画を見るので、心が汚れる。

エロ動画を見た後に女と平気に話せるやつの気がしれない。

そんな俺はオナ禁スカイウォーカーだが、やはりフォースの暗黒面に落ちることはよくある。

風俗に行きたくなったり、やはりエロ動画を見たりする。

こう言った性欲に支配されないように生きたいんだけど、性欲を乗り越えられない。

誰か性欲を乗り越えた人いますか?どんな修行をして乗り越えたか教えてほしい

2020-01-06

SWep9をBLと言ったにわかだが

https://anond.hatelabo.jp/20191230214914

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/bunshun.jp/articles/-/23843

なんかホッテントリにあった。

だーかーらー、あれは監督曰く兄妹愛みたいなもんなんだってさー。ルークレイアキスしてたのと同じようなもんなんだってさー↓

https://front-row.jp/_ct/17328230

批判されたから無理やり言い訳してるんじゃねーのって感じはするが)

(所でレイロってpixivで見てカイロレンが受けがデフォかよと思ったら元々海外から来た表記なのね、海外二次創作だと掛け算の順序は特に意味ないんだっけか。

ういういかに同人っぽいカプ略称普通記事で見かけると違和感が)

何がBL感感じさせたのかなーと思ったけど

・二人の対等っぽい関係

レイが男でも(キスさえなければ)普通に成り立つよね感

・それまでテンプレロマンスらしきロマンスが全くないのに最後に突然キス

ってとこかなーと思った。

(それのどこがBLなんだよと言われたら私的にだ、他の人がどう感じるかなんて知らん、と無責任に返す)

そういうのがフェミニズム的と言えなくもない。

にわかとしては別にいいんじゃねーのと思うけど、やっぱオタクの皆さんはうるさいなあ。

つーか(上の記事で一緒くたに語られてるから一緒くたに語るが)

アナ雪2のクリストフの「物語上全く必要ないのにメインキャラだから無理やり出番作るしかないけど

ぶっちゃけ人気もないのに下手に活躍させて主役の姉妹活躍食っちゃってもまずいってんで

どう扱うか苦慮した挙句ただの恋愛バカ男になりました」ってのを見たら

SWの過去キャラたちはみんなちゃん物語上の必要性も見せ場もあったやん!ずっと扱いマシやん!と思う。

クリストフ全然必要ないのについてきてそれどころじゃない状況なのに空気も読まず

アナへのプロポーズどうしよっかーばかりでバカ丸出しで見ててイライラしかしなかったぞ。

まだ大人しく留守番してた方がマシだったろうに。

アナ雪とSW両方見た人ってあんまいなさそうだが。

所で「フォース血縁で受け継がれるもの」っていうけど、スカイウォーカー一族特殊なだけで

ジェダイって元々結婚禁止だったよね?

1~3で出てきた大量のジェダイ別に血統がどうこうという話一切なかった

たまたま強いフォース持って生まれ子供を育ててジェダイにする(んで結婚禁止だし子孫も作らないから一代限り)、のが普通なんじゃなかったっけ。

かい設定とか知らんけど。

それともあの大量の脇役ジェダイたちも皆そういう家系出身の子って裏設定あんの?でもそれだと皆ジェダイになってたらいずれ家系断絶しちゃわないか

2019-12-31

スター・ウォーズスカイウォーカー夜明け」感想

(とりあえず年内中に吐き出したかったので、すべて記憶に頼って書いてる。間違いがあったらすまない。)

ネタバレ注意。)

 

一言でいうと「やっぱり無理だったか」。

 

そもそも、ep6の続きを作るなんて、本質的に無理だと思っていた。

スター・ウォーズ世界は、その全てがルーク・スカイウォーカー活躍させるために構築されている。

ep6でルークが「あがり」をむかえ、わだかまりが解消された以上、もう「めでたしめでたし」で終わった話なのである。その先には、もう何も残されていない。

から正史の続きの映画シリーズが作られると聞いたとき大丈夫なのかと心配になった。プリクエル(前日譚)でもスピンオフでもなくep6の続きを、ドラマシリーズでもアニメでもビデオゲームでもなく実写映画でなんて、完璧にやったとしても二番煎じしかならなそうなのに、どうすんだと。

何か勝算があるのかと思った。正史の隙間を埋める二次創作しかできない部外者と違って、公式ならばどんな飛び道具でも使える。これならいけるぞというアイデアが何かあるのかなと。

そしてep9が終わってみてわかった。結局、何もなかったのだ。

 

全てがルーク・スカイウォーカー活躍させるために構築されている、というのは、たとえば血統によってジェダイになったこと。

スターウォーズ世界設定では、ジェダイ世襲ではない。ジェダイの掟は恋愛結婚を禁じている。ep1~ep3では、たくさんのジェダイがワチャワチャ出てきたが、誰の血縁だなんて話は特になかった。作品世界歴史においてはep4~ep6の出来事例外的なのである

また、親父が一代にしてレジェンドになった傑物、というのも重要だ。考えてみてほしいが、ルーク家系が代々続くジェダイ家系だった、なんて設定だったら楽しくないのだ。幼いころから厳しい修行を強いられ、偉大な先祖比較されて品定めされ……ウンザリするだけだろう。堅苦しい伝統とは無縁でありながら、血の繋がりによってスゴい能力を授かっている、というのが心地よいのだ。

ジェダイが滅ぼされたというのも重要である。同世代ライバルと競わされ選別されることはない。「あいつがいから、おまえいらない」と言われる心配が無い。

ルークはただジェダイなのではない。歴史的にも特別ジェダイなのである

 

ジェダイだのフォースだのも、ルーク活躍支援するために存在する。

超能力チャンバラ! うわ超かっけえ、文句なしだ。

ジェダイ思想? そんなもんクソどうでもいい。ep5で、ルーク師匠の言うことに逆らってハンを助けに行く。頭の固い年寄りの言うことを従順に聞く主人公なんて魅力的ではないのだ。ジェダイの掟なんぞは、友情を引き立てるダシにしとけばいい。(余談だが、あのあとヨーダとオビワンはわりと辛辣に「あいつはダメだ」って批判してた気がする。)

 

帝国も、ルークのために用意されたものである

悪の帝国を倒せ。うん、わかりやすい。

ストームトルーパーも、顔が見えないので、人を殺している感じがしない。(スターウォーズを初めて見た幼少期の私は、ロボットだと思っていた。ep4のデススター侵入でアーマーを奪って着たりとか、叫び声がドロイドとは違う感じになってるとかで、「推理」することはできたが、あまり実感はなかった。直接的な描写は避けられていたように記憶している。)

反乱軍兵士は顔出ししていて、その死は人の死として弔われるが、帝国兵はそうではない。

 

ライトセイバービームブラスターも、鉄の刃や弾丸による戦闘と違って、血が出ない。生々しい人死にの感触はいらないのだ。

 

このように、ルーク活躍ストレスフリーで鑑賞するための仕掛けに満ちている。

 

そんな、ルーク・スカイウォーカーのための世界は、ep6の後どうなるだろう。

たとえば、帝国が倒れて銀河平和が戻ったらどうなるだろう。

ジェダイは、子供たちに嫌われる習い事みたいになるだろう。健康診断で素質ありとなったら、ジェダイスクールに通わされる。遊ぶ時間も奪われる。

そんな退屈な平和映画の観客にとっては退屈だが、そこの世界で暮らす人々にとっては尊い平和

ep6の続きが作られることになったため、平和は訪れなかった。

観客は退屈な平和なんて見たくないのだ。

 

カイロ・レンが生まれたのも、観客を退屈させないためだ。レイアとハンの子供が順風満帆ジェダイになるなんて話が見たいか

みんな大好き「血統物語」だが、前述の通り「親はポッと出」「他と比較されない」といった要素と組み合わさった場合にだけ楽しいのだ。ep4~ep6でそれは消費されてしまったため、ep7~ep9では使えない。そのせいでベン・ソロは歪んでしまった。

ベン・ソロダークサイドに堕ちるに足る理由なんぞ、結局、何もなかった。意外性を出すためにダークサイドにしよう、と、それだけ。

無理やり悪をやらされてる感があって気の毒なのであった。だが、そのどっちつかずな感じが「何かある」という錯覚を生み、それらしい苦悩の描写と、アダム・ドライバーの熱演もあって、妙な奥深さを感じさせていた。ep8までは。

ep9で痛感した、「やっぱり無理だったか」。

マスクの扱いが象徴であるダースベイダーにとって、マスク生命維持装置でもあり、必要があってかぶっていた。カイロ・レンにとっては、マスク特に必要ない。ダースベイダーの表層的なモノマネに過ぎない。これが、「必要ないのにマスクをつけてるワナビー(なりたがりの未熟者)である」という意味をなしていた。

ep8でスノークはこれを看破して、マスクをボロクソに貶したのだろう。マスクを捨て、カイロ・レンは悪として成長を見せた。劇場で見た当時の私は、期待を込めて「ep9では完成した悪としてついに大成するであろう。ただ、その後すぐ死んでしまうだろう」などと書いていた。

ep9でカイロ・レンは再びマスクをつけた。ep8での成長を経て一体どういう心境なのだろうかと注目していたが、特に意味はなかった。

結局、最後最後までワナビーしかなかった。

 

みんなep4~ep6が楽しすぎたせいで目が眩んでるのだろうが、血統物語のオイシイところはもう使い切っちゃったし、スターウォーズ血統物語じゃなくてもいいんだよ。

ep8で、レイは「何者でもない」としたのは、慧眼だと思った。ep1~ep3の頃のノリに戻るだけだし。だが一部のファンには不評だったようである。ep9で台無しにされた。

 

ep9は、ep8の良かったところを台無しにした。

ep8は野心的だがガタついてる印象がある。ベン・ソロダークサイド転向したきっかけとか、ワープ特攻とか、無茶すぎる。だが、フィンとローズのバディムービーっぷりとか、カイロ・レンの成長とか、レイ出自とか、レイロ(レイカイロ・レンのカップリング)とかは良かった。

特にレイロ。ep9の意趣返しについては、べつに好きにやったらええよアンタの映画だし、という気分だが、レイロだけは違う。ep8は最高のバトンを渡して来たんだから、他のなにもかも台無しにしてでも、そこだけはちゃんと引き継いでほしかった。

なんであの程度でカイロ・レンからベン・ソロに戻るのかと。ep7で父殺し、ep8で師匠殺しを達成して、これは過去正史映画で誰も成しえなかったことなのに(ep6のは、ベイダーからアナキンに戻ってるので何か違うじゃないすか)。

みんな小物だとバカにしていて、実際小物な面もあるんだけど、それでもやることやってんだなあ、というところが、見るから威圧的尊大なふるまい一辺倒の悪役よりも「新しい」気がして感心していたのに。

ep9で大成すると期待してたのに、なんだか小さくまとまって終わっちゃって。ああ、ワナビーのままだったな、と。

カイロ・レンが締まらなかったせいで、レイもなんだか微妙な感じになってしまった。悪い意味で揺るぎねえから自分ダークサイドに堕ちるかもしれないッス、ってシーンでも「ふーん」って感じで。ep7,ep8のカイロ・レンの方がまだ、こいつライトサイドに戻っちゃうんじゃねえのとハラハラした。

レイシリーズを通して成長しているが、カイロ・レンもまた成長していた。極まった二人の力がぶつかり合う瞬間を楽しみにしていた。だが、二人の対決は、なんか普通ライトセイバー戦で終わってしまった。

で、キスちゃうのな。レイロ勢に媚びた安易な燃料投下だと感じたが、まあ、対決が不発だったうえに燃料投下も無かったらマジで残念な感じになるので、ダメージコントロールとしてアリだったのかもしれない。(少なくとも、「ローグ・ワン」やep8の無意味キスシーンよりはマシだったし。)

 

ラストシーンも締まらなかった。

レイ自分のことを「レイスカイウォーカー」と名乗ったが、なんだか釈然としない。

ep8の頃の「何者でもない」レイだったら、納得できたかもしれない。スカイウォーカーの魂は血縁を超えて継承されていくんだなあ的な。だが、シディアスの孫とかやっちゃったのにそれは。

かといって、レイパルパティーンとか名乗られても、銀河悪名高いシス名前からちょっと不穏すぎる。

このシーンで私は、「ハン・ソロ」でソロファミリーネームが成り行きで決まってしまうシーンを思い出した。だがレイソロって名乗るも、やっぱり違う。

書いてて気付いたのだが、母方の姓を名乗るのが無難な気がしてきた。でもそんなん名乗っても、観客としては「何?」だろう。

 

まあ、ぶっちゃけスターウォーズ人間ドラマにはそれほど期待してないので、レイロが微妙でもメカの出来さえよければ満足だった。私の原体験がそれだからスターウォーズを初めて見たのは幼少期の頃で、ストーリーとかまったくわからなかったのだが、それでもメカ活劇に夢中になった。光る剣。宇宙疾走する戦闘機や艦船。月のように大きな要塞

だがメカ描写はずっと低調だった。

ep7で、レイスターデストロイヤーの残骸を漁ってるシーンと、カイロ・レンが焼けただれたダース・ベイダーマスクを拝むシーンには、制作陣の「我々はこうやって偉大なる旧作の遺産を食いつぶして細々とやっていくしかないのだ」という諦めの入ったメッセージ言葉ではなく映像で叩きつけられたような気がして、ちょっとビビった。新しいものを作るんだっていう虚勢を張るもんだと思ってたら、こんな赤裸々に弱音を吐くんだ、って。

ep7~ep9のメカを振り返ってみて、旧作から続投しているものを省けば、記憶に残ったのはbb-8とカイロレンのマスクくらいだ。

ep9は特に低調だった。なんだファイナル・オーダーって。あの世界の乗り物は、製造されてるわけじゃないですか。「ローグワン」とep4でデススター設計者・設計図を巡るドラマがあった。「ソロ」では、製造中のスターデストロイヤーを望むシーンとか、ファルコン号を巡るドラマがあった。それが、念力を込めたら地中からボコボコ出てくるとか。ただでさえスターデストロイヤーをたくさん並べただけという芸の無さがキツいのに、もうちょっと真面目にやってほしかった。

 

できれば、メカデザイン体系を新しくしてほしかった。

ep1では、ep4~ep6とは明らかに違ったデザイン体系のメカがでてくる(アールヌーヴォーって言うの?)。ep2,ep3と話が進むにつれてep4の体系に近づいていくというのが、帝国の勃興とメカデザインが連動していておもしろかった。

帝国という魅力的な装置はep6で使い切っちゃったので、ep7~ep9ではなんの変化もなかった。

面白い新作メカを作る余地はあったと思う。現在、「トポロジー最適化」「ジェネレーティデザイン」といったものが登場したので、それを取り入れるとか。

あと、バトルドロイド可能性は掘りつくしてない気がする。ep5で少し登場しただけの賞金稼ぎロイドには妙な存在感があった。ep1でドロイデカの登場には、なるほどこれはep4~ep6制作当時のVFX技術じゃ作れなかっただろうと興奮した。ep1より後に作られた「ローグ・ワン」のk-2soといい「ハン・ソロ」のl3-37といい、キャラが濃くて面白かった。ep7~ep9で、改めてバトルドロイドを登場させたら良かったかもしれない。

だが、「こんなのスターウォーズじゃない」と不評に終わる可能性が高いだろう。それが予想できたから、きっと冒険しなかったのだろう。

 

というわけで、ep9の感想は「やっぱり無理だったか」。

スターウォーズはep6で完結してたんだなあ、という思いを新たにした。

2019-12-30

ネタばれスターウォーズの続3部作は何をやろうとしていたのか

スカイウォーカー夜明け」については、ほぼこの記事同意

ネタバレレビュー批評】『スター・ウォーズスカイウォーカー夜明け』は何を終わらせたのか

─ 『最後ジェダイ再考から読み解く完結編 | THE RIVER - Part 2

https://theriver.jp/tors-review-2/2/

では、続3部作は、何をしようとしていたのか。

そもそもスターウォーズ1983年に完結している

今回、「スカイウォーカー物語が完結」と、さかんに宣伝しているけど。

それはフェイク。

そもそもスターウォーズは、1983年エピソード6の「ジェダイの帰還」で完結している。

から、新三部作(プリクエル・トリロジー)は、前日譚を描いているわけで。

今回の続三部作は、「ジェダイの帰還」で終わっていなかったことにして始まっている。

ちょっと意匠を変えて悪の帝国を復活させて、レジスタンスは、まだレジスタンスのまま。

なぜ、あらためてスカイウォーカー物語を終わらせる必要があったのか

三部作と新三部作は、よくも悪くもスカイウォーカー家の物語ありすたからね。

スターウォーズユニバース拡張・発展させるためには、それを脱構築(?)する必要があった。

三部作作品として成功しようが失敗しようが、メッセージは明確だよね。

これからスターウォーズシリーズは、どうなるのか

スターウォーズユニバースは、これからも続く。

三部作ずつ描くというスタイルからも抜け出して、もともとの構想にあった連続活劇 - Wikipediaになったんだ。

三部作の行き当たりばったり具合は、結局そこを目指していたんだ!

もう誰にも止められないビッグビジネスだし(w

今回、スカイウォーカー物語区切りがついたので、「ハンソロ」みたいな中途半端キャラの復活は必要ない。

いっそ、フォースも忘れ去られた、さらに数百年後とか描いて欲しい。

あれだけの科学技術があるんだから、もともとの素質と厳しい修行必要フォースは、機械仕掛けで置き換えて。

科学に裏打ちされた風の、超大作スペースオペラ連続活劇になるのだ。

ファンは、必ず観に行くよ!

2019-12-29

スターウォーズEp9がひどすぎる

ネタバレ注意)

今日スターウォーズの最新作を見てきた。それはそれはひっどい代物で、シナリオ整合性理由もあったものではなかった。あまりにひどかったので増田意味不明だった点をざっとメモ書きしておく。



とまあこんな感じなのだが、そもそもSWやディズニーに限らず最近ハリウッド映画ってこの手の整合性皆無・見たその瞬間に気持ちよくなれればいいやって感じの映画が多い気がする。ローグワンやEp8も登場人物の行動原理意味不明だったけどここ数年で一番支離滅裂だったのがファンタスティックビースト。ただそれ以上に驚いたのは、ここに挙げたどの映画Yahoo映画とかインターネット上のレビューサイトではどうも高評価を得ていること。ステマなのかなあ?

2019-12-21

スカイウォーカー一族の話が終わるだけで、また新しい主人公立てて新シリーズもあり得る

2019-12-20

スターウォーズ EP9 スカイウォーカー夜明け ☆☆

パンティが見えなかったので星二つです。

ネタバレ注意】スターウォーズ エピソード9の疑問

0時上映観てきました。

取り敢えず疑問に思ったことがあるので誰か教えてほしい。

ちなみにSWは全然ガチ勢ではなく、何でもネタバレが基本嫌なので自己防衛的に最速で観ただけです。

で、疑問に思ったのは、前作「最後ジェダイ」って、レイフォースは使えるけど特別ジェダイでも何でもなく、でも第三者の誰かが次のジェダイになり得るとかそんな話だったと思うんだけど、EP9ではレイ特別存在じゃないどころかアイツの孫だとか明かされるし「私はジェダイの全て」とか宣言するし、最後にはスカイウォーカーまで名乗るし…。なんかもうお前めちゃめちゃ特別やんって感じで「最後ジェダイ」って何だったのかなと。

スターウォーズ映画は一通り観てるけど一度見たきりでその程度の記憶情熱なので俺が全然理解していないとか忘れてるとかであれば、ガチ勢からするとお前ってホント何観てきたんだって感じかもしれないけどわからなすぎるので教えてほしいです。

いやもう、ホント何だったんだろう前作はっていう感じで…。

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