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はてなキーワード: 観点とは

2024-05-08

anond:20240508133151

さすがだな

Chat GPTだとこんな感じの鑑賞だったよ

まだまだ人間が上か

この俳句は、日本の伝統的な文化である俳句形式使用していますが、その内容は現代ポップカルチャーとの興味深い対比を表しています一般的に、魔法少女というキャラクターは、可愛らしさや女性らしさを象徴するイメージがありますが、「実はおれ」という男性主語使用されており、性別や期待に対する挑戦を示唆しています

また、「告げる雪」というフレーズは、冷たい雪のイメージと、何かを伝えるという意味合いを持っています。この対比は、普段は明るく希望に満ちたイメージ魔法少女と、冷たく静寂な雪のイメージとを結びつけ、その両方に含まれ可能性や複雑さを示唆しています

この俳句は、伝統的な日本文学形式を通じて、現代ジェンダー役割文化的な観点に挑戦し、異なるレベルでの理解考察を促しています

2024-05-07

微視的な観点しか自分仕事を減らそうと動けないの辛すぎるな

anond:20240507211401

統計詐欺師っていうか単純に詐欺師だなそれは

統計学が接してる領域が広くて現実被害とか詐欺の例が想像やすいだけで、数学でも詐欺しようと思えば詐欺できるでしょ

相手無知を利用して演繹の一部をちょろまかしてだますという観点からなら1=2の証明とかはよくあるし、パラドックスの類はその最たる例だと思うんだが

結局何を使っても詐欺はできてしまうし、特に統計では真実がわからないので、悪意が入るかどうかだけでしか詐欺を判定できないように思う

月曜から夜ふかしで「色んな職業ルール」ってテーマで街の人の声を拾ってるのを見てるんだが

自衛隊員が「誰か飛んだら部隊が動く」って話てて

それ、もう完全に抜け忍扱いじゃんって思った。笑う

「飛んだ奴の実家行って居座る」とか、ヤクザかな?

黙って辞めるのは機密保持とかの観点から問題あるのかね

ちょっとバイト飛ぶのとはわけが違うけども

普通仕事だと普通に飛ぶ奴居るからなあ

でも別に家に押しかけたりはしないか

やっぱり自衛隊特殊職業だよね

ちなみに「飛んだ奴を捜す費用は飛んだ奴持ち」だって

部隊が動くほどの金取られるんだから気軽には飛べないよな。雪山遭難レベルじゃん

それでも飛ぶんだとしたら「一体何があったんだ」って思うが。どんだけ辛い目に…って

2024-05-06

結婚メリットを教えてくれ

27になって、そろそろ本気で結婚するかしないか選択しなければならない時期に差し掛かってきたと感じている。

ここで結婚の方に舵を切らないと、きっと俺は結婚して子供を作って…という"一般的な"家庭を築くことはもうできないだろう。

それ故に、本当に結婚しないという方向に舵を切って良いのか、結婚すべきでないかということを真剣に考えている。

だが、考えれば考えるほどに結婚する合理性がなさすぎるように思えて仕方ない。メリットは全く思いつかないが、デメリットは山ほど思いつく。

とはいえ学生時代ちゃん恋愛しておくことの重要性に大人になってから気がつくように、弱冠27歳の俺には気づけていない視点があるように思えて仕方ないので、ぜひ教えていただければ有難い。

俺の考えるデメリット

以下の通り。

金銭負担が増える

現在年収1100万程度だが、結婚相手にしたい同世代(25~29くらいまでで考えている)の女性自分と同じかそれ以上の収入を得ている人はほぼいない。

そのため、結婚した場合に、ほぼ確実に自分収入が目減りしてしまう。自分業務内容は変わらないのに、だ。

それなりにハードワークだからこそ、他者自分の稼得を無償譲渡する意味が本当にわからない。

他者との衝突が増える

→仮に結婚するとして、他人同士である以上諍いは避けて通ることはできないと思う。

結婚していなければ生じなかったはずのトラブルを自ら増やす意味が本当にわからない。

今まで付き合ってきた女性とも大なり小なりすれ違いが生じてはいたが、正直それに向き合うだけの気力が本当に無くて、ただただ面倒でしかないと感じていた(もちろん、それを直接口にしないだけの社会性はあるのだが)。

自分思考一般的思考と多少ズレていることは自覚しているが、それにしても他者との人間関係メンテナンス無償で請け負うのはどういう思考からなのか、本当に理解ができない。

年数百万以上かけて手のかかるペットを飼おうとする意味わからん

そもそも1人で生きていける

→これはデメリットというよりはメリットを感じないという観点にはなるのだが、そもそもの話として2人で暮らしたところで何もメリットがないように感じている。

一人暮らしをしているが、料理洗濯、洗い物をはじめ、一通りの家事を全て自分1人でこなせている。

別に自分でもできていることを、わざわざ年間数百万円のコストを支払って代行してもらうメリット果たしてあるのか?という問いに対して、答えはノーだと思う。

別に人と関わりたいという気持ちも無いし、なんならコミュニケーションを面倒とすら思うタイプなので、そもそも家に帰れば人がいる、という状況は普段の方が多い気すらしている。

日々の食事にしても休日の過ごし方にしても、自分1人であれば適当意思決定できるが、他人も巻き込むのであればそれなりに相手のことを慮った選択を取らざるを得ないだろうし。

つらつらと述べてきたが

正直、結婚やら子育てに向いていない性格なんだろうなという自覚はある。

あるのだが、それは27という未熟な自分が出した結論しかなく、もっと経験豊富な諸兄からすれば、見えていないメリットがあったり、逆に俺がデメリットを過大に捉えてしまっている側面も目につくのかなと思う。

(タイトルの通りだが)ぜひそれらをご教示いただければと思う。

結局あらゆることって「出来の悪い実装」が問題なんだよね

フェミニズム。素晴らしいです。

愛国心。素晴らしいです。

なんだって掲げた理念は素晴らしいんだよ。  

でも実際はそれを言い訳にした知能も人格も最悪な無能ばっかな訳じゃん。

  

Twitterフェミニズム観点から熱心に活動する人」

Twitter愛国立場の主張を頑張っている人」

これパッと見でどう思う?

あ、平均的な人間より遥かに劣るカスだなって感じるだろ?

それが現実に我々が見せられてる実装なんだよ。

 

当初の理念は人や社会の役に立ちそうなのに

実装されたものは人の役に立つどころか有害バカなわけじゃん。

結局それを旗に掲げて活動する奴はゴミみたいな無能ばっかりなんだよ。

だって有能ない人間に旗は必要ねーし。

  

フェミニズムを掲げてるのって頭悪くて性格悪くて生活もそこそこ終わってるヒステリーメンヘラばっかり。

愛国心を掲げてるのって頭悪くて学歴低くて騙されてやすくて意味不明陰謀論研究熱心な統合失調ばっかり。

 

理念に罪はねえとか理念は素晴らしいとか言っても無意味なんだよ。

現実に出てくるのは無能ゴミなんだから。ただの害なんだから

  

  

知能低い奴やメンタルおかしい奴や発達に障害ある奴の発言権を奪わない限りこれは止まらない。

でもそんな細やかな人権侵害政治的にも技術的にも出来ない。

まり現実的にあらゆる理念はろくでもない。

知能も人格も発達もおかしい脳の不出来な人間おもちゃしかならんから

転勤には転勤手当つけるべき

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD115EM0R10C24A4000000/

弊社、全国転勤あり企業就業規則にもそう書いてある。

ただ、いわゆる僻地だとか、都市からちょっと離れたところとか、雪深いところは敬遠されがちだし、子持ち様とか共働き、子持ち様は露骨配慮される。

自分は子持ちだけど、誰かがやらんとなーというのと、奥さん専業主婦派なので、山奥でも海辺でも転勤してきてる。月些少だけど転勤手当もあったし、昇進に考慮されるところもあったしね。

それが制度転換で各種手当を軒並み廃止して基本給を上げるということになった。

これまでゴネ得で本社近郊でウロチョロしてたやつと同じ給料水準になっちゃったのよ。やってらんない。

そうなってくると、蓄財という観点と、負担平等性という観点で、子ども小学校のうちは出身地がいいなぁと思うようになってきたけど、既にレッテルというか、「あいつは転勤できる」ってなってるっぽいのよね。

昇進も女性は99%上がるし、そうなると椅子の数もなくなる。もちろん都市部のいい席は全部女性

もう山奥でもどこでも行くから管理職手当並みに転勤手当つけてくださいよ。世の中歪だよ。

働く女性やワーパパ様のおかげで自分専業主婦奥さん負担押し付けられすぎだと思うの!これから生産世代になる独身者もかわいそうだよ。

AIとの対話

生成AI議論で頻繁に見かける、以下の流れ。

AI存在肯定派「この部分において、生成AIと〇〇は同じです」

AI利用反対派「〇〇と生成AIが同じなんてありえない何言ってんのバカアホボケ

目にするだけでもアホらしい、反論にすらなっていない事を理解できていない、よくある反AI発言

人間学習AI学習はまったく同じ」と本気で信じている者が居たら、バカだと思うだろう。同じことだ。

あくまでも一定の条件下で特定観点から見ると、という話でしかないのだ。

反生成AI活動家急先鋒カーラ・オルティス女史は、生成AIの出力を「21世紀コラージュ」と見做す。

生成AIは、さまざまな作品から拝借切り貼りしている<ように見える>

厳密に、技術的には違うとしても、そう見える。故に「21世紀コラージュ」だと言っているにすぎない。

コラージュという技法抽象化し、比喩に使っているだけなのだ馬鹿でも理解できるように。

しかし便乗しているだけの反AIは、ここが理解できない。

生成AIの出力を「単なる合成、切り貼りコラージュ」と公言して憚らない。みんながそう言ってるから

学習データの一部が<実質的に>復元できてしまうことと、単なる圧縮解凍区別も出来ない。

生成AI文明から排除するために誇張された言葉を、すべて鵜呑みにしてしまう。

「生成型検索エンジン」という造語がある。StableDiffusionの顔、Emadの言葉だ。

これは「いままでは画像必要な時に検索していた。しかしこれから検索するかのように生成する時代が来る。生成AI次世代検索エンジンだ」という意味で、ターゲットであるビジネスマンに向けた造語である

しかし反AIは知性が無いので「生成型検索エンジン検索して切り貼りモデル学習データのものを保存=やっぱりコラージュだ」と、ここでも誤った解釈をしている。

最低限の学が備わっている者ならば、早々に見切りをつけたことだろう。救えぬものじゃと。

事実、反AIの中でも理解力の高かった者は次々と脱落していった。

自身から湧き出る要求自己中心的で、何を言ってもどこかでダブルスタンダードになってしまうことに気づいてしまったのだ。

部分的に、ある側面から見れば同一である」事に理解を示してしまうと、生成AI全否定しか許されない村から追い出されてしまう。反AI村に居たいなら、黙るしかない。

そうして濃縮されたものが、今の反AIである

言葉が通じない相手と、どうして対話ができようか。

誰かの幸せを呪ってしまいませんように

子供を産んで育てたい気持ちがあったけど、恋愛ゴトが下手くそすぎてモラハラ男に引っかかったり、結婚相談所登録して結婚できたもの相手が子無し希望に切り替わったので離婚したりしてたら、あっという間に適齢期を過ぎていた。色々と手は尽くした後なので、パートナーに恵まれなかった人生だったと割り切って、独身貴族で楽しくやっていくしかないという自覚覚悟はある。しかし、周囲の「うまく家庭を作ることに成功した人たち」の話を聞いた時の劣等感がすごい。子供まれました、保育園幼稚園の話、子の通っている学校の話、妻が夫が…。最近産休クッキー話題あったが、アレを配慮観点から燃やしたがる側の人たちの気持ちがわかってしまう。でも、あのクッキーをそうやって否定するのはものすごく醜いことだと思う。もし配られたら、笑顔で受け取って応援するのが素敵だし、そうしたい。今はまだ社交的仮面を被って理想の振る舞いをすることはできる自信はある。しかし、いつの日か気が狂って、周囲の幸せアピールに噛み付いてガソリン撒いて火をつけるような人間になってしまったらどうしようと不安になる。願わくば、そうなる前に事故病気私自身がポックリ逝ってしまますように。

2024-05-03

今でさえXで女性が少しでも男性を持ち上げようものなら、“目覚めた”女性ネットリンチされるのに、夫婦別姓なんて導入された日には同姓を選んだってだけでネットリンチの標的にされるのは確定的に明らか。

社会と家庭の破壊とか、そんな高尚な議論以前にキチガイ棍棒を与えるなって観点から夫婦別姓なんて反対一択だわ。

2024-05-02

"チー牛男性叩き"の何が問題なのか?

おい、文章なげーんだよチー牛!と言われる前にポイントを書く。

曖昧概念社会的弱者を生み出し、強者弱者を叩く弱いものイジメの構図が平然とまかり通っていること

ルッキズムに基づいた弱者イメージ商業主義において利用されやすく、チー牛顔に限らず今後も資本家による弱者イメージの流布・それを利用したビジネスが展開され経済的搾取を招きやす

以下、チー牛男性(概念)のことをチー牛と省略して書く。

一. 弱いものイジメの構図

チー牛に限らず、大衆にとって"叩いて良い対象"となったもの相手人間だろうと平然と"リンチ"のような誹謗中傷が行われてきた。

例えば不倫が発覚した芸能人詐欺を働いていた実業家など。

しかしチー牛はそれらとは大きく異なる。チー牛男性というあの一枚絵に象徴されただけの曖昧概念であり、一個人や団体ではない。

では概念を叩いているのか?それは違う。叩きたい人がチー牛男性という概念引用し、社会的弱者として扱い叩く。ここにチー牛叩きの問題本質がある。

真の問題はチー牛という概念でも、ルッキズム至上主義でもなく、社会的弱者を誰でも簡単に作り出すことができ、レッテル貼りによるリンチが平然と横行している点だ。

そしてもはやチー牛という概念を使ったリンチネットに留まらず、現実社会においても表出しつつある。

やがては子供学校社会にも影響するだろう。子供コミュニケーション能力成熟していないし、キャッチーワードに引かれやすいのでチー牛が合言葉のようにイジメキーワードになっても何ら不思議ではない。

ここまで書けばもう理解していただけるだろう。「なぜイジメダメなのか」を一から説明しなくとも、曖昧概念によるレッテル貼りで誰かを叩くというのは誰でも被害者になり得るし、加害者が許されて良い理屈はないことは自明である芸能人叩きでも、学校会社イジメでも自殺という最悪な結末によって事が収まる事があるように、チー牛叩きから人が死ぬこともあり得るのだ。


二. チー牛叩きは、ビジネスに利用されやす

全く別の観点での問題がある。ルッキズムに基いた社会イメージというものは「簡単に作り出せてしまう」ということである

ファッションが分かりやすいだろう、「今年のトレンドは〇〇」のように多くのメディア企業によって簡単イメージというのは作り出せてしまう。

恐らく直近数年以内に、「脱チー牛」を促すための邪悪広告メンズサロンか、美容院か、美容外科か、出てくるだろう。

恐怖心や劣等感を煽る広告効果がある。

ではその流れが終わったらどうなるか?

チー牛効果商売が繁盛すると分かれば次の弱者イメージを作り出し、それをネタにまたビジネスをすれば良い。美容系でなくとも、一時期バリバリ財布がネタにされたように何かを貶す風潮さえできればそれがお金になるのだ。そうして企業による不安を食い物にした経済的搾取を受けるのは一般人である


どちらの問題もチー牛男性叩きに限った話ではなく、過去似たような社会潮流はあるだろう。

この文章で伝えたいのは「強者側に回りたい人間私利私欲に加担してはならない」ということだ。あなた安易に加担してしまうことで被害を受ける人が生まれるし、あなた被害を受けない保証はない。ちょっと叩きたい、馬鹿にしたい人がいたとしても、その小さな悪意の集合体が呼び起こす邪悪について、今一度立ち止まって考えて欲しいものだ。

学歴コンプレックス卒業した 3/4

https://anond.hatelabo.jp/20240502193039

大学3回生の頃~

この時期は多くのことを考えた。特に就職のことだ。第一志望の大学には入れなかった。だからこそ、今後の人生では逆転したいと思っていた。

就職四季報を読み耽ったし、就職活動の参考になるサイト巡回したし、就職課の方々にもクソお世話になった(ワンピース的な意味で)。

リクナビとかあるじゃん。あれで友達かにURL付きの回答ページを送って、送り主のことを回答してもらって、そしたら他人から見た自分自身分析結果とか、どんな業界が向いてるとか、どんな価値観仕事をしたいとか、いろいろわかるサービスがあった。そういうのをやってた。

当時は、LINEとかTwitter一般的だった。ひと昔前の人って、LINEとかなかったんだろ? もしかして、全部メールとか郵便就職活動をしてたんだろうか、一体どうやって? という疑問を感じていた。

5.学内TOEIC受験の思い出

 本格的に就職活動が始まろうとしていた。自分は、1回生の頃からTOEIC】の勉強に励んでいた。少しずつではあるけど実力を身に付けていた。勉強時間はそれほどでもないけど、ずっと続けていた。二年半。

 受験にはお金がかかるし、実力を付けてから挑んでみようと考えていた。そしてついに、秋頃だったかな。受験料が少ないタイプ学内試験(※本番で実施済のテストを使い回すやつ)を受けることにした。

 人生で初めてのTOEICは……うん、こんなもんかって感じだった。緊張していて、そこまで問題は解けなかったけど、ベストを尽くすことができた。

 その結果は、なんと……(ドラムロール鳴る)……760点だった!! 当時の自分は、大喜びだった。狂喜乱舞だった。心の中でもリアルワールドでも小躍りをしていた。実際、佛教大学でのランキングは堂々の二位だった。一位は確か、文学部英米学科の人だったと思う。

 これは、この結果は……紛れもない一流である!! おそらくきっと、この点数は、同志社だろうと立命館だろうと飛び抜けた点数だろう。京都大学でも通用するし、ましてや就職活動通用しないはずがない。祇園木屋町などの飲み屋街、東本願寺渉成園とかの観光地で【外国人】とトークをしても通用するだけの英語力を、ついに、ついに身に付けたのだ!!

※そんなふうに考えた時期が俺にもありました

そんなこんなで、就職活動が本格スタートした。俺は必死で、シューカツとやらに取り組んだよ。リクスー集団に交じってさ、学内企業説明会とか、大阪城ホールでの合同説明会とか、東京までOB訪問に行ったこともあったっけ。とにかくマジだった。

あの頃の自分は飢えていた。なんの実力も実績も持っていないのが嫌だった。とにかく何か、ほかの人から見て、「あいつはスゴイ」となるものを最低一つはほしいと考えていた。

6.佛大就職の話

 いつからか知ることになったのだが、この佛大というのは宗教系の比較的裕福な大学である。当時の週刊誌大学職員給料ランキングでは、慶應関西大学などの有名私大と肩を並べていた。キャッシュフロー的な意味で裕福な理由はいくつかあるが、そこまでは述べない(この日記趣旨ではない)。

 大学構内には、相応の見た目の講義棟(兼研究棟)が鎮座している。学生時代は「おしゃれ~でかい~」くらいの印象だったが、歴戦の社会人となった今ではわかる。あの1棟ものの巨大な建物は、建設工事だけで百億とかいってるかもしれない。同じ規模の大学で、あれを作れるところは少ないだろう。

 あれは確か、3回生の終わり頃だったかな。本日部活もさあ終わりだ、という時に、部長(※教員側の部活責任者)から声がかかった。ほかの3回生も一緒だった。「佛大の就職試験を受ける気はないか? 希望者がいたら優遇する」ということだった。

 考えたのだけど、大学職員というのは、その大学がすんごく好きな人がなるものだと思った。当時は、民間企業への就職視野に入れていた。優遇できる枠は1名ということで、ほかの同回生が手を挙げることになった。

 まあ、年収であるとか、職務内容とかのバランスを考えると、「魅力的だ」とは正直思った。当方は、人生の方向転換が苦手なタイプである。この頃は、先輩やOBOGを探して、就職活動に関する考え方や情報を集めていた。何でもいい、そういう生のデータがほしかった。

けど、嫌なことはやっぱり起きる。わざわざ日記に書いているのだから、当時の俺は相当ムカついたのだろう。

就職に関する情報を探してる中で、聞き込みのために学内アルバイトをすることがあった。それは講義の出席者からレポートを受け取って、受付番号を整理して、最後に整頓するようなアルバイトだった。1日勤務で六千円だった気がする。

二人一組で受付作業をするのだが、隣の組を見てると気分が悪くなった――と日記には書いてある。

その組は、男子女子の組み合わせだったのだが、男子の方がやたらと女子の方にがっついている。レポート提出者がいない時に、割と雑談をしていた。

その中で、男子の方が「彼氏いる?」と聞いた後で、女子の方が「いる」と答えると、男子の態度が急に悪くなったのだ。それは仕事終わりまで続いた。

最後レポート仕分け確認をする時も、その男子は怒鳴りつけるようにして女子に当たっていた。俺はあまりにムカついたので、「ちょっとかにやってもらえます?」と声をかけて、ようやく静かになった……。

と、記憶を思い返したけど、今の俺にそこまで思うことはない。「男の態度がひどいね。でも、オスってそんなもんじゃね?」くらいしか思わない。間近で見たらムカつくんだろうけど。注意とかするかもしれない。

当時は、実際どんな人間だったんだろう。俺って。記憶が薄らいでるとかい次元ではない。消失している。全然からない。

なんかさ、十年前の自分ってさ、もはや『他人』じゃないか。体の細胞でいうと、20回分は完全に入れ替わっている。もはや完全に他人である

余談だが、佛教大学に通ってる女子には可愛い子が多いと、アルバイト先の立命館大学の人に言われることがよくあった。

根拠は全くないものの、社会に出た後の個人的感想では当たっていると感じる。福祉教育に強い大学はそうなのだろうか?



大学4回生の頃~

就職活動に本気だった。この頃は、大手企業は今よりも早く内定を出していた(4月の1週目くらい?)。就職活動以外に教職課程のこともあったが、時間の隙間を縫って面接試験を受けに行った。まあ、書類選考でお祈りされることの方がずっと多かったけど。

うちの大学卒業生で、すごい就職先に進んだ人っているのだろうか? 自分高望みをしていないだろうか? そんなことが気になっていた。大手病に罹患していた可能性が極めて高い。

7.偉大な先輩方の話

 当時は社会学部政策学を学んでいた。社会学だけじゃなくて、社会科学ならなんでも学べる学部だった。地域を盛り上げる系のゼミに入っていたのだけど、どんな先輩方がどんな進路に進んでいるか、正直気になるところだった。

 ほかのゼミ交流する機会があった時に、同輩や先生方に聞いて回ったのだけど、凄い人というのはやっぱりいた。学生が六千人もいるのだからレベルが高い人は一定存在しているのだ。

 社会学部の先輩(俺と同じ公共政策学科)の例だと、自分入学する数年前に総合商社内定を取った人がいたらしい。学業だけじゃなくて、外の世界に飛び出して活動していた人だと聞いた。とにかく忙しい人で、授業にはそこまで出席してなくて、水商売仕事に明け暮れていたらしい。

 単位はそれなりに取得して、教職課程最難関の講義(兼演習)ではチーム全員で百点満点を取って、大学同士の研究分科会では発表役になって、大学学園祭ではパヒュームダンスを踊ってウケを取って……とにかく活動的な人だったらしい。

 学歴って、仕事の実力とは相関が薄いよな。多く見積もっても3割くらいだ。『誰もが嘘をついている』という本に書いてあったのだが、高偏差値名門校に1点差で受かった人・落ちた人を追跡調査する社会実験があったらしい。結果的には、学歴現在地位相関関係はないという結論だった。相関係数は0.1程度とあった。

 アメリカ合衆国での話なので、日本だとどうなるかわからない。けど、自分同意である。どんな中学高校大学を出てるとか、そういうのは人生での成功にはほぼ関係ない。

 どんな瞬間だって自分が今どこにいて、何を目指していて、どんな努力をしているかそれが大事だ。学歴を振り返ってる暇があるなら、さっさとやることをやって次の先に進むのだ。

就職活動の話に戻るけど……就職活動面接で問われる内容(志望動機自己分析自己アピール就職活動の軸、ガクチカ)とかってさ。釈迦人になった今ではわかるんだけど、ぶっちゃけ茶番だよな。はてなブログだと、借金玉さんがそんなことを言ってた。部族の掟に近いものがあるってさ。

就活的なキャラの型枠を、リクルートその他の人材会社が用意したうえで、企業側が「茶番」に対して本気になれる人材会社方針を素直に受け入れて、貢献してくれる)を探してる。それだけだ。

若き大学生が当日記を読んでる可能性は低いけど、たったひとつだけ、ただひとつだけ、会社選びで言えることがあるとすれば……以前、どっかの増田日記に書いてあったのを参考にすると、こんなところだ。

自分が入りたい会社というのは、自分が将来、どんなキャリアを描きたいのか、どんな人生を歩みたいのか、どんな人間になりたいのか。そういうところから逆算して決めていく」

就職活動の軸というよりは、人生の軸という観点である。ちなみに軸、というのは「他人関係なく、自分が正しいと思える考え方」という意味だ。

経済社会バリバリ働きたいなら、そういう会社に行くべきだし、あなた大事にしてる『たましいの仕事』があって、仕事副業でやりたいなら暇そうな業界を選ぶべきだ。

将来、どんな人生を歩みたいのか? それさえ決まっていれば、業界会社を決めることはできる。職種についてはナントモだが……敢えて言うと、保育所とか幼稚園とか小学校とか、それくらいの年頃に何が面白かったのか、が答えになるんじゃないか。その年代に心から楽しめたものは、大人になってからもきっと楽しい

結局、その年の春の終わりに就職活動を終えて、内定をもらえたのは……京都市内にある電子機器メーカーだった。

大手企業を受けるのはやめた。大手病を克服したのだ。それで地元会社一本に絞った。ここまで絞ると、受験できる会社の数は十社程度になった。自分の力をそんなに分散する必要もない。十分に集中できる。

当時は嬉しかったよ。両親に報告したら、父も母も衝撃を受けていた。うちの親って、自分の子どもを親戚の子と比べたがる嫌いがある。それはムカつくのだが、いい結果を報告できてよかった。

両親が、俺が出した実績をありがたがって聞いている。その実績を、電話などで親戚やご近所に知らせて調子に乗りまくっている。スタンダール小説の『赤と黒』を思い出した。小説の中で、こんな感じの場面がなかったっけ? ブクマカで詳しい人がいたら教えてほしい。

両親よりも喜んでいたのは就職課の人だった。内定先を告げると、ご機嫌なビートで小躍りするようにして、ハッピーな感じでターンをキメていた。ずっと以前から、いろいろとお世話になっていた。喜んでもらえてよかった。

この年度の終わり頃、卒業間近だったか大学が出してる何かの広報で、俺の就職先がデカデカと上の方に載っていた。トレーニングルームでそれを読んでいる時、隣にいた学生達も同じ広報の同じページを読んでいた。

「うちの学校から、こんな会社内定が取れるんや」

「ん。どこどこ?」

「ほら、ここや。この会社

「ああ、それマンコやろ」

「……」

「女の一般事務職だって総合職ちゃうし。こんな掲載詐欺に近い」

俺の怒りは有頂天に達していた。当時の日記には「有頂天」と書いてあったが、怒髪天と書きたかったのだと信じたい。

こういう連中はどこにでもいる。気にしたら負けである増田の読者の人も、レベルが高い解釈と低い解釈があるとしたら、迷わず高い方を選ぼう。そっちの方が心身ともに健やかな人生を送ることができる。

https://anond.hatelabo.jp/20240502193041

学歴コンプレックス卒業した 1/4


約十年前に、とある4年制大学卒業した。名を佛教大学という。

高校生の頃は、仏教を学ぶための大学だと思っていたが、それはごく一部の人に限ったこである

実際には文科系総合大学だった。ちょっとだけど理系もある。

なんで、この増田でこんなことを書こうと思ったのか。それは、この大学での思い出や記憶に踏ん切りがついたからだ。人生の一部に納得ができたというか。それで、卒業シーズンということで、今回書いてみようと思った。書き始めは3月下旬である。ずいぶん時間がかかってしまった。

普段から増田投稿してるわけじゃないから、ヘタクソな箇所があるかもしれん。ご容赦を。なお、「学歴コンプレックス」という言葉は、当日記中では使用していない。

佛教大学は、いわゆる中堅私大と呼ばれるところだった。平均偏差値は……なんとも言えない。理学療法士作業療法士になるための学部は高偏差値なのだが、それ以外の学部はお世辞にも偏差値が高いとはいえない。Fランクではないが、基本的には関関同立不合格だった人が入学してくる。滑り止め率が極めて高い大学である

なんで自分がここに入学たかと言うと、やはり滑り止めだ。第一志望としては同志社大学(政策学部)に行きたかったのだが、実力があと一歩及ばなかった。残りの関関同立も全滅して、残念ながらこの大学社会学部に進むことになった。

大学4年間のことはそこまで覚えてない。実際には、いろいろあったんだろうけど。

学業一生懸命に取り組んだ。授業をサボることもあったけど笑 成績はいい方だった。卒業単位が揃った後でも、まだずっと授業に出続けていた。学問が好きだった。

アルバイト金閣寺にあったマクドナルドで、部活(実態サークル)は地味めの文化系だった。いわゆる【文芸サークル】みたいな感じか。みんなでドキドキ(?)な文芸を書いてたんだが、大学生なんで、俺を含めたほぼ全員が既存作家コピペだったのが記憶に残ってる笑

ただ、今になると記憶がない。本当に記憶がない……自分はこの大学で何をしていたっけ? そんなに無為ではなかったはずだが。

学食は1人で食べることが多かった。それ以外の行動も、1人または少人数のどちらかだ。授業は半期ごとに目いっぱい取った。32単位分を。教職課程は2つ取っていた。186単位を取得して卒業したんだっけ。サークル飲み会では、やっぱり1人でちびちびと飲んでいた。大した思い出は詰まってない。

冒頭が退屈なのはよくない。本題に入ろう。まずはアブストラクトだ。

大学1回生の時に思ったんだ。「このままじゃダメだ」って。第一志望の大学に入れなかったけど、大学生活をエンジョイして、就活では結果を出して、大学入試の結果をバカにしてきた家族兄弟や親戚を見返してやろうと思っていた。

でも、正直心が折れかけたよ。1回生の頃からそうだったけど、とにかく在学生の質が低すぎた。ヤバイと感じていた。ただし、これは当時の考え方にすぎない。今だと「どこの大学生でもあんなもん」くらいの緩い考え方である

当時は、実力を高めることに貪欲だった。飢えていたのだ。強い自分に。弱い自分が嫌だった。人としてレベルが低い学生を見ると腹が立った。自分がこいつらと同じなのかって思うと腹が立ってしょうがなかった。一刻も早く、ここから卒業して、立派な社会人になりたいと思った。

そういうわけで、学業とか、TOEICとか、文芸サークルとか、アルバイトもそうだけど、とにかく何でも頑張って、最後は……いい会社から内定をもらうことができた。アベノミクスの始まりの頃で、景気はゆるやかに上向いていた。

入社したところは、いわゆる一流ではないけど、佛教大学卒業者で会社員~という観点からすると、いいところだった(電子機器を作ってるところ)。同学年では、全学部を含めて№1の結果だった。

さて。ここからは、各学年の時の思い出を綴っていく。

一番最後に、今の自分気持ちを書いてみたい。



大学1回生の頃~

入学式と最初オリエンテーションが終わった後、知恩院という重要文化財のある宗教施設に行くことがあった。大学がやっている新入生向けのイベントだった。浄土宗大学だったので、そういう縁からか、知恩院僧侶の方々が歓迎的な催しをやってくれた。

今思えば、重要文化財のお堂にあれだけの新入生を詰め込んで、いろいろやってくれるってスゴイことだったと思う。

この時はまだ、この大学に悪い印象はなかった。しかし、本格的に授業が始まってからは、上に挙げたようなマイナスイメージが付きまとうようになった。大学時代日記を参考に書いていく。

以下、特定の思い出エピソードを語る場合は、太字タイトルを付けて1字下げにする。

1.授業中の男子学生

 新入生向けの英語の授業だったかな。前の席に座ってた男子学生が、先生の話を聞かずにケータイを弄っていた。先生がさ、「授業中です。携帯電話はやめなさい」って言ったんだけど、彼は聞かなかった。

 先生それから何度か指導をするんだが、やっぱり聞かない。で、そいつは「う~い、わかりやした~」みたいな感じで答えている。先日まで高校生だった人には、授業はきついのだろうか(と当時の日記に書いてあった)。

「もういい。お前は落とすっ!!!!」

 先生が小さい講義室の中で、声を張り上げた。いやあ、あれは久々にびっくりした。その学生は退出を命じられ、教室には重苦しい雰囲気が漂った。

 当方は、京都まれ京都育ちである佛教大学には、高校生の時にオープンキャンパスで来たことがあった。その時は、悪い環境じゃないなと思った。学生以外にもいろんな人がキャンパスにいた。学食には障がい者とか、ご老人とか、浮浪者の人とか、中高生とか、とにかく多様性に富んでいた。どんな人でもキャンパスに受け入れる空気感が好きだった。

 しかし、【カオス】というのは多様な方向に拡がる。それは、いい方向ばかりとは限らない。そういうものなのだ……。あと、ついでを言うと、この頃はちょうどキャンパスの再整備工事最中だった。今ではクソデカ超立派な新一号館が鎮座している。

仮校舎とかもあった。実際、授業中の思い出と同じくらい、工事現場が間近にあったイメージが強い。

2.想像を絶する張り紙その他

 一般的に、若い人ってモラルが低くなりがちである。それはいい。若いんだからマナー常識もこれから勉強すればいい。

 しかしbut。自分学内で見た貼り紙の中には、「え……?」というものがいくつかあった。以下に列挙する。

(貸出物品のこと)

 多目的情報ルームみたいな施設があったのだが、職員カウンターの前にこんな趣旨張り紙がしてあった。

「今後は学生への事務用品の貸し出しは行いません。貸した後で帰ってこないことがあまりに多いためです」

 久保帯人ブリーチじゃないけどさ、俺にしてみれば「なん…………だと…………」だった。

体育館張り紙

 キャンパス内の鷹稜館(おうりょうかん)という建物には、体育館兼式辞ホールがある。飲食禁止である。昼休み中に駄弁るのもダメ。そういうルールだった。しかし、学生の中には、スポーツとかするエリア内でメシを食べたり、授業の空き時間ステージ上で寝てる人が多数いた。

 いつからだろうか、「館内での飲食や休憩はできません。見つけ次第指導します」といった貼り紙が増えていた。その際の、自分認識としては……「なんでこんな貼り紙存在するのだろう。管理者ダメって言ってんだからダメなんだよ。なんで従わないって選択があるんや?」というものだった。

 大学生になって一年も経ってなかったが、高校時代とは違う風景がそこにあった。大学自由なところとは聞いていた。でも、俺が想像していたのはこういう自由ではなかった。

コピーカードのこと)

 何円だったかは忘れたが、学内のどっかで【コピーカード】を販売していた。ただ、部活(サークル)が小説などを書くところだったんで、印刷物を刷る時の負担が大きいんだよな。100%公的もの(ex.学内新聞関係)だと部活動費で賄えるが、個人的趣味出版物だと難しいものがある。

 同じ部活にいた文学部学科は忘れた)の女の先輩が、趣味同人誌を作ってたんだけど。その人が、ゼミ教授から一時的に借りているコピーカードがあって……教授が持ってるコピーカードって、枚数無制限なんだよな。もしくは1万枚とか度数があったと思う。

 もうわかってるとは思うが、その先輩は、印刷無料販売用のマイ同人誌を大量印刷していた。確かあれは、『TIGER & BUNNY』か『ギルティクラウン』のどちらかだった。さすがに今では、どっちか思い出すことはできないけど。

  「先輩、それヤバいっすよ」と言ったけど、先輩は素知らぬ顔で答えるのだ。

増田君。文学活動にはね、お金必要なんだよ。これも社会のためだと思って、見逃してほしいな♪」

 だってさ。あまりクールだった。いやぁ、あの時は痺れたね……笑

 (参考:https://tadaup.jp/702e034b1.jpg)

 ※度数1000のコピーカード画像自分教授から借りてそのままだった笑

この頃から自分は佛大の学生とは距離を置こうと考えていた。

早く、とにかく早く実力を身に付けたい。レベルが高い社会人になるべく、今から努力を積み重ねるのだ!! この課題については、なんとしても早く――昨日のうちにでも達成する必要がある。

そして、大学卒業後は、一流どころの大企業へ。そんな牧歌的なことを考えていた。

https://anond.hatelabo.jp/20240502193039

anond:20240303153621

人工子宮は、母体保護観点から積極的に進めるべきだ。

人工子宮の開発が進まないのは、現在のような男性主体社会では、母体保護するという観点が薄いからだと思う。

まり女性の権利が軽視された結果だと思う。

anond:20240502115321

追記:真面目に書くと、単なる円高誘導より 売り買い含めた為替売買の過熱を冷ますのが大事だという観点は、Webテレビその他を含めても誰も主張しておらず見落とされていたと思います

anond:20240502045317

最近はてブでよく使われている「文化」のコンテキストって、地元にはなかった自分好みの何かが東京に行ったらあった、という話のなかで「文化に触れた」とネット特有の誇張的な表現をした程度のものだと思っている。

以前eスポーツ界隈で「人権がない」という表現炎上したけど、これもネット特有の誇張的な表現という観点では同類かもしれない。

いずれにしても、文化という言葉が都合よく利用されているなあと感じる事が多い。

[] ダブルチェック

開発者が書いたコード要件通りの動きをするか確認するときは、開発者以外の手によってテストされたほうが良い

なぜなら開発者にはバイアスがかかっており「これで正しく動いているはずだ」という観点を持っていて、テスト観点に移すのが難しいためである

開発者の粗を探すつもりで挑む別の立場人間を用意してテストさせるべき

マイナビウェディング広告

マイナビウェディング広告フェミ的な観点から批判されてたやつよりも

「いつかのわたし結婚式まで友人代表でいてくれるかな?」

ってやつの方がむかついた

何この女、自分が先に結婚する前提なの?

いや、この時点で自分には彼氏がいて、友達はいないって事なのかもしれないが…

だとしても当然のように自分が主役で友達が脇役という前提で語るのが厚かましすぎない?

そこはお互いの結婚式に友人代表挨拶したいとかじゃ駄目だった?

2024-05-01

日本財政赤字の原因と、消費税減税が得策ではないという話をする

財政赤字歴史的円安への対処法として、消費税減税を唱える人も多いが、それがあまり得策ではない理由と、他にどういう対応策があるのかを記載したいと思う。

財政赤字の原因

1番の理由は皆ご存知の通り社会保障だ。

まり日本社会保障費が主な原因で財政状態が悪く、それを賄えるほどの税収が無い」ということになる。

日本は「高福祉負担」の国になるべきなのに「高福祉負担」だからそれは将来に負債を残しますよ、という話である

増税必須ではないが、税収は増やさなければならない。

日本の税収の内訳

2022年だと

消費税 33%

所得税 31%

法人税 20%

となっている。まり消費税が一番多い

また税率を他国比較すると、消費税は低く、所得税比較的高く、法人税は高い。この辺りは正確な数字を見た方がいいと思うので、各自ググって頂きたい。

消費税減税をするとどうなるのか

単純に一番多い税収を削るわけだから財政にとっては影響が大きい。単純に半分にすれば倍消費しないとチャラにならない。減税で消費は増えるだろうしそれに伴い他の税収も引っ張られるが、元に戻らない。

そして経済成長している他国日本より高い国が殆どである景気が悪く我々の生活が厳しいのは消費税が主な原因では無い。人口減と社会保障費の方が大きい。

ただそれでも景気対策には消費税減税が良いのは間違いない。ただ今するべきか?というのは考える必要がある。

しろIMFとかからすれば「ほらみろ、消費税ちゃんと上げてこなかったからこの有様だ」とも思ってるだろうし、消費税増税を決めた野田さんは正しかったし、延期させた安倍さんは間違ってたし、岸田さんの増税路線も正しかったという観点も当然出てくる。(私は別に野田さんが好きで安倍さんが嫌いというわけでは無い。そしてIMF盲目的に信用しているわけでも無い)

日本実質的には借金が少ないから、もっと金(国債)を刷るべきという意見

日本借金外国から借りているわけでは無いので、もっと借金を増やしても良いという意見がある。積極財政とかリフレ派とかMMTとか色んな流派があるが、保守側も革新側も割と好意的に見られる意見である

日本財政問題いから、高福祉負担が実現可能」という理論だ。

しか現実はこの円安である。ただこの意見が間違っているとかそういう事を言いたいわけでは無く、結局はバランス大事なのだ

法人税を上げろいう意見

上記の通り法人税は元々少ないので多く取るのが難しいというのがあり、上げたとしても影響は少ない。単純に法人税を上げるわけではなく、実質負担率を上げるように法改正するのが先だと思うが。

そして法人税増税高齢者公務員には影響がなく法人とその労働者が苦しむ。

あと法人税企業オーナー経営者負担しているイメージがあるが実際は従業員やその会社サービスを利用しているユーザー負担しているのである(赤字企業であればもちろん違うし、そういう側面もあるという話である)

法人税増税は、企業競争力にも影響が出るし、投資も集まりにくくなる。

内部留保は悪」みたいな意見散見されるが、内部留保重要性はコロナ騒動で判明したじゃ無いか

ただそれでも上げろという意見はあるだろうが、前述のことは抑えて頂きたいし、「経済成長してる国に税率も制度も合わせるべきだ」という考えも当然あるはずだ。

所得税を上げろという意見

所得税所得をもらっている人全員に影響があるが、累進課税なので低所得者より高所得者に影響が大きく、格差是正になりやすいという点はある。

ただこれも高齢者より子育て世代ダメージが大きいし、他の税金社会保障費とのバランスを考える必要は当然ある。

どういう対応策を取るべきなのか

やはり社会保障費の抑制必要で、問題はどこまで抑えるかという点だろう。

日本人口減が続くが、社会補償費は10年以上(何十年?)増え続けるそうだし、このまま続けるのは不可能だろう。

実際に年金制度は何度も改正(改悪)されているが、それでも社会保障費は増え続ける一方である

最後

財政赤字問題は、超高齢化が主な原因で、税制(パイの切り分け方)が大きな問題ではない。

労働者経営者公務員も老人も悪くないのだ。

政治家が悪いというのも一概には言えないし、少なくとも今の政治家に大きな責任があるわけではない。

どこかで変えるタイミングはあったかもしれないし、そういう意味では老人が悪いと言えなくもないが。

自民党が悪い、財務省が悪い、経団連が悪い、こういう意見もあって当然ではあるが、果たしてそこだけの問題か?というのは考える必要があると思う。

2024-04-30

民主主義本質って、良くも悪くも有権者意向が影響しやすいことだと思う。

偏差値正規分布曲線の観点から見ると、全人口(全有権者)の半分は偏差値50以下ということになる。

なので民主主義社会とは、偏差値50以下の集団意思が、国家地方自治体意思決定の方向性に影響を及ぼすことなのだ。

偏差値50以上の半数集団と、偏差値50以下の半数集団のせめぎあいということである

なので民主主義社会では有権者同士がしばしば「エリートのおごり」だの「衆愚政治」だの「パフォーマンスに騙される情弱」だの「顔の良し悪しで投票する愚か者」だの批判が起こる。

こういうことを書くと、だったら独裁政権にするべきか。

あるいは大正時代日本のように高額納税者男性のみが普通選挙権を持っていた時代に戻すべきかという反論をもらう。

それについては「どちらもメリットデメリットがある」としか言いようがない。

北朝鮮のような独裁国家は当然却下だし、選挙容姿のいい候補者に人気が集中してそういうのが当選したりするのも、何だかなと思う。

トランプさんが当選したのも、アメリカ有権者の「ノリ」みたいなのもあったよね。

2024-04-29

   憲法第一部              石川健治

      憲法第一部では、 幸福追求権を定める14条、公共の福祉規定する13条を中心に扱う。 哲学者ゲーテは、自由平等を同時に約束する者は山師であると述べるが、

    人間自由であるとともに、制限されたものの中に真理があると言明する。この観点から福祉国家規定する憲法25条が、必ずしも、平等約束するものではないことに加えて、

    制限されたものの中における競争という原理憲法採用していることを解説する。ゲーテは、自由社会平等などは存在しない、ということである。この観点から金融証券取引法などの

    行政法が、我が国における資本主義社会修正し、そこに確立されている制限的な美の有様を暴き出していくこととする。

2024-04-27

絵を描くことについて: 機能的と空間

ステップ1:主題理解を明確にする

ステップ2:予備分析文脈

ステップ3:予備分析批判的に指摘する

ステップ4:出力

2024-04-26

関西民向け)東京遠征ガイド

世は東京一極集中時代

日本一オタクイベントコミケも、マイナージャンルオフイベも、なぜか東京しか開催されないのだ。

年3回程度東京に行くと考えてもバカ正直に新幹線に乗っているとお金が足りない。ので

私はせめて交通費だけでも安くしようとしていた。

スペック

京都住みJD。詳しいジャンルは伏せるがゲーム男性向けジャンルオタク

夜行バスで寝れるタイプ人間

取れるなら夜行バスを使え

まず移動手段候補として、

があげられる。

では次に、大阪新幹線新大阪)〜東京間(片道)として料金・所要時間比較しよう。

新幹線ひかりこだま)の自由席料金、新幹線こだま)の指定席料金についてはそれぞれのぞみ自由席ひかり指定席と同じ値段なので一部省略している。

新幹線の通常期・繁忙期の違いはこちら参照

https://www.jr-odekake.net/railroad/ticket/guide/express_tickets/limited_express03.html

手段値段時間
バス夜行4000〜10000円11.5時間
バス(昼行)3000〜5000円10時間
新幹線のぞみ/通常期/自由席13870円2.5時間
新幹線のぞみ/通常期/指定席14790円2.5時間
新幹線のぞみ/繁忙期/指定席14920円2.5時間
新幹線のぞみ/最繁忙期/指定席15120円2.5時間
新幹線のぞみ/閑散期/指定席14590円2.5時間
新幹線ひかり/通常期/指定席3時間
新幹線ひかり/繁忙期/指定席14920円3時間
新幹線ひかり/最繁忙期/指定席15120円3時間
新幹線ひかり/閑散期/指定席14590円3時間
新幹線こだま)/通常期/指定席4時間
飛行機5000円〜15000円1.5時間
鉄道(鈍行)89109.5時間

分かってはいたが、新幹線は高い。しかし速い。

この中でおすすめしたい順番は

バス夜行)>新幹線こだま)>新幹線のぞみ自由席)>バス(昼行)=飛行機鉄道(鈍行)

になる。

だっていから。

あとwillerのプレミアム会員は年3回以上乗る人は元取れるし最安値狙えるのでおすすめ

飛行機お勧めしない理由

飛行機格安を使えば安いが、空港までの所要時間が長いのでお勧めしていない。

関西だと空港関空伊丹神戸の3つが候補に上がる。

大阪関西空港の料金については

手段値段時間
特急はるか241047分
鈍行1160円約1時間
リムジンバス1350円約1時間

となっている。さらに、羽田or成田から目的地までの料金も追加される。

羽田東京

手段値段時間
鈍行510約45分
リムジンバス1000円約40分

羽田国際展示場

手段値段時間
鈍行800円約45分
リムジンバス800円約30分

成田東京

手段値段時間
鈍行1170円1.5時間
リムジンバス3100円約1.5時間

成田国際展示場

手段値段時間
鈍行1650円1.5時間
リムジンバス3600円約1時間

また、飛行機は出発時刻の1時間前に空港に着いておく必要がある。慣れている人は若干時間が短縮できるが、それでもその分所要時間が増えることは変わらない。

また、飛行機荷物制限がある。お土産戦利品など、場合によっては別で送る必要があることも飛行機お勧めしない理由になる。

昼行バスおすすめしない理由

昼行バス安いじゃん、どうしてここまでお勧め度が低いのかと思った人もいるだろう。

そんな人は一回乗ってみてほしい。きついから。大学生でもきつかった。

また、昼行バスは安いが 予定の前日が空いている、もしくは予定が夜にある前提となる。

そして(休憩はあるが)約10時間バスに閉じ込められる。日中時間をほぼ全てバスに閉じ込められていることになる。

夜行場合は寝ている間に移動するので体感時間は減るが、

そして前泊する場合は泊まる場所を確保する必要がある。

友達の家に泊まるなどしてお金を浮かせられることもあるが、誰しも友達首都圏に住んでいないため省略する。

新幹線派はぷらっとこだま検討

バスは体力がなくて乗れない、という方へ。

新幹線をより安く利用できる「ぷらっとこだま」というサービスがある。

https://travel.jr-central.co.jp/service/info/kodama/p1.html

GW年末年始お盆など一部除外期間はあるが、大規模イベント以外のジャンルオンリーなどには使える。

これはJR東海ツアーズの提供するこだま指定席が安く買えるサービスで、東京新大阪11210円。安い。

もちろん上の表にある通り4時間かるため、サークル参加場合は使えない(新大阪こだまの始発は7時54分)が、遅めの予定の場合には十分候補に入るだろう。

なお、前日までに予約が必要なのでご注意。

どうしても無理な場合にのぞみを使おう

交通費節約観点からすると、それでもどうしてもという場合にのぞみを使うことになる。

のぞみを安く乗る方法については検索するとたくさん出てくるのでそちらを参照してほしい。

また、学生は通常運賃学割適用できるのでぜひ学割を使おう。最近みどりの窓口めっちゃ混んでるけど。

空き時間の潰し方

ネカフェカラオケカフェ

朝はまねきねこが30分55円なのでおすすめ

何か書こうかと思ったけどいつもその辺を散歩して時間潰しをしているので特に描くことがなかった。

女性向け)メイクどうしてる?

上で夜行バスおすすめ!と書いたはいいが、女性場合は大きな壁が立ちはだかる。

メイクどこでするんだ」

その通り。増田は初めての夜行バスの時に大型連休はずれてるからと余裕をぶっこいていたら

VIPラウンジで長蛇の列に並ぶもアプリが入らず、

東京駅のトイレを歩き回り……という酷い有様で2時間を水の泡にした。(トイレパウダールームメイクをすることは推奨されていません)

めちゃくちゃ早く到着したのに国際展示場につくのは予定より遅れてしまった。まあ開場には全然間に合ったが。

高速バス メイク」などで検索すると各バスターミナルごと、近くにあるパウダールームなど紹介があるが、そこには基本いけないと思って良い。

土日はいつでも満タンだ。そもそも女子は1時間かけてメイクをするので、ちょっとあるパウダールームときではキャパが足りないのだ。

そこでネカフェカラオケお勧めしたい。

場所によっては暗いので女優ミラーなどの持参をお勧めする。

3時間高くても1500円程度で利用でき、ついでに時間潰しにも使える。

コテアイロンについては持参になるが、その辺りはロッカーしまうなどしてどうにかしたい。

夏コミの用意はどれくらい必要

交通費問題とは関係ないが、夏コミ日焼け止めを塗ってこないオタク特に男性)が多いので日焼け止めを塗ってほしい。その日の晩にお風呂できっと痛い目に遭うから

夏コミ過酷だ、というよく情報を耳にするが、実際のところどれくらい過酷なのか。

C102アーリー入場の経験から話すと、

冷凍させたスポドリ600ml*4

フェイスタオル2枚

・待機用折りたたみ椅子

日焼け止め(強めのもの

ミニ扇風機

で十分だった。

パンチすると冷える保冷剤・塩タブレットも持っていったが、使用することはなかった。

アーリー入場でも10時半にならないと入れないので、結構待つ。それなりの装備で行くことをおすすめしたい。

通常の午前入場の場合は入れるのがお昼になったりもするので、もう少し多めにスポドリを持っていくといいだろう。

フェイスタオルは被る用と予備の1枚ずつ。帽子を持っている人は持っていってもいいと思う。

ミニ扇風機は夏になるとダイソーで売っている。あると便利。手動のものより電動の方をおすすめしたい。同じくスマホショルダーの紐とストラップ用の紐をつけると方に扇風機が下げれるので良い。

ここまで長く書いてしまったが、「こうするともっと安くできるよ」などご意見感想あればぜひ。

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