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はてなキーワード: スタンダールとは

2023-03-12

AIに聞いてみた】「老いずに死ぬにはどうしたらいいですか?」

「ただし、自殺は除いてください」と質問が来たので、回答してみる。

できるだけ論理的に。できるだけ五臓六腑に染みわたるように。

 

老いる前の人間、つまり若人というものは往々にして『出逢いは無限にある』と勘違いしている。

『出逢いは無限にある』ということの具体的な行動事例でいえば、たとえば渋谷スクランブル交差点のまえで次々と女性に声をかける、という行為があげられよう。

 

路上での物理的なマッチングアプリだ。

web3.0ではなくて、webマイナス1.0。

声をかけたことがない? 

簡単だ。知らない他人に声をかけるのだから第一声はあいさつでOK

 

小学生でもご存知のとおり、昼間なら「こんにちは」、夜なら「こんばんは」、朝なら、朝は私は寝ているし、渋谷の街も眠っているので声はかけない。

まり、「こんにちは」と「こんばんは」だけが言えれば大丈夫

 

実演してみよう。

 

こんにちは無視こんにちは無視こんにちは」ガン無視こんにちは」ガンスルーこんにちは」一瞬だけチラッと頭部がこちらに向かって動く。チャンス!

「急に声かけてごめんね。あまりにも可愛いからわず声かけちゃったんだけど、モデルとかやってるんですか?」

 

ポイントは、最初質問は閉鎖的質問であることだ。YESかNOで答えられる質問

お仕事はなにされてるんですか?」だと開放型質問となり、選択肢があまりにも多くて、答える方はめちゃくちゃ面倒だから無視される。

 

最初質問YESかNOで答えられるならばなんでもいい。

ネコ飼ってますか?」「夜の仕事とか興味ありますか?」「スタンダール赤と黒は読んだことありますか?」

 

その後、ボディーランゲージもふくめて「YES」か「NO」の返答があれば、私と彼女の間には意識的にも無意識的にも精神交流と呼ばれる回路ができあがったといえよう。

回路という単語は「回廊」でも「認知領域の拡大」でも「ライフストリーム」でも呼び方は何でもいい。

まり彼女は私の存在彼女世界に加算してくれたのだ。これはでかい

 

さて、ここから先どう展開していくかは、有料版のAI解説したい。

上記あくまで私と彼女の間に微小な人間関係が生まれただけで、ここからどう発展していくかは、それこそ近所の散歩東京マラソンで完走するぐらいの差がある。

高尾山ケーブルカーで行くのとエベレスト単独登頂でもいい。水たまりマリアナ海溝でもいい。H2ロケット打ち上げ失敗と火星探査成功ぐらいの差があるといってもいい。

 

要するに。

 

出逢いは無限にあると勘違いできる性質と同様、老いずに死にたいとか夢のようなことを質問できるのが若人の性質というものである

 

ここで私は『肉体は老いても精神老いいか大丈夫』とかわかったようなことは言わない。

私が言いたいのは、出逢いは有限だから記憶に残るし、思い出にも残るし、大切にしたいと考えるのであって、

出会い寿命無限であれば、そもそも私はマッチングアプリなんぞに手は出さんぞ。

 

若人よ、大いに悩め。大いに出会え。大いに後悔しろ

 

そして、簡単AIなんかに聞いて、わかったような人生だけは歩むんじゃないぞ。

2023-01-24

ネタツイート供養

駄洒落

ボクサーを撲殺したのは僕さ

これから満で数つけるわ

ナンを何枚も食べるのなんて、なんでもないよ

nonsense駄洒落を送ってしまった。

防寒着を着た暴漢傍観する

新患の新幹線に関する新刊に新館を立てて震撼信管作動する。

文脈おかし

カフカには寡婦は過負荷

夭逝する妖精養成要請

ケニアに行ったら生贄や

コメントには心をコメントなあ

柑橘類香り歓喜し、換気を喚起したが乾季が訪れたので、寒気がした。

補償するための保証書をもらう権利保障する。

信心深い新人神事心中する。

唐突すぎる心中

宍道湖神事を行う碇シンジを信じ込ませる。

いっきに広まった一向一揆は一向に収束を見せない

虫の居所が悪いのか無視されてしまった。

塗装を落とそうか。

授業中に弁当を食べて、食材贖罪を果たす。

加計孝太郎

加計孝太郎近畿財務局に賭け乞うたろw」

扇状地戦場で洗浄中の兵士扇情的な船上の軍歌を聞かせる。

観光客フイルムに感光させた写真刊行することが慣行になった。

サボってサボタージュ

カタルシスを語るシスター

八芳園発泡酒を飲んだ八方美人が発砲

公館の高官が交歓されつつ硬貨を交換し好感度あげる。

トロールトロを獲ろうとして徒労に終わった。

最恵国待遇の条件を再掲する。

アシカが好きな足利尊氏

景気が良くなりケーキを食べる契機を伺う徳川慶喜(とくがわけいき)

アジアアジの味

夫を成敗するオットセイ

まらない妻の話

気の時計ホットケーキからほっとけー

ヒモになってしまったひもうせん

竹の丈は高ぇなー

伊豆椅子に居座るイラエル人

餅を用いて持ち上げる

ロストしたローストビーフ

サボテンの植え替えサボってんな

過度な稼働は可動範囲を狭める

お前がバテレンだってことはばれてんだよ。

ごめんなサインシータ

伯爵博士拍手拍車をかけて迫真の爆死をし白寿の白人白紙にもどす。

クラーク博士と苦楽を共にする

エアポートエアコンエアガンエアロビ体操

わし座の絵が書いてあるタイルアルタイル

バチカンババア痴漢

聖光卒のSEIKO社員精巧時計製造成功する。

紅葉を見て高揚する

台東区帯刀し台頭する

執刀医の技術嫉妬

甲子園講師をする公私混同した孔子実力行使には格子窓も耐えられない。

キッコーマンの亀甲船が拮抗戦を繰り広げる。

死んでんのか?「心電図を取ってみよう!」

神殿内部の新田心電図を取る武田信玄は死んでんのか?

夜祭で野菜を食べる。

信玄餅を食べながら震源特定するように進言する新元素発見した人。

蜂の巣(honeycomb)を見てはにかむ

五反田で地団駄を踏む

平気で兵役をし兵器を作らせる平家辟易してしまった

蝋梅の香り狼狽する

いびつ揖斐川の流れ

ようやく要約が終わった

海溝で邂逅

豪華な業

非公式に飛行甲板で非行を行う非行少年

甲板で甲板をかじる

甲板で乾パンをかじる

店頭で転倒

四季の変わり目には士気が上がるので指揮が必要

財産ぜんざいを買う

大枚をはたいてタイ米を買う

醤油をかけている人に話しかける人「それソースだよ」

醤油をかける人「えっっ?」

しかけた人「ソイソースw」

神田でした噛んだ

ハイソサエティ人間に敗訴した

品川千葉から見て中国シナ)側だ。

経験を積んだ者への敬虔眼差し

ダサい獺祭パッケージ

ゲットー写真をゲット

少食な小職

安価アンカー

さっそく拙速節足動物模型が仕上がってきた。

牛の胆嚢の味を堪能する

僥倖をあてにする強硬教皇のせいで恐慌が起きた。

あの娘にはどう告っても(どうこくっても)慟哭する結果に終わるだろう。

キーンという高音の起因が掴めない。

構成の後の校正は公正に行わなければならない。

こんな誤謬は秒でわかるだろ

皇帝肯定する

壊疽した箇所が治るというのは絵空事

経口補酔液

痴的好奇心

Novemberノーメンバー)には部員がいなくなった。

セントーサ島に行くのは正恩が先頭さ

軽微な警備

公爵講釈を垂れる

冬眠する島民

ベットは別途用意してください

大会に負けて倦怠期が訪れる

The deserted desert in desert desert.

人のいない砂漠で見捨てられたデザート

倒錯したので盗作してしまった

九尾のキュービズム

罹災者へのリサイタル

秋分のくらい醜聞を聞かせないでほしいな

カニカニバリズムは如何に

画家の画架

不納が富農になるのは不能

理工がRICOHに利口な履行

マネタリズムを真似たリズム

吐露するトロを獲るトロールトートロジー

I sensed tha it is in a sense sense.

私はそれをある面では扇子だと感じた。

鯖を食べている人と、それを見ている人の会話

鯖 ça va?

ça va 鯖

ça va

ゆめゆめゆめをみるわけにはいけない

早漏で候

形状記憶合の価格を計上する

凪に難儀

名言を明言出来ず迷言になる

リネン理念

ロードライブ朗読ライブ

昔本に渡ってきた人「渡来は入海が無料!」

上流で上流階級蒸留

東上線に搭乗した東條が登場

刺客視覚死角に四角い資格自覚

高校を後攻で煌々と口腔で孝行

芳香へ咆哮し奉公の方向へ彷徨する。

蝉が転んでセミコロン

彰晃が商工の昇降機将校を焼香し小康状態

おさる情事

盛夏のせいか青果が採れない。

ケーキを食べるなんて景気がいいね

道徳をどう説く

司祭が仔細に県道検討

写真はフォトんど撮りません

ダリ「絵ぇかくのだりぃなあ」

華美な花瓶のカビに過敏に反応

老いるのを防ぐオイル

檻に入っておりいった話をする

夏のおサマー

夜は寝ナイト

渦中のカチューム

渦中のカチューシャ

リスボンでリスがborn

市長市庁舎から視聴

どうないはどないなってんねん

堂々とした道道北海道の道)

苫小牧でてんてこ舞い

市内を復旧しないと

新道神童振動

石狩の石を借りる

おが置いてあるのを見た人「おはおっかねぇーから置かねぇ方がいいぞ」

砂がどしゃーw

東上線に登場した東條が登場

コケットリーのあるコケ取り

飽きない商い

おなか吹田市

ヘルシンキで減る新規雇用

沖田総司が起きたら掃除

観劇で感激する

側転に挑戦し即、転倒

あたりめが美味いのはあたりめぇーだ

カルロスgone

別件を瞥見

凹地のお家

魚を初めてみた人「うぉー」

懊悩を抱えた人「Oh no..」

魚影を確認した船長「ぎょえ〜」

マイケルを蹴って注意されるマイケルケン

カラヤンの頭の空やーんw

ライカをやたら勧めてくるおじさん「ライカはきらいか?」

洒落臭い謝楽祭

公費コーヒー支出

豚をぶった仏陀

只見線をタダ見w

菊名でそんなこと聞くなよ

馬間田でママを見つけた子供ママだ!」

冬至湯治に行った当時を思い出す

五秒で死んで御廟に埋葬

がらんとした伽藍

有給を使いすぎて悠久の時が流れた

一年を逐一アピールする

長谷に想いを馳せる

Thinkerの真価

東海林の不祥事

the mine is mine

不具の河豚

プロ棋士プロキシ

キリングフィールドのきりん

異臭issue

暗記のanxious

半世紀にわたる半生での藩政を反省

つくえのなかのつくねつくね

清朝と慎重に貿易

タンチョウが単調増加

I screamed Ice cream

ショック死内親王w

カルカッタの石軽かった

陽気な楊貴妃妖気

彼は羊飼い執事かいw

天皇のこと知ってんのー

蒋介石を紹介した商会を照会した商會の船で哨戒する

其方のソナタ

先王に洗脳される

永劫回帰英語回避

李鴻章交渉

粗大ゴミ醍醐味

防潮堤で膨張した傍聴人

砂漠で鯖食う鯖を裁く

あんな彼には、アンナカレーニナでも読ましとけ

筒に入った膵島

サイコロを使った心理テスト(psychological test)

ブルジョアが振るジョア

嚥下中の演歌歌手にエンカしてええんか?

カラシニコフが辛子個踏んだ

継嗣の形式を軽視する警視

皇帝の高弟が公邸の校庭の高低差を肯定する工程に拘泥した記録を校訂

にようかで酔うか?

うるさい人が売るサイ

無印商品の店を見つけた人「この店舗ノーマークだった..」

乳母が食べるUber eats

どんなもんだい、を、どんなムンバイ、と言い間違える人

透徹した饕餮の眼球

どこから見ても百貫デブの人「客観デブ

石鹸世間を席巻

チャカで茶菓を破壊

多分風光明媚maybe)

slimyなすり身

ゆうほど広くない遊歩道

いにしえのイニシエーション

コーランをご高覧ください

ゲーム最下位から再開

UNIXが使える宦官(eunuchs)

盆に得るボンボニエール

K殻の傾角を測定する計画

協賛した共産党員に強酸をかける

負けたのは聖者の静寂のせいじゃ

裏地見るウラジミール

カミオカンデの上に紙置かんでw

大会がおわり倦怠感を感じる

椅子噛んでる人にイスカデル命中

クレパスクレパス落とす

夕暮れのユーグレナ

heおじいちゃんsheおばあちゃん

さくらんと聞いて錯乱

後宮の佳麗な高級カレー

臭いサイと腸臭い人が直裁的に話す

会社膾炙する

歯科医師会の歯科医師か司会か分からない鹿

ストライキをする公務員に呼びかける人「 Stay calm公務)」

ベビーシッター叱咤

エド・はるみの穢

祭壇を裁断

怪獣に懐柔策を提示

腐卵ダースの犬

独島独特のドクトリン

テスラは手すら認識できない

小作コサックダンス

刑事デカダンスな踊り

全然人が集まらないクラブの人「参加数人は我々の十八番ですから。だけに。」

族→希ガス電子配置→酸化

四苦fuck

都バスが人を跳ね飛ばす

経帷子を着て強化扉に突撃

怒るカロテン「なにカロテンねん」

内地ナイチンゲール

嫌がる慰安婦「いやんっ」

かえるがえる帰る蛙

什器重機破壊

沈厳な青梗菜

トリコロールの虜

布陣を組む夫人

栗けっとばすクリケット🦗

婉容と遠洋漁業

アタナシウスキルヒャーとあたなう

アマルガムで余るガム

ハラスメントの疑いを晴らす

滋賀を書けない人を歯牙にも掛けない

他意はないタイ人の鯛の態度

鯛が蛇足

有象無象意味を、象がいるかいないかだと思ってた人

ダジャレではない↑

割と面白い

ハラッパーの原っぱ

ハラッパーのラッパー

ウランを売らんウランバートルとバトル

紫に関して思案を巡らす

遺影イエーガーマイスター

市井の人意見を聞く姿勢

NATOの人に納豆食わせる

いすみ鉄道椅子見る

Hulu夏の風物詩だと思っている人「Huluですなぁ」(風流

板橋で板バシバシ叩く

敬語が使えない東野圭吾

秘書の卑小な飛翔体

小動物衝動で焦と化した小豆島照度

姥捨山Uber eats

下調べのムニエル

からないので

淫乱大王、ハメハメハ大王

Evian海老が混入しているのを見つけた人「エビやん」

意味ない諱

よく分からんリポーター「うわぁ〜美味しそうですね!少なくとも不味そうには全く見えません!」

どうしても下がりたくない人「黄色い線の内側は、境界を含みますか??」

タピオカが好きなジャン・コクトー黒糖ぢゃん」

計算ができない人

佐渡サドサド

着ていく服を決めた高橋是清「これ着よ」

駅にいる料理人調理するエキノコックス

初めてSMプレイを見た人「縄文式器みたいですね」

enough、enoughは工夫がenough

なんでもパアになるホテル「パアホテル

負け負け山(カチカチ山)

薬師丸せま子

エイリアンスペル間違えるとかありえんわ

細野奥道という名前なのに、俳句を全く詠めない人

ぶん、ぶん、ぶん、ムンジェイン (はちがとぶのリズムで)

トーマス・マンの書いたふるさとうさぎ〜おーいし、魔の山〜♫」

モーラ網羅

イスラエルキブツ 損壊

その心は

イスラエル集落キブツというので、器物損壊とかけた

ビンテージの瓶提示

帽子御法度

双生児の豚のソーセージ

敬虔ネモ船長「海底万参る」

回折格子解説講師

妊婦ニンフ

焼結が猖獗を極める

これはstaleだから捨てるか

十階で十戒を十回、述懐

モンチッチ門地

衒学的な弦楽を減額

ウラジオストクで裏地をストック

完全な勧善懲悪

カッパドキア河童「ドキァ」

ホーキングの超法規的なホウキ放棄を蜂起

イボ人の疣痔

イブに慰撫

江戸知らんエドシーラ

べたべたなベタベタ

(訳 ぬるぬるしてるありふれた魚)

ダマスカスで騙すカス

盲いるのに飯いるの?

医師意思で石で縊死

アーヘンで阿片を吸った人「あー変」

毒吐く独白

明借りるアスカリ(車)

深見東州の深み踏襲

丁寧な砂浜「Could you九里浜」

ゴーンと奉公

その心は

ゴーンの出国の手助けをしたこと奉公とかけただけ。

サンクチュアリに山窟あり

熟れたウレタンは売れたんか?

清澄な声調を静聴し成長

プエルトリコで増える虜

仏典で人をぶってんのか

象さんを増産

ケイト・モス毛糸燃す

兄弟が今die

乱暴ランボー

卑劣漢がヒレつかんだ

カレー(Fr)の彼のカレイカレーは辛え

弘法と公房が工房で攻防し興亡

Dose heで始まる疑問文に答える京都人、Yea, he どす

レイブンクローの例文苦労

galleristのギャラリスト給与リスト

ソフィカルのソロカル

麻雀をやり過ぎた人「リーチ飜で理一E判」

美人局に筒持たせる

十把一絡あげ

monotonousな物と成す

京都弁を話すビルゲイツ MSどす

篤信な特進が涜神を得心

これは何という植物かな?ムユウジュでは?あそっか、なるほど。

クートゥを食うとぅいいよ

楊貴妃渓谷で警告

マイソールで昧爽に埋葬

ドクサは毒さ

暗殺で朝死んだ

クラシックについて語る人をそしる人「弦楽なんてペダンチックだなあ」

凛々しいリリシズム

衛生的な俳人

東州が東周踏襲

シンシナティ真摯紅茶

御髪も亂とはオクシモロンだ

コロナ後の世界分析する学問→postcoronialism

和尚王将に鞅掌し往生

影響が色濃いイロコイ諸族

あてのあてないアテナイ

ウイグル人野原しんのすけクレヨン Permalink | 記事への反応(0) | 22:23

2023-01-22

20230122[アタック25]Next 2023年1月22日 40代大会 2023-01-22結果

BSジャパネクストで日曜昼などに放送

10月からの本放送は1時「25」分から

BS1からボタン2回とか

ケーブルテレビSTBでは見られない場合が多いようなのでBSパススルーとか

地域によってはSTBで見られるようになったかもしれないので最新情報確認

 

今日の答え(放送とは表現が異なる場合があります

・01 [あるキャラクター名前]モンチッチ

・02 ダイヤモンドダスト

・03 ポトフ

・04 [カタカナ]インボイス(制度

・05 [3択]3(番

・06 戸田恵梨香 とだえりか

・07 [すべて][順序]ローマ ミラノ ナポリ トリノ

・08 スコヴィル(値

・09 [共通]天

10 120(メートル

11 スティーブン・スピルバーグ

12 電光石火

・13 純烈

・14 スタンダール

・15 2

・16 [アルファ3]BPM

17 ロゼッタ(ストーン

・18 [ふるさとクイズ][岡山県倉敷市]金田一耕助 きんだいちこうすけ

・19 森高千里 もりたかちさと

20 [SH]スクラムハーフ

・21 フランシス・ベーコン

・22 エゾ

23 [AC]角野栄子 かどのえいこ

24 [AC2]パルテノン(神殿

・25 目黒蓮 めぐろれん

・26 [3択]12000(倍

・27 大鵬 たいほう

28 [カミナリウオ]ハタハタ

・29e ラル・フローレン

・xx [ある植物名前]ヒノキ

2022-09-22

anond:20220921161300

赤赤×黒黒みたいな?ってそれはダブルスタンダールだろ!……、っと知性が滲みでちゃったか

2021-11-12

あるいはそんなポルノグラフィティー

 まあネットにはポルノというものが溢れ返っており、我々は無自覚のままポルノ摂取してそれをメインストリームだと勘違いしながら生きている。

 例えばスタンダールの『赤と黒』なんかはフランス文学史に燦然と輝く金字塔文学とされているけど、実際読んでみたら完全にポルノやんけコレ、となる。当時欧州文学界には姦通文学の嵐が吹き荒れており、玉石混交グロテスクモザイク画が出来上がっていたんだけど。まず、その最高レベルのものから言えば『アンナ・カレーニナである貞淑女性が徐々にぶっ壊れていき、自分の命さえ省みなくなる生々しいまでの過程リアリズム小説真骨頂であった。後はエミール・ゾラの『居酒屋』もいいね。首尾一貫した自然文学小説それから翻訳で読んでるからかやや粗い印象だけど(そして『赤と黒』同様にややポルノ臭がするけれど)、バルザックの『谷間の百合』。これは疑似姦通小説とでも呼ぶべきもので、母性的なものの没落を示唆している攻撃的な文学なんだ。

 でもね、『赤と黒』は申し訳ないけどただのポルノだ。『ボヴァリー夫人』はアンナ・カレーニナより格が一段落ちるけど、『赤と黒』はそのボヴァリー夫人より更に一段下だ。

 赤と黒のあらすじを書いてしまえば、

「おっす! オラ、ジュリヤン! 田舎材木のしがない子せがれで、日々ぶん殴られながら生活してたんだけど、町の牧師に徹底的にラテン語を叩きこまれた結果、町一番の市長屋敷家庭教師をすることになった! その結果、お屋敷の奥様に気に入られて、話の行きがかりでその奥様を旦那である市長から寝取ってやった! そのことがほんのり露見したんで、オラ奥様から遠ざかるという意味合いで都会の神学学校に通わせられた! 都会に着いてからは暫く頭を冷やしてたんだけど、話の行きがかりで社交界の重鎮である侯爵家の世話になることになった! やがて侯爵秘書としてパリ社交界デビューしたんだけど、その侯爵家の娘さんは聡明社交界花形美少女で、最初はツンケンされたけども、最終的には行きがかりでその美少女をもモノにしてやった!」というものになる。

 いやポルノやんけと。

 というか、もうなろう小説だよね。『材木の子せがれの俺、ラテン語完璧聖書のありとあらゆる箇所を暗唱でき、市長家のお屋敷の奥様に気に入られてしまうも、最終的に社交界デビューし、侯爵秘書としてスパイじみた任務をも任せられてしまい、戻ってこいと言われてももう遅い!』的な。

 なろうだよこれ、と。

 ちなみに同じスタンダールでも『パルムの僧院』は面白いです。まだ読んでる途中なんだけど。ただ、少なくともこの『赤と黒』に関してはどう控え目に言ってもポルノだし、スタンダール自身通俗小説としてこの小説を書いてたと思う。

 とにかく、いか権威ぶられてもどう見てもポルノ、ってものがあるように、いかに厳粛に見せかけてようが、結局は自分の主張を都合よく擁護してるだけのポルノ作品ってネットにはありふれてんだよね。「なろう」作品ポルノであるのと同じで、都合の良いポルノ作品に頭すっからかんにされてるとどうしても認知歪んでくるよね、って話。

2021-07-02

○○○○ー○

アイスバーン

アイソトープ

アウトコース

アウトバーン

アジアニーズ

アストナージ

アドバルーン

アドリアーノ

アネクドート

アピトベール

アフタヌーン

アメリカーナ

アラビアータ

アリエノール

アリギエーリ

アルスラーン

アルダシール

アルパチーノ

アロエリー

アンチテーゼ

アントラーズ

アントワープ

イオンモール

インカコーラ

インクボール

インストール

エアグルーヴ

エイトビート

エカテリーナ

エキスパート

エクスポート

エゴシーレ

エスカレート

エルマリート

エレクトーン

エングレーブ

エンドノート

エンドロール

オウンゴール

オキシドール

オメガルーラ

オンパレード

カスタマー

カストラート

カナダグース

カマンベール

カメラワーク

カルベローナ

カルボナーラ

カンタロープ

カンピオーネ

ガルフポート

キシリトール

キリスパート

キルケゴール

キングデール

キンタマーニ

ギネスビール

クアドラード

クセノポー

クミンシード

クラスルーム

クリアベース

クリアベール

ロウカード

クロスシート

クロスロード

クロムハーツ

クングラード

クンダリーニ

グインサーガ

グランゾート

レゴワール

ケルナグール

コインパーク

コダクローム

コパカバーナ

コルコバート

コルチゾール

コルトレーン

コンクラーベ

コンクリート

コンサドーレ

コンジローマ

コンタドール

コントロール

コンビナート

コンプリート

ゴスペラーズ

サザンビーク

ボナローラ

サラダボール

サルトー

サルドール

サロメチール

サンクレール

サンタローズ

サンパギータ

サンマリーノ

ザミンダーリ

シエラザード

シコンコート

シナモロール

シルクロード

シロガネーゼ

シロノワール

シンガポール

シンクレール

シンジケート

シンドローム

アスター

スカイマーク

スカイラーク

スカルボーズ

スクラロース

スコアボード

スタンダード

スタンダール

スパイゲート

スパムメール

スピリトー

スピルバーグ

スリムハーポ

スレイヤーズ

スワンボート

センコロール

ソウルフード

ソステヌート

ラムナード

エトロープ

タイトロープ

タイムセール

タイムリープ

タウンページ

タラベール

タンガニーカ

タンジマー

タンアール

ダイスダーグ

ウンコート

ダウンロード

ダクトテープ

ダブルリー

ダブルリー

ダンスホール

バクローム

チンチコール

ツインターボ

ツインテール

ツバメノート

ツルナゴーラ

テニスコート

テルパドール

テルミドール

レスコープ

テレタボーズ

デスタムーア

デストラーデ

デスペラード

デビルロード

デフレパード

デルダール

トスカニーニ

トトトツート

トマトソース

トリコロール

トルクカーブ

トロピカーナ

トロンボーン

トンデミーナ

ドボルザーク

ドルトー

ドンキホーテ

ナイシトー

ナイトプール

ハイドレート

ハズキルーペ

ハンカチーフ

ハンドソープ

ハンドボール

バトルドーム

バブルソート

バリアリー

バロンドール

バンガロール

パズルゲーム

パリダカール

パルムドール

パンチパーマ

ヒメノアール

ビエンナーレ

ビオサバール

ビスクドール

ビデオテープ

ピラメキーノ

フジクローム

フラゴナール

フラペチーノ

フランセーズ

フレイザー

フレグモーネ

フロンターレ

ブイヤベース

プライベート

プラズマート

プリマベーラ

プレイアード

プレパラート

プロテアーゼ

プロムナード

ヘルプマーク

ベイスターズ

ベオグラード

べレロポー

ベンザエース

ベンチシート

ベンチマーク

ペスカトーレ

ペプシコーラ

ペプチターゼ

ペルグリー

ホセリサール

ボアソナード

ボラギノール

ボンピアーニ

ポポラマーマ

ポリメラー

ポルトキー

ポンドガール

ポンパドール

エストー

キラドーラ

マグコロール

マスカレード

マデサゴーラ

ハブフーラ

マリオカート

マルガリータ

マルコポーロ

マンマミーア

ドルラー

ミナカトー

ミルクセーキ

ミルクボーイ

ミルクレープ

ムシコナー

インコース

メトロノーム

リンガー

メルクマーク

モザンビーク

モノクローム

マンドール

モンロワール

ヤクトドーガ

ユルスナール

ヨクアタール

ライフワーク

ラブラドール

ランドマーク

ランペルール

リズムゲーム

リブルアーチ

リムルダール

リングノート

リンチバー

リンドバーグ

ルバイヤート

レイストーム

レトロゲーム

レンズフード

ロトスコープ

ロマンサーズ

ロングシート

ロングボード

ワンパターン

2021-02-12

必読書コピペマジレスのやつのパクリ海外文学

パクリ元→ https://anond.hatelabo.jp/20210212080317

だって楽しそうだったから...(自分文学的教育は受けてないし、誰かと読んだ本の感想を共有することなんてないので、元増田文学サークルとか友人とか出てくるのがうらやましい)

ネタバレありだけど、ちゃん確認せず書いてるので記憶違いがあるかも。あと、後半になると全然読んでなかったわ。

ホメロスオデュッセイア

オデュッセウストロイ戦争から帰る途中で船が難破して右往左往頑張るのを眺めるお話なのだけど、勇敢で直情的な普通おっさんなので苦労するところは苦労してて良い。あと、イリアスと比べても昔の神話らしく出てくる人物とか神様の類がガチ理不尽なので良い。話がズレるけど、イリアスにはディオメデスというやつが主人公然として出ずっぱりなのだけど、オデュッセイアの回想には全く出てこないし、アガメムノンとかアイアスとかと違って他の作者の物語にも出てこないのだけど、あいつなんなん?

旧約聖書創世記

途中で読むのをやめた記憶がある。

ソポクレスオイディプス王

エディプスコンプレックス父親に対向心を燃やし、母親に恋慕する、的なやつ)の語源だと聞いて読んだら、全然そういうノリの話じゃなくて「へぇ」ってなったやつ。オイディプス自身は預かり知らぬところで運命に弄ばれて、最後にはすべてを理解してしまって絶望する可哀想な話なのだけど、どうでもよいことで人を殺したことトリガーでもある(それも運命ではあるのだけど)ので、自業自得感もある。気楽に人を殺してはだめ、絶対シェイクスピア悲劇とかもだけど、「100%落ち度がない悲劇被害者」ってあんまり昔の物語には出てこないね

唐詩選』

タイトルすら知らないやつ、その1

ハイヤーム『ルバイヤート

いまいち印象に残ってないけど、なんかずっと酒を楽しんでて幸せそうだなって思ったような気がする。

ダンテ神曲

地獄編の半分くらいまで読んだ。作者(ダンテ)が古代詩人だか哲学者かに褒められて地獄めぐりを導いてもらうところから始まって、自分の嫌いなやつ(政敵とか批判者)が地獄で苦しんでるのを巡ってはひたすら口汚く罵って回るという、その性格の悪さというか根暗さに嫌気がさして読むのをやめた。原文だと詩的というか言語的な美しさとかあるらしいけど、こちとら娯楽としてしか本は読まないので日本語で読むからそんなん知らん、こいつは陰湿

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

確か冒頭に「酒でも飲みつつゲラゲラ笑いながら聞くためのもんだから」みたいな説明が入るのだけど、そんな感じ。すごいでかい巨人の話だけど、家を椅子にしたと思ったら小便で洪水を起こして家を押し流したりするので、巨人としてのサイズも大概統一性がないんだったはず。なんか「人間の絆」だったかで、大真面目なキャララブレーを手放さなかった、みたいな描写があった気がするのだけど、ニュアンスがわかるようなわからんような...と思った記憶がある。

シェイクスピアハムレット

シェイクスピア作品は、意図はどうあれよく「様々な作品元祖とも言えるものなので、読むと後続の作品がより楽しめる」的に紹介されるのだけど、普通に単体で楽しめると思う。そもそも、別作品を読んでて「あ、これシェイクスピアで見たやつだ!」ってなったからって楽しいか?という感覚個人的にはある。ひとつ上にラブレー云々も別に良い要素だと思わなかったし。で、ハムレットシェイクスピア戯曲の中でも登場人物精神性の完成度が一番高いと思っていて、劇的さでは「オセロー」とか、キャラクターの鮮烈さでは「リチャード三世」とかには劣るかもしれないけど、舞台装置としてのキャラクターではなく、"異なる価値観教育etc...の元に自分で考えて行動する登場人物たちがつくる物語"としての面白さが本当に高いと思う。歴史的価値とかは忘れろ、楽しめ。

セルバンテスドン・キホーテ

パルケエスパーニャにいた。

スウィフトガリヴァー旅行記

巻末の解説すら読まないことが多いので、アイルランド云々の話をパクリ元で見て「そうだったんだー」ってなった。それぞれの国には短編小説くらいの分量しか滞在しないので、それぞれ短編SFとか的なノリで読んで面白かった記憶がある。自分自然科学系の研究者なので、科学なき探求(無為)をひたすらやってる国の印象が強い。なんかおまじない的なやつで作物の収穫量が増えるのでは?ってそれを試してるんだけど、当たり前に効果はまったくないし、それを評価するというプロセス存在しないので無限無為を繰り返してた。

スターントリストラム・シャンディ』

タイトルすら知らないやつ、その2。

サド悪徳の栄え

「目玉の話」は読んだけど、その結果として「悪徳の栄え」は読まなくて良いかな。ってなったやつ。

ゲーテファウスト

最強天才ファウスト博士悪魔契約して、「悪魔の力で楽しませてやる代わりに、人生楽しみきって満足したら魂もらうからな」って契約をする話なのだけど、すべての学問を修めた最強天才のはずのファウスト博士普通精神的に未熟なおっさんなので、酒飲んで暴れたり恋愛ごとやったり神話的な体験したりと色々していくなかでの言動がいちいち子供じみてるのが面白い。最後理想国家のために働く的なパートでいきなり聖人的になってたり、全体の流れが説教臭いのが多少鼻につくのだけど、ラストシーンの迫力は自分読書歴の中でトップクラスだと思う。ちなみにこの作品は「時よ止まれ、お前は美しい」って言葉元祖なのだけど、これってファウスト博士からの「この世界を楽しみ尽くして満足した。これ以上の瞬間などこれ以降はありえない(だからもう魂を持っていって良いよ)」という悪魔への宣言で、なんかラブロマンス的なシーンで使われてるの見ると、「ん?」てなるんよね。

スタンダールパルムの僧院

面白かったな」という感想を持った記憶はあるのに内容はまったく思い出せない。なんか年上美人若者恋愛する話だったと思う。多分登場人物が本気で生きてる感があって各シーンは面白いって読めたけど、全体の流れにはさほどの興味が持てなかったタイプの話だと思う。

ゴーゴリ外套

うだつの上がらない貧乏役人のおじさんが一念発起して外套を新しく買うのだけど、可哀想な目にあう。っていう胸糞の悪い類の話。どこかユーモラスなので面白がりつつも、「可哀想じゃんヒドイよ!」って思いながら読んだ。みじめな人間をみじめな人間視点で描ききるって案外すごいことだと思う。でもゴーゴリナンセンス小説ならもっとポップな「鼻」のほうが好きだし、大真面目な雰囲気ナンセンスをやっている感のある「死せる魂」も良い。死せる魂は未完だけど、なんだかんだ一つのエピソードちゃんと完結してるので、未完だからって敬遠しないで良いと思うよ。

ポー盗まれた手紙

タイトルとあらすじを知ってて、なので読んでいない。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

主人公女性の半生記的なところがある物語なのだけど、主要登場人物であるキャサリン主人公)やヒースクリフ主観的感情があまり描写されない(まったくされない?)ので、なんかヒステリック意味不明言動キャサリンと内心が読み取れないヒースクリフが読者を置いてけぼりにしながらすごく力強くて迫力があって得体のしれない物語を作っていく話だったと思う。主観的情報がないからこそ感じられるキャラクターたちの感情の力強さってなんかあるよね。

メルヴィル白鯨

クジラに関する雑学(どう考えてもガセのものがある)がしょっちゅうはいってくるクジラ漁船物語体感で全体の3割)。エイハブ船長とクイークエグのキャラクターの良さを傍観者主人公視点で楽しむ感じだった気がする。ラストシーン映像的な迫力は「ファウスト」のラストシーンの迫力にも匹敵するものがあると思う。文章映像的迫力ってなんよ?って自分も思うけど、なんかそういうのはあるんだ。多分。

フローベールボヴァリー夫人

間違えなく読んでるし、面白かったと思った記憶もあるけど内容が思い出せないやつその2。多分、貴族恋愛ものってジャンルはいろんな作品があるので、自分の中でごっちゃになってるところがあるんだと思う。あらすじを読むとなんとなく思い出すのだけど...

キャロル不思議の国のアリス

ディズニー映画って、ノートルダムの鐘とかを筆頭にとんでもなく改変されてるもんだけど、不思議の国のアリスについては、その「不思議の国」感は素敵に映像化されてると思う。一方で、原作の「ひねくれイギリス人が伝わるかどうかは無視してそのアイロニー子供にぶつけてる感」はなくなってるので、そういうひねくれたおっさんのノリのために読んでみても良いと思う。

ドストエフスキー悪霊

ドストエフスキーノイローゼ死語患者独白を描かせると人類史最強だと思っているのだけど、この作品でも割とそういうところがある。ノイローゼ感のヤバさだけなら地下室の手記とか白夜でも良い。でも個人的には「罪と罰」の主人公の単純なノイローゼ患者ではないせめぎあい感が一番好き。

チェーホフ桜の園

由緒ある一家が没落していくんだけど、正常化バイアスなのかなんなのかどこか他人事で、お母さんなんて特に事が進む毎に悲しんではいるんだけど、一切その精神性が変わらなくて(成長しなくて)、「多分この人死ぬまでこうなんだろうな...」感があってすごい。ラストにお年寄り使用人に対する家族全員に関するシーンがあるのだけど、それがすごい印象的で、チェーホフの他の作品戯曲を抑えてこれが良く代表作として出てくるのはこのシーンのせいだな、って個人的には思ってる。自分チェーホフ戯曲より小説のほうが好き。

チェスタトンブラウン神父童心

タイトルすら知らないやつ、その3。作者名も知らない。

プルースト失われた時を求めて

5冊だか6冊だかにのうちの一冊目だけ読んで続きを読んでなかった。忘れてたわ。

カフカ審判

読んだけどあんまり好きになれなかった記憶がある。カフカ基本的キャラクターに人間味がないのが面白いところなのだと思っているんだけど、「変身」とかの短編ならともかく、「城」とかこれくらいの分量になると、人間味のないお話自分には楽しめないのだな、と思った。

魯迅『阿Q正伝』

読んでないけど、なぜかあらすじは知ってる。

ジョイスユリシーズ

読んでない。「ダブリン市民」があまり楽しめなかったという記憶があって手を出していない。ダブリン市民はどんな話だったか覚えてない。

トーマス・マン魔の山

結核患者の療養施設であるところのサナトリウム生活するおっさんの話。ワナビー小説家だか学者だか(主人公ではない)のエピソードや、立派な紳士とその子供の印象的な挿話があったかと思うと主人公と別の患者哲学かなにかの論争がてんやわんやあったり、女性患者との恋愛未満関係の話があったりと色々な要素がある。ただ、どの部分でも人物精神性についてバリエーション豊かで不思議リアリティのあるキャラクターが独特な言動をするので楽しめた。でも、突然こっくりさんをはじめたときは「作者どうした?」って思ったよ。なんなら今でも思ってるよ。

ザミャーミン『われら』

タイトルすら知らないやつその4にして作者名も知らないやつその2。

ムージル特性のない男』

タイトルすら知らないやつその5にして作者名も知らないやつその3。自分1900年あたりを境に新しい作品に苦手意識があってあんまり読んでないんだなって実感する。

セリーヌ『夜の果ての旅』

このへんはすごい現代的なんだけど結構好き。現代的というのは勝手自分定義なのだけど、この辺の世代になるとやっぱり文章が少なからず技巧的になって、観念的な表現とか比喩とかが増えてくるので、「うるせぇ、自分感情もっとわかりやす説明しろ!」って要求をしたくなるのだった。でもこの話は割とそれでもなんだかんだ心理がわかるので楽しめた。

フォークナーアブサロム、アブサロム!

このお話はすごい好き。南北戦争前の南部黒人バリバリ奴隷として使われてる時代地域)のある町にトマス・サトペンというヤバげなおっさんがやってきて領地開拓し、南北戦争を挟みつつ色々する話なのだけど、時系列出来事を追っかけずに何人かの周囲の人達の回想などでだんだんとそのおっさん人生全体像を見せてくる構造になっていて、ただのヤバげなチンピラおっさんだったサトペンが、相応の過去と野望をもったクソチンピラになっていく(自分の中で)のがすごい迫力満点で面白かった。この作者の有名どころの読みにくさは、「響きと怒り」>「アブロサム、アブロサム!」>「八月の光」なので、この逆順に読むのがおすすめ短編から読むのも良いけど、「ウォッシュ」だけは「アブロサム、アブロサム!」のネタバレから後に回すのがおすすめ

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』

タイトルすら知らないやつその6にして作者名も知らないやつその4

サルトル嘔吐

そこまで好きにはなれなかった。説教臭さとも違うなんか面倒臭い思想みたいなものが全体に漂ってる感じで、個人的にはそれが鼻に付いたんだろうなぁって思う。

ジュネ『泥棒日記

読もうと思ってたけど読んでなかったのを思い出した。読もう。

ベケットゴドーを待ちながら

なんか意味がありそうで(少なくとも自分が考える限りは)何も意味がないという、意味ありげさで成り立っている戯曲。ただ、それぞれのシーンが映像としてかなり印象的なので、その力でのめり込みながら読んた。で、読んだあと思い返すんだけど、結局何がなんだったのかイマイチからないのだった。偉そうなご主人様とその奴隷のシーンとかあったけど、結局なんだったんだあいつら。

ロブ=グリエ嫉妬

タイトルすら知らないやつその7にして作者名も知らないやつその5

デュラス『モデラートカンタービレ

読んだはずだけどちょっと印象が薄い。同じ作者の「愛人」がそうだったと思うのだけど、登場人物の心情描写が変に淡々としていて、でも行動はどこか直情的で不思議だなぁと思いながら読んだ気がする。その不思議さを楽しむのかな。なんか村上春樹小説登場人物の行動を感情的にしたような感じ。

レム『ソラリスの陽のもとに』

タイトルすら知らないやつその8にして作者名も知らないやつその6。自然科学研究者なのにSF全然読まないのだった。でも、SFに興味のない研究者って外部の人が思うよりは多いと思うよ。そもそも本を読まない人をおいておいたとしても。

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラテンアメリカ文学って魔術的リアリズムとかなんとかって、「なんかありそうにない魔術的なシーンだけど、不思議リアリティがある」みたいな評価がされてるらしいのだけど、それってヨーロッパ人感性日本人ヨーロッパ文学も大概魔術的なものとして受容してるところあるよなって思う。ただ、それはともかくとして、この作者の作品ではその言葉がしっくりくるとは思う。同じ作者の「族長の秋」とか短編の「エレンディラ」とかは割とお話全体のストーリー意味と(場合によっては)ある種の寓意を持っているのだけど、この作品だけは全体の流れとかはあまり意味ないんじゃないか個人的に思う(何度も読めばなにか見えるのかもだけど...)。それぞれのシーンをただただ楽しんでいたら、読む前に覚悟した長さの4分の1くらいの体感長さで読みきっていた。

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

タイトルすら知らないやつその9にして作者名も知らないやつその7。なんかすごそうなあらすじだね。

残り全部

詩はたしなまいから知らない。ツエランはなんか親が読んでて好きだと言ってた気がする。ブレイクって多分宗教画を描く人でもあると思うんだけど、この人の絵はどっかで見てすごいなぁって思った気がする。

終わり

ちなみに、「哲学思想」のパートと「日本文学」のパートは両方合わせても5~6作品しか読んでなかった。多分後30年経ってもさほど増えないだろうなと思う。

必読書コピペマジレスしてみる・海外文学編(1)

方針

ホメロスオデュッセイア

イリアス」は捕虜奴隷女の配分をめぐった交渉がこじれた結果、勇者が拗ねて戦場に出ず、味方がどんどん死ぬところからスタートするので、昨今の倫理観から問題があり、神話初心者にはこっちをお勧めしたい。「オデュッセイア」も家で待っている妻を忘れてよその女のところで数年過ごすが、まあ魔法をかけられていたということでこっちのほうがマシだ。舞台もあちこち移動するから飽きないし。

ユニークなのは劇中劇的にオデュッセウス時間をさかのぼって事件の進展を語る箇所があることで、ホメロス時代にはすでに出来事が起きた通りに語る手法が飽きられ始めていたのかな、と想像できる。

実は「ラーマーヤナとある共通点があるが読んでみてのお楽しみ。

旧約聖書創世記

聖書はなんせ二千年前以上の宗教書から原典に当たる前に基本的出来事の流れと時代背景や当時の常識理解していないと読解が難しい。当時のユダヤ民族偏見も混じっているし。加えて、ところどころ立法全書的に当時の習慣や禁忌を延々述べる箇所があり、通読はさすがにできてない。新約聖書だけは何とか意地で読破した。

ところで、どうして「創世記」だけを取り上げたのだろう。たとえば物語として盛り上がるのは「十戒」の「出エジプト記」だ。「ハムナプトラ」とかでエジプトが悪役になるのは大体これのせい。いきなりこれにチャレンジするのなら、手塚治虫聖書物語のほうがいいかもしれない。

ソポクレスオイディプス王

犯人探しが不幸を呼ぶことからミス的な要素もあるし、ギリシア神話の「不幸な運命を避けるために必死になって行動した結果、結局その運命を呼び寄せてしまう」というアイロニーが大好きな自分としては、その典型例なので好物だ(予言鵜呑みにした結果ドツボにはまる「マクベス」も好き)。

これが面白かったら、アイスキュロスの「オレステイア三部作」もおすすめしたい。何世代にもわたる恨みの念が恵みの女神として祀られることで鎮められるというモチーフは、異国のものとは思えない。

唐詩選』

一般教養唐詩の授業を取ったので岩波文庫でぱらぱらとめくった覚えがある。なにぶん昔のことなので記憶曖昧なのだが、はっきり覚えているのが王梵志の「我昔未生時」で、天帝に生まれる前の時代の安らぎを返してくれるように願う詩だ。当時は反出生主義が哲学思想界隈でここまでホットトピックになるとは予想してはいなかった。

他にいいな、と思ったのは杜甫厭戦歌「兵車行」。

ハイヤーム『ルバイヤート

酔っ払いの詩。酒が飲める酒が飲める酒が飲めるぞーという内容。著者は文学者であっただけでなく天文学者数学者としても知られるが(三次方程式を解いた実績がある)、ここで展開されている詩はひたすら現世の美しさとはかなさをうたったもので、酔っ払いは世の東西を問わず、というところか。イスラム世界の厳格なイメージをひっくり返してくれるので面白い。ガラン版のアラビアンナイト高野秀行の「イスラム飲酒紀行」とあわせてどうぞ。

ダンテ神曲

フィレンツェ追放されたダンテが苦しみの中生み出したキリスト教最高峰文学のはずだけれど、とにかく気に食わない政敵地獄でめちゃくちゃな責め苦に合わせているところを面白がる下世話な楽しみ方ができる。地獄にいる人物聖書ギリシア神話歴史上の人物も多く、ヨーロッパ歴史文学をざっくり知っているとダンテがどれだけやりたい放題やったかがわかるので愉快。

ただし、地獄編の続きの煉獄編・天国編はキリスト教哲学をかじっていないと結構しんどく、しか風景が山あり谷ありの地獄と比べてひたすら恵みの光が明るくなっていくだけなので、絵的に面白いのは地獄のほうだ。

ついでに、ヒロインがかつて片思いをしていたベアトリーチェという女性なので、ベアトリーチェの美しさを歌う箇所も下世話な目線で楽しめる。妻帯者の癖に未練たらたら。

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

未読。後述のラテンアメリカ文学とかジョイスとかは読んだんだが、そこに出てくる過剰なものや糞尿譚も結構楽しんだので、いつかは読みたいと思っている。

シェイクスピアハムレット

四大悲劇と「ロミオとジュリエット」はざっくりと読んでおくと、いまにも受け継がれているネタ結構あることがわかって楽しいし、意外と下ネタオンパレードなので当時のイギリス人に親しみを持つことができる。ついでに上記のうち二作は黒澤明映画元ネタでもある。

興味深いのは、劇中劇というかメタフィクション必然性を持って登場することだ(父を殺した叔父の目の前で、その殺人の場面そっくりの劇を演じて動揺させるシーン)。すごく先進的だ。かっこいいぞシェイクスピア

セルバンテスドン・キホーテ

基本的には正気を失ったおじさんが繰り広げるドタバタ劇で、下巻では著名になったドン・キホーテからかう公爵夫妻までも出てくる。これだけだと精神を病んだ人をおちょくる悪趣味書物だとしか思えないのだが(というか最初時代遅れの騎士道精神批判するために書かれた)、昨今はドン・キホーテに同情的な解釈が主流。最近テリー・ギリアム映画化した。

スウィフトガリヴァー旅行記

自分が道を踏み外した元凶。誰だこんな子供人間嫌いにする本を児童書の棚に並べたのは。クレヨンしんちゃん夕方アニメにするレベルの蛮勇だ。四部作だが、最後の馬の国では人間という存在醜悪さをこれでもかと暴き立てており、おかげさまですっかり自分人間嫌いで偏屈な人になってしまった。作者の女嫌いの影響を受けなくて本当に良かった。

とはいえ、当時のアイルランド支配はこれほどまでの告発の書を書かせるほどひどかった、ということは知っておきたい。

スターントリストラム・シャンディ』

夏目漱石吾輩は猫である」に出てくる。基本的にはふざけた話であり、著者が自分誕生から一生を語り起こそうとするがなかなか著者自身誕生せず、しか物語の進捗が遅いせいで半年ごとに本を出す約束なのにこのままでは永遠に現在自分に追いつかない、みたいな語りで笑わせてくる。挙句の果てに著者が途中でフランス旅行に出かけてしまう。英文学というジャンルがまだ黎明期なのに、こんな愉快なのが出てくる懐の深さよ。

だが、これだけふざけているのに、登場人物の一人がうっとうしい蝿を「この世の中にはおれとおまえと両方を入れる余地はあるはずだ」といって逃がしてやるシーンはいい。

サド悪徳の栄え

未読。「毛皮を着たヴィーナス」と「眼球譚」は読んだんだが。バタイユどんだけおしっこフェチなんだよ。自分もお尻とかブルマーとか競泳水着が好きだから笑わないけどさ。

ゲーテファウスト

個人的にはとても好き。人生できっと何かを成し遂げられるはずという万能感ある思春期に読みたい。主人公行為は決して褒められたものではない。様々な悪事を働き、幼い少女妊娠させたうえ捨ててしまう。このシーンのせいで、もしかしたら二十一世紀には読み継がれない古典になってしまうかもしれない。しかし、主人公最後にたどり着いた境地の尊さの価値は失われることはないと信じている。現世で最も美しい瞬間とは何か、あらゆる物質的な快楽を手に入れた主人公が見つけた答えを読んでほしい。後半はギリシア神話を知らないとつらいかもしれないが、そのためにギリシア神話入門を読む値打ちはある。

スタンダールパルムの僧院

未読。同著者の「赤と黒」は貧乏青年がひたすらのしあがろうとする話で、あまりピンとこなかったのだが、文学サークルの友人から最近来たメールに「訳者を変えて再読したら面白かった」と書いてあった。

ゴーゴリ外套

さえないかわいそうなおじさんが好きなので好き。ロシア文学というものは、名前がややこしいうえに同じ人物が様々に呼ばれるので敬遠されがちなのだが(イワンが何の説明もなくワーニャと呼ばれるなど)、登場人物メモしたり、ロシア人名の愛称の一覧を頼りにしたりして飛び込んでほしい。このハードルさえ超えれば最高の読書体験が待っていることは保証する。ロシア文学はいいぞ。

ポー盗まれた手紙

ポーは大好きなんだけどどうしてこれを代表作に選んだのかはよくわからない。個人的には王道の「黒猫」とか「アッシャー家の崩壊」とかを最初に読むのがいいと思う。中学生の頃、狂気や暗鬱さにどっぷり浸っていた頃に読んだのだが楽しかったし、作中の詩が今でも世界で一番好きな詩のひとつだ。ちなみに、東京創元社ポー全集には、ポーユーモア作品もいくつか収録されており、意外な顔を知ることができる。もっとも、今読んで面白ジョークかどうかまでは保証しないが、こじらせ文学少年文学少女としては必読か。

エミリー・ブロンテ嵐が丘

最高の昼ドラにして非モテ文学。俺は愛されずに育った、俺は永遠にからも愛されない、だから他人幸福破壊してもいい、的な気分に一度もでもなった人は何としても読んでほしい。

メルヴィル白鯨

スターバックスコーヒー元ネタ

映画マチルダ」の中で児童書に飽きた天才少女がこれを読もうとする場面があるんだけど、これ小学生が読む本じゃないだろ。単純に難しいのではなく、とにかく話が脱線しまくる。まともにストーリーが進まずに、著者自身クジラに関するうんちくが延々と続く箇所もある。雑学隙の自分は楽しく読んだが。

敵のクジラを殺してやろうとするエイハブ船長狂気についていけるかどうか。

フローベールボヴァリー夫人

自分人妻萌え発症した元凶の一つであり、世界文学初のカーセックスシーンがあることでも知られている(自動車ではなく馬車でだが)。ストーリーは夢見がちな女性が夫に幻滅して若い男やチャラ男浮気し、サラ金から借金を重ねて自殺するという「闇金ウシジマくん」的なノリ。妻の浮気を知ったさえないボヴァリー氏の哀れな反応は必見。自分が寝とられ文学が好きになってしまった元凶の一つ。

続きますanond:20210212080411

2021-02-10

本好きなら高校生までに読破しておきたい古典100

哲学思想

プラトン饗宴

アリストテレス詩学

アウグスティヌス告白

レオナルド・ダ・ヴィンチレオナルド・ダ・ヴィンチの手記』

マキァベッリ『君主論

モア『ユートピア

デカルト方法序説

ホッブズリヴァイアサン

パスカルパンセ

スピノザエチカ

ルソー社会契約論』

カント純粋理性批判

ヘーゲル精神現象学

キルケゴール死に至る病

マルクス資本論

ニーチェ道徳の系譜

ウェーバープロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神

ソシュール一般言語学講義

ヴァレリー精神危機

フロイト快感原則彼岸

シュミット政治神学

ブルトンシュルレアリスム宣言

ハイデッガー存在と時間

ガンジーガンジー自伝

ベンヤミン『複製技術時代における芸術作品

ポランニー『大転換 市場社会形成崩壊

アドルノホルクハイマー啓蒙の弁証法

アレント全体主義の起源

ウィトゲンシュタイン哲学探求』

レヴィ=ストロース野生の思考

マクルーハングーテンベルグ銀河系

フーコー言葉と物』

デリダ『グラマトロジーについて』

ドゥルーズガタリアンチオイディプス

ラカン精神分析の四つの基本概念

ウォーラーステイン近代世界システム

ケージジョン・ケージ

サイードオリエンタリズム

ベイトソン精神自然

アンダーソン『想像の共同体

本居宣長『玉勝間

上田秋成『胆大小心録』

内村鑑三『余は如何にして基督信徒となりし乎』

岡倉天心東洋理想

西田幾多郎西田幾多郎哲学論集Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ』

九鬼周造『「いき」の構造

和辻哲郎風土

柳田國男『木綿以前の事』

時枝誠記国語学原論

宇野弘蔵経済学方法論』

海外文学

ホメロスオデュッセイア

旧約聖書創世記

ソポクレスオイディプス王』

唐詩選』

ハイヤーム『ルバイヤート

ダンテ神曲

ラブレーガルガンテュアとパンタグリュエルの物語

シェイクスピアハムレット

セルバンテスドン・キホーテ

スウィフトガリヴァー旅行記

スターントリストラム・シャンディ』

サド悪徳の栄え

ゲーテファウスト

スタンダールパルムの僧院

ゴーゴリ外套

ポー盗まれた手紙

エミリー・ブロンテ嵐が丘

メルヴィル白鯨

フローベールボヴァリー夫人

キャロル不思議の国のアリス

ドストエフスキー悪霊

チェーホフ桜の園

チェスタトンブラウン神父童心

プルースト失われた時を求めて

カフカ審判

魯迅『阿Q正伝』

ジョイスユリシーズ

トーマス・マン魔の山

ザミャーミン『われら』

ムージル特性のない男』

セリーヌ『夜の果ての旅』

フォークナーアブサロム、アブサロム!

ゴンブローヴィッチ『フェルディドゥルケ』平

サルトル嘔吐

ジュネ『泥棒日記

ベケットゴドーを待ちながら

ロブ=グリエ嫉妬

デュラス『モデラートカンタービレ

レム『ソラリスの陽のもとに』

ガルシア=マルケス百年の孤独

ラシュディ『真夜中の子どもたち』

ブレイクブレイク詩集

ベルダーリンヘルダーリン詩集

ボードレール悪の華

ランボーランボー詩集

エリオット荒地

マヤコフスキーマヤコフスキー詩集

ツェランツェラン詩集

バフチンドストエフスキー詩学

ブランショ文学空間

日本文学

二葉亭四迷浮雲

森鴎外舞姫

樋口一葉にごりえ

泉鏡花高野聖

国木田独歩武蔵野

夏目漱石我輩は猫である

島崎藤村破戒

田山花袋蒲団

徳田秋声あらくれ

有島武郎或る女

志賀直哉小僧の神様

内田百閒『冥途・旅順入城式』

宮澤賢治銀河鉄道の夜

江戸川乱歩押絵と旅する男

横光利一機械

谷崎潤一郎春琴抄

夢野久作ドグラ・マグラ

中野重治村の家

川端康成雪国

折口信夫死者の書

太宰治斜陽

大岡昇平『俘虜記』

埴谷雄高死霊

三島由紀夫仮面の告白

武田泰淳ひかりごけ

深沢七郎楢山節考

安部公房砂の女

野坂昭如エロ事師たち

島尾敏雄死の棘

大西巨人神聖喜劇

大江健三郎万延元年のフットボール

古井由吉円陣を組む女たち』

後藤明生挟み撃ち

円地文子食卓のない家』

中上健次枯木灘

斎藤茂吉『赤光』

萩原朔太郎『月に吠える』

田村隆一田村隆一詩集

吉岡実吉岡実詩集

坪内逍遥小説神髄

北村透谷人生に相渉るとは何の謂ぞ』

福沢諭吉福翁自伝

正岡子規歌よみに与ふる書

石川啄木時代閉塞の現状』

小林秀雄『様々なる意匠

保田與重郎日本の橋』

坂口安吾堕落論

花田清輝復興期の精神

吉本隆明転向論』

江藤淳成熟喪失

2018-09-24

16 ルネサンス

モンテーニュ『エセー』(70)

17 古典主義・理性尊重・豊かに

デカルト

パスカル

ラ・ロシュフコー箴言集』(95)

ラ・ブリュイエールカラクテール』(98)

18 擬古典主義啓蒙主義ロマン主義

モンテスキュー

ヴォルテール 文明最高/人間クソ

ルソー 文明クソ/人間最高

19 ロマン主義写実主義自然主義象徴主義

セナクール『オーベルマン』(142)

アミエル『アミエルの日記』(143)

ヴィニー『軍隊服従と偉大』(148)

ネルヴァル『火の娘』(160)

バルザック人間喜劇』(168)

スタンダールアンリブリラールの生涯』(173)

フロベールブヴァールとペキュシェ』(188)

ゾラルーゴンマッカール叢書』(202)

モーパッサン脂肪の塊』(204)

レオン・ブロワ絶望者』(209)

20 資本主義世界大戦

ロジェ・マルタン・デュ・ガールチボー家の人々』(235)

サン=テグジュペリ人間の大地』(242)

サルトル

カミュ異邦人』(260)

構造主義

その他

フランス名詩選』 岩波文庫

肉体の悪魔』 レイモン・ラディゲ

狭き門』 アンドレジッド

ボヴァリー夫人』 ギュスターヴ・フロベール

フランス小説の扉』 野崎 歓

モーパッサン短編集』1~3

2018-01-15

「アズブカ・フクーサ」が中国人のための決済サービスを導入

スーパーマーケットチェーン「アズブカ・フクーサ」は、ロシアの食料品小売企業で初めて中国の決済サービス「アリペイ」を導入した。「アズブカ・フクーサ」およびロシアにおける決済システム、また「アリペイ」へのアクセス供給する「ルースキースタンダールト」銀行代理人が、その開始について「ヴェードモスチ」紙に語った。

アリペイとは、アリババ・グループ傘下企業であるアント・ファイナンシャルの決済システムであり、同社の調べによれば、中国人観光客の間で最も利用されている支払い方法である

2017年末、アリペイのロシア、旧CIS諸国および近東における経営企画部長であるボグダン・ザドロジュニは「ヴェードモスチ」に対して、2017年から2018年初頭にかけて、ロシア市場でそれぞれ3位と4位を占める食料品販売である「レンタ」および「ディクシー」が、いち早くアリペイを導入することになると語った。しかし「ヴェードモスチ」の情報筋によれば、これらの企業は「アズブカ・フクーサ」の2018年2月よりも後にサービスの導入を予定しているという。

「アズブカ・フクーサ」は1月18日から一部の店舗テスト運行を開始すると、同企業代理人アンドレイガルブコフは述べている。これらの店舗モスクワおよびサンクトペテルブルクにおける町の中心部観光スポット、および空港への道に位置し、全部で14の「アズブカ・フクーサ」と3つの小型店舗「ABデイリー」で行われるという。

アリペイによる決済の方法とは

アリペイを用いた決済は中国国民のみが利用でき、中国および世界における8万以上の商業施設がこの決済法を導入している。アリペイはスマホアプリを利用しており、決済に際してこのアプリQRコードを読み取る。アリペイによる決済のためには、中国銀行クレジットカード登録する必要があるが、プリペイド式での支払いも可能である

ガルブコフ氏は、ロシアの食料品に対する中国人観光客需要は顕著になっていると語る。「例えば、当社の店舗の一部ではロシア食品に特化した棚が設置されました」一般的中国人観光客菓子類ウォッカ、イクラなどの珍味や、ロシアっぽい品物—例えば、松かさなどが挙げられる—を購入するという。

ロシア小売店がアリペイによる決済サービスを導入し始めた背景には、中国から観光客流入の顕著な増加がある。最初にこの決済サービスを導入したのは、ツムやドルト、グム内のいくつかの店舗ルイ・ヴィトンクリスチャン・ディオールカルティエなどの高級品店だった。アリペイは、中国人観光客に最も人気のある諸領域で、世界中パートナー網を積極的に拡大している。「中国人はもはや現金を持ち歩かず、スマートフォンを用いた決済は不可欠になりつつある」12月日本ブルームバーグリテール部門長ソウ・タケヤはそう語った。日本の受け入れ観光客の大部分は中国人が占めている。

ナタリヤ・イシェンコ

«Азбука вкуса» внедрила сервис оплаты для китайцев

11.01.2018 12:30 288

Сеть супермаркетов «Азбука вкуса» первой среди российских продовольственных ритейлеров запустила китайский сервис для оплаты покупок Alipay. О запуске «Ведомостям» сообщили представители «Азбуки вкуса» и самой платежной системы в России, а также банка «Русский стандарт», который обеспечил доступ к Alipay.

Alipay — платежный сервис китайской Ant Financial, аффилированной с Alibaba Group. Alipay — наиболее часто используемый платежный способ у китайских туристов, по ее собственным данным.

В конце 2017 г. директор по развитию Alipay в России, странах СНГ и Ближнего Востока Богдан Задорожный говорил «Ведомостям», что с конца 2017 г. – начала 2018 г. к Alipay подключатся первые крупные продавцы продуктов питания – «Лента» и «Дикси», номер три и четыре на российском рынке соответственно. Но они планируют запуск Alipay позднее, чем «Азбука вкуса», — с февраля 2018 г., говорили ранее несколько источников «Ведомостей». Потенциально Alipay может привлечь дополнительный трафик в магазины за счет туристов из Китая, надеялся представитель «Дикси».

«Азбука вкуса» с 11 января подключает часть магазинов в тестовом режиме, говорит представитель компании Андрей Голубков. Эти магазины расположены в Москве и Петербурге в центре и туристических местах, а также на пути в аэропорты, говорит он: всего 14 супермаркетов «Азбука вкуса» и три более компактных магазина «АВ Daily».

Как расплатиться Alipay

Расплатиться с помощью Alipay могут только граждане Китая, такие платежи принимают более 8 млн торговых точек в Китае и мире. Alipay использует мобильное приложение, которое при оплате сканирует QR-код. Как правило, чтобы начать платить с помощью Alipay, пользователи привязывают банковскую карту китайского банка, также источником оплаты может быть баланс кошелька.

Спрос китайских туристов на российские продукты стал заметен, говорит Голубков: «Например, в некоторых наших магазинах появились специальные полки с российскими продуктами». Как правило, китайские покупатели выбирают кондитерские изделия, водку, икру и другие деликатесы, товары, которые, вероятно, ассоциируются с Россией, — например, кедровые орехи, перечисляет представитель сети.

Российские продавцы начали предоставлять возможность оплаты через Alipay после заметного роста потока туристов из Китая. В числе первых такой метод оплаты подключили магазины люксовых товаров — ЦУМ и ДЛТ, магазины ГУМа, Louis Vuitton, Christian Dior, Cartier и др. Alipay активно расширяет сеть партнеров по всему миру на наиболее популярных у китайских туристов направлениях. «Китайцы больше не носят с собой наличные, принимать платежи с помощью смартфонов становится обязательным», — говорил в декабре Bloomberg представитель ритейлера Takeya Сo в Японии, где на китайцев приходится основная доля въездного турпотока.

Наталья ИЩЕНКО

ソースhttp://www.banki.ru/news/bankpress/?id=10211836

2017-07-10

失われた時を求めてを読む:1巻246頁まで(3/6)

思ったこと(愚痴

・吐くほどつまらない。

自分の頭がおかしいのかと思って、同時に買ったスタンダール赤と黒』を読むと、これがめちゃくちゃ面白い

・んで比較して思ったんだけど、『赤と黒』の方はキャラクターの造形からして何となくゴールが見えるんだよね。「聖職者でありながらブルジョアに対する憎悪と上昇志向でいっぱいで、家庭教師先の奥さんを誘惑して出世の足掛かりにする」みたいなキャラだし。破滅が見えてる。作中の事件もそれとの関係位置付けられるので、意義がはっきりしてる。

 他方『失われた~』の方は、主人公が無個性そもそも名前すらないし。わざとやってるんだろうが、ゴール(≒何を描きたいのか)が見えない。事件人物は次々登場するのだけれど、ゴールとの関係位置けがよく分からないし、それによって主人公が成長したりするわけでもないので、どう捉えていいのかよく分からない。そんで「これ何の話なの?」って思ってるうちに次のエピソードが始まってたりする(しかもその切れ目が分かりにくいんだこれが)。

・何かモームが「このぼう大な小説をよむならば、まず最初からはじめ、退屈になったらとばしてよみ、しばらくしたら、また普通のよみ方にかえることをおすすめする。」とか言ってるらしいのでこれで行く。

内容

おもしろエピソードは今回そんな無い。前回までのところは叔母さんのくだりとか割とコメディだったんだけどね。

読書について述べてるところが2カ所あって、要約すると、①読書自分ができない経験ができて良いよね(196頁)、②優秀な作者の場合、同じ経験をしても自分じゃできない認識の仕方をしてたりして、それを教えてくれるから良いよね(218頁)、みたいな。違うかも。

2016-09-04

ミーハーが選ぶ!光文社古典新訳文庫面白い本ベストテン

http://anond.hatelabo.jp/20160904033715

選定基準

・読みやす

・有名で、他の本や映画に出てきがち

・他文庫の訳よりおすすめ

カラマーゾフの兄弟 ドストエフスキー(訳:亀山郁夫

ド名作。読んでおくと伊坂幸太郎の『陽気なギャングが地球を回す』がもっと楽しい

幼年期の終わり クラーク(訳:池田真紀子

早く来てくれオーバーロード

永遠平和のために/啓蒙とは何か 他3編カント(訳:中山元

NHKの「100分de名著」で取り上げられて改めて脚光。

④猫とともに去りぬ ロダーリ(訳:関口英子)

「本邦初訳」作品古典新訳文庫ならでは。イタリアっぽいユーモア

マダム・エドワルダ/目玉の話 バタイユ(訳:中条省平

エログロ

故郷/阿Q正伝 魯迅(訳:藤井省三

藤野先生』も『狂人日記』も入っていてお得。訳者村上春樹中国関係についての研究面白い

⑦赤と黒 スタンダール(訳:野崎歓

誤訳が多いらしいが、すごく読みやすかった。他の訳では通読できなかったと思う。

ソクラテスの弁明 プラトン(訳:納富信留

訳者は元国際プラトン学会会長(2007~2010年)で、解説の量がすごい。

⑨ジーキル博士ハイド氏 スティーヴンスン(訳:村上博基

読んでおくと、あの映画とかあのミステリーとかのネタ元なので捗るはず。

⑩闇の奥 コンラッド(訳:黒原敏行)

地獄の黙示録』の原作個人的には「叡山の僧兵大将中野好夫の訳より好き。

―――

別の文庫で読んだ方が良いと思うもの独断偏見

①グレート・ギャッツビー(村上春樹翻訳ライブラリーフィッツジェラルド

村上春樹の訳が好き。

車輪の下新潮文庫ヘッセ

高橋健二大政翼賛会文化部長)の訳の方が安い。

③月と六ペンス岩波文庫モーム

英文の読み方(岩波新書)』など、英語の読み方の著作定評のある行方昭夫の訳で。

サロメ岩波文庫ワイルド

保守派論客である福田恆存の訳で。

⑤新訳ハムレット角川文庫シェイクスピア

野村萬斎が自ら演ずるために、河合祥一郎に新訳を依頼しただけあってとても読みやすい。

夜間飛行新潮文庫サン=テグジュペリ

『月下の一群』の堀口大學の訳で。

クリスマス・キャロル新潮文庫ディケンズ

花子とアン』の村岡花子の訳で。

飛ぶ教室新潮文庫ケストナー

池内恵の父、池内了の兄である池内紀の訳で。

カフカ-ポケットマスターピース-01-集英社文庫ヘリテージシリーズ

小説家多和田葉子の訳で。『変身』は先に別の訳を読んでおいた方が新鮮かも。

マーク・トウェイン-ポケットマスターピース-06-集英社文庫ヘリテージシリーズ

はてな民ならハックルベリーは読んでおきたい。柴田元幸の訳で。

―――

サロメ』はまずは舞台で見るとキャッチーで良いと思います

自分はこっちの訳の方が好き・読みやすい・正しいなどあれば是非ご教示ください。

2015-11-25

素敵な私

知り合いに自分がいかに素敵な人間かを話してくるやつがいる。

年齢の割にスタイルがいいと言われた。

キレイになったと言われた。

誰誰にプロポーズされた。

誰誰に告白された。

誰誰を助けてあげた。

何何を手作りしてあげた。

今日はあの友人と食事にでかけた。

昨日はこの友人とお茶をした。

はいはい、すてきですねー、友達多いですねー、よかったですねー、ぐらいしか返す言葉がない。

どうでもいい。

こういうの僻みって言うのかもしれないが、ちっとも羨ましいと思わない。

大勢の人に好かれたい願望もないしな。

広く好かれれば好かれるほど、深く好かれないものだ。(スタンダール

2015-05-02

愛の結晶作用について

博識な増田の民ならご存知だろうが、かの有名なスタンダール愛について、「結晶作用」を提唱した。

万が一知らない人のために「愛の結晶作用」について記しておく。

スタンダールの『恋愛論』に記述がある。自分なりに解説してみる。

ザルツブルクの塩坑では、木の枝を廃坑の奥に投げ込み、二、三ヶ月たってから取り出してみると、まばゆく揺れてきらめく無数のダイヤモンドが手に入る。無論このダイヤモンドとは「塩」である

これと同様に人は、自分愛する人を千の美点=ダイヤモンドで飾るという。

この"結晶化"は、塩坑に枝を投げ入れるのと同様に、愛する人が目の前にいない時にこそ起こる。

例えば友達骨折したとする。すると、「もし自分骨折したら…」が始まり、「あの人はきっとこんなことをしてくれる、言ってくれる…」という妄想(!)に走り出す。

このように、自分に起こる事象全てを契機にして愛する人のことを思い出すという。それも、美化した状態で、勝手に期待してしまうのだ。

その実態が何であるかも分からずに。塩と小枝である可能性をすっかり排除してしまって。

これを知った時、なるほど。と、心から納得してしまった。

思い込みが激しく、妄想力が高く、相手が真に正しいわけないと分かっていながらもどんどん心惹かれる。なんて自分は愚かなんだろう!と思ってたけど、これ、人間恋愛をする上での当然のセオリーだったらしい。

相手がしてくれることに勝手に期待して、してくれなかったら勝手に裏切られたとか思い出して、いやー本当に、勝手だよな。

そもそも相手はそんなことしてくれるなんて約束してないのにな。

スタンダールに戻るが、だからなにってことはない。

結晶作用が起こるから恋愛なんて無駄だという話でも、どうせ人はみな小枝と塩ですよって話でもない。

人はそう言う所があるよね〜ってだけ。

いま増田がしてる恋愛はしょうもなく情けないものだけど、とりあえず塩と小枝であることに気づけるまでは現状ままですね。

2013-12-30

個人的近代文学50選

『超権威主義世界文学百選』http://togetter.com/li/138734というランキングを見て、面白いと思いながらも疑問に思ったことがあって、「20世紀小説ばっかりじゃん!!」ということで19世紀の小説を重視したランキング作成してみました。具体的には近代文学の始まりドン・キホーテ」(1605,1615)からモダニズムの始まりであるユリシーズ」(1922)までです。つまり近代文学モダニズム以前、ということになります小説を選ぶうえで参考になればと。あと、あくまで個人的な基準に過ぎないことを留意してもらえればと。

1.「ドン・キホーテ」(1605,1615) ミゲル・デ・セルバンテス

2.「ガリヴァー旅行記」(1726) ジョナサン・スウィフト

3.「トム・ジョーンズ」(1749) ヘンリー・フィールディング

4.「紅楼夢」(18世紀中頃) 曹雪芹

5.「トリストラム・シャンディ」(1759~1767) ローレンス・スターン

6.「ソドム百二十日」(1785) マルキ・ド・サド

7.「高慢と偏見」(1813) ジェーン・オースティン

8.「黄金の壺」(1814) E.T.A.ホフマン

9.「アドルフ」(1816) バンジャマン・コンスタン

10.「いいなづけ」(1825) アレッサンドロ・マンゾーニ

11.「赤と黒」(1830) スタンダール

12.「ゴリオ爺さん」(1835) オノレ・ド・バルザック

13.「アッシャー家の崩壊」(1839) エドガー・アラン・ポー

14.「嵐が丘」(1847) エミリー・ブロンテ

15.「虚栄の市」(1848) ウィリアムメイクピースサッカレー

16.「緋文字」(1850) ナサニエル・ホーソーン

17.「デイビッド・コパフィールド」(1850) チャールズディケンズ

18.「白鯨」(1851) ハーマン・メルヴィル

19.「死せる魂」(1855) ニコライ・ゴーゴリ

20.「オーレリア」(1855) ジェラール・ド・ネルヴァル

21.「ボヴァリー夫人」(1857) ギュスターブ・フロベール

22.「晩夏」(1857) アーダルベルト・シュティフター

23.「オブローモフ」(1859) イヴァンゴンチャロフ

24.「不思議の国のアリス」(1865) ルイス・キャロル

25.「ミドルマーチ」(1872) ジョージ・エリオット

26.「悪霊」(1872) フョードルドストエフスキー

27.「居酒屋」(1876) エミール・ゾラ

28.「アンナ・カレーニナ」(1877) レフ・トルストイ

29.「ブラス・クーバスの死後の回想」(1881) マシャード・デ・アシス

30.「さかしま」(1884) ジョリス=カルル・ユイスマンス

31.「ハックルベリー・フィンの冒険」(1885) マーク・トウェイン

32.「飢え」(1890) クヌート・ハムスン

33.「クォ・ヴァディス」(1895) ヘンリク・シェンキェヴィッチ

34.「タイムマシン」(1895) H.G.ウェルズ

35.「リリス」(1895) ジョージマクドナルド

36.「シスターキャリー」(1900) セオドラ・ドライサー

37.「ロード・ジム」(1900ジョゼフ・コンラッド

38.「ブッデンブロークス家の人々」(1901) トーマス・マン

39.「超男性」(1901) アルフレッド・ジャリ

40.「チャンドス卿の手紙」(1902) フーゴ・フォン・ホーフマンスター

41.「鳩の翼」(1903) ヘンリー・ジェイムズ

42.「一万一千本の鞭」(1907) ギヨームアポリネーム

43.「アフリカの印象」(1909) レーモン・ルーセル

44.「ハワーズ・エンド」(1910) E.M.フォースター

45.「ペテルブルク」(1913) アンドレイ・ベールイ

46.「変身」(1915) フランツ・カフカ

47.「明暗」(1916) 夏目漱石

48.「ワインズバーグ・オハイオ」(1919) シャーウッド・アンダーソン

49.「われら」(1921) エヴゲーニイ・ザミャーチン

50.「阿Q正伝」(1921) 魯迅

2013-10-31

http://anond.hatelabo.jp/20131030182231

以下、某本より引用

まったくフランス青年たちというのは、「果たしてナポレオンフランスのためになったのか、否か」という議論明け暮れ、恋愛にとって大切な時期を通り過ぎてしまう。

スタンダール恋愛論』より

2013-08-13

http://anond.hatelabo.jp/20130722152157

そういうことだろうと思った。

変な話だけれども、小説業界化粧品業界って非常によく似ている部分がある。

化粧品会社というのは方向性の違うブランドを複数持っていて、女が少女から年頃の女性になり、マダム層になり、更に中高年齢層になるまでをフルフォローする仕組みになっている。

少女たちが憧れる派手でリーズナブルブランドマジョリカマジョルカや、アナスイなど)からキャリア層の少し高級感のあるブランドマキアージュ等)に移動させ、更に中高年齢層でスキンケア中心に高級感ある素材でブランドを売る。

で、少年少女を読者対象に据えるライトノベルってのは、例えるならばマジョリカマジョルカアナスイのような素材でないと困る、というものなんだろうな、と。

今の若者は本を読まない、ってのは百年も前から言われてることであると思う。百年前ってのの「本」ってのは、恐らく哲学書だとか宗教書の類だったんだろうけれども。メディアの発達でその昔卑しまれていた新聞は「それぐらい読んでおけ的教養」にまで持ち上げられ、女子供向けの幼稚な読物とされていた小説はまさに教養書扱いを受けてしま時代になった。

「赤と黒」の訳者(多分現在ジーサン的年齢)がリア高時代にこれに触れていたく感動したスタンダール、今ガチ高校生でどんだけ読む子おるん?私が読んだのは20代の半ばで、それでも惜しいことしたなあと残念に思ったくらいなんだけど。

正統ファンタジーとか王道SFとかをラノベ化するには、ただ情報量を減らせとか、語彙を削ればいい、とか、そんな簡単な問題じゃなくて、読者である少年少女ハートが届かなければならないわけでして。だから、その力が失せかけている30代からラノベ作家への挑戦はお諦めなさい、ととても丁寧にお断りの足きりを行っているのが実情だったりもするんじゃないのかな、と思います。私はそういう理由でラノベ作家目指すのを諦めました。

自分が書きたいものを別の表現でもって読者が吸収できるように努力する作業のしんどさは恐らく並大抵のものじゃないと思うわけです。そういう作業はもっと若い世代に任せてしまっていいんじゃないの、と思うようになったんですよ。

からといって今30代超えの人全員にラノベ作家目指すのやめちゃえばいいのに、っていう足ひっぱりは、私は行うのはイヤですのでやりません。だってそういう人たちは結局ラノベ大好きなわけでしょう。一般小説よりラノベじゃなきゃイヤなわけでしょう。その情熱を吹き消すなんて残酷で底意地の悪いこと、私にはとてもできませんよ。

じゃ、自分はそれ以外のどこに向かえばいいんだろう、と迷ったりもする。ラノベ小説界の最大市場だけれども、それ以外のエンタメ市場はだいぶレベルが高く、狭い。純文学など、原稿料だけでは生活できない作家がどれだけいるんだろうって大昔からの定則。

そんなの分かっていて自分で足場を作るのが、他に道を決めた作家志望のやることじゃないのかな、と思うわけです。

私みたいなのは欲がないから、読んでくれる人がいさえすればいい、って考えで、でもそういう考えの書き手ってなぜかどんどんまわりから人がいなくなるんですよ。読んでもらえなくなっちゃう。それで泣く泣くプロ目指すことになる。そいでナニモノか正体の分からんものから追い立てられて書き続ける羽目になる。それでもプロになかなかなれず、プロの足がかりになりそうなものもやっぱり次々と突き崩される。誰にも読んでもらえない、でも書かなくてはならない。

こういう地獄が待ってるから、今の若い人に軽々しく作家目指してます、なんて言って欲しくないんです、私は。こんなシステムじゃそりゃ死人出ますよ。「ヤメロ」とも「お前この程度だ」とも誰も言ってくれない、ただ「もっともっと頑張れ」って見えない場所から鞭打たれるだけなんですから

読んでもらえない辛さ、感想ひとつ貰えない悔しさってのが分からないうちは私の言ってることは何にも響かないでしょう。自分には友達百人いるから平気だって思うでしょう。でもそれがある日半分になり、四分の一になり、いつしか顔色だけ窺っているスパイみたいな独りきりになったとしたら?あなたそんな状態で何年も書き続けられますか?それだけの精神力は自信ありますか?

それでも私は書いてるんだけど。自分の書いてる小説適当に頑張ってれば、いつか誰か読者が認めてくれるんだろうな、くらいには思ってね。無理しない程度に。この、無理しないってのがまあ、難しいんだけどね(笑

あいいのさ。自分ブランド再春館製薬ドモホルンリンクルみたいなのか、先の資生堂エリクシールみたいなのかは分からんけれども、まあマジョリカマジョルカアナスイみたいな若年齢向けメイクアップ化粧品ブランドでないのは分かったからさ。

2013-05-28

http://anond.hatelabo.jp/20130528013402

この文はスタンダールの「赤と黒」とまったく同じものを書いてると思う

2012-01-27

村上春樹の猛々しい想像力 (2/3)

Sam Anderson

2011年10月21日

1 - 2 - 3

どうやら村上は、この本のアメリカ版をそのとき初めて目にしたらしい。

そういう文化交流はえてして少しぎこちなくなるものだ。

日本では『1Q84』は2年を掛けて3巻に分かれて発表された(村上は2巻目で一度終わりにしたが、一年後にもう数百ページ付け足したのである)。

アメリカでは、一巻のモノリスとして組まれ、秋の読書イベントに発表が設定された。

YouTube ではきらびやかトレーラームービーを見ることができ、

一部の書店では発売日10月25日に深夜営業が予定されている。

Knopf は英語訳を急がせるため、二人の訳者に手分けして翻訳をさせた。

村上にこれほど長い作品を書くつもりがあったかと尋ねると、なかったという。

これほど長くなることが分かっていれば、書き始めなかったかもしれないともいう。

彼はタイトルや冒頭のイメージ(この作品の場合は両方だった)が浮かんだ時点で、机の前に座り、

毎朝毎朝、終わるまで書きつづけるのである

1Q84』によって彼は三年間収監されたという。

といっても、この大作はごく小さな種から生まれた。

村上によれば『1Q84』は、人気を博した彼のショートストーリー『四月のある晴れた朝に100パーセント女の子出会うことについて』(英語版では5ページ)を増幅させたものに過ぎないという。

「基本的には同じなんだ」と彼は言う。

少年少女出会う。別れてしまった後、二人は互いを探し合う。単純な物語だ。それを長くしただけ」

実際には『1Q84』は単純な物語ではない。

筋書きを要約することすら、少なくともこの宇宙人間言語をもって雑誌の1記事で書くとすれば不可能だ。

物語は行き詰まりから始まる。

青豆という少女が、タクシーに乗って東京の周縁に掛かる高架の高速道路を行く。

そこで渋滞に巻き込まれ、身動きがとれなくなる。

タクシーラジオからある歌が流れる。

チェコスロバキア作曲家レオシュ・ヤナーチェクの「シンフォニエッタ」だ。

渋滞に巻き込まれたタクシーの中で聴くのにうってつけの音楽とは言えないはずだ」と村上は書く。

しかしそれは神秘的な深さで彼女共鳴する。

シンフォニエッタ」は進み、タクシーは動かない。

運転手は青豆に変わった迂回路を提案する。

高架高速道路には非常用脱出口が設置されている、そして、普通の人には知られていない脱出口への階段がある、と彼は言う。

本当に絶望しきっているのであれば、そこから地上に降りることもできる。

青豆が考えていると突然、運転手が村上一流の警告を口にする。

「見かけにだまされないように」と彼は言う。

降りていけば、彼女にとっての世界根底から変わってしまうかもしれない、と。

彼女はそうして、世界は変わった。

青豆が降りた世界歴史の軌跡がわずかに違っていた。

そしてわずかではない違いとして、月がふたつあった(ちなみに彼女遅刻した約束というのは暗殺約束であったことが明らかになる)。

そしてその世界にはリトル・ピープルと呼ばれる魔法の種族がいる。

彼らは死んだ盲の羊の口(詳しく書くと長くなる)から生まれ、オタマジャクシの大きさからプレーリードッグの大きさにまで育ち、「ホーホー」と合唱しながら空中から透明な糸を紡ぎだして「空気さなぎ」と呼ばれる巨大なピーナッツ型のまゆを作る。

1Q84』の狂気はおよそそのような流れだ。

この本ではなかばあたりまで、このように浮世離れしたした超自然ガジェット(空中に浮かぶ時計、神秘的なセックス麻痺など)が繰り出されてくるので、

私は行間にエクスクラメーションマークを置きたくなった。

この数十年、村上は自身が「本格小説」と位置づけるものを書こうとしていると言い続けてきた。

一例として彼は『カラマーゾフの兄弟』を挙げて目標にしている。

その試みこそが、三人称の幅広い視点から描かれた巨大小説1Q84であるように思われる。

怒り、暴力惨事、奇妙なセックス、奇妙な新現実を抱えた本であり、

日本のすべてを取り込もうとするかのような本である

偶然ぶつかることになってしまった悲劇にも関わらず(あるいはその悲劇のなかでこそ)、

ひとりの人間の脳に詰め込まれた不思議を提示して、本書は読者を驚嘆させる。

驚きを覚える本の数々をこれだけ読んだあとでもなお、私は村上の本で驚かせられた。

そのこと自体が驚きだったと村上に伝えると、彼はいものようにそれを受け流し、

自分想像力を入れたつまらない花瓶でしかない、と言い張った。

「リトル・ピープルは突然やってきた」という。

「彼らが何者なのかはわからない。その意味づけもわからない。

 僕は物語の虜だった。選択したのは僕ではなかった。彼らが来て、僕はそれを書いた。それが僕の仕事

村上の作品は夢のようであることが多い。

明晰夢を見ることがあるかと尋ねると、

覚えていられたことはない、という。

目覚めたときには消えている、と。

ここ数年で覚えていられた夢は一度だけ、それは村上春樹小説のような繰り返す悪夢だったという。

その夢の中で、影のような未知の人物が「奇妙な食べ物」を料理してくれていた。

蛇肉の天ぷら芋虫パイ、そしてパンダ入りライス

食べたいとは思わないが、夢のなかでは彼はそれに興味をひかれていて、まさに一口入れようというとき目が覚めた。

2日目、村上と私は彼の車の後部座席に乗り込み、彼の海辺の家へ向かった。

運転したのはアシスタントの一人である身ぎれいな女性で、青豆よりわずかに若かった。

私たちは東京を横切り、青豆が『1Q84』で運命的な下降をした高架高速道路の本物へと向かった。

カーステレオではブルース・スプリングスティーンカバーした「Old Dan Tucker」がかけられていた。

アメリカシュールレアリズム古典である

車中で、村上は冒頭のシーンを思いついたときに考えていた緊急脱出口のことを持ち出した(青豆と同じように実際に渋滞に巻き込まれていたときにそのアイデアを思いついたという)。

次に彼は存在論的に複雑な仕事をした。

実際の高速道路で、小説中であれば青豆が新世界に向けてくだっていったであろう場所を正確に特定しようとしたのである

彼女用賀から渋谷に行こうとしていた」車窓をのぞきながら彼はいう。

「だから多分このあたりのはずだ」

と言ってこちらを向いて念を押すように

「それは現実じゃないけれど」

と付け加えた。

それでも、彼は窓の方に戻って実際に起こった出来事を話すように続きを語った。

「そう」と指差して「ここが彼女が降りていった場所だ」

キャロットタワーと呼ばれる、およそ巨大なネジが刺さった高層ビルのような建物の前を通り過ぎた。

村上はそこでこちらを向いて、もう一度思いついたように、

「それは現実じゃないけれど」と言った。

村上フィクションは変わったやり方で現実漏れ出す。

日本に滞在した5日間のあいだ、私は村上東京にいたときとは違って、実際の東京で落ち着くことができなかった。

村上東京、それは本物の東京を彼の本というレンズで見たときの姿だ。

私はできるかぎりその世界時間を過ごそうとした。

村上天啓を得たあの場所神宮球場へ行き、

客席の上の方で二塁打が打たれるたびに注目した(私がもらった天啓もっとも近いものは、枝豆を喉につかえさせて窒息しかけたことだった)。

また、私はローリングストーンズの「Sympathy for the Devil」とエリック・クラプトン2001年アルバム「Reptile」をかけながら、神宮外苑という村上お気に入り東京ジョギングルートゆっくりと走った。

私のホテル新宿駅に近い。そこは『1Q84』でも重要役割を果たす、交通機関ハブ的な場所だ。

登場人物たちが好んで使う集合場所中村屋で私はコーヒーを飲み、カレーを食べた。

そしてフレンチトーストタピオカティーの向こうで東京人たちが交わす会話に耳をひそめた。

そうしてうろつくあいだに、村上小説が極度に意識しているものごと、すなわち、偶然かかる音楽、上昇と下降、人々の耳の形といったものを、私も極度に意識するようになった。

こうして私は、村上巡礼者の列に連なることになった。

実際、彼の小説中の説明をもとにして料理本を出版した人もいるし、

登場人物が聞いた音楽プレイリストオンラインでまとめている読者もいる。

村上は、明らかに喜んだ様子で韓国のある会社西日本への『海辺のカフカ旅行を企画したこと、

ポーランド翻訳者が『1Q84』をテーマにした東京旅行ガイドブック編集していることを教えてくれた。

こうした旅自体が、形而上の境界を越えてしまうこともある。

村上は読者から彼が生み出したもの現実世界で「発見」したという便りを受け取ることがよくあるという。

たとえば、彼が作り出したと思っていたレストランや店が東京に実際ある、など。

ドルフィンホテルというのは『羊をめぐる冒険』で村上が生み出したものだが、札幌にはそれが複数ある。

1Q84』の発表後、ありえない名字として作り出したつもりだった「青豆」という名字家族から村上は便りを受け取ったという。

彼はサイン本を一冊その家族に送った。

ここでの要点と言えるのは、現実漏れ出す虚構、虚構に漏れ出す現実というものが、

村上の作品についてはほとんどの場合、作品そのものだということだ。

彼は私たちを世界から世界へと往還させる。

世界から世界への往還──それは翻訳の作業を思い起こさせる。

翻訳は、様々な意味村上の作品を理解する鍵となる。

彼は一貫して日本作家からの影響を否定してきた。

作家活動の初期には、「日本人という呪いから逃れようとしているとさえ語った。

その代わり、十代の若者として、西洋小説家の作品を貪ることによって、文学感受性を培った。

その中にはヨーロッパ古典ドストエフスキースタンダールディケンズ)もあったが、

彼が生涯を通して繰り返し読んだのは、とりわけ20世紀アメリカのある種の作家たち、

レイモンド・チャンドラートルーマン・カポーテ、F. スコット・フィッツジェラルドリチャード・ブローティガンカート・ヴォネガットなどだ。

処女作に取りかかったとき村上は奮闘し、標準的でない解決法に行き当たった。

本の冒頭を英語で書き、それから日本語翻訳し直すのである

そうやって自分の声を獲得したと彼は言う。

村上を長く翻訳しているジェイ・ルービンによると、村上の作品の特徴のひとつは、

たか英語原作から翻訳されたかのように読めることだという。

2011年10月21日

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