はてなキーワード: ssとは
以前海外絵師からのトレパクが判明して炎上した某絵師Nを、私は高校生の時から個人サイトで知っていて、成人してからもpixivでログまとめは見てたので、彼女が発表していた絵のほとんどは見ていると思うし、記憶に残っている。特徴的な絵だしね。
あまり好きではないジャンルに行ったのでpixivのフォローを外したんだけど、ツイッターでもよくバズっていたので、眺めてはいた。そしたら上記のトレパクで大炎上。彼女は過去の絵を全部下げてしまった。
年単位の月日が流れてつい最近、ツイッターでN氏の絵を見かけた。未だにアンチスレが動いてるし、本人もツイッター鍵かけて(ポイピクには絵あげてる)るのに、このジャンルで公開垢で絵出してんの?とびっくりして、メディアを遡ったら、血の気が引いた。
全部N氏のトレパクだった。
ゆるパクなんてもんじゃない。
小説を例に挙げると、他人のCP小説を丸々コピペして、キャラの名前とか台詞回しだけ変更して、自分の作品として世に出す これの絵バージョンをしていた。
全てがN氏の盗作だった。
本当に笑っちゃうくらいそのままなんだよね。ぞっとした。N氏アンチスレに比較画像あったから興味ある人は見てくるといいよ。
そして界隈が狭いから、フォロワー数も界隈にしてはそこそこだし、ふぁぼ数もそこそこ伸びてる。
N氏アンチスレで晒されてから一回絵を全部下げてたけど、全てSSで残してるし、最近またトレパク絵を上げている。
N氏が作品全部下げてなきゃラレ絵探し出して全部比較画像作って晒し上げてやるのにと心の底から思った。
本人に凸るのも考えたけど、界隈狭いし、私は完全ROM専で力もジャンルの知り合いもいないし、ここで吐き出すしかない。
お前の言う愛は倒錯してんだよ。
まず前提として好きであることと表現することは別物だということを理解しろ。
本来、愛とはその対象と承認し合って確かめるものであるのに対し、お前の言う愛の対象はアニメという虚構だ。
そのため、どれだけ綺麗な言葉を囁やこうと、どれだけ素敵な贈り物をしようと、受取手が不在では滑稽な一人芝居でしかない。
その一人芝居で狂いきれるのであれば、孤独な愛にも耐えられるのだろうが、それは難しい。
だから何とか愛を出力し、第三者に承認してもらうことで自らの愛を認めようと試みる。
その出力方法は、例えば「◯◯は俺の嫁!」とか言ってみたり、キャラの絵を描いたり、SSを書いたりなど実に様々だ。
しかし前述の通り、この表現の向かう先は愛の対象でなく全く無関係な第三者で、対象と確かめあう愛とは異なった歪なものだ。
オタクが愛を確かめるときにはこのような”手段としての表現”という倒錯に縋るしかないのだ。
「スクショ違法化」にしないための落としどころはどこか? ~ 著作権法は権利保護と権利制限のバランスが重要だ
元々赤松健氏の音頭取りをした今回の著作権改悪の初めの発端となったツイッターに貼られていた以前の記事と今回の題名を見て、結論ありきだろうなと思って読んだら案の定だった。
要は出版や漫画家と同じで僕たちを巻き込まない規制にしてねと言う、ふざけた内容に過ぎない記事。
そもそも前回にしてもSSや静画だけでなく、実際は制限をなくすものだから、テキストにすら適用されるのだから、記事の前提自体が間違っている。
まるで前回がSSまでだけしか問題で無かった様な書き方だよこれ。
DL違法化自体、海賊版対策として余り有効ではないのは今までの現状見ても判る事だし、それ以前に弊害が多すぎて、まともにやらかせば一般人がネットを使うだけでもヤバくなりかねない代物だからな。
世間の印象が最悪なのは当たり前だし、だからこそここまで大騒ぎされている訳だ。
それに著作権を使って、この手のインターネット規制を推進する連中が余りにも手口が卑怯なのも問題。
そもそも一般人の大多数に指摘されているアップロード側を取り締まれと言う意見を都合良く無視しているのが判らんね。
漫画村とかの一件にしても裁判による手法が効果を上げており、それでブロッキングやDL違法化、リーチサイト規制よりも先に裁判の方の改正を行うべきなのは専門家や議員に突っ込まれている時点で明白なのになぜかそっちも今回都合良く、その一切を無視しているのよ。
こう言う記事や経緯を見ていても本心は別の所にあるとしか思えないよ。
そこまでインターネット利用者を犯罪者扱いしたいのかねえ、漫画家や出版は。
表現や言論の自由で飯を食っている連中が弾圧しだしているのは本当に笑えない。
こういう一般人にもバランスを考えてますよアピールはもういいから。
こいつらが前回突然慎重とか言い出したのも単に世間の非難が漫画家や出版にも飛び火しそうだったからだけだしな。
この手の綺麗事を言う蝙蝠は一番嫌われるよ。
どうしても吐き出したくなったので、この場を少々お借りします。
同人誌にまつわる話で、決して万人受けする話でもないです。
嫌な気持ちになる方は「こんなこと思っている変なやつもいるんだなー」でスルーして忘れてくださると幸いです。
私はとある地方で、何を思ったのか「今年はサークル参加したい!」と思った腐女子です。
私が「サークルやりたい」と思った経緯は以下の通りです。
去年は仕事で精神的にやつれてアニメやゲームを満足に楽しむ余裕がなかった!オタクなのに!このままはちょっと嫌だ!
そうだ!一度やってみたかった「サークル」というものをやってみたい!「設営完了」ツイートを私も呟くんだ!
真面目に同人を志している方から怒られそうな経緯ですね。私もそう思います。ですが、思い立ったら即行動な私は行動に移しました。
以下、私が行動したことです。
ドハマりしていたアニメキャラクターのBLカップリングで「同人誌」を作ることを決意
同人誌を作っていた先駆者(たまたまツイッターで昔やっていた人がいました)に軽く話を聞いて、同人活動がどんな感じなのか教えてもらう(当たり障りのない雑談のような感じなので手ほどきなどはないです)
支部(某イラストコミュニケーションサービスサイトのことです。二次創作するにはうってつけの場所でした)でアカウントを作成し、小説の投稿を決意(小説なのは純粋に文字を読むのが好きだったのと、環境が整っていなかったためイラスト・漫画はハードルが高く感じたためです)
誤字・脱字や何かクレーム的なものが来たときに受け付ける場所が必要だ!ツイッター垢作るぞ!でツイッターアカウントを作成
フォロー0、フォロワー0(コミュ障のため自分からフォローしに行く度胸がなかった)でアカウント稼働を開始
決意して1~2ヵ月くらいで上記行動を成し遂げました。こうして文字に起こすとコミュ障な割に頑張ったなと思います。その場の勢いというものはやはり大切ですね。
いきなり同人誌はハードルが高すぎするから、まずは二次創作で小説作ってみよう!で実際に小説を書いてみたのですが、案の定とんでもなく難しい!最初書いたものが5000字くらいのものだったのですが、これを書き上げるのに1カ月かかりました。しかも、自分でこんなラストにしたい!と思ったのにまるで違うラストになるではありませんか!なんだこれは!!書きたいことは全部書けていないし、読みにくい!日本語がおかしなところや描写が分かりにくいとこと、誤字や脱字は当然のようにあります。小説書くのって難しい!!と愕然としました。世の文字書き様や小説家の方を心から尊敬しました。ほんと頭が下がります。面白いお話ありがとう!と感動し、ここで私には才能無いし・・・で諦めても良さそうなのですが「私も小説書いてみたい!」の衝動でなぜかその後も書いていました。
あの後なぜか7000字くらいの小説を投稿、やったー前回より書ける文字数が増えたぞ!と一人喜んでいました。ですが、自分が書きたいラストは書くことができず力尽きてしまい、力量不足を痛感したのです。
気にするのは良くないと散々ネットで注意されているブクマ数が恐ろしく気になり始めたのです。実際、沢山ブクマ数を貰っている作品を見に行って「面白いお話だったな!ブクマしよ!」でブクマしましたし、閲覧用の鍵アカウントでその方をフォローしにいきました。ただ、一連の行動がストーカーみたいで気持ち悪くない??と我ながらちょっとひきました。
そんなこんなで、ブクマ数を気にして時折落ち込んでおりました。落ち込んでそこで終われば良かったのですが、「天才でも無い私が二次創作を始めて1年も経っていないのになんで同じ土俵に立てると思ったんだ!少しでも良いものができるよう頑張ってみろよ!」と叱り飛ばす私が現れ、単純な私は定期的に書くことを決意したのです。
支部で連投は嫌だったので、放置している稼働垢を使い、定期的に2000~5000字くらいのSSを投下するようになりました。ROM用垢でCP表記は入れてくれ!というツイートが流れてきたので、CP名を明記してネットの海に流しておりました。
そうして流している内に、自分がROMで見ていた方からフォローされて変な声が出しながらリアルで発狂したり、明らかなROM用と思わしき方からフォローされるという事態が起こりました。
積極的にコミュニケーションを行う方や神と呼ばれる絵師や文字書き様と比べると間違いなく少ないですが、わざわざ私を見つけてくれた人がいるんだなと嬉しくなりました。壁打ち覚悟で運用していただけに、好きなジャンルで見知らぬ誰かと繋がれた感動はひとしおでした。
そんな感動を胸に、何を思ったのか勢いのまま同人誌即売会に申し込みしました。酒を飲んで上がったテンションのまま申し込みを行いました。イベントまで1カ月少ししかないというのに、未経験のくせに何してんだよと今でも思います。気に入らないことは多数ありましたが、なんとか本を発行し(表紙のサイズを間違え、印刷所様には多大な迷惑をおかけしました・・・本当にごめんなさい)なんとかサークル参加ができました。そして念願の「設営完了」ツイートができたのです!少数とはいえ、発行した本も完売!初めての割にはよくやったよ!と友人からも褒められ、やっほいと舞い上がっておりました。
ここで終われば、夢が叶って良かったね!で済む話ですが、何を思ったのかまさかの2回目のサークル参加を行いました。初めてのCPオンリーで、お祭りのようなムードがあったのです。はい。察してくださる方もいらっしゃるとは思うのですが、完全に勢いで申し込みを行いました。そして前回の反省を活かし、余裕のある入稿を行おうと思いましたが、結果ギリギリの入稿。表紙はフリー素材をお借りし、他の同人誌と比べると随分と味気のない仕上がりに・・・それでも前回より中身のボリュームが増え、全体的に良くなっていたので成長を感じました。最初が酷すぎただけかもしれないですが。
それでも本は本なので、サークルで頒布できます。イベント前に支部でサンプルを上げ、ツイッターでも参加する旨を告知しました。ここで、まさかのコメントが。「通販はしないのですか?」と問い合わせをされたのです。
問い合わせをされたときは、チベットスナギツネのような何とも言えない顔になりました。だって「通販」。神々が慈悲でしてくれるというあの「通販」!あれを私が!?オプションわからんで加工してないし、センス0のタイトルロゴをフリー素材(使用した写真は大変美しいものです!念のため)に張り付けた同人誌だぞ!!そんなまさかと、3時間位悩み、幻か何かかと思い再起動をして確認を行いました。
色々悩み、グーグル先生に「通販 やり方」で検索したりで、思ったより通販するのが簡単そうなことと、本当に通販してほしい人がいるんだな~嬉しいな~と思ったこともあり、イベント後に通販を行うことにしました。
色々手間取りながら、通販開始。予想以上に注文され、ここでもやっぱり舞い上がりました。実際に手に取ってくれる人がいるというのはこんなに嬉しいものなのですね。創作活動するまで知らなかったです。
休日に注文された冊子を梱包し、ファミリーマートさんで郵送をお願いしました。店員のお兄さんに「もしかしてサークルさんですか?」と聞かれ、なぜバレた!?こんな田舎で私以外にもサークルさんが!?とドキドキしながら郵送手続き完了。結構な量を一気に持ち込んでしまったため、レジをそれなりの時間占領することになり罪悪感をひしひしと感じました。かつてコンビニ店員だった私が大敵としていた郵送手続きを笑顔と共に素早く対応してくたお兄さんの心はとんでもなく広いと確信しました。お兄さんは良い人でも罪悪感は消えないので、そのコンビニで100円のチョコレートを買い、店員のお兄さんにプレゼントしました。半ば押し付けたといっても過言ではなかったですが、「気持ちなので!!!!」でごり押ししました。最終的には「ありがとうございます」と受け取ってくれたのでよしとします。
そうして出た、コンビニの帰り道にふと今までのサークル活動(いって半年程の浅いものです)について振り返ったのです。
私は一度サークルさんになってみたいと思いました。同人活動(創作活動)している方は楽しそうで、羨ましく感じる気持ちが間違いなくありました。ですが、いざ創作活動を始めてみると楽しいものばかりではなく、いつだって劣等感が付きまとうものでした。どうしても「上手な人」と比べてしまい、できないことばかりが目についてしまうのです。それでも少しでも上手になりたいと必死で足掻いて、多くの時間や金銭を捧げ、今こうしてコンビニから出ているのです。
ジャンルの人気やキャラの人気は当然ありますが、それでもなお私が作り上げた妄想話を面白かったですと言ってくださるのは、作り手側をやらない限り一生経験することではなかった奇跡みたいな出来事です。
それだけではなく、作り手側に回ることで、他サークル様のジャンルにかける熱量や愛をより深く感じることができました。見る専だったときよりも、そのジャンルやキャラがより好きになりました。
こう思うと勢いとはいえ「サークルやりたい」と言い出し、行動した過去の自分を褒めてやりたい気分です。
きっと私はこれからも、劣等感と戦いながら楽しく二次創作をしていくでしょう。ジャンルを通して誰かと繋がれる喜びを知った今、もう創作する前の自分には戻ることはできないのです。
本当に舐めているとしか思えない。
漫画村のニュースから何かやらかしそうだと胸騒ぎはしていたが、昨日の日本漫画家協会の声明の次の日にパブコメ募集のニュースを出し、その上前回の法案をそのまま出そうとする腹積もりらしい。
もはや怒りしか感じない。
リーチサイト規制に関しても話題になっていないが割とふざけた代物だしな。
特に日本漫画家協会や出版なんか特に国連の児童ポルノガイドラインの件では動かなかったくせに海賊版と称したこの手の事には必死で動くのだから余計に腹立たしい。
国連の児童ポルノガイドラインの件なんて直接こいつら漫画家にもダイレクトに関わる問題なのにこいつら一切そちらは無視してやがったからな。
以下に漫画家や出版が自身の利益のみしか考えていないかが良く判ったよ。
ここまで役人や漫画家出版や議員の談合や出来レースが酷いと怒りしか湧いてこない。
また山田太郎氏及び自民党はこの違法ダウンロード拡大化問題の票もあるのだから、これにもし政治的妥協なんてしたら、今まで築いてきた信用も一気に失墜する事も覚悟しておいた方が良いと思うがね。
もしこれで通す様な事があれば、凍結はやはり選挙対策だったと言われても仕方がないだろう。
ことが「同人誌になぜ金が吸い取られるのか」であるなら答えは一つだ。
そこに市場があるのがわかっているんだ。どんどんやれ。同人を買う奴らは単行本を買ってなお買いたいやつらだ。お前こそが実は誰よりも儲けられるんだぞ!
てかやってください!お願いします!
※小説といっても投稿サイトに投稿したり同人誌作ったりの趣味レベル
短編小説を数本書いて、身内に見せたらそこそこの評価だったので調子に乗って長編書いて公募に出しました。
当時はまだガラケーでパソコンやネットの普及率も低かったとは思うけど、誰でも原稿用紙3枚とかの課題を嫌々でもこなしたり、大学行ったらレポートとか卒論とかで文章書く機会はあると思う。(私は大学行ってないのでそうでもないのかもしれないが)
星新一さんとかみたいなオチのしっかりしたSSを書けと強いられているわけではない。
自分の思うままに空想の世界をそのまま文字に起こすだけでそれっぽい小説は書けると思う、誰でも。
なのに、ちょっと書いてみたんだか書きもせずに自分は小説が書けないと信じ込んでいる人が多い。
別に書こうと思ってない、創作活動やる気もない人はまだわかるんだけれども、漫画は描けるけど小説が書けないっていう人の存在が特に不思議でならない。
「会話」描写「会話」描写を繰り返していけばそれはクオリティはともかく小説であるはずで、漫画描ける人は会話の部分は完全に書けているし、地の文だって高望みしなければなんとでもなるはずだ。
現に自分自身は公募の評価シートの文章力は良くてBだったり下手すりゃD判定とか食らうけれど、書けないとは思ったことがない。
絵を描くのが好きで漫画描いている人は理解できるが、会話もストーリーも思いつくのに小説は無理っていう人は何をもって小説だと思ってるんだろうか。
XSって、SSってこと?
書くところが他になくて書いた。なんせカップリング規範が強すぎるので。
こういうのを書くとまたぞろミソ野郎とかが湧いて出るんだろうなと思うので先に書いておきます。これを見て「これだから女ヲタはクソ」とか言いたい人はお呼びじゃないので帰ってください。で、自分の気持ちいいコミュニティで自分の足が誰を踏んでるのか胸に手を当てて考え抜いて、その足をどけろ。
だいぶ長いことヲタクをやっている。二次創作にもかなり前から馴染みがあるし、自分で言うのもなんだがおおよそ全ての媒体(漫画アニメ・小説・ゲーム、歴史、俳優からバンドまで)の二次創作に触れてきた。地元の公民館の会議室でやっているようなイベントからビッグサイトまで、幅広く通ってきたし、なんならときどき漫画や小説を書いて自分もイベントに出たりする。二次創作同人のコミュニティは楽しい。みんな親切だし、思いやりに溢れているし、何より自分の好きなものに対して生き生きしている。
女性で二次創作をやる人は体感9割以上が「腐女子」(ほんとはあんまりこの呼び方もしたくない)だ。もちろん女性同士や異性間のCPを扱う人もいるにはいるが、圧倒的に男性同士のCPが好きでそれをかく人が多い。まあ、扱う対象の性別については私が困難を覚える最大のポイントではないので詳細は省く。とにかく、カップリングが前提になるのがしんどいのである。
私も二次創作をする。絵もSSも書く。でもカプものはほとんど書かない。エロにはあまり興味がないし、恋愛にも同じく。原作を見たり読んだりして「いいな!」と思った設定や展開や人間関係の隙間を埋められれば満足だと思う。
でも、例えばそれを支部にアップしたりしても、カップリングのタグをつける時とつけない時とでPVやブクマ数に面白いほど差が出る。これはよく書けたなと自画自賛で思うものでも笑っちゃうほど伸びない。逆に、申し訳程度にカプっぽい描写をねじ込んでそれっぽく仕立てた、自分的には微妙な作品にはびっくりするような反応があって、「良かったです」「続き待ってます」なんてコメントまでいただけたりする(それはそれですごくありがたいのだけど)。
そっかー、内容なんてどうでもいいんだな。カプでさえあればよくて、カプじゃなきゃ意味がないんだな。
って思う。極端な話。
例えば新作とか新しいシリーズが出ると、界隈がすごく盛り上がる。私も嬉しいし、一緒にそれを楽しみたい。他の腐女子のみんなと一緒に供給を喜びたい。
でもみんなカプの話しかしない。
ツイッターのタイムラインに「〇〇×△△最高」「□□まじえろい」なんて呟きが怒涛のように流れる。え?ストーリー構成の話とか、個人としての○○の心理描写の話とか、作画とか、演出とか、伏線の話とかは?カップリングが成立するかどうかだけが問題なの?
そういう空気を知っていると、ひどい時は、人より先行して供給に触れる機会があっても「これたぶん〇〇×△△でみんな盛り上がるんだろうな…」なんて思ってその新作そのものへの気持ちがすっと冷める。
できるだけカップリング色の薄い(オールキャラギャグとか)の本を探すのだけど大体うまくいかない。基本どこかにカプを匂わせるような描写がある。〇〇×△△前提ですよーとか。しかも私はシリアスな話が好きなのに、シリアスな作風や真面目なものを探せば探すほど性描写がどぎつくなる。運良くカプっぽくない本を見つけてもほとんどの場合作者さんはあとがきやペーパーに「エロが少なくてごめんなさい;時間がなくて;」とか「次回こそは18禁で!」とか書いている。
カップリング描写・性描写が露骨であればあるほど評判がいいらしい。大量の創作物の隙間をかき分けるような気持ちでカップリング以外の創作物を探している私のようなファンはたぶん存在しないことになっている。
なんならイベントのスペース申し込みの基準自体がカップリング前提だ。『「〇〇×△△」と「△△×〇〇」を間違えないように入力してください、キャラ固定の場合は受が基準、リバの場合はその旨を必ず書くこと』なんて注意書きが懇切丁寧に書いてあっても、カップリングがない場合はオールキャラか否かくらいの選択肢しかない。どうすればいいかの説明もほぼない。
カプの取り扱いがなければスペース配置もまともにしてもらえないのかな、とか被害妄想を抱く。
まあ運営に関しては一番効率のいい方法を取るしかないんだろうけど、カップリングを「一番効率のいい方法」にしているのは結局腐女子の世界の不文律だ。
こういう話を腐女子の友達に聞いてもらうことはたぶんできない。相手は腐女子だから。
この愚痴を出すことでカプ話をやめてほしいとかは思わないし、他の人がカップリングを想像するかどうかは私が踏み込んでいい領域じゃないこともよくわかっている。けど、腐女子のみんなに、そのカプ話が決して「誰にとっても当たり前」じゃないことはせめて頭の片隅に置いておいてほしいな、と思ってしまう。
だって私は私が見たいものや話したいことや創作したいものが「当たり前」じゃないことを、毎日欠かさず、ネット上やイベントや腐女子の友達との何気ないおしゃべりで二次創作や同人のコミュニティーに向き合う瞬間ごとに、嫌になるほど思い知らされているんだ。
たびたび絵師などが「感想をくれる人が大好き」みたいなことを言ってバズっている。彼らは感想に飢えている。とにかく飢えている。ブックマークやいいねやRTが貰えれば喜ぶし、ベタ褒めの感想などが飛んできたらもう気分は最高らしい。創作とかしたことないから知らんけど。そうらしい。
これはどう考えても付け入る隙だ。利用すべきだ。
もし好みのエロ絵があったら感想を送りつけろ。絵師のモチベが上がって俺のオカズが増える。得したのは俺だ。
もし好みのギャグ漫画があったら感想を送りつけろ。漫画家のモチベが上がって俺の笑える時間が増える。得したのは俺だ。
もし好みの百合カプ小説があったら感想を送りつけろ。小説家のモチベが上がって尊いSSが増える。得したのは俺だ。
それに創作者が感想をもらえて喜んでる姿を見ると、こっちまで嬉しくなる。ほら、また得したのは俺だ。
たまに何を勘違いしたのか、感想を送りつけた俺自身に感謝しすぎて神のように扱ってくる奴がいる。バカすぎる。神は最高の作品を作るお前だろ。
というわけでどんどん創作者を利用していけ。お前の感じる魅力を伝えていけ。
「え〜でも下手な感想言って怒らせたらどうしよ〜」みたいなこと言うなよ。大丈夫、人間なんて褒められたら大体悪い気しないから。俺の体感9割9分は喜ぶ。出し得な技だ。出しとけ、感想。
「え〜でも感想の文章思いつかないんだよね〜」みたいなこと言うなよ。感想なんて慣れだよ。言ってけばいつのまにか無限に褒め言葉が出てくるようになってる。
いつもはてな匿名ダイアリー見てます!人気の記事のページを一度開いたら最後、つい時間が経つのも忘れて読み耽ってしまいます。それもこれも増田さんが色々な立場で面白い・笑える・興味深い文章を書き、また様々な視点でそれに対するコメントを残してることが大きいと思います。次の投稿やコメントも期待してます〜