はてなキーワード: IOCとは
動画:
https://www.youtube.com/watch?v=_BtYyagvcAk
森:この中には、昨日JOCの理事会の後で私がご挨拶をしました、それをお聞きの方々おられると思いますので、これ以上詳細なことは申し上げません。今、皆様にお集まりいただいてご心配いただいていることに恐縮をしております。昨日のJOC協議会での発言につきましては、オリンピック・パラリンピックの精神に反する不適切な表現であったと、このように認識をいたしております。そのために、まず深く反省をしております。そして、発言いたしました件については撤回をしたい、それから、不愉快な思いをされた皆様にはお詫びを申し上げたい。以上であります。
オリンピック・パラリンピックにおきましても、男女平等が明確に謳われております。アスリートも運営スタッフも多くの女性が活躍されていまして、大変感謝を致しております。私は私どもの審議会のことを申し上げたわけではないことは、皆さんもご承知だと思います。この組織委員会については非常に円満にうまく行っているということも注釈で申し上げたことも聞いておられたと思います。次の大会まで半年となりまして。関係者一同、一所懸命がんばっておられます。その中で、その先に(不明)る私が皆さんのお仕事に支障があるようなことになってはいけないと、そう考えてお詫びをして訂正撤回をするということを申し上げたわけです。世界のアスリートを受け入れる都民、国民、それからIOC、IPCを始め、とする国際的な関係者としてもオリンピック・パラリンピック精神に基づいた大会が開催できますように引き続き献身して努力していきたいと思います。以上です。
日テレ:幹事社の日本テレビです。よろしくお願いします。今回の発言を受けて国内外の様々なメディアからたくさんの批判が挙がりました。その中会長は辞任をするという考えは浮かんだのでしょうか?
森:辞任すると言う考えはありません。私は一所懸命、献身的にお手伝いをして7年間やってきたわけですので、自分からどうしようと言う気持ちはありません。皆さんが邪魔だと言われれば、仰る通り老害か粗大ゴミになったのかもしれませんし、そしたら掃いてもらえればいいじゃないですか。
日テレ:もう一問させていただきます。IOCは先ほど会長も仰ったようにオリンピックにおける男女平等を掲げています。日本もそのジェンダーバランスを同じようにしていこうと努力されている中での発言だったのですけれども、大会のトップとして今後国内を始め世界にどのように説明にはどんなふうに説明していきたいかと、
森:わかりました。これ以上のことを申し上げてもまた誤解が誤解を産むし、必ずしも今ここにいつも来てた皆さんと違う方もおられて、分からないところもあるのですが、私は組織委員会の理事会に出ていたわけではないんですよ。JOCの理事会に評議員と言う・・・え、僕は評議員だったかな立場は(確認をする)、ああ、名誉委員という立場だったからそこで挨拶をしたんだと、それも開会の前に挨拶をしてくれとプログラムにあったけれども、私は正式なアレじゃないから後から俺のつもりでご挨拶しますといって、一番終わってから話させてもらったという、私は自分なりに整理はしていたつもりです。それから、そういうことですよ、でも組織委員会の理事会と一緒にしておられる方、外国は一緒にされるかもしれないけど、それは皆さんの報道の仕方だと思いますが、あくまでもJOCの理事会かな、いや評議委員会に出て私は挨拶をしたということです。それは一つは山下さんが今度の改革は廃変大きな改革で、JOCが人事の改革をするには大変な苦労をして、最初から理事会から相当突き上げを食ったりして難航しておられると、度々相談があったものですから、がんばれがんばれと言った後押しをしてきました。ですから山下さんの最初の大きな仕事としては、最も成功してもらわければいけないところ、そこが人事のことでしたから、そのことを良くできたということは私は評価し、そして山下にお礼を申し上げるということを、そこで発言をしていたんです。ですから、所謂政府から来ているガバナンスに対しては、あまり筋のところに拘るとなかなか運営が難しくなるということもありますよという、そう言う中で私の知っている理事会の話をちょっとして、ああいう発言になったということです。
ゲンダイ:日刊ゲンダイと申します。いくつかお伺いしたいのですが、女性のお話が長いと発言については、ラグビー協会の特定の女性理事を念頭に置いたものではなかったのでしょうか?
森:一切頭にありませんし、ラグビー協会の理事会で誰がどういう人が理事で、誰が何を話したか一切知りませんし、
ゲンダイ:知らないのですね、分かりました。もう一点お伺いします。発言についてですね、IOCから真偽の問い合わせ等々ございましたでしょうか?
森:さあ、私は分かりませんが、職員は毎日毎日、今日もこれから向こうの夜が明けると、こっちは夕方、その頃からいつも、喧々諤々会議が始まりますから、そういう話があるのかもしれません。
ゲンダイ:なるほど。あの、森会長の方からご説明する意思はございますでしょうか?
森:その必要はないでしょう、今ここでしたんだから。昨日の(不明)して、今日のは出さないと言うわけにはいかないでしょう。(不明)すれば分かるじゃないですか。
TBS:TBSの城島と申します。すいません2点お願いします。一点ですね、会長は国民から理解を得られる大会をとずっと仰っておりました。ですが、このオリンピックの理念に反するような昨日の発言であったと思いますが、ご自身が何らかの形で責任を取らないというが逆に開催への批判を強めてしまうものではないかと思うのですが、どうお考えでしょうか?
森:それはご心配頂いたということであればありがとうございます。しかし今あなたがおっしゃる通りのこと最初に申し上げたじゃないですか。誤解を生んではいけないので撤回しますと申し上げているのです。オリンピック精神に反すると思うから、そう申し上げている。
TBS:もう一点お願いいたします。女性登用について会長の基本的なお考えをお聞きしたいのですけども、会長はそもそも多様性のある社会を求めているというわけではなく、ただ文科省がうるさいからそういう登用の規程定められているという、そういう認識でいらっしゃるんでしょうか?
森:いや、そういう認識ではありません。女性と男性しかいないんですから。もちろん両性というのもありますけど。どなたが選ばれてもいいと思います。あまり僕は数字に拘らなくて、何名までにしなければいけないとかいう、一つの標準でしょうけれども、それあまり拘って無理なことをなさらなくてもいいなということを、言いたかったわけです。
TBS:昨日の文科省がうるさいからというのは、数字がと言う意味ということでしょうか。
森:うるさいからというのは変で、そういうガバナンスが示されて皆それを守るために大変苦労しているようです。私は今も連盟にも関係しておりませんので、いろいろな話はいろいろ入ってきますから、そんな話をして会議運営は難しいですよと山下さんに昨日申し上げたんです。
NHK:お疲れ様ですNHKの今井です。この女性をめぐる発言ではないのですけれども、昨日、聖火リレーで愛知県で走る予定だったタレントのロンドンブーツ1号2号の田村淳さんと言う方が、森会長の直近の発言で、何があってもオリンピックをやると言うことを理解不能だというふうに田村さんは解釈されて、それを理由に辞退をされたということなんですけれども、それについて会長はどのように受け止められますか?
森:なんか、昨日のこと合わせて報道されていたのでしょうけが、これは昨日の会合じゃないと思いますよ。一昨日でしょう、自民党の会合でその時にリレーについての削減はどうなっているというような質問があったから、我々は直接やるものじゃないが、各県がやっている実行委員にお願いをしていて、基本的には蜜を避けてやって欲しいと言っているんだと、その中で例えば人気あるタレントさんはできるだけ人がたくさん集まってくるところはご遠慮して頂くようになった方が良いかなと私は思っていると、またそれを指示とか、誰が走るか何キロメートル走るかとか、僕らが決めることじゃないので、協議会が決めて作られているということですから、我々が県に言えることはできるだけ密を避けてください、密とはなんだと言ったらファンがわぁっと集まってくるんですからね、タレントさんが来れば皆集まってくる、密になってくるからそれをどう避けられるかという話の例で、国会議員たくさんおられますから、何もないと言うところであれば田んぼで走るしかないね、田んぼで走れば、田んぼに皆土足で入ったりすれば、作業前ですから農作業に迷惑かけたりするわねと、しかし、空がああ言っているから空気が困らないし(?)、それしかないですねという意見もありますということを紹介しただけで、審議会がそういうことをするというわけでも何でもない。それもこれも、実行委員会でお伺いをいただいて、ご検討いただいて、決めていただきたいとと申し上げた、その例で申し上げたわけです。
NHK:著名人のランナーに決まっている方には引き続き継続して走って頂きたいというお考えには変わりないでしょうか?
森:私は走ってくださいとも走ってくださるなとも言う立場ではありません。お決め頂いた方達は一定のお手続きをされてこちらに持って来られるのだろうと思います。私は見たことありません。誰が走るか全然一切知りません。
毎日放送:毎日放送の三沢と申します。お伺いいたしますが、基本的な認識なのですけれども、やはり会長は女性は話が長いというふうに思っていらっしゃるのでしょうか?
毎日放送:今日、小池都知事が会見で話が長いのは人に依りますというような発言をされています。
森:私も長い方なんですよ。
毎日放送:会長、もう一問なのですが、国会議員の中でもクォーター制と言いますか、女性の割合をあらかじめ決めておこうと言う話も盛り上がっているという、
森:これは民意が決めることじゃあないですか。
森:反対も賛成もありません。自然に国民が決めることだと思います。
TBSラジオ:TBSラジオの澤田と申します。幾つか伺わせてください。
森:幾つかではなくて一つにしてください。
TBSラジオ:冒頭、誤解を招く表現あるいは不適切であったという発言があったのですが、どこがどう不適切だったかと会長はお考えなのでしょうか?
TBSラジオ:それはオリンピック精神に反するという話もされていましたけれども、そういった方が組織委員会の会長をされるのは適任なのでしょうか?
森:それでは、そういうふうに承っておきます。
TBSラジオ:それで、会長としての発言ではないので責任が問われないという趣旨の発言もされていたかと思いますが、
森:責任が問われないとは言っていませんよ。場所を弁えてちゃんと話したつもりです。
TBSラジオ:組織委としての立場からしてあの発言は良かったということでしょうか?
森:いや、そうじゃありませんよ。組織員会とてもよかったと言っているんですよ。全部見てから質問してください、昨日の。
TBSラジオ:あと、わきまえるという表現を使っていましたけども、女性は発言を控える立場だという認識ということですか?
森:いや、そういうことでもありません。
森:場所だとか、時間だとか、テーマだとか、そういうものに合わせて話していくというのが大事なんじゃないですか? そうじゃなければ、会議は前に進まないじゃないですか。
森:だから私も含めてって言ったじゃないですか。
TBSラジオ:その前段の段階で、
森:(記者の方を手で遮って)その話はもう必要ないから。面白おかしくしたいから聞いているんだろう!
TBSラジオ:何を問題と思っているかを聞きたいから聞いているんです。
???(社名聞き取りずらい):先ほど女性が多いと会議の時間が長くなる発言を誤解と表現されたのですけれども、これは誤った認識ということではないのでしょうか?
森:そういうふうに聞いておるんです。去年からですね、一連のガバナンスに基づいて各協議会や連盟は人事に苦労しておられるようです。私は昔は全体を統括する体協、今のスポーツ協会の会長をしておりましたから、どの団体の皆さんとも親しくしております。皆さん達はいろいろ相談にも来られます。その時に、なかなか大変なんですということでした。特に山下さんのときはJOCの理事会の理事をかなり削って女性の枠を増やさなければいけないという事で、大変苦労したという話をしておられて理事の中でも反対があったのを、なんとかここまで漕ぎ着けましたという苦労話を聞いたからです。
???:とすると、各競技団体から女性が多いと会議が長いという声が上がっているという、そういう話を聞いているという事ですか?
森:そういう話はよく聞きます。
森:それは言えませんね。
???:実際、そういった例えばデータがあるとか、根拠に基づいた発言とは思えないのですけれども、その点はかがですか?
森:さあ、僕はそういうことを言う人は、どういう根拠でもって言ったのか分かりませんけども、自分たちが女性の理事をたくさん選んだけども、結果としてそういうことがあったという話は私聞いて、それを思い出して言っているので、山下さんにこれからそういうことを苦労しますよということを申し上げたんです。
???:今回の発言で皆さん怒っているんです。五輪を運営するトップの方がこういう女性を尊重しない発言をしたことに怒っています。森さんの五輪を見たくないと言った声もネットだったり上がっています。そいう声をどういうふうに受け止めますか?
滝川クリステルのO M O T E N A S H I
東京への決定、
意気込む選手たち。
テカテカとにこやかな森さん。
時は経ち2020年、コロナでオリンピックは急速に危機をむかえる。
あがく森さん。
どう考えても無理な状況なのに開催を叫ぶ。
そして2021年。
感染症のさなかに外食と旅行を推奨する前代未聞の愚行は、自身が拠り所とした政党が生み出したものであった。
結局、これがオリンピックの致命打となる。
走者はやる気のない顔で国道1号線を走る。
無観客を指示したが当然群衆が集まる。
そのなかには森さんも。
感極まる森さん。
森さんはわめく。何をしている、走れ、続けろ。
もちろんどうしようもない。
その後、開催をあてこんだあらゆる業種で倒産が相次ぐ。
国民は誰もが下を向いている。
森さんは各所を罵る。事態を呪う。
しかしだんだん死んだ目になっていって、メディアに出なくなり、失意のまま静かに天寿を全うする。
そんな一連の流れを映像化してほしい。
エンドロールでは2220年月面オリンピックで東京オリンピックを悼んで蘇生された森さんが十種競技を元気にこなす映像を頼む。
まあ何度も話題に出ていることなんだろうけれど、なんでオリンピック開催に反対するのかがよくわからん。
いや別に積極的にオリンピックやるべし!という賛成派なわけではないんだけれど、でも出来るんならやればいいんと違うと思うのよね。
日本の夏にオリンピックをやるのは狂気の沙汰だといわれた酷暑でしょ。
一応、エビデンスとしてコロナの感染力(かんせんぢから)は気温と湿度に大きく影響されるというのがあるわけですよね。
去年の夏場も、コロナそれうまいのか?くらいの感じが無きにしもあらずだったわけじゃないですか。
これ、オリンピックできなくもなかったのじゃないという感じだったじゃないですか。
今年もそうなるのは、だいたい想定されることじゃないですか。
まあ世界中から人が集まってというイベントだから難しい面もありますが、それでもなんとかなるんじゃないかなとも思うんですがね。
とはいえ、まあでもやらないんでしょうね結局は。
日本政府も本気で開催する気なんてなくて、ただ開催しないという決定をIOCにしてもらいたがってるだけなんじゃないのかな?と思うんですよね。
そうするといろいろと政治的な問題が解決されるはずなんですよね。
バイデン大統領、政府の資金援助を受けている学校は、トランス女性を女子スポーツや女子奨学金などに受け入れろとの大統領令に署名 - Togetter https://togetter.com/li/1656939
こいつぁひでえや。
「この前の最高裁判決で性差別の解釈が変わった(性的マイノリティへの差別も性差別に含まれるようになった)ので、関連する法令とかプログラムとか洗いなおして、新しい解釈と合わないのが見つかったら修正しといて。よろしく」
今回の大統領令の根幹をなす米最高裁のランドマークケース。公民権法における性差別の解釈が更新された。
ジェラルド・ボストック氏はジョージア州アトランタがクレイトン郡、少年裁判所にて“good performance records”を10年間とり続ける優秀な職員であった。しかし2013年にゲイ・ソフトボールリーグに参加したのち、管理している資金の浪費が激しい(横領とかではない。念のため)という理由で「職員として不適格」として解雇されることとなる。
ボストック氏は資金の浪費など言い訳で、本当は同性愛者だからクビにしたのだろう、と元職場を訴えるが、下級裁判所では「同性愛差別による解雇は法律で禁じられていないためOK」として敗訴。(※1)
それでも彼はめげず。最終的に類似の訴訟2つ(1つは性的指向、もう1つはトランスジェンダー関連)と合体して最高裁判所まで持ち込まれることとなった。
そして最高裁。公民権法タイトルVIIの「人種、肌の色、宗教、性別、妊娠、または出身国に基づく労働環境上の差別の禁止」について、“性別に基づく差別”が女性差別or男性差別の二択だけでなく、性的指向や性自認に基づく差別も含まれるという判決が賛成多数(6-3)で下された。
ちなみに多数派意見を上奏したニール・ゴーサッチ判事はトランプ前大統領に指名された人物だったためそれなりに話題になった。
※1: 州ごとに違う。ジョージア州には同性愛者差別から労働者を保護する法は無い。アメリカ全土に適用される連邦法では「人種、肌の色、宗教、性別、妊娠、または出身国に基づく労働環境上の差別」は禁じられているがそこに性的指向は含まれていない(いなかった)。ちなみに「法律で禁じられていないならやってヨシ!」がアメリカという国である。
Bostock v. Clayton Countyは公民権法タイトルVIIに関する判決だけど、此度の大統領令ではこれが他の差別禁止法における性差別の解釈にも連鎖的に波及するものと認定した。“性差別”の定義を一貫させるのだ。
大統領令で具体的に触れている法律は教育修正法タイトルIX、公正住宅取引法、移民及び国籍法セクション412。雇用や解雇の時のゲイ差別は性差別で違法だけど、家買う時のゲイ差別は性差別じゃないから合法ね、なんてナンセンスという判断。
そして様々な関連する法や規則、ポリシーやプログラムなどがこれらの法律を参照して制定あるいは実行されており、その参照元に変更があれば修正の必要も出てくる。
此度の大統領令では、各連邦機関の長に対して各種チェック後その修正もやるように要請しているわけだ。
こりゃ「我々はトランプとは違う」ってアピールだね。他の大統領令でも似たような意図を感じる。
トランプの大統領令は、法や判例ガン無視して乱発してたもんだ。大統領令を裁判所が止めてたのは記憶に新しかろう。
それに比べて此度の大統領令はえらい穏当。最高裁判決を下敷きに、それを無理のないレベルで拡張する内容。「横紙破りはしませんよ。法や裁判所を我々は尊重しています」というメッセージがひしひしと伝わってくる。
まあその分パワーは小さい。悪意的に言えば“パフォーマンス”なんだが、私は評価したい。
大統領令では特にスポーツについての言及はない。一応、話の枕で一回だけsportsという単語を使っているがそれだけ。
では「バイデン大統領、政府の資金援助を受けている学校は、トランス女性を女子スポーツや女子奨学金などに受け入れろとの大統領令」はどこから出てきた話なのか。
おそらく教育修正法タイトルIXである。教育修正法タイトルIXには「米国内のいかなる人物も、性別に基づいて、連邦政府の財政援助を受けている教育プログラムまたは活動への参加から除外される、給付金の支払いを拒否される、あるいは差別的な扱いをされることがあってはならない」とある(※2)。
これがトランスジェンダーにも適用されれば、まあご懸念の事態が絶対に起こらないとは言えない。だがはっきり言ってナンセンス。
断っておくが、女子スポーツにおけるトランス女性の問題を軽視しているわけではない。一つの重要な議論として認識している。
しかし非常に包括的かつ広範囲に及びしかし最高裁判例に準拠したこの大統領令をその一点のみの話に矮小化するのは余りにもナンセンス。しかも直接の言及すらなく「そういうことが起こる可能性もないとは言えない」レベルの話である。
さらに言えばこの大統領令があってもなくても、最高裁判決がある以上遅かれ早かれ起こること(※3)。大統領令は言ってしまえば“念押し”でしかない。である以上「大統領令のせいで女子スポーツが云々」というのはやはりナンセンスと言う外ない。
※2:もちろん、十分な合理性があれば別。例えば公費で子宮頸がん検診をするさい、対象者を女生徒に限定しても差別にはならない。子宮を温存しているトランス男性がいれば、彼が検診を受ける権利はあるが。
※3:タイトルIXの“性差別”がタイトルVIIのそれに準拠するという判断は過去になされているし、トランスジェンダー差別に限定すれば“性差別”に含まれるという下級裁判所レベルでの判決がある。今は最高裁判例がある以上、大統領令が無くても訴えられたら敗けて解釈変更となろう。
トランス女性(MtF, male to female)は何故女子チームに入ってはダメなのか?それは偏に肉体的アドバンテージにある。トランス男性(FtM, female to male)が男性チームに入る分には問題視されない(ホルモン投与を受けている場合は別)。だってアドバンテージないから。
トランスジェンダー or notではなく、不当にマッチョ or notである。
それに生まれも育ちも女性だけどアンドロゲン過剰症でめっちゃ強い人もいるわけでな。ことはトランスジェンダーだけで済みはしない。
「○○は××だから問題だ」という時、まずは××の解決を模索するべきで、○○を排除して問題をナイナイするべきではない。それが「○○と△△は××だから問題だ」なら尚更。○○だけ排除しようとするなら勘繰られる。
特定の人々に身体的アドバンテージがあるなら、その代理指標を用いたレギュレーションを作ればいいのだ。いや既にある。テストステロン値による制限が。まだ完ぺきじゃないけど。
じゃあ残る問題が何かっていうとそのレギュレーションが州どころか学校単位でバラバラなこと。まったく制限がなく参加できる州/学校もあれば、出生時性別で判断される州/学校、ホルモン治療などでテストステロン値を下げなければ参加できない州/学校もある。
全米大学体育協会(NCAA)とその加盟大学では、トランス女性が最低1年間のテストステロン抑制治療を完遂していることを女性チームで参加する条件としている。ちなみにホルモン治療をしていない(テストステロンの投与を受けていない)トランス男性(FtM)は男女どちらとしても参加してヨシ。
つまり今後の課題は統一ルールの制定。難しいだろうが頑張ってほしい(無責任)
先述した通り、トランス女性の女子スポーツへの参加が問題になるのは、彼女らに身体能力上のアドバンテージがあるからだ。しばしばそこには“不当な”あるいは“不公平な”という形容詞がつく。
しかし、上でも少し触れたが、それはトランス女性に限定されたものではない。
アンドロゲン過剰症(※4)という症候群が存在し、これの発現者も身体能力上のアドバンテージを(女性の中では)持つと言われている。ちなみに国際シーンではむしろこっちの方が議論されている。まあ結果出しちゃってるし。
そういうわけでいくつかの国際組織では既にレギュレーションが敷かれている。
(例)
国際オリンピック委員会(IOC):競技の少なくとも4年以上前から女性であり、競技前12カ月間の血中テストステロン濃度が10 nmol/Lを超えていないこと。(ちなみにこれは2015年に設定したもので、↓のIAAF基準に合わせて5 nmol/L未満に変えようという話もある。東京オリンピックの後に新ガイドライン出すらしいが……)
ワールドアスレティックス(国際陸連;IAAF):血中テストステロン濃度が5 nmol/L未満であること。ただし、適用対象はXY型性分化障害および/または睾丸をもつ女性に限定。トランス女性に対する規定はまだない。(※5)
自分の意志で性転換したトランスジェンダーと先天性疾患のアンドロゲン過剰症を同じ扱いでいいのか?競技に参加したければ副作用のある薬を飲み続けろというのはアリなのか?“才能”と“異常”の線引きはどこですればいい?そもそも血中テストステロンは適切な指標なのか?etc.
しかしその困難を厭って、安易に特定の属性を切り捨てるのはいかがなものか。女性はかつて“切り捨てられる性”であった。そのことを思い出してトランスジェンダーとも向き合って欲しい。
※4:アンドロゲンは男性ホルモンとも呼ばれる内分泌物質のカテゴリ。テストステロンも含む。これが様々な理由で(女性としては)過剰に分泌されるのがアンドロゲン過剰症である。先天性疾患や腫瘍などで引き起こされ、生殖年齢の女性の5~10%がこの症状を呈するとも言われている。
いくつか例を挙げると…
5α-還元酵素欠損症:主に外性器の発達に異常が生じる。程度の差があるが、精巣および陰茎(一部)が体内に陥入し女性器に類似した形をとることがあり(pseudovaginal perineoscrotal hypospadiasというらしい。機械翻訳で
偽膣周囲陰茎下垂体。なんとなく意味わかるっしょ)、その場合、女性として育てられることが多い。世界陸上金メダリストのキャスター・セメンヤ選手が有名。ちなみに氏は金メダルのはく奪こそなかったものの、IAAFの現規則により大会への出場が制限されている。
部分型アンドロゲン不応症:アンドロゲン受容体に変異があり、アンドロゲンを不完全に受容することで性分化に異常が生じる。表現型は様々だが女性寄りの場合、極めて小さい陰茎および体内に停留した精巣、陰嚢のある辺りが陥入して女性器様になるなど、出生時に女性として判断されやすい。ちなみに完全型アンドロゲン不応症というのもあり、アンドロゲンを完全に受容できないため、不妊(不完全な精巣が体内にある)以外は正常な女性と区別がつかない(でも血中テストステロン値は高い)。
※5:2019年(だったかな?)の会談では言及している。トランスジェンダーの女性を女性のカテゴリーに含めることは、それが許容し得ない不公平を生み出さないという条件であれば、適格な資格基準下で促進されるべき。血中テストステロン濃度を基準に使用するなら、5 nmol/L以下の固定しきい値を採用する必要がある。等
実際ただのチキンレースでしょ
日本政府もIOCも出来るとは一ミリも思ってないけど責任取ってキャンセル料払いたくないだけ
WHOの判断に従うよ!って振ってみたらWHOも「収束したらできるんちゃう、しらんけど」って言って全力で回避したし。当たり前だけど。
中央突破をかけるのです。
森
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緊急事態(1)のときは結構しっかり入場制限をしてた店も、まあまあなあなあな感じでやっている
一応「新型コロナウイルスの感染が拡大しています」みたいなアナウンスが繰り返し流れてたり、入場時の消毒とマスク着用は必須だったり、「混雑時を避けてご来店ください」の貼り紙があったり、そういう通りいっぺんの対策はある
でもまあ、実感としては普段通りだ みんなマスクつけてるだけで、人もそこそこいるし話し声も聞こえるし、売り物も普段通りにある
緊急事態(1)のときもマスクつけないでチャリで爆走しながら談笑してるグループとかおったけど、(2)でもその辺はあんまし変わらない気がする
マスク着用の義務感はかなり増し、(1)のときならつけてなかった人もつけてるような気はする が、仲間で集まって笑い合いながらウロウロみたいな行動はむしろ増えてる気もする
よくわからないぜ
(1)のときは東京で30人ってのを聞いて「もうダメだ、東京は地獄になる」とか言ってたとうっすら記憶してるんだけど、いまは1000人超えでピークアウトしたっつってホッとしている
まあ、絶対数より増減のトレンドのほうが大事といえばそうなんだけど、純粋に隔世の感がありますね
そんで、(1)のときは1日1000人も出たら「地獄」になるって雰囲気だったんだけど、実際市民感覚として地獄かというとそうでもない
先述したような、わりと弛緩した雰囲気が続いている
結局感染しても無症状の人のほうが多い時点でどう転んでも「地獄」って感じにはならないんだろうなという気はする 路上でバタバタ人が倒れ、出歩けば死体が目に入るのが当たり前…ってことには多分ならない
その地味さが恐ろしさなのだろう、とは思いつつ、緊急事態って言葉を実感を持って受け止めがたいのも事実
「コロナの話には皆飽きて、話題にものぼらなくなった」ってことはないんだけども、「ちょっとは話題にのぼるがすぐに忘れられて、ほかの楽しい話が始まる」って感じだ
やるらしいという話と、さすがにやらんらしいという話がある
やめますって言ったサイドが金を払わされるのでチキンレースみたいになってるという話があるらしいが、そのルールだとIOCが有利なのか…?
「みんな無理だと思ってるが、政府が無理を通してやっちゃう可能性は否定できない」という感じだと思う
どうなった?俺個人としてはさすがに中止に賭ける
IOCがいいって言ってくれないとだめ
IOCのワールドワイドスポンサーが年間約200億円×14社。
ワールドワイドスポンサーは東京五輪に対して契約してるわけじゃなく
IOCと10年2000億円とかのロングスパンで契約してるみたいだから
東京五輪中止の影響を測るのは難しいな。
アホだなあ本当に
違約金払えばいいで済むわけないだろ
わざわざ莫大な違約金を自ら払いにいって
頭悪すぎ
しかも、IOCに言って取り下げさせるって、それは日本が中止決めることとどう違うんだよ
うけるw
頭本当な悪いんだな
本当に何も知らないんだな
そんな形で中止したらアホみたいな違約金払わされるんだよ
判断はあくまでIOCがやむを得ずというかたちで中止しないといけない
本当無知って罪だな