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はてなキーワード: 広告とは

2024-02-19

anond:20240219124133

時刻表QRコード化されて何が不便になるのか?

地元私鉄駅の時刻表そんなに見るかね?

A4の紙を貼れとか言ってる奴も「剥がされた」「破れた」「いたずらされた」時の対応について全く考慮していない。

そもそも複数時刻表を同期取りつつ張り替えるのは多大な手間)

イネージの設置なんか論外、無人駅廃止できないか検討しているのに。

広告なんて誰も出稿しないよ、誰も見てない掲示広告になる訳ない。

anond:20240219122708

露骨モデルにする」ってのは幅がある規範ではあるんだよな。どこからモデルにする」になるのか、「露骨」とは何か。

実在人物のものエロ題材にしちゃダメだろうけど(例えば「芦田愛菜」を名乗っている女児エロ絵とか)、今回のやつは広告見て「こういう格好してる女児スカート捲し上げて誘惑してきたらエロいよな」と思ってイラストにしたわけで、実在人物のものというよりは、そこにあった“記号”が模倣されているという感じ。

それもダメだろっていう意見はわからなくはないけど、「露骨モデルにする」というよりは、「実在の(特定の)人物に対して性的興奮を覚えていることを示すようなイラストダメ」って感じじゃないだろうか。

駅の時刻表QRコード化に関して思うこと

地元私鉄QRコード化されてて思ったのは、間違いなく不便になったと思う。

でも、それに対するはてな村の反応にはほとんど共感できないというか、そんなの無理に決まってんじゃんという感想しかない意見に大量の星が付いてて悲しかった。

良くある反応としては「デジタルしろよ」ってのがあるが、既存の仕組みとコストのかかり方が変わるだけでなく、下手すりゃコスト増になるから難しいよなと思う。

既存の仕組みは初期費用をある程度かけることで、次の変更までの運用コスト限界まで低減する仕組みだった。

けど、デジタル化すると、変更時のコストは低減できるが運用コストが跳ね上がる。

イネージの単価もそれなりにするが、保守費用バカにならない。

既存経年劣化に強い掲示制作するコスト掲載期間で均してもサイネージの運用保守費用なんかとても賄えないだろう。

あと、運用コスト低減のために広告を入れろって意見もあるが、Web体験広告がどのように破壊しているか現在進行形体験しているはずの人達からこういう意見が出てくるのは面白いな。

Web蔓延するクソ広告みたいに、時刻表を覆い隠したりクソみたいなエロ広告まみれになっても我慢するんだろうか?

我慢できる人もいるだろうが、我慢できない人もそれなりにいるだろうな。

ゴミ箱の件もそうだけと、「人口減少が社会にどのようなデメリットをもたらすか」というのがいよいよ目に見える形で出てきたということなんだと思う。

この国ではこれから先短くとも半世紀、恐らく1世紀ぐらいは人口減少が続くので、いろんなコスト右肩上がりで上昇していく。

コストプッシュでの値上げが真っ当な賃上げには繋がらないのは現在進行形で皆が体験しているとおりだ。

増えていくコストをどう賄うのか、コストの見合わない田舎を切り捨てたときにどんな問題が起こるのか、わからないことだらけだ。

ホントに大変な時代に生きてるよね。

炎上してるLO作家は正しさなんてクソくらえと思っているんじゃないか

だって最初から正しくない存在として生まれたんだから、「生まれたままで正しく居られるお前らに何言われようと響かねーよ」って思ってる気がする。

世間がギャーギャー騒いでる某広告不適切かどうかなんて問題とは関係なく「広告幼女2人がエロく見えた俺はここに居る」って言ってるだけなんじゃないかなと思う。「エロく見えるのは異常者?知るか、俺にはエロく見えたんだよ」みたいな、

ひょっとしたら描いたのがオリキャラだとわかるパロだったらここまで炎上はしなかったかもな。実在モデル2人をそのまま二次元化して描いてるようにも見えなくはないんで、「実害の有無」という一線を超えている疑いをかけられることとなった。

個人的にはLO編集部が大変そうだなという感想だけ持ってる。

anond:20240219114351

広告費掛ければ絶対に元取れるって言ってた

悔しい

一般社会オタク

新潟在住なんだが、オラが県のCM広告には結構オタク絵、萌え絵が使われている。

全国的にどうだかはわからんが、これを見ると少なくともオラが県ではオタク絵が社会的一般化したと思える。

リベラル界隈からの苦情なんかも無さそうだから、そういう物として皆捉えているんだろうと思うんが、

実際全国的に見た場合、どうなんだろうか?という疑問がある。

新潟アニメまんがに力を入れている部分も多くて専門学校なんかもあるからなんだろうか?

それとも全国的地方広告オタク絵が多くなっているんだろうか?

京王百貨店デジタルサイネージ

せいせきSC、以前はエレベーター横にフロアガイド(何階に何のお店があるかの一覧図)が掲示されてたんだけど、最近これがデジタルサイネージ方式に変わった。いつ変わったかは知らない。だいぶ前かもしれない。

デジタル式じたいは別にいい。印刷フロアガイドと見やすさはそう変わらないし、テナントの入れ替えなども即反映できて、きっと便利なのだろう。

問題は、こいつがスライドショーになっていて、10秒間隔くらいで広告が表示されるのだ。

フロアガイド広告1→広告2→フロアガイドみたいなローテーションになっていて、「あのお店はどこかな...」とフロアガイドを調べているうちに広告が表示されてしまう。引き続きフロアガイドを調べるにはローテーションが一巡してフロアガイドが再表示されるのを待たなければいけない。目的情報が見つかるまで何周も同じ広告につきあわなければいけない。

糞が。と思ってしまった。

広告イネージとフロアガイド別にしてくれ。

anond:20240219092152

どちらかというと駅の電光掲示板上下2列のタイプで次の次の電車が知りたいのに永遠に誰も見てない広告流すの辞めてくれって思う

ワイの周りのクィアフェミの人たちはここ最近おっさんずラブ」とか「不適切にもほどがある!」とか批判していて、ワイもそれ見て「はぇ~、酷い話もあるもんやな」くらいに思ってたんだけど、その辺とか全く言及してなかった層がいきなりエロ漫画家が描いた非エロ画像に噛み付いてて、しか批判理由パロディ元の広告以上の盛り上がりっぷりで、なんというか本当に「オタク叩き」にしか興味が無い層が存在するんだなと可視化されて辛い。

anond:20240218211611

元増田(anond:20240218123104)はバズり師として金稼いでるわけじゃないので、本気で書いてるかどうかが気になっているやで

本気で書いてるならアスペよなぁ

  

でも元増田に限らず、本気で言う人もゼロじゃないから、そろそろ、女性アピールは性表現、つまり性的であると明確にすべきなんでしょうね

女性女性であると性表現して何が悪い?って言ったら、別に何も悪くはないんですけど、アスペ衝動制御が困難な人に対しては配慮のないあり方だよね

ガチアスペには『イケメン女友達に私の性的魅力を見せてんだよ!ブ男や友達でもなんでもねーヤツは見るな!ぶっ殺すぞ』が理解出来ないからね

 

あと、いつでもどこでも性表現をするのはやめましょう、性の役割ロールに縛られるのはやめましょうと、社会全体がジェンダーレス・ノンバイナリーに寄っていってるしね

 

とりあえず、H&M の広告不適切であったかどうかについては社会合意が得られていないけど、

(ジェンダーレス・ノンバイナリーで行きましょうで完全に社会合意が取れた認識はまだない)

 

H&Mの広告は、自身性的魅力を気にする主体として女児を描く、子ども性的対象とする広範な文化にNO!!!!って感じで燃えてるやで

女児であろうと女性アピール(思わせぶりなポーズとか露出)は性表現なんだね

 

もし元増田にとってこれがわかりにくければ、三重交通女性キャラとかわかりやすいんじゃないですかね

別にいつもの痴女ロリでもない、パンツルックノーマル女性キャラが、お約束記号ポージングとっただけで燃え

(まぁあれはアスペや表自がマイナス事例を積み上げた結果、アニメ絵自体拒否反応が出た事例とも言えなくはないが)

 

男児水着も変わって上半身露出しなくなったし、ジェンダーレス・ノンバイナリー前提で物事を考えるといいんじゃないでしょうか?

 

あと、モデル芸術からセーフとかしないで、モデル女性ポージングも段階的に無くしていくか、性表現をしていると明示すべきですね

色んな特性を持った人のために

2024-02-18

anond:20240208215941

私も胸の大きさが強調されるのはいかがなものかと思っている男性なのだが、それはそれとして、この増田が実は女性だというのは下記記事の説を支持する。

そして女性なのに男性だと偽って発信して説得力を持たせようとしたのはズルいやり方だと思うし、そのくせ全然尻尾を隠せていないのは愚かだと思う。

女性オタクの棲む暗い池について|さいたま

男性がある物を批判をする時はその「ある物」を主語として瑕疵不具合を述べ立てますが、女性が何か批判する時は「自分気持ち」を主語として被害の発生を申し立てるのです。

この「キャライタコのように乗り移り、自分あくまキャラ代弁者庇護者として作者への不満や批判を述べる」という語り方は、極めて文化的所作女性オタクの奇習なんですよね。

もし私なら以下のようなことを書いているだろう。


男性が書くような理由というのはこのようにあっさりしている。確かに「押しつけがましさを感じる」とか、「目障りに感じる」というのは主観的感情も含んでいるが、ちゃん感情理由をつけている。

あと「悪いけど」とか「ごめんなさい」みたいな無駄枕詞エクスキューズ書き言葉では使いたがらない。言っても無駄からだ。特にこのような何かを論評するような文章においてはノイズとなる表現は排してなるべく簡潔に書こうとする。

「オエッてなる」みたいな大げさでそのくせ大した説明がない主観的表現や、勝手キャラの心情を代弁してしまイタコ表現は使わない。男性ならそういった表現何となく気持ち悪さを感じるからだ。

前者は、強い表現、大げさな表現を使えば絶対共感してくれて、共感さえさせれば絶対分かってくれる環境にいる人間の発想である

男性はもともと共感能力に乏しいうえ、発達段階で何かしらの自分のことをわかってもらえない、寄り添ってもらえないという絶望を何度か経験するものなので共感してもらうことに対する諦観があり、何かを訴えかけるときには共感とは別のアプローチをとるものである

そして実際のところ、嫌なことの是正を訴える文章では共感ゼロ人間にもわかってもらえるように書くべきなのだ

そして後者イタコ表現については男性は使うと罪悪感を感じるから使おうとしない。勝手に人の気持ち推定・代弁することは失礼にあたる・おこがましいと感じるのと、基本的他人気持ちはわからないという地平に立ったうえで話をするのがフェアだと考えるからだ。

anond:20240218123432

バカネットニュースかどうかわからんけど

オーストラリアでH&Mの広告がでる半年くらいまえに1500人くらい幼女を性虐待した男性保育士がつかまったため、

保育園小学校低学年になる娘にどうやったら魔手を逃れられるか頭を絞ってる保護者(実質の購入者)の存在も大きいだろうな

ルッキズムだけではないが元増田のA’(性犯罪者が野放し状況での「女の子らしい」衣装)にしろ

CDしろ

要素は満たしたんじゃないの

H&Mの炎上に飛び込んだLO漫画家は本当に馬鹿だと思う

https://twitter.com/3goutotugekihou/status/1758623928388661444?t=Dk1pmyHG6gIfOOh9LdEpzg&s=19

H&M炎上で騒いでるオタクは、まずこの炎上オーストラリアで起こった事や、キャッチコピー批判が集まった事を理解していないのではないか

オーストラリア日本より遙かに子供性的対象にする事に厳しい、スマホ児童ポルノを入れて入国しようとした邦人男性空港逮捕され禁錮1年4月の実刑判決で豚箱にぶち込まれたこともある。

イラストの力は強い、児童性的客体化に繋がると批判された広告児童モデルに、日本児童ポルノ雑誌で描いている漫画家エロイラストを描いたと言うのが流れたら批判が起こるのは間違いない。

海外から日本児童ポルノ批判が起きかねない。

冷笑しただけ、釣られた、どこがエロいんですか、コミックLOに詳しいんですねと笑ってるロリコンオタク共は馬鹿じゃなかろうか。

日本児童ポルノが潰れるとしたら外圧が一番有力なルートだろうに自ら招き入れてる事すら解らないんだから

女児性的対象化につながる」H&Mの広告批判殺到→削除し謝罪 消費者広告とどう向き合うべき?識者に聞いた

https://maidonanews.jp/article/15133686

悲報ペドさん、 やっぱりH&M広告性的にみていた

https://twitter.com/mipoko611/status/1758318649830670421

女児性的対象化につながる」H&Mの広告批判殺到

〈「自身性的魅力を気にする主体」として女児を描くことが、現実社会における性差別児童虐待との関係でどのように見えるのかが問われている。〉

https://twitter.com/amaterasu_solar/status/1758848368955228267

少女性的に好む人がイラストにしてる。

これが、H&Mの広告がなぜ問題視されて、謝罪・取り下げになったのかの答え。

小児性愛者の方が、わざわざあのような広告児童性的に見ていることを証明した

最近スマホでよく見る勝手動画が全面再生される広告

クソうざい一方

過去の誤クリック狙い広告に比べると閉じ方が明確でストレスが少ない

両価性がある

anond:20240218152738

Chromeしか動かないというのがデメリットすぎるんだよなぁ。

広告ブロック拡張機能がもうすぐ弱体化するのに他ブラウザ使えないとかありえんし。

Googleサイレント値上げしてるんじゃね?という件について

Googleリスティング広告を出してるのだけど、自社名リスティングの平均クリック単価が40円→200円と、去年の同時期に比べて5倍に上がっていた。

担当者によると、それぐらい出さないと、表示されないから。とのこと。そのせいもあり平均コンバージョン単価も倍近くに上がってきている。

狭い業界なので、同業他社同士では、お互いの社名リスティングには入札しない、暗黙のルールができており、自社名だと、他社が表示されない状況になっている。(誤って表示されると、止めてほしいという依頼が来る。)

なので、競争入札がほぼ起きない状況なのだが、昔と同じ低単価では、落札されずに、社名リスティングが表示されない状況となっている。現状では、社名検索しても、リスティング広告は一つも出てこない。

となると、Google広告単価の制約で足切りされてる状況なのでは?という仮説が成り立ってしまう。

市場で入札と言いつつ、告知せずに値上げするGoogleEvilじゃね?まだシュリンクフレーションの方が気付ける分だけ、マシなぐらい。

もちろん、談合している業界にも議論余地はありだが、社名リスティングはやめる方針検討する方向になるかも。

博識なはてなーの方で、知ってることあれば、教えてもらいたいです。

H&Мの広告コミックLOのペド漫画家イラストを書いた

少女二人を性的挑発しているメスガキ顔にして、太ももまでスカートまくり上げている絵だ。

現実の子モチーフにメスガキ化させるのはイエスロリータノータッチでは全く無いだろ。

その建前捨ててコミックLOがいつまでも許されると思うなよと思った。

インスタでメンズクリア広告が流れてくるんだけどこんなの引っかかるヤツおるん?

web広告が多い

去年くらいか広告がすげえ多くなった気がする

目が細い女は広告なっちゃいかんのか

日本では目がでかい女が受けるから橋本環奈とか使う

海外では目が細いアジア人神秘的美しさを感じるから目が細い女を使う

それでいかんのか

目が細い女を排斥しないとアジア人差別ってことになるのおかしくない

巨乳の女を排斥しろって言うのとなにが違うんだ?

目が細い女はモデル廃業するか整形しろってことだろ

それを美しいと感じて採用するとアジア人への差別になるとか意味不明だよ

性的衣装とは何か

性的目的で考案、作成された衣装(A)」又は「元は異なる目的のものであってもある状況下で性的目的に用いられるとのコンセンサス社会的に生じた衣装(A')」を指すと仮定する。

たとえば「穴あき下着」は前者A、「亀甲縛り」は後者A'の例だろう。そして、それらが批判対象とされるのは、

「それらが性的喚起力を高くもつとの合意が現に社会的に維持されている(B)」こと、そして「性的存在として眼差すことへの禁忌社会的存在する対象にそれらの衣装を着ける(C)」ような場合(つまりAorA'、かつB&Cの場合)と仮定する。この場合、結果として現れる表象それ自体公序良俗の取り締まり基準を満たしているか否か(D)とは、また別の問題として扱う必要がある(Dは、どんな文脈でも社会的提示するのは一発アウト、みたいな基準と考えられたい。生性器のドアップ写真、とか。ただこの場合も、「公序」の制限とかけはなれた特殊な状況、場所で許容されるのは言うまでもない。医学書とか。)。

以上を前提として、先日話題になった「オーストラリアのH&M広告炎上」の件と、昨日来話題の「咲バニーガール衣装」の件を合わせ論じたい。先に結論を述べれば、A~Cの基準が異なれば議論が噛み合わないのは当然であり、相手非常識扱いしてヒートアップするのではなく「相手との間で異なっているのは何か」を考える必要がある。相手が、いかなる表現100%許されると考えている人(つまりDなどないよ派)でない限りは、見解が異なるだけで、対話余地はあるはずだからである。ではまず、オーストラリアH&Mの件を整理しよう。

オーストラリアのH&Mが子供向けに「新学期ファッション」をテーマとした広告を打った。広告は、通学バス社会を想起させる色合い・デザインの背景に、かわいい通学服を着た女児2名がちょっと生意気そうな雰囲気で振り返り、「この子らを新学期ファッションに振り向かせよう」みたいな煽り文句がついていた。これが炎上謝罪撤回に追い込まれた件である

まず、この広告がDに違反していないことは言うまでもなく、それでも炎上したことに対して、いろいろと文句をつける人がいた。多くの人は「こんな程度でいちいち文句をつけるなんてちょっとヒステリックでは…」みたいな反応であり、個人的にそう感じる気持ちもよく分かるのだが、でもちょっと待ってほしい。女児制服ファッションとして扱うのは、このキャンペーンがまさに狙っていることであり、ファッション一種性的喚起力だととらえるなら、この広告は「生意気そうなモデルの表情」「かわいい制服」といった文脈で、Bを印象付けたわけであり、その結果、制服がもともともつA'の文脈制服に対して性的視線を向けるという界隈の文脈)を喚起した結果、Cに抵触する(保護されるべき女児制服を着せあざとい表情をさせて晒し上げる)という批判を生んだという風に考えることができる。このことは、A'に陥りがちな服装ファッショナブルな(あるいは扇情的な)存在として扱うときには常に注意すべき危険であり、BからA'→C違反、という道筋がすぐ描かれてしまうことに、広告関係者は神経を尖らせる必要があるだろう。その意味でこれは、「月曜日のたわわ」の一件との連続性が高い問題だった。あれも、Dには全く違反しておらず、おそらく制服でなければ問題化もしなかった広告が、一言の少しだけ扇情的キャッチコピーを添えられただけで炎上したが、これはもともと危うい位置にある存在で更に一歩危うい方向へと歩を進めることで起きたトラブルなのだと考えるのが適切である

ただし、表現とは常に時代の尖端で社会常識と切り結ぶのが仕事であり、そういう突破力を否定し切るのもいかがかと思う。社会的に(まだ)アウトですよ、と指摘するのはいいが、相手悪魔化したり、あまつさえ、様々な社会問題の根源や責任がそこにあるかのように攻撃したりするのは、慎むべきだ。社会の様々な問題は、多くの場合間違いなく社会のものの中に有り、そちらをまず片づけるべきであるゴミの多い都会を描いた漫画があるとすれば、取り組むべきは都会のゴミをまず片付けることであって、漫画の取り締まりではない。

次に、「咲にバニースーツ着せた姿の広告炎上」した件。これに対して「高校生バニーガールなどという性的衣装を着せた絵が広告として駅頭に出るとは、常識外れもはなはだしい」という指摘が出た件である一見すると、上のオーストラリアの件以上にひどい案件に聞こえ、即取り締まられてもおかしくないように感じられることだろう。この場合、それが一般的公序良俗違反(D)の案件である必要はない。たとえば、制服の上から亀甲縛りをした少女を描いた広告にOKが出るか、と考えてみればすぐ分かる話だ。Dに違反していなくても、これはA'かつBかつCで明白にアウトである。では、「咲+バニースーツ」はどうなのか?

バニースーツがAであることは誰も否定はしない。従って、論点は、B「それが性的喚起力の高い服装であるとの社会的合意があるか」、また、高校生が「性的存在として眼差すことへの禁忌社会的存在する」ことは前提とした上で、これらの少女が「高校生である」ことが明示されているか、の2点ということになる。

C 「咲」に登場する少女高校生であることは明示されているか? これについては、残念ながらこの広告に関する限り、疑わしいとしか言えない。批判者は咲が麻雀部に所属する高校生であるとの知識をもって批判しているが、咲はそこまで社会的認知度が高い漫画ではない。アニメ化されたとはいえ視聴率は1%に届かない程度、DVD売り上げでも、1期7758枚、2期4939枚、3期4565枚…。(※)アニメファンには実写化映画化……とされた人気作のイメージがあるかもしれないが、社会現象になった数々の作品に比べれば売り上げが一桁少ない。加えて作品ジャンルが「麻雀」という、一般的にいって高校生とは結び付けづらいものだ。この広告を見た多くの人が「高校生バニースーツ」という風に見る、と主張するのは難しい。ただし、一定年齢層以上の人で、アニメ画は全て少女ロリ)にしか見えない、という意見をお持ちの方がいることも、一応認識はしている。

(※DVD売り上げはhttps://nizilove.com/category/number-of-anime-sales/page/2/の値。)

B それが性的喚起力の高い服装であるとの社会的合意があるか? おそらく批判者が一番「何を言ってるんだ?!」と思うポイントであり、今回一番議論が噛み合っていないところだと思うが、Aのような服装時代を下るにつれてBの意味合いを失っていくことは、歴史的にはよくあることである。たとえば、髪型一つとっても、「結わない髪は淫らである」といった固定観念が、遊女などの流行を取り入れつつ徐々に変遷し(※)、現代の人は単に「かわいい」という感覚で振り乱した髪の毛を奔放になびかせているのはご存じのとおりだ。「そんな髪型は昔は遊女流行らせたもので…」と説教をして、いま、一体誰が首肯するだろう? 時代が下ればある衣装が「もともともっていた意味合い」が薄れていっても、何も不思議はない。つまり、たとえAであったとしても、時代によってBではなくなるということは別に不思議ではないのだ。

(※たとえば参考:「『女髪結』考」https://kansai-u.repo.nii.ac.jp/record/21365/files/KU-1100-19940930-01.pdf

では、バニー衣装はどうなのか、といえば、これはまさに時代が変化しつつある過程なのではないかと思われる。自分は決して専門の立場ではないが、そもそも夜の店の主流がキャバレーキャバクラ等へと変遷していく過程で、「性的接待衣装としてのバニーガール姿」というのはもはや古典的イコンとなり、現役の「風俗衣装」としての意味合いをかなり失いつつあるのではないか。たとえば「社長さん」御用達で半世紀以上の歴史を誇る「エスカイヤクラブ」では、支援の声を受けて「ワンランク上のおもてなし」としてバニーガールによる接待をうたっている(https://www.esquire-club.co.jp/general/about01/)が、これなど、バニーガール姿がほとんと「祇園芸妓」的な存在と化しつつあることの表れではないだろうか? そもそもの出発点においてからが極めてトレードマークコスプレ的な衣装であったバニーガール衣装が、現代においてコスプレ的ではなく生き延びている事例というのがどれほどあるだろう。

そのような時代の変化の過程において、「バニースーツ性的!」という批判と「ただのコスプレじゃん?」という意見が、まさにBをめぐる議論として立ち現れてくるのならば理解ができるし、それははっきり言えば単なる「時代感覚の差」の問題に過ぎないと思われるのだ。たとえば、高校生文化祭メイド服を着る、あるいは、小・中学生習い事ポールダンスを学ぶ……ある年代以上の人からすると、目が点になるのか三角になるのか知らないが、そんな事例であろう。だがそれらは、時代の変化の中で起こるべくして起こる変化の一様態しかない。

まり、これらは決して表現の自由だとか差別かいった問題ではなく、単なる「年寄り若者時代感覚の違い」に起因する問題だと認識した方がいいと思う。ならば、相互批判しあう人たちも、この問題からいずれも学ぶことがあるはずなのだ。こういった問題で、敵味方を作ってがあがあがなりたてるのはよろしくない。何よりも必要なのは、分断ではなく対話理解であるはずなのだから

アメックス広告がやたら出てくる

マイルについて調べてた時期があって、そのせいかアメックスカード広告がやたらと出てくるようになった

入会後三ヶ月以内に150万円利用で10マイルプレゼント! って書いてあるけどお金のない自分にとって「それって何買うの・・・?」って思ってしまった。

お金ってあるところにはあるんでしょうね

2024-02-17

今後3年以内に起こることは「ミニコミ媒体の復活」なのではないか

①生成AIの影響で真偽が判断つかない情報や、無意味・無内容な情報が、加速度的にSNSなどに溢れかえる

➁もはや、オープンSNSインターネットはスカム情報で溢れかえりナンセンスで役に立たないものになる

オンライン/オフラインわずニッチフェイス2フェイスコミュニケーション流行

ニッチコミュニティを横断するミニコミ媒体需要が復活する

意味のある情報」が人の手に戻ってくる時代と考えると、インターネットがより身近になる、人間中心的テクノロジーになる契機なのかもしれないよね。もはや、「ただの情報」がスカム化して意味をなさなくなり、「人とのつながり」みたいなコンテクスト重要になる。

この話はなにも生成AI話題に出すまでもなく、そもそもインターネット広告モデルの持つ情報流通脆弱性の話なんだけどね。

まりインターネットはすべてをフリーにした。そういったアナーキー価値観草の根的に生まれ世界だった(cf.自由ソフトウェア運動)。だけど、それじゃビジネスは成り立たない。

そこで、インターネットがたどってきた道はこうだ。

アナーキストたちは採算度外視で(そもそもそういう商業主義否定するんだからそりゃそうだ)市場を壊していく。「無料アクセスできる」情報には誰も金を払いながらない。だって、値段をつけて売られてるものが、ネットならタダではいから

そのため、商業主義者たちは考えた。「つまりエンドユーザーには無料で届けなければ太刀打ちできない。なら、エンドユーザー商品にして、toBエンドユーザーを売ればいいんだ」。これが今日まで続く、インターネットで主流の「広告モデル」によるコンテンツ生産だ。

しかし、インターネットの「広告モデル」は、これまでのメディアのそれと大きく異なる。なぜならば、トラフィックのすべてが事細かに分析対象となり、しかもそれがリアルタイムで見えてしまうから。つまりウェブコンテンツは「この特定ページのこの部分にこのくらいの時間滞留する。だから、ここに広告を置けば見えやすい」ということが分かってしまう。

これは大問題だ。クリエイティブっていうのは、コミュニケーションっていうのはそういうもんじゃない。数字言葉に現れない絶妙な采配。そこにしかクリエイティブは宿らない。なのに、それが許されなくなってしまった。

そうなるともう、アテンション・エコノミー問題につながる。さらに注目を、さらに注目を、そんなことをしているうちに「何に注目したらいいか」をゆっくりと捉える時間がなくなり、「安易な刺激」に逃げるようになる。

タイパ」という言葉最近話題らしいが、あんものは嘘っぱちだ。「安易な刺激」のイテレーション周期をいくら速めたところで、そこに「意味」はない。TikTokを2時間見る時間があれば、映画館に行ったり、コンサートに行ったりして、「意味のある体験」をしたほうがよっぽどパフォーマンスはいいはずだ。

そして、「タイパ」という言葉流行さらに「生成AIによる情報のスカム化」は、いわばこの「無意味な加速」の極限であり、ピー状態である。つまり、このバブルはあっという間に弾ける。徐々にその加速が無意味であることに気が付き始める。(cf.寝そべり族、Doomer、だめライフ

からこれからは、「ミニコミ時代」だ。自分たち時間を大切に、自分たち価値を大切に、自分たちいのちの使い方を大切に決められるオルタナティブライフが求められる。そうした血の通ったネットワークが求められる。そこに必要なのは、内部の結束と、外部への発信としての「ミニコミ」なんだとおもう。

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