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はてなキーワード: 囲碁とは

2023-03-23

anond:20230322132647

このブコメ見て、サッカー野球って囲碁麻雀みたいだなって思った。

ルールサッカーのほうがシンプルだけど、じゃあサッカーのほうが見ててわかりやすいかっていうとそうでもないんでね。

そうだよね。サッカーめっちゃシンプルルールだけど、戦術とかが複雑で戦況が常に動いてて何もわからん。なんかよくわからんボールのやり取りやってんなと思ったらそっから一気に突破して点入るとか、戦術わからんからは何が起きてんのかさっぱり。一方野球ルールめっちゃ複雑だけど、一度ルール把握すれば今どんな状況なのか数字で教えてくれる。へー今6回裏で3点差でツーアウト満塁なんだ。これだけでだいたい状況がわかる。親切。

囲碁麻雀も同じ。囲碁は呆れるほどシンプル白と黒を互いに点に打ち合うだけ。基本ルールはどんなバカでも1分で覚えられる。なのに盤面がまったくわからん。どっちが有利なんだこれ。どっちがどっちを包囲しようとしてんのかさっぱり読めん。それに比べて麻雀ルールがクソややこしい。覚えるべきことがあまりにも多すぎる。でも一度覚えればあとはめっちゃわかりやすい。数字と模様を規則性に沿って組み合わせるだけで手ができる。囲碁で数ターンの間ボーッとしてたら敗北必至だけど、麻雀なら数ターンくらい脳死で打っても何とかなっちゃうよな。複雑な戦術理解できなくとも10までの数が数えられればそれなりに打てる、それが麻雀

もちろん、きちんと理解したり上達しようと思ったら、野球麻雀もどっちも深い勉強必要なんだろう。でも、一度ルールを頭に入れさえすればボーッとしててもそれなりにわかるというのは、なんか、庶民の娯楽として強いなと思うのだ。ルールが単純で世界に普及しやすいのとどっちが良いかと言われると困るけれど。囲碁サッカーも最悪ボディランゲージルール説明できちゃいそうですごいよな。でも疲れた頭で見たり打ったりする気力はねえんだわ。すまんな。

2023-03-22

大谷翔平物語野球星人襲来編なんて妄想広げてないで現実的に考えろ

藤井聡太大谷翔平将棋ベースボール部を作って

囲碁サッカー部に殴り込む展開の方が現実的だろ

いかげんにしろ

anond:20230322135107

サッカーって過去にどれだけすごくても現在メンバーのほうが強いって結論だし、ペレマラドーナ現代サッカーを学ばないと雑魚らしいよ。(囲碁Sai的な感覚?)

野球は違うの?

anond:20230322095720

将棋(や囲碁チェス)は二人零和有限確定完全情報ゲームであり、相手に勝つという明確なゴールがあるからAI同士の対戦からでも学んで強くなれる。

しかし絵については、絵柄は千差万別で正解が無い。

違う絵柄には違う魅力があり、惹かれる人もまた違う。

AIオリジナリティのある個性的かつ魅力的な新しい絵柄を創造できたら確かにすごいんだけど、まだそこには至ってない気がする。

そのうち至るのかもしれないけど。

2023-03-15

anond:20230315163559

上司現場の声に耳を傾け、慌てて対応することを決めた。

上司「わかった、すぐに対応する。開発者の方々は継続して作業してくれ。」

上司はすぐにプロジェクトの進捗状況を確認し、納期を繰り上げるために必要手続きを行った。また、開発者たちの負荷を軽減するために、他のチームから人員を補充することも決定した。

上司開発者の皆さん、この先も頑張ってください。私たち必要サポート提供します。」

現場ありがとうございます。一緒に頑張りましょう!」

上司現場の声に応え、迅速かつ適切な対応を行ったことで、チーム全体の士気を上げ、プロジェクト成功に向けて前進することができた。

 

AIに続きを考えてもらったぞ。

囲碁と同じでこの展開をなぞるんだ。

2023-03-14

チェコ日本スポーツと聞けば思い出すこと

WBC効果チェコが人気らしい。

チェコ日本スポーツと聞くと、きわめて個人的ではあるが思い出すエピソードがある。

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もう何年も前の話になるが、勤務先にチェコ大学院生のK君がインターンシップで来たことがあった。

留学している訳ではないので、日本滞在期間は短いインターンの期間中だけ。

K君は囲碁趣味だと言うので、実家にあった碁盤を会社に持って行って昼休みに対局してみた。

簡単に負かされた。私は級位者だが彼は初段くらいはありそうだった。囲碁が普及していない欧州ではおそらくは相当な強豪だろうと思った。

「いつもネット対局しかしないので、本物の碁石と碁盤を使うのは初めてです」とK君は言っていた。

(当時は囲碁AIはまだまともに使えるレベルではなかった)

そんなK君が貴重な週末を使って、一人で新幹線に乗り長野旅行するという。

週明けに会社でK君に会ったときに聞いてみた。

長野のどこに行ったの? 善光寺?」「違います

「じゃあ地獄谷?」「違います

「えっじゃあどこ?」「エムウェーブです」

「えっえっえっエムウェーブ!!!!????」

エムウェーブを知っている日本人がどれだけいるだろうか。

名前を聞いたことがあっても、その場所スケート場だとは知っていても、実際に行ったことがある人は少ないだろう。

私も一度だけ、たまたま建物の前を通ったことがあるだけだ。

わずどもってしまったが、K君は学究肌でインドアタイプ好青年。とてもスケートを好んでやるような人物には見えない。

長野駅に降り立ったK君は、外国人観光客が必ず行くであろう有名スポットはガン無視してエムウェーブ建物の前まで直行し、そこで撮った自撮り写真本国友達に送った。

すると彼らから

「SUGEEEEEEEEEE!!!!!!!!!!」

という称賛の声が大量に返ってきたという。

そしてK君は、エムウェーブ以外のどこにも寄らずにまた新幹線に乗って、滞在している宿泊施設まで帰った。

この話をしたときのK君が、とても嬉しそうだったのが今でも印象に残っている。

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以下はK君によるエムウェーブについての説明と、後日私が調べた結果から事実関係再構成したものである

1998年長野五輪は、チェコにとって分離独立してから2回目のオリンピックだった。

チェコアイスホッケー代表が、この長野市内にあるエムウェーブで戦ったのだ。(追記あり)

当時のアイスホッケーの強豪国はNHL選手を多く抱える米国カナダそれからロシアの3国。

チェコは優勝候補とは見られていなかった。

ところが予選を勝ち抜いたチェコ代表決勝トーナメントでも快進撃を続け、準々決勝で米国準決勝カナダと難敵を次々と倒していく。

そして決勝で当たったのが、チェコにとって何かと因縁のあるロシアである

因縁理由は長くなるのでここでは説明しないが、気になる人は例えば「プラハの春」でぐぐってみるといい。

本国では国を挙げての大騒ぎとなった。

長野五輪では、アイスホッケー決勝戦北米への中継を想定して試合時間が決められた。欧州では早朝だ。

急遽、首都プラハ市民広場に大スクリーンが用意された。2月寒い日だったが、夜明け前から何万人もの市民が集まってきた。ちなみにプラハ人口は120万人。

大声援の中、決勝戦試合開始。

チェコが優勢だ。貴重な先制点を挙げた。

1万km離れた市民広場で大歓声が上がる。

ロシア必死に反撃するが1点を決められない。

1-0のまま第3ピリオドが終了した。

チェコにとって史上初の冬季五輪金メダルだ。

市民広場歓喜の嵐となった。

当時の現地報道映像をここで観ることができる。

https://www.youtube.com/watch?v=YtbtqMHe7to

この一戦はチェコでは語り草となった。

プラハ市内に「Nagano 1998」という名前スポーツバーが開店したくらいだ。

この店はその後も長らく営業を続けていたが、残念ながらコロナ禍で閉店してしまったようだ。

ここまでの話は、私もK君に聞かされるまで全く知らなかった。

長野五輪チェコが優勝したのは当時のNHKダイジェスト番組で見たような記憶がかすかにあるが、その後完全に忘却していた。

チェコTV局が野球中継をするのは今回のWBCが初めてだそうだが、Nagano 1998がもしま営業していれば観に来る客も多かったのではないだろうか。

日本でこのエピソードをご存じの方が一体どれだけいるだろうか。

追記: アイスホッケーの会場はエムウェーブではなくビッグハットだったらしい。K君は確かにエムウェーブと言っていたが、それが事実かどうかまでは調べてなかった。彼が会場を間違えたのか、会場の名前を間違えたのかは今となってはわからない。間違いを指摘できない日本人も含めて笑ってくれ。

2023-03-13

囲碁日記

やった、勝った

 

[黒] COSUMI(レベル2) [白] You [コミ] 6目半 [結果] 白17目半勝ち

https://www.cosumi.net/replay/?b=COSUMI&w=You&k=6.5&r=w17.5&bs=13&l=2&gr=jcjjkfdkcjdjcgdcfccedbcbckclhkikddcdiihjggebecdagjgklhljfbgiigegbieebldlhbgefdfeiehfjhhgjikjijhlhifjdfdehegfbkdgbggdjehcibbfcfbedhehdieimiedgbmjhhghafaeaglimhifjficfaidcmjdkddmbmefeadbkcgckihdtttt&ds=gg

 

先日のアドバイスを受け、以下の3点を特に意識

・打ちすぎない

・序盤反応する

・陣地の根拠を気にする

 

COSUMIはこのレベルだと33に入って来ないのでぬるい自覚はある

隅の死活も勉強するぞ💪

2023-03-06

囲碁おもしれー

安定して勝てるようになった

cosumi13路盤 レベル1

2023-02-27

anond:20230227182051

数十年前、友達や親戚が集まったとき記憶によると……

囲碁

碁石を見るとオセロをやりたくなった。

学校や家にあるのは19路盤で9路盤・13路盤がなかったので、1局の時間が長く人気がなかった。

置き碁ハンディがどのくらいかわかりにくかった。

将棋

駒と盤があれば将棋倒し、将棋崩しの遊びができるので誘いやすい。

回り将棋をやると駒の強さがなんとなくわかる。

はさみ将棋で駒の裏の概念が分かる。

駒落ちハンディがわかりやすいかった。

という理由将棋のほうが人気があり、結果的に「将棋のほうがわかりやすい」人が多かったような?

五目並べから囲碁に移行するのがクソ難しい

五目並べを覚えて、次にやるのが囲碁っていうのがおかしいんだよ

小学生中学飛ばし高校入学するみたいな感じ

飛び級なんだよな

五目並べならできます!」という層を取り込めてないんだよな、もったいない

五目並べ囲碁の間に、ちょうどいいゲームがあればスッと囲碁に進めると思うんだが

anond:20230227182051

囲碁はどの石の価値が高いのかわかりにくいし、どれだけ勝ってるのかもわかりにくい。

それに比べて将棋飛車や角みたいな大駒取られたら不利ってわかるからわかりやすい。

囲碁の有利がわかりやすいってのは囲碁の出来る人の意見初心者意見ではないと思う。

将棋囲碁も両方わかりにくいけど将棋のほうがましって感じ。

囲碁将棋比較について

はてな囲碁話題が出ると一定数「将棋のほうがわかりやすい」というコメントがあるんだけど、囲碁将棋両方やってた自分にはその感覚が全く理解できなくて、そろそろそれが無視できなくなってきたので一回ぶちまけたい。

将棋の方がわかりやすい」派の皆様におかれましては、もしも可能であれば、時間的精神リソースの許す範囲内で以下の論点反論いただきたい。

観戦の容易さについて

囲碁場合、黒の石が多くある場所は大方の場合、黒が優勢とみていい地点である

基本的に陣取りゲームで、囲った場所勝利点となるので、ルールを知らなくとも見た目にたいへんわかりやすいのではないか

一方将棋について、「王様に迫っている方が攻めているんだなとすぐわかる」という意見を見たことがある。

これは残念ながら頷けない。中級者以上同士の競り合いであれば、中終盤は大抵、お互いがお互いの王を攻めている。特に将棋の上手い人は「手数を計算して相手の攻めより一手早く攻めを間に合わせる」みたいなのが基本なので、そういう叩き合いの状態になると今どちらが攻めているか、どちらが優勢かといった局面を読み切るのは経験がない人には難しい。名人戦とかの終盤の局面理解できない人の方が多いのではないだろうか?

それに対して囲碁タイトル戦であってもイラストのように局面を眺めることができ、何が起きているかはわからなくとも大まかな戦況は比較的わかりやすかったりする。

ルールシンプルさについて

囲碁ルールは少ない。互いに石を置く。囲ったら取れる。囲った場所が陣地。細かいのを除けばだいたいこれだけだ。

こういうと将棋の方が互いに一手動かすだけでシンプルだと言う人もいる。

しかし、それは駒の動きが頭に入っていればの話だ。将棋には駒が八種類あり、さらに成駒もある。それら駒の動きと成りの総体、そして初期配置も含めたものが、将棋ルールとなる。

囲碁に駒は一種しかない。石という一つのオブジェクトに全てのルールが込められている。これにより、将棋比較してルール総体が極めてシンプルとなっている。

例外処理の少なさについて

囲碁例外処理が多いという意見も見たが、そうだろうか?

上に述べた「だいたいのルールから逸脱する処理は、取られる石は置けない(着手禁止点)、千日手、コウ、セキ、それに敢えてコミ(先手ハンデの6.5点)を入れても5つくらいだろう。

対して将棋では、動けない駒の禁止千日手二歩打ち歩詰め入玉計算ステイルメイトが挙げられる。まあステイルメイトはさすがに抜きにしても、例外処理の数としては同じになるし、中身も将棋のほうがいかにも例外処理チックという感じがする(個人的見解)。

覚えることの少なさについて

囲碁にも将棋にも定石(定跡)というものがあるが、囲碁のそれは将棋に比べて覚えるべき数は少なく、手順も長くないものが多い。

対して将棋は、矢倉に相掛かりに角換わり、四間飛車三間飛車中飛車、それぞれの中でも速攻だの持久戦だの腰掛け銀だの藤井システムだの丸山ワクチンだの無数の定跡があり、自分が型を絞って戦ったとしても相手の振る舞いでそれぞれ違う定跡に分岐せねばならない。

手筋とかは、囲碁しろ将棋しろちゃんと覚えないといけないが、こと序盤においてはそういう意味囲碁のほうが遥かに覚えることは少なく、シンプルであると思う。

できれば答えてほしいこと

将棋のほうがわかりやすいとする意見を読んで思うのは、将棋のほうは駒の動きや全体の流れなどある程度知っている人間囲碁のほうはルールや全体の流れも含めて全く知らない人間を前提に、意見を組み立てているのではないか?ということ。

それであれば将棋に軍配があがって当然なのだが。

自分囲碁将棋も全く知らなかった小学生の頃、初めてその二つにセットで出会って、将棋の方は駒の動きが覚えられず苦手だったが囲碁はすんなり入っていけた。

思うに将棋簡単という方は囲碁より先に将棋出会っているのでは?

無意識将棋に有利な前提条件を置いていないか留意のうえ再審理していただけると大変ありがたい。

囲碁は二種類のコンビニロゴで争いなさい

顧客を囲う戦いだ

2023-02-26

anond:20230226131901

自分の知ってる古今東西囲碁トラブルエピソード

・如仏の判決鎌倉時代

吐血の局(江戸時代

八百長語源となった出来事明治時代

本因坊秀哉と木谷實の封じ手事件昭和

瀬越憲作高橋重行万年コウ事件昭和

報知新聞が人気棋士を数名連れて棋正社を設立する事件昭和

・院社(日本棋院と棋正社)統一したのに関西棋院と分裂した事件昭和

原爆下の対局(昭和

ワイングラス殴打事件平成

柳時熏王立誠ダメ詰め事件平成

・王メイエンが2日制のタイトル戦でシチョウを読み違えて1日目で終了する事件平成

高尾紳路張栩が半目揺れる勝敗をどちらも読み違えていて終局後にどこかに石が落ちてないか探す事件平成

依田紀基フマキラー降板舌禍事件平成

令和

韓国天才少女AIカンニング事件

中国、楊鼎新が李軒豪にAI疑惑をかけて半年対局停止、「実は俺もそう思ってた」の柯潔は処分なし

・元タイトルホルダーの逮捕

anond:20230226213839

囲碁AI最初人間棋譜教師にしてたのがしなくなってさらに強くなってるし画像AIもそうなるやろなあという話

囲碁とは大講義である

男女対抗で一人ずつ座ってどう縄張りはるかというようなものである

今度こそ伝われ囲碁の楽しみ方

数ヶ月おきに定期的にやってくる(?)囲碁解説ブームがまた来ているようなので、例のごとく乗っかります

囲碁の話で、はてなの皆さんから出てくる疑問ってだいたい同じものに絞られるので、そのたびに私を含む色んな人がそれに対する回答を提出しているのですが、相変わらず同じ質問が頻出している様子。

どうも一か所にまとまっていないのが悪いのかなと思うので、何番煎じかわからないのですがまとめます

これからまた同じブームが来た際はどんどん引用してほしく思います

どうやったら終わるのかわからない

「どちらも次の手を打つ気が無くなったら終局」です。

これはネット碁ゲームなどでは「双方が連続パスをしたら終局」のようにルール化されることもありますが、基本的には双方の意思表示によって決まります

打つ気が無くなるとはどういうことかというと、「これ以上どこに手を入れても入れた側が点数を高められない、または、手を入れた側の損になる」という状況が、囲碁を終盤まで進めていると必ず来ます

そのタイミングを見極めて終局を提案したりパスをするのです。

このタイミングの見極めも初心者にとっては重要であり、もう膠着状態だと思ってパスをしたらまだ詰められる場所があって損をしたりします。

逆にここは覆せると思って手を入れてみたらその分損をしたり。終局も実力のうちです。

どうやったら勝つのかわからない

対局が上記の手順で終局し、その終局した時点で、自分の石が囲んでいる面積が広い方が勝ちです。

途中で相手の石をとった分はポイントに加算することができますしかし、多くの場合、この取った石の数は陣地の面積に比べて大した量でないことが多いです。

なので対局中はたくさん相手の石を取ることよりも、多くの陣地を囲うことを考えるべきです。

石を取るのは、それを取ることによってより多くの陣地がごっそり稼げてしまう時に、陣地に対する攻撃の一環としてやることです。

なんであっちこっち戦場が動くのかわからない

特にプロの対局だとそうなりますよね。でもこの「戦場の移り変わり」は囲碁原則を知っていればある意味当然の現象と言えます

その原則とは、「相手よりたくさん陣地を取った方が勝ち」というルールの根幹にあたる部分です。

囲碁はお互いの手数は常に交互で平等なので、相手と同じ一手で相手よりも価値の高い手を探さないといけません。

ですから、当然ながら「一手で最も陣地がとれる座標」に石を置く必要があります。この「最も陣地がとれる座標」が常に移り変わっているというだけですね。

直前に相手が石を置いた戦場は、その分だけ相手の力が高まっている場所なので、通常、そこに手を入れるよりももっと未開の地を自分のものにしたほうがより陣地を取れる可能性が高いです。

なので序盤は特に、お互いの目をつける戦場あっちこっちに移り変わることが多いというか、上記を踏まえれば当たり前と思えますよね。

中盤の戦いがちょっと混線してきた場合でも、「ここはもう戦いの中で価値が失われてきているので、ここを捨ておいて総取りされたとしても反対側の陣地を取った方が大きい」となれば当然にそちらに行きます

もちろん初心者にとってはこの見極めもうまくいかないことが多く、「総取りされても価値が低い」と思った場所がやはり価値が高かったりすることもあります。これも実力の出るところです。

石を取られる条件が分からない、どうしたら取られなくなるのか

「連結した自分の石の隣が全部相手の石に塞がれたら」です。

石を置くと、その上下左右に4本、線が出ていますよね。この線がいずれも相手の石に塞がれたら死んで取られます

盤の端だと、線が3本だけだったり、2本だけになります。この場合はその3本ないし2本が塞がれたら、死んで取られます

隣が相手じゃなくて自分の石なら、それらは連結している扱いになります。連結している石から出ている全ての線が、相手意思に塞がれたら死にます

なので、どんなに石を連結させて広く敷き詰めても、その周りが全部塞がれたら終わりです。

取られないようにするには、石をたくさん連結させるのではなく、うまく「空気穴」をあけることです。

連結している石の内部に穴があると、相手は周囲を全部塞いだうえにその穴までも塞がないと、全部の線を塞いだことにならず、その石がとれません。

ところが穴が二つ以上あると、相手基本的にそれらの穴を全部塞ぐことはできなくなります。なぜなら一つ目の穴を塞ごうとした石自身が塞がれている状態になってしまうからですね。(置いた直後から死んでいる状態になる石は置けない)

穴が一つだと、その穴に入れることがトドメとなって線が全部塞げるので、取れてしまますが。(この場合石を取ることが先に発生するため「置いた直後から死んでいる状態」にはならない扱い)

なので、どんどん敷き詰めるのではなく空気穴を2つ以上用意すること。これが石を取られなくする絶対条件になります

やってみたけどわからん面白くない

ここからは非常に個人的な考えですが、私的に、初心者に九路盤での対局を進めるのが広報上最も良くないことだと思っています

囲碁本来十九路盤で行います。十九路盤はとても広く、なかなか対局が終わりません。なので初心者には面白さが分かる前に飽きが来るので、難しいとされます

ですが、だからといって九路盤はどうなのでしょう。確かに九路盤は小さく、すぐに対局が終わります。でもそれによって意図していた「囲碁面白さをインスタントに伝える」は実現できているのですか?

あれだけ狭いと陣地の概念も何もありません。相手の石を取ることの比重がかなり高くなり、石の取り合いになります

また、どこをとっても盤の端なので、初心者にとってかなり難しい「端の攻防」ばかりになります

特に競っている間に角から次の角まですぐに到達するので、十九路盤ではありえない、盤全体を埋め尽くすような謎の攻防が起きて、ルール自体疑念が湧く人もよく見られます

端的に言うと九路盤と十九路盤ではルールは同じでもその広さによってゲームのものが変わります

上で述べた囲碁醍醐味である「石を取るより陣地」「適切な戦場を見つけ出すセンス」「終局間際の攻防」などが全部無効化されてしまうのです。

たとえば遊戯王カードでお互いのフィールドが通常モンスターゾーン1枠、魔法ゾーン1枠しかなければ、その他のルールが全部同じでもゲーム体験はかなり損なわれるのではないでしょうか?

個人的には「対局が長くなるから初心者には厳しい」という意見には頷けません。

もし九路盤で囲碁体験してみて面白くなかったという方は、一度だけでも十九路盤で、一局を通しての楽しみを体験してみてほしいと思います

囲碁将棋もよいが、チェスはいかがでしょうか。

私は昨年末より、チェスを始めた。

チェスが好きなので、チェスについて書く。

文章力は低いのでご了承ください。


チェスを始めたきっか

元々、対戦系のゲームが好きで、囲碁将棋にも興味があった。

ハチワンダイバーを読んで興奮し、ハム将棋棒銀ボコして悦に浸ったりしていた。

しかしながら、オンラインの対人戦(24やウォーズ)に潜ると自分より圧倒的に強い人しかおらず、何もわからないままボコられ、楽しさを感じる前にやめてしまった。

その後、天鳳というオンライン麻雀にドはまりしたり、格闘ゲームLoLの観戦勢をやっていた。

天鳳で七⇔八段を何度か繰り返した後、自分のなかで「麻雀はもういいかな」という気持ちが生えてきた。

麻雀楽しいが、どれだけ選択を考え抜いても運に振り回されるゲームなので、頑張れば頑張るほどつらい気持ちになってしまった。


ある日、Netflixで「クイーンズギャンビット」という作品流行り、チェスに興味を持った。

チェスも昔ほんの少しだけやったことがあり、ギコチェスボコられたりする程度の知識はあった。

YouTubeで「チェス ルール」「チェス 初心者」等で検索してみると、日本チェス連盟動画が出てきて、そこから色々動画を見漁ってるうちにチェスに引き込まれた。

https://www.youtube.com/watch?v=G5dyh24BTr4

今はChess.comという最王手オンラインチェスサイトプレイしている。


チェスの楽しさ

将棋と比べて、プレイヤー人口ものすごく多い。

ソース不明だが、Google検索すると約5億人くらいらしい。

故に、カジュアルプレイヤーも数多くおり、初心者オンライン対戦に潜ってもちゃん初心者マッチする。

自分はR900程なのだが、いつプレイしても大体800~1000くらいの人と対戦できて、大体ものすごい接戦になる。

これは将棋にはない良い点だと思う。


チェスルール将棋比較して)

1.「取った駒を使えない」

終盤になるにつれて、盤上の駒がどんどん少なくなっていくので、将棋よりもわかり易さがある。(簡単ということではない)


2.「囲い」というものがない

キャスリングというルールによって、一手で王様の守りが完成するので、覚えることが少なくてよい。


3.駒の足が早い

将棋の歩にあたるポーンは、初期位置に居る場合に限り前方に2マスまで進める。手っ取り早くていい。

ルークが2つ(飛車)・ビショップが2つ(角)・クイーン飛車+角)・ナイト(8方向に動ける桂馬)と、ダイナミックな駒が多く、すぐ戦いになる。


私が日々やっていること

・Chess.comのデイリータクティクス(次の一手みたいなやつ)を消化

YouTubeにあがる日本語のチェス動画を見る

日本チェス連盟のOpenRecチャンネル配信を見る(月額500円だが質・量ともに大満足、初心者初級者向けのコンテンツも充実している)

チェスに関する本を読む

海外大会結果や棋譜を見る

Redditのr/Chessを読む

囲碁合理的すぎる(見る碁)

囲碁話題が増えてきたので見る碁をたしなむようになった。将棋家族とやったことがあり、藤井くんブームから将棋界隈のいろいろは見聞きするようになった。囲碁は全く経験ないが、本やネットでなんとなくルール理解した。

いろいろ調べていくと囲碁界は合理的だ。

将棋との違いで感じるのはこのへん。

たぶん、将棋に比べて合理的すぎておもしろトラブル囲碁メシの話題がないのが人気の出ない理由だと思う。

anond:20230225005415

囲碁は下手の横好きレベルだけど、PC相手ポチポチ打つより、みんなで集まって検討しながら打つの楽しい

着眼点がみんな違うから

2023-02-25

ぼくが囲碁を完全に”理解(わか)る”まで

はてな囲碁関連のブクマトラバを見ていると必ず

囲碁理解できない、どう打ったらいいかからないというコメント散見される

そこで自分囲碁を完全に理解するまでにどのような過程・経緯を辿ったのか、経験を記したいと思う

なおここでいう"理解"とは神の如き視点ではなく

プロの対局などを見て狙いや見どころがなんとなくわかって楽しめる

という定義とする

自分田舎ゆえに教室師匠もなくほぼ独学だけで上達したので、独学で上達したい人には参考になるはずだ

もちろん教えてもらう環境にある人はどんどん教えを請うのもありだ

囲碁との出会い

囲碁との本当の意味での出会い唐突だった。

NHKで対局シーンを見たことはあったが、何をやってるのかわからないし

白と黒を使っててオセロっぽいのにどうやらオセロじゃない、盤面が木の定規みたい、とても奇妙なゲームに思えていた。

そしてそのわからなさは自分にとって不愉快だった

このゲームがなんなのか、とても盤面からルール類推できなくて、自分にとって理解できないもの不愉快だった

オセロっぽいのにオセロじゃないなんか得体の知れない気持ち悪いゲーム

それが自分にとっての囲碁だった

途中、小学生の時にヒカルの碁ブームもあり友達が一人ハマっていたがやはりルール説明されてもよくわからなかった

おそらくその子もわかってなかった

囲碁ルールを知ったのはずっと後のことで、15歳の時だった。

たまたま入門書本屋で見かけた。

自分囲碁ルールをとても難解なものだと思っていたので入門書の薄さにまずびっくりした。

勝手囲碁の入門者は六法全書のような難解な厚さだと思っていた

手に取ったのは梅沢由香里・著『よくわかる・すぐ打てる みんなの囲碁入門』

まりの薄さに興味を惹かれ、よくわかる、すぐ打てる?嘘つけと思い立ち読みしてみると

しかルールが少なく簡単ですぐ読めそうだったので、子供の時分からからなかった囲碁をとうとう知る時が来たと

本を買ってその日のうちに読み終えた。

自分囲碁というもの勝手に極限にルールが複雑なものと誤解していた。

囲碁ルールの単純さと、その単純で最小限のルールから導かれる二眼の生きや手筋などの美しさや不思議さに感動を覚えて、囲碁についてもっと色々知りたくなった

その日以来、途中ブランクはありつつも20年来の趣味となっている

詰碁

入門書の次に買ったのは詰碁だったと思う

買ったのは石田芳夫・著『囲碁 基本の詰碁 初段・1・2級』

基本というタイトルに釣られて買ったがよく見ると初段~2級と書いてあった

入門者の自分にできるのかと思ったが意外と解けた

この詰碁をやることで「急所」というのがなんとなくわかるようになった

ウチ欠き、ホウリコミなどの手筋も覚えられた

考えてわからないものはすぐ答えを見ても問題なく、囲碁における変化のパターンを知ることが重要

シンプルシリーズゲームで特訓

ルールを覚えたはいいが実践相手がいない。

周りに打てる人はいないし田舎なので教室とかもない

囲碁世界を知らないのでネット碁があるという発想もなかった

そこでまずゲームを買うことにした

SuperLite 2000シリーズ囲碁

http://www.success-corp.co.jp/software/sl2000/igo/

COMと9路盤で繰り返し対局することで2線のハネツギのあとは守らないと切られて取られることや

こうなったらこうなるという失敗の定型パターン学習できた。

当時のコンピューターは激弱だったのでそこそこ勝てたが、19路になると茫漠としていてどう打っていいのかわからなかった

知識が不足しているらしい

いろいろ本を買い漁る

9路盤が打てるようになっても19路となると途端にわからなくなったので棋理や格言などが書いてある本を買った

ことわざ格言で強くなる!! マンガ囲碁必勝法

囲碁に強くなる本』菊池 康郎

・隅から辺、辺から中央へ打ち進める

・実利と厚み

囲碁十訣

・その他格言や手筋

読む前よりはなんとなく19路の考え方をつかめたがやはりこれだけでも足りなかった

特に囲碁格言はケースバイケースで字面通り実践しても逆にひどい目に遭い役に立たないことが多かった

ツケにはハネよ

ハネにはノビよ

二目の頭見ずハネよ(見てる暇あるならさっさとハネろ)

ここらへんを鵜呑みにしたら大変なことになった

NHK杯でプロの対局、解説を見る。棋譜を並べる

日曜お昼のNHK杯とその前の囲碁講座は欠かさず視聴した

棋譜NHK杯のテキストや、秀策など江戸時代棋譜を買って並べた

見ているうちに自然と頻出する定石や変化、筋が知識と入ってくるようになったり

徐々にいい形や勘所がわかってくるようになった

KGS2ch棋院を知りネット対局デビュー

ダッシュ囲碁(現・東洋囲碁。旧タイゼム)で対局をしたこともあったのだが、いかんせん当時は有料だったので高校生自分には荷が重かった。

本格的にネット対局をしだしたのはKGS2ch棋院を知ってからだった

KGSがよかったのは無料であることと、部屋という独立したチャット部屋のあるコミュニティ機能があることだ

当時の2ch棋院は人が多く賑わっていて対局したり色々教えてもらった

当時は他にもiGO棋院など有力な対局サイト複数あり、そこそこ人も分散していて使い分けていた

VIPでも囲碁スレが立っていたりしてiGo棋院が現役のときはたしかVIP囲碁部の活動はiGo棋院で行われていたと思う

現在VIP囲碁部もKGS活動している)

当時特によかった教材

その後とても優秀な棋書と出会い一気に棋理に明るくなった

おそらく19路を打つための指針・棋理で一番上達に役立ったのはこの2つかもしれない


依田ノートで生きている石の近くは小さいことや、序盤の手の価値の大小を知った。

厚みに近づくなというのは前述の『ことわざ格言で強くなる!! マンガ囲碁必勝法』にも書いてあったことだが

その真の意味するところを知ったのはやはり依田ノートのおかげだろう

その後

その後はしばらく休んだり再開したりを繰り返して今にいたる

不思議もの囲碁は一度離れてまた再開すると悪い癖が抜けて

再開してしばらくは忘れていて前より弱くなるが、少し慣れてきて新たにいろんな知識を身につけると前より強くなりやす

復帰した後のほうが確実に前より強いのを実感している

また自分で打たなくてもプロの碁を眺めてるうちにいろんな知識が入ってきて勝手に強くなる

オススメする教材

囲碁を覚えるまでにこんな過程をたどった自分だが、自分経験からショートカットオススメするなら以下のようになる

自分が覚えた当時より格段に覚えやす環境になっている

動画SNSアプリ活用することで自分習得したスピードよりはるかに速く"理解"できることだろう

入門

ソシャゲとかが好きな人は『囲碁であそぼ』(iOS/Android)がいい

https://www.nihonkiin.or.jp/news/release/_1220.html

ただ幼児向けな部分が強く、設問が丁寧すぎるので、要領のいい人には簡単すぎてまだるっこしく感じる

そういう人は普通に入門書を一冊読んだ方が早い

書籍(棋理)

この二人の他の著書もオススメ

問題
Youtube

など

コミュニティ

碁会所などのある都市圏にいる人は実際の教室指導碁、囲碁イベントなどに行ってみる事もオススメする

実際の碁盤で打つのパソコンポチポチしてるより100倍楽しいし仲間ができて交流にもなる

ゲーム

純碁は初心者向けに簡略化されたルールで、オセロのように置いた石の数のみを競う。得点のために石を埋めていく過程で死活も理解できるようになるので入門にはオススメだ。

上の3つで小路盤になれたら『みんなの囲碁』や『JustGo』で19路のスパーリングをするといいだろう

『みんなの囲碁』では9子置かせて始めて徐々に石を減らしていくのが良い

『JustGo』にはパワプロサクセスモードのようなプロ棋士として出世していく「キャリアモード」という一人プレイモードがあるので、COM対戦が好きな人にはオススメだ。名局観戦や問題集、AI解析なども充実している。実写と見紛う美麗なグラフィックも見どころだ

https://store.steampowered.com/app/1862520/_/

対局した後わからないことがあれば棋譜晒し増田Twitterで聞こう、囲碁タグをつけてつぶやけば誰かが教えてくれる

Gokibitzというサイトもあり、そこに棋譜を上げると外国人勝手に怒涛の添削をしてくれる https://gokibitz.com/kifu

その他読み物ガイド

囲碁・観る碁ガイド

anond:20230219005329

ぶっちゃけ囲碁は観てるだけである程度勝手に棋力は伸びるので観る碁をするのもいいだろう

囲碁は有限

anond:20230212190914

囲碁に於ける作戦や考え方を記した

今すぐにはわからなくても頭の片隅に入れておけばいつか、あーそういうことかと合点の行く日が来るはず

コメ返

> 死活がぜんぜんわからない。生きてる所の盤面が自陣の色に変わったらわかりやすいのかもしれないけど。

あるよ

https://colorgoserver.com/

https://goiro.net/

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