はてなキーワード: ライカとは
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 91 | 15635 | 171.8 | 37 |
01 | 65 | 7426 | 114.2 | 61 |
02 | 37 | 4394 | 118.8 | 58 |
03 | 19 | 1891 | 99.5 | 22 |
04 | 17 | 1350 | 79.4 | 32 |
05 | 39 | 1680 | 43.1 | 25 |
06 | 25 | 3107 | 124.3 | 49 |
07 | 54 | 7615 | 141.0 | 36 |
08 | 165 | 8077 | 49.0 | 24 |
09 | 131 | 8906 | 68.0 | 39 |
10 | 186 | 11162 | 60.0 | 31.5 |
11 | 181 | 25630 | 141.6 | 39 |
12 | 168 | 11809 | 70.3 | 28 |
13 | 139 | 10922 | 78.6 | 34 |
14 | 146 | 11175 | 76.5 | 27 |
15 | 164 | 11334 | 69.1 | 26.5 |
16 | 170 | 16589 | 97.6 | 43.5 |
17 | 182 | 14310 | 78.6 | 33 |
18 | 149 | 12021 | 80.7 | 28 |
19 | 155 | 14524 | 93.7 | 47 |
20 | 151 | 7899 | 52.3 | 29 |
21 | 143 | 12895 | 90.2 | 33 |
22 | 112 | 10651 | 95.1 | 31 |
23 | 137 | 13943 | 101.8 | 42 |
1日 | 2826 | 244945 | 86.7 | 33 |
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前提として
カメラは道具でしかなくて、目的に応じて適したものとそうでないものがある。
カメラだけでなく、レンズもカメラバッグも三脚も道具で(カメラバッグはそうではないかもしれないけど)、どれも帯に短したすきに長しで万能なものはない。
それでは先に進めないので、なんらかの着地点が欲しい。
そこで、スマホではなくカメラを購入する目的として次の3つを考えた。
出来るだけ高価なカメラを使うほうが効果的。ただし宗教戦争に巻き込まれるので、巻き込まれにくいライカかフジの中判がおすすめ。
ライカはレンズでマウントを取ろうとする人もいるけれど、金持ち喧嘩せずの精神で乗り越えられるはず。
高価なカメラでなくても、写真で評価を得ることが出来ればカメラおじさんは湧いて来ないから安いものでも問題ない。
写真に自信が持てなくても堂々とアップしていれば、いずれカメラおじさんは別のターゲットを見つけて消えるのでそれまで耐えて欲しい。
オンデマンドの写真集を作ったり、写真展をしたり。そこまでいかなくても紙のプリントでアルバムを作って残したいという方も多少はいると思う。
パナソニックはJPGの出来が素晴らしく、特にプリントした時にその良さを実感出来る。A3までならマイクロフォーサーズで問題ない。
カメラおじさんのほぼ全てはプリントを作らないのでその辺を知らない。もしバカにさらたらパナソニックはプリントが綺麗だから使っている、と言えば反論の足がかりも持っていないので去るだろう。
カメラおじさんは自分が撮る写真に自信がなくメーカーなどに固執しているように思えるので、それに取り込まれないようにカメラではなく撮りたい写真に目を向けるべき。
ツッカベッカライカヤヌマ
いま発売されている日本製のスチルカメラ(写真撮影用のカメラ)というのは、写真だけではなく動画撮影に関しても非常に優秀で、わざわざビデオカメラ(動画撮影専用のカメラ)を買わなくてもいいかなと思わせるものも多い。
でもスチルカメラの動画撮影に関して、ものすごく悩ましい点がひとつある。
それは、1回の撮影で30分以上動画を録画できないカメラがほとんどだということ。
一眼だろうがコンデジだろうが、エントリーモデルだろうがハイエンドモデルだろうが、日本製スチルカメラのほとんどは30分以上録画できないようになっている。
厳密にいうと29分59秒までしか録画できない。
念のために言っておくと、バッテリーやストレージや発熱等の問題によって一定時間以上録画できない場合があるのは事実ではある。
でもこの30分録画制限っていうのは、技術的な問題というわけやなくて主に貿易上の問題やねんな。
EUにカメラを輸出する際、1回の撮影で30分以上動画を録画できるカメラについてはスチルカメラであってもビデオカメラ扱いになってしまって(厳密にはもっと細かい条件があるんやけど)、そのぶん関税が高くついてしまうってのが原因なんや。
パナソニックとかオリンパスみたいな一部のメーカーやと、特定の機種に関しては時間制限を設けず最初からビデオカメラ区分として輸出しとるなんてこともあるけども、それ以外はどのメーカーもファームウェアで時間制限かけとるのが現状なんよ。
ファームウェアをハックしてこの30分制限を突破するという荒業をやってのけるカメラファンもおるけど、そのやり方が好ましいものではないのは言わずもがなやしな。
そもそもなんでEUの事情でこっちまでしわ寄せ来とんねんふざけんなとかずーっと思い続けとったんやけども、昨日ついに朗報が飛び込んできたんよ。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190201/k10011798871000.html
つまり何が言いたかったかというと、EUとの段階的な関税撤廃によって、このクソみたいな30分録画制限がなくなる可能性があるということ。
ついでに言うとライカ製品も比較的安く買えるようになるかもしれんわけ。
返信
スチルカメラとビデオカメラどっちにも一長一短あって、どちらを買うかは用途や状況によって各自で決めればいいし、自分も一応使い分けてはいる。
https://www.youtube.com/watch?v=Z2S5M7angds
ただ動画内でも言われとるけど、ビデオカメラというのはざっくり言うとお手軽なご家庭向けかプロ向けかの二極化がすごくて、ちょうどいい中間のものがほぼないわけ。
でも一眼スチルカメラはちょうどその中間にはまっているものが数多くあって、選択肢が豊富なんよ。
それに一眼スチルカメラのいいところっていうのは色々あって、例えばセンサーが普通のビデオカメラより大きくて高画質だったり、暗所に強かったり、ダイナミックレンジが広かったり、なにより撮りたい画に応じて設定も細かくいじれるしレンズも変えられるしみたいな感じで、ご家庭向けビデオカメラより拡張性があってバッチリきれいな画作りができるのにそこそこのお値段で買えるっていう物が多いんよね。
そしてなによりスチルカメラは写真も動画も両方キレイに撮れるわけで、やっぱりそこは大きい。だってご家庭向けビデオカメラってスチルカメラほどキレイに(ちゃんとした)写真って撮れんからね?
それに一台だけで済むならそれに越したことないしそのほうがコスパもええよねっていう。大体そんな感じやね。
type-100 なぜ途中から関西弁になった/日本製デジカメは世界でも圧倒的に強いので、販路が広がればよいことだと思う。
ただしシネマカメラ(映画撮影専用のカメラ)においては全然強くない。
https://www.youtube.com/watch?v=nzsfHGaHE6E
これ2019年のアカデミー賞ノミネート作品ではどういうカメラが使われとるか確認してみたっちゅう動画なんやけど、ノミネート作品中で日本のカメラが使われとるのはどうやら二作品だけらしいんよ。
ひとつはナショナルジオグラフィックの”FREE SOLO”っていうドキュメンタリー作品で、これはCANONの”EOS C300 Mark II”が使われとるみたい。ちなみにこのカメラはさっき言うたプロ向けビデオカメラっちゅうやつで、Amazonなんかじゃ取り扱っとらんやつやね。
もうひとつの作品は犬ヶ島で、これもCANONのカメラが使われとるんやけど、こっちは”EOS-1DX”っていうスチルカメラなんよ。まあストップモーションアニメやから当たり前なんやけどね。
結局、劇映画で日本のビデオカメラは採用されとらんっちゅう現状なんよね。
じゃあ外国語映画賞にノミネートされとる万引き家族(Shoplifters)はどうなんかっちゅう話なんやけど、これはARRI社っていうドイツの会社のシネマカメラ(デジタルとフィルム)を使って撮られとる。ついでに言うとARRI社のカメラは今年のオスカーでも最も使われとるみたい。圧倒的王者やね。
いろいろ言うたけどSONYはじめとした日本の会社も頑張ってシネマカメラ市場に切り込もうとしとるんで、この先が楽しみではある。
スーツが楽だけど会いに行くのは休日だと考えるとスーツはおかしい
かといってデニムはラフすぎる気がするけどセミフォーマルなパンツなんて持ってない。
トップスは適当なシャツを着てけばいいのだろうか。しかし、カラーシャツだとチャラついて
みえるかもしれないし、かといってYシャツだとやっぱりオフィスみたいであべこべ。
お土産に関してもそう。『これつまらないものですが』といって出すんだと思うけど、
センスを問われるうえに、変に高価なものでも浮いてしまう。一方で本当につまらないものだと
センスがないと思われる。何を渡すのがいいのか。ヨックモックでいいのだろうか。
ツッカベッカライカヤヌマはイキってると思われるのだろうか。
そういうことを考え出すと不安が止まらない。先方の両親に(特にお父様に)認められる
立ち居振る舞いができる気がしない。考えれば考えるほど憂鬱になる。
iPhone 泥のアプリを完全に引き継げないのが少し嫌。ハード的にはSE2次第。ApplePayに憧れはある。
Xperia XZ2シリーズのダサさに失望。イヤホンジャック無くしてあのランチパックぶりは無い。スペック面は無難で良いと思う。グロ版でLTEのB19対応は魅力だし防水防塵でSD845は安心。ただ、その良さを完全に殺しきるダサさはあるいみ凄い。
ギャラクシーnote8 Sペンが面白そう。スペックも良いと思うけど、ちょっと高いな? あと、でかすぎてポケットから落ちないだろうか……
mi mix2 ベゼルレスのデザインならノッチよりこっち派。値段もこなれてるし対応バンドも良い。ただ、カメラ性能と非防水防塵なのが割り切れなさそう。
Essential Phone ノッチはともかく、ミニマルなデザインは好き。落とすと割れるのが怖い。ベゼルレスは死が近い。あとプラチナバンド対応してないから旅先で困る。
ZenPhone5 防水防塵じゃないのと裏面の質感が苦手。でかい。
アクオス ベゼルレス?と訊きたくなるような枠が嫌。質感がオモチャ。せめてS2のガワでR作ってほしかった。
ファーウェイ ライカロゴにミーハー心をくすぐられる。P10Proは防水防塵ですごいなー。キリンがもう少し育ったら欲しい。
何を買ったらいいんだ。幅70mm以内でクアルコムのハイエンドSoC積んでてぷらすちっく丸出しじゃなくて出来たらピュア泥で落としても割れにくいストレージ128GB以上で6万くらいで買えるスマホでてこーい!
先日、生まれて初めてプロレスを見に行った。ケニー・オメガと飯伏幸太のタッグチーム復活を見届けるために。
試合は写真撮影OKだったので鬼のように撮りまくったんだけど、「いいな」と思える写真は本当に僅かだった。
私のスマホはHuaweiのMate 9。ライカのカメラが搭載されていて、評判がいい。
評判がいいカメラを使いこなせないのはどう考えても私のせいだ。
会場には本格的な一眼レフをかまえたファンがたくさんいた。彼らの写真はプロレスラーの表情や肉体を美しく撮影できているのだろう。
これを昇華させるために、今日からスマホで写真を撮りまくろうと思う。本を買って勉強して、まずは街の写真をたくさん撮りたい。
写真を撮ることに慣れていって、人の写真もうまく撮れるようになって、プロレスラーの体を美しく撮影したい。
きっかけは嫉妬心なので、一眼レフは買わない。Mate 9でいい写真をたくさん撮りたいんだ。
写真がたくさん溜まったら、フリー写真のサイトを立ち上げたい。みんなに見てもらって、使ってもらいたい。もちろんプロレスラーの写真はダメだけど。
失敗した印画紙を捨てる件で写真作家(敢えてこう言う呼び方をするが)が叩かれてたが納得いかない。
フィルム代とカメラ代しか金払ってないというがお前ら写真作品制作にいくらかかってるか知らないだろ?
フィルム代とカメラ、レンズ代しか払ってないとか言われてて不愉快だから教えてやる。
まずバライタ印画紙な。
俺は紙を買いに行く手間を考えロール紙体勢でプリントしてる。
イルフォードの30mを3本だ。
この3本だけで70万近くかかる。
ロール紙の値段だけで楽々越えちゃうんだが?
ちなみに引き伸ばし機、暗室費用、水道代、現像液、引き伸ばしレンズ、タイマー、イーゼル、失敗印画紙、諸々で大体40万位だ。
これにマット、額装、諸々の費用入れると5枚程度プリントするのに170万近くかかってるんだよね。
そりゃ端から見ればフィルムで写真撮ってるだけって見えるけど実際はこんだけ金使ってるんだよ。
物事の表だけみて批判するのはいいがちょっと考えれば写真プリントするのだって無料じゃ出来ないんだよ。
中にはもっと安い金額しか使ってない奴もいるが俺は最高のプリント作品を作りたいから素材に金は惜しまない。
その結果多くの人にすばらしい写真を見てもらってみんながもっと写真に興味を持ってもらえればって使命感もある。
キッカケはアイドルマスターシンデレラガールズの二期の「ありすでいいです」だ。
あれ以来、Pixivやニコニコ動画で2人の名前を検索しては、ニヤニヤしている。
通勤はInFactとBrightBlueを交互にきいている。
今月末には、咲いてjewelとカバー曲もローテーションに入れる予定だ。
生存本能ヴァルキュリアという曲もあるらしいが、あいにくスマートフォンやタブレット端末は持っていないためまだ聞けていないので、早くCD化して欲しい。
あと、この2人をプロデュースした常務への感謝も忘れていない、あの人すげえよ。
でだ、この2人はわりかし人気キャラなので、他にもカップリングがある。
文香とも、ありすとも、絡んでいる姿をよく見かける。
他にも、ラグビーの人とか、サッカーの人とか、野球の人とか、怪盗の人とかもよく絡んでいる。(スポーツの人が多いな)
特に、野球の人とありすが絡んでいる様は、確かにぐっとくるものがある。
(文香もそうだから、おそらく、ありすは年上なのにちょっとだらしなかったりミスする人と絡ませると良さが目立つのかもしれない)
ただ、もうアニメでの「ありすでいいです」が、あまりにも衝撃すぎて、この2人はこのまま広げたくない、という気持ちもある。
しかし、俺が百合への食欲に、ありふみ、ふみありの、供給量は追いついていない!
だが、どうにもしっくりこない。
定番所だしアニメでも出番があった、あんきら、うづりん、みおあい、レズライカ辺りは確かに定番だけあって量も多いのだが、シックリこない。
年の差、という着眼点では、しゅがみんは中々良いが、いまいちこの2人は10歳近く年が離れている感じがしない(真顔)
とにかく、俺の中であの「ありすでいいです」を聞いたときの衝撃度合いと比較すると、物足りないのだ。
俺はまだそこまでの領域には達せていなくて、
うまく伝えれないけど
上でシックリこないと言った中でも、あんきらはまだ少しシックリきている。
それは「きらりはあんずちゃんと一緒にいるきらりがだいすきだよ」に、ぐっときたからかもしれない。
なんていうのかなあ、上手く言語化できないのがもどかしいんだけど、
俺にとっては「ありすでいいです」は、最早「告白」なんだよね。
「お付き合いしたいです、一緒にプライベートで遊びたいし、性行為もしたいし、結婚もして家庭を築きたいです」ぐらいの、深い意味が
まあ、男含めれば200人以上のキャラクターがいるコンテンツだから、気ままにブラウジングしているだけでも、
二次創作でも構わないから、それが味わえるコンテンツも教えてね!
たくさんでいいよ!
はやくしてね!
http://anond.hatelabo.jp/20160613091056
つってまあ、そんだけ見てりゃピクサーとディズニーの新作追ってりゃいいと思うけれど。
とはいっても2010年代のアメリカのアニメスタジオは群雄割拠。これにストップモーションアニメ勢や日本やフランスの伝統的な2Dアニメ勢が絡んできて大乱闘スマッシュブラザーズだし、中国や韓国の新興スタジオも力を伸ばしつつあるわ。
もしかしたら、今が世界的にみて一番アニメが豊潤な時期なのかももしれない。
そんな混沌としたアニメ勢力図を一スタジオ一作品で把握できる、ステキなリストを元増田にプ・レ・ゼ・ン・トよ♥
1. ドリームワークス:『ヒックとドラゴン』(クリス・サンダース&ディーン・デュボア監督、2010年)
『リロ・アンド・スティッチ』の監督(とスティッチの声)を務めながら、ドリームワークスに移籍したクリス・サンダース。名監督、会心の復活作よ。
人間不信のドラゴンとドラゴン使いの一族のおちこぼれ少年が育む純粋無垢な友情の物語に涙しないものはいないわ。
監督が変わった『2』もDVD/ブルーレイでリリース済み。評価は分かれてるけど、1を楽しめたら是非観てもらいたいわね。
ドリームワークスはディズニー/ピクサーの昔からのライバルよ。
創業者の一人であるカッツェンバーグ氏は元ディズニーの幹部。低迷していたディズニーに『トイ・ストーリー』以前のピクサーと手を結ばせた功労者だったけれど、ディズニーのお家騒動に巻き込まれて会社から追い出されちゃったの。
それだけにディズニーやピクサーに対する恨みは深くて、自分が退社する直前に挙がっていたピクサーの『バグズ・ライフ』の企画をパクって『アンツ』を作ってほぼ同時公開し、ラセターをブチ切れさせた逸話もあるわ。
ディズニーとの最大の違いはその量産ペース。たまにハズレもあるけれども、成功した作品はめざとくシリーズ化して貪欲に稼ぐわ。
『シュレック』、『カンフー・パンダ』、『マダガスカル』がそうね。元増田は『マダガスカル』がお肌に合わなかったみたいだけど、『シュレック』は『カンフー・パンダ』並に観といて損はないわ。『マダガスカル』は作品ごとに評価の波が激しいけれど、この二作のシリーズは一貫して高評価を受けていて安心して観られるわよ。
単発作品では、『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』たちなんか玄人好みの作品ね。
2. ワーナー・ブラザーズ:『LEGOムービー』(クリストファー・ミラー&フィル・ロード監督、2014年)
『シュガー・ラッシュ』以降の現代的なウェルメイド作劇に感動した元増田なら、『LEGOムービー』は外せないわ。
チャーミングなテクスチャの質感、とぼけたオフビートなキャラクター、意外に王道な感動ストーリー、アッと言わせる伏線やオマージュネタの数々……
クオリティだけでいえば近年の3Dアニメのなかでもトップクラスと言ってもいいわ。たかがLEGO、とあなどるなかれ。あなたの涙腺をしぼりとる大傑作よ。
WBは元々バックスバニーなどで知られるアニメ業界の最大手。テレビでは「カートゥーン・ネットワーク」を系列に抱えてるわね。けれども映画ではディズニーに遅れをとってきたわ。
散発的に『アイアン・ジャイアント』や『ルーニートゥーンズ:バック・イン・ザ・タイム』といった良作を自前で生み出してきたけれども、基本はポケモンや他社製作のアニメの配給が中心。ようやく自社制作で気合入れだしたのはそれこそ2014年の『LEGOムービー』からよ。
これからは豊富なキャラクターコンテンツを利用して『原始家族フリントストーン』や『宇宙家族ジェットソン』、『スクゥービードゥー』といった作品を映画化するみたい。
ちなみにワーナー傘下にはヴィレッジ・ロードショー・ピクチャーズっていうオーストラリアの映画製作会社があるんだけれど、
そこで『マッドマックス』のジョージ・ミラーにふわふわペンギンヒップホップダンスマッドマックスミュージカル映画『ハッピー・フィート』、
『ウォッチメン』や『300』のザック・スナイダーにふわふわフクロウガチ殺し合い300映画『ガフールの伝説』と、
ヤバい映画の監督に見た目かわいい内容ハーコーな動物3Dアニメをやらせててどれも最高よ!
3. ソニー・ピクチャーズ:『モンスター・ホテル』(ゲンディ・タルタコフスキー監督、2012年)
それまでディズニーの独占市場だったアニメ映画界に風穴を開けた90年代のピクサーと2000年代のドリワの活躍を見て大手映画会社はこう考えたわ。
「3Dアニメは儲かる!」。
ソニー・ピクチャーズ・アニメーションはそうやって便乗的に2006年ごろから作品を継続的に発表しつづけてきて、それなりに稼いではいるけれど、他と比べてあまり元気がないわね。特に日本だとほとんど知られてないんじゃないかしら? アニメ映画界で重要なプレイヤーとは言いがたいわね。
ここは『レゴムービー』の監督のデビュー作である『くもりときどきミートボール』を挙げときたいところだけれど、『レゴムービー』を観たなら薦めなくても観るでしょう?
監督のタルタコフスキーはタルコフスキーのパクリみたいな名前だけど、アニメ業界ではレジェンド級のアニメーターよ。『デクスターズ・ラボ』や『サムライ・ジャック』を作った男、いえばすごさが伝わるかしら。
『モンスター・ホテル』は雇われ仕事で、お世辞にも脚本は最高の出来とは言えないけれど、彼が担当したキャラデザや動きはとても艶やか。特に主人公のドラキュラ娘のキュートさといったら! 3Dアニメが実は2Dアニメと地続きだということがよくわかるわ。
4. イルミネーション・エンターテインメント(ユニバーサル):『怪盗グルーの月泥棒』(ピエール・コフィン&クリス・ルノー監督、2010年)
『怪盗グルー』シリーズの大ヒットで一躍アニメ業界を席巻したのがイルミネーション・スタジオね。
大手のユニバーサルが後ろ盾にいるだけあって、よく広告なんかでも観るんじゃないかしら。「バナナバナナ」と喋る、サスペンダーを来た黄色い丸っこい謎生物のキャラ、あれがイルミネーションが誇る人気マスコット「ミニオン」よ。そのミニオンたちのデビュー作がこの『怪盗グルーの月泥棒』。
偏狭な中年大泥棒がいきなり現れた三姉妹の世話に追われててんやわんやになる、といった筋は『モンスターズ・インク』を思わせるけれど、堅実なアニメーション表現とドギツいスラップスティックさでピクサーとの差別化が成功しているわ。
特にスピンオフである『ミニオンズ』はイルミネーションスタジオの「ヤバさ」が最もよく出ている作品なので、『怪盗グルーの月泥棒』『怪盗グルーのミニオン危機一髪』を観た上で是非ごらんになってほしいわね。
しかし、イルミネーションの本領が発揮されるのは今年からだと言ってもいいわ。
2016年に発表されるオリジナル新タイトル二作品――『ペット』と『Sing』(邦題未定)。このふたつを注視していきたいわね。
5. ブルースカイ・スタジオ(20世紀FOX):『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(スティーブ・マルティーノ監督、2015年)
20世紀FOXは自前のスタジオもあるんだけど、まあせいぜい作ってるのはシンプソンズ映画くらいだし、3D作品は基本ブルースカイ作品と言っていいわね。
2000年代の仁義なきアニメ戦争の最初期に反応したスタジオのひとつで『アイス・エイジ』は観た人も多いんじゃないかしら? あまり印象に残る作品はないし、批評家筋の評価は芳しいとは言いづらいけれど、ソニーなんかと比べると安定して高収益を叩き出してきたブランドね。
そういうわけであまり過大な期待を持たずに『スヌーピー』も観に行ったんだけれど、これが思わぬ収穫だったわ。
原作の感じそのまま活かそうとした2Dと3Dの中間めいた微妙な表現は賛否両論あるだろうけれど、88分でチャーリー・ブラウンの恋物語うまく落とし込んだ良作よ。
『スタンド・バイ・ミー ドラえもん』がやろうとして大失敗したことをうまくやるとこうなる、という感じで、見比べてみると作劇の勉強になるわよ。
6. ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ:『塔の上のラプンツェル』(バイロン・ハワード監督、2010年)
ディズニー映画は2008年の『ボルト』以前と以後で大分変わってくるわ。簡単にいえば、元増田が昔観たであろうオールドグッドな2Dディズニー映画が以前、元増田が大好きだっていうウェルメイドな作劇の3D作品が以降。このラインを意識すると効率良くディズニー映画を愉しめるわ。
もっとも元増田は08年以降のディズニー3Dアニメ映画をだいたいチェック済のようね。
でも『ラプンツェル』を見逃しているのはいただけないわね!
90年以降生まれの女子にとってはマイルストーンといってもいい、新しいディズニープリンセス物語の決定版よ!!
女子にモテたければ是非観るべきだし、女子になりたければ絶対観るべき、現代女子力のパワーソース(力の淵源)よ!
7. ピクサー・アニメーション・スタジオ:『インサイド・ヘッド』(ピート・ドクター監督、2015年)
シュガー・ラッシュ以降のピクサーを観た元増田なら当然鑑賞済みかしら?
現代アメリカアニメを支配するピクサーの作劇の極致ともいえるのがこの『インサイド・ヘッド』よ。
物語自体の面白さもさることながら、「私たちはいつ、どのように成長していくのか」についてここまで丁寧に描いたフィクションは稀有だと思うわ。
8. オン・アニメーション・スタディオズ(メソッド・アニメーション):『リトル・プリンス 星の王子さま』(マーク・オズボーン監督、2015年)
フランスは日本とおなじく2Dアニメーション映画が主流だけど、日本にも白組があるように、フランスのなかにも3Dに情熱をそそぐスタジオがあるわ。
まだまだ知られるとはいえないスタジオだけど、『カンフー・パンダ』のマーク・オズボーンが監督した『リトル・プリンス』で一躍名を上げたわね。
アメリカの大手がかかわっているスタジオでは見られないようなヨーロッパ的な叙情が特徴よ。
今後はこういう小スタジオの3D作品もバンバン出てくるんじゃないかしら?
9. ライカ:『コララインとボタンの魔女』(ヘンリー・セリック監督、2009年)
ここからはちょっと趣向を変えて同じ立体アニメでもストップモーションアニメを紹介するわ。
元増田は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』という映画をご存知かしら?
ああいう人形を使ったアニメはストップモーション(コマ撮り)アニメと呼ばれてファンも多いわ。一番有名なのは『ウォレスとグルミット』かしらね。
『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』はティム・バートンの監督作だと勘違いしている人も多いけれど、実は監督を担当したのはこのヘンリー・セリック。
彼が自分のスタジオである「ライカ」を立ち上げての第一作目が、この『コララインとボタンの魔女』なのよ。
ストップモーション特有の質感を保ちつつも3DCGと見まごうばかりのなめらかなアニメーションは、気が遠くなるような数の人形パーツによって実現したもの。
セリック独特のゴシックな美意識が溢れる画面は観ているだけでため息が出るわ。
この『コララインとボタンの魔女』の成功によって、ライカはイギリスのアードマン・アニメーションズと並ぶストップモーションのスタジオとして一躍地位を確立したわけ。
ライカはこれまで三作しか発表しておらず、日本に入っているのは『コラライン』含めて二作だけだけれど、二作目の『パラノーマン』もすばらしい出来なので是非見てね。
10. アードマン・アニメーションズ:『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』(マーク・バードン&リチャード・スターザック監督、2015年)
で、ストップモーションアニメの老舗であり、ストップモーションといえばアードマンと言われるほど有名なアードマン・アニメーションズ。
配給会社はそのときどきによって変わるけれど、一貫して温かみのあるゆるさと精緻な細部へのこだわりをふせもった上質なストップモーションアニメを世界に供給しつづけているわ。
もちろん、去年発表された『ひつじのショーン』も最高だったわね。
『ウォレスとグルミット』とおなじく、テレビシリーズの劇場映画化だけれど、TV版をみてなくとも十全に楽しめるわ。むしろ、テレビシリーズの入り口としてちょうどいいくらい。
アードマンの作品はそのルックを一目見れば即座にわかるので、公開されたらとりあえずチェックしときたいわね。
11. スターバーンズ・インダストリーズ:『アノマリサ』(チャーリー・カウフマン&デューク・ジョンソン監督、2015年)
スターバーンズ・インダストリーズはテレビドラマで活躍するダン・ハーモンが立ち上げたストップモーションアニメ会社。
その第一作目に『マルコヴィッチの穴』などで知られる個性派脚本家チャーリー・カウフマンを監督に迎えて作ったのが、この『アノマリサ』。
アードマンにしろライカにしろ「子どもも大人も愉しめる」映画が信条のストップモーションだけれど、この『アノマリサ』は完全にオトナ向けよ。
カウフマン特有の奥行きある哲学的なストーリーもそうだけれども、一番子どもに見せちゃいけないのはセックスシーン。
なんと精巧に作られた人形同士(男女ともにくたびれた中年)がヤッてる姿をえんえん見せつけられるの! クンニから挿入、絶頂、事後まで全部よ!