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はてなキーワード: 炭酸水とは

2023-07-29

酒々井町という平凡な田舎で生まれ育った私は一橋大学商学部在学中、ストックホルム商科大学留学。そこでストックホルム貴族達の有色人種虐殺計画を知った。

帰国後、大学卒業叔父の家に居候しながら1年間勉強神戸大学医学部医学科に進学。大学卒業後は初期研修に進まず基礎の道へ。

結果的にはストックホルム貴族達の不興を買うことを恐れた教授たちから追放されサナトリウムに拘束された。

活動開始後に知り合った男性の父はストックホルムの息のかかった医師から毒物(SGLT-2を阻害し血糖値抑制すると謳っているが、実際にはランゲルハンス島活動抑制してインスリンの分泌異常を促し、膵管内における悪性腫瘍増殖と他臓器や骨への湿潤を促し死に至らしめる薬剤である)を投与され膵臓癌に犯されていた。

ここまで来て初めて彼は私の元に助けを求めてきたが、ここまで来ると既にどうしようもない。

私はせめてもの延命を行うため、酒々井町で収穫された新鮮な青梅と氷砂糖を瓶詰めにしたシロップ炭酸水で割り、それを男性の父に与えた。

彼は当初既に殆ど食事ができる状態ではなかったが、梅シロップ炭酸水割りと処方薬断ちにより徐々に軽快し、最終的には医師からの余命診断(実際には計画に基づく死の予定日)を大幅に超える4年を自宅で健康に過ごし、最後心不全によって眠るように亡くなられた。

これと対照的であったのが、酒々井町酒々井中学校同級生であり千葉県立成東高等学校から日本女子大学に進学した私のかつて交際していた女性である

彼女栄養士として働き、夫と幼い子供幸せ生活を送っていたものの、計画子宮頸がん発症最後ステロイドを過剰投与され死に至った。彼女の無念と死は工作員を通じてストックホルム貴族達に報告され、彼らの晩餐会における肴となったのである

この醜悪な現実に対し、ベルナドッテ家は人間としての良心から怒りを感じているようではあるが、立憲君主制スウェーデンにあって外国出身君主の力など狡猾で老獪、かつ軍産複合体金融資本と結びつき力と金も持つストックホルム貴族達を牽制するには遠く及ばないのであろう。

これがベルギーのサクス=コブール=ゴータ家のように欧州屈指の財産(この財産レオポルド2世の血塗られたアフリカ政策によって築かれたものであるということには注意)を持っているならば貴族議会軍産複合体牽制することもできたのであろう。

いずれにせよ、北欧至上主義に基づく人種政策地球規模で推し進め、ストックホルム世界体制を維持しようとするストックホルム貴族達をなんとしても挫かねばならない。

そして私たちの子供の命を守らねばならない。

これは善良な日本人ならば誰もが負う義務であろう。

2023-07-22

anond:20230721110854

デザートは花まるも結構いけると思う

セコマのお弁当ホットシェフ一択やで

この時期はゆでトウキビが出てたりするな

あと自社ブランド京極の名水コーヒーがおいしい

グランディアじゃなくて細いペットボトルに入ったちょい高のやつね

あと砂糖の入ってないガラナ炭酸水、懐かしいタイプ市販かき氷の風味してなんかクセになる

2023-07-18

部屋に溜まってたペットボトルごみをラベル剥がしてまとめた

どうせなら数も数えてみたら33本だった 怖い

内訳↓

麦茶7

爽健美茶3

レモン炭酸水6

水1

その他お茶1

ウィルキンソン炭酸水5

三ツ矢サイダー3

アクエリアス1

350ml以下のもの6

実家暮らしの自室だしゴミ屋敷じゃないよ 中身は飲み切るか処分するかしてあって全部空だよ

2023-06-28

anond:20230628004220

摂りたくてもドラッグ全般アレルギー体質なのはいいのかわるいのか😅

…『お酒に合わせて作ってあります』とかレシピに書いてたら確かに悔しくなるけど、酒類に近い味のノンアルコールドリンクも(探せば)あるし、なんならミネラルウォーター気取りで炭酸水飲食してもいいとおもうやで~

大事

2023-06-24

炭酸水うまい

最初アルコール一杯入れたらそれ以降は炭酸水でもいいのかもしらん

割るより健康的だわこりゃ

2023-06-13

むかし重曹のこと、「タンサン」って言ってなかったっけ?商品名かアレ

ざっくりYou Tubeにて「タンサンせんべい」のことを話していて「なんでタンサンって言うんだろう」って疑問に対し、「製造過程炭酸水を入れるから」と出ていた

そこで「え…重曹使ってるから」じゃないのかって思った

ふくらし粉としてベーキングパウダーではなく重曹使う場合があったと記憶していたので、てっきり煎餅の方も重曹使用だと思っていたわ

ややこしやー

(調べたら「ベーキングパウダー」は縦に膨らむ「重曹」は横に膨らむ。だそうで。和菓子だと重曹使うことが多いみたい

炭酸水炭酸ナトリウム重曹炭酸水ナトリウム炭酸水でも同じ様に膨らますことが出来るんだね)

炭酸水の作り方…中学1年生の理科。だな

二酸化炭素を水に溶かす…んだが

先ず二酸化炭素を作らにゃならん

炭酸水素ナトリウム?

ん?…で?(人として終わってんなー。小学校からやり直さないと駄目だなー)

2023-06-11

あの男の人、また保険を買おうとしてるって


 疫病が流行しているのでよぶんな外出を控えるようにという通達が出された。ある土曜日、気のおけない友人と一緒にランチを楽しんでいると、彼女と同じ部署男性の話になった。ねえ。彼女があまりにも浮いた話をしないものから、どうかわたし愚痴をお聞きになってください。

 なんでも友人がね、その同じ部署の彼を、ある日カフェで見かけたんだけど。その時、彼が店員女の子に話しかけてたんだって。髪の感じが変わった? って彼が女の子に聞くと、「その子が、はい変わりました」って元気に答えるの。すると彼は、似合ってるねと褒めたんだって

 その女の子、飛び上がるようにして、「ありがとうございます!」って声を上げたらしいんです。同僚に言わせると、それが気持ち悪かったみたい。いい大人が、あんなに若い女の子に声をかけて。それが気味悪いんだって。そう言ってました。

 わたしは、それは個人が決めることじゃないですか。ほかの人が干渉すべきことなんですか? そんなことを言ったと思います。友人は何も言わない。次の話題にどうぞ、といったところ。

 仕事の帰り道、わたしコンビニに寄りますお気に入りサンドイッチと無味の炭酸水を手に取って並んでいたら、前にいる男の人の番がきた。そのレジには、ちいさくって可愛らしい女子店員さんがいた。くりくりとした目で、どこかおぼつかない感じで。この子を見たことはなかった。

 そしたら、その男の人が、こんばんはって挨拶をしたの。その子に。それで、その子も「こんばんは」って、不安そうに挨拶を返してた。すると、彼がまた言うのです。もう慣れた?って。

 「まだ全然です」とその子が返すと、すぐに慣れるよ、頑張ってね、だって「ハイ」とだけ返してその子は、彼の商品バーコード機械で読み取っていた。

 気持ちが悪い、と言った友人の気持ちが少しだけわかったかもしれない。男の人って、女の子と話すのが好きなんだと思う。お喋りしたいとか、デートしたいとか、セックスしたいとか、そういうのじゃなくて、もっと格別な何か別の感情があるんだと思います

 それでまた、気のおけない友人と会う機会があったので、聞いてみた。女子店員に話しかける男性をどう思う、ということを。

 マキノさん、と彼女は言った。まともに生きてきた人間はね、自分よりもはるかに年下の子とか、話しかけなくてもいい人と雑談をしたりしないの、ときっぱり言った。

 そう。そうかもねと感じて、あの同僚の人はどうなったんですかと問うてみる。友人は、知らない、興味もないし見ていたくもないと澄ました顔で。

 かくいうわたしも、まだ専門学生の頃、スーパーマーケットレジ打ちをしていたことがある。そこで常連男性に声をかけられた。天気の話から始まって、専門の学科を聞いてきて、応援してるとか、頑張ってとか、いろいろ言われたかなあ。

 声を聴いていて、「優しそう」と感じた記憶はあるけど、それだけ。いつもわたしレジに来て、そうとうに短い時間のなかで、とりとめのない話をする。ただ、それだけ。

 そんなわたしの話を聞いて、気のおけない友人はまた言うのです。そんなのはね、女の子と話したいから話してるだけなんだって。男の人はね、保険がほしいんだって自分が誰かに好かれているという保険が。とくに「女の子に好かれてる」という保険がほしくてたまらない。

 それがあれば、男の人は辛い時でもがまんできるんだって。それがないと、辛い時に心がぽっきりと折れて、二度と元に戻らないんだって

 だから、男の人はみんな、彼女がいてもいなくても、結婚しててもしてなくても、女の人に好かれる努力をやめない。モテる努力という費用を支払って、女の子モテたことのある過去自分、という保険を買ってる。

 そんなことをされて、女の人はい迷惑なんだって。気のおけない友人は言ってました。

 自分のことを言われているようで心が苦しい。わたしも誰かに好かれていたい、と何となく思うことはある。嫌われてると思うと少し残念な気持ちになるし、でもその人の「嫌い」という感情大事にしないといけないとも感じる。でも、やっぱりちょっと嫌だな。

 それはエゴなのかもしれないって。結局、自分のことが一番大事から、人に嫌われるのがいやなんだよね。相手のことよりも、自分のことを考えてるんだよね。

 誰かにしかけるのは、その人の自由だよ。それにどう返すかも相手自由。その人が決めるの。いえ、その人達が決めることです。

 誰かが誰かと話をするのがおかしいって、それって、それって、差別なんじゃない? とわたしは気のおけない友人に話してみたのです。空気を読めずに。いや違う。むしろ読んでる。

 あのね、マキノさん。と友人は言った。人間って、相手気持ち想像することが大事なんじゃない? いい年をした大人が、話しかけられた相手の子気持ち想像できないって、それは変じゃないですか。そういう人って、親の気持ちもわからないし、友達気持ちもわからないんじゃないですか。だから自分よりもはるかに年下の子に話しかけるんじゃないですか。

 ねえ、マキノさんはどう思いますか? これはそのまま「常識」の問題じゃないですか? 社会共通している考え方を、その人たちは持ってますか?

 とまあ、そんなことが先日ありました。

 他人想像するのって難しいね、とわたし最後に答えた。その男人達の行動はただしいのでしょうか。でも、社会に生きる多くの人が間違いだって認めたら、やっぱりだめなんだろうなあ。

 あの時の、コンビニ女子店員さんが頭の奥に浮かんだ。今度、わたしも話しかけてみようかな。あの男の人の気持ちと、できれば、あの女の子気持ちがわかるのかもしれない。期待がいっしょに浮かんだ。

2023-06-07

炭酸水マイスターに教えてもらいたい

炭酸水にもいろいろあるじゃん

ボコボコと大きい炭酸と、程よい程度の炭酸と、小さいが心地よい感じの炭酸

各社商品で違いがあるんだけど、どこのがどんな感じで好きなのはどれか教えてほしい。

 

自分ヤオコーレモン炭酸水が程よくて好きです。

セブンの強炭酸水レモンは苦手でした。

2023-06-05

田舎高校に通っていた頃の思い出


昔のことに整理がついた。いつもお世話になっているはてなで語りたい。

ちょっと長くなるけどごめん。ピュア気持ちが赤裸々に表現されているなんてことはないので安心してほしい。若かりし頃の日記を見ながら書いている。

かつては花の高校生だった。今はすっかりアラサーが身に付いている。

地元の小中学校卒業してからは、家からキロほど離れた高校に通っていた。進学理由は、そう、友達三人がその高校を志望していたから。制服もかわいかった。だから私も志望した。今思えばその程度の理由だけど、自分には大事なことだった。

偏差値が高い学校ではなくて、みんな専門学校かに行く感じの、ごく平凡な高校だった。同じクラス大学に進んだ子は5人もいない。そんな中で、晴れて高校生になった私は、コンビニアルバイトに挑戦することにした。同じクラス女子アルバイトをしている子は少なかった。早く大人になりたかったのもある。

七月の始めだった。近所のセブンイレブンに応募した。夏は暑くて元気が出ないから嫌いで、新しいことを始めたくはなかった。けど、上の友達の一人がどうしても同じお店がいい!! というので、一緒に挑んでみることにした。

60才ほどのお爺さんがオーナーで、二人一緒に面接を受けたのを憶えている。パイプ椅子に座って面接を受けた。それで、志望動機を聞かれて、私は「社会勉強したいです」と言った。お小遣いが欲しかったのが本当だけど、別に嘘はついていない。

友達のMちゃんは、「タウンページを見て応募しました!!」と言っていた。「タウンワークのこと?」とオーナーに問い返されて、隣の部屋の大学生達が大笑いしていた。ほかにも同じくらいの時期にアルバイトで入った子達がいた。



八月頃だった。働いていて、ある男性に気が付いたのは。

その人は、がっしりした体形で、作業服を着ていた。あまり汚れはない。夏頃は薄い緑の作業服で、冬になると白い作業服の下からワイシャツネクタイが覗いていた(作業服の下にワイシャツを着ている人がいるよね。わかるかな…? 建設コンサルタントみたいな)。黒いカバンを持っていて、手のひら大のキイロイトリストラップひとつ付いていた。

ある時だった。その人のレジを受けたのが何度目かの時だ。私がいるレジの前に来た時、「こんにちは」と声をかけてきた。その時、私はどうすればいいかからなかった。ひとまず「こんにちは」と返して、何点かの食料品バーコードを読み取っていった。

レジ袋を渡す際、少しだけ手が触れた。変な感じがして手を引っ込めた。

その後も、その人は週に1,2回は私のいるレジに来た。その度に、「こんにちは」や「こんばんは」と挨拶をする。私は黙ってることにしていた。挨拶は返さない。マニュアルにないのもあるけど、なんだか変な感じがした。

ほかのアルバイトの子は、みんな「落ち着いてる」とか「男らしい」とか言っていて、でも私にはわからなかった。嫌な人じゃないとは思っていた。

その人のことをMちゃんに話してみた。すると、Mちゃんも同じように挨拶されているとのこと。そういう人みたいだった。彼女は、ちゃんと男の人に挨拶を返していた。何度か見たことがある。Mちゃんと一緒のシフトになることは珍しかったけど、作業服男性(当時の苗字を取ってKさんにする)に「こんにちは」と挨拶されると、「こんにちはー!!」と元気に返していた。

Mちゃんは人気があった。はつらつとしたキャラクターの子だった。30才になった今でもかわいい。異性にモテる子で、小柄で明るくて元気だった。不細工ではない。本当にいい子だった。



八月の終わり頃だった。生まれて初めて美容院に行った。当時実家には、両親と私と弟がいたんだけど、毎回千円カットだった。弟はスポーツ刈りで、私は簡単なボブカットだった。Mちゃん小学校の時から美容院に連れて行ってもらっていて、うらやましいと思っていた。

で、私も晴れて、初めてもらったお給料美容院に行ってみた。当時の私は物を知らない子だった。美容院にかかる料金も知らなかった。恥ずかしくて友達に聞くこともできなかった……。

入口では綺麗な人がこっちに来て、「初めてですか?」と聞かれた。緊張しながら「カットお願いします。ブローなしで」と言った。Mちゃん受け売りだった。「シャンプーしますか?」と問い返されたので、「お願いします」と伝えた。

こうして私は、まるで違う人になったみたいなショートヘアを手に入れた。料金はシャンプー込みで五千円だった。

それで、次の土曜の昼にコンビニレジをしているとKさんがやってきた。彼の順番がくると、「ん!?」という声が店内に響いた(はずだ。さすがに記憶あいまい)。ちょっとびっくりした。

増田さん、髪切った?」

どうしようかと思った。まだ、親以外の誰からコメントをもらっていない。なんだか怖くなって、「はい……切りました」って小さい声で答えた。そうしたら、

「似合ってるね!!」

と、Kさんは言うのだ。自信満々の目つきで。

あの頃は、Kさん特殊な人だと思っていた。まだ16年しか生きてなかったけど、彼のような人を見たことはなかった。でもその時、理由がわかった気がした。彼を特殊だと感じた理由が。

瞳だ。力強かった。当時、私と同じクラス男子はもちろん、周りの大人や、教師でさえあんな瞳の人はいなかった。Kさん目力ダントツだった。

ありがとうございます…」

途切れ途切れだったと思う。恥ずかしいけど、嬉しかった。レジの中で私は小さくなっていた。心臓の音が大きくなってきて、震える手でKさんが選んだ商品を読み込んでいた。お釣りを返す時に、緊張のあまり10円玉を床に落としてしまった。急いで拾って、拭くのも忘れて返した。



土日のどちらかで、Kさん接客をすることが多かった。

別に、その人に会うためでは全くない。そんなことは全然ない。ただ、雇用契約書を交わす時のオーナーとの約束で、「平日は2日と、土日のどちらかにシフトに入る。お盆正月シフトに入る。試験間中休み」という約束を守っていただけ。

月に何度か、Kさんは話しかけてきた。他愛のない話で、10秒くらいで終わる。ほかの話しかけてくる男の人と違って、こちらが返しやすい問いかけや、共感を呼びかける言葉が多かった(雨が多いね、名札が曲がってる、ゴキブリ死体が落ちてる、会計金額が2000円ぴったりとか)。

和やかな日々が続いていた。学校勉強は難しくなかった。偏差値が高くないところだった。風紀が乱れているとか、そういうことはなかったけど。制服を着崩す人は少ないし、部活動をやってる人もたくさんいた。女の子可愛い、ということで有名な広島県東部公立高校だった。思い出話が多くなってごめん。こんな時しか話せる機会がないので許してほしい。

その年の冬だった。放課後にMちゃんから相談を受けた。夕日が教室を照らしている時間帯で、ほんのりとまぶしかった。Mちゃんと一緒にやっている文化部活動が終わった後だった。彼女自分の机に座っていて、私は自分椅子をそこに移動させていた。

Mちゃんカバンの中から取り出したのは、手紙だった。薄い青色封筒だったと記憶している。小さい便せん2枚に渡って手紙が添えられていた。

「これ、あの人からもらった」

とMちゃんが言った。Kさんのことだ。話を聞くと、一昨日の夜にKさんコンビニに買い物に来て、帰り際にMちゃんに渡したという。それで、Mちゃんは受け取った。

もやもやとしていた。何かが燃える感じが、ぶすぶすと胸の奥から込み上げてくる。あの時、私の表情は歪んでいたかもしれない。へんな感情だった。心臓から血管へと、血液が流れ出ている感じがわかって、心臓から流れ出たその血が体の中を巡っていった。そういう感覚があった。

増田さん。これどうすればいい?」

「あー、はいはい。うん。すごいね。知らんよ。好きにすれば」

気持ち言葉で表すとこうなった。

そのまま席を立って、教室を出て、靴箱まで下りるところの階段で涙が込み上げてきた。別にKさんのことが好きなわけじゃなかった。当時、私に「付き合ってよ」と告白してくる男子もいた。Kさんはただのお客さんだった。何の感情もない。本当だ。

今思うと、わかる。女として負けたのだ。Mちゃんに。だから気分がもやもやした。当時は「女としての負け」という考え方はなかった。でも、心の中で感じていたのは、まさにそれだった。

コンビニを休むようになった。それまでは試験間中しか休んでなかったけど、行く気がしなくなっていた。休んでいる間は、別に普通だった。学校は楽しかったし、部活は週に二回しかなかったし、それ以外の日はまっすぐ家に帰っていたし、稼いで貯めたお金好きな音楽漫画雑誌に使っていた。

美容院には通い続けていた。三ヶ月に一度。何度もお風呂で髪を洗っていると、セットしてもらった髪がシワシワになる。そうなったら行くことにしていた。周りのおしゃれな子に合わせて、大人の女性が読むような本も買った。



高二の梅雨時だった。Mちゃんコンビニを辞めると聞いたのは。マクドで、同じ中学出身のみんなで騒いでいる時にMちゃんがそんなことを言った。別に理由はないらしい。

そんなことはないはずだ。だって、冬頃からMちゃんは太りだしていた。以前はスラっとしてこぢんまりしていたのに、今ではすっかり丸くなっていた。お腹が出ていて、制服を着ていても目立つ。以前はハムスターだったのに、今はチンチラだった。

Mちゃんが「オーナーが困ってるよ」と私に言った。ほかにも欠員が出て苦しいらしい。もう何ヶ月も休んだし、そろそろ出てみることにした。

Kさんは、やっぱり週に何度か来店していた。冷凍食品ホットスナック炭酸水ビールを買っていく。最初は「久しぶりだね」と聞いてきたので、「はいお久しぶりです!」と作り笑いを返した。

昨年入った高校生は、みんな辞めていた。先輩の大学生やパートさんに聞いてみたけど、そんなものらしい。オーナーは「働くという行為に耐性がつく子が少ない」「もっと楽なアルバイトを探す子も多い」と愚痴をこぼしていた。

それからKさんと話す頻度が増えていった。前よりも話すのが楽しくなっていた。Mちゃんが辞めて気分が楽になったのも正直ある。

その夏だった。一度、ファッションカラーというのをしてみたかった。夏休み限定で。完全に金髪にするんじゃなくて、線状にスッと部分的に染めるのをしてみたかった。

馴染みになった美容院に行って、当時流行っていたロングヘアの横髪の方に金色ラインを入れるのをやってもらった。後ろの毛先もちょっと染めた。

次の日、コンビニレジを受けているとKさんが入ってきた。土曜日で、ジーンズTシャツラフな格好だった気がする。

増田さん、今日どうしたの。金色じゃん」

はい。変えました」

「うん、うん。変わってるね」

「どーですか?」

「似合ってるね!」

この時、息がしにくくなって、左手を前に出して2,3回すばやく振った。小さい声で会計金額を告げて、お札を受け取って釣銭を取ろうとしたところで、また落としてしまった。お釣りを拾う時、休日だったので当たり前だけど、Kさんカバンを持ってないことに気が付いた。キイロイトリ(リラックマ…)のストラップを思い浮かべて彼の前に立った。

Mちゃん気持ちがわかったかもしれなかった。何も言わずにお釣りを返した。Kさんはほんのり笑っていた。2023年の今と違ってマスクをしていない。朗らかな笑顔だった。懐かしい。

でも、怖い時もあった。同じ年のことだったけど、私は中年のお客さんに怒られていた。声が聞き取りにくくて、タバコ選びに二度も失敗したからだ。Kさんレジの三番目に並ぼうとしていた。

ずっと怒られ続けていて、ようやく終わるかと思ったけど、やっぱりまだ続いていた。すると、Kさんが割って入ってきた。「すいません。あと二名ほど並んでるんですが」とフォローしてくれた。

でも、その中年のお客さんはキレてしまった。「兄さんは関係なかろうが。おい!!」とヒートアップしてた。「関係あるでしょ」とKさんが返していた。

かに店員もいなくて、話のやり合い(ほとんど平行線)が続いている中、いきなりだった。Kさんが「あぁ!!?」と怒鳴ったのだ。彼はおじさんにこんなことを言っていた。

「さっきからお前、つまらんことをグチグチグチグチと……俺はのう、お前に手を出そうとするんを、ずっと我慢しとるんやぞ!!」

「……兄さん警察呼ぶよ」

「呼べ!!」

「……」

おじさんが退散すると、Kさんバツが悪そうにしていた。ほかの子応援に来たので、私は向こうのレジに行った。



もうすぐ高3になる頃だった。変化があったのは。

Kさん手紙をもらった。夜9時くらいで、お客さんもほかの店員も誰もいなかった。会計を終えた後で、「増田さん、増田さん」と声をかけてきて、カバンの中から手紙を取り出した。

何も言わずに受け取って、家に帰って読んでみた。以下内容。

増田さんはよく動いていてすごいと思う

・どんな人なのか知りたい、食事に行きたい

・今年中に引っ越すのでその前に

・興味があるならメールがほしい

・興味がない場合は返信はいらない

当時は彼氏がいた。初めての彼氏だった。同じ学校で、お調子タイプ男子だった。

そこまで好きではなかったけど、告白されて悪い気はしなかったし、嫌な人でもないから付き合っていた。クラスの中でも悪い立ち位置の子じゃなかったのもある。

ある夜、その彼氏Kさんとを心の中で比べてみた。別に、どちらがいいとか結論は出なかった。いや、見た目も中味もKさん圧勝なんだけど、今の彼を嫌いにはなれなかった。それで、交際中の人がいる以上は、Kさんに何も答えない方がいいなって思った。

もし仮にKさんと会ってみて、一緒にご飯を食べて、もし仮に告白とかされて、付き合いはじめたとしても・・・・・・すぐにフラれるだろうなって、ベッドの中で思った。

Kさん雰囲気が優しそうで、見た目も悪くない人だった。ほかのアルバイトの子も皆格好いいって言ってた。自分相手にされない、付き合ってもすぐに幻滅されると思った。



高3に上がってからも、これまでどおりKさんとの関係が続いた。私のいるレジに並んで、たまに会話をする。天気の話が多かった。あとは、私のメイクとか、髪型とかが変わった時は気づいてくれた。ほかのお客さんがいない時に限って会話をしていた(迷惑になるから?)。

当時、高校を出た後の進路は美容専門学校を考えていた。そこまで大した志じゃない。高校入学した頃は、見た目が『じゃが芋』だった私も、メイクファッションを覚えてだいぶましになっていた。『メインクーン』になっていた。

自分でいうのはどうかと思うけど、本当に私は変わったのだ。高1の時の写真と高3の時の写真を比べると、じゃが芋から進化した存在になっていた。別人みたいだった。

その年の秋になると、第一志望の専門学校に入るために、コンビニの隣にある地域集会所で毎日勉強していた。いつも親が仕事帰りに迎えにきてくれる。当然Kさんと会うことはできず、悶々とした気分になった。

入学試験ちょっと前だった。集会所を出て、お腹がすいていてコンビニに何かを買いに行こうとしていた。すると、ちょうどKさんがお店から出てきたところだった。自転車に乗ろうとしていて、コンビニ駐車場に入った私を呼び止めた。

お疲れ様です」と声をかけてきて、私も「お疲れ様です」と返した。「今日寒いね」には、「本当寒いですね」と返した。「元気そうでよかった」には、「はいめっちゃ元気です!」と返した。泣きそうだった。嬉しかった。

その時、Kさんが「増田さん。俺、今日最後なんだ」と手短かに言った。「今週末に引っ越す。今日コンビニ最後から。じゃあ、元気で」と、Kさん自転車に乗った。

私が「こちらこそ、ありがとうございました」って言うと、「増田さんはい社会人になると思う。もし、大人になってどこかで会うことがあったら何か奢る。約束な」って、自転車に乗って私の家とは反対方向に駆けていった。



あれから十年以上が経った。今は結婚二年目で、生活に慣れてきた頃だ。子どもはまだいない。そろそろ社会人として復帰しようかと考えている。コンビニで働こうか、それとも昔いた会社契約社員ポジションを探そうか思案している。

実は、あの別れの日から数年後にKさんに会うことがあった。当時の私は、美容専門学校卒業した後、都会の方で美容とは関係のない仕事に就いていた。求人情報誌への掲載営業で、とある喫茶店に出入りしてたんだけど、ある日そこでKさんサンドイッチを食べているのを見た。その時は、作業服じゃなくてスーツだった。後日聞いたところだと、会社からの出向で政令指定都市に赴任しているとのこと。

お久しぶりです。元気でした?」と声をかけてみたけど、Kさんちょっと悩んだ様子だった。かくいう私もメイクが濃すぎたし、髪も長くなっていたから、気づくのに時間がかかったみたいだ。向こうも驚いてたっけ。やっぱり優しそうな雰囲気で、笑顔がまぶしかった。あの日約束どおり、後日ご飯をおごってもらった。

この日記を書こうと思ったきっかけは、早朝に旦那を送り出した後で、昔の自分を思い出したからだ。玄関で、旦那カバンに付いているぬいぐるみストラップを眺めていて、思うところがあった。

とりとめのない内容だったけど、以上になる。最後まで読んでくれた方がいたらうれしいな。

2023-05-23

anond:20230523150223

もう結構切り詰めているのでは?炭酸水って安いイメージだし(高いの飲んでたらごめん)

飲みもの節約したいけど

炭酸水現在スーパーで買ってる、普段の飲み水はだいたい炭酸水

炭酸水メーカー買うのは初期コストランニングコスト普通にいか全然安くならないんだよな ペットボトル買う手間省けるのは嬉しいけど

コーヒー現在コンビニコーヒーで飲んでる、1日2~3杯

さすがにこれはコーヒーメーカー買った方が安いとは思うけど各種管理ダルい自分で凝るほどコーヒーの味とかよくわからないしそんなグビグビ飲むべきものでもないから家にセットを置きたくない気持ち

2023-05-09

伊藤園タリーズ炭酸コーヒーは、炭酸コーヒー史上、最も飲みやす炭酸コーヒーかもしれない。

タリーズのガッサータ

今までの炭酸コーヒーの中では1番飲める。

個人的には悪くない^ - ^

知らんけど。

https://twitter.com/tetsu125mtb/status/1655775967468724225

コンビニで売ってたタリーズブラックコーヒーソーダ、開けてにおいかいだ瞬間に失神しそうになる強烈なかおり。味も常軌を逸していてとてもいい。

https://twitter.com/shake_tea/status/1655775185365274626

ネコも興味津々

https://twitter.com/_aya_bass_/status/1655774172617011201

コーヒーソーダ好きにも好評

コーヒーソーダは僕もよく作るけど

これは微炭酸で飲みやすい♪

https://twitter.com/minnanoichizu/status/1655773034454863873



口に含んだ瞬間は、わりとコーラに近い第一印象があり、

そこから良く味わうと、そこにコーラのようなしつこい甘さがなく、ほんのり漂うコーヒー香り

のど越しは普通炭酸水とほぼ同じで、飲みやすい。

飲料メーカーは、これまで何度も炭酸コーヒーに挑戦し、売れずに終売してしまう失敗を繰り返してきたが、

Gassata/ガッサータは、最初のヒット作になれるかもしれない。

https://www.tullys-cup.jp/lineup/gassata/

2023-04-15

自分で酎ハイ作ったら酔いが酷い…

コストを安く酎ハイ作れないかなと思い、お酒とパックのリンゴジュースを買って作ろうと思ってきて作ってみたけど凄い酔う…

適当に調べてお酒リンゴジュースが 1:2 とか言ってあったので大体同じ配分で混ぜて、炭酸水メーカー作ってみた

びっくりするほど酔う…久しぶりに酔う感覚を覚える

ベースの酒のアルコール40%が薄め切れてなかったのだろうか…

2023-04-14

anond:20230413223140

ジュースは色んな種類あるけど酒以外だと甘くない飲み物バリエーションって砂糖抜きの水お茶コーヒー炭酸水くらいしかないんだよな

食事に合わせる時って甘くない飲み物の方がいいしそういう都合もある

2023-04-03

anond:20230403203208

うそだろ俺もバランタインファイネスト好きだわ

ロック派だからまりハイボールにはしないけどウィンキルソンで割っても美味いよな

そうじゃねえんだ、他のヤツが一押しウィスキー語ってるの見て他のウィスキーも飲んでみたいなって思ってたんだよ

で、気が向いたらありきたりな炭酸水で割るとかもう拘りもクソもない量産型な飲み方してるのが俺なの

から増田にいるであろう珍しい酒を珍しい、拘りのある飲み方してるヤツのそれを参考に新境地を開拓たかったわけ

初手で飲んでるウィスキー被ったらもうどうしようもねえじゃねえか

2023-03-27

ゆっくり歩いて行こう

むせて逆流した炭酸水が鼻に入る苦しみが癒えるその時まで

2023-03-19

狂っているかもしれない独身中年男性日曜日の午後

昼寝して目が覚めたら夕方だったので、夕食の買い出しに出かけた。

土日ともほとんど家から出なかったので、日曜日の夕食くらいはせめていつもと違ったものを食べたいと思い、ダイエットコークを買った。

普段炭酸水ノンアルコールしか飲まないので、ダイエットとはいえコークを買うのは数年ぶりだった。

家に帰り、ダイエットコークをコップに注いでいると、そういえばwikipediaドナルド・トランプダイエットコークを愛飲していることが書かれていたことを思い出した。

ドナルド・トランプから連想して「メイクアメリカグレートアゲイン」というスローガンを思い出した。

この「メイクアメリカグレートアゲイン」の語感が良くて、何回か口に出していると「いや、別にアメリカをよくしたいわけではないしなあ」と思い、我にかえった。

 

終わり

anond:20230319135639

ウィスキーハイボールってだいたい4・5倍に薄めるのが推奨されてたか

度数1.5%だとほぼただの炭酸水では

2023-03-14

ミドサー年収1000万女のリアル

20代は400-500万、転職して30歳で700万。

700-800万の間をうろうろし、去年やっと1000万を超えた。

大学日東駒専レベルでそこまで自分のことを頭のいい人間とは思っていないが器用なタイプだ。

プライベートでは既婚。子なし。

主人との二人の生活が居心地が良すぎる。

1000万稼いでいても生活はそんなに変わらない。むしろ昔の方がお金を使っていた気さえする。

服はユニクロ旅行国内で極力安くいける方法模索して予約するし、ブランド物は買ったとしても1-2年に1つ。(いろいろ調べて絶対後悔しないと判断できた時だけ、衝動買いはなし)

外食も頻度は少なくないかもしれないが、サイゼ回転寿司で豪遊する事を心から楽しいと思える。

化粧品も在宅勤務になってからデパコスをやめた。外回りがなくなりヒールストッキングを買わなくなった。飲み会コロナ以降ほとんどいってない。

コンビニにはほぼいかないし、100g100円以下の肉を買いたいし(せめて130円以下)、飲み物浄水器を通った水道水お酒ふるさと納税ビールワインウイスキーを箱でもらい、あとは炭酸水を作って、サワーハイボール。これらの缶は一切買わない。

家事外注は一切なし。全て分担。

そう。年収が上がったとしても、生活レベル意識しなければ変わらないのだ。

大学から一人暮らしをして、奨学金を借り、一人でやりくりする事が当たり前。この時に身につけた貧乏性がいつまで経っても抜けない。400万あった奨学金もとっくに返済し終えているのに…

たまに贅沢することももちろんあるが、たぶん世の中の1000万稼いでいる他の人に比べたら、物欲がないのだと思う。小心者なだけかもしれないが。

ちなみに自分のための欲求はあまりないが、主人や親など大事な人のためならいくらでもお金は使いたい!しかし、主人からも親からも求められることは一切なく私の自己満で使っている状態だ。(子供ができたらたぶん大変だと思う。)

貯金投資保険資産はまぁまぁあるが、何かあって一人で生きなくてはいけなくなっても誰にも頼らずに生きていける自立した人間でありたいとも思っている。誰かに自分の全てを委ねることはしたくないし、それが何より恐怖に感じている。我ながら本当に可愛げないと思う。

つらつらと書いてきたが、なぜこんな事を書いているかというと、本当にこの話をできる相手がいないのだ。友達はいるがここまでオープン話せる友達はミドサーになって持てている人がいたら本当に素晴らしいと思う。一度現状をアウトプットして、自分の中でも整理をしたかった。

もちろん友達はいなくはないが、みんな子持ちでキャリアの話もなかなかできないし、年収的に同じくらいの人はなかなか見つからない(1000万超える女性は世の中の1.1%)

趣味はほぼ全て旦那と一緒だから趣味友達なんていないし、一人でやろうと思えばなんでもできてしまうから不要と思ってしまう。情報なら本やネットから入手できてしまうし、寿司ラーメン焼肉カラオケバーサウナスポーツ観戦、買い物、旅行等はむしろ人と予定を合わせることのほうが億劫に感じてしまうくらいだ。

楽しくなさそうな人生と思う人もいると思うが、自分意思決定してきているからこそ、割と自分人生は好きだし、仕事で認められてもいるかやりがいもある。

もしこんな生き方共感してくれる人がいたら、もう少し自分生き方に誇りや自信をもてるのではないかと思って吐き出してみた。物欲はあまりなくても承認欲求はあるのだと、改めてこの締め方をした自分に感じているところで終わりにする。

2023-02-22

anond:20230222102729

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