はてなキーワード: ベランダとは
図書室というのは不良生徒の溜まり場で、よく同じ部活のKが顔を出していた。
掃除の時間、クラスに戻るよう嗜めると唇の前に人差し指を添える。見て見ぬフリをして仕事を続けた。本を期限以内に返却してくれない生徒が多過ぎたのだ。忠告しなくなった私に気を良くしたのか、不良生徒は図書室のベランダに居座るようになった。エアコンの室外機の影に体を縮こめて携帯を扱う。何をしているのかは知らないが追い出すのも可哀想に思えた。
どうせ頭の良くない彼らの将来なんて決まりきっている。いや、そういう事ではなくそこに居場所を見出した彼らにほんの僅か同情心が芽生えてしまった。何故教師の側ではなくそんな所を選ぶのか。不良生徒というのは全く考えが読めない。読めないなりに面白いと感じていた私がいる。彼らは成長して今頃何をしているだろうか。
色々試して結局ラークに落ち着いた。ピアニッシモとかじゃ軽かったし、銘柄決めるのに男受けまで考えたくなかったし。
ある日の朝。郵便受けを除くと見慣れない小包が。中を開くと元カレの吸ってたタバコだった。そういえば、元カレの名義でうちの住所をJTに登録してたんだった(たまーにサンプルが届くからそれでタバコ代浮かしてた)
吸ってもいいけど、彼のことを思い出したくなかった。人の記憶って匂いと鮮明に結びついてるっていうし。
駅前の喫煙所。電車が来る15分前についてタバコを吸うのが習慣になってた。
そこで、いつも見かけるサラリーマンを見かけた。
決められた時間に決められた人間だけで集まると、顔なんて覚えてしまうもので。
普段は落ち着いた雰囲気でタバコをふかす彼が、その日はやけに慌てていた。
外見は私より年上っぽかったけど、喫煙所の脇にタバコの自販機があることにも気づかずに慌ててるのを見て少し可愛いなって思ってしまった。
ただ置いてくよりはいいかと思って私は彼に持っていたマルボロを差し出した。
「これよかったらどうぞ。間違って買ってしまって処分に困ってたので」
「え! あ、すいません……ありがとうございます」
こんな感じで彼はいきなりの施しに戸惑っていたようだった。
翌日、彼にラークの新品を渡された。
私の吸ってる銘柄と同じだった。
少し焦ったし驚いたけどそれ以上に嬉しかった。
当時の私は未だに彼のことを引きずっていた。
私に価値を見出してないんじゃないか。私を必要としていないんじゃないか。
そんな被害妄想に陥っていた。
そんな中で、彼は私を見ていてくれていた。
我ながら単純だと思うけど、性分だから仕方ない。
私はそこで恋に落ちたのだ。
そこから、朝に短い会話を交わすようになった。
彼の方が早く来ていることを知り、私も早く来るようになった。
共通の趣味が映画なことを知って、月末に封切りされる話題作を見に行く約束を決めた。
スーツを着ていなかった彼はやっぱり年相応だったけど、それでも格好よく見えて。
「スーツじゃなくてもかっこいいな」なんてことを思ったその時に、私は恋を自覚した。
そこから3度目のデートで告白されて、私達は付き合うことになった。
彼の家のベランダで並んでタバコを吸ってる時の告白で、私達らしいねなんて言って笑いあった。
帰り道(付き合い出してからは帰る時間を合わせるようにした。最寄り駅同じだし。会う時間作りたかったし)に喫煙所に寄った時に、彼から新品のマルボロ(彼と付き合い出してから戻した)を渡された。
「なにこれ。どうしたの」
「そうじゃなくて」
「……俺と、結婚してください」
びっくりした。けど嬉しかった。
この人となら幸せになれると思った。
でも、プロポーズの場所は選んで欲しかったな。そう言うと彼は「初めて会った場所だったから」って。
変なとこでロマンチックだけどちょっとズレてて。そんな彼が大好きだ。
今度2人で籍を入れに行きます。
タバコが好きだ。
マルボロよ。ラークよ。その他今まで吸ってきた色んな銘柄達よ。
私と彼を引き合わせてくれてありがとう。
俺の嫁さんは自分で走る。特にプログラムされずとも、自分で考えて走る。
出会いは俺が二十八の時。働いている会社は新卒採用が全くなく、若いのが入らないので代謝が悪かった。その会社にしては珍しく新卒入社だった俺は、六年経てど部下はおろか後輩すらできず、ずっと続く「若手扱い」に辟易してた。そんなある日、自主退職者の補填として彼女が来た。当時二十七歳。見た目も少し近いが、雰囲気はシン・ゴジラに出てきた市川実日子まんま。会社が外資系だったこともあり、人事も面白みがないよりは風変わりな人材を好む傾向があったため、第一印象は「まためんどくさそうなのが…」という感じだった。
彼女は必要以上に人と馴れ合わないけれど、飲み会は割と顔を出す(ただし質問されない限り会話はせず、淡々と飲んでる)し、仕事は完璧なもんだから、一年たつ頃には「ちょっと変わったミステリアスな人」みたいなキャラで定着し、重宝される人になっていた。ある日、業務で少し関わることがあり、彼女のブースを訪れた。「○○さん、これなんだけどさ」と話かけると、机上の写真立てに淑女(欧米人)の白黒写真が入っているのが目に留まった。
俺「ん?誰これ」
嫁「祖母です」
俺「え?ウソ?○○さんクオーターなの?」
嫁「ウソです」
俺「???じゃあこれ誰??」
俺「????」
それを全て一切こちらの顔を見ずに(PC見たまま)真顔で言うもんだから、何がホントで何がウソかもわからないし、それ以上に(コイツ…予想外に面白いヤツだ!)と急激に魅かれてしまった。
後日、またブースを尋ねると、写真はなぜか白黒のキャプテンアメリカに変わっていた。
俺「○○さんアメコミ好きなの?」
嫁「アメコミっていうか映画が好きです。しょっちゅう見てます」
俺「で?なんでキャプテンアメリカなの?」
嫁「なんとなくです」
(おそらく当時新作が公開されていたので、その影響)
それ以降、コーヒーを入れるついでに彼女のブースに顔を出すようになった。フワフワして掴みどころのないところや、微妙に噛み合わない会話が癖になっていた。暫くした頃、彼女に「俺さんが私の席で会話してること、あまり周囲の心証がよくないかも知れません」と突然言われた。確かにアットホームで自由な風土の会社とは言え、ほぼ毎日男が女の席で雑談しているのはあまりよろしくないかもしれん。いや、それ以前に多分彼女は、遠回しに俺に「迷惑です」と伝えているのだろう。ショックだが、もうちょっかい出すのはやめよう。そんなことを考えていると彼女が突然、「私、今日は外食するんです。会社で話し足りなら、来ますか。外でならいくらでも話せますよ」と言った。意外過ぎる誘いに、反射的に二つ返事で答えた。あとになって(あれに返事したってことは『あなたともっと話したいです』と認めているようなもんじゃないか)と気が付いて一人悶絶した。
それからプライベートで頻繁に会うようになった。流れはいつも同じ。俺が聞かない限り彼女は何も言わず、俺が「週末なにすんの?」と聞くと、「XX行ってXXしてXX食べて帰ります。来ますか。」と返される。それに俺が乗る。この流れ。それでも彼女といると居心地が本当に良くて、いい加減告白しようと決心した夜、突然彼女が「私、今まで異性と付き合ったことないんですけど、俺さんならお付き合いしたいって思うんですよね。付き合いますか。」と真顔で先制攻撃され、正式に彼氏彼女になった。同僚はそれを聞いて「いいなぁ。俺の彼女なんてXXしたい、XXしてーばっかりなのに、お前の彼女は勝手に走るのな。自走式彼女だな」と表現し、まさにその通りだなと思った。
ちなみに詳細は割愛するが、彼女はかなり複雑な家庭環境で育っており、それがゆえに風変わりな性格になっているようだった。仲良くなってから聞いた話、写真立てについても「家族の写真を机に飾るってどんな気持ちかと思って」とのことだった(うちの会社は外人をはじめ、結構家族写真を机周りに置いている人が多い)。そんな一見すると強いけど、実は脆いところもあるというか、繊細なところも彼女に魅かれた理由だった。
同棲しても付き合いのスタイルは変わらず。大抵の休日は起床後、俺の「今日何すんの?」に始まり、彼女はそれに「XXしてXXする。一緒に行きますか。」と返す。基本的に彼女は自分のしたいこと、することがハッキリ決まっており、こちらが誘いをかけない限りは、一人で勝手に動いている。大体そんな感じで一年一緒に暮らし、「よし、結婚しよう!」と決意し、柄にもなく良いレストランを予約し、指輪を買って、明日プロポーズという金曜日の夜。ベランダでタバコを吸っていると、彼女が戸を開け、何の前置きもなく突然、「俺さん、私、結婚なんてしなくていいと思ってたんですけど、俺さんと出会って、この人となら結婚したいって思ったんですよね。一年一緒に住んで、その気持ちがより強まったので、私は結婚したいと思うんですけど、どうでしょう。結婚しますか。」とまたしても突然真顔で先制攻撃をされ、結婚することになった。(さすがにその時は「ちょっと待ってくれ」と言って、翌日俺からプロポーズし直したが)。
そんなこんなで結婚して一年ちょっとになるが、ずっと変わらないと思っていたスタイルが今週月曜夜に少し崩れた。
俺「週末なにするの?」
嫁「土曜の朝一で大阪行って、一泊して日曜夜に帰ってくる」
俺「は!?(女友達いないのに外泊!?まさか堂々の浮気宣言!?)」
嫁「エキスポシティにダンケルク見に行く。土曜昼に見て、夜うまい飯と酒で〆て、日曜朝もう1回見て、たこやき食べて箕面ビール飲んで帰る」
俺「……」
嫁「……」
俺「……へぇー」
嫁「……行こうよ」
俺(…行こうよ!?)
嫁「先週聞いたとき予定ないって言ってたから…。ごめん。映画のチケットもホテルも勝手に2人分とっちゃった…」
変わったらイヤだなと思っていた彼女が少し変わってしまって、正直驚きを隠せないが、それがまた可愛くて可愛くて、今週は一日一日が過ぎるのが待ち遠しくて、どうしてもちょっと自慢したくなっちゃって、結果ニヤニヤしながら増田に書いちゃった。早く週末にならないかなー!
うふ。
迎えと言っても、
毎日2~3本なって食べられるくらいのが出来るの。
産毛をささっと洗ってとって
丸かじりするのが一番美味しいわ。
取りたて直後で食べるのが
一番美味しいわよ。
でも、
取りたてならではよね!
さらに、収穫する喜びはまた格別高めてくれるわ。
うふふ。
和と洋って感じだけどね。
まあ美味しいんだけど
再春館製薬ばりに
一度工場をバラして組み立てて洗浄して組み立てて生産してでお馴染みの
ランチパックが決めるのよっ!
結局はタマゴの量に納得出来ないので
何の話だっけ?
そう、
ネバーエンディングストーリー的なサンバディネバネバ織田裕二に効く
いや、それをいうならキターだったわね。
結局は今日も元気にやりましょうって話よ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
昨日、小1の娘が大泣きしていて何事かと思って妻に聞いてみたら、夏休み明けに学校にもっていく朝顔が枯れていて泣いていたとのことだった。この朝顔は夏休み前に学校から持ってきてからベランダに置きっぱなしで放置されていたのは知っていたけど、まさか休み明けにまた学校にもっていくとは思わなかった。なんでも昨日友達の家に遊びに行って友達の朝顔を見たら、20個ぐらい花が咲いていてたらしい。そこまで咲いていたということはツルもよく伸びて何重にもグルグルになってただろうし、さぞ葉も青々としていたことだったろう。ところが家に帰って見るとヒョロっと2本だけの枯れ果てたスカスカのツルの植木鉢が放置されていたんだから、泣くよな~。
それで妻と大喧嘩になって大泣きしていたという。
親が水やりしろって言えばよかったのかもしれないけど、それじゃあ子供の為にならんし、でも親が言ってやらないと子は忘れるしそれはそれで可哀想だしな。つうか、小1にこんなきつい課題出す学校も学校だよな。ほとんどの子が枯れたアサガオをもっていく中、一部の過保護の親が育てたアサガオを持って行った子だけが先生に褒められるっていうのも、なんだかだな~。
一度間違えて鍵をガチャガチャやられただけで(マンションなので上下の住人の仕業と思われます)インターホンもモニター付きなのに何かが癪に障ったみたいで玄関の死角に小型カメラを設置してしまいました。
たまに録画を見て「上の住人は腹の出たオッサンだな」とか思ってるみたいです。
プライバシー権の侵害とかになりそうだし、見つかったらトラブルになりそうだし辞めてほしいのですが「玄関の前だけだし大丈夫」と取り合ってくれません。ちなみに先日まで階上の子供の足音に悩まされており、夫はやたらイライラしていました(その家は一度管理会社に苦情を入れても収まらず、数ヶ月して二度目の苦情を入れると黙って引っ越していきました。ただその電話の現場にいなかったので夫がどういう言い方をしたのかわかりません)
前はこんなに神経質な人ではなかったのですが、異動先の上司と上手くいっていないようで毎日ぐったりして帰ってきます。夜もあまり眠れていないようで、心配になって心療内科の受診を勧め、先月やっと病院に行ってくれました。私も安月給ではあるけど働いているので、仕事やめていいよって言うのですが踏ん切りはつかないようです。
こないだも私が買い物中に鍵をガチャガチャされたようで、「なにしてんだボケ!」って怒鳴ってやったら逃げてったとどや顔で報告されました。同じ住民と険悪になってどうするつもりなのでしょうか。
なのにベランダの窓を開けて寝ようとしたりするので防犯に気を遣うわけでもありません。
前はこんな人ではなかった。
変な物音がしたら私と一緒にびびりつつそっと様子をうかがって正体が判明するのをじっと待っていました。
ちょっとよその家が音を立てても私が「まあお互い様だしね」というと「まあそりゃねえ」と言ってくれました。
仕事を辞めたら元に戻るでしょうか。それともこれが本性なのでしょうか。
私には相変わらず優しいです。私もできるだけ家ではリラックスさせてあげようと笑顔でいます(私もちょっと最近仕事がきついのですが)。ただ口数はかなり減りました。
つらい。夫をすり減らしている上司が憎い。
どうするのがいいんでしょうか。
朝起きたら、
なんという騒音か、
夏の蝉の音をかき消していた。
私は何事かと思い、
それは爺さんの仕事でしょと
何度言っても分からない。
まったく。
草刈正雄です。
いやー、参ったわ。
スゴい音なのよ。
初めて聞く音でびっくり。
草刈り機なんかやだと、
エンジンが回る音で
なんか夏の芝刈り機の音だなと
思えるんだけど、
なにせ電気芝刈り機の音は風情がないわね。
あなたの夏!と言えばこれというサウンドは何かしら?
うふふ。
今日も遅く起きた朝だったので、
適当に朝を済ませて、
出かけたいところね。
久しぶりに最近忙しかったからお気に入りのパン屋さんに行けなかったの。
昨日行けたからよかったわ。
タルト2つも買っちゃった。
まあ、
今日の話の刈ったと買ったで掛けてるんだけど!
リンゴ美味しそうだったので
ハチミツを足してバーモンド感を出しても良いわよ。
ところでさ、
バーモンドって
アメリカのバーモンド州の昔話
へーって感じよね。
だからバーモンド州って
まあ、バーモンド州のくだりはウソだけどね!
うふふ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
条例で禁止することの是非は置いといて、子どものいる家庭が禁煙になるのには賛成。
でもね、これ可決されたらベランダや駐車場や自宅前の道路で煙草吹かす馬鹿が出てくると思うんだ、絶対。それが嫌だ。
「煙草の煙ぐらいでがたがた言うなんて神経質すぎだってー」とか悠長なこと抜かしてられるのは、煙が流れてきても咳き込んだり、気持ち悪くなったり、頭が痛くなったりしない人だけなんだよ。
未来の発ガンリスクじゃなくて、こっちは煙草の煙を吸った瞬間の被害の話をしてるわけ。たまたま煙草が平気な体質だったからって、他人もそうだという前提で話を進めるなとしか思えない。
マジで迷惑だから、いっそのこと自宅と喫煙スペース以外は一律で禁煙にしてほしい。自宅で吸えない奴は喫煙スペースまで歩け。それが無理なら吸うな。
住んでるマンション(100戸程度の規模)に、Airbnbに使われている部屋が10件ほどある。
なんで数がわかるのかというと、キーボックスという、暗証番号で施錠できる鍵入れが、マンションの入り口付近のパイプに10個ほどぶらさがっているからだ。
それがなんでAirbnbに使われているのかわかるのかというと、そのキーボックスの使い方が分からない外国人がエントランス付近で困っているのを見かけて、俺が何度かサポートしてやってるからだ。月に3組程度、困ってうろうろしている外国人をエントランスで見かけて、善意で助けてあげている。
キーボックスの個体番号と、暗証番号をきいて、ロックを開けてやるわけだが、たまに、キーボックスの個体番号の指定をミスるホストがいる。そのときは、数十分かけて総当たりで試す。これを大雨のときにやったことがあって、本当に、大変だった。
仕事が終わり、コンビニで買った弁当をぶら下げて帰宅しようとすると、こんなことに巻き込まれる。めんどうだ。俺が無償で現地サポートしてやってるもんだ。
さらに、宿泊者のなかには、ゴミを指定のゴミ置き場ではなく、エントランスに捨てていくやつがいる。
清掃業者が怒って「居住者の皆様。ここはゴミ捨て場ではありません!」と貼り紙をするも、意味がない。だって捨ててるやつは一時利用の宿泊者なんだから。
さらにさらに、たまに、欧米人が宿泊すると、夜中に音楽をガンガンかけて、窓を開けてベランダにでての大騒ぎが始まったりすることもある。
この前、調べたら近隣住人としてホストにクレームを入れられるフォームがAirbnbにあることを知り、送信したが、今のところ改善はされていない。
○昼食:汁なし台湾ラーメン、ご飯
○調子
はややー。
朝の六時に、ベランダにセミが転がり込んで鳴きたくるという、夢の延長線上みたいな起き方をしたせいで、なんか一日中夢見心地だった。
感想は次の●で書くけど、やっぱりこうして本が読めるのが本当に嬉しい。
前にも書いたけど、病気がひどかった時は、本の書いてある内容とか、文字が読めないぐらい弱ってたので、
こうして楽しく読書ができるのすごく嬉しい。
●読書 ※この●はネタバレ問答無用なので気になる人は飛ばしてください。今回の感想は「このネタ”ではない”」ということをバラしてます。とはいえクローズドサークルものの定番トリックでもあるので、それではない、というだけで謎解きがしやすくなるため気になる人は避けてください。
○星読島に星は流れた
トリスタシリーズでお馴染みの久住四季さんの正統派本格ミステリ。
トリスタは魔法があることが前提のいわゆる特殊設定物ミステリだし、ラノベレーベルだしと、変化球な感じでしたが、背骨にあるロジックへの拘りと、サプライズの仕掛けはまさに本格ミステリだった。
という先入観があったのと、本作の序盤がすごくふわふわした良い意味でエロゲの序盤みたいな雰囲気だったことが合間って、
事件が起きる前から「これ絶対叙述トリックだ、クローズドサークルで人数がはっきりしてるけど、実はそのうちの一人は主人公にしか見えていない人パターンだ、最後に海が割れる…… 孤島で叙述トリックだから海が割れる……」みたいな穿った読み方をしてしまった。
まあ、それが正解だったか否かは置いといて、なんにしても特殊設定ものじゃない本格ミステリもかなりイケてた。
ミステリとしてはオチは弱いかもしれないし「あれ、ここからもう一回どんでん返しがないの?」と拍子抜けしたのはした。
ただ、オチの出来がミステリの出来を左右しないタイプのミステリだったし、キャラクタのエピソード的な展開もきちんとあったので、この辺は良い意味で楽しめた。
悪かったところをあげると、その謎解きの過程を楽しむのに、主人公に比重がかかり過ぎてたかな。
クローズドサークルものな上に、ノンシリーズものだから致し方ないんだけど、もうちょい「あーでもない、こーでもない」と議論するパートに厚みが欲しかった。
とは言え、面白かった、こういう作風のミステリはネタの一点突破が出来ないだけに書くのが大変そうだけど、一般文芸畑でも頑張って欲しい。
読書の●終わり。
といっても、シリーズ物で1と前日談のCASE:0もこの日記で書いているから、システム部分の紹介はしなくて良いかな。
今日はオープニングのイベントをこなし、自由に行動できるところまでプレイ。
いや、そのがっつりやろうと思ってたんだけど、なんか前作と比べてもっさりする感じがして、いまいちのめり込めない。
ストーリーは気になるのできちんとプレイしたいけど、まずは効率のいいレベル上げでもググって、ストーリーを楽しめる下準備をしようかな。
●3DS
○ポケとる
二回挑戦して、メガスキルアップが二つもらえる位置には入れた。
まだ最終日じゃないからどうなるかわかんないけど、二つもらえると嬉しいなあ。
ログボのみ。
○FGO
10連の石が貯まったらピックアップがもうすぐだから、などの躊躇を一切しない。
という縛りプレイをしているので、2周年記念ピックアップがあるとわかっていながら、なんでもない普通の10連。
なんと!
一番普通の、という言い方が良いのか悪いのわかんないけど、
青セイバーを引きました! いえい! やったぜ!
セイバーは誰を育てるか悩んでいて誰も育てられてなかったので、これは超嬉しい。
嬉しくなってしまい、ついに初課金をして、2周年記念の福袋ガチャもやってみました。
ハサン好きとしては山の翁? というFGOオリジナルのハサン、それか近年のFateでいちばん好きなプリヤシリーズのイリヤが欲しい。
結果は……
謎のヒロインXでしたー。
今日はアルトリア顔が続くなあ、まだ戦力が全然揃ってないので、星5ってだけでも嬉しいから良いけど。
それと、もう一回10連回せれたので、ホームズピックアップを回すも、こちらはサーヴァントは星3の人しか出ませんでした、しかも全員持ってる。
なんにしても、今日一日で星5が二人も増えたので、育成が大変そうだなあ。
・重さセンサーは走り出してからなるベルト不使用ブザーで実装されているが、これも不評あり(荷物に対しても鳴る)
件の事故はゲームなどに熱中してしまっていて自分が暑いということにさえ気づかなかったのではないかと。
子供の事故がまた一つふえた。はちみつ、屋台の割り箸、餅やこんにゃく、ためっぱなしの風呂水、施錠してあるベランダ。虫眼鏡をわたせば太陽を覗いてみる。
歯医者につれていってまちがって弗酸を塗られるなど。
9歳の子供でも殺しかねないものは車と太陽のほかにもたくさんある。
今回は医療機関にいく母親が子供をだれにもみてもらえない不便さを解消するのと、
「アメリカなみに子供の放置をどういう理由であれ即虐待と判断する法律」くらいでしか対策出来ないと思う。
それより、報道機関が衝突事故死(シートベルトしなかった、ベビーシートしなかったことが間接的に原因になる死)のほうが多いのに
なんだか無性に死にたくなった。
理由はもろもろだが、なにか一つ大打撃になるようなものはなかった。
私にはいつも何事にも「生きるか・死ぬか」の選択肢が付いてくる。
立ち行かなくなったらいつでも死ねばいいと思っている。
でも死にたいと思っている訳ではない。
いつもはおとなしくしてくれている自殺願望がふわっとなんの前触れもなく暴発することがある。
それは、「辛いことがあって死にたい」ということではなく、「これ以上生きているメリットを感じない」と感じたときだ。
誰かに怒りを感じるでもなく、自分を責めるでもなく、今までのパッとしない道のりを振り返り、それでももしかしたら、まだ見ぬ成功体験があったかもしれない人生を思って、流れの速い雲を眺めながら泣いた。
ボーッと、休日出勤でも深夜まで働いているであろう人たちが放つ光の夜景を眺めた。
いけないことなんか無かった。全てに理由があって、こうならざるを得なかった。
あるいはその当時の自分の判断能力が鈍かったり、逃げ出してしまったり。
悪く転がらないよう尽力してことなきを得た物事は日常としてすり抜けていく。
そうやって、私の死もすり抜けていくのだろう。
そんなことを思いながら、なんとなく歯を磨いた。
コーヒーを飲んだ。
でも死ぬ気は失せた。