はてなキーワード: ブラフとは
俺は地球王になるのだ
圧倒的科学力があれば良い。
例えばスタートレックに出てくる反物質エンジンで反重力で不思議なレーザーで亜空間通信でフォースフィールドな兵器を作る
ホワイトハウスに横付けし降伏勧告、逆らえばズドン、天安門でもやる
うひゃひゃ
愚問だ
結婚前にドライ体得し結婚後はご無沙汰だが、今でもたまに前立腺がうずく。
ともかくセックスとは別次元の快楽を知っている俺が今更美少女集めてセックスして楽しめるわけがない。
恐らく秒で飽きるだろな。まぁいい。
凶悪犯とか集めて殺し合いさせるの。
オマエラにもダイジェストくらいは見せてやるよ。
年季が開ければ里に返してやらねばならないが、俺の性癖をペラペラ喋られても困る。ハズい。
セーラー服やブルマやスク水のコスプレさせられてケツ穴にエネマグラを挿入しアヘってる王様に陵辱された。
しかし小さくて早かった、とかとか。
仮に一ヶ月に10人の新人を入れるとしてもスタメン50人くらいで十分で
毎月10人が引退で入れ替わることになる。
50年続ければ6000人
そんなことよりも俺は命を狙われ続けるだろう。
熟睡もできない、食い物になにか入っていないかとか。
そこで考えた。
俺の心臓にセンサーを付け停止検知したら大虐殺シーケンスが作動する旨を周知する。
さしずめ人類の半数が死んじゃうくらいの。
つまり俺の突然死は世界が道連れ、暗殺など企てるバカはいないだろう。
ブラフとナメる奴もいるだろうからたまに誤作動で数億人くらい殺す。
だが考えてみりゃそこまでして地球王として君臨してなにが楽しいのだ。
普通に飲み屋の小娘と浮気したり、たまに妻には出張と偽りアナニーを楽しむので十分じゃないか。
庶民最高。
それよりもどうせ地球王として君臨するならいい人になって褒められたい。
戦争や民族、宗教の争いを無くして互いに価値観を認められるような社会を作る。
奴らは多産。
文化や経済が成熟すると少子化になるはずだがイスラムだけは増え続ける。
仮に世界から貧困撲滅、公衆衛生改善を行うとイスラム人口が爆発する。
いくら産んでも厳しい自然環境で淘汰され人口均衡する時代なら良かったが。
マズい。
そこで地球政府としては宗教の自由は保証するがイスラム教は例外的に禁止するしかない。
あと中国とインドは人口多すぎなので一度ちょっと調整する必要はあるだろう。
これくらいいい人だと寝首を襲われる心配も無い。
熟睡できる。
やめとくわ
というわけで釣りじゃねえのかな
まあアニメの切り抜きも含めて、創作性0なのにそれで収益ウハウハでーすとか言われても嫌なので、釣りだといいなという気持ちが強いが
追記:
最初は特定を避けるために~みたいなことは書いてなかったんだがなぜ修正した?
あとゲームでの切り抜きはテロップ入れてるのみたことないな。Vとか声優ラジオの起こしとかだとテロップ入れるのが主流だけど、ゲームとかアニメの切り抜きってむしろノイズだと思われるから入れないのが普通なんだよね
狂犬は自分の手札の中の、ダイヤの8を一別して、心中でほくそ笑む。
フロップ――。場に開かれた3枚のカードの内2枚が8。
まずまずの手だ。もちろん顔だけは演技を続け、困り果てたようにゆがめる。
ターンがめくられ、狂犬の目に換気の色が宿る
狂犬がクラブの8から目を離し、トオルに目を向けると、そこには自信満々の若者の顔があった。
その自信満々の顔を見るといても立ってもいられない。
もう、笑いを抑え込むのに耐えられない。
必死のカードで最後の悪あがきのポーカーフェイスをしているのが、もうおかしくておかしくて、たまらない。
困りながら、プルプルと肩を小刻みに振るわせ笑いをこらえるのに必死。
――止めてくれ、あの自信に満ちた顔。腹がよじれるぅッ
「降りていいんだぜ? いくら狂犬と言えども、この勝負から下りたからって、負け犬呼ばわりされることも無いだろう」
「そうか、じゃあ、勝負といこう」
――やめてくれ。その自信。この後のヤツの顔を思うだけで、どうにかなりそう!!
狂犬が思うのももっともであり、この勝負。フォーカードを超えるには、Aフォーカードしか手はない。
Aフォーカード以上の役を完成させる必要があるのだが、場に開いた3枚の8、一枚のA。
――Aフォーカードを作るには、手札がAペアである必要がある。
――見ればわかる、立ち上がりのしょぼいレイズ価格。ポットに対して半額ベッド。しょぼいしょぼすぎる。
――見ればわかる。あのチップのぶつけ方はブラフだ。8のフォーカードを騙っている。爆笑必死のブラフ。
――そして4枚目……ダイヤの8はこの手にあるのですねぇ
――仮にAペアだったとして、リバー。最後に開くカードにAを引く必要がある。まさに運否天賦の状況。圧倒的有利
まさしく、負けの確定した勝負。
状況だけで、ハッキリと描かれる、この勝負。
最後の札は。
――クラブのA。どうでもいいカードだ。なにの意味もないカードだ。ただ…
気になるのは、場に「二枚Aが完成した」ということだ
――もしもAペアだったら……?
――それはない。フリップフロップ、フロップ。立て続けのベッドで奴はしょぼいレイズしかしていない。
――Aペアで半額レイズなんてことがあるか?ましてフリップフロップの時点で場に「A」がめくられていたとして、手札のAと合わせて初手Aスリーカードを持って、半額レイズ?
――ブラフだ。ある分けがない。Aペアなどありえるわけがない。それこそ運否天賦。ギャンブルの世界。Aフォーカードの幻影をまとったブラフ。統計的に圧倒的に手札の優位は私にある!!!
――Aペアを奴は持っていない!!
「私はオールインです」
――殺す。
――乗ってこい!
「では僕もオールイン」
――お前の有り金全部喰らってやる!!
狂犬の手元で開示されたダイヤの8は、まさしくフォーカードを構成しきらびやかに輝いていた。
一方には、自信の満ちた表情にギラリと光る眼光をたたえたトオルと、その両手から
放たれた、凶弾。
まさしく狂犬を撃ち殺すために放たれた、凶弾。
――場の三枚の8を見てこっちのフォーカードの役を考慮しなかったなんてありえないだろう。
思わず笑い声を上げるが、こわばった喉からは枯れた空気の音しか出てこない。
場が静寂に包まれる。
血の気が引く。
無い。無い。無い。無い。無い。無い。無い。無い。
あり得てはいけない。
決して許してはならない。
こんな――
「イ、イカサマしてんじゃねぇぞ、コラァ!」
《質問1》ーーーーーーーーーーーーーーー
「六の札を。今度こそ本当に疫」
「どうせまた嘘」
「……」
村vs狼 で、相手が出した札(カード)について、相手の言葉の真偽を当て合うゲームです。
場札が溜まりすぎると負け。
【 1. セッティング 】
村と狼に7枚ずつ、GMに残る6枚を[手札]としてランダムに配ります。
他者の手札の内訳はわかりません。
札は以下の5種×4枚で20枚
旱(ひでり) 疫(えやみ/えき)
火 蝗(いなご) 洪(おおみず)
↓村/狼の手札例:
旱2枚 疫2枚 火1枚
蝗2枚 洪0枚
1蝗 2疫 3旱
4火 5疫 6旱
7蝗
《質問2》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 2. 進行 】
村→狼→GMの順に、手札から一枚を伏せて相手陣営に突きつけ、問題を出すフェーズが巡ります。
(GMは両陣営に対し出題します。プレイヤーではありません。)
《 村のターン 》
村は自分の手札1枚を伏せて差出し、
(嘘をついてもOK)
例: 村「札6を出します,これは疫です」
狼は、その宣言がホントかウソかどちらと思うか、返答してください。
狼の真偽予想が
当たる → 札は[村の場札]
外れる → 札は[狼の場札]
《 狼のターン 》
村のターン同様。
《 GMのターン 》
村/狼双方が、札が何か[2つ]予想を出します。
当てる→何もなし
外す→札が自陣営の[場札]に
場札に同じ札が四枚積まれるか、
全種類が二枚積まれた
陣営の負けです。
また、最後まで札が出し切られた場合は、場札の少ない方をが勝ち。
ーー《質問3》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ターンが経過すると、お互いに場札が積まれ、
・出されたくない札 .
・出すのにリスクがある札.
また、それまでの行動から
・相手が持っていそうな札.
・なさそうな札 .
がわかってくるかもしれません。
● なぜ2vs2? 1vs1でよくね?
上に書いたように、意外と考える状況要素があったりします。札を出す人と、相手の札を当てる人を分担した方がよいと考えております。
● GMの札を当てるの無理じゃね
はい。GMの出す札を当てるのは難しいです。両陣営の理不尽な脅威となり、ゲームの進行を早める機能をもちます。
当てる人は
・積まれたら困る札を言う
・正直に行動すると相手陣営に手札が透けるかもなので、ブラフをかます
・札の配分は完全ランダムです
GMはゲーム前にもゲーム中にも、どちらかの陣営に有利な働きかけをすることはありません。
《村用お題》
◆ 北嶺方 手札
旱1枚 疫1枚 火2枚
蝗0枚 洪3枚
1洪 2洪 3火
4旱 5火 6疫
7洪
ヲヨホ
ヌロイ
ニ
《質問1》ーーーーーーーーーーーーーーー
「六の札を。今度こそ本当に疫」
「どうせまた嘘」
「……」
村vs狼 で、相手が出した札(カード)について、相手の言葉の真偽を当て合うゲームです。
場札が溜まりすぎると負け。
【 1. セッティング 】
村と狼に7枚ずつ、GMに残る6枚を[手札]としてランダムに配ります。
他者の手札の内訳はわかりません。
札は以下の5種×4枚で20枚
旱(ひでり) 疫(えやみ/えき)
火 蝗(いなご) 洪(おおみず)
↓村/狼の手札例:
旱2枚 疫2枚 火1枚
蝗2枚 洪0枚
1蝗 2疫 3旱
4火 5疫 6旱
7蝗
《質問2》ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【 2. 進行 】
村→狼→GMの順に、手札から一枚を伏せて相手陣営に突きつけ、問題を出すフェーズが巡ります。
(GMは両陣営に対し出題します。プレイヤーではありません。)
《 村のターン 》
村は自分の手札1枚を伏せて差出し、
(嘘をついてもOK)
例: 村「札6を出します,これは疫です」
狼は、その宣言がホントかウソかどちらと思うか、返答してください。
狼の真偽予想が
当たる → 札は[村の場札]
外れる → 札は[狼の場札]
《 狼のターン 》
村のターン同様。
《 GMのターン 》
村/狼双方が、札が何か[2つ]予想を出します。
当てる→何もなし
外す→札が自陣営の[場札]に
場札に同じ札が四枚積まれるか、
全種類が二枚積まれた
陣営の負けです。
また、最後まで札が出し切られた場合は、場札の少ない方をが勝ち。
ーー《質問3》ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ターンが経過すると、お互いに場札が積まれ、
・出されたくない札 .
・出すのにリスクがある札.
また、それまでの行動から
・相手が持っていそうな札.
・なさそうな札 .
がわかってくるかもしれません。
● なぜ2vs2? 1vs1でよくね?
上に書いたように、意外と考える状況要素があったりします。札を出す人と、相手の札を当てる人を分担した方がよいと考えております。
● GMの札を当てるの無理じゃね
はい。GMの出す札を当てるのは難しいです。両陣営の理不尽な脅威となり、ゲームの進行を早める機能をもちます。
当てる人は
・積まれたら困る札を言う
・正直に行動すると相手陣営に手札が透けるかもなので、ブラフをかます
・札の配分は完全ランダムです
GMはゲーム前にもゲーム中にも、どちらかの陣営に有利な働きかけをすることはありません。
《村用お題》
◆ 北嶺方 手札
旱1枚 疫1枚 火2枚
蝗0枚 洪3枚
1洪 2洪 3火
4旱 5火 6疫
7洪
ヲヨホ
ヌロイ
ニ
モデルみたいに可愛かったり高身長のイケメンで、プロフも経営者/フリーランスで年収1000万、
マッチングしても1、2回のやりとりで忽然と姿を消す。
このサクラは、そんなに可愛くないしカッコよくない。いやでもイケるかな?というギリギリ上手いところを突いてくる。
そしてプロフもそれなりに練られてあるので一見ただのユーザーみたいに見える。
ただ、そろそろ会いたいと思うくらいでそれらしい理由を言われやりとりが途絶える。
テンプレなサクラがウヨウヨいる中でこの「素敵な出会いだったな」サクラを見抜くことは難しい。
そして、こんな素敵な出会いに巡り会えたんだから次もあると思い込んでそのマッチングアプリを続けることになる。
そして、いいねを買っては強者にばら撒き続ける養分と化すのだ。
なので、みんな気をつけなはれや!
できる人ぶったりまともぶったりしてるけど、その実だいぶ拗らせているしコミュニケーション能力が低いから、自分のゴミ袋を開いて、何がくせーのか改めて考えてみたくなった。
と思いたい気持ちが強い。なんでもかんでも「かわいそうな自分」になるための理由をこじつけて、かわいそうな被害者でありたいと行動しているきらいがある。
喧嘩になったら、自分をさりげなく被害者側に置いて話しがちだし。他責傾向が強いといってもいいかも。
ミソジニーか?と言われるとこの辺の判別が難しくて、多分妬みとかの方が近いんだと思う。実際ブスな女とかは全然なんとも思わないので、500%妬みだろうなと書いていて確信した。
ネタマシー。でもめっちゃ努力したいわけじゃないから、生まれつき造形いいひととか口では「素敵だね」なんてニコニコしながら「ずるい」って思うこと多い。
卑屈っぽい言動するけど、それって相手を責めるためであって(へこむ私の演出で罪悪感を刺激しようとする)本当に自分のことだめとは思っていないはず。
だってダメなら改善しようとするし、そんなの受け入れてわざわざ人様に披露することもない。
たぶんちょっとある。わりと他人見下しがち。人様のおかげで今があることを認めきれてない。
それなりに努力したという自負がある分、みんな自分ほど努力してないとかちょっと考えがち。
なんか書き出してみると、本当に自尊心低いんだなと思った。低いから威嚇するみたいな。
エロ系ユーチューバーとして多分中堅以上の私。特定されたくないからブラフ入れます。
事務所が怖い。他のエロユーチューバーがどうか知らないけど私は事務所所属。エロユーチューバーって最初からエロ出してると収益化審査が通らないので、お菓子食べたりゲームしたりの動画の合間合間に新しい水着買いましたなんて動画を挟んで、エロ未満のお色気動画で客を集めて、収益化してしばらくしたら本番。
不透明な入浴剤レビューしたりノーブラで縄跳びしたりラブホでマイクロビキニ着たり同じ事務所のエロユーチューバー先輩の動画で温泉動画撮ったり……どんどんチャンネル登録者は増える。正直この時は最高に楽しかった。事務所もチヤホヤしてくれるし先輩エロユーチューバーも抜かして人気出て、正直ちょろいと思ってた。
登録者数の伸び率が下がってきたあたりで空気が変わった。「生配信でポロリでもしろよ」や「尻さえ映ってりゃいいんだよ」って事務所が言うようになってきた。マイクロビキニより際どいプレ○○ーラッ○の衣装着せられたりして泣きそうになった。あの人嫌い。
そして今月の登録者の伸び率があまり良くない。コロナでみんな家にいるのに伸びないのは怠慢って言われた。あと20過ぎたらBBAとも言われた。数日前に事務所登録した時の契約書出されて、よく見たら「広告収入が下がった場合は風俗で働く」という項目があったことを知らされた。まだ収入が下がってはいないけど風俗堕ちさせられるかも……。
事務所に今まで会ったことがない見るからにヤクザの人が来て、私と面接した。体に触られた。ハンコついたのは私だし契約書読んでなかったのも私だし。今にして思えばエロユーチューバーやるなら事務所なんか入る必要はなかった、編集を誰かに依頼して個人でやるべきだった。
私は地下アイドルも失敗したし演劇に出させてもらったのにその恩人に不義理を働いて演劇からも逃げた。エロユーチューバーはそんな女のたどり着く底辺だ。私は底辺にいる。
これ見た女の子はエロユーチューバーにはならないで欲しい。ここは本当に底辺の掃き溜めだから未来ある女の子がここに来たらもう終わり。あとライバルが増えると本当に私は風俗堕ちだし。今はまだ若さがあるけど、若さが無くなってしまうまでにエロユーチューバーから抜け出せるんだろうか。契約書は満了期間が書かれてるけどそこまで私がコンテンツとして生きられる気がしない。
3年?また盛った?(文化祭編花火回2018年7月2日発売号-うるかルート終了2020年3月9日発売号)
文化祭辺りの平均掲載順は碌に縦軸も動かしてなかったのに全体TOP5に入るくらいだった訳で普通に将来有望作だったでしょ。各自の長編・キーエピソードという弾も残してた訳だし、怠慢人気という超常現象が発生したのもある。この辺である程度の期間は打ち切りされない保証は得てたんじゃない?そこから鳴かず飛ばずだったらうるかEND単品で終わってたろうけどそれも編集からパラレルの許可が出たからであって、そもそもそこに辿り着く前に早期打ち切りだったら文理のどっちかで終わってた話ですよ。
物語の構造的に軸にいるのは文理真冬っぽいし、うるかはインタビューでも予定外に早く投入したって言われてたし(まぁこれ自体がブラフな可能性もあるけど)、存在自体がどうみても後付けだから最初からうるかEND前提だったと思う方が無理あるのでは?
で、目標達成出来なかったからその点では幸せじゃないし「この子が一番幸せになるのはこの子と成幸が恋人になるルートです」も何も間違ってないと思うけど、それでもうるかが不幸じゃないも何も間違ってないじゃん。担当ルート以外での各ヒロインと比較したら相対的に幸福度が低いかもって状態をお前が勝手に「不幸」って定義してるだけでさ。これだって理珠とかは幸せですと言いながらも成幸に未練たらたらだったし、文乃ルートでは告白も出来なかったしで別にうるかだけが絶対的に低いようにも見えないし。もっと全体的に話を見たら?
僕が地球に不時着したのは32年前で、故郷の星に戻ることを諦め今の妻と結婚してから4年になる。
結婚を機にウォーターサーバーの営業の職に就き、契約先のオフィスを巡って重たい水のボトルを運ぶ日々を送っている。
ーー
数年に一度くらいのことなのだけれど、街角で僕以外の宇宙人を見かけることがある。
地球人にはまったく気づかれないと思うが、やはり宇宙人同士だと一目でそれとわかるものだ。
苦笑いを浮かべて会釈を交わすこともあれば、こっちに気づいた瞬間に走って逃げられることもある。
お互いにいろんな事情があってこの星に迷い込み、生きることを決めたのだろう。
ーー
地球人は安全極まりない生き物だけれど、得体の知れない異星人には捕食される危険性がある。
だから宇宙人同士で会話することはないし、会話したとしても必要最小限の二、三言で、以後はできる限り互いが会わないように注意して行動するようになる。
なので今日、最終電車を待つ夜のホームで出会った宇宙人と、数分とはいえ世間話しをしたのは初めてのことだった。
普通ならそんな危険なことは絶対にしないのだけれど、彼の首筋に宇宙刑務所マークの刺青(脳に施されるため、刑期を全うしない限りはどれだけ肉体改造しても神経を伝達して浮かび上がってくる)があり、それで彼が宇宙刑務所からの脱獄囚だと気づいて、思わず自分から話しかけてしまったのだ。
「あの刑務所って、宇宙が誕生してから、たった一人しか脱獄に成功していないんですよね?」と僕は尋ねる。
「ええ……そうらしいですね」と男は遠慮がちに言う。彼は50代後半の男性型地球人が休日を過ごすときのような姿をしていた。
「なにか、生まれつき特殊な能力をお持ちだったんですか? テレポーテーションとか、サイコキネシスとか?」
「いえいえ、そんな凄いことなんて何一つ……というか、実際にそういった能力を持つ宇宙人って、実在するのですか?」
「いや、すいません」僕は頭を搔く。「地球のテレビ番組とかでよくそういう設定の宇宙人を見るので、つい。実際には、聞いたことがないです」
「ははは。そうですよね。私の故郷の星は地球とよく似た環境で、というかほとんど違いがなくて、むしろ地球人に比べてわずかに非力なくらいです。だから自動じゃないドアが重くってね、ははは」
「地球人は宇宙人の中では怪力なほうですもんね」僕は持っていた缶コーヒーを一口飲んで一拍間を空けてから「それで、どうやって脱獄したんですか?」と、一番聞きたかった質問について、できるだけなんでもない風を装い、尋ねる。
「うーん、あれは脱獄したというか、気づいたら脱獄していたというか」と彼は言葉を選ぶようにして言う。「脱獄には地球時間で8週間ほどかかったのですが、意識がなかった時間も多くて。心音を止めないと探知機が作動する通路があって、心停止していた期間とかもあって、記憶が曖昧なんです、無事に蘇生できたからよかったのですが」
「心停止、ですって? かなり、壮絶だったんですね」
「そうですね。一緒に脱獄を企てた幼馴染が蘇生に失敗して、途中で息絶えてね。あとは刑務所長から脱獄計画を中止しないと一緒に収監されている息子を拷問するぞと監内放送で脅されたりして……ブラフとわかっていても、あれはこたえましたね」
「それは……」僕は絶句する。
「宇宙警察では収監されるときに服はおろか、体毛も歯も爪も触手も手術で没収されるでしょう。食事も粉末栄養だから脱獄に使える道具もなくて、とにかく知恵をしぼりましたねぇ」
そこまで聞いて僕は、最終電車が来るまであと数分もないことに思い至る。
彼に聞きたいことは山ほどあった。だが、残り時間でそれを全て聞くことはできそうにない。
「どうして、あなただったんですか?」この機会を逃したらもう2度と会えないのだ。僕は失礼を承知で、思い切って知りたいことを端的に尋ねることにする。
「宇宙刑務所では毎日、何億人という荒くれ者や知能犯の宇宙人たちが、ありとあらゆる方法で脱獄に挑んでは命を落としてるって聞いたことがあります。どうして、あなただけが、脱獄できたんでしょうか?」
「そう……ですね」彼はうつむいて、黙り込んでしまった。僕は気に触るようなことを言ってしまったかと一瞬不安になったが、彼の表情を見るに、僕の投げかけた問いに真剣に答えてくれようとしているみたいだった。僕は辛抱強くその問いの答えを待ち続ける。
待ちながらふと、その問いは彼がずっと自分自身に対して問い続けてきた質問なのではないか、と僕は思う。
「私は、ずっと」と絞り出すように、彼は言った。
「私はずっと幼い頃から、【この世界は私のためにつくられてなんかいないんだ】と、はっきりと認識していました。
どうやら、家族や友達はみんな、この世界が自分自身にとってなんらかの意味があると自然と感じているんだ、と知って、自分にはそれがとにかく不思議でしょうがなかったんです。
世界と自分が大なり小なり呼応した存在であるという、周囲の人たちが当たり前に感じる感覚を、私は幼い頃からずっと感じることができなかった。私は、この世界は自分というちっぽけな存在を全く気にしてもいなくて、ただ自分の隣を通り過ぎていくだけの存在でしかないのだ、と、そういうふうにはっきりと感じていました。
この世界は偶然私と出会っただけで、私のことに気づいてなんていやしない。深い海の底で巨大な鯨と出会っても、鯨は私を気にもとめずに泳ぎ続けていくでしょう。私にとって世界とは、そういうものなんです。
私は生まれつきこの世界に対して、違和感というか、距離感を感じていました。なんというか、それを私のように感じている人に出会ったことがないんです。近いことを感じていても、私のようにはっきりと確信している人は、いない。もし、私だけに宇宙刑務所を脱獄できた理由があるとするなら、脱獄の手法は全く本質的ではなくて、その距離感こそが――」
彼がそこまで話したところで、僕が乗る最終電車がホームへ入ってきた。
僕は彼の顔を見る。彼はまだ何か話したそうな、もどかしい表情をしていた。
もう少しだけ。もう本当にわずかな時間さえあれば、彼が幼い頃から感じてきた何かを、やっと言葉にできる手助けができるのかもしれない、と僕は思う。
でも僕にはそれを待てるだけの時間がない。明日も仕事があるし、なにより終電を乗り逃したら、家で待つ妻がひどく心配するだろう。
けれど――
その時、そんな言葉が、僕の口を衝いて出てきた。
僕と彼はその言葉に、一瞬だけあっけにとられたような顔で見つめ合ったあとで、あはは、と一緒に笑った。
ああ、彼もあの詩を読んだことがあるんだ。と思い、僕は嬉しい気持ちになる。
無言の会釈を交わして僕たちは別れ、それぞれの日常へと帰っていく。
ーー
自宅のマンション前に辿り着くと、部屋の明かりが消えているのが見えた。妻はもう先に眠っているようだった。
僕はエレベーターで八階に上がり、音を立てないように玄関を開け、リビングの明かりを灯す。
リビングテーブルの上に、妻が僕のために作ってくれた夕食と、A4サイズの封筒が置かれていた。
僕は夕食のおかずを電子レンジに入れてから椅子に座り、封筒を手に取る。中には書類が入っているようだった。僕は中の書類を取り出す。
そこには、妻の不妊治療の結果と、夫向けの精子検査のパンフレットが入っていた。僕は詳細については読まず、書類を封筒に戻す。
僕はその封筒をじっと見つめ、それから寝室で寝ている妻のことを思った。
と彼は言っていた。僕には彼の話を完全に理解することはできなかった。
彼の言ったことが僕にも当てはまるとしたら、僕と妻はこの世界でどれだけ一緒にいられるのだろうか、と僕は考える。
僕は僕の夕食が温まりきるまでのわずかな時間、目を閉じ、『二十億光年の孤独』の詩を思い出そうとしてみる。
万有引力とは
それ故みんなはもとめ合う
その時にはっきりと、故郷の星に戻ることを諦めたのだ。
宇宙はどんどん膨らんでゆく