はてなキーワード: エロ本とは
浅い、浅すぎる。
だからこそAVやエロ本は愛情の対象にならなくとも恋人や既婚者から
財布を奪おうとする外敵扱いされ捨てられるし
女はセックスする気がなくても男に性欲の対象として認識させたがる。
そのための体型の改善とか趣向を凝らすなどの努力はしようとせずに、いつも頑張るのは男の方。
あと趣味に対する無理解も上記と同様に無意識に理解させないように女の本能が働いている。
この場合、金に関わらず時間と手間だとしても今度は愛情の向ける先が自分以外になってしまうのでそれでも危険視する。
そしてこれが二次元になるとどうやっても生身の女が財布を奪い返すことが不可能になってくるので
人格否定にまで発展し、社会的にこれを許さないという風潮になっていく。
時には性犯罪者扱いすることもあるし、ロリコンなどは二次元さえ許さず投資先を取り上げることで存在を否定してきた。
アラサー女性たちにとって過去に戻ることができない以上、ロリコンもまた無価値で利用価値のない財布なのだ。
性を語る時は男の財布を基準に語れよ。
ドラえもんと図書館戦争だけの家庭と、3歳までに1万冊の絵本を読み聞かせする家庭
http://topisyu.hatenablog.com/entry/how_to_use_library
ドラえもんは、言っちゃえば、勉強も運動もできないのび太によるドラえもんを使った一発逆転ストーリー(とその甥っ子が受け止めている可能性はある)。ドラえもんばかり読んでいることを心配するより、そういうストーリーを心が求めている背景に焦点を当ててみるとまた違った展開もあったかなという気はします。甥っ子は学校でいじめられていないかとか、勉強ができなくてコンプレックスを感じているんじゃないかとかですね。
まず、トピシュの言う通りドラえもんを読む「理由」を考えるのは、思考実験として面白いと思う。
ただ、そんなの本人との対話無しには、冗談抜きに無限に近い可能性が考えられる。
ジャイアンに感情移入して、理不尽な暴力を振るう様に憧れている。
スネ夫に感情移入して、色々買ってもらえる裕福さに憧れている。
ドラえもんに感情移入して、他人に力を貸せるような技術や力に憧れている。
ガチャ子マニアで、目を皿にして、ガチャ子が出ているシーンを探している。
実は祖父が安孫子で、その祖父に世界で一番面白い漫画だよ、と紹介されたから心酔している。
実は前世がトキワ荘の座敷童で、あの頃自分が見守っていた若者達の行く末に思いを馳せている。
実は正真正銘のタイムトラベラーでもうすでに自分の居た時間軸では焚書され失われたドラえもんが読めるということがただただ嬉しい。
いやもう、滑稽無糖な理由も含めて、山ほど思いつけるんですよね。
で、これらの理由とトピシュさんの言う
ドラえもんは、言っちゃえば、勉強も運動もできないのび太によるドラえもんを使った一発逆転ストーリー(とその甥っ子が受け止めている可能性はある)。
って、そこまで大差のある意見ではないと思っている。
極論だけど、僕が上げた滑稽無糖な理由の可能性が”ない”なんてことはないよね、しかもこれは甥っ子の脳内の問題なのだから、事実としてタイムトラベルできない事とか、事実として座敷童がこの世の中に居ないこととは、これらの可能性が”ない”理由にはならない。
何しろ、魔女裁判をガチでやるのが人類だし、狐憑きがガチでいたのが人類なんだから、甥っ子の頭の中は自由なんだと思う。
要するに「先入観」をどこまで持っていいのか? みたいな話になるのかなあ。
これはもうインターネットでリアルタイムで発言のやり取りが出来るわけじゃない人らしい発想でもあると思う。
全部を質問してやり取りしてたら日が暮れるから、ある程度はこちらで質問を先読みして答えないといけないっていうね。
ONE〜輝く季節へ〜は、言っちゃえば、勉強も運動もできない折原によるえいえんのせかいを使った一発逆転ストーリー(とその甥っ子が受け止めている可能性はある)。ONE〜輝く季節へ〜ばかり読んでいることを心配するより、そういうストーリーを心が求めている背景に焦点を当ててみるとまた違った展開もあったかなという気はします。甥っ子は学校でいじめられていないかとか、勉強ができなくてコンプレックスを感じているんじゃないかとかですね。
シノハユは、言っちゃえば、異性愛も近親愛もできないシノによる同性愛を使った一発逆転ストーリー(とその甥っ子が受け止めている可能性はある)。シノハユばかり読んでいることを心配するより、そういうストーリーを心が求めている背景に焦点を当ててみるとまた違った展開もあったかなという気はします。甥っ子は家庭で虐待されていないかとか、恋愛ができなくてコンプレックスを感じているんじゃないかとかですね。
クロスボーンガンダムゴーストは、言っちゃえば、ミネバのその先もニュータイプ論もできない長谷川によるサイキッカーを使った一発逆転ストーリー(とその甥っ子が受け止めている可能性はある)。クロスボーンガンダムゴーストばかり読んでいることを心配するより、そういうストーリーを心が求めている背景に焦点を当ててみるとまた違った展開もあったかなという気はします。甥っ子はサンライズからF91以降の時代を押し付けられているとか、カトキハジメのデザインにコンプレックスを感じているんじゃないかとかですね。
アクシズ落としは、言っちゃえば、ララァを母親にすることも人類の革新を題目にスペースノイドを引っ張ることもできないシャアによるアクシズを使った一発逆転ストーリー(とシャアが受け止めている可能性はある)。アクシズを落とすことばかり考えていることを心配するより、そういうストーリーを心が求めている背景に焦点を当ててみるとまた違った展開もあったかなという気はします。シャアはナナイとの関係がうまくいっていないとか、アムロの嫁のチェーンかベルトーチカにコンプレックスを感じているんじゃないかとかですね。
トラフィックス3は、言っちゃえば、エストを自分のファティマにすることもジークのように国を統べることもできないヨーンによるアイシャを使った一発逆転ストーリー(とちゃあが受け止めている可能性はある)。デコースを倒すことばかり考えていることを心配するより、そういうストーリーを心が求めている背景に焦点を当ててみるとまた違った展開もあったかなという気はします。ちゃあは桜子との関係がうまくいっていないとか、姉のアイシャにコンプレックスを感じているんじゃないかとかですね。
ベッドの下がないというのはつまりエロ本買っても隠しておく機能がない。むしろおすすめにエロ本が上がってくるというエロのスパイラルに突入する。
表示させなくするには本を削除(端末からではなくて買った本を買ってない状態に戻す)するしかない。当然また読みたい時は金がかかる。
なんとかならぬものか。
http://ossanhitorimeshi.net/?p=28032
これを見て思った
内容を要約するとおっさんが居酒屋バイトや車内販売の女性相手にキャバクラ気分でしつこく話しかけて、ニコニコしている女の子バイトが内心「くそオヤジ死ね」と思ってるのが解っていながら、二回に分けて230円の缶チューハイを買って美人としつこく話して車内キャバクラ気分を味わってる日記なのだが、何を考えているんだろう?
私も地味なブスだけど本屋バイトでは本の取り置きで名前を覚えている客からしつこく武勇伝や趣味について話しかけられたり、突然泊まりの旅行に誘われたり、エロ本をレジに持ってきてエロ本について話しかけられたりなど、何を考えているのか解らない客に絡まれる事はあった。
ドラッグストアバイトでは「エッチをする時に女の性器をぬるぬるに濡らして滑りをよくするあれ置いてますか」と聞かれる事もあった。
爺にコラーゲンまで案内させられて「肌が綺麗になればもてるかな、なあ金はあるから結婚して」とからまれた事もあった。
女の子と話したりエロトークやセクハラをしたいならキャバクラがあるじゃん!
何で安い時給で働いてるバイトをキャバ嬢扱いしたい男がそこそこ居るの?!相手が腹の底でくそオヤジ死ねと思ってるのに何でしつこく絡めるの?
ああいう人はなにを考えてるんだろう。
男1「〜さんは仕事頑張ってるんですね!何で恋人とかいないんですか?」
私「正直、趣味と仕事に没頭していて恋とかあまり興味が無かったんですよね」
男1「あー、なるほど忙しいですよねー」
男2「〜さんって夫は要らないけど子供は欲しい人なんですか!?」
私「は?」
男2「自分そういう人探してるんですよ!最近多いんでしょ?夫は要らないけどって女の人!」
男1「エロ本の読み過ぎ」
男2「いやだって良く聞くじゃん!」
男1「んな分けない」
男2「〜さんもそういう人なんでしょ?」
男1「芸能人じゃ無いんだし、そりゃそうでしょ」
男2「でもそういう夫は要らないって人多いんでしょ?」
私「………」
ひとがおいしくごはん食ってる描写を読んで楽しいなんてそれエロ本じゃん。
ひとがセックスして気持ちよくなってる描写読んで楽しくなってんのと同じじゃん。
美味しんぼとかバンビーノとか酒のほそ道とか、飯漫画はいっぱい持ってる。呑みながらツマミ感覚でしょっちゅう読む。
「食べてはないけどごちそうを食べてる人を見ながら満足感を得る」
「ヤってはないけどヤってるひとをみながら満たす」
超ニアだ。
去年の6月頃、妻が子供を作りたいと言い始めて、妻は35も過ぎているのでまずは問題ないか婦人科でチェックを受けてから子作りすることにしました。
不妊の原因の半分は男性!という話も聞くので、「僕も精液検査受けたほうがいいかな」と相談したら、受けることになりました。
婦人科にオナニーするための部屋(採精室というらしい)があって、エロ本やエロDVDがおいてあるというのをネットで調べて知っていたので、少し楽しみにしてました。結婚してからAV見ることも減ったので。
そしたら、その婦人科は病院で採取ではなく家でとって持っていく方式でした。
妻に手で抜いてもらうのも気持ちいいけど、婦人科にあるオナニーするための部屋という異空間にも興味津々だったので少し残念でした。
嫁とは結婚7年目。
※キスやハグは結構するくらい仲は良い。以下のセックスレスは性欲処理してくれないって意味で。
今はお互い30直前。
嫁は専業主婦で、家で内職とか少ししてる程度。
ここに不満は持ってない。
2人とも2人で過ごす時間が好きだから、今のところ子供を作る気はない。(合意済み)
お互い1発で満足するタイプだったので、1回ずつ地道に。
結局嫁をイかせることはできなかったけど、なんとか頑張って気持ちよくさせようとしたつもりだ。
手で潮吹きくらいはさせてた。
舐めるのもそんなに嫌いじゃなかったし、挿れる前には愛撫もちゃんとしてたと思う。
最初は凄くショックだったけど、俺の性欲処理のためだけに強要なんてしたくない。
でもやっぱり、若くて大好きで家でずっと一緒にいる嫁を見て、ムラムラしないのは無理。
時々押し倒して体を触ってみると、叩かれたりおもいっきり拒否されたりして結局諦めた。
1回だけ、記念日に挿入を許してくれたこともある。
俺は挿入して気持ちよかったけど、「早く出してね」って発言とマグロ状態の嫁を見て、もうダメだなと思ったのは今でも覚えてる。
その後、始めは舐めるだけならOKと言ってくれたのでお願いした。
お風呂やベッドでちょくちょく抜いてもらう日々が続く。
でも次第に、抜いてくれる頻度が減ってきた。
更に途中から舐めるのもNGになって、たまに手でしてもらう程度に。
それから半年くらい経つと、ついに手でするのも拒否されるようになった。
それまでキスの時に舌入れるのは大丈夫だったけど、少しするとそれもダメになってしまった。
今ではお互い気が向いた時にハグや軽いキスするくらい。これはほぼ毎日だから、仲は良いんだと思う。
口を拒否されたあたりからだんだん日にちが空くようになったので、我慢できなくて結構してた。
今は少し落ち着いて週に1回くらい。
嫁とは一応部屋が別だけど、自分でしてる所を見られたことは何度かある。
よく分からないけど、ある時から突然、セックスを汚いものとして見るようになりはじめた。
エロ本とか見るのは大丈夫だけど、自分が性的な対象に見られるのが凄く嫌になったらしい。
そして、長年一緒に居すぎて【恋人】っていうより【家族】として見るようになったとも言ってた。
隠し事は(おそらく)無い間柄だから、多分本心なのかなと思う。
あと、セックスレスになってから、体(胸とかふとももとか)を触るのをやめられなかった。
ウザいって怒られたことも結構ある。
でも、ムラムラするとつい触っては怒られて・・・を繰り返していたので、これもレスが解消しなかった原因かも。
今はもう、ほとんど触らない。
このあと滅茶苦茶セックスしてえよおおおおおおおおおおおって感じ。
俺は嫁が好きだし、愛してるとか好きだよってよく言う。
したい。
前に相談したら、勝手に(バレないように)行くなら好きにしてって言われた。
一応考えてみたけど、やっぱり嫁とじゃなきゃ意味ないから行かない。
でも、リアルにやるなら嫁がいい。
媚薬とか使ってみたいけどなんか怖くてやめてる。
あまりお酒は飲まないんだけど、たまたま一緒に飲んだ時がある。
2人して泥酔して帰ってきた後、俺はチャンスと思って意識朦朧な嫁の体を触りまくった。
するとなんと、声を出して喘ぎ、だんだん濡れてきた。
数年ヤってないんだから当たり前だ。
急いでコンビニへ走る俺。
そして戻ってくると・・・嫁は寝ていて、太ももの奥の扉は固く閉ざされていた。
死にたい。
本当に死にたい。
でも俺は、そこに一縷の望みをかけて生きているのかもしれない。
昨日久しぶりにヤりたくなったので書いた。
一応、こんな例もあるんだよってことで。
増田も愛してるよ。
異性愛の女でも男よりは同性愛を好きな人が多いと思う、男はホモ等に対して女より拒絶反応が強い。
女にとって異性愛の男性は危険な存在でセクハラや性犯罪被害を多くの女性が受けているし日常的に被害を受けないように警戒しなければならないし、被害を受けたら世間から攻撃される。
同性愛の女性はそもそも女性の性犯罪者がほとんど居ないし居ても強姦殺人のような致命的な被害は受けないのでさほど危なくない、異性愛の女性は安全だが恋人を奪われるなどの危険はある、同性愛の男性は安全で恋人を奪われる危険も薄い。
30台後半男。既婚。昔から性欲が強い方で特にモラルもないから普通に浮気や不倫はしてたんだけど、最近はもっぱらスマホでオカズを探してオナニーしてる。それで結構満たされるから浮気もしてない。色んな女の子とセックスしたいとは思うのだけど、アリバイ作ったり嘘ついたりするのは大変だし面倒くさい。夫婦生活はうまくいっているので、壊したくもないし。
昔は同棲してたり結婚してたりするとエロ本を隠すのも大変だったし、DVDを見るなんて難易度高すぎた。スマホ以前はお風呂に入るフリしてラップトップを持ち込んでダウンロード済みの動画でヌイたりしてた。今は来客があっても「ちょっとトイレ行ってくる」なんて言ってサクッとストリーミングでやっちゃえるので便利な時代になったなーと。
時間は昼の14時頃,雲のほとんど見られない快晴の青空の下,立ち並ぶアパートのゴミ収集場所として機能しているであろうラックの一番上,天板部に僕は「それ」を見つけた。
僕は上背がある方だが,そんな僕の鎖骨くらいでやや高いラックなので,普段であればさして気に留めないようなスペースだ。
そのラックの前を通り過ぎるとき,視界の端が「何か」を捉えた。
1秒もないような時間の中で情報として飛び込んできたのは,XJAPANのギタリストだった故人HIDE氏を思わせるビビッドなイエロー・ホットピンク,そして巨乳ロリという文字,いや,記号だった。
嘘偽りなく,横を通り過ぎたその瞬間には僕は「それ」が何かを認識できていなかった。
だから,強烈な配色も,そこに書いてあった文字も,果てはそれが本であったかすらきちんとわかっていたかは定かでない。
ただ「何か」があるということを僕の本能が感じ取ったことは真実であり,しかして10メートルほど歩いて脳内の処理が終わった僕は足を止めた。
頭の中にあったのは「それ」に対するwhatではなくhowであった。
まず,一つ目の理由であるが,稀有なシチュエーションであることそれ自体が僕を高揚させた。
助平なコンテンツを摂取せんと思えば電子の海にROCKET DIVEして有料なり無料なりのものを存分に堪能し,己が欲望が具象化した白い恋人を限界破裂させれば良いのだ。
そんな時代に,「その種の本が落ちている」という場面に遭遇することの衝撃を考えてみてほしい。
さながらポケベルを使って連絡を取る人とすれ違ったような感覚である。
既に述べたようにデジタル時代を迎えているわけだから,この領域で最も勢いのある表示形式は動画であると言っても過言ではないだろう。
そうした世相において本に出会うという現実は,既に非日常である今この瞬間を一層特別なものにした。
たしかに動きや息づかいを知覚できる動画は簡単に臨場感や興奮を与えてくれるだろう。
しかし,静止画だからこそ得られる視聴覚を超えた別次元の感覚,シックスセンスやイマジネーションと呼ばれるような扉の向こう側の感覚は,男をイージートゥワッチ・イージードゥダンスな易きに流れた存在から,一皮剥けた存在へと押し上げてくれるはずなのである。
そう,「あれ」には可能性がある。
歴史を振り返ればいつだって流行は最新技術とアナログなものとが行ったり来たりしているように,動画ではなく,パソコンの画面でもない,本との出会いはかつて読書家だった幼いころの僕を,今も電子書籍にはどこか馴染めないでいる幼い頃の僕の名残を呼び覚ましてしまった。
これらの理由から,僕は今臨んでいるこのあまりにもアナログで古き良き光景に魅せられきっていて,趣さえ感じている。
極力性的なものを近づけないようにと努めてきたが,作用には必ず反作用があるもので,そう,有り体に言えばムラムラしていた。
三つ目の理由はそう,春の日差しが心地よかった,ただそれだけである。
とにかく,僕の頭は落ちていたブツが何かを理解すると同時に,どのようにミッションを達成するかに切り替わっていた。
とりあえずということで一度地図アプリなりなんなりで調べものをしている風を装って後退し,目標物が本当に僕の認識したとおりのものであったのかを再確認する。
横を通り過ぎがてら目視し,間違いなく想像通りのもの,それも2冊あることを確認して一度道を大きく引き返す。
近くの個人商店で少年ジャンプがフライングゲットできるのでまずは購入,もちろん手提げ袋をお願いして,だ。
今日の鞄は最低限のものしか入らない小ぶりのもの,したがってターゲットを収納することは能わない。
もしジャンプを買うことでもらえるビニール袋が十分に大きければ収納は可能であり,小さくともジャンプを買うことができるということで,最初の作戦はローリスクハイリターンだ。
結果として袋が小さく作戦は失敗に終わったが,回収のチャンスが人目のないほんの一瞬であることを考えるとすぐに次の作戦に移る必要があるだろう。
思わず上着を脱いだところで,これだ,という閃きが訪れた。
上着の中に包み込んでしまうのだ。
今日着ていたのは薄手ではあるがダウンなので内容物の輪郭もカモフラージュしやすい,古典的ではあるものの効果的な方法だと言える。
これで準備は整った。
あとは人通りのなくなった瞬間を見計らって,計画を実行に移すだけである。
ドクン,ドクン,と胸が高鳴った。
かつて多くの漢たちが同じ死線をときにくぐり抜け,ときに散っていったのだろう。
昂る感情とは裏腹に,頭の中は静かにフル回転し,スパイやエージェントのような気分になる。
最高に,スリリングだ。
かくして雷光の如き手さばきで勝負を制した僕は,興奮冷めやらぬままにしばし歩いた。
アドレナリンが大量に出ているのを感じる。
周囲の音や普段目につかないものがよく見える,今,間違いなく僕の脳は活性化しているのだと断言できる。
中身がどうという話ではない,「道端のエロ本を拾う」という体験を楽しむのだ。
よもや20代中盤にもなりこのようなイベントでここまでテンションが上がるとは思ってもみなかったが,「エロ本を拾う」という事象は男を童心に返し,心身ともに研ぎ澄ませ,スリルを提供してくれ,そして獲物はどんなものだったろうと心を躍らせる,そんな狩猟本能を呼び覚ますはたらきがあるのかもしれない。
ひとしきり歩いて人目を忍べる場所を見つけてから,ついに報酬とご対面である。
上着の包みを丁寧に開き,逸る気持ちを制しながら手に取ったその本。
なんと,2冊ともダイジェストDVDがついているタイプの本であった。
趣とは何だったのだろうか。