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はてなキーワード: 費用対効果とは

2023-10-14

財務省クズってよりもこの国の予算制度クズなんだよ

「歳出予算はその年度に使い切ってください」

「持ち越しは一切してはいけません」

「余りが出たら『別に必要なかった』という証拠として、次の予算審議の材料にさせていただきます

このシステムマジでクソ。

結果的に年度の後半は『如何に効率的にピッタリ使い切るかを考える』のモードに入ってしまう。*1

財布の中身と相談してギリギリで使い切ろうとするテレビ番組の「◯万円ピッタリお買い物ゲーム」みたいなことを10月~3月にかけてどの省庁もやってる。

そこに向けた準備も考えると純粋費用対効果だけで考えて伸び伸びと動けるのは4月~6月ぐらいまで。

7月以降は予算が付きすぎた事業では必死に使い切りを模索し、足りてない事業については爪に火を灯すような使い方になる。

「俺たちはこの事業にコレぐらい金がいるんだぜ!だから税金をくれだぜ!」

と言って貰ってきてるので自分たち管轄であっても事業間でホイホイお金のやり取りをして全体をフラットにするとかは駄目。*2

から金がない中で必死にやりくりするんだけど、それをしたらしたで「じゃあやっぱ足りてたんですね。最初ドンブリ勘定なんだったんすか?」みたいな事を次の予算調整で言われる。

必要な所に必要予算必要な形で配るっていうのを本気でやろうとしてるとは思えないんだよね。

やってる感を出すための資料作りを皆で頑張って、それに対して超絶究極絶対神大蔵省スーパーエリート様がやってる感のある感じで予算をお出しくださってエヘヘヘあっしらのような下賤の下っ端役人如きにお恵みくださってくれるんでげしよげへへへ。

まあ税金でやる以上は先にいくらかかるかキッチリ見積もってからやれってのは事実だとは思うんだが、それにしたってもうちょっと効率的にというか実態に即したやり方は出来ね―もんかなと思う。

なまじっか複雑な分最終的には「お役人様のご機嫌を上手に伺った人の勝ち」って所が強くなってる気がしてならん。

んでまあ世の中なんだかんだ水物だから未来予知しきれなかった部分でボロが出てくる。

無茶苦茶だぜ。

保身しか考えてない結果からくる完璧主義に囚われきった官僚の逆効能の完成形だよ。

こんな馬鹿みたいなことやるのに優秀な頭なんて必要ないよ。

結局はセコセコ手を動かして胡麻をするか必死に誤魔化すかしかねーんだわ。

現場判断根性運用役人の基本スタイルですわ。

そのくせして表向きは「完璧に我々の予想通りでした」と言い切らないといけないのが狂ってんだよね。

びんぼっちゃまスタイルだよこの国は。

※1 予算をピッタリ使い切る

 予算をピッタリ使い切ると言っても完全に財布を0にする使い切りは基本的不可能

入札方式を取っているのでどうしてもブレが出るのだ。ブレが出ないように会社と事前に値段を決めてそれを書いてもらうとかは当然NG。なので予定していた契約額±10%ぐらいのブレはそれぞれの契約ごとに発生する。契約したけど役所のガワにお金がないのは絶対にあっちゃいけないので予算は余る側に向けて調整される。

絶対に余るのだけど、余らせすぎると次年度以降に予算を削られてしまうので、予算を使ったという証明のために「最後文房具でも買って1000円単位ぐらいまで頑張って使い切れよ」と仄めかされたりする。年度末に無駄仕事してて本当アホ。

※2 事業ごとの予算振り分けでフラット

 実はちょっとしてる。切り分けが曖昧な分野では多めに予算がついた方からお金を出す感じで。

一般家庭でも「知育ゲームゲームお小遣い勉強お小遣いのどっちから払うの?」とか「旅行先で飲むお酒個人お小遣いから払う?それとも旅行用のプールから払う?」みたいな「どっちの予算からお金を使うか」っていう問題は起きるでしょ?

それと同じ感じである程度都合よくお金を融通しあってから「これはもう完全にこっちの予算で使うべきだったわけで何もおかしくないんすよね~~。まあ結果的にこっちの事業で使う頻度が多くなっちゃってる気はするんですけど、それは結果論みたいな話でしかなくて~~~」みたいな感じで説明して乗り切ってる。

やりすぎると問題になるから『足がつかない範囲で』は意識することになる。

んで下手にやると「じゃあやっぱこの事業はこの予算でイケるってことっすね~~~」で全然足りてない予算が次回以降の実績になったりするので、血の涙を飲んで「金がないせいで何年も事業が遅れてんだよ。どうにかしてくれよ」と言うために裏技を使わないこともある。

2023-10-09

anond:20231006185908

こういうのも費用対効果を算定して、無駄ハコモノを作らせないようにしないといけない。ただでさえ税金が高くなっているというのに。

2023-10-05

奢り問題に対する解決策(案)

既存技術活用し、即効性かつ実現性に優れた案を提示したい。


1.活用する既存技術

 ・店舗側のタブレット型注文端末

 ・個人スマホによる注文システムおよび同会計システム

 ・バーコード決済(ペイペイラインペイなど)の送金システム


2.そもそも問題点は何か

 ・奢る、奢られるの認識個人差があるための生じる問題

 特に飲み会女性側は奢られて当然(接待要素に対する対価、下心に対する対価など)と考える人間と今の時代割り勘が当然と考える人間の認識のずれ

 によっておこることが多い。

   奢る側:奢ったのに冷たくされた。奢る気ないのに奢りを強要された。断ったら相手が不機嫌になった。など

   奢られる側:奢りが前提なのになんで割り勘なのか納得できない。お酌、取り分け、注文など接待してるんだから奢られて当然。どうせ下心あるのに奢らないとかありえないなど


3.どう解決するか(会計が誰持ちか決まっていない場合

 ・個人スマホ注文、決済により、同じテーブルであっても個別注文、会計とする。

  これまでは、会計時に割り勘、男多めね、女は支払い不要などと後出しで条件が決まることが多い。しかし、店側で個別注文、会計システムを用意して

  いれば、注文前までに意思統一を図ることができる。


4.会の途中で奢りたいとか気分が変わったらどうるの

 ・バーコード決済の送金機能などを使う

  奢りたい側は、気がある、楽しかったなどの意思表示が行え、奢られる側は容易に拒否できる。

 ・できれば店側のシステムで送金や会計を同卓他人に渡せるようにするのが望ましいが、既存システムの改修などが必要。また、同じシステムで行うと、結局なあなあで

  奢り問題が発生する可能性がある。


5.最初から会計者が決まっている場合はどうするの

 ・既存タブレット注文システムは1テーブル1会計のため、これを利用する。


6.想定される問題対応

 ・個人スマホ場合電池切れで注文ができない

  → テーブルに2本程度充電ケーブルを用意する。貸し出す。電気代はかかるが施設投資はほぼない。

    無断充電による電気代が気になる場合、料金に転嫁するか、有償貸与バッテリーを用意する。

    施設投資必要だが、自動化できる有償貸与バッテリ方式個人的にはおすすめ

 ・スマホ触った手で食事するのは不衛生

  → 大体の人はすでにやってるから実害はない。

    潔癖の人のために、除菌液やシートを用意する。(そもそも気にするぐらいなら自分で用意しろとは思うが、ここは店側のブランド構築など費用対効果みて決定すべき項目)

 ・スマホべたべた触っててコミュニケーションにならなくないか

  → 今もそんなに変わらない。

    ちゃんコミュニケーションとれる人は注文でスマホ触るぐらいでは問題とならない。なんならこれどう。(料理自分スマホデータ)などと会話の端緒とすることができる可能性もある。


7.副次的効果

 ・完全個別会計になることで、飲み負け、割り負けなどの不公平感がなくなる。

 ・飲み放題は除くが、自分で注文する必要があることから前後不覚となるまで飲むことが少なくなる。



以上、ご意見お待ちします。。システム化したいならご自由にどうぞ

2023-09-29

anond:20230929120823

ハードで人の悪事やらかしを防ぐという発想はわかるけど、それこそ費用対効果検証必要になるし、今回の授乳室で言えば例えば旦那授乳室の前で待機するとかで防犯面は普通に対応可能やん。

母親乳児だけしかいなくて不安みたいな話だと、そもそもその組み合わせなら通常は家で授乳するし。

2023-09-26

税務官僚だった頃の思い出 Part2/3


思い出③ ビットコイン

 私の所属していた法人課税部門の話ではあるが、直接関わったわけではない。どちらかというと、もっと上の方の、課税全体の企画や調整・取りまとめを行う部署の話になる。

 当時も、国税庁が掲げるところの「内国税の適正かつ公平な賦課及び徴収の実現」をめざして、日々勉強毎日だった。世の中は変わり続けている。税の勉強に終わりはない。当時の仕事を平たくいうと、税制改正の内容を関係者関係部局にわかやすく伝えて質問相談苦情に答える、といったところか。管理職が近づいた当時は、そんな仕事をしていた。

 40代が近づいても、税の世界は深かった。税理士資格若い時分に取得したが、それでもマニアックな税分野とか、諸外国税制度になると不案内だった。

 そんな折、とある会議最中だった。ある人が、たしか個人課税徴収部門責任者だったかビットコインの話を始めた。納税方法がわからない人や、脱税の疑いがある人が増えており、(内閣府まで通じて)国レベル対応を考えているという。

 ビットコインのことは何となく知っていた。どんな形であれ、収益を得たのであれば納税するのが当たり前である。だが、事情があってできない者や、あえてそうしない者もいる。私の思い違いは、後者が思いのほか多かったということだ。

 国の関係機関は、ビットコインほか暗号資産に関する文書を多数発行している。国税庁もそのひとつだ。それは6,7年前だったか、取り掛かったのはさらにその数年前になるが――上の会議の後で、主に若手職員が中心となって暗号資産の税務上の取扱いに関する文書納税ガイドライン)を起草した。国税庁のページに今でも載っている。

 ガイドラインを作るにあたり、各部からは若手数人(YoungなAdultを含む。40代でもOK!!)が抜擢された。うち1人は私の同僚だった。あの頃、仕事帰りに個室の飲み屋で話をしたのを憶えている。彼は、ビットコイン暗号資産)に対して恨みの感情をいだいていた。

・ただでさえ忙しいのに。ガイドラインの下準備だけでも難しい

・今の部署との並行体制だと過労死する

・国際反社資金源を絶とうと思えば、暗号資産違法化してもよいのでは

・でも、それでは他国との足並みが揃わない。国力にとってデメリットがある

暗号資産がどの国でも一般的存在になれば、俺達のこの仕事は報われるかもしれん

上司評価をくれると言っていたが、貸し借りにすらなっていない感がある

・実は、「優秀な若手を」と言いつつ、優先順位の低い職員を駆り出しているのでは?

・こんなことが続くようなら、転職を考えた方がいいかもしれない

 このような愚痴をもらしていた。この人は、高卒枠で国税庁採用され、若い頃は地方税務署を転々とした。その後、実力を評価されて国税庁現場寄りの部門で働くようになった。叩き上げというやつだ。普通に幹部候補である。このあたりの考え方は、省庁によって違う。※後述。

 私だって彼のように、当時は「よくわからないもの」「社会必要性がないもの」「反社資金源」とされるものを扱う仕事に抜擢されたとしたら、どんな気持ちになっていただろう。憂鬱になっていたかもしれないし、反対にワクワクしていたかもしれない。おそらくはその中間だ。

 ところで、件のガイドラインは相当に練られている。人件費で換算するなら、軽く数千万はかかっている。本来部署でさえ仕事忙殺されているのに、彼らはよく作ったものだと感心した。

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《後述の内容》

中央省庁大卒しか採らない印象があるかもしれないが、高卒採用は私が知る限り全省庁で実施している。省庁によって雰囲気は異なるが。私が若い頃だと、毎年何十人も採用しているところもあれば、実質的高卒者を採用していないところも当然あった。覚えている限りでは、次のような印象だった。

総務省

たくさん採用する。男女比は同じくらいかデータの取りまとめや解釈など、政策の基本になる数字を拾う仕事が多い。実力が認められると政策立案担当できる。地方自治体への幹部待遇での出向も。

国土交通省

たくさん採用する。男性が多い。本庁に採用されても、ダム管理関係など現場作業をするポジションになる可能性があるからだろうか。工事用の図面作成なんかも当然あるだろう。

財務省

ほどほどの数を採用する。高卒枠だと、ほぼ女の子しか採用してなかった。もちろん顔採用だ。たまに業務で寄ることがあったが、当時の先輩が「俺も財務省の子合コンしたい……」と呟いていた。当然ながら、銀行一般職みたいに、大卒採用男性とくっつけるためにやっている。

国税庁

高卒採用はしているが、数はとても少ない。公務員試験には受かっても、税務大学校での勉強についていけずに辞めていく子が多いのが理由だ。代わりに、会計といった専門学校の子を多く採用している。

厚生労働省

たくさん採用する。男女比は半々だ。労働環境が厳しいこともあるのだろう、私が知っている子は、ガタイがいい人ばかりだった。総じて言えることだが、高校3年生の時点で中央省庁面接官の眼鏡にかなうわけだから、指折りの人材だ。特に役職持ちの高卒者を見たら刮目せよ」のイメージは正解だ。

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 かくいう私も、当時はこの仕事を続けるべきか迷っていた。実際、数年後には転職することになるのだが、正直やりがいを感じられなかった。

 実際、あの彼の言うとおりだったと思う。あのガイドラインは、いわゆる『火消し』の仕事に近い。すぐにバブルが弾けてなくなると思われたビットコインが生き残ったことで、脱税者(善悪を問わない)が多く存在することが予想された。事前の対策を打とうにも、そんな余剰人材は配置されていない。

 実際、暗号資産関係脱税者がいたとして、まともに取り締まることができていなかったのではないか? 現金で数千万円を国内口座に出金、みたいな愚か者はすぐに摘発されただろうが、もう少し小さい金額とか、取引所にずっと利益を預けていたとか、そういう人は対応ができていないはずだ。他部門の私ですらわかるほど、それくらい国税庁マンパワーが足りていない。

 加えて、思い出②で説明したストリートレベル行政職員観点もある。海外取引所や、すでに潰れた取引所で売買をしていた場合納税者も行政庁も課税情報証明ができない。そういう面倒かつ費用対効果の低い案件――それでいて該当者が数千人に上るであろう案件は、あえて手をつけないこともある。

 さて、こうした想定外事態が起こった場合、上で説明したように臨時タスクフォースが編成される。今回の火消しチームだと、指揮を取る者が選り抜きであったのは言うまでもないが、ほかのメンバーを見る限りだと、各課イマイチメンバー人柱にしていた感がある。正直、エースは残して温存させているように見て取れた。

 そんな理不尽でも耐えられるほどに組織が魅力的で、職員にとってやりがいのある仕事内容や職場環境を用意できればいいのだが――こういうわけで、近年の若手官僚大量離職問題が起こっている。

 ちょっと路線変更をする。思えば、このあたりの時期は私も病んでいた。過重労働で心が沈んでいた。

 一応マイホームは買っていた。ただ、数年前から妻が病気入院していて、子どもふたり実家にしばらく預けてあった。つまり単身だった。

 かつては、いろいろと堪え切れずにデリバリーヘルスを呼んでいた時期もあるが、穴があったら入りたい気分だ。煉獄さん……。

 その日々では、深夜に誰もいないマイホーム帰宅して、独身時代が懐かしいと思いながらテレビを点けていた。ある時だったか、今時風のアニメが流れた。

♪ わんわんわん猫が好き 夢中で何も見えない

  にゃんにゃんにゃん犬が好き 素直にアイラブユー ♪

 ほぼ終電+徒歩の関係で、自宅に帰る時間は固定だった。ダイニングの食卓の上に、コンビニおにぎり綾鷹を置いてから、大匙1杯の味覇を小鍋に入れて沸騰させ、菜箸で溶き卵を回し入れていた。最後テーブルコショーを振りかける。ネギは買い忘れることが多かった。

 食事の支度ができて、テレビを点けると上のアニメがやっていた。女の子が出てくるやつ。

 サブカルチャーについては、若い頃に少し嗜んだだけの私でもわかった――これは三級品のアニメだ。放送枠を埋めるためにひとまず作られたような、1話につき実質4分間だけの5分もの作品。それが正体だった。

 かわいそうに。作者はどんな想いだったろう。悔しいと思わなかっただろうか。残念ながら、番組製作者にとって優先順位が低いアニメだったのだ。※当時はそう思っていたが、今は違う。

 内容だが、女の子同士が仲良くするようなものだった。はっきりいって中味はない。ただ単に、女子高生が仲良くしているか、仲良くしようとアプローチしているだけの。そういうやつだった。だが、観ている最中に何も考えなくていい。それがいいと思って、つい毎回見てしまっていた。

 別に興味はない。なんとなく見ているだけだ。深夜帯だから、それ以外に選択がなかった。前後時間帯にほかのアニメ放送されることもあったが、観ることはなかった。この齢になると、特に30分枠のアニメは見るのがしんどい子どもと一緒に土日朝のアニメを観るのであれば、まだなんとかなるのだが。

 愚痴が長くなった。この章は仕舞いにする。これ以外にもパワハラ職員とか、やる気のない職員とか、省庁間のいがみ合いとか嫌がらせとか、議員行政との癒着・密着とか、嫌なことはいくつもあったが、本題ではない。

 そういうのが知りたい人は、元キャリア官僚が書いた書籍ブログを探して読んでみるといい。意外とみんな、けっこうぶっちゃけている。生々しい。

 その人達に比べれば、当記事の内容というのは、やはりベジタブルに違いない。冷静に考えて、野菜よりも肉の方がハイパワーだろう。そういうことだ。



思い出④ 政治家転身を間近に見て

 「官僚から政治家になりたい」という想いを抱く人は、一応は存在している。そして、そういう人が政治から求められる場面もある。

 30代に入る頃の話だ。具体的にいつ頃だったか失念したが、自由民主党地方自治を担っているグループが各官庁にチラシを配っていた。要するところ、「官僚の皆さんの中で政治家になってみたい人、手を挙げて。ハーイ、ハーイ!!」と、ここまで軽いノリではないが、かくして官僚から政治家へ……というルート希望する人は一定数いる。

 そういう説明会に参加したことがある。「興味本位でいい。年齢関係なし」といったことがチラシに書いてあったが、会場に同年代はほぼいなかった。

 説明会の流れは月次だった。自民党のそこそこ偉い人が挨拶をして、後は別の人達に交代して政治家への転身ルートの大まかな説明(国政コース地方自治コース)があって、最後簡単グループ討議だった。

 なお、これはずっと昔の話だ。今がどういうシステムかはわからない。

 私がいた席の隣には、一回り年上の国土交通省(の前身)の技官であるIさんがいた。体格は小柄だったが、その割には大きく見えた。頭の回転が速くて、こっちが話しても0.5秒でレスポンスが飛んでくる。

 Iさんとはグループ討議の後で連絡先を交換して、一度だけ飲みに行った。頭の回転だけじゃなく、教養のある話し方だった。人としてのスペックの違いを感じた。

 Iさんが上の説明会に参加した動機は、出世や昇進に関係していた。上に行けないのであれば、いっそ政治世界活躍してみたい――そんなことを話していた。

 Iさんは、東大でも京大でも筑波大でも東工大でもなく、一般的国立大学だった。偏差値でいうと50ちょっと。私と同じくらいの。その大学名では正直、立身出世の見込みはなかった。よくて審議官民間でいうと次長部長ほどか。今はどうかわからないが、当時は学歴が問われる時代だった。国交省でも、上級管理職東大が基本だった。

 Iさんのキャラクターというのは、古い語彙になるが、ザ・自民党といった雰囲気だった。政治的に保守というやつだ。頭の回転が速いというよりは、物事道理がわかるというか。いざという時には清濁併せ吞むことができる。そんな具合だ。

 かくいう私は、政治家ルートは無理だと感じ、その後にあった面接を受けることはなかった。国会議員になるには地盤看板も鞄も足りないし、かといって地方自治体に出向して市町村助役(今でいう副市長)になるのはリスクが高すぎる。もし地場に合わなければどうすればいいのか。どの面を下げて霞が関に帰ればいいのか? いや、というか帰れない。片道切符だ。

 でも、本当に政治家になりたい人であれば、不安に打ち勝ってしまえるのだろう。当時の私は、転職を考えはじめていたけれども、今と違って転職市場は整備されていなかった。インターネットでの転職活動も始まったばかりだ。リクナビ黎明期になる。

 まあ、それらも言い訳に過ぎない。本気で転職したい人だったら、そんな事情関係なく転職エージェント架電していることだろう。心の底では、そこまで転職したいとは思ってなかったのだ。

 その後も、厳しい日々が続いた。職責はどんどん増えていくけれども、やりがいは減っていった。給料も見合っていない。時給換算だと千数百円ほどか。上でいう40才になる頃には、自分がなんのために働いているのかわからなくなった。行政ロボットのようだった。

 ひたすら政策課題に対して向き合い、法律常識に照らして世間でいうところの正解と思われる回答を見つけ出し、複数上司忖度とやらをしながら仕事を回していた。税制を維持していくためのロボットになっていた。

 あと数年以内には、おそらく課長補佐から課長級になる。もっと忙しくなるだろう。子どもを2人育てるなど不可能だ。

 もやもやした気分で深夜に帰宅した時、やはり、あのアニメ――『犬神さんと猫山さん』が流れていた。たった三ヶ月の付き合いだったが、少しばかりの息抜きになった。コンビニおにぎりお茶と、味覇スープを飲みながら、ほとんど何も考えずに観ていた。

 女性同士が仲良くすることに主眼を置いていたのはわかる。メインふたり関係だけでなく、ほかの女性同士の関係性も描いている。

 犬神さんは積極タイプだった。猫山さんのことが大好きだ。ほかの女の子はいざこざがありながらも、最後には仲良しになっていた気がする。

 強いていえば、犬神さんの猫山さんに対するアプローチには、セクシャルハラスメント構成する要素があった。いきなり抱きついたり、薬物を飲み物に混ぜようとしたり、髪型自分好みにさせようとしたり、猫山さんの反応が気に入らないとキレたり、ハラスメントし放題だった。デートDVに通じるものがある。人権という観点からは、現代社会で許容されるべきものではない。

 この日記を書き始めた頃、ニコニコ動画登録して全話パックを購入した。順番に話数を巡ったところ、第9話にこういうやり取りがあった。以下、犬神さんを「犬」とし、猫山さんを「猫」とする。

犬「あの~、今なんて……?」

猫「えっと、だからストパーかけたいなって……」

犬「バッカなんですか猫山さん!」

猫「そこまでいうの犬神さん!?」

犬「だって、素晴らしいその猫っ毛を矯正するとか、そんなのって、そんなのって、コーヒーからコーヒー抜くようなものですよ!?」

猫「わたしアイデンティティなんだと思ってるの!?」

 リアル高校生ならこういう会話をするのかもしれないが、中年の私には厳しい描写だった。若い人向けの作品なのだからと思いつつ、読者が真似をしたら相手が苦しいことになる――と当時は考えていた。こちら以外にも、若い人なりの情動リビドー)が爆発するようなシーンがあったのを思い出す。

 思えば、若い人向けの作品なのだから、少しオーバーなのがちょうどいいのかもしれない。作者が若年だったのもあるだろう。梶原一騎(巨人の星)にしても、雁屋哲(野望の王国)にしても、巻来功士(メタルK)にしても、CLAMP(聖伝)にしても、荒木飛呂彦(バオー来訪者)にしても、板垣恵介(バキシリーズ)にしても、作者が若いと、エログロやスプラッタや、恋愛確執社会価値観との対峙など、青春期ならではのリビドーに溢れている。反対に、作者が齢を取ってくると確執関係が雪解けするような、そんなシーンを描くようになる。『バキ親子ケンカ編』などが顕著だ。

 あの人達が若かりし頃のマンガというのは、基本線として反社会的だ。反社会的といっても、若者にとっての抑圧を打ち破るという意味での反社会性だ。うまく料理できれば、マンガの魅力として存分に活きてくる。あの人達は、若者のそんな感情を搔き立てるのが抜群にうまかった……と、元若者が振り返ってみる。

 追記 Iさんはその後、大成した。少しではあるが本人に馴染みのある地域で、市町村助役として迎え入れられた。その後、国会議員職員団体や地元から応援を受けて市長選立候補し、並み居る解放同盟勢力を圧倒して市長になった。

 あれから調べてはいないが、きっと長い間お勤めになったのだろう。ああいう人がもっと多くなれば、地方もっと活性化するに違いない。



 Part3/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201303

税務官僚だった頃の思い出 Part1/3


 国税庁の最終面接のことを思い出している。大学四年生の頃だ。今までの面接は、無機質な長机とパイプ椅子のものだった。だがその時は、四角いどっかりとした檜机と、ふかふかの椅子だった。それでいて圧迫感のある面接であり、最後に「私達と一緒に働けますか?」と言われたのを憶えている。

 「はい。私でよければ宜しくお願いします」といったことを告げると、その場で最終合格が遠回しな言い方で告げられた。内定通知は賃貸アパートに届いた。

 こんなところに書くほどだから予想はつくだろうが、結構前に官僚を辞めている。仕事は大変キツかった(きっつー、というやつ)が、やりがいはあった。いつかは挑戦してみたい仕事もあった。

 思えば、大学3年生の春からコツコツコツコツと勉強を重ねて、やっと第一志望のひとつだった官庁合格できて、「やったー!」と無邪気に思っていた。案外こんなものだ。

 国家公務員課税部門)としての経験20数年しかないが、せっかくのシルバーウィークだ。ちょっと語ってみたい。今は税務コンサルタントとして働いているが、夏前に大きな仕事が片付いた。今は仕事を少なくしてもらっている。

 仕事のことを、はてな匿名ダイアリーに書いてる人を稀に見る。今回、私もやってみようと思った次第だ。企業との課税交渉協議録とか、個人法人の税額とかを載せない限りは大丈夫だろう。何かあったら責任は取るつもりだ。

 高橋洋一山口真由が自著で話している内容に比べれば、当日記はベジタブルのようなものだ。あの内容を出版して捕まらないなら、ここで書く内容など余裕でセーフだ。

 なお、私ははてなユーザーの中では年寄り(フミコフミオさんと同い年)である。古い表現があってもお許し願いたい。

 先に言っておくが、「霞が関に来なければ体験できなかったことは人生財産」とか、「国のために働いている自負があった」とか、「苦しかったけどいい仕事ができて国民のためになった~」といったことはあまり書かない。

 そんなに夢や理想のある官僚じゃなかった。僅かばかりはあったが。むしろ組織に負のイメージがあって、若い頃に限った語彙だと「こいつらクソ野郎だな」という感情を抱いていた。それで、40代になって数年後に転職した。再就職規制に引っかかる危険はあったが、グレーな方法突破した。

 当日記は、数パートに分かれている。できるだけ簡潔にまとめたい。以下、思い出を何点か挙げて回想する。



思い出① 税金とは何か?という問い

 中学生の頃から、「税ってそもそも何ぞや?」という疑問があった。大学に入ってからは、税理士資格を取るために勉強していたが、どれだけ勉強しても税への理解イマイチだったし、全科目に合格した後も結局わからなかった。

東大とか一橋大とか慶應とか早稲田とか、そういうい大学を出てるわけじゃない。偏差値50ちょっと大学だ。たまたま会計学講義を取ってみたら面白く、勉強にハマった。

 税とは、一般的説明だと、国や地方自治体国家の維持や発展をめざして、民間では供給されにくい公共的なサービス提供するにあたっての資金として「税金」を徴収している――ということになっている。

 だが、おかしいと思っていた。だって、国はお金自由に発行できる。地方自治体が言うのならわかる。あと、大昔だったら年貢を物納で納めてもらわないと国が維持できなかったはずだ。

 だが、現代社会国家がそんなことを言っても説得力イマイチだ。税金をとらなくても、別にお金を刷ったらそれでいい。金本位制時代を通り抜けて、今では発行された紙幣のものに信用がある時代なのだお金というのは、それがお金であるがゆえにお金だ、というトートロジーである

 増田民の人も、わかってる人はわかってるだろう。税とは何かが。ここで答えは書かない。気になる人は、Yahoo!知恵袋とか、Quoraで求めれば賢い人が教えてくれる。

 私が納得いかなかったのは、一応は国家公務員一種試験(昔だったら上級甲種試験)を通ってきたはずの人達が、入庁一年目だった私の質問に答えられなかったことだ。「そんな当たり前のことを聞くな」という人もいたし、「ここではちょっと…」と口を濁す人もいたし、「知らん。自分で調べろ」という人もいた。

 税を納めるのは当たり前のこと、ただ、その原理と言うか……そう、原理大事だろう。何も考えずに常識を信じていいのは中級者までだ。上をめざすのであれば、身も蓋もない本質を疑う必要がある。

 こういうことを私が言っても説得力がないので、ちょっと引用させていただく。

それぞれの原理を、その自然本性のかぎりで探求しようとしなければならないし、きちんと定義されるよう腐心しなければならない。というのも、原理はそのあとに続く事柄にとって、大きな影響をもっているかである。実際、原理は全体の半分以上であり、探求されているものの多くは、原理を経由することで明確になると思われるのである。 ニコマコ倫理学(上) P.62


 なぜ国民から税金を取るのか、という新人職員の問いに答えられる職員10人に1人ほどしかいなかった。思えば、この時からはいつかここをやめようと思っていたのかもしれない。

 実際、徴税国民みんなから集めたお金公共サービスに充てるため、というのはお題目だ。わかりやす国民を納得させるための。本来目的はほかにある。それに比べると、上の『お題目』はビックリマンチョコのおまけに近い。ウエハースだ。



思い出② 課税処分の難しさ

 トラブルになりかけた事例になる。詳細は端折って書く。専門用語は補足するか、日常的な言葉に言い換えている。

 キャリア官僚現場体験しないイメージがあるかもしれないが、別にそんなことはない。入庁二年目から普通に現場だったし、30才を過ぎて地方支局で働いてる人もいる。

 当時は、北海道某所にある国税局に勤務していた。一応は税理士必要な科目は残りふたつというところまで取っていたが、それでも実務は難しかった。勉強しないといけないことは山ほどあるし、一年目は税務の学校で学ばせてもらったが、実務に必要知識の何割も身に付いていない。税務の世界は広いのだ。

 最初の頃はひたすら、簡単事務とか雑用とか、先輩が受けた税務相談の回答案作りとか、上位機関から調査ものとか、庶務全般文書収受会議日程調整~飲み会手配まで含む)に、兎に角いろいろやった。

 すべて勉強になるとは思ったが、正直これは臨時職員がやった方がいいのでは……と感じるものもあった。まあ、とにかく新人らしく何でもやった。

 赴任して半年だった。とある先輩を経由して、それなりの事業規模の法人の税務申告を最初から最後までやらせてもらえることになった。同じ年代職員(※省庁キャリア)の中では遅い方だった。資本金結構ある機械メーカーだったかな。これまで当業務では、先輩方を手伝う立場として動いていたから、割とすんなりいくように思えた。

 申告内容は当然精査するのだが、日本課税制度は一応性善説でいっている。国民法人含む)が嘘をついたりごまかしたりしない、ということを前提にしている。その企業も、過去に税務に関して更正処分(支払う税額が誤っていると判断した場合に○円払いなさい、という措置関係トラブルを起こしたことはない。

 一応は提出書類を三周ほどしたところ、申告書類も、帳簿も、領収書請求書契約書(請書)も、通帳関係問題なし……それで、さあ決裁だといった具合に伺いをスタートした。

 先輩方の場合は、スルッと起案が通るようだったが、自分場合はそうはいかなかった。新人に厳重なチェックが入るのは当然だった。

不動産の項目がおかしい。取得した不動産価格常軌を逸して安い。税をごまかそうとしているのでは?」

 という、先輩及び直属の上司からツッコミがあった。上司を納得させないと、次に進むことができない。思えば、あの先輩は、このことがわかっていて私に振ったのかもしれない。

 当時の私の実力を超えた課題だった。頭を抱えたのを憶えている。あの時の思考過程を追っていこう。

 かくして・・・

 探求の旅は はじまった

 まず何をすればいいかというと、不動産価格がしっかりしたものかを調べればいい。正当な根拠のある価格であればいいし、不適当価格であれば……面倒なことになる。

 不動産売買にかかる課税額は、比較シンプルだ。普通法人税と同じで基本は定率である(税額表を見ればいい)。ちょっと賢い中学生でも実務ができるだろう。

 印紙税も、登録免許税も、不動産取得税(県税)も、固定資産税(市税)もそんな具合だ。不動産本体価格については難しい計算必要だが、焦る必要はない。市区町村にある固定資産税台帳には、固定資産税評価額が載っている。それを見れば、登録免許税の目安となる不動産価格がわかる。※固定資産税の納付書にも書いてある。

 それを根拠に……と思ったが、そんなに単純な話ではない。ならば先輩も上司ツッコミを入れたりしない。イレギュラーなケースなのだ

 その物件は、なんと固定資産税台帳に載っていなかった。そういう土地だった。登記簿を見たところ、字名がとんでもないことになっていた。奥地にあって、大昔は栄えていたのかもしれないが、今では地域まるごと誰も手入れをしていない。そんな土地だった。しかし、幅4.0m以上の道路は通っている。江戸時代の人が整備したと思われる。

 国税庁においても、外部公表している不動産価格の調べ方みたいなものはある(いわゆる路線価だが、当然奥地には路線価がない)。国でも地方自治体でも、不動産価格を求めるための要綱要領は具えているが、今回は通用しないのではないか。そういう案件だった。

 若かりし日の私は思案しつつ、先輩にも相談して上司に2つの案を出したはずだ。懐かしい。

 1. 比準価格(みなし計算のようなもの)を使って不動産価格を弾くと、今の数倍以上の価格になる

   メリット…適正と思われる税を徴収できる

   デメリット…上申や裁判等になった時に勝てる保証がない

       県や市町村にも情報共有や協議意見聞取が必要

 2. 今回は大した金額ではないため、相手方の税額を受け入れる

   メリット…百万にも満たない税額差であり、費用対効果を考えるべき

   デメリット相手方が悪質だった場合前例を作ることになる

 結局、2.の案が採用された。それで、起案はあっさり通った。協議相談をしたのは直属の上司までであり、決裁の責任者には上司が一声かけたくらいだ。それで新人職員の一件目である課税処分は通ってしまった。

 思えば、先輩や上司からすれば、最初から2.一択だったのだ。今の私の判断もそうだ。課税額の差として百万円にも満たない金額のために、そこまでの手間はかけられない。もっとかに日本の税務行政のためにやらないといけないことが山ほどある。

 一応弁護しておくと、現場で働く公務員には、「法適用裁量」と「エネルギー振り分けの裁量」がある。現場的な要素が強い職種だと、上司の指揮監督を受けるのが望ましくない場合がある。極端な例だが、警察官凶悪犯をパトカーで追っている最中に、スピード違反信号無視をしている者を放っておくのはやむを得ない、といった観点だ。

 余談になるが、国税局職員県税や市税の脱税を見つけた場合も、人や状況によって対応が変わる。情報提供する場合もあれば、見なかったことにする場合もある。

 それこそ昔の話だが、飲み会とある話を聞いた。ある個人納税者から地方税務署相談があったという。要約すると「1年前に出した赤字決算の申告書だが、実は黒字で、税金を納めないといけないことがわかった。どうすればいいか」ということだった。追加で納付すべき税額は、約30円のようだ。このままでは脱税者になってしまうと焦っていたらしい。

 その相談を受けた税務署員はこう答えたという。「実は、ボールペンとか消しゴムとか、事務用品を買っていたのを申告書に書いてないんじゃないですか? だったら、納付すべき税額はやはり赤字では? 問題ないですよ」と。※以後の話は不明

 課税処分はもちろん、どのような行政処分であっても費用対効果という観点が重視される。税収1万円増のために2~3万円をかけるのは議論余地があるにしても、20~30万円をかけるのは明らかに不合理だろう。

 テレビネットメディアはてなブログでは、公務員は何も考えずに税金支出しているイメージがあるかもしれないが、ちゃんと考えている人が多数派である。そこは信じてほしい。

 数年後、私は北海道から霞が関に戻ることになった。それから退職するまで、ずっと法人課税部門にいた。



 Part2/3

 https://anond.hatelabo.jp/20230926201302

2023-09-24

anond:20230923150756

反応が良いというのはよく売れる(費用対効果が高い)という意味

それともただたんに広告としての評判がいいという意味

anond:20230924001733

選択と集中の名の下に総額を減らしたのが諸悪の根源説を推したい

1人に1億以上持たせても費用対効果か゛あたまうちになるのもいいはなし

2023-09-06

TELNETかい老人会の集まり

なんか電子公告TELNETで公開してキャッキャしてる老人会があって

もう見苦しいことこの上ない

TELNET公開することで回線費用が安くなります(キリッ)」

とかダサすぎる

実際にかかった費用計算してみろよ

開発費とかそのシステムを引き継いでいくコストちゃんと足してみろって

費用対効果なんかゼロに等しいくせに嬉しそうにコスト削減とか言ってんじゃ無いよ

w3mでもちゃんと見れるページを作りました

とかならまだ分かるし意味もあるだろうし阿部寛のページより軽いとかなら分かるけど

プロトコルとしてのTELNETを使って何の意味も無いことすんなよアホかよ

そこまでやるならスマホTELNET使えて見れるようなシステム作って

災害時の輻輳状態でも見れます!」

とかやれよ

まぁそれでもTELNET使う意味ほとんどないけどな

2023-08-25

anond:20230823145057

先進医学を幅広く勉強してたら、

日本保険診療の標準治療ってやつはほとんど害があったり必要無かったりっていうのわかるから

20年前にFラン医大医師免許取ってたいして勉強せずに医師やってる人間とか医学知識なんて無に等しい


あと費用対効果

たとえばクスリ入院税金から300万かかるとする

緊急的な外科手術以外で、医療っていうのは本当に費用対効果があるのか怪しい

それならば300万かけて美味しいもの食べて旅行したりしたほうが、身体と心には良くて、

健康寿命には寄与する可能性が高い

2023-08-24

anond:20230820180642

新自由主義の元なら基礎研究・応用研究は近視眼的な費用対効果がないから削られ、金を滞らせる税制にするから不景気になり、不景気になるから設備開発投資が無くなりで衰退するし、衰退したのが今の日本なんだよ。

逆に、ケインズ主義ケチがついた供給小のコストプッシュインフレと、スタグフレーション問題石油以外のエネルギーの増産もあって答えが見つかった。足りない供給の増産が解なんだ。

からコストプッシュインフレ対策に輸出できるものと足りない資源を増産したうえで、ケインズ主義が正解。

2023-08-21

自転車に乗れない車カスさんは自転車嫉妬するぐらいなら自転車に乗れるよう練習しよう

自転車にすら乗れない車カスさんは自転車嫉妬するぐらいなら自転車に乗れるように練習すればいいのにね。そのほうが得が多いのだから

自動車から自転車に乗り換えるメリット

anond:20230820021529

日本語LLM開発に1000億かけるなら、TSUBAME級の汎用スパコンを数システムくらい全国の大学研究機関に展開した方がいい

日本政府さんさあ、後追いでピンポイント選択と集中おっ始めるから費用対効果が出せないんだよ

2023-08-06

誹謗中傷訴訟に関する弁護士さんの本音誹謗中傷案件は依頼者も相手方もどっちも頭おかしい」

これはライフハックなのですが、誹謗中傷案件は依頼者も相手方もどっちも頭おかしくて代理人弁護士無駄精神すり減らすにも関わらず費用対効果は最低最悪なので、まともな弁護士は開示請求誹謗中傷案件をやってませんし、私もやるつもりはないし、事務所でも他の弁護士には受任御法度にしています

誹謗中傷はする奴よりされる奴の方に問題があることが多いから、そもそも正義感もって臨みにくいんよな。負けたり金取れなかったりすると途端に代理人弁護士に対して牙むいてくるんよ、ああいう奴らってさ

あと物損事故でまともな弁護士がつくのは東京海上

これマメ





鍵垢になってしまった

2023-07-23

anond:20230714191732

コストプッシュインフレ供給小だから合致する供給の増産が解だぞ。

1970年代オイルショックが襲って、当時は石油代替ってなかったからどうしようもなかったかケインズ主義ダメだということになった。

から新自由主義になったけど、そもそも新自由主義って近視眼的な費用対効果にのっとるから基礎研究・応用研究破壊するし、デフレでもお構いなしで近視眼的な費用対効果にのっとるから設備投資研究開発投資破壊する。

だけど、原子力発電風力発電太陽光発電蓄電池のような石油代替実用化してるから代替品の増産に注力せよ。基礎研究・応用研究設備投資支援研究開発投資支援をせよが解になる。減税が解じゃないと思うよ。

さらに言うと日本戦後インフレコストプッシュインフレだな。インフレを収めたのは傾斜生産方式による重要資源の増産と、海外からの援助の取り付けというこれも供給側の対策だな。

なお、財政赤字なんてものを気にして必要な増産支援をしないというのもダメからMMT側に立たないとならない。

2023-07-11

anond:20230710201608

Webサービス広告運用担当やってるんだけどさ、実感としてはこういう不快広告、例えばスレスレエロマンガとかコンプレックス広告みたいなの(足の爪とか目の下のたるみとか)は、ターゲティングされてでてくるっていうより、むしろこっちがデフォルトなんだと思うよ。

そりゃこっちだってさ、不快広告見せたらユーザー離れていくのはわかりきってるわけじゃん?だからほんとは釣り好きの人には釣具の広告とか、自転車趣味の人には自転車用品とか、楽器奏者なら楽器広告とか出したいわけ。見る人に合わせたやつ。

でも今の流れってサードパーティークッキー使えなくなったりブラウザプライバシー情報送らなくなったりしてさ、どんどんターゲティングできなくなってるから、これからますますこういうエロ系とかコンプレックス系の出稿が増えて幅を利かせていくんじゃないかなと思うよ。

広告100人ランダムにばらまいたときに、釣り趣味の人が日本人の1/50くらいだとしたら2人にしか訴求できないけど、エロ広告なら大体50人に訴求するわけだから費用対効果いいわけ。そりゃ効果が見込めるエロコンテンツ業界がたくさん出稿するよね、っていうこと。

見せてる側としては全然嬉しくないんだけどね。サービス品位落とす広告出すより、釣り好きの人に釣具の広告見せてクリックしてほしいわけよ。でも広告配信の仕組みって「これ出しちゃお!」ってサービス側が選んでるわけじゃなくて、基本自動配信からエロコンプレックス配信されてきたら出ちゃう営利企業でやってる以上、それをまるごと止める訳にはいかないんだよね。

個別ブロックするっていう手はもちろんあるよ。

でも何万種類もある広告を全部チマチマOK/NG出していくのって現実的じゃないわけ。それやるくらいならサービス機能改善工数割きたいし。自分が自社サービス見てる時に気になったやつはポチポチブラックリスト入れたりするけど、そんなんじゃ焼け石に水

あるいはカテゴリごとのブロックももちろんあるんだけどさ、例えばBLコミック出したくないとき、「BL」ってチェックボックスを外したらBLが全部出なくなります!みたいにはなってないわけ。「マンガ」を外すとあらゆるマンガぜんぶ出なくなります、みたいなすげえ荒いカテゴリ設定なの。ひどいときは「エンタメ」でひとくくり、みたいな。バカなの?と思うけどさ、配信する側(アドネットワークとか呼ばれる。広告出稿主から広告をまとめて、各サイト自動配信する)にとってエロとかコンプレックスが財源になってるからそう簡単排除できないようにしてるんじゃない?これは憶測だけど。

エロ広告は単価高いからわざと入れてるんでしょ?みたいなブコメあったけど、サービス側としては少なくともそうじゃないよ。エロ排除できるならしたい。でもマンガカテゴリまるごと排除するのは痛すぎるからカテゴリブロックはできない。そんな感じ。

まとめると、サービス視点としては、

・ターゲティングは悪くない

エロコンプレックス排除したいけどできない(工数かかりすぎOR巻き沿い多すぎ)

配信する側がもうちょっとなんとかしろ

2023-07-02

水だしTパックのアイスコーヒーコスパが良いのだろうか?

眠気覚まし気分転換で良くアイスコーヒーを飲む

たかアイスコーヒー1杯分とはいえ毎日飲むレベルだとランニングコスト馬鹿にならない

如何にアイスコーヒーを安く無理なく毎日楽しめるかを考えて水だしTパックのコーヒーを試している

味は悪くない

特段美味しいと言うわけではないが毎日飲んでも飽きない味

値段もペットボトルコーヒーに比べたら安い

アイスコーヒー用のTパックは 4 個で 250 円弱位

1 L 作るのに 2 個必要から、一回ごとに大体 450 mlペットボトルコーヒー分のコスト

ただ、アイスは水やジュースに近い飲み方をするので消費が早い

1 L 作ったはずが、気づけば 450 ml と同じ速さで消費している

しかも、一回分作るのに数時間かかる

費用対効果を考えれば悪くは無いが、今の飲み方では 1 L も 450 ml も大差ないので数十円分の違いしかない

作る手間を考えればその数十円分が手間で相殺されている気さえする

そう考えるとペットボトルコーヒーストックしておいても大差ないのかもしれないな…

2023-06-23

小規模な昭和体質会社(JTC)に転職した結果…

前職、前前職に関して

ベンチャー的な会社所属

男女比率同じぐらい。

SaasやらITに関するリテラシー普通

平均年齢30歳ぐらい

いわゆる、キラキラ企業に憧れるエセキラキラ企業にいました。

今回、興味本位というか人生経験として小規模な昭和体質の会社(JTC)に転職して半年ぐらい経ったので思ったことを自戒意味も込めて殴り書きします。

※ぼやかしながら

・バックオフィス部署でもスーツ

理由顧客先のボリューム層が高齢者私服だとクレームが入るからとのこと。現場営業さんたちは作業着で夏でも長袖長ズボン。以前、短パン的なものを着用していたら不健全だ!ってキレられたらしい。ちなみに入社して半年ぐらい経つがオフィス顧客が来たことはない。今はクールビズ(ひさびさに聞いた)でネクタイ無し、ジャケット無しでもOK

ある日上司に「そういえばなんでスーツ指定なんでしたっけ?お客さんとか来ないっすよね?」とバカなふりして聞いてみたら「まぁこれは仕事における作業着みたいなもんだから。あと私服仕事すると他部署とかたまたまあったお客さんからクレームが入る可能性がある」だって普段ロジカル思考ぶって部長の顔が忘れられない。


電話うるせぇ

支店がいくつかあるんだけど、支店間の連絡手段は基本電話電話対応業務自体が無くなっているこの時代に。あとメールしかOutlookバカかよ。まぁメールは百歩譲っていいわ。電話がうるせぇのなんの。こういうのって部署ごとに鳴り分けしたりするじゃん?けどここしてねーの。外線1本着信したらオフィスにある電話全部鳴んの。この環境にいてみ?マジで電話アンチになるわ。元々アンチ気味ではあったけど。Slack?Teams?ChatWork提案したさ。そしたら「無理無理。金もかかるし社内に浸透させんのに何年かかんのよ。うちはPC弱者しかいないよ?」だってさ。なんのために俺入社したんや。

んでエグいのが、たまにオフィスに誰もいなくて他部署電話とか出る必要あんのよ。それで顧客からクレーム対応もしなくちゃなんないときもある。俺28にして初めてよ、クレーム電話対応。あれヤバいな。普通に「オタク会社詐欺師集団ですか?」とか言われるからね。そいつ名前今でも忘れてないぐらいに殺意はある。あとコールセンターの人ってすげぇなーって心底思った。



電話以外もうるせぇ

そうです。電話以外もうるせぇ。

俺の背後で永久に動いている複合機

デケェ声で電話してる上司

稟議は短くわかりやすくと言っておきながら普段から話が長くわかりにくい部長説教。(いっつも特定社員仕事論カマしてる。1日アベレージ45分ぐらい。)

声がデカいお局。(お局って存在初めて見た。あんなん実在してんだな。悪口エグい)

こんな環境で集中して高いアウトプットを出さなきゃいけない。電話とかはまぁシステムリプレースでなんとかなりそうとは思ってるんだけど、こういうパーソナルというかカルチャーの部分ってどうしたらいいんだろうか…。直接言う?何十個も上の大人に?うるさいから集中できませんって?まぁ言うしかないよな…なんて言い方が伝わるかな…って考えてしまってる時点で負け。他人カルチャーを変えるより転職のほうが簡単だ。多分。

イヤホンしながら仕事ダメダメ!喋りかけても聞こえないじゃん!あと電話取れないじゃん!




稟議

承認おせぇ&めんどくせぇそもそも全最終決裁権社長が持ってる。幸いシステム的なものは導入されており、紙の稟議でハンコリレーみたいなことはないが高額の稟議となった場合社長承認→対面で説明を改めて申し上げる、みたいなクソフローがある。いやなにを説明することあんねん。

例えばPC関連の備品モニターとか)を購入する際、半端ない労力がかかる。スタートアップとかベンチャーなら「とりあえずやってみよう!」「スモールスタートで検証しつつイケそうなら全社導入しよう!」みたいなマインドがあるかもだけどここの会社ではそれがない。石橋をぶん殴っている。なんだろう、会社お金というものを重く見すぎているというか。俺はいろいろ考えて最終的に「まぁ失敗しても会社の金だしいっか」みたいなマインド(賛否)なんだけどまぁ~~~会社フィットしていない。

なんのために使うのか?どういう効果があるのか?費用対効果は?今のモニター(17インチHD正方形モニター)では何が、どうして無理なのか?っていうのを嘘みたいに徹底追求される。いや詰問される。1万ちょいとかのモニターで。そして稟議ハードルが上がりシャドーITや自費購入モニターなどが横行している。

まぁモニターでこんなんだからPC本体やらSaasやらに関してはもうお察しであるPCに関しては最近なんとか変え始めることができて喜ばれたけど(俺も嬉しい)。



・求められるウェットな人間関係

昭和体質の会社でお決まりイベントといえば?そう、社員旅行である。あらかじめ言っておきたいのは社員旅行自体は決して悪ではない。参加する・しないの選択権を無くすことが悪なのだ

入社した当初「そういえば3か月後ぐらいに社員旅行あるから。行き先は〇〇!日時はまだわかんないけど。」と言われた。「そうなんですねー」と返し、詳細な日程が来たところで断ろうと思った。

他の社員も「旅行ダリィ~」とか「こういうとこマジで昭和だよね」と陰で言っていた。30代後半の社員40代以上の社員も。

後日、日程等の詳細が確定したと連絡。

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仕事終わり(木)の深夜に空港集合

そして(金)(土)は現地

(日)の夕方帰国

翌日は普通仕事

土・日は休日扱い。

10,000円前後を参加費として徴収。(毎月の月給から謎の厚生費いくらか控除されている)。

ホテルは2人1室

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うーん、行きたくない部長にその旨を伝えると社長役員を巻き込んだ大騒動になった。詳細は控えるが。

このことで

会社でのコミュニケーションコスト辟易してしまった。

すべてのモチベーションを失ってしまった。

カルチャーミスマッチってこういうことを言うのだなと思った。

俺も悪いな、と思った

ちなみに弊部署今季目標の1つが「社員エンゲージメントを上げる」だって。がんばれー

・その他

若手とベテランの年齢差が大きい

平成生まれが少ないため、平成生まれだけの社内コミュニティ形成されている

普段はみんな優しい。陰口がエグい。

入社初日社長役員経営理念に関して4時間のオンボーディング

経営理念額縁オフィス各部屋に飾られている

月に1回の全社朝会ではオフィス内にある神棚に二礼二拍一礼(初めて見たとき引いた)

3ヶ月に1回の全社会では経営理念の唱和&万歳三唱(初めて見たとき引いた)

Zoom会議10分前集合

女性社員は50人弱中1人。マジで1人。あとの女性はみんなパートの方々。

今年新卒が入ったけど3日目に退職

肥満が多い(統計的に見て判断。ほんとごめんなさい)

歯が汚い人が多い(統計的に見て判断。ほんとごめんなさい)

始末書の頻度が高い(書かされるハードルが低い?)

他人会社セキュリティは異様なほど気にするが、自分だけシャドーITをしても大丈夫だと思っている社員がいる

勤怠管理社員間共有Excel。いい意味でも悪い意味でも誤魔化し放題。

社内資料作成の量がエグい。

社員に配布する資料フォント明朝体になりがち

このぐらいでしょうか。もっとあるかも。


まぁ否多めとなってしまったけど、合う人には合う会社なのかも。

エピソードトークが何個かできたことが収穫かな。

2023-06-22

anond:20230619140741

まあ、外貨準備高の「外貨」は自国中央銀行自由に作れないから間違いだな。

それでも、緊縮財政デフレ放置されたり、近視眼的な費用対効果で基礎研究・応用研究教育・困窮者救済を破壊されることを考えたらまだMMTにくみしたくなるね。

あほをおだてて無理強いして引っ掻き回せば起業イノベーションだが起きるなんて悪趣味人形遊びこそが解であるなんてのが新自由主義から

anond:20230617120038

「厳しく監視」の基準が近視眼的な費用対効果から、基礎研究・応用研究教育・困窮者救済を破壊してきたうえに、デフレでも緊縮財政をするから設備開発投資を起こせなかったのが今まで30年でしょ?

長期的な費用対効果についても調査検証はしていったらいいと思うけど、わからないものからある程度感覚判断しないとならないのよ。

それでもMMT自国通貨建て国債外貨借金峻別がついたから、大事なのは輸出を増やして輸入を減らすことであり、政府緊縮財政有害無意味だな。

2023-06-20

スシペロが電車脱線させた中学生たちより高い賠償金吹っ掛けられた

昭和55年置石京阪電車脱線させて100人以上をケガさせた中学生5人組は1人当たり840万円(今の価値でおよそ1500万円)払わされてる。

最初の時点で1人2140万円を求めた京阪側だったが最終的に全員と示談した結果この金額になった。

こう言う民事裁判では被告の行った事で100%間違いなく損害が発生したか証明しなければならない。

電車脱線事故の場合京阪電車脱線したのが間違いなく中学生仕業かを証明するのだが

中学生側の弁護士は恐らく「中学生電車脱線させた事は事実だがそれだけが原因で脱線たかは疑わしい。車両不具合や当日の天候、果ては動物が彼らの他に置石した可能性もあるのではないか」と反論する。そうなると京阪はそれを一個一個証明する必要に駆られる。

たとえ中学生が「僕たちがやりました」と言っても書面で認めない限りは民事裁判判断されるのは客観的証拠しかない。

反省していようがいまいが行為によって発生した損害かどうかが焦点になってくる。そうなってくると鉄道会社がコレを

全部証明するのは費用対効果の面を考えても明らかに手間になってくる上、全部証明しようとしても中学生側の弁護士理屈をこねることが

いくらでもできるので証明解決しない。京阪は最終的に「お灸も据えたしある程度払えれば」という結論に達せざるを得なかったと思われる。

この件は中学生たちがたとえスシペロと同じ様なノリで置石をしたとしても現場の様子は当事者以外誰も見ていないので

極論してしまうと「怖い人にに脅迫されて置石した。それが誰かはわからない」みたいな理屈すら言える可能性はあるのだが。

スシペロの場合動画が出回って身元も割れている以上誰がどう言う感情で事に及んだかハッキリしている。

その上、今後の対策にかかった費用が明白であるし、売上がおっこちた時期も明白なのでカナリスシペロに不利な状況である

ただスシペロ側の弁護士は「売上が落ちたのは競合店があったから」と言っているのもスシペロの行為けが

スシローの売上ダウンの原因では無いことを証明してみろと突きつけているので、スシロー側もコレを証明していく

必要があるだろうが競合店の他にも不祥事があったのでスシペロ側はそこもツッコミどころとして更に追求していくだろう。

そうなるとスシロー側の労力は増え続けていく事になる。とはいえ個人企業の争いでスシペロの家族がどれだけの大富豪であっても

弁護費用が嵩んでいく事で不利になるのはスシペロ側である事は間違い無いだろう。なのでどこかで和解勧告がされるかもしれない。

ただ、コレだけ注目を集めた騒動なので和解しようが結審して判決が出ようが報道されるのは確定的なのでスシローとしては

世間株主に対して納得のいく結論にしなければならない以上6700万円から極端に賠償額を減らしたくはないだろう。

8桁の賠償金は額面では絶対に取りに行くと考えるのが自然和解額を伏せてもリークされるリスクも考えると。

何はともあれ、スシペロは電車代より高い醤油を舐めた事になりそうである

anond:20230620141122

なんか費用対効果が悪い気もするけど、他にいい手があるのかって話でもあるか。

官営結婚相談所とか作って25歳になったら強制登録、年2回はお見合い義務化とかも非現実的だしなぁ

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