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はてなキーワード: 原子力発電とは

2024-05-03

ECサイト運営に取り組んできた 


中途採用ECサイト業界に入った。二十代半ばの頃である外資ということで緊張してたけど、意外とそうでもなかった。

厳しい社風ではあったが、それはルール数字に厳しいというだけであり。自社のポリシー規則に従って行動していれば、結果が悪くてもそうまで低い評価が付けられることはない。

もっというと、上の意向をしっかり確認して動くということか。いや、違うな。ちゃんとした意思決定過程を踏むということだ。上の判断必要なら議論をし、委任事項であれば自分責任物事に挑み、失敗しても成功しても検証記録を残していく。これだけのことができずに消えていく人間を何十人も見てきた。

語りが過ぎた。私はeコマース(ネットでの買い物)の世界で長い間働いてきた。実はもう転職が決まっている。記念に、これまでの努力過程を書き綴っておきたいと思った。ちょうど今は卒業シーズンである

ただ、努力はしたけれども、いい結果が出ないことの方が多かった。もしくは結果自体の測定ができないか。それでもいくつかの改善はできた。その一部を記していきたい。

私の専門分野はレビューシステムだった。あなたも、ECサイトで★を付けたことが一度はあるのではないか。私は、そのあたりの仕組みやルールを作っていく部門で働いていた。SE寄りではなくて、インフラ寄りでもなくて、格好よくいえば社内Sler企画といったところか。

これから、何点かのトピックに分けて思い出深い改善活動について述べていきたい。なお、特定用語を出すとどこの会社かわかってしまうので、専門用語一般的言葉に置き換える。例えば、あるレビュークリック等で賛意を示すことは「いいね!」で統一する。



1. 愉快犯レビュアー対策

 昔は、ある特定レビュアーへの通報が多かった。違反報告か、問い合わせ窓口(TEL,mail)を通じて、「あのレビュー誹謗中傷だ」「特定個人名誉を傷つけている」「製造メーカーへの粘着が見られる」「差別的表現を用いているので削除すべし」といったものが多かった。確かに通報先のレビューを読んでみると、大変よろしくない表現散見された。

 当時は、電話によるカスタマーサポートがあった。その窓口に、正義感を持った方々が、上記の善くないレビュー及びレビュアー(bad egg)について抗議していた。

 こういった問題あるレビューについて、私がいた部署では対応必要と考えていなかった。直属の上司も、さらに上の人間も、どの国にも地域にもいる悪口をたくさん言う人としか捉えていなかった。

 しかし、私や数人のチームメンバーは、彼ら悪辣レビュアー(bad egg,bad person)の行為が、サイト全体の害になると考えていた。具体的には、次のような行為を彼ら(彼女ら)は行う。

特定企業や出品者の商品に対して一つ星(1/5)を付ける

・彼らのレビューにおいては、読んでいる人を煽る表現が目立つ

商品をわざと口汚く罵り、マイナス評価罵倒コメントが付くことを喜んでいる

 ※アニメ漫画小説といったエンターテインメントに多く見られる

 特に、一番下のタイプ顧客場合サイト利用者不愉快な印象を残す可能性が高い。対処必要と思われた。

 しかし、データがなかった。上司にある対策提案した際に言われたのは、「今あなたがしようとしているのは、私の権限を超える行為であり、本社への協議必要である主観ではなく、根拠を示したうえで提案せよ」というものだった。

 それから半年以上かかったものの、私とその小さいチームで初版検証資料作成した。それは、次の結論から成り立っている。

悪辣レビュアーと論戦になった顧客は、その後半年間での実質退会率が高い

・その顧客層は、その後半年間での商品購入額が低下する

 具体的なマイナス幅を提示することはできないが、統計学上、数パーセント以上という有意範囲顧客マイナスの影響を与えていた。当然売り上げも落ちている。

 悪辣レビュアーは、一般的顧客レビュー内容を巡って論争(※当時はコメント機能あり)になった際、いわゆる煽り行為をする。その口汚い言葉顧客を傷つけ、顧客体験を棄損してしまう。そんな当たり前のことに気が付くのは容易だったが、数値的に証明することは難しかった。

 私たち検証結果は、上の階層へと引き継がれた。さらに細かく検証するという――それから数ヶ月が経って、本社の方から通達があった。

「次のとおりレビューシステム仕様変更検討する。そちらの考えをまとめて回答せよ」とのことだった。以下は仕様変更案の参考文面である

改善案‐

「参考にならなかった」のコンバージョンボタン(Conversion Button)の廃止検討する。

理由:悪質な利用者一定数いることで顧客体験を損ねている。顧客がより安全ショッピングを楽しむためにも、悪意をもって低評価をする者への対処必要である

私たちは、その通達と、添付されていた検証資料を読んだうえで、時間をかけて再検証を行い、廃止は正しい行為であるという回答を上申した。

加えて、現状のレビューシステムにある顧客同士で討論できるコメント機能についても、建設的な議論が行われているとは言い難い状況にあることから廃止提言した。



2. 不正レビュー対策

 積年の課題だった。残念ながら目下解決には至っていない。不正レビュー根絶の目途もつかない。明白な違反者であれば発見処分ができるのだが、グレー段階での処分は難しい。

 実際に、不正を行ったと思しき者を見つけることはできる。AIが発展した現在だと、いわゆるサクラレビューと呼ばれるものシステムの方で自動的発見し、一定確率で怪しいものを報告してくれる。

 昔は、一件一件手作業であったり、Excelフィルタ機能を組み合わせるかのように検索条件を設定して虱潰し(shirami-press)に見ていく必要があった。

 そう、不正行為と思しきレビューを見つけることはできる。あくまで見つけることは。だが、はっきりクロだと断定し、処分を下すのは人間しかできない。1日につき何十件、多い日だと百件以上も上がってくる不正と思しきレビュー対応するのは不可能に近い。

 多くのECサイトには、利用規約社会倫理に反する行為をする利用者(販売者注文者、閲覧者)を処罰するためのポジション存在する。弊社においても当然あったが、少数精鋭が過ぎて不正レビューへの対応が後手に回っていた。

 不正を見つけることはできても、処分することは難しい。冤罪があってはならないのはもちろんのこと、微妙なケースである場合も、利用者が今後弊社を利用してもらえるよう最大限配慮する必要がある。

 はてなのサービスでいうならば、以下の利用規約適用に係る取扱いが最も近い。

d. 迷惑行為嫌がらせ行為誹謗中傷行為、正当な権利なく他者精神被害経済的被害を与える行為

e. 自分以外の個人会社団体を名乗ったり、権限なく特定会社や団体の名称使用したり、架空個人会社団体を名乗ったり、事実がないにも関わらず他の人物会社団体業務提携や協力関係があると偽ったりする行為

はてな利用規約 第6条第2項から抜粋


 私は、学生時代からはてなのサービスを利用している。はてな匿名ダイアリーにおいては、この規定制限的に運用しているように見える。

 というのも、明らかに釣りと思われる投稿をしたり、他人なりすましたり、特定企業や団体を匂わせる文書を発しているエントリ一定数みられるが、運営規約規範として対処している様子はない。

 推測ではあるが、99%のクロであっても、それが100%でない限りは対処しないという方針であろうと思われる。冤罪を避ける意図もあるが、意見多様性を保持するためでもあるし、はてな匿名ダイアリーひとつ実験場として捉えているのかもしれない。当方は、増田なる場所を蟲毒のひとつであると考えている。

 話を戻す。レビューに関する不正行為について――その大半がサクラ行為であるが、不正行為抽出までは技術的に自動化できるものの、最終判断は人がせねばならない、かつ間違いがあってはならない――という課題について説明した。

 ただし、今のところはそれで問題ないと個人的に考えている。というのも、不正レビューへの対処が迅速ではないというだけで、悪質な行為をする利用者を取り締まること自体はできているからだ。技術が向上すれば、今後の改善も見込まれる。

 今でも、ECサイトを覗いているとサクラレビューが多く散見される。会社を去って他業界に行く自分がいうのもどうかと思うが、今後も建設的な手段により不正行為への対策効率化される未来を願っている。



3. レビュアーランキング

 多くのECサイトでは、役に立つレビューを行った人に賛意を示すことができる(冒頭の「いいね!ボタン)。多くの点数がついたレビューは、商品欄において上位に表示されるようになる。

 どのECサイトも、できるだけ多くのレビュー投稿してほしいと考えている。世の中の儲かる商売というのは、消費者に働いていただくことで成り立っている(GoogleTwitter典型例。もちろんはてなもそうである運営会社ブロガー生産活動によって生きている。ほかに食べログリクルートメルカリなど)。

 過去の弊社においても、どういった仕組みを採用すれば多くの利用者レビューを書いてもらえるのか、サイト黎明期の先達は検討検討を積み重ねた。

 結果として、レビュアーランキングシステムという、今では各社で一般的になった仕組みが誕生した。かつてECサイトが未開の荒野を歩いていた時代発明ひとつである

 永きにわたって活躍したランキングシステムだが、今では隔世の感が否めない。レビュアー同士の競争を促進することで、より多くの良質なレビューが生まれるという判断があったが、それは一企業人の錯覚に過ぎなかった。一企業においても高度の統計分析可能となった現代において判明したのは、その役割を果たさなくなっていることである

 以下は、当時の弊社内での調査研究報告の一部要約になる。

レビュアーランキング存在によって、自らの票を集めることのみを目的としたレビューが増える。初めは良質なレビューを書いていた利用者でも、ランキング上位になった後にレビューの質が低下する傾向にある」

 ある時、自分の書いたレビューがバズったとする。それは、有名な映画小説漫画アニメか、化粧品家電製品衣服か、はたまた書籍か、なんでもいい。自分レビューが数百人からの「いいね!」を集めたとする。その後も良質のレビュー投稿し続け、同じような体験を繰り返したとする。そして、あなたは晴れてレビュアーランキングの相当上位に昇った。あなた投稿したレビューのどこかに、それを示すバッジ掲示される。

 さて、晴れて上位レビュアーとなったあなたであるが、その後に何もしなかった場合順位は落ちていく。数ヶ月も何もしなければ、まず確実にバッジは剥がれる。元に戻るのだ。

 それが嫌なレビュアーもいる。上位レビュアーでありたいがために、関連商品にとりあえずのレビューをいくつも投稿する。人の目を引くために過激表現を使うし、ゴシップサイトさながらの低俗言葉遣いをすることもある。また、省力化のため、自己他者レビュー内容の一部を借用することがあるかもしれない。

 上記調査研究において、上位レビュアーによるそういった傾向が明らかになった。特にサブカルチャーにおいては顕著であった。

【具体例】

・人気作品新刊が発売になると最速でレビューを付ける

・新作アニメの公開時期になると、数行程度のレビュー無差別に付けて回る

・水平展開するコンテンツ原作アニメ小説映画舞台etc)の各所に似たレビューをする

 現在では、レビュアーランキングシステム廃止されている。上に挙げたようなマイナス効果の方が大きいというのが、社内の統一された意見となった。

 レビュー自体については、今後も廃止されることはないだろう。私自身も、レビュー調査研究を続ける度に学びになることがあった。人の親愛の興味深い傾向(ex.数千字にわたって自分家族の話をする)であったり、笑いを狙ったユーモア(ex.ヘッドフォンの音質は、元の電源によって異なる。原子力発電火力発電かソーラー発電かを聞き分けられると一人前)であったり、その道のプロと思われる学術的なレビュー読書カテゴリに多い)も多数拝読した。



日記は以上である。懐かしい思い出を振り返る機会ができてよかった。年度末ということで、新しい職場に移る前に買き始めておきたかった。投稿ゴールデンウィークになってしまった。

次の職場も、一般企業と各消費者を結びつけるタイプ仕事になる。フリマアプリ会社である。残念ながら、自分仕事を通じて、どれほどの顧客体験社会にもたらしたのかを測定できる手法は未だ確立されていない。私が生きているうちに、そういった手法が生み出されることがあるのだろうか。

最後に、ここまでお読みいただきありがとう。今後、あなたが利用した商品レビューしたことで、そのサイトショッピングをする何千、何百万人という利用者が喜ぶ未来を祈っている。

2024-04-11

anond:20240411100521

 このような悲観的な予測の背景には、フランス原子力発電の出力に影響を与える5つの要因がある。第1の要因は“大改修(Grand Carénage)”の影響だ。安全性の強化と運転期間の延長を目的2014年から2025年まで実行しているプログラムで、すべての原子炉(平均運転年数37年)が対象になり、稼働が制限される2。第2に新型コロナウイルス感染拡大によって、原子炉メンテナンス計画どおりに実施できないことが挙げられる。第3の要因は最新の原子炉12基に応力腐食による配管の亀裂が見つかり、運転を停止した。第4に乾燥した温暖な天候が続いて原子炉の冷却がむずかしくなり、出力低減か一時的運転停止が必要になった。第5に2007年から建設中のフラマンヴィル3号機(Flamanville-3)の運転開始が、当初予定の2012年から何度も遅延を繰り返し、早くても2023年になる見通しだ。その分の163万キロワットが見込めない。以上の要因が重なって、フランス原子炉の半数以上が2022年の初めからたびたび運転できない状態になり、国内の電力システムに重大な支障をきたしている。

 原子力発電の減少に加えて、石炭火力発電石油火力発電の大半が廃止になり、一方で自然エネルギーが十分に拡大できていないために、電力の供給力が不足する事態に陥った。このため価格の高い輸入に頼らざるを得ない状況だ

なるべく素直に読もうとしてるんだがコストが高いからとは全く読めなくない?

老朽化コロナと水の不足で稼働が減ってると書いてる文だと思うんだけど

anond:20240411085131

ドイツフランスの電力輸出入は、統計的にはほぼイーブンだよ。電力自由取引市場からお互いに売ったり買ったりしてる。市場計画取引ではドイツ側の輸出量が多く、物理潮流ではフランス側の輸出量が多いことになってる。昔は圧倒的にフランス側が輸出国だったけど、そこまで追いつかれてしまった。

あと、フランス原子力発電を一手に担う電力会社EDFは、市場競争力のある割安な売電価格義務づけられてる。そのせいでEDFは十分な利益確保ができず、事業収益性が低迷して累積赤字が6兆円以上に膨れあがり、どうしようもなくなって2023年に再国有化された。今後も採算性の改善については相当厳しく、結局は電気代を上げることでしか対応できないと見られている。

100%国有化で期待できることは何か?

 現時点では詳細が明らかになっていないため、EDF100%国有化することの効果予測することはむずかしいものの、すぐにEDFフランス原子力発電が盛り返すことはないだろう。おそらく消費者向けの電気料金、さらにはEDF事業再編に関して、痛みを伴う決断必要になる。

 EUグリーン投資対象規定するタクソノミーに原子力発電を追加したことは、EDFにとって後押しになる。100%国有化することと合わせて、原子力発電に対する資金調達の条件の改善が期待できる。原子力発電は大規模な投資必要で、資金調達コストが高い(建設中のフラマンヴィル3号機の総コスト230億ユーロのうち約20%が資金調達コスト11。ただし資金調達だけではなく、新たな収益スキーム必要になる可能性もある(たとえば英国実施している差金決済取引などの優遇策)。

 それでも莫大な負債と大規模な投資必要性を考えると、消費者向けの電気料金の大幅な増額は避けられない。フランス政府はEDF利益消費者利益バランスを適正に保たなくてはならない。社会的平穏のためにEDF犠牲にする施策を取りやめ、新たな解決策に着手する必要がある。最も弱い立場にいる消費者に対して、実用的で教育的な支援重要になる。

 国有化EDF事業を再編する機会でもある。“ヘラクレス(Hercules)”と呼ぶ再編計画があり、原子力、水力、その他の自然エネルギーと配電・小売、の3つの事業に再編することを検討している。ただし影響力の大きい労働組合会社の分割に強く反対している。このような再編がむずかしいとしても、事業バランスを大胆に見直すことが不可欠だ。特に配電と自然エネルギーEDF Renewables)の分野は、主力事業の発電・小売と比べて売上高は小さいものの、営業利益は着実に出ている(図4)。

https://www.renewable-ei.org/activities/column/REupdate/20220823.php

EDF黒字部門は再エネ事業送電事業」という事実は、仏原発の将来が明るくないことを雄弁に示してる。コストで殴り合ったら原発は再エネに勝てない。

EVってなんで電気他所から供給する前提なんだろ

内部で発電してその電力で走ればいいんじゃないの?

なんで他所で発電した電力をバッテリーとかの形で供給して走る前提なんだろ。

原油を燃やして発電して走る火力発電自動車とか

ウラン核分裂させて発電して走る原子力発電自動車とか

そういうのでいいんじゃないの?なんでわざわざ発電機能をよそに持たせるんだろ。

2024-04-10

欧州の電力事情についての記事感想ちょっとマズい

基本的には、 Bloomberg 欧州で原発の運転停止相次ぐ、再生可能エネルギー急増で需要低下コメント欄についての話になる。

記事も誤解されがちかもしれないが、常識に欠けた斜め上のコメントにたくさんの星がついてる様に感じたので語らせてくれ。

欧州の電力政策/再生可能エネルギー政策成功している」 かのように読んだ人のコメントが見受けられるが、そもそもとして、今回の記事は残念だがその逆だ。

はじめに、前に見たニュースを小話として取り上げたい。

日本自称エネルギー研究者が「ドイツ再生エネルギーで電力輸出国なんです。」と触れてたのだが、これは誤解されがちなだなと思った。

この言説は一面だけをみれば、まったく間違ったことは言っていないし実際にフランスドイツ間でもドイツからの電力輸出量が2022年までは優っている。

ただし、再生エネルギー意識的に発電させる事ができない。自分たちが発電できる時は他でも発電できてて、自分たちが発電できない時は他でも発電できてないと言う形になり

発電が盛んな時はクズみたいな値段で電気を引き取ってもらって、需要が逼迫してくると身を切るような値段で電気を購入すると言う事が起きる。

それなのに、再生可能エネルギー賦課金や固定価格買取制度(FIT)みたいな市場に介入したい意向が働いていて、更に色々と市場を歪ませている。

この小話の教訓的なことは、

 1)電力では年単位の発電量が価値にそのまま繋がるわけではないこと。

 2)ベースロード電源がなければどこまで行っても不安定供給になること。

 3)再生可能エネルギー投資はだいぶ過剰投資気味なこと。

 4)市場が歪んで居て、その歪みが印象としては真逆に映ること。

そして、本筋のBloomberg記事の『欧州原発運転停止相次ぐ、再生可能エネルギー急増で需要低下』も基本的にはこの教訓をそのまま再生したような話だ。

読み飛ばされているのか無視しているのか分からないが、

記事の中にもあるように [2050年までに世界原子力発電を3倍に増やす] が国連気候変動枠組み条約28締約国会議(COP28)で言われていることだし、脱原発安直正義など何処にも書いてないし、(まともな人は)誰も言っていない。

それにプラスして、EDFと言うフランスの電力会社組織経営問題が上がっていた事を知っていれば十分だろう。そして、現在もまだフランス原発の稼働年数を増やしたり新規増設計画してたりする。

まり、この記事も「脱原発が進んでいる」みたいな話ではなくて、再生可能エネルギー投資熱狂した結果、電力環境の歪みは悪化するだろうと言う話なのだ

再生可能エネルギー投資に敵意しかないような文になってしまったが、本当に純粋再生可能エネルギー研究開発には期待している。

欧州の電力市場で何が起きているか

考えをまとめるために書いているので長くなってしまった。

なので最初にChat GPT要約をおいとく。

要約

再エネ以外に投資が来ない。

投資マネーが再エネに集まり既存電源に行かない状況が続いている模様。

再生可能エネルギーは、施設製造建設・設置、さら運営ノウハウが溜まってきて再エネが安定した投資先と見做されてきており、潤沢な資金供給が続いている。

例えば、利回りなども、再エネ設備耐用年数を従来は20年などで計算していた。これは公的補助が20年だったと言う前提だが、次々と公的補助が終了した結果、耐用年数を30年以上で計算するところが増えていて、それらをミックスした投資商品が登場、安定した資金調達に繋がっているようだ。


一方で、相対的既存電源に対する投資が減っている。欧州でもエネルギー安全保障観点からイギリスフランスなどで原発新規計画が出てる。

今時、国の金だけでやると言う計画イギリスが建てるはずも無く、資金募集しているのだが、全然投資が集まらなくてかなり苦戦している。

これとは別の話として、エネルギー安全保障観点だと言っているのに、当初目論みの建設費で手を上げたのが中国企業中国"系"ですらない、中国国営企業しかないと言う状況で、これだとまずいと言う事で、新規設置の原発が生み出す電力の買取保証価格をつり上げたところ、なんと再生可能エネルギーの2倍から3倍の価格になってしまって問題化している。

エネルギーの安定供給安全保障観点という点では色々な電源をミックスするのは当然で、そういう点では単価の高い電力が混ざっても仕方が無い。

が、その国のエネルギー価格は、その国の国際競争力に直結する。製造業はもちろんのこと、ITデータセンターの立地、研究施設の立地など情報系にも影響してくる。

国策である程度電力価格コントロールできるからと言って、上げれば今度は国際投資が逃げていくということで、苦しい状況が続いている。

既存電源の採算割れ

欧州と言うより主にフランスでの問題なのだが、フランス原子力発電所で発電した電力を他の国に売ると言うビジネスを行っていた。

ところが、再生可能エネルギー市場を荒らすようになってしまったため、もくろみが崩れてしまって採算性が悪化している。


既存電源と再生可能エネルギーの違いは何かと言うと、限界費用が全く違う。再生可能エネルギーは、燃料費がないと言うところが大きくて、0円以上で売却できれば利益になる。というか、勝手に発電されるので止める意味が無い。

そのため、他の電源では燃料費が上回って赤字になるケースでも電力を市場に流す事ができる。そんなもの価格競争しても意味が無いので、例えば火力発電所は再エネの供給が大きくなったら発電を止めて、採算より高くなったら稼働すると言う事を行っている。

特にLNGガスタービンは即応性が高いため、再生可能エネルギー追従して運転をするのに適している様だ。


一方、そんな器用なことができない電源がある。

それが原発

原発は燃料を燃やしているにもかかわらず、再生可能エネルギーと似たような性質を持っている。発電を始めたら勝手に発電されるので止められない、出力調整が難しい、燃料費に比べて設備費・初期投資割合が大きいといったことだ。

そのため思いっき市場を食い合っている。再エネがピークで安い時は下手するとマイナス金額(つまり、売買に関わる諸経費を発電側が持つというようなもの)で売却される電力に対して経済面追従を迫られる。

それでも、再エネが担う割合が低いころは、それ以外の時間帯で収益を出すことが可能だった。しかし、段々と再エネだけで賄える時間帯が増えてしまい採算性が悪化しているのである


また、原子力発電所など大規模電源は30年以上の耐用年数を見込んで採算が取れるように投資商品にするのが一般的で、原発場合は40年以上も当たり前だ。その間当然リスクを見込んでるんだけど、変化が急激すぎてそのリスク範囲を超えてしまっていている模様。

これは時限爆弾みたいなもので、実はちょっとヤバいと思われる。

電源関係投資ってかなり安定的投資と見做されてる影響で、年金など公共性の高い投資商品に基礎的なものとして組み込まれていることが多く、吹っ飛んだら電力関係だけじゃ済まないと思われる。

そしてここが不安定なので、従来型の大規模電源開発投資が集まらない状況が続いている。

環境 テロリスト 団体はESG投資の結果だとか宣伝するし、それに呼応するように原発 村の盲信者 関係者が陰謀論じみたことを言ってるけど、実際には経済的リスクが大きい一方で、利益が少ないことが要因だと思われる。

今後の見通し

もはや後戻りができないぐらい進んでしまっている。この流れは止まらないだろう。

ただ、各種のデータを見ると本当にこれで電力の安定性大丈夫なの?と心配になるんだが、進んでいる源が経済という祟り神なので止めらんない。すると安定化する方法はそれに対応する電源開発なり大規模蓄電なり水素アンモニア製造するなりしかないと思われる。

実は、原子力発電所も、負荷変動に柔軟に対応するようなもの設計可能らしく、そういったものが出てくる可能性はある。が、投資基準再生可能エネルギーに対してになるので、それより優位なものが作れるかはわからない。

翻って日本

日本は電力の自由市場の中にはいないので、急激な変革に巻き込まれはいない。

また電力価格の決定が統括原価方式なので、例えば発電所を30年使うと設定して投資した場合原則的建設費などの初動費は30年間固定されて電力価格転嫁することが認められている。

ある意味再生可能エネルギーの固定価格買取制度によく似ているが、そちらとの違いは、稼働していない発電所の維持費も電力価格転嫁できる仕組みであるということ。

例えば原子力発電所で再稼働出来てない発電所は多くあるが、発電して無くてもそれらの費用は電力価格に乗ってきているし、原発が稼働してない分だけ維持している旧式の火力の維持費なども当然ここに乗っかってくる。

これによって電力価格の上昇を抑え、安定化すると言う効果があるのだが、ここ15年ぐらいの急激な環境変化に対応できなくなってきているのも否めない。

ただ、制度を続けていけば、急激な市場の変化は発生しないと思われる


と、国内だけを見てればいいのだが。

既に書いたが、その国のエネルギーコストは、その国の競争力に直結する。国際競争に晒されている今、エネルギーコストが高いと企業立地などを逃すことになるので投資が集まらなくなる。

直近の動きでは原発を再稼働させようという取り組みが継続して行われている。

原発燃料費よりも建設費・維持費がかかる。それらは再稼働しなくても電力料金に乗っかってる一方で、それに加えて燃料費割合の大きい旧式火力を回さなければならない。これが電力料金を上げる要因になっているのは確かだ。

から短期的には原発を再稼働させるということはあっているのだけれど、長期的に見ると、ライバルになり得る欧州再生可能エネルギーという安いエネルギー源を苦しみながらも獲得しつつあると言う事には追従出来ていない。

さらに、欧州環境対応大義名分に、自分たちの有利な点を伸ばすような、再エネを使った製品では無いと追加の関税を課して保護政策を実行してくるのも間違い無い。自由貿易どこいったって思うが仕方が無い。


日本でも再生可能エネルギーは最も安い電源になりつつある。

環境問題への対応はもちろんしていく必要があるが、今一度、エネルギーコストをどうやって下げていくのかと言う基本に立ち戻って電源の選択を考える時に来ていると思う。


その点では、洋上風力発電を巡る汚職が痛かった。かなり安い入札が行われていたのに、なんだかんだと理由を付けて不可とした。

その結果、国内商社と組んでいた海外電源開発会社投資を引き上げちゃったんだよな。

せめてそういうことは二度と無いようにしたい。

2024-04-08

anond:20240408144402

EVに本当に最適なのは太陽光じゃなくて原子力発電なんだよなぁ

あれは一度動き始めたら止めるの大変だから夜も発電し続けている

その電気を貯める先としてEVがあると良い

2024-03-11

原子力発電は推進するべきだけど、日本人管理杜撰から駄目なんだよな

アメリカみたいに軍隊も加わって管理しないと、核ジャックかに対処できない

核燃料とかの輸送には軍が関わっている

日本人はどこまでもいいかげんで杜撰

こんなんじゃ核兵器管理できないだろう

核武装必要なのにね

2023-10-19

anond:20231018121556

財源は限られてるから、何かにお金人材をかけ続けるということは、他の何かが犠牲になっているということなんだよな。

産業の発展であったり少子化対策だったり環境課題だったり原子力発電だったり脱炭素だったり

他の課題を全て犠牲にして、老人の寿命を3ヶ月延ばす選択国民が「許してしまってる」という自覚必要

2023-09-21

原子力発電辞めて光熱費を莫大に消費すればいいのにどうして文句を言うんだろうか

2023-08-31

anond:20230831124212

ウクライナ侵略ロシアから天然ガスが止められたEU圏の電気代が馬鹿上がりしたろ?要するにあれだよ

日本原子力発電に使われるウランニジェール産、カナダ産オーストラリア産が主だから中国ロシアに入り込む余地ないのよ

から原発やめろ(中露の天然資源に乗り換えろ)と言ってるわけで

もしこの国のウランの輸入元が中露メインだったら左翼は「火力発電やめろ」と言ってるし、福島第一原発事故はもうとっくに過去出来事になってる

2023-08-03

そもそもアメリカ人にとっては原爆は悪ではない

反核教育をする国は世界でも珍しい。

原爆を悪の兵器だと考えているのは日本人ドイツ人くらいではないか。それくらい珍しい。

 

アメリカでは反核教育をしない。もし仮に教わるとしたら

原爆のおかげで第2次世界大戦を早期終結被害を最小に防げた」と習うだろう

 

日米の原爆に対する反応の違いは教育の結果であるということは意識した方が良いと思う

 

 

核に対する立場は3つある

アメリカイギリスロシアフランス中国のみが保持して良い。他の国は禁止するという立場

当然アメリカ立場はココ。

 

  • 自国の核の保持を求める(核不拡散に反対)

核拡散防止条約は不平等だとして反対する立場

インドパキスタンイスラエル南スーダンなど。

 

世界からの核の根絶を求める。

多くの日本人はこの立場

 

 

ただしちょっと複雑なのは日本国としては核拡散防止条約批准しているのである

国としては核不拡散国民一人一人の思想としては反核という少し不思議な国なのだ

 

一方、現在アメリカ立場として核兵器放棄ができないというのはなんとなく感じるところだと思う。

アメリカ国民反核教育を施すことはこれからもおそらくないだろう。

日本人も元から反核だったわけではない

米ソ冷戦時代には日本核武装も盛んに議論されていた。世論が一気に反核に傾いたきっかけは第五福竜丸事件である

1954年ビキニ環礁アメリカ軍により行われた水爆実験に巻き込まれ被爆した。

このタイミング撮影されたのが初代ゴジラである

  

初代ゴジラ原水爆

シンゴジラでは役人達の群像劇だったが初代ゴジラ研究者達による群像劇である

水爆実験で生み出されたゴジラが街を破壊し始める。そこに三人の研究者が登場する。

 

一人目はゴジラ兵器利用を訴える

二人目はゴジラ平和的利用を訴える

三人目はゴジラ研究して理解することを訴える

 

上の二つは 核武装原子力発電 のことである。三つ目は当時原子力委員を務めていた湯川秀樹の主張である原子力発電を輸入する前に基礎研究を進め理解することを訴えたが受け入れられずに辞任した。以降湯川反核運動を率いた。

 

 初代ゴジラ主人公もまた研究者であるゴジラを倒す兵器オキシジェンデストロイヤーを開発するが、それを公表すべきか苦悩する。使えばゴジラを倒せる。でも戦争で新たな犠牲者を生むかもしれない。

 主人公オキシジェンデストロイヤーを使いゴジラを倒した後、ゴジラと共に海に沈んだ。自らの命を断ち兵器秘密を守ったのである

以上が初代ゴジラのあらすじだ。当時の世相、そして原爆を生み出した核理論屋の苦悩を色濃く映し出している。

 

無自覚反核思想を広める日本コンテンツ

日本アニメ漫画ゲーム等のコンテンツには悪の兵器として核兵器が登場することがしばしばある。

例えばメタルギアシリーズ

メタルギアシリーズでは悪の兵器として核搭載二足歩行ロボが登場する。

初代の時点では特に他意なく、悪役の持つ最悪な兵器といえば核兵器、という日本アニメでは特にめずらしくもない設定であったと思う。

ところがメタルギア・ソリッドが米国で大ヒットしたことで「アメリカ若者反核思想を植え付けている」と批判の声が上がった。

小嶋監督がこの反応をどう受け止めたかからないが、MGS2 以降ごそっと反核テーマにした作品になった。

 

アニメゲーム反核思想を広めるというのは興味深い動きだと思う

 

 

終わりに

取り留めもなくなってしまいましたが

バーベンハイマー」で怒るまえに、ちょっと自分立ち位置確認してみませんか?という気持ちで書きました

2023-07-23

anond:20230714191732

コストプッシュインフレ供給小だから合致する供給の増産が解だぞ。

1970年代オイルショックが襲って、当時は石油代替ってなかったからどうしようもなかったかケインズ主義ダメだということになった。

から新自由主義になったけど、そもそも新自由主義って近視眼的な費用対効果にのっとるから基礎研究・応用研究破壊するし、デフレでもお構いなしで近視眼的な費用対効果にのっとるから設備投資研究開発投資破壊する。

だけど、原子力発電風力発電太陽光発電蓄電池のような石油代替実用化してるから代替品の増産に注力せよ。基礎研究・応用研究設備投資支援研究開発投資支援をせよが解になる。減税が解じゃないと思うよ。

さらに言うと日本戦後インフレコストプッシュインフレだな。インフレを収めたのは傾斜生産方式による重要資源の増産と、海外からの援助の取り付けというこれも供給側の対策だな。

なお、財政赤字なんてものを気にして必要な増産支援をしないというのもダメからMMT側に立たないとならない。

2023-07-19

英がTPPに加盟して

日本戦闘機やら原子力発電関連技術共同開発

ほんと弱者連合って感じ。

20年くらい前に韓国と組んで事業やらイベントやらやってコケ企業を、ネトウヨ韓国と組むと失敗する法則みたいに茶化してたけど、イギリスがそのポジションに納まりそう。

2023-07-02

anond:20230702145145

例えば原子力発電推進は、原発二酸化炭素を出さないか温暖化対策になるということで、13番「気候変動に具体的な対策を」に合致していると言える。

一方で、原発事故リスクがあるから太陽光発電を推進するというのは、12番「つくる責任つかう責任」に合致していると言える。

また、原発事故リスクあるし自然エネルギーは発電量が足りないという理由火力発電を推進するのも、7番「エネルギーをみんなにそしてクリーンに」に合致していると言える。

というわけで、テロリズムとか極端な活動でない限り、どんな活動SDGsに当てはめようと思えば当てはめられる。

SDGsは、社会活動について考えるうえでの手がかり、とっかかりぐらいに考えればいい。

SDGsは総花的なので、特定思想の色はついていない。

原子力発電がないと電気代は値上がりする一方論って

原子力発電って昔の神話が今も信じられてるのなら安くて安全ですで納得なんだけど

実際は再稼働にも周辺の安全管理にも多額の税金が掛かってるから再稼働で電気代が安くなるかって

はっきり言ってあり得ないよね

まず原発フランスドイツで散々議論されて高いし不安定だし何ならウクライナ侵略したロシア軍が真っ先に破壊したインフラ

危険まりないよね

それでも原発再稼働した方がいいの?

僕分かんない><

2023-03-27

AIが考えた原子力プリキュア

ChatGPTに次の指示を与えて新作のプリキュアを考えてもらった

「以下の4つの条件を揃えた、プリキュアシリーズの新作として相応しいアニメ作品ストーリーを考案してください。

原子力発電をメインテーマとする

政府や軍が主人公少女達と交渉する場面が頻繁にある

主人公は、核物理学を専攻する中学生少女

放射能汚染に関する深刻な社会問題が発生する」

【ChatGPTによる回答】

ある日、主人公中学生少女藤本美月は、自分が進むべき道を探していた。彼女は、自分が将来核物理学者になることを夢見ていた。美月は、自分の夢を実現するために勉強に励む日々を送っていた。

そんなある日、美月政府からの招待状を受け取る。招待状には、原子力発電所を視察するようにとの誘いが書かれていた。美月は、これを機に政府や軍が抱える問題や現状を知り、自分研究に活かすことができるかもしれないと思い、友人たちと共に視察に向かう。

しかし、視察中に突如として、原子力発電所が謎の爆発に襲われる。現場にいた美月たちは、突如現れた怪物たちによって攻撃され、瀕死の重傷を負ってしまう。そこに現れたのは、宇宙から来たという謎の生命体。彼らは、放射能汚染によって滅亡の危機に瀕した自分たちの星から逃れてきたのだという。

美月たちは、自分たちが持つパワーを使って、怪物たちと戦い、放射能汚染を防ぐために奮闘する。そして、美月は「ニュークリアパワー!プリキュア」として、原子力発電を巡る戦いに立ち向かうことになる。政府や軍と協力しながら、美月たちは次第に真実に迫っていく。彼女たちは、放射能汚染原子力発電に関する問題解決するために、そして未来のために戦うことを決意する。

勢力の襲撃を受けて原発が爆発する展開ヤバすぎやろ…

主人公少女達がプリキュアに変身できる能力を手に入れた由来ってこれ絶対爆発した原発から飛散した放射線を大量に浴びたことによるミュータント物の展開なのでは…

タイトルの「ニュークリアパワー!プリキュア」が直球すぎてお茶の間に流せなさそう

2023-02-16

ふと思ったんだけど、

アメリカ原子力空母横浜に寄港したりするじゃん。

あの時に原発反対!ってなんか原子力反対の人は活動してるの?

それに、空母原発あんな街中まで来てるんだったら、都心の海沿いに発電所作っても送電ロスがなくなって効率よくなるんじゃない?

空母があるだけで、イコール原子力発電横浜に作れるよね!って話しだよね。

都会に作ったら便利なんじゃない?

さすがにあの津波の二の舞は踏まないだろうから

マジでそれもいいのでは?って思った

冷静に考えたら街中に原子力空母来てるじゃん!って

2023-01-31

anond:20230131112831

そりゃ原子力発電にとって代われるくらい安定して大量の電力をつくれるなら諸手を挙げて賛成するけど

現状だとパヨさんの脳内お花畑しかないし

anond:20230131112831

ネトウヨって「太陽光発電反対!」「風力を搾取して発電するなー!」とか言ってんの?

現在技術力では必要な電力を原子力発電以外では賄うのにはコストがかかりすぎるから原発も再稼働しようぜって話だと思ってたけど

2023-01-27

去年に比べたら太陽光発電絶対反対増田原子力発電絶対反対増田が息してないよね

太陽効率厨もいなくなったし

みんな電気にわからされてるんやなって

2023-01-25

anond:20230124083810

原発安全対策を十分に行えば危険じゃないだろ

フランス原子力発電が主流だしな。

日本地震が多いけど今まで日本人は地震に強い建物づくりをしてきたわけだから地震に強い原発を作れば問題ない。

2023-01-24

二酸化炭素出すな→火力発電

原発もってのほか!→原子力発電

水力、太陽光、風力→賄いきれんわ!

→じゃあ値上げやむなし

→値上げ反対!

電力会社「どないせえ言うねん」

いや、火力がダメなら原発しかないでしょ。いやなら電気使わん生活しとけ。

2022-12-21

日本EV車を普及させるために必要施策一覧

また大雪を機に騒いでいるが、EV車普及は世界の流れである日本もそれに追いつかないといけないが、如何せん日本障壁が多すぎる。

ここでは、その障壁を取り払い、日本EV車が普及できるようにするための施策提案する。全部できればノルウェーフィンランド並の普及が達成できるだろう。

1.EV購入補助金を大幅に増やす

ほぼタダ同然の金額で購入可能とし、高速道路代や車検代を減免する。一方でガソリン車には高い税金をかけて事実上購入困難にする。

これはノルウェーが実際にやっている施策だ。https://car.motor-fan.jp/article/10017800?page=2

2.消費税を25%(生活必需品15%)にする

上記EV補助金の財源とするためである。これも必須である

3.火力に頼らない発電だけで国内の電力を賄えるようにする

具体的には水力と原子力ノルウェーエネルギー自給率800%というとんでもない国だ。しかしそこまでは要らない。

ノルウェー水力発電だけで自国の電力需要を満たすことが出来る数少ない国である

ただ現実的日本ではそこまでは厳しいので原子力の補助も借りる。

4.人口を8割減らす

ノルウェーフィンランド日本より少し大きいくらいの国土に500~600万人程度の人口である。つまり人口密度が9割以上違う。言い換えれば人も車も密度が少ない。

から前述の通り水力発電だけで自国の電力需要を賄えるし、EV車の弱点である「充電渋滞」「充電渋滞による物流破綻」も起きづらいのである

ただよくよく調べてみるとEV先進国山間部や内陸に人が住んでおらず、一部海沿いに人が集中しているのである

人口密度で見てみると、フィンランド首都ヘルシンキノルウェー首都オスロともに1400人/平方キロ程度で、東京都の2割強。

まり日本人口を8割減らせばEV普及に大きく近づけると言える。人を減らすことで電力需要も減らせるので、原子力発電への依存度も下がる。

減らす方法はいろいろあるが、ロシアとかの外国強制移民とかがあるだろう。自らこの世を去りたい人にその場を与えると言うのも良い。軍拡に伴う片道特攻隊という手もあるだろう。

ただ子育てしている人たちと、次世代を担う子供たちは残す必要があるのでその点要注意だ。

5.年間降雪量50cm以上の市区町村は一律立ち入り禁止にする

よくEV車は寒さと雪に弱いと言われる。

ノルウェー首都オスロは年間降雪量80cmくらいで、11月から翌年4月半年かけて降るが、実はここより雪が多かったりより寒い地域だと、同じノルウェーでもEV普及率はだいぶ下がる。つまりオスロ気候EV普及の指標値と言える。

日本12月から3月が降雪期間なので、日本に当てはめたら年間降雪量50cmくらいのインパクトだ。

先日の新潟24時間で50cm、長岡12時間で60cm降ったが、これはオスロで4か月かけて降る雪の量に相当するのだ。そんな環境北欧には存在しない。

ということで、年間降雪量50cm以上の市区町村全てを立ち入り禁止にする。本州日本海側と北海道長野県の北中信岐阜県飛騨地方滋賀県中国山地関東地方北部山地、などが当てはまるが、その地域に住んでる人は全員出て行ってもらう。

ネックは米どころが多いことだが、1つ前の人減らし施策と合わせることでコメ不足の懸念がなくなる。

それ以前にコメEVどちらを取ると言ったらEVだろう。コメは脱炭水化物の流れに反する。肉食え。

6.標高500m以上の地域に行けないようにする

EV車の弱点その2は山登りだ。山登りはかなりバッテリーを食うし、その道は一部例外除いて対面通行なので、充電渋滞が起きたらその道に居るEV車すべて終わってしまう。

それを避けるために標高が高い地域に行けないようにする。EV先進国レジャーはもっぱら低い標高で楽しむクロスカントリースケートが中心だし、フィンランドそもそも山が無い。

温泉観光地は大半が消えるし、スキー場も大半が消えるし、特に山登りと言うレジャー消滅するが仕方がない。

EV先進国では登山レジャーでなく、それを生業にした傾奇者が命を賭してやるものなのだ

まとめ

EV普及は覚悟を持ってやらないといけない。防衛費増額を覚悟を以て決めた岸田総理の次の決断として「EV普及に向けた日本国の構造改革」を期待する。

どうせこれらの政策は全て国民から総スカンを食らうので、大きな選挙が無く支持率政権運営にあまり寄与しない今のうちしか出来ないのだ。

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