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はてなキーワード: 独善的とは

2024-02-01

左翼であることの弊害

ウソをついてでも相手批判する

・それを責められたら正論を捻じ曲げて(例:言論の自由を奪うな!弱者いじめるな!)逃げる

他責性が強まる

弱者が吸える甘い汁(例:補助金助成金)を手放せない

反省できない

・周囲の信頼を失う

独善的人間になる

・周囲をバカにする

2024-01-30

友人が、陰謀論の旗振り役になってた

ここ最近ずっとモヤモヤしてるので、陰謀論に深くはまり込んだ友人のことを書かせて欲しい。

その人のことは仮にAさんと呼ぶ(以後、"彼・彼女"と書くべきところを全てAさんで統一します)。

疎遠になった友人からの連絡編

7, 8年くらい前にひょんなことから知り合って、よく遊んでた友人がいる。ノリがよく、冗談などで周りを盛り上げる、陽気で楽しいひとだった。

しばらく一緒に出かけたりして頻繁に遊んでいたのだが、何となく「Aさんのことが苦手かも」と気づいたこともあり、いつしか疎遠になった。

別に絶交したわけでもないし、そこは現代人の付き合いあるあるで、疎遠になったAさんともSNSではなんとなく繋がったままだった。

まりSNSを熱心に使うタイプではない私は、ここ最近はAさんのことはすっかり忘れて、ごく普通な日常を過ごしていた。

そんなある日、半年ぶりにSNSを開いてみたところ、Aさんからグループの誘いが来ていることに気づいた。


陰謀論についてのグループだった。

ガチ陰謀論グループだった編

最初は、「久しぶりの連絡で陰謀論か。何年経っても冗談を言うキャラは変わってないんだな」と思った。

グループ参加者を見てみると、当時よく遊んでいた仲間たちのアイコン名前が並ぶ。そしてそのグループは、参加しないと投稿が閲覧できないプライベートな設定になっていた。

「仲が良かった界隈でまた集まるために作った、同窓会的なグループなのかな?」と思い、ひとまずグループに参加してみてみることにした。

参加してみて、驚いた。

そこにはパーティー候補日を知らせる投稿や、当時を懐かしむようなやり取りは1つもなかった。


ただただ、Aさんがさまざまな陰謀論を説く投稿。そして、陰謀論に関する記事動画へのリンクがびっしり並んでいたのだ。


ガチ陰謀論グループだということを知った瞬間、私はそのグループを抜けた。参加していた期間は、およそ2, 3分もなかったと思う。

人は、あまりに予想外の状況に直面すると、例えそれが命にかかわるようなことでなくとも、心拍数が130を超えるらしい。いらん知識が一つ増えたなと思いながら、Apple Watchからの警告の通知をオフにした。

しばらくしてみてみると、グループ参加者欄に並んでいた共通の知人は、知らない人たちのアイコンに置き換わっていった。私のように、騙されて?参加した人が多かったらしい。

投稿の数々に度肝を抜かれる編

遊んでいた当時のAさんに、陰謀論の陰は感じたことはなかった。

「さすがに何かの間違いだろう」と思い、SNSでAさんのページを開いてみると、そこに並ぶのもやはり陰謀論の数々。

地球平面説や、反ワクチンSNS投稿できないからなのか、伏せ字を使っていた)やら、フリーメイソンやらの陰謀論投稿

ピザプリントされたシャツを着ている人が痙攣してる動画シェアして、「ほらな!」みたいな反応をしてたりして。

私には、何が「ほらな!」なのか全然からなかった。が、Aさんが昔とは変わってしまたことだけは分かった。


あれほど友人が多く、明るくコミュにケーションが上手だったAさん。

しかし、伝え聞く話では、今やAさんは友人間で「やばい奴」認定され、関わる人はほとんどいなくなったらしい。

SNS投稿も、ひたすら自分の見ている狭い世界から、外側に対してのヒステリック罵詈雑言だらけになっていた。

単なる陰謀論者ではなかった編

ここまでは(普通ではないにしろ)、ある意味定型的な陰謀論にハマった人間の観察日記だと思う。

Aさんは、その遥か先をいっていた。

SNSのページをスクロールしていくと、Aさんは自身が関わっているセミナーや、著書の宣伝をしていた。

セミナー…?著書…?

悪い予感を覚えつつ詳細をクリックしてみると、当然のように陰謀論についてのセミナーであり、陰謀論についての著作だった。

思えば、昔から動力があったAさん。その特性個性をあらぬ方向に伸ばしてしまったようだった。

リプライには大絶賛が並び、SNSを見てもどうやらAさんはその界隈では名うての論客の一人みたいな扱いをされているようだった。

Aさんは、着実にステップアップし、陰謀論キャリア形成において謎の成功を収めはじめているようだった。

そんなAさんは、今日SNSに「常識を疑え!あなたたちは洗脳されている!」みたいな投稿をしている。

Aさんはどんな人だったのか

Aさんはそこそこ辛い過去経験したらしく、単なる冗談好きで気さくな人間ではなく、なんとなく陰を感じさせるところもあった。

そして振り返ってみると、Aさんには素質があった。学歴社会的立ち位置など、類型化された陰謀論者の特徴をかなり備えていて、今ならAさんが陰謀論者になるのは必然とさえ思える。

からみたAさんは、こんな人だった。

思い込みが激しく、頑固

一度思い込んだら、最後まで意見を曲げない頑固さがあった。

思い込みが激しくて頑固だったせいで、陰謀論にハマる過程忠告してくれる友人に耳を傾けることはなかったのだろう。

人をコントロールしたがる

近しい人をコントロールしたがることは、当時友人の間でも知られていた。それはAさんの家族に限らず、友人にも及ぶことがあった。

自分意見を疑うことは決してなく、非常に独善的で、客観性対義語のようなひとだった。

専門性

これは私がAさんのことを苦手だと意識し始めたきっかけでもある。Aさんと仲良くしていた当時、私は進学のために猛勉強していた。

ある日、Aさんと私の専門分野に関するトピックの話になった。

とある出来事に対しての私のコメントが、Aさんの考え方とは違ったのか、「あなたはそんなことも知らないのか、私にはわかる。あなたの言ってることは間違っている」みたいなことを、みんなの前で結構強めに主張されたことがあった。

私は議論がしたいわけでも、論破をしたいわけでもなかったし、何より驚いてしまって何も反応できず、2,3言ぶつぶつ言っただけで、折れた。

素人目にもAさんは明らかに間違っていたのだが、Aさんは最後まで譲らなかった。


近しい人が陰謀論者にならないようにするにはどうしたらいいのか

Aさんのことを考えるにつけ、こういった性格の人が、片足を突っ込み始めたらどうすればいいのだろうと悩む。

私自身Aさんには何の未練もないのだが、AさんのSNSを見るたびに、言いようのない無力感に襲われそうになる。「これがもっと近しい人間だったらどうすればいいだろう」と考えてしまう。

大切な人にはこまめにコンタクトをとり、様子がおかしいか確認するしかないのだろうか。

じゃあ実際に様子がおかしかったら…?

オチらしいオチがなくて申し訳ないが、答えの出ないこのモヤモヤした気持ち増田で書き殴るしかなかった。

2024-01-27

普通に考えてパヨって嫌われる要素しかないよね

逆張り

独善的

・強権的

自分の間違いを認めない

被害者意識

弱者意識

エリート意識

視野が狭い

他責性が強い

・強い者には巻かれる

・弱い者には強く出る

他には?

2024-01-16

anond:20240116003349

元増田の例は金銭が絡むからどちらも選ぶという選択ができない状況が大いにある。

寄付をすべきと常日頃から強く思うわけではないが、助けてあげたいと思わせる材料があるならそれに従う人がいるのは誤りではないとも思う。

募金とは言うけれど、実際金を払うのだから買い物と通ずるものがあるからだ。

ポメを買って黒い犬が売れ残ったとしても、それを気にしていたら仕方ないと思う。

まあ実際は募金から売れ残りとかじゃあないんだけど、全てを選べるわけではないのに選ばなかったものに対しての差を意識するのは傲慢しか……。

それに募金であれば金額の不平等もあるわけで、Aさんは100万やったけどBさんが100円しかやらなかったらBさんの力なんてほぼなかったとも言えると思うし、誰もが公平に助ける力をもっていないからこそ「助けるフリをする」ことくらいは良いんじゃないと思う。

独善的な人がいても許してほしいというか。

anond:20240116003349

おもしろい。自分寄付をする人間で、存分に選り好みして寄付しているのでその観点から書こうと思う。また自分は犬には寄付しない。ほとんどは被災者である

寄付と善について

自分寄付には差別的要素があると思う。そして、そもそも寄付は究極の善でもないと考えている。

それから自分がやっている寄付は全く善と考えていない。もっと利己的なもの自己満足感を満たすためにやっており、投資や物品購入に近い考え方をしている。

どちらかといえば自分がやっているのは贖宥状購入のような悪徳に基づく行為である

ただしここで「差別的要素があるならすなわち善ではない」と考えると危険であると思う。それは完璧主義的な意見だろうと思う。

これは自分は、世間欺瞞に対する挑発だとも考えている。普段比較「悪」なくせに、そういうときだけ調子のよいことを言う人間がいる。あたかも「自分は善側の人間ですよ」と振る舞っていること・自分が選んだものを助けたことに満足していてその他には一切憐憫の情を向けない「ほかを悪と断罪するための正義」を感じているのもあるのではないか。「やらない善よりやる偽善!」と言って、やらない者を「悪」側に落とす文句もある。

もし多くの人間に対する不信感がある場合、選ばれなかった方に目を向けたくなる。彼彼女らが助からないのなら、それは善といえるのかという話のようにも見える。

自分には、増田は「嫌われている方を助けたい」という考え方があるようにも見えている。ちょうど増田が考えていることはロールズの「無知のヴェール」の話にも通じるのではないか。これは個々の立場を忘れるヴェールを被ってから正義を考えようという概念である。この概念はそこそこ有名だが、それほど一般的ではない。ほとんどの人々は伝統的な倫理観にしたがって寄付などを行っているはずだ(※ べつに揶揄しているわけではない)

平等に誰も救わないことについて

ただし差別うんぬんよりも、もし「すべてを救えないのなら救うべきでない」とすればこの世のほとんどは何も救えないことになる。われわれは有限の資源の中で生きているので、絶えず不足にさらされている。不足している中では選別が必要となる。

このあたりはトリアージ等の動画を見ると非常によくわかる。属性のせいで助けてもらえないというのは悲しいものである。何もないまま助からなかったよりも、助けられそうな資源が目の前にあるのに助けてもらえなかったという絶望はたしかものだ。それが現実である現実理不尽であり不公平であるしかポメラニアンを助けている人も、何も黒い大型犬に思いを全く馳せていないわけではないかもしれない。助けたいが、資源が足りていないために助けられないのだ。

どのように「公平に選別するか」も重要問題である。こうした点がトロッコ問題などで考慮されていた。選別しなければならないのだ。ポメラニアンと黒い大型犬はその「愛らしさ」に焦点をおいているので、その独善的な部分に嫌悪感を感じるのではないか。善という正義の皮をかぶって差別正当化しているように見えるのかもしれない。通常、笑って朗らかな態度で選別してはいない。血涙を流しながら、選べないという自分の無力さ無能愚鈍さとどこかで折り合いをつけて、否応なく選別している。

そして誰も救わない場合、「どうにも俺と同意見の人間が増えたとして世界が良くなるとは思えない」と言っているとおりのようになるだろう。もしそれが現実となったとき、考え方はどうであれ実際に起こるのは「誰も寄付しない世の中」である。つまりどれだけ困窮しようが誰も何も手を差し伸べはしない。それはポメラニアンや黒い大型犬のみならずすべての生き物が平等絶望しなければいけない事態であると思う。

理想現実について

人々から金銭徴収して再分配することはODAなどで一応おこなわれている。

一方で寄付は、自発的自分の所有財産から抜いておこなっているものだ。これは財産権という強固な概念で守られている。

われわれは「自分の持っているもの自分の使いたいように使っていい権利」を持っている。これらをとりあげて自由使用することは、自由権や民主主義否定するものである

たこれは単純に「世界中で増税する」ということに他ならない。国はそれほど信頼できるだろうか。国同士は同意できるだろうか。現在の世の中ではかなり厳しいものとなる。

また、マクロ問題を持ち出して、ミクロ問題のやらないことの根拠に含めてしまうのはズルであろう。個人的寄付をすることと、国家群が寄付を集めて再分配することとは次元が違う問題である

まとめ

結局増田が言っているのは理想論なのではないか。「あるべき理想の姿」があまり現実と違いすぎる。今この瞬間にはどうしようもないことを前提としすぎている。遠い将来にそれが普通になることはあるかもしれない。しかし周りから見ればそれは「ただやっていない」「ただ誰も助けていない」のである

そして実際にその浮いた100円は何に使っているかといえば、個人的実益に対してなのではないか。これはどう言い繕っても「誰かを助けるよりかは、自らの幸福を高めたい」という行動である。この言はずいぶん切れ味の鋭いものだが、それが事実である。われわれは見ず知らずの黒い大型犬の命よりも、見ず知らずのポメラニアンの命よりも、コンビニお菓子の方を選ぶことがある。そちらの方が自分にとって幸福からだ。

増田はもしかすると「誰からも助けてもらえなかった」と感じているかもしれない。だから自分も手を差し伸べはしないのだと。しかし本当は助けられたかったのではないだろうか。助けてもらえない者たちから見れば、この世は邪悪な方が都合がいい。この世が邪悪から助けてもらえないのだと考えられる。それほど邪悪でないのに助けてもらえないなんて諦めがつかない。

寄付だろうがなんだろうが人の行動は利己的なものであり、己のためにするものだと思う。どちらかといえば、寄付することによって自分が救われているのだ。

べつにこれは自分個人意見だが、「全員を助けられないのなら寄付しない」と考えるのならば、あまりもったいないと思う。

誰かを救いたいのなら救えばいいのではないか

実はもっと極めてシンプルな話だとも思う。

少なくとも、正しく誠実に生きたいのであれば、寄付をした方がおそらくいいだろう。無理のない範囲で。

2024-01-15

anond:20240115112655

他人事自分事のように考えられるのは確かだと思うんだけど、解釈基準あくま自分ベースから独善的になりやすい。上手くハマれば有用だけど、変な方向に行くとマジで害悪

2024-01-07

山本太郎氏についての雑感

山本太郎独善的なんだよなぁ。良いことも言ったりやったりもするんだけど、自分が正しいと思い込み過ぎ、良いことのためなら悪いことしてもよいと思ってる節がある。

何度か講演会に行ったけど、独特の雰囲気なんだよね。観客含め、活動家的な空気がある。あの輪の中には入りたくないなーという気持ちになる。

中の人とも何人か喋ったけど、社会的弱者の人が多い感じ。共産党に近いんじゃないかな?分からないけど。悪い人たちじゃないんだけど、ルサンチマンがすごいというか。頭が良いようなそんなでもないような。なんとも言えない感じだったよ。

今回の震災の件でも、突っ走り過ぎ。もう若さのせいにはできないよ。政党支持率は意外と高いんだけど、自分は無しだなぁ。

シャム踊り子

ショーが始まる。

今まで踊っていたダンサーたちが降壇し、そして6人の踊り子が黒い衣装を身に纏いスタンバイした。6本あるポールの内、アイスは僕から見て右前のポールに立っている。先程まで見せていた無邪気で明るい笑顔とは違い、どこかこちらを挑発的に伺う様なそんな顔だ。そして世界的に有名な洋楽ダンスミュージックアレンジにしたものが流される。

6人の踊り子はそれぞれ目の前の客と、意中の客に目線を向けてポールを回り踊る。ふとすると他の踊り子視線に被さってくるがアイスのしなやかな踊りだけに集中する。

隣の席で2人の女性を侍らせた老人が何かを叫びつつ盛り上がっている。他の席でもそれぞれが思い思いにステージの踊りを見続ける。アイスはそのまま踊り続けた。彼女の夢の為、この瞬間の為、そしてつい都合良く僕の為という言葉が頭をよぎるがおそらく彼女家族の為に彼女は踊り続ける。彼女視線笑顔の半分はその他の客に向けられている。しかし、もう半分は僕だけに向けてくれている。心のうちまで奪おうと思わず、この贅沢な瞬間を享受すべきだ。ダンスは続くが曲の合間に彼女に1人の男性から声がかかったらしく、店の従業員彼女に耳打ちをする。しか彼女は首を横に振って断り、従業員怪訝な顔をする。後で聞いたがこんなに早い段階で声がかかる日は稀とのことで不思議がっていた。しかし、その日の彼女の踊りには魅力があり、また人を惹きつける力があったのだと僕は不思議に思わなかった。曲が変わる。

とあるファン狂気に陥り独善的犯罪に身を任せて悲しい結末を迎える曲だ。踊り子たちはただでさえ露出度の高い衣装の上のパーツを外し、上半身をあらわにする。しかし、その姿は決して欲情を誘うだけではなく心を惑わす芸術的な力を持っている。

また1人の男性から彼女に声がかかり、ダンスが終わったら隣に来て一緒に話したいと申し出があった。しかし、彼女はそれを再び断りダンスは続く。ポールに対して体を預けた踊り子たちは思い思いの方法で目の前の客の心を奪う為に踊り続ける。2時間前に彼女の近況と夢の話を聞いた。

彼女に会うのはこれで2回目だが、会っていない間にも定期的に連絡を取っていた。彼女実家のこと、彼女家族のこと、彼女の体調のことを教えてくれたが、夢の話を聞いたのは今日が初めてだった。ちょうど年末彼女帰省し、彼女田舎に買った土地を見に行っていた。彼女田舎シャムの中でも貧しいイサーン地方にあり、近代化が進んでいるこのバンコクとの貧富の差は激しい。実家に大きな財産も頼れる稼ぎ手もいない中で彼女選択したのが、ここで踊り子になることだ。そして彼女はその夢を叶えつつある。僕は彼女にとっていく人かいる客の1人であるし、それ以上に進む覚悟資格も無い。それでも彼女の夢を応援し、そしてこの時を共有する。それだけで良い。ショーも終盤に差し掛かり、踊り子たちは全ての衣装をはだけて曲に合わせて踊り続ける。アイスのしなやかな肢体がポール上下し、時折こちらに微笑む。この贅沢な時間は何にも代え難い。フェミニズムもLGBTQも今は邪魔をしないで欲しい、そこに確かにある美しさを思想思考で誤魔化したくない。もちろん彼女家族の置かれた苦境には社会的課題や、改善すべき問題があるし彼女を"可哀想"と謗ることもできる。しかし、それとは別に彼女は確かに美しく、人の心に感動を与えているのだ。今この時、そんな彼女のことを尊敬こそすれ蔑む必要が無い。

ショーが終わり、アイスにまた1人の男性から声がかかる。彼女笑顔従業員に断りを入れると、僕の方を指差し説明している様だ。そしてアイスゆっくりと僕のソファの後ろに周り、着替えたら戻るねと囁く。僕はソファを後にして飲み物の代金を支払い、彼女を待った。途中他の女性から一緒に飲まないかと誘いがあったが先約があるのでと断り、離れた。

しばらくして彼女が黒い妖精の様にフワフワした衣服で現れた。そして腕を組むと2人で階段を降りてバーを出た。

2023-12-24

anond:20231222215249

やっぱはてなーって毒親が多いんだな、てのがよくわかるエントリー

とくに

cia62872 ゲイとして産まれたのは親のせいじゃないし、思春期が終わってないような幼稚さ。彼氏という後ろ盾を得て、親使って憂さ晴らししてるようにしか見えない。ゲイから辛い思いをしたのではなく、息子の性格に難あり。

に☆つけてる奴らはみんな毒親の才ありだな。

独善的で無反省無責任

子は親の鏡というように、息子の性格が悪くみえるならそれは親の性格が悪いからだよ。

2023-12-21

傲慢パヨク価値観を変えろ

高学歴者以外は言論の自由を奪えと?

馬鹿げてるね。

言論の自由人類基本的権利であり、学歴けがその資格を与えるものではない。

君の考え方は狭量で、進歩革新に対する冒涜だ。

言論の自由は全ての人に平等に与えられるべきだ。

高学歴者だろうが、それ以下だろうが、全ての人々は異なる視点を持ち、それが社会を豊かにする。

君のような独善的意見は、進化と成長に対する障害だ。

言論の自由を奪おうとするなら、最初に君の頭の中にある古い価値観を捨てろ!

anond:20231221013047

2023-12-10

すてきなお芝居を見た日のこと(かみさまを殺すための旅/あまい洋々)

かみさまを殺すための旅」/あまい洋々 を観劇しました。


普段はあまりお芝居の感想ネットに書くことはないのですが、

これは多くの人に知ってほしい、という気持ちと、

芝居の熱量を受けて何かアウトプットしないと、

居ても立っても居られない気持ちになったため、

拙いながら書いてみることにしました。


お芝居の詳細な感想もさることながら、

作品を作る上で登場人物の描かれていない裏側を想像するように、

役者さんのTwitterを見て、作品が完成するまでの様を想像するように、

この芝居を見たひとりの自分、がどうこの作品出会い、どんな行動に至ったのか、というような

記録があってもいいのかな、と思いこの記事を書いています


■この劇に出会った経緯

 詳細には覚えていないけれど、「何かいいお芝居ないかなあ」とTwitter徘徊していた10月頃、

 仮チラシとタイトルを見て、「あ~たぶん好きなやつ」と思って、カレンダーに追加したような記憶

 「かみさまを殺すための旅」というタイトル。「あまい洋々」という団体名。

 (この漢字ひらがなバランスがうまくいえないけどすごくいい)

 (ぜひタイトル解釈や、団体名の由来について、どこかで伺えたらいいな、とふんわり思っている)

 柔らかいタッチイラストと、少しビビッドな色遣いの仮チラシ。

 そのときに、主催結城真央さんのアカウントを見て、

 1999年まれなんだ、自分ひとつしか変わらない歳の人が、

 自分劇団を持っていて、もう4回目の公演に取り組もうとしているんだ、と。


劇場に行くまでのこと

 なるだけ、芝居を見るまで感想バイアスになる情報は入れないようにしよう、と思いつつ。

 しかし、予約する段階でチェックした本チラシのデザインは仮チラシからさらアップデートされた素敵で、

 「オムニバス形式短編詰め合わせ、ぜったいすきなやつ~」という気持ちと、

 「虐待・性暴力モラルハラスメントを想起される表現を含みます」というのに、ちょっとびびったりもしていました。


観劇当日のこと

 観劇をした12/9(土)は少し温かい冬の日で、雲一つない晴れた日。

 北千住に降り立つのはたぶん初めてで、アクセスがいい都内の駅だけれども、意外と遠いなあと思いながら電車に揺られていました。

 勘違いしていたのだけれど、BUoYを初めて調べたときカフェが出てきたので、「カフェでやるタイプの芝居かあ」と思っていたけれど、

 実はカフェは2階、劇場は地下ということでした。終演後に2階のカフェに行ったら満席だったので、改めてカフェも行ってみたいな。


観劇をしたあとのこと

 劇場に入ってから、出るまでのことは、別の記事でまた語るとして。

 わたしは、素敵な芝居を見た後は、台本を買って帰るのが自分の中で決めた約束事みたいにしているところがあります

 もちろん、帰って、改めてじっくり味わいたいというのもあり、チケット代以上に何か劇団還元できれば、みたいな思いもあり。


 物販で売られていた、主催結城さんが書かれたイラストも素敵だったな。

 この芝居を通して、すっかりわたしは、結城さんのファンになってしまって、

 何かの形でこの方が芝居や創作活動を続けていくのに、貢献できたらいいな、

 この方は芝居をつづけていくべき(べき、というと断定的で独善的で強い言い方に聞こえて嫌だけれど)人なんだろうな、と思いました。

 それくらい、芝居やアフタートークで見えるかわいらしい印象の反面、パワーを持った方でした。


 劇場から出た後は、一緒に芝居を見に来てくれた友人と、(二人ともが台本を買って)

 近所のカフェでおいしいお茶を飲みながら、作品感想をじっくり語りました。

 正確には、カフェに向かう道中から電車の中で解散するまで、たぶん2時間くらいほぼずっと、この作品について、考え、話し続けていました。

 それもやはり、話さずにはいられなかった、という感覚に近く。


 しかし、そのうちの半分くらいは、建設的な議論なんかではなく、

 「めちゃくちゃよかったね」「しんどかったね」「今年イチかもしれない」

 「マジで観に来てよかった」「なんでもっと早く出会わなかったんだろう」「もう1回みたい」

 「ていうか知り合いの演劇関係者全員見て」「とりあえず帰ったら近所の演劇人にLINEしよ」

 みたいな、オタクじみた、そういう、感想だったのですが。


 あ~~~でも、本当に、今思い出してもよかったな。行けて、観れてよかった。

 初めての劇団を見に行くときは、好きになれるかな、ちゃんと楽しめるかな、といつも心配になるのですが、

 今回に至っては、友人を誘って予約した自分をめちゃくちゃほめたたえたい、そんなお芝居でした。

2023-12-03

anond:20231202153530

結婚子育て問題にあるのは既婚・子持ち側から一方的マウント行為のただ一点のみだよ

メリットデメリットだの社会的意義だの老後のための保険だの暇潰しだの、それらはただ各々の立場からの視座を補強するための理由しかない

現実にただ事実として存在しているのは、既婚・子持ち側の無意識無自覚無遠慮な、「見てください聞いてください私はこんなに幸せなんです」マウントのみだ

独身・子なし・非モテからのやっかみや嫉妬なんてものは、そもそもその対象となる側から執拗アプローチがなければ存在し得ないんだよ

この問題に関するすべての軋轢根本原因は、こうした相手の都合を一切考えない独善的自分語りにある

これは飲み会なんかで誰も聞いていないのに、老害過去の自慢話やら武勇伝勝手に延々とリピート再生して若者たちに聞かせる行為に近い

要はハラスメント行為なんだよ

セクハラパワハラモラハラ、飲みハラ

いろいろあるが、自身立場属性を利用して相手特定の反応を強要するコミュニケーションは、どのような形であれそれは等しくハラスメント行為なんだよ

ハラスメントを続けるから、それに対して不満が生まれて反発も生まれるが、それをやれ嫉妬だの本当の幸せを知らないだの、そうした言葉封殺してきたのが既婚・子持ち連中だ

結婚子育てメリットデメリットなんて話になるのも、そうした理不尽に対して言葉を尽くそうとするからであって、それもそもそも攻撃する側が存在しなければいいだけの話だ

まずはともかく、ハラスメント行為をし続ける人間を止めることから始めないと、いつになっても溝は埋まらない

おまえらいか幸せで、子育てに苦労してて、それでも自分の子供が可愛くて仕方がないのは分かったから、まずはそのハラスメント行為をやめろ

おまえらのやってきたこと・やっていることは、セクハラパワハラなんかとなんら変わりない

まずはそこを自覚させないことには、いくらメリットデメリット物事語ろうが、なに一つとして社会は変わらん

2023-11-28

anond:20231128071931

うるせーなぁ、差別主義者のゴミカスが。
オメーの本丸がここだからだろうがカス。

・他人必死子供貧困改善しようとしてるのに、「ゲーム高学歴がする」とか「金持ちの方がゲーム好き」とか「俺は高学歴だけどゲーム好き」とかマジでやめろよ
・真面目に貧困対策格差社会改善に奮闘している人に迷惑がかかるんだわ

※※真面目に貧困対策格差社会改善に奮闘している人に迷惑がかかるんだわ※※

「ゲーム趣味貧困者」っていうラベリングでお偉方のお眼鏡に叶うように進めているだけじゃん(笑) 高学歴社会奉仕者のバー(笑)
オマエみたいなのが役立たずのゲーム禁止条例とか作るんだろ?(笑)

・あれも貧困の子供はゲームばかりで子供の頃の経験が少ないから
・大人になってもゲームをやり続けて人生が貧しくなるって話からきてるんだってな

親が貧困から貧困なだけ。因果関係を「生まれ以外」に求めてるんじゃねぇよ、雑魚バー(笑)
マジでゲーム貧困の原因」にするために、活動しているアンチオタク全般なんだろ。

※※(私の後輩の友達の知り合いの元彼元彼女の知り合いの親の息子という近くて遠い関係の人も取り組んでいる)※※

教師だな。オマエ教員組合員だな。
もう露骨教師一家のスメルがプンプンするぜ(笑)
S社にディレクターやってるクズがいるんだけど、ソイツも教員のドラ息子でな。
「ゲーム会社なんかクズ仕事だ!ボーナス社会保険厚生年金もあるとこに就職しろ!」ってインディー会社を辞めさせられて、知り合いのツテで超大手S社に入ってたよ。

オマエの価値観はこの親と同じだよ。
子供人生子供が決めること。
たまたまそのドラ息子は「会社に言われたゲームなんか作りたくないですー声優とイチャコラしたい!」って奴だったからS社のディレクター陣に多い「責任を取らない仕事」に向いてたので元気にしてるけどな(笑)

・頭が悪かったり、知識教養がないのは百歩譲るとしてもさあ
・自分の好きなゲームバカにされたからって、他人の足を引っ張るような卑怯な真似はするな。

オマエ大学出てる割に「頭がマーベラスに悪い」な。
他人バカにして生きてきた教師(笑)のスメルが凄いする。
他人人生なんぞ他人が決めるんであって、貧困対策社会保障だけで十分なんだよ(生活保護就労支援だけで十分。価値観変化とか新しい体験とかさせ無くて良い。変われる奴は勝手出会って変わってる)。
新しい経験させたって、耐えられるわけねぇだろ人生何年そのだらしない人生送ってきたと思ってるんだ?

オマエの仕事邪魔してるからって、コンテンツ全部邪悪とかオマエは本当に人のことがわからないくせに、人のことを指導したり支援したりするのが好きだな?(笑)
そういうのを独善的っていうんだよ、お利口さんバカクズが。

俺も言ってやるよ「俺の商売邪魔するなクズ!」
ゲームが売れる、ソシャゲ課金される、ゲーム関連イベントが開催される、話題になる、なんだって俺のプラスだよ。
逆にオマエラ、政治家権威のケツの穴を舐めているような、社会改革教育お利口さんクズ共が邪魔するのは許さねぇよ。

2023-11-20

3年ニート出来るようになったら仕事辞めてそれから死ぬ予定だった

死ぬ前に小説書いてさ、それで全然伸びないの見てから「よっしゃ!人生使い切った!」で死ぬ予定だった。

なんならそっから突然成功した矢先に末期癌が見つかって伊藤計劃コースみたいのもありかなって。

いざ金が貯まってみると、3年ニートした所で別に対して面白くないだろうなと感じたわけだよ。

なんつうのかな……1日で味わえる楽しいの上限みたいのがあって、ソレを考えるとひたすらダラダラしてもそこまで楽しくなさそうなわけ。

そしてなんだかんだ世の中って毎日色々面白ニュースが入ってきて、最近カルト教祖連続して死んでいって「おっと面白くなってきたじゃないの」なんて状態なわけじゃないの。

自分人生がクソだとしても、世の中が面白いならまあ別に生きててもそこそこ楽しいんだが、そのためには世の中に動いて貰う必要がある。

まり時間が経って貰う必要があるわけで、自分一人が生き急いで引きこもりながらひたすらゲームネットに浸っても案外そこまで楽しさは変わらなそうなんだな。

そうして、俺の人生損切り計画はその始まりであった損得勘定に再度かけた結果中止、少なくとも延期を続けているわけだ。

それでもまあそこそこ金はあるわけだし、どうせ死ぬわけだし、頑張って働かないで良い程度の生活をするのに貯金を使うのはどうかと考えたわけだ。

まり仕事の量や質を減らして見ようかな、と思ったんだが、仕事の量減らすとどうも付き合う相手の質が大きく下がるっぽいんだよね。

質を減らしたら底辺人格破綻者と関わる機会が増えるのは分かるんだが、どうも量を減らすだけでも人間性が腐った連中と関わる機会が増えるっぽい。

なんつうのかな……社会適応に対しての耐性が低い人間が死なないギリギリまで労働時間を減らしているのと鉢合わせることになる感じ?

まあ自分で試したってよりも知り合いやネットから集めた情報統計しか無いんだけど。

仕事人間をやたらと嫌う人間ってなんていうか社会と噛み合うのがすげー苦手だったり、尋常でなく独善的自分理想通りに行かないことに対してのストレス耐性がカスすぎたりするわけだよ。

とにかく自分の思い通りに行かないと悲劇のヒロインぶって叫びだすしょーもないオッサンが色んな職場にいるでしょ?

業務時間の少なさを基準仕事を選んでいくと、それが大量に詰め込まれ地獄に放り込まれるみたいなんだな。

地獄」って表現したけど、まさに仏教世界における地獄って概念は「クソみたいな生き方をすると同じようなクソが詰め込まれ場所に行くことになるよ」っていう教えだと思うわけよ。

度を超えたクズさってのは同類から大丈夫なんてことは全く無くて、お互いがお互いを憎しみ合う万人闘争の究極なんだと思うんだよ。

自分こそが最前列カメラを構える権利があるのだと盲信する鉄道オタク100人集めたら100人全員が最前列を目指して押し合いへし合い晒し合いそのくせ全員が被害者面して加害者意識ゼロっていう感じの地獄

そういう状態に巻き込まれるのはやっぱしんどいんだよな。

仕事を減らすにしても貯蓄を直に切り崩すレベルで減らすのではなく、毎年の貯蓄額が減るぐらいのレベルで留めるべきで、労働強度はそれ相応のものにしておいた方がいい。

労働強度がある程度強ければ、その労働強度に耐えられない強烈なエゴの持ち主が振り落とされた場所で過ごすことが出来る。

もちろん、労働強度を強くしすぎるとそれに耐えられるレベル狂人しか生き残れなくなり周囲を狂人に囲まれることになるから、強くしすぎない方がいい。

ほどほどがいいんだろうな。

そして、そのほどほどは結構な強さが必要になる。

自分を押し殺すことが一切できない人間足切りされる環境ってのは、自分を押し殺すこと抜きには生き延びられない空間ってことだからな。

まりちょっと金が溜まったからって人生楽できるかというと別にそうでもないっぽい。

本当にFIRE出来るほど金を貯めて完全に社会から足を洗うか、それともそこそこに金が貯まる環境でダラダラと歳を重ねるかしかない。

まあでも金なんて半端にあっても特にこれといった趣味もないならい、ざなんかあったときに高額医療費制度を使えないような新薬を使うことが出来る程度なんよな。

いやマジでしんどいわ。

半端な金の使い道に迷って変な散財の仕方を覚える連中があとを立たんのも分かるね。

飽きたツムツムのスタミナとか、一通り読み飽きたマンガアプリチケットとか、旅館で貰った地元応援クーポンとか、そういう「使っちまわないともったいないけど、でも無理して使おうとすること自体地獄への入口になりかねない鶏肋」なんだな。

いやいや金さえそれなりに貯めたら仕事いっきり休めるなんて期待してたけど、意外とそうでもねえなあ。

こりゃ本当に「ある日と突然働けなくなった時、生活保護を受けるまでのカウントダウンを引き伸ばすだけの保険」ぐらいの意味しかなくなってきたぞ。

ランクル乗りたいとかRTX 4090載せたいとかそういう物欲がねえからなあ。

しろ安上がりに仕上げることになんかこう快感を覚えるタイプからさあ。

2023-11-05

anond:20231105103853

私は医療経済医療政策系の大学院を修了して地方病院部長職をしている医師です。

医師として働いていると、この増田Drみたいな気持ちになることはしばしばある。そして医師同士のコミュニティエコーチャンバー的に尖った意見になりがちだ。

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日本戦前国民皆保険という制度はなかった。

そもそも社会保障とは労働者たちが体を壊したら人生終了というハードモード人生ノーマルモードにするために、みんなでお金を出し合って自己があっても保険金がおりて医療を受けることができるようにしておこうという仕組みだった。それが戦後国民健康保険ができて国民は全員強制加入になることで、(当時はまだ)安い保険料医療享受できるようになっていった。

全員強制というのがポイントで、これが全員強制でなくなるとそもそも健康な人は加入しなくなってしまう。そういう人が怪我事故をしてしまうと人生が終ってしまうことになるし、社会の存続にも問題となる。そして医療必要としている人々(2/3は65歳以上)は高額な保険料を支払えず、当然医療費も支払えなくなる。

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1970〜80年頃に老人医療費を無償にするという公約を掲げた政治家が現れて、実際にとある県で始まり全国に広がった。病院やクリニックは老人サロン化したのは皆ご存知の通り。

増え続ける医療費を問題視した政府は、いろんな医療政策受診回数を減らしたり入院期間を短くするように工夫してきた。OECD諸国比較によれば、日本単位人口あたりの病床数がものすごく多く(これも都道府県で差がある。高知神奈川では2倍以上差がある)、かつ単位人口あたりの医師の数は諸国と同じくらいなので、労働節約的な医療体制になっている。

日本世界でも有数の長寿国となり、人口構造が大きく変化してしまった。それを1948年に作られたベース医療制度改定しながら今までやってこれているのはすごいことだと思うし、合わない部分も出てきているように思う。

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その一例として、過剰な医療サービス提供している、と感じることはしばしばある。

例えば、80歳の人が体調を崩して入院をした場合を想定しよう。血液検査は脱水と炎症反応の上昇、肺炎を疑われて入院した。1日1回の点滴を受けて、入院費用は1日4−5万円。10入院して、いざ退院、となったが家族仕事の都合でお迎えができるのは翌週だという。結果、4日退院が伸びた。これで医療費は50万円。でも年金暮らし医療費の上限は月に18000円になるということで、残りの48万円は都道府県後期高齢者広域連合から病院に支払われる。

病院経営立場から、差はあるが病院はたとえばベッドが100床あったら常に90床は埋めておかないと赤字になる。家族の都合で数日退院を伸ばしてほしい…と言われた時、次の入院見込みがなければどうぞどうぞと歓迎してしまう。この影響で社会保険料が多少増えようが、自分給料が出なくなったら困る。医療従事者にとっても患者にとってもWIN-WINなのだ。これは過剰な医療サービスで、社会入院として問題視される。だから入院日数を制限しようと画策するが、某団体からの反対も根強く、じわりじわりとしか改善されない。

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ではどれくらいのサービス適当なのだろうか。

増分費用効果比(Incremental cost-effectiveness ratio: ICER)というものがある。

詳細の説明は省くが本来新規薬剤・治療費用効果検証するための仕組みで、それを保険適用の可否判断にも使用できるかもしれないというもの

その閾値は1年間、健康生活を維持するのに500万円程度とされる。透析治療費がだいたいこれくらいだ。

増田Drの言うTAVIも600万〜の治療だが、これを行うことで心不全入院(1回80〜万)を数回予防できて、かつ症状なく暮らせるなら悪くないんじゃないかとも思う。まあTAVIに関してはどの施設施設基準を満たしたいのでどうしてもやりたがる方向になっている、という問題はあるが。

結局のところ一医療人としてできることは、医療に関する意思決定を行う歳に患者医学的な状況、患者希望、周囲の人の思いや地域社会資源QOLを十分に吟味して、その人にとって最適な意思決定をチームで行う、ということを徹底するしかない。医師だけに判断させてはだめだ。間違いなく独善的意思決定になる。かならずチームで意思決定をする必要がある。そして病院診療所訪問看護ステーションなどの施設管理者自分経営方針が持続可能医療制度矛盾しないか地域ニーズにあったサービスを行えているかを繰り返し内省するしかない。少なくとも週末の退院が集中しているので延期させてください、なんて言う管理職無能だ。

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つい先程往診に呼ばれた。多少フェイクを混ぜるが、90代の心不全患者さんで体重がどんどん増えて苦しくなっているという。休日往診(25000円〜)、心エコー(8500円)を行って、1粒700円くらいの薬剤を追加処方(正しくは増量)した。その他諸々合わせて合計4〜5万円なり。この患者国民健康保険1割の患者で、上限は8000円に達しているので患者の追加自己負担料金は無しだ。90代の患者に往診して高い薬剤を出すなんて…と思われるかもしれないが、明日まで待って悪化して入院してしまうとそれだけで数十万円は確定してしまう。

苦しくなっても病院入院させずに麻薬や鎮静薬を使って死を待てばよい、なんて考えもあるかもしれない。口でそういうのは簡単だが、実際にそういう人を見る人の立場に立つと、なかなかそんな非常な判断はできないものだ。だから人生の最終段階の医療決定プロセスガイドラインなんてものがある。

繰り返しになるが、これから医療必要医療を、その人の価値観意志尊重して、対話の中で合意形成し、限られた社会資源の中で提供する、ということが大切だ。

社会保障について興味を持った方はXのしょうもないレスバを見るだけじゃなくて、ぜひ一度ちゃんとした本で勉強してみてほしい。

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2023-10-23

「正しい」と言われる様に「する」人達

小川たまかの暇アノン懺悔録の記事から、暇アノンと言うワードを使った似た記事が連投され

そこにははてサ村の限界左翼だけでなく、普段見かけない人達が暇叩きの攻撃的なコメントを残している。

論調もだいたい同じだ。

論調が似ているだけならともかく文体まで似ているのは不思議だけど。


一つ二つはともかく焼き直しの焼き直しみたいな増田にもこれまた焼き直しみたいなトラバブコメがつく流れは

ある種の党派性の動きを感じない事も無いんだけど、ただの偶然なのだろう。

ラン◯ーズあたりで数千円で募集されている様な業務的、システマチック大量生産(の様に見えるが実際は少人数で回している)

の様にも見えるがただの偶然で増田がそういう流れである、という事にしておこう。


多分来月ぐらいには飽きてるか契約期間が終わって流れは収まると思うけど。

一部の逆張りは残るかも知れないがアウトライン踏まない様に気をつけてね。


数年前に鬱病による失職で食い詰めていた時にそういった仕事をした事がある身としては、マジで進歩してないなぁ…という感想がため息と共に出てくる。

こんな事にお金かけるぐらいなら、もっと別のやり方考えろと思うが、非効率からこそ肉体労働出来ない貧困層向けの仕事があるという現実もあり、一概に駄目とは言えない。


それにしても、別に左翼フェミニストだけに限った話でも無いんだけど、「正しい」と世間から言われる、思われる様に(どんな手を使ってでも)「する」、したがる人達は減らないんだなって事。

普通に考えればそもそも文句言われない様に正当な手法で真面目にやれば、変な小細工の手間かけたり嘘ついたり他者攻撃したりする必要無いんじゃないかと思うんだけど

自分は好き勝手やりたいけど他人に好き勝手思われるのは絶対に嫌な人種は少なくないのかも知れない。特に思想が偏った人達には。


権力で使えるコネを駆使した中傷レッテル貼りだろうが個人情報握っての脅迫をしてでも「正しい」と思われる様にする人達を見ていると

暇の様な、口も態度の死ぬほど悪いけど、あくまでも「正しい」手段(リーガル)を用いる手法は、従来の左翼らとは正反対

「正しい」と言われる様に「やる」人達かもしれない。


リア凸や扇動すれば逮捕一択だけどあくまでも裁判で決着着けようとする手法はまあ目障りなんだろうな。

からこそリーガルハラスメントだの住民訴訟濫用だの、ちょっと訳分からない事を言い出す。

「正しい」立ち位置あくまでも自分達、左翼だのリベラルだのフェミだのの側にしか無い、という事にしておきたいのだろう。


その様を見て、サイレントマジョリティがどう思うかなんて考えてない所が、強気独善的選民思想過ぎて逆に素敵ですね。

2023-10-21

独創性のある集団じゃねえよこれ独善的なだけの集団やわ

今も書類の腰の落ち着け先もなんも決まってないし、

そもそもこの集団記載のする時の書類書類の体をなしてないやんか!

会社でもないのに退職って使うし会社じゃないって自分から辞めたい言っているのに契約解除とかわかんないw

契約解除がまあいいとしても、くっだらねえ。やめることは許さない!って決まりがある組織それなんてブラック

いる人間もやめないか、失態をして契約永久解除しかまりがないんダモン…マモンかよwww

毎月の予定を事細かに言って会議予定を立てても

うだ・・・うだ・・・もちゃもちゃ・・・

どうでもいい、テキストみて5分で終わるような事を言語を発するのを待ちながら3時間確保して1時間超えて3時間雑談

そこで宣誓したのも達成してるのかどうかわからん事ばかり。創作能力どこ行ったんだ?

え?お前は別だけど作るとかやることについてはゆっくり成長していけばいい?

企画するの高校生なん?エッ…2倍じゃないですか御年!いや、還暦の半分と言えば聞こえはいいか織田信長人生五十年って言ってるもんな!

て!人生五十年は神々との寿命比較だしwwwwヌポォ

コレに参加するの?5W2Hは? あっ、私の質問丸ごとご破算なんすね…。

なんだよ精神結界寸前の人間介護をする下っ端たちの集団なんか?

ならやめただけでぜんっぜんいいけど…って

アワワ☆この創作集団!人は募集しないって言っていたのにメンバー募集を始めるの~~?☆

やだやだぁ、守秘義務とか無視してこの集団はいるなんてぶっちゃけありえない!

これからその創作集団お勧めしない項目を書いちゃうぞぉ♡

・毎月下らねえ会議が口頭で~2時間、以降3時間前後雑談がある。なおその雑談でも大事な事が決まる。

・だいたい会話の間に身内のへそのゴマほじくってんのかって位の傷の舐めあい他人Dis差しまれる。おそらく私の話題がそこに入る(どうでもいい)

・決まりを守れって言ってるけど感情的TOP規則を破る。超常的なパワーでそれはうやむやになる

メンバーの8割が無気力。びくびくオドオド上にしたがってる内心やめたがってると言ってるのが半分いる。

ポリシーは「いつまでもものづくりしよ☆障害現役☆元は俺が始めた物語から俺以外はいてもいなくても極論どうでもいいがいさせてやってるんだよ♡ありがたく思いな☆彡」

・やめるのはお前がやらかすか休むかだ。やめるなんて発言は俺の活動辞書にない。

・連絡フローぐだぐだ

創作実績が少なすぎて船に乗るメリットがない

・まじで実績がない。連絡待って…計画して…対応遅くて…創作の旬が過ぎるってヤッビ☆彡

・何かポカした時はワンピースみたいな新世界からグランドラインのリトルガーデンのミスター3探すレベルの一文を広げてドルドルニュアンス解釈。正解行動を行えという特攻みを要求される。

・入るとでれない。入るとやれない。

法人やるやる詐欺インボイスのアレソレとか流行らん今どき

・毎年大小5トラブルくらいのろのろ引きずってる。呪われてねえか?

・言われるまでSNS広報せず地蔵

やめた方がいい。

募集している創作集団文章?声?イラスト音楽キャッチコピープログラミングWebデザイン

その集団。本当にあなたがやりたい事をずっとできる集団ですか?

創作をするあなたは素晴らしい。個人じゃなくて集まることで素晴らしい事が起こる。それも事実

それを止めるな!下らねえ所に入る前に調べろ!焦るな!

私は入るというか引き込まれたうえ、ずっと首の皮つかんで引きずられ。やめた。

俺のことは何年も前のさらに前の話だけどみんなが忘れそうなこの時に、茶化しながらこの遠吠えを上げさせてもらおうワオオオオオン!

2023-10-13

anond:20231013120743

整形狂いだったり夜職だったりハイスペに相手にされないハリボテ女ばっかな気がする

動機独善的オナニーだったり劣等感の代償行為っていう点では準来のフェミと全く同じかと

2023-10-12

anond:20231002122040

やっぱりネトウヨって…頭が…

コウモリってw

独善的汚染水垂れ流す民族をどうにかしてほしいよねー

2023-10-02

望月衣塑子氏と共にジャニーズ会見で質問外しをされた怒りの投稿

ジャニーズ事務所の会見。最前列の真ん中に座って、ずっと手を挙げ続けた私と望月さんを絶対に当てないことを事前に決めていたとしか思えない会見で、失望し、憤りを覚えました。井ノ原氏は「ルールを守って」と私に言い、隣の芸能レポーターたちは拍手していました。しかし、厳しい質問をするであろう私と望月さんを絶対に当てない、という八百長のような不正ルール容認するわけにはいきません。

最初は当然質問が当たるだろうと思って、黙って手を挙げていました。が、ジャニーズ事務所司会者側の最前列私たちを当てないという意思が、会見が進むにつれて明白になりました。途中から、会場で声を上げざるを得ませんでした。

米国など主要国の普通記者会見最前列の人たちから順々に当たっていくのが常です。それは、私が出てきたトランプ大統領会見や、オバマ大統領会見でもそうですし、安倍元首相日本の会見もそうでした。芸能リポーターたちの芸能人の囲みの会見でも一番前にいる人たちがまず質問します。今回の会見は、芸能リポータータレントを二重か三重で囲んでいる会見で、その輪から遠く離れた部屋の向こう側にいる人をわざわざ探して当てているような、不自然まりないものでした。

ジャニーズ事務所今日行った会見https://youtube.com/live/jfMqNazPRuMは、こうした世界日本の会見のルールとは全く違い、私たちArc Timesをとにかく当てない「八百長会見」でした。井ノ原氏は、「大人ルールを守って」という趣旨のことを言いました、しかし、そもそも八百長といっていい「ルール」を敷いていたジャニーズ事務所こそが、日本世界の会見のルールを守っていないと思います。私はオバマ大統領会見やスペースXイーロン・マスクCEOの会見など世界各地で信頼を得て質問してきましたし、「ルールを守れ」などと言われたことはありません。むしろ海外では、質問させるべきだ、と他の記者が加勢してくれるのが常です。

最前列にいる記者質問するためにかなり早い時間に来て待っています私たち今日、受付の1時間上前から並んで待って最前列に座りました。最前列は、記者の意欲の表れです。だからトランプ大統領でも、イーロン・マスク氏でも、安倍元首相でも、近くにいる記者から質問を当てていました。その世界日本普通の会見と比べて、今日の会見は異常でした。あそこまで、私たちから質問から逃げるジャニーズ事務所は、一体何を怖がっているのでしょうか。性加害問題で、説明責任を逃げずに果たすつもりはないのでしょうか。

驚いたのは、真面目に質問しようとする私たちに対する、テレビ新聞大手メディアのスチールカメラマンビデオカメラマンたち、芸能リポーターたちからのヤジでした。不正な「ルール」であってもジャニーズ事務所意向に従え、と言う彼ら彼女らの忖度共犯性が、ジャニー喜多川氏の性加害を50年にわたって続けさせてきた原動力であり、その共犯関係がいまも根強く続いていることを思い知りました。

カメラマンが私をヤジりながら、レンズを私に向けたので、私も彼らを動画におさめました。

多くのメディアが、私や望月さんを批判する記事を書くでしょう。私は彼らに問いたいと思いますあなたは、八百長強要するルールを守れと言うのか。そして、あなたたちはジャニー喜多川氏の数十年に及ぶ性加害のなかで、何をしてきたのか。メディア人としての悔恨や怒り、責任感は全くないのか、と。

今日あったのは、1950年代から、少なくて数百人、2週間前に開いた補償窓口にすでに400人超が問い合わせていることを考えれば、おそらく数千人の子供たちへの性加害を容認してきた企業記者会見です。これは、米国ジェフリー・エプスタイン事件ハービーワインスタイル事件よりおぞましい、戦後史に残る、世界でも最悪といっていい性加害事件です。

その場で、新社長や新副社長説明責任を求める私たち質問からジャニーズ事務所は徹底して逃げようとしました。東山氏は私の質問に少しだけ答えましたが、マイクを持った質問はさせてもらえませんでした。

そしてその状況を、社会の公器である記者カメラマンたちが、性加害問題を解明しようとは全くせずに、逃げるジャニーズ事務所同調して私たち匿名でヤジを浴びせ、ジャニーズ側に同調して拍手までしている。

今日の会見で性加害問題を数十年隠蔽してきたジャニーズ事務所の体質が全く変わっていないことが露呈しました。そして共犯であるテレビ新聞が、追及しようとする記者たちに怒号を浴びせる、おぞましい姿を目の当たりにしました。

この問題は全く終わっておらず、むしろ解明が始まったばかりであり、ジャニーズ事務所やそれを取り巻くメディア必死隠蔽を続けようとしているのだ、ということを体感しました。それは多くの方に伝わったと思います



https://x.com/ToshihikoOgata/status/1708775014458372199/

より。

広島サミットの「逃げるんですか」でも話題になったアークタイムズの尾形聡彦氏による投稿

不正ルールのある会見だったと訴え、芸能界マスメディアの体質についても問題提起している。

内容の真偽は現時点ではなんともいえない。

望月衣塑子氏の独善的姿勢には度々問題を感じるが、オリコンが名指しの記事を即座に上げてネット批判が盛り上がっている現状には疑問もある。

あなたはどう考えるだろうか?

anond:20231002122040

コロナ前までは「世界からの期待」があったと思う。

から自分たちは期待されている!」という意識もあって、「中国人が持つ非協力的で独善的な縦割りの国民性問題点」は忘れることができていた。

しかコロナやら台湾問題やら債務ワナやらウイグル臓器売買問題で一気に世界からの目が変わってしまった。

から「気づいちゃった」。

中国人他人から批判を受け付けないように見えるが、実際は分かってる。

けどそれを認めたら〇されるという国民性から、認めることは決してしない。(少なくとも表面上は)

anond:20231001225541

現地中国人からの流ちょうな日本語でのレポート参考になります

これは確実にゼロコロナのせいだと思う。逆にあんなんされて国信じてたらやべえと思うしそれはそれで幸せだ思うけど。

あれで「もしかして国って守ってくれないの?」と思う人は確実に増えた。

いちおう物資は送られていたようだけど、なによりヤバイと思ったのは新鮮な野菜中共幹部マンション管理人が総取りして、

古い野菜や腐った野菜とかが送られているというニュースは衝撃的だった。

後半には改善されたようだし、物資自体ちゃんと送ったのではと思う。

ゼロコロナは、CCPが悪いということではないと思う。

政策それ自身というよりは、

「それによって中国人が持つ非協力的で独善的な縦割りの国民性問題点」が浮き彫りになったことではないだろうか。

まり自分たち世界迷惑かけてる理由に気づいちゃった。

コロナ自体そもそもコウモリ転売という一個人の「やらかし」が原因だしな。

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