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はてなキーワード: 大黒柱とは

2018-03-14

anond:20180314134214

何でも世の中には作用反作用ってものがあるの理解してる?

特効薬効果があってすごいね!よくなったね!じゃなくて新薬は大抵めちゃくちゃ高いんだよ

新薬ガバガバ使える制度作って病気直るようになったけど毎日パンと水だけ、でも病気直るからいいことで…同じこと言ってるよね

会社従業員全体に支払うトータルの金額って男女平等になっても変らんの

女も参加して単純に2倍になったら支払う給料は等分され2分の1になんの

この時点で男の給料だけで家庭が成り立つわけないので共働き自由じゃなくて強制になんの

からみんな保育園必死なの、分かる?

から年収1000万円の男と結婚!が失笑されんの

マジであなたのことが心配なんだけど、完璧な答えが世の中に簡単にあると思ってる?

もっといえば企業給料下げる口実ができて女性社会進出めっちゃ喜んでるよ

男女の機会均等になり、結婚できない・するつもりのない・離婚したい女性幸せになったのはその通りだけど

大多数のそういうイレギュラーを目指してない女性にとっては単に結婚できる機会が社会全体から一律下げられただけで全くメリットないぞ

保育園使えたら子育て楽になるかといえば全くそんなことな

結局、育児だけしてればよかった時代から育児仕事もしないといけない時代になった

地獄絵図だろこんなの

DV男と結婚する確率だって高速道路事故にあうのを心配するようなもんだぞ、結婚自分安全性高められるけどな

そうやって女のプライドをくすぐることで女性自身に肯定させようとするのがフェミニズムがやってきたことだ

だって自分差別されてると思い込んだら声デカくなるからな、実際はマトリックス電池人間のように保護されてるだけなのに

ここまで言えばなんでマイルドヤンキー幸せなのかわかるだろ?

男が大黒柱になることを肯定していて、女は育児したい子ども欲しいという理由結婚するからお互い何も衝突しない

最初から結婚子ども産む、結婚一家を養う、前提で結婚してるから何も衝突が起こらない

ところが今のスタンダードは好き同士だから結婚するんであって、子どもとかは副産物化してる

子どもに対する姿勢や考え方が無駄多様化して凡人なのに余計な問題を抱え続けてる

シンプルな答え以外は君ら凡人には扱えなかったのに無理やり「自由」にさせられた、それが少子化保育園不足という代償

2018-03-08

anond:20180308130500

これから、とても無責任なことを書かせてもらうから、聞き流してもらってもいいよ。

旦那さんに仕事を辞めてもらって、あなた大黒柱として働くという意思会社側に示してみれば?

あなた自身覚悟を知れば、会社側もそれなりの待遇を用意するかもしれない。

2018-03-02

仕事家事育児問題が揉める理由について考えてみた

外で働く一家大黒柱の側と、家の中で家事育児に専念する側の両者は、本来では共依存関係のはずである

それでもこの問題がもめるのは、やはり生活費を稼いでくる一家大黒柱(大部分は男)の立場が圧倒的に強くなるからなんだよね。

経済力を持っている側の立場が強いのは当たり前であり、男は自分配偶者となる女を、自分の好みで選ぶことが可能となる。

経済力のある男の配偶者は、若い美人の女になる傾向が高いことも、男の方が立場が強いから。

よくはてな界隈では「女が男を選ぶ」なんて意味不明論理流行っているみたいだけど、それは女全般ではなく「若い美人な女」だからできるだけのこと。

そもそもブスでモテない女は、経済力のある男から最初から拒否されているのだから、女が男を選ぶこと自体が成立していない。

お金を稼ぐ側の立場が圧倒的に強いわけだから、ブスは女磨きよりも経済力を身につけた方がいいはずなんだけど、はてな界隈ではあまり受けないんだよね。

2018-02-15

男に経済力甲斐性を求める女は恋愛結婚も出来ない

男にモテないとか言っているブス女は、お前がブスだからモテないんじゃないんだよ。

ブスだからではなく、一家大黒柱になれる経済力甲斐性が無いから、恋愛結婚もできないんだよ。

2018-02-12

anond:20180212004014

今の日本は、女性社会進出男性の家庭進出の二つの改革を進めている過渡期にあたっているわけ。

今までの男が外で働いて、女が中で家事育児をするという一つのモデル崩壊して、国民全員で新しいライフスタイル模索しつつある状況。

女が一家大黒柱になってもいいし、男が家事育児をするという、新しい生き方など、何でもありの社会

そのためには既存価値観を徹底的に批判検証するプロセス大事

世の中の価値観が「流動化」している社会においては、自分で気がついたことをどんどん発信していった方がいいと思うよ。

2018-02-11

anond:20180211152708

社会的理想とされてるお父さんは家にいないでどんなにストレス抱えても仕事から逃げない。

それ「社会的に」ではなく「(昭和の)お父さん自身」の理想じゃん。

本当は子供の有無に関わらず仕事から逃げたら自分生活できないのに「子供の為に働いてる」と恩を着せたがり、

子供の面倒見るのが面倒臭いから子供の傍にいたがらない、というだけの。

おかあさん版と対称的にしたいなら、もっと現代的な

大黒柱として稼ぎつつイクメンとして家事育児もするから自分の為に使える金や時間なんか無いおとうさん像」

協調する方がそれっぽくなりそう。

そもそも元ネタのおかあさんもパートやってて常に子供の傍にいる訳じゃないし。

(全体的に貧しさを感じるからパートと言っても暇潰しとか自分お小遣い稼ぎの為とかではなく生活費稼ぎの為に嫌々やってるっぽいし

それなら「子供の為に働かなければならない」のはおとうさんと一緒だ)

何故か専業主婦の歌と思われてるけど、そういう事言ってるのは「パートなんか働いているとはみなさない、専業と同じ」とか言う意識高いエリートママなんだろうけど。

2018-02-10

のぶみ歌詞を叩いている奴らってさ・・・

当然男に自分以上の経済力甲斐性を求めていないはずだよね。

テメエ自身一家大黒柱になる覚悟を持っているんだよね。

戦争になったら、男の代わりに戦争に行って死んでくるんだよね。

2018-01-22

anond:20180122111026

ATM=お金が出てくるのは当たり前で、感謝はされない。

大黒柱お金がでてくるたびに、感謝される。

この違いってすっごく微妙だなっていつも思う。

2018-01-17

anond:20180117131729

女がしっかり稼いでも(女が一家大黒柱になっても)いいんだよ?

2018-01-11

anond:20180111165703

だって、他の増田たちの文章を読んでいても、男が一家大黒柱で、女は美人であることが前提で書いてあることばかりでイライラするから

容貌の美しい男や、経済力のある女の存在意図的に見ないように、存在していないように書いている増田ばかりだから

anond:20180111155115

妊娠出産価値観が変わる女性もそれなりにいる。

価値観が変わったとしても、旦那さんが専業主夫希望だったら、奥さんが働く必要がある。

何で男が一家大黒柱にならなくちゃいけないの?

anond:20180111155010

告白プロポーズ一家大黒柱役割を男に押し付けないのであれば理解できるよ。

全部自分が背負う覚悟は当然あるんだよね?

2018-01-07

男に経済力甲斐性が求められることはもっと批判されるべき

結婚は顔と金の交換である」という格言がある。男には一家大黒柱となるだけの経済力甲斐性が求められる代わりに、女には容姿若さが求められるということだ。

男の経済力と女の容姿、この二つが釣り合う夫婦は長続きすると言われている。

そして、男が女に容姿若さを求め、美人な女が賞賛され、ブスな女は人間扱いされないことは、フェミニストたちによって散々批判されてきた。

しかし、以前として男だけに経済力甲斐性が求められている事だけは全く批判されていない。

女性社会進出施策が思うように進まないのも、未だに男性経済力が求められ続けている問題解決されていない事も大きいのではないか

男側の身に立ってみればわかる。

女たちが依然として男社会価値観に染まったまま変わらないのであれば、そんな女達に経済力権力を移行したいと思うだろうか。

女性社会進出成功させるには、男性側の理解と協力が必要不可欠であることがどれだけ理解しているか

2018-01-06

anond:20180106105709

この場合は、奥さんが、単に「外で金を稼いでくる大黒柱」の役割になってるだけだと思う

正社員で働いているであろう旦那は、その稼ぎの相対的な低さゆえに「家事育児を担ってるパート主婦」みたいな扱いになってるんだろうね

2018-01-03

4コマ

まんがくらぶ

有閑みわさん たかの宗美

のみじょし 迂闊

高尾の天狗と脱ハイヒール 氷堂ジョージ

森田さんは無口。 佐野妙

堕天使の事情 神仙寺瑛

リコーダーとランドセル 東屋めめ

恋愛感情のまるでない幼馴染漫画 渡井亘

父とヒゲゴリラと私 小池定路

そのアパート座敷童子付き物件につき・・・ 小夏ゆーた

でぶぼの いがらしみきお

思春期コーヒードリップ 裕木ひこ

田舎で、暇だから、モテたい お肉おいしい

白滝高校きぐるみ部 橘紫夕

愛のたたき売り物産展 胡桃ちの

さかな&ねこ 森井ケンシロウ

まんがでわかる動物講座 高橋のぞむ

ゆるめいつ saxyun

せんせいになれません 小坂俊史

麻衣の虫ぐらし 雨がっぱ少女群

鳩子のあやかし郵便屋さん。 雪子

みのり100人お嬢様 藤沢カミヤ

佐伯家長男の妹 のん

おじさんとポニーテール 香日ゆら

宮尾さんは生えている TOもえ

鉄道少女ふたり旅 山口悠

死神見習!オツカレちゃん コハラモトシ

まんがホーム

らいか・デイズ むんこ

孔明のヨメ。 杜康潤

マツ係長は女ヲタ 奥十

王子様育成計画 市川なつを

守った世界のその中で 沙嶋カタナ

人面犬さんといっしょ 野イチコ

ワカレバ 胡桃ちの

けいさつのおにーさん からけみ

スナックあけみでしかられて 松田円

天国のススメ! 宮成樂

スズちゃんでしょ! 辻灯子

転生したら蘭丸でした 真田寿庵

モテ期が来たと思ったら 佐藤りえ

週末親子 楯山ヒロコ

うちの秘書さま ミナモ

もっと!夫婦の生活 おーはしるい

ねーちゃんはぼくが守るっ いちかわ壱

歌詠みもみじ オオトリキノト

座敷童子あんこ エミリ

おかあさんがいっしょ! 木村和昭

マチ姉さんの妄想アワー 安藤友子

新人展「キュー太とめぐる」 舞原ゆき

まんがタウン

新婚のいろはさん OYSTER

派遣戦士山田のり子 たかの宗美

恋するヤンキーガール おりはらさちこ

ようこそ!スマイリーバーガーへ 乃花タツ

かわいい先輩と残業めし 梨尾

メタボリックダーリン 湖西晶

ひなたの総務メイト 佐野妙

野原ひろし昼メシの流儀 漫画:塚原洋一/キャラクター原作:臼井儀人

かりあげクン 植田まさし

新クレヨンしんちゃん 臼井儀人&UYスタジオ

ちこはゲーセン一番星とく村長

みんな猫に恋してる 唐草ミチル

少年アシベGO!GO!ゴマちゃん 原作:森下裕美 作画:おぎのじゅんこ

俺の生徒は神メイド 桐原小鳥

妄想しがちなすみれさん 野広実由

うちの大家族 重野なおき

鎌倉ものがたり 西岸良平

純喫茶プリムラさん ほっぺげ

中年マンガ家ですが介護ヘルパー続けてます 吉田美紀子

桜田ファミリアツーリスト 胡桃ちの

あいたま 師走冬子

まんがタイム

とぼけ課長 植田まさし

ラディカル・ホスピタル ひらのあゆ

まりあ17 むんこ

大家さんは思春期! 水瀬るるう

見上げればいつも妹が。 市川和馬

ウレ漫とガケ漫 綾野綾乃

秘書の仕事じゃありません 東屋めめ

神シュフ☆エンタ 胡桃ちの

さわらせてっ!あみかさん トフ子

瀬戸際女優!白石さん 櫻井リヤ

見晴らし良子さま きなこ

天子様が来る! 安藤友子

両手に花村さん! 榎本あかまる

はこいり良品 井上トモコ

ボンジュール!中居さん ばたこ

おかわり自転車 佐倉イサミ

だいじょぶ!?カナ先生 さんじゅうなな子

とり男子 ハマトリ智

パパは心配ご無用 きんのりふみ

友ちゃん! ノコ

ニッポンのワカ奥さま 木村和昭

そとバンド! 横道曲郎

まんがライフオリジナル

ちぃちゃんのおしながき 大井昌和

のみじょし 迂闊

出会ってしまったツルとカメ むんこ

リコーダーとランドセル 東屋めめ

そのアパート座敷童子付き物件につき・・・ 小夏ゆーた

未亡人と魔女 仙石寛子

ネコぐらし 深谷かほる

よっけ家族 宇仁田ゆみ

ふくよかさん 井村瑛

魔法少女メテオちゃん サンクス仮面

マンガ家ゲーム日記 panpanya

ねこようかい ぱんだにあ

りふじんなふたり 松田円

永緒ちゃんはこって変わってる? 井ノ上ふき

ばつ×いち おーはしるい

クレオパトラな日々 柳原満月

なごみクラブ 遠藤淑子

鬼桐さんの選択 ふかさくえみ

中年女子画報 柘植文

♯庭バカ カラスヤサトシ

全ての映画は、ながしかく 施川ユウキ

ねこようかい ぱんだにあ

おうちがいちばんアンコール秋月りす

新婚よそじのメシ事情 小坂俊史

先生ロックオン!2nd 神堂あらし

銀子の窓口 唐草ミチル

セトギワ花ヨメ 胡桃ちの

みっちゃんとアルバート 森長あやみ

猫喫茶いぬい みずしな孝之

出没!アダチック天国 吉沢緑時

とーこん家族 よしもとあきこ

さかな&ねこ 森井ケンシロウ

ぼのちゃん いがらしみきお

まんがタイムジャンボ

レーカン! 瀬田ヒナコ

人気マンガ家になるための15の法則 津々巳あや

銭湯の女神さま えのき

おにいちゃんと呼ばないで 桐原小鳥

江戸の鳶屋さん 桐丸ゆい

ねがい朝倉さん 大乃元初奈

偏食女子は恋でおなかを満たしたい 野澤ゆき子

おひとり女子高生が憑依されました トイシキ

きつねとパンケーキ 遠山えま

けいさつのおにーさん からけみ

中の人に恋をしました。 鈴音ことら

花と蝶子の戦国めし 火ノ原たもん

大漁ガールズ 神堂あらし

おやすみモーニング 井上トモコ

雀娘。 みさき樹里

モンスターだってうまい飯がたべたい!! ぼく

ペンタブと戦車 坂木原レム

はるとごーすと 和乃なつめ

あの日の海と16歳の夏休み 川泉ポメ

姫神様は半人前 間口まき

みんなで給食! はらだなおみ

もんもん 熊野みみ

まんがライフ

動物のおしゃべり 神仙寺瑛

スパロウズホテル 山東ユカ

紡木さん家の場合 碓井尻尾

ファーストクラスニートましろ えきあ

お姉ちゃんが来た 安西理晃

マンドラさんとヒト科たち ほずの都

めんつゆひとり飯 瀬戸口みづき

アスクミ先生に聞いてみた 後藤羽矢子

眠り姫と起こさない王子 渋谷一月

わくわくワーキング おーはしるい

エッセイまんが不適合者 渡辺伊織

夜のメイドさん あづま笙子

大神先生は鼻がキく 佐野妙

白衣さんとロボ 柴

ホラーハウスは内より裏が怖い 胡桃ちの

ななこまっしぐら小池恵子

キャバはじめました 忍田鳩子

だめっこどうぶつ 桑田乃梨子

がーでん姉妹 竹本泉

ねこごよみ さわだまこと

ぼのぼの いがらしみきお

フリテンくん 植田まさし

さかな&ねこ 森井ケンシロウ

まんがタイムファミリー

大家さんは思春期! 水瀬るるう

ちっちゃい先輩が可愛すぎる。 あきばるいき

シロクマはシェーカーを振れません 佐倉色

軍神ちゃんとよばないで 柳原満月

僕しか知らないあやの先輩 いつみまお

うちの可愛い掃除機知りませんか? 裕木ひこ

マイ.ベスト.腐レンズ 星海はやと

この恋は深見くんのプランにはない。 ひのなつ海

妹のおシゴトは自給2000円 遠山えま

みのさんちの大黒柱 池田乾

おしかけツインテール 高津ケイタ

月夜にカカオシガレット 師走冬子

航海王子の優雅な船旅 ひらのあゆ

広島さん、友達になってください こみちまい

役職名はお嫁さん G3井田

いにしえや浪漫堂 あろひろし

七瀬先輩のレキシスイッチ 高橋祐

感染!ウイちゃん かわのゆうすけ

ウチが古武道宗家 さくまりょう

パパとあそぼう! かより

かしこかしこ幌倉さと

ファミリー新人まんが展(ゆるやかぱぁとたいま!) ふたばたまこ

★主任が行く!

主任が行く!『パワフル年末年始』編 たかの宗美

ゆえちゃんは今日も遊びたい 佐野妙

農学女子 そめい吉野

つれづれ花譚 長田佳奈

オトメ巫女さんと妖精神主 野広実由

妖怪タヌキのそだて方 うず

あい・ターン おーはしるい

異世界人とスローライフ 道野ほとり

モノズキ散歩 胡桃ちの

おさな妻の星 後藤羽矢子

編プロ☆ガール 川崎昌平

とろみ極道 住吉文子

双子コンプレックス おりはらさちこ

となりの育児くん。 NYAN

ささくれジャーナル 碓井尻尾

ぷらんつ・がーる あづま笙子

楠瀬くんは管理人不行届 うさみ☆

絶滅石 倉薗紀彦

花色プロセス 安西理晃

墨たんですよ! 師走冬子

主任が行く!『鬼のかく乱』編 たかの宗美

主任が行く!『防寒バッチリ』編 たかの宗美

金髪女将綾小路ヘレン たかの宗美

それいけ!せっぷく丸 大塚みちこ

まんがタイムスペシャル

恋愛ラボ 宮原るり

ミッドナイトレストラン7to7 胡桃ちの

ごにんばやし 水瀬るるう

課長と私のおかず道 梨尾

可愛い上司を困らせたい タチバナロク

ざしきわらしと僕 西岡さち

穂積くんは猫に勝てない ほしな

ローカル女子の遠吠え 瀬戸口みづき

ちっちゃい先輩が可愛すぎる。 あきばるいき

難関女子の恋愛参考書 井冬良

ちんまり経理のヒメ先輩 kera

渚は太陽をひとりじめ 山東ユカ

なごみ先生は職場のお医者さん 按図よしひろ

この恋は合法ですか? 雨沢もっけ

年上の物理女子は可愛いと思いませんか? ミツナナエ

君のパンツに一目惚れ 喜耶麻アキ

できれば俺が腕枕 黒麦はぢめ

2DKに弟嫁と 近衛桜月

ぼくとへっぽこ弟嫁と えのまなみ

メイドな姉の甘える妹育成日誌 ぶちハルヤ

お役所任務のススメ 青山六郎

アテナの初恋 縞はるひ

メェ~探偵フワロ ナントカ

まんがタイムオリジナル

ラディカル・ホスピタル ひらのあゆ

らいか・デイズ むんこ

きっと愛され女子になる! 瀬戸口みづき

小森さんは断れない! クール教信者

ここから風林火山 柳原満月

カントリー少女は都会をめざす!? 鬼龍駿河

社外秘!神田さん 大乃元初奈

ゆとりの町長 小坂俊史

美軍師張良 秦和生

ぎんぶら 安藤友子

北斎のむすめ。 松阪

スズちゃんでしょ! 辻灯子

ねこにまただび恋ばなし 松田円

コスプレ先生の絵画教室 東屋めめ

あかるい夫婦生活 井上トモコ

予行恋習カノジョ アジイチ

ひとりで飲めるもん! コナリミサト

どす恋!りきしー女 銅代きいろ

部屋にマッチョの霊がいます nev

歌詠みモミジ オオトリキノト

脳内フェスタ 松永みやこ

まんしゅう 唯洋一郎

新人まんが展(事務員さんはハリネズミ) 彼岸鳥月

まんがライフMOMO

晴れのちシンデレラ 宮成楽

お姉ちゃんが来た 安西理晃

奥さまはアイドル 師走冬子

針棘クレミーと王の家 唯根

ファミレスのナガイさん 真島悦也

おうちでごはん スズキユカ

宮尾さんは生えている TOもえ

三護さんのガレージセール 黒谷知也

二つの歌三つの物語-理の橋- 樹るう

森田さんは無口 佐野妙

かみびと太子! まさる

びわっこ自転車旅行記 -淡路島編- 大塚志郎

さかな&ねこ 森井ケンシロウ

お兄ちゃんビフォーアフター 内村かなめ

わくわくワーキング&ばついち おーはしるい

ト或ル夫婦ノ日乗 崎由けぇき

白鳥ちゃん閲覧禁止っ!! ひらふ

クマ男子 胡桃ちの

海咲ライラック 険持ちよ

わびれもの-戌- 小坂俊史

2017-12-31

子供を作ることの問題で見落とされていること

男が一家大黒柱になって当然であることが前提で、皆議論している。

そんな雰囲気に俺はいつもモヤモヤするし、議論に参加したくなくなる。

思い切って「何で男だけに押し付けるんだよ!」と一言言った方がいいのかな。

2017-12-26

anond:20171226220201

それはもちろん、女であれば誰もいいわけではないよ。女が一家大黒柱になるわけだから、最低限の年収は求めることになるよね。

その条件に合う「いい女」がいなければ、結婚はせず一生独身で過ごすことも覚悟している。

女が男を養うわけだから、男の方が立場が下であることは十分理解している。謙虚姿勢であることも当然わかっているよ。

2017-12-20

劇団 竹の公演『人形を殺す』を見に行った記録

ちょっと前のハナシになるけど、都内の小劇団の公演を見に行ってきた。

というか、なんかこの2ヶ月、小劇団を観に行くことが多くて。

(いや、そんなマニアみたいに毎日、毎晩ってわけじゃないけど)

キッカケは、

  https://anond.hatelabo.jp/20170925212923

この劇団で。

でもって、出演していたキャスト新宿ゴールデン街バイトしているという情報を聞きつけて、その店を仕事の接待の2次会で使ったのよ。

いろいろと話も聞きたかったし。

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そしたら、その女優さん。

舞台の上の颯爽とした男装イケメンぶりとはまったく違うホニャホニャ~っとした実に気立ての良さそうなお嬢さんで。

思わず「よ~しオジサン太っ腹なところ見せちゃうぞ~!」と彼女の新しい公演のチケットを購入したのが一ヶ月以上前。

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演目は『人形を殺す』(劇団 竹/竹林 林重郎 作)

そして、ちょっと前に劇場に行ってきた。

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例によって記憶を記録に変えるため、ここに自分の感じた印象を残しておくことにする。

随所にその後の聞き取りで得たデータもはさんでいくんで、そこはご参考までに。

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■全体として

いろいろと語りたいことはあるけれど。

まずは。

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      まさかこのオッサンが芝居で爆泣きさせられるとは思わなかった。

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もう、その、なんだ。このイヤな感じに古びてネジれまくった心のどこに、こんな涙が残ってたのか、ってくらい。

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全体のアウトラインとしては。

(もう公演も終わったことだし、ネタバレいいよね?)

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とある一家の主人、フトシの葬儀に彼の隠し子ミツルが訪ねてくるところからストーリーは始まる。

子供世代にあたる長男、長女、後妻の連れ子、隠し子の4人を物語の中心として、彼らの記憶にある父、父の愛人、母、後妻の姿が交錯する。

回想を交えて次第に明らかになっていく機能不全家庭のかたち。

すでにそれぞれの人生を発見、構築して、最後手仕舞いとして葬儀に集まった子供世代が “その後の物語” を交換しあい、そして何を選択するか。

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という感じ。

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安直なプロモーター/宣伝担当者だったら “失われた家族の再生の物語” とか言うところだろうけど。

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これは “再生” じゃない、“自己修復” だ。

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どこからか聖なる光が降り注いで、そして全てが安直に元通りになるんじゃなくて。

命がけで力をあわせ、新しい家族システムとして自己修復していく物語だ。

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機能不全家庭のサバイバーたち、それぞれが心で悲鳴を上げながら過去を振り返り、つながりを模索して、あたらしい動態平衡を獲得する、そんな自己修復過程の身を切るような苦しみを描写し尽くした作品になっている。

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ただ、上に書いたような文芸路線の重たい家族ドラマってだけじゃない。

そこに、キリスト教ヒンドゥー教、アミニズム、シャーマニズムの神々が乱入し、信仰とヒトの関係性が語られ、西武ライオンズの奇跡の優勝が回想され、ときにタブラ4つ打ちテクノに合わせて踊る白装束の群舞とビデオプロジェクションのインサートシーンが交錯し、どこかサイケデリックな、なんというか……

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うん! そうだ! “現代の寓話” だ!

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これまたベタワードだけど、他に形容のしようがない。

(どうしても想像が及ばない人は、ここで、

 “もしも、もしも故・今敏監督が、重た~い家族自己修復ドラマ

  お得意の悪夢タッチケレン味タップリに撮ったら”

 というのを想像してみてください。

 当たらずといえども遠からずのはず)

.

うん、これ以上語ってもしょうがない。全体としてはこんな感じ。

「傷ついた人は、傷ついた家族は、成熟とともに修復される……されるのか?」

というのがテーマ

そして俺、爆泣き。

.

そして、本公演の劇団である “劇団 竹” の主催者にして劇作家、竹林林重郎氏の作劇術、というかタッチというか、そういうのも、なんとなく見えてきた。

.

まず、基本はダイアローグ(1 on 1のトーク)。

モノローグでもポリローグでもなく。

回想シーンのフトシ、サダコその他は隣に聞き手がいるものとしてダイアローグカウントする)

ストーリーライン全体は

.

 隠し子ミツルと長女ツグミの対話

 ーーここで父フトシの隠された2重生活と、実の子以上に愛され、

   育まれてきたミツルの姿が明かされる

      ↓

 ツグミと長男シュウタの対話

 ーーいまではヤンママシンママとなったツグミの愛に飢えた幼少期への思いが爆発

      ↓

 シュウタと連れ子ヒデフミの対話

 ーー今となっては過去に見切りをつけ、自身の “家族” を獲得したヒデフミに対して、

   ここでシュウタの最大にして最後の働きかけが大爆発

.

という大枠の流れに、回想シーンとして

 ・父フトシと母ノリコの外食

  (後に愛人となるヤスコを含めると3人以上が登場するのはここだけ、だったかな?)

 ・フトシとヤスコの逢瀬

 ・堕胎をうながす継母サダコと反発するツグミ

 ・夢の中でシュウタに、出奔という自分ギリギリの選択を明かす母ノリコ

.

といずれも1 on 1。

対話の一方が次の対話に持ち越されるバトンリレー形式で話がすすむ。

(例外はサダコが壁のロザリオを叩きつけるシーンと、ノリコの出奔シーンくらいか)

.

というわけでダイアローグ主体の作劇なので。

最後に全兄弟が登場する対話のシーンを見たかった気もするが、そこはビデオ後日談が語られることで代替されている。

というか、前半のツグミ役のキャストのあの演技を見たら、後半まで登場したら、おそらく彼女のメンタルがもたないだろう。

.

ラムネさん「んふふ~、それはどうでしょ~?」

俺「おおっ! あなたツグミを演じたラムネさん! アレくらい、余裕っすか?」

ラムネさん「んふふ~」

.

と、明確な答えは得られず。

ただ、別に彼女のコンディションに配慮したわけではなく、たんに作劇上、そうなっただけらしい。

.

余談。

確かなことは。

無軌道な妊娠と出産、自分を一番に思っていた継母を鬱病と自殺に追い込んでしまった(と考えている)彼女が過去を悔いて流す涙。

ツグミの慟哭はそれだけの迫真・魂の演技だった。

余談終わり。

.

もう1つ。

ストーリーを裏から支える暗喩のレベルが。

.

 気にしなければ流すこともできる。

 気にして、拾い上げるつもりがあればハッキリと分かる。

.

というレベルキッチリ統一してあるのが気持ちいい。

(いや、これは俺の思い上がりで、拾い上げてないレベルメタファーがドッサリあるのかもしれないけど)

たとえば。

ミツルツグミが同時に正座をといて、「ここから深い話をしよう」という意図を見せたり、とか。

ヒデフミが現在ではロザリオ製造業に努めていて、毎日キリスト十字架にかけている、つまり、 “完全な棄教者” であることを暗示したり、とか。

.

いろいろなレベルで多層的にメッセージが投げかけられてくるのが気持ちいい。

.

そして、ストーリーに大きな比重を占めているビデオプロジェクションについて。

冒頭、中間エンディングと(自分が覚えている限りでは)3回、舞台の白壁をスクリーン代わりに、撮影・編集済みのビデオ映像が使われる。

.

1回目はオープニングタイトルなので、深い意味はない。多分。

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2回目は、うーむ、解釈に困る。

シヴァヴィシュヌガネーシャブラフマーも出てきた、かな?)とヒンドゥーの神々がサイケデリックビデオコラージュで次々と諸々の事象と一緒にカットバックされる、ある種のイメージビデオ

BGMはタブラ4つ打ちデトロイトっぽいミニマルテクノ

ことなく、今敏っぽい。

無理して考えれば、愛人ヤスコ隠し子ヒデフミの家にあったという、キャラクター人形を並べたデタラメな祭壇から喚起されたイメージの奔流、というところだろうけど。

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というか、ストーリーのキーアイテムがいくつかあって。

1)キリスト教

家族システム自己修復の媒介者、というか見守り人としてのキリスト教の存在と、一般人レベルの、一般人なりの神学論争がたびたび登場する。

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2)多神教シャーマニズム

愛人ヤスコは沖縄のユタ(シャーマン、巫女)の血を引いている、という設定で、ここでキリスト教的な硬い理論体型ではすくい切れないアミニズム、シャーマニズムスピリチュアリズムの象徴として彼女の存在がたびたびクローズアップされる。

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3)フトシ人形

元愛人ヤスコいわく、「死んだフトシの魂が乗り移った人形」。

そもそも隠し子ミツルが「この人形を一緒に火葬してほしい」と持ち込んだところから全てのストーリーが始まっているわけで。

その後は、子供たちの亡き父に代わって踏まれるは、叩きつけられるは、この人形、まさに踏んだり蹴ったり。

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余談。

この人形、終演までよくボロボロにならずにもったよなぁ。

と思ったら、Twitterを見たら劇団の忘年会にまで生き残って参加してるし。

まじで何か乗り移ってね?

余談終わり。

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ビデオプロジェクションの3回目は、エンディング後日談)とスタッフロール

ここで、子供世代が集合して親睦を深める後日談が挿入され、ストーリーに一応の決着がつく。

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と、合計3回のビデオなんだけど。

うーむ、評価に困る。

なんというか、悪くは無いんだけど。

編集も音楽も上手すぎて、なんか、こう、才に疾りすぎているような印象を受けた。

芝居のシーンが不器用な人間たちの不器用なふるまいの話であれば、なおのこと。

逆にいえば、重苦しくなりがちな主題のハシやすめとしては、効果的だった、とも言えるけど。

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ラムネさん「あのビデオなんですけど~」

俺「おお! ラムネさん! ビデオがなんですか?」

ラムネさん「お客さんのアンケートでは、良かった人と、悪かった人が半々くらいだったみたいですよ~」

俺「うーむ、人によって評価はマチマチか。まあ、そんな感じだろうなぁ」

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観劇

で、さてさて。

終演後、もう、あふれる涙をぬぐいながら、挨拶に出ていた竹林氏に突撃インタビューを敢行してみる。

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俺「グスン、あ、あの、最後後日談ビデオなんですけど。やはり、あれは小さな子供たちを舞台に出せないっていう制約があってのことですか?」

(と、最初の軽いジャブのつもりの質問だったんだけど、誤解したらしく)

竹林さん「あ……あれなんですけど……ハッピーエンドってわけじゃ……ないんですよね。

あの子供たちは全員ツグミの子供かもしれないし……。ヒデフミとシュウタが家庭を持つ踏ん切りがついた……とも言えないわけで……。そこはお客さんの判断にゆだねるっていうか……」

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え? あれ、ハッピーエンドじゃないの?

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     ∧∧

    ヽ(・ω・)/   ズコー

   \(.\ ノ

 、ハ,,、  ̄

  ̄

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そりゃないよ竹林さん! こっちは希望の光に魂が洗われるような涙を流した直後だっていうのに。

と、ともかく、気を取り直して次の質問をする。

俺「と、ともかく、アレです。そうだ! あれ、あれ! あのキャストの4人が白装束で踊るダンスシーン! あの挿入シーンには、やっぱりなにか意味が?」

竹林さん「あ……あのダンスシーンには……特に意味は……ないんですよね……」

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     ∧∧

    ヽ(・ω・)/   またまたズコー

   \(.\ ノ

 、ハ,,、  ̄

  ̄

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なんてこったい! 全部インスピレーションというか成り行きまかせかい! なんだよコラ! というか、あんな太っといストーリーを産み出しておいて、なんでそんな慢性自信喪失症みたいな振る舞いしとんねん!?

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ラムネさん「そんなこと、ないですよ~」

俺「おお! ラムネさん! するとあのダンスには深い意味が?」

ラムネさん「1つ1つの振り付けに意味を込めて、竹林さんが決めていったんです~。彼、ダンスができるわけじゃないんで、稽古の一番最初にダンスから始めていって、大変だったんですよ~」

俺「それじゃまた、なんであんなウソを……」

ラムネさん「まあ、あのヒト、照れ屋さんですからね~」

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うーむ。

いろいろと事情はあるようだ。

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あらためて全体として

というわけで、あらためて全体としては。

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もう、激烈に良かった!

チケット代の倍くらいのモトは取った!

劇団竹、というか竹林林重郎氏は今後も追いかける! 決めた!

という感じ。

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キャストスタッフについて

本来なら、ここでキャストの印象から書くんだけど、先に言っておきたい。

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  こんな気持ちのいい観劇、生まれて初めて!!!

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映画で言うところのプロダクションデザイン、美術のレベルが俺的には空前絶後のハイレベル

舞台というかセットは “そこそこ成功した事業主が建てた一軒家の客間、中央には卓袱台” という固定化された空間なんだけど、まあ、ここの造作が細部まで実にリアル

フトシと妻の外食シーン、ネパール料理屋ではビールが銅製のタンブラーに入っていたりとか、細かいところまで実にリアリティのカタマリ!

サウンドも隅々までハイファイで、SEのキューイング(演劇用語では “ポン出し”だったっけ?)もタイミング完璧!

後ろを見れば、おお! これまでの観劇で初めて卓(コンソール)の収まったコントロールブースがある!!

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今回の劇場、スペース雑遊の設備なのか?

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ラムネさん「いえ~、あのブースは、わざわざ場所を確保して作ったんですよ~」

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ですよね~。

照明も特段の過剰な演出に走ることなく、的確。

何もしていないかっていうと、そんなことなく、舞台のシーン、ネパール料理屋のシーン、

シュウタが心から祈るシーンと、細かく細かく抑揚をつけている。

ともかく、作品の作家性、キャストもさることながら、舞台全体をバックアップするスタッフの力量が、もう、これまでとまるで違う!!

彼らにはノーベル賞ピューリッツァー賞紫綬褒章を金銀パールをそえて贈りたい。

それくらい気持ちよかった。

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劇場の “SPACE雑遊” もじつにいい。ほどよい温度で静かな空調。

ともかく見過ごされがちな観劇のための空間づくりだけど、ここまでストーリー没入を妨げない総合的な配慮は、うん! 控えめに言ってサイコー

この劇団って、いつもこんなハイレベルな制作陣なのか?

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ラムネさん「いえいえ~、前回までの公演は~」

俺「ふむふむ」

ラムネさん「セクマイ三部作っていって~、小さな民家を舞台にしたり~」

俺「なるほど」

ラムネさん「こんな舞台は初めてなんじゃないかな~」

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うーむ、俺はひょっとしたこの劇団の大新機軸、大飛躍の場所居合わせたのかもしれない。そうだったら嬉しいな。

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そして、キャストなんだけど、はじめに言っておく。

キャスティング上の軽重はあれど、全員が全員、演技巧者の高能力者ばっかり!

どうなってるんだ!

これ、どうやって集めたの? スカウト? オーディション

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ラムネさん「今回のキャストは~、じつはこれまで仕事をしたことがあるヒトばっかりで~」

俺「なるほど、すでに信頼関係のあるキャストばっかりなのね。アナタも含めて。ということは~、二度と呼ばれないヒトもいたりとか?」

ラムネさん「んふふ~、それはどうでしょ~?」

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うむ。ノーコメントなり。

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というわけで。

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■石川雄也(フトシ)

一家のお父さん。酒乱。浮気。全てにおいて、だいたいこの人が悪い。

コピー機の販社を起業して営業のためにキリスト教に入信ってのが痛いくらいにリアル

回想にしか登場しないのに、ほぼ主役。

劇団竹に所属

地味に驚いたのが、ワンカップ半分ならワンカップ半分、ビール1缶ならビール1缶と、アルコールが入った分だけ、確実に立ち振舞いを変えてくる。

上手くいかない事業と美女の誘惑、アルコールへの弱さと、たよりない大黒柱の悲哀を全身で表現。

もっといろんな所で見てみたいと思った。

いやだから見世物小屋の司会とかじゃなくて!

(↑そういう仕事をしていらっしゃるのデス)

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■森川武(シュウタ)

長兄ってツラいよな。

いきなり子供が3人もできた父の辛い立場を理解したのは、このヒトだけ。

そして、彼の祈りのシーンで大事なことが示唆される。

それは、

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 神はどこにいるのか。

 それは天上界でもオリュンポス山でもない。

 神は祈る心の裡(うち)にこそ顕現する

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ってこと。

わからんけどね。あくまで俺の解釈)

ツグミの嘆きを受け止める。

そして、ヒデフミの “シンカー投げ” という決別の儀式を見守るだけだったところに、ロザリオのカツーン! という落下(これを偶然か神の啓示か、はたまたシンクロニシティか、どうとらえるかは、それこそ観客にゆだねられている)からの、もう、怒涛の、言いがかかりに近い、というか完全に言いがかりの引き止め工作。

ここに俺は、家族システムが血ダルマになりながら自己修復していく音を確かに聴いた、ような気がする。

そして俺、爆泣き。

劇団竹に所属

こうしてみると、キャスティングも要所々々はプロパーさんで固めているのね。わかる。

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ラムネさん「このヒト、普段は “コボちゃん” って呼ばれているんですよ~」

俺「おお! 言われてみれば確かに似ているwwww」

(このあと、コボコラの話に盛り上がること5分)

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■江花実里(ツグミ

劇団 架空畳に所属。通称ラムネさん。

あれ、おっかしーなー。

つい1ヶ月前に月蝕歌劇団を観たときには颯爽とした美青年明智小五郎(に化けた怪人二十面相)だったんだけどなー。

いま見ているのはチークの乗りも痛々しい元ヤンシンママだよ。

彼女の後悔の号泣からストーリーが本格的に回転し始める。

しかも、そこに至るまで、彼女の感情は3段階に分けて少しずつ前面に出てくる。

最初はミツル人生を聞いたとき。

次に自分人生を振り返った時。

最後に兄シュウタの腕の中で継母のサダコを想って感情を爆発させるとき。

役者ってすっげーな!

でも正直、この時の俺は爆泣きとまでは行かなかった。

でも、それでいいと思う。

この公演が竹林氏が観客の情動に仕掛けるカチ込みだとしたら、彼女は鉄砲玉というか切り込み隊であって。

あるいは、森川ー佐々木ラインという本隊の大規模侵攻の前に敵陣深く潜入する特殊部隊の役割であって。

「さて、この劇団、どんなものか見てやろう」という観客の批評眼をかいくぐってハートの深いところに潜入し、情動の扉をこじ開けて本隊の到着を待つ。

これが彼女のミッション

いや、実に良かった。

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■辻村尚子(ノリコ)

フトシの最初の妻。

夫の浮気のストレスから子供を虐待することを恐れ、みずから出奔。

舞台が2018年の設定なので、旦那事業の立ち上げ期が80年代末。

キャラ作りが、なんというか、トレンディドラマの女優そのもの

なんかW浅野時代の浅野温子が乗り移った感じだった。

彼女が居間のふちに腰かけて靴を履いて家を飛び出すところが2回、描写される。

つまり天丼なんだけど、

なんでだろ、ビデオその他の映像作品だと天丼って、うっとうしいだけなんだけど。

なんか、生身のキャストがやると重く感じるんだよな。

劇団 竹に所属

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■大森華恵(サダコ)

フトシの後妻。

うつ病で自殺。

なんというか、いろいろと痛ましい。

(継子とはいえ)娘への配慮と、大人の知恵と、世間知と、いろんなものに押しつぶされて最後の選択として自殺、か。

この舞台で、壁に掛けられたロザリオは合計3回、床に落下する。

2回はサダコが床にたたきつける。この時はSEのみの描写。

そして1回はシュウタの祈りに呼応して、本当に落下する。

ここでも天丼(繰り返し)が重たい。

なんというか、堅物で悩み事に弱そうな人物像を的確に体現。

クレジットがないからフリーの役者さんか?

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ところで、ストーリーに挿入される白装束ダンス

石川、辻村、森川と3人までは劇団正メンバーなんだけど、彼女だけがゲストにも関わらずダンスに参加。

ダンスシーンについては、べつに拘束期間とか難易度とか、そんなことは関係なく、竹林氏のメッセージにそった人選なのだろう。

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佐々木光弘(ヒデフミ)

子供が十分な子供時代を生きられず、そのままムリヤリ大人になることを要求されたようなアンバランスな感じ。

わかる。

そして、いまでは自分も義父のようにシンカーが投げられることを義兄シュウタに示すため、最後キャッチボールを決別の儀式として実行する。

と、ここで舞台で実際にボールを投げるんだけど。

キャッチャーシュウタは後ろに下がって観客から見えなくなる。

おそらく板に座布団とか、そういうギミックボールを受けているはず。

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ラムネさん「いえいえ~、あのシーンは本当にキャッチボールをしていますよ~」

俺「おいマジですかい?」

ラムネさん「本当に最初はキャッチボールの練習から始めました~」

俺「でも暴投とかしたら、危険じゃないですか?」

ラムネさん「ですから~、危険な場所には、あらかじめスタッフを座らせたりとか~」

うむ、配慮も危険対策もバッチリのもよう。

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空飛ぶ猫☆魂に所属

みなさん、それぞれの所属先劇団の看板または主戦級の役者さんなのよね。

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■森川結美子(ヤスコ

沖縄のユタの血を引く、占いもできるウェイトレス

なんというか、どの女優さんも年の頃もビジュアルも大差はない感じなのに、演技と役作りで、その、あれだ、いかにも浮気相手になりそうなフェロモ~ンなプリップリのツヤッツヤな感じに寄せてくるのがすごい。

ちなみに、ご本人に取材したところ、使われていた占いはネパール伝統の占星術(ピグラム暦、という独自の暦を使うそうだ)にタロットカードを組み合わせた架空のもの、とのこと。

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■山川恭平ミツル

フトシとヤスコの子供(つまり隠し子)。

鉄道会社というカタい職業につき、シュウタ以下の兄弟とは別の、なんというか、まっすぐな人生を歩んできたことをうかがわせる人物造形。

朴訥。

観劇直後は「なんか印象が薄いなぁ」だったんだけど。

それも当然で。

俺も含めた観客は、彼の人物ではなく、彼を通して見せられるミツルヤスコの家庭の様子を見せられていたわけで。

キャラクター人形をでたらめに並べた狂った祭壇。

父フトシのハグ。

彼を通してフトシの別の人格と別の家庭を見せられていた。

この役者さんも、おそらく高能力者。ただ本人が嘆いたり動いたりしないだけで。

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んー、こんな感じか。

ともかく、全体としては。

この劇団、劇団 竹、そして主催の竹林林重郎氏は、買いです。

次の公演にも注目して良いです。

自分もそうするし。

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2017-12-18

anond:20171218102536

>できれば、1日も早く、私の後輩達がこのような扱いをされることのないような世界となることを祈っている。

男は女から経済力甲斐性を求められて当たり前なのに、男が女に経済力甲斐性を求めることを女自身拒否している内は、難しいと思うよ。

その点については増田はどう思っているの?

増田自分よりも経済力の低い男を恋愛対象結婚対象として選ぶことができる?

夫が専業主夫になりたいと言ったら、笑顔で頭を下げることができる?

自分一家大黒柱として、夫や子供を守ることができる?

2017-12-13

anond:20171213103231

こういうタイプ人間程、俺は一家大黒柱なんだと胸を張るから面倒臭い

素直に女を養う甲斐性がありませんって白状したら良いのに。

2017-12-12

anond:20171212173031

わかる。

安倍狂信者って、安倍政権なら中韓在日あわせて追い払ってくれて、無職の俺にも満足な職を与えてくれて、結婚して一家大黒柱になれる経済力を得られるようになると思って支持してたようだし。

ここにきてそんなことは全くなくてむしろ自分たちを一番迫害してきたジジババ優遇しかしてないということがわかって冷めてきたんだろ。

まだすがりつくようにして信じてるバカもいるようだけど遅すぎじゃね。

2017-12-06

anond:20171206111601

それは男側が一家大黒柱になる、つまり経済的に女から頼られることがほぼ決まっているからでしょう。

 

ああ、違う違う

男性遺伝的にそういう脳内構造してるって話。

 

……時々思うんだけど、はてなでの男女関係愚痴って

意外というか案外というか、全然遺伝だとか脳の構造脳内物質だとかホルモンとか内臓構造だとか

そういう科学化学生物学全然考えずに話や愚痴を言うことが多いなぁ

 

こないだも「男性が気が利かない!」って怒ってる増田居て

その増田も、数十個コメ返ししてた増田たちも

女性差別がどうこう言ったり社会がどうこう言ったりしてたけど

男女の視覚野の違いについては全然言及してなかったり、

母性についても女性出産時にホルモンの働きで脳の構造物理的に変化するという話が抜けてたり

anond:20171206105328

>「男性にとってプロポーズされた、つまり受け身になった瞬間、頭の中で恋愛を除外した人生設計思考するプロセスが起動して結婚後の資産キャリア計画無意識脳内によぎってしまう」

それは男側が一家大黒柱になる、つまり経済的に女から頼られることがほぼ決まっているからでしょう。

その意味では、経済力の低い女が、高い男に自分からプロポーズするのは考えられないし、不遜だとさえ思う。

女が男以上に経済力を身につけないと、女からプロポーズする文化根付かない。

2017-12-05

anond:20171205202555

田舎給料がね……一人の稼ぎじゃ大黒柱にはなれない

うちも田舎だけど夫婦共働きが当然

ご近所のおばちゃんもみんな働いてるし職場も子持ちのおばちゃんだらけ

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