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はてなキーワード: 名詞とは

2024-11-02

anond:20241102194800

まぁ確かにそう言われればそうだが

〇〇が「関係性を示す名詞」と結婚した

という話しを聞いた時に話者との関係である解釈するなんてアスペが極まりすぎてないか

そこまでアスペなら元増田にも理解を示してやれよ

2024-11-01

サリーアン問題

トロッコ線路暴走し、このままではサリーを轢き殺してしまます

貴方は別線路に切り換える分岐器の近くにいます

しかし、切換先にもアンがいて切り換えた場合アンが轢き殺されてしまます

貴方はどちらを選びますか?

という文章サリーアン問題を紹介してる人がXにいた

もちろんこれは実際にはトロッコ問題であり、ただ名詞サリーやアンに変えただけである

で、ちょっと気になってAI

上記だとトロッコ問題になってしまうが出来るだけ文章変えずにサリーアン問題と言えるようにして下さい」とお願いしてみた

chatGPT

サリーとアンが線路の近くにいますサリートロッコが進む先のA地点に誰もいないと思っていますが、実はアンがA地点に立っています

トロッコはこのまま進むとA地点にいるアンを轢いてしまますあなた分岐器の近くにおり、トロッコをB地点に切り替えることができます

しかし、B地点にもサリーがいて、切り替えるとサリートロッコに轢かれてしまます

あなたは、サリーがA地点にアンがいることを知らないことを理解した上で、どのように行動しますか?

claude.ai

サリー研究室新薬の開発実験をしています

事故により、致死性の高い病原体漏洩しそうになっています

このままでは、サリー実験室で死亡してしまます

貴方隔離システム制御装置の近くにいます

しかし、システム作動させると、別室にいるアンが閉じ込められ死亡してしまます

貴方はどちらを選びますか?

Gemini

あなたは、制御不能トロッコ線路暴走している現場居合わせました。

このままでは、線路上のサリー犠牲になってしまます

あなたには、レバー操作してトロッコの進路を変えるという選択肢があります

しかし、別の線路にはアンがおり、レバー操作するとアンが犠牲になります

この状況で、あなたはどちらを選びますか?

chatGPTが一番好きかな

2024-10-25

烏丸御池発言に納得いかない

三音でいうと

普通

2223212

だと思うんだけど(雷おこしと同じ発音

京都

2223222

なんだよな

これと同じ発音名詞すらない

うーーーん違和感!!!京都人みんなこの発音なの?!?

2024-10-16

月額料金を払うと現在テレビ放送中のアニメ過去の名作アニメが見放題になるウェブサイト

のことを指し示す名詞ってなに?

2024-10-10

名詞の「話」を「話し」と書く人多すぎ問題

そのうち「光」を「光り」と書く人も増えるのか

嫌すぎる

2024-09-29

Google日本語入力おかし

「げんしょう」と入力すると

最初に1現象が来るのはよいのですが

以下に 2元宵 3現生 4現証 5現症 6言笑 7幻象 8言症 9ゲンショウ

と続き、減少という変換候補は出てこないのですが、

うちのGoogle日本語入力けが狂ってるのでしょうか?

それとも、みなさん同じ現象を見る事ができるのでしょうか?

 * * * * * * *

ちなみに「減少」を「げんしょう」という読みで名詞登録しようが

短縮で登録しようが、あいかわらず変換候補に出てきません。

うちのだけイカレてしまったのでしょうかね??

2024-09-28

anond:20220207143607

Javago も rust も、プログラミング言語名称として使われ始める遥か以前から既に異なる意味名詞として使われていたわけで、それらとの区別を明確にしたい場合には「言語」をつけるというだけのことだろうに、、、 わからんのかなぁ、、、、  

自然言語の例で言えば the English language とか the Japanese language といったような言い方を考えればわかるだろうにな。

2024-09-22

anond:20240922232010

ダンスは◯◯ダンスって名詞からセーフじゃね?

から踊りを踊るもセーフだと思う。

水泳クロールで泳ぐとかバタフライで泳ぐだったらセーフだし。◯◯泳ぎで泳ぐもセーフだろう。

2024-09-20

anond:20240920131333

失礼ながら、「嘘」は、だまそうという意図とは無関係に「正しくないこと」「事実ではないこと」の意味で用いられています

まり、「ちゆ13歳は「嘘」誤用している」というあなた意見は残念ながら誤りです。

嘘(読み)ウソ

デジタル大辞泉 「嘘」意味・読み・例文・類語

うそ【×嘘】

事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽いつわり。「嘘をつく」「この話に嘘はない」

2 正しくないこと。誤り。「嘘の字を書く」

3 適切でないこと。望ましくないこと。「ここで引き下がっては嘘だ」

[出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「嘘」意味・読み・例文・類語

うそ【嘘】

名詞

① 本当でないことを、相手が信じるように伝えることば。事実に反する事柄。人を欺くことば。いつわり。そらごと。虚言。虚偽。うそつわり

[初出の実例]「迂踈 ウソ 譃」(出典:温故知新書(1484))

「范式は信士なりまことなうそのない人なり」(出典:玉塵抄(1563)一〇)

② 正しくないこと。誤り。間違い。「うそ字」

③ ( 多く「なければ」「なくては」「ないと」などの表現の下にきて ) 適当ではないこと。不当。

[初出の実例]「那(あれ)は是非鷲見に見せたい。見せなくちゃ謬(ウソ)だ」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)

④ ( 相手言葉への反応として感動詞的に用いて ) その言葉は信じられないの意を表わす語。「『あの人結婚してるのよ』『うそ!』」

2024-09-19

anond:20240918192055

『ひ』か『ふ』

名詞や旧かなづかい、笑い声以外で使う場面がちょっと思いつかない

2024-09-13

anond:20240913033145

年相応の人間関係を築いてこれなかった人間に対しての生理的嫌悪を都合よく性嫌悪に変換しないで下さい。

主語デカいのではなく、名詞が違います

2024-09-08

日本語形容動詞/名詞が「○○だ」になるかならないか区別されるって曖昧過ぎない?

2024-09-07

頭のいい下ネタも知能の低い下ネタ(名詞連呼)も面白いけど、プレイ想像に該当しそうな下ネタの会話になったらグッと面白くない。

やれるかやれないかのジャブの打ち方がきもいのかも。

2024-09-01

anond:20240901232946

ちめい‐ど【知名度

名詞世間にその名が知られている度合。

 

そういう場面では「認知度」という単語を使います

2024-08-31

anond:20240831192505

それは一理あるが、一度話を最初に戻したい。

そもそもアナル英語読みならエイナルのはずだが、なぜアナル読みが一般的になったのだろうか?

ここは諸説あるだろうが、私としてはエロサイトのせいだと思っている。

海外エロサイト動画タイトルタグ名は、当然のことながら英語であることが多い。

多くの人がこのanalをアナルと読んでしまい、それが定着してしまったというわけだ。

これに対して、「アナルではなくエイナルって読むんだよ」という指摘がまず先にあるはずであり、それに対して「そもそもエイナルは形容詞から名詞で使うならエイヌスじゃないかな」となるのが道理なのではないだろうか。

2024-08-28

いい加減アヌスのことアナルって言うのやめないか

アナルって形容詞なわけじゃん?

アナルサックスに引っ張られすぎだよ。

まあもっと言うと、読み方はエイナスエイナルが近いんだけど、まあそこまでは言うまい

日々お世話になってる肛門さんのことも英語で言えないなんて、これは由々しき事態なんじゃないか

まあここにいるみんなは大丈夫だと思うけど、もし名詞的にアナルを使う人がいたら、

アナル形容詞から名詞で使うならアヌスですよ」って指摘してあげてな?

「なるほど!これからはそうするよ!ありがとう!」ってなるはずだから

俺は恥ずかしいからやらないけど

2024-08-26

anond:20240825141905

この筆者が英語バイリンガルであることの根拠を述べる。ただし法言語学的な根拠はなく単なる自分直感である

観点音韻と語・構文。

タンザ(音韻

英語にはスタンザという韻律がある。文の末尾の韻が揃うとカッコイイというものだ。自分はあまり詳しくはない。

だがたとえばシェイクスピアならABAB CDCD EFEF GGという,四行連×3 + 二行連×1による形式のようなものがある。

漢詩五言絶句俳句あるいはラップのようなものだ。詳しい人はむしろ教えてほしい。

韻を踏むと麻雀和了したときのように気持ちがいいし,文がシピッと引き締まり正統性が出る。

元増田の文は「AAA BBB CC DD XY EE」というスタンザが含まれる。三行連×2 + 一行×2 + 二行連×3だろうか。

これでソネット(14行詩)と呼ばれるものになる。それを見てみよう。

XYは特にタンザではない。

AAA

ブクマカたちは、〜話しかしていない。

だれも〜話さない。

「実際〜だれも興味を示さない。

BBB

発端となった〜あることもわかる。

一方の〜悪いところもある。

だが、このふたりは〜をしてはいる。

CC

だが、このふたりの〜にしか見えない。

彼ら彼女らに〜でしかない。

DD

おまえらが〜合うのは構わない。

おまえらが〜合うのも仕方ない。

EE

だが、〜殴り合ってくれ。

よく知りもしない〜戦場にしないでくれ。

なかなかこの韻律意識して作れない。もし無意識で作っているとしたらおそらく英語能力熟練者だろう。

ピンとこない場合でも,文の末尾を意識して音読してみればその音色が好ましく感じるはずだ。

使用語彙や使用構文など

ひっでえな

これはおそらくdisgustingである。ひっでえ,どうしようもねえ,きもちわるい,吐き気がするという意味がdisgustingだ。

クソ

これはfuckingあるいはshitを示す。英語のfuckingやshitはいい感じに使いやすい。クソどうしようもない,クソ惨め,クソ頭,クソ堅物,クソゴリラなど。別に日本語でも使うが,名詞形容詞にならなんでも使ってしまうというのが英語バイリンガルの特徴である

だれも〜ない

これは No one does anything. などの構文。本文では2回続く。

知識体系

これはBody of knowledge。英語由来の日本語で,ある分野の実践知識国際標準にして広めるためのものだ。

明らかだ

これはobvious。別に日本語でも使うので英語バイリンガルポイントは低い。ただしclearやtransparentやobviousは英語の中で人気が高い。かっこよいのである

一方

これはMeanwhileかOn the other handを狙っているように見える。また,にわか氏と北村氏を対比させているこの構造はすばらしい。AはXであり,一方BはYである。この構造だ。間違いなく高等教育を受けている。

だが、

これはHoweverか。日本語でも当然使うので根拠は薄い。

無謬聖人

これはSaintか。聖書無謬性(Biblical Inerrancy)に由来するように見える。キリスト教精通,あるいはキリスト教的な思考念頭にあると思われる。

映画の話」

これはダブルクォートの "A movie topic" か。皮肉表現しているように見える。

数百人のブクマカたちのうち

これはAmong 100 bookmarkersのように見える。

せいぜい数名程度しかいない

これはThere are very few people.のように見える。

彼ら彼女

これはThey。「彼は」「彼女は」というのは英語バイリンガルの特徴である。なぜなら日本語を話すときでも,英語に変換できるように日本語の方の構造を変えてしまうからだ。日本語モノリンガルはあまり「彼は」「彼女らは」を多用しない。間違いなく書き手にはHe / Sheなど男性女性かを切り分けるシステムがある。もし切り分けなければ,his / her, him / herなどの使い分けが不可能になるからだ。だから日本語においても切り分けてしまう。

よく知りもしない他人土地戦場にしないでくれ

これは Fools rush in where angels fear to tread という英語ことわざのように見える。「愚者天使さえ踏み入れることを恐れるところに飛び込む」という意味ことわざである。要は増田たちがバカにされているのだ。

まとめ

以上のことからこの筆者は,英語を高度に理解英文学に親しみがあり,高度な教育を受けた存在のように見受けられる, しらんけど。

2024-08-19

anond:20240819182801

名詞専用ではないが

「ぐっすり」は「眠るしか修飾しない

屹立って、山以外で言わなくない?

ほかで何か屹立するものあるか?

「たらちねの」って言えば「母」って続くし

「屹立した」といえば「山」だよな

こういう、この名詞専用の言葉です!っていうのが好きなんだよな

自分だけかもしれんけど

anond:20240703105449

ついでに語源まで遡ると

https://www.etymonline.com/word/secretary

私事秘密に関連する」という形容詞名詞用法から「機密取扱官」「機密取扱者」的な職名になったらしい。

それが日本語だと秘書とか大臣とか訳されてる。

2024-08-16

anond:20240816194445

オンライン英英辞典「Merriam-Webster」では名詞の「playback」は録音した音や画像を「reproducing=再生とある

国会図書館でを検索すると「playback」の説明に「再生」と出てくる最も古い書籍は『映画脚本二十講 : トーキーサイレント』(森岩雄1930年)だ。

プレイバック(Playback)試聴。吹込みたるものを、ワックス(「ワックス」を参照)により再生し、それを聞きて良否を定む。


ここでの「ワックス」とは蓄音機で音を記録するための蝋板もしくは蝋管のことだ。

「蝋管」はWikipedia英語版では「Phonograph cylinder」であり、その説明では「medium for recording and reproducing sound」とあり、やはりreproducing=再生である

推測に過ぎないが、『映画脚本二十講 : トーキーサイレント』の「Playback」の引用元とした英語資料でも「reproducing」が使われていて、それを上記のように「再生」と翻訳引用ものがいつの間にか「playback=再生」と誤認され、さらに「play=再生」としても使われるようになったのではないだろうか。

追記

よく考えたら、英英辞典でも「playback」の説明に「reproduce」を使っており、そもそも蝋を使って科学的に音を「reproduce=再生」することが元の意味ということであれば、「playback」を日本語で「再生」としても問題ないように思う。

2024-08-12

[]【高橋源一郎にきく】今あえて社会内面化しない勇気

本書は、3年毎日に連載されている「これはあれだな」の中から選ばれた文章を集め、過失したエッセイです。

「これはあれだな」とはどのようなコンセプトのコラムでしょうか。

何か気になった事件や本、作品などがあったら、それについて書くのが普通ですよね。それだけじゃ面白くないので、過去に同じようなことがなかったかと探し当て、その二つを比べて何が変わって何が変わっていないかを考えるというのがコンセプトです。

まり、例えば文学作品であれば、文学作品と何かの映画とか、100年前に同じようなことがあったとか、こういう事件があったけど、50年前に全く同じようなことがあったよね、といったことです。だからジャンルが違う場合もあって、例えば映画と最新作のアニメでは、これどこかで見たことあるなと思ったら、80年前のあの映画と同じことをやってない?ということです。

パッと5、6個思いついて「これならできそう」と思って始めたんですが、途中で「大変だ」ということに気づきました。少なくとも二つは見つけなければならない作業であることに10回目くらいで気づいたんです。普通は一つの話題で済むところを、必ず二つ見つける必要がある。多ければ多いほどいいんですよ。例えば今と大正明治で同じようなことがあった、とか。

時代は変わらないね、というのは面白いんだけど、めちゃくちゃ手間がかかる。読み直しを結構確認しなければならないですからね。一応記憶に頼って「こんなことあったな」と思い出しても、記憶曖昧になってきます。でも、本当にこれ面白いんだと。途中からは大体ストックがあって、これは似てる、逆に今のこれがあれだけど、あれから発想する場合もあるんです。昔こんなのあって、こんな面白ものって今にはないかな、と。

そうやって見ていくと、最近若い人の旅に出た記録が1000年前の元神尚の記録に似てるとか、1500年前のものそっくりだ、とか。そういうふうにしていくと、結構いろんな時代に似たものがある。特徴性が被るものがある。だから時代にそういうものを生み出す必然性があるっていうことを考えると、話としては面白いんで、ただ手間がかかる。

今回本にまとめられたのも、別に今回が初めてではないです。これで3冊目です。毎週締め切りがあると憂鬱なっちゃう。まずこれを見つけるでしょ?で、あれがなきゃダメなので、どんなに面白くても「これ面白いんだけど、ペアになるものがいないよね」ってなると、できない。

そもそも、ご自身文学作品を作るっていうのも、アイデアを出さなきゃいけない。アイデアはひねり出すんですけど、あれを見つけるっていうのはなかなか難しい。でもやっぱりコンセプトが光ってますね。やっててうまくいったときは「これ、よく見つけたな、自分でも」って思います

あの、本書の前半では、2022年9月13日フランス映画監督ゴダールの死について書かれています高橋さんにとってゴダールはなぜこれほど特別存在なんでしょうか?

これは世代的なもので、僕の世代芸術音楽映画文学好きな人ゴダールに影響を受けていない人はいないと思います

皆さん結構しますね、やっぱり。

当時はSNSもないし、情報だって今ほどは入ってこなかったから、例えば映画ニュースもなかった。テレビニュースやらないから、どこで知ったかというと、映画雑誌とか、映画芸術とか、そういうところにちょこっと載っていて、新作が出たって今だったら全部SNSでお知らせが来るんでしょうが、そういうのがなかった。だから新作が出たって言っても、日本公開がいつかはわからなかった。

僕は映画だと、アートシアターというのに入っていました。60年代、相当幼い時から、そういう会の会員になって、中学入ってすぐそういう会に入った。だから映画クレイジーキャッツからゴダールまで一緒に見ていました。そもそもそれを分けて考えるのはダサいって感じだった。

しかも極端なことを言うと、芸術ばかり見ていると馬鹿にされるから、逆にクレイジーキャッツとかGS映画を見ないと恥ずかしいって感じだった。そういう背景の中で、ゴダール作品はかっこいいと思ってましたね。彼の即興スタイル特に印象的で、シナリオを書いていかないんですよね。当日、その場でセリフを持っていく。そして基本的編集映画を作るというスタイル

引用が多い。ゴダール作品は、引用が多くて、ただ引用しているだけのものもある。それはオリジナリティに対する嫌悪なんだと思うんです。オリジナリティではなく引用作品を作る。だから過去世代否定する度合が一番強いのが彼で、その影響を受けていると思います

最後作品についても書かれていますが、イメージばかりが連続してくる、写真バンバンバンと順番に来るような映画で、画質は必ずしも良くないのに、なんだか異様に綺麗な映像が印象的でした。

どうでしたか?その最終作に対する感想は?というと、ゴダール作品が好きだなって感じですね。もういい悪いじゃなくて、好きだって感じですね。ゴダールはずっと「映画テーマがどうとかじゃなくて、90分なら90分、じっとその映画館に座って見ていればそれでいい」と言っていて、ただ画面を見ていれば幸せ映画ってそれでいいんだ、という考え方を持っていました。

ゴダールは、自分映画自殺映画だと言っていて、主人公死ぬ映画が多いんです。「気狂いピエロ」もそうだし、「勝手にしやがれ」もそうだし、最後主人公自分で目を閉じて死ぬ。あれはすごいなと思う。しかも、あれがデビュー作なんですよ。最後自分意思表現する映画を撮るという意味で、彼の作品は一貫してそのテーマを持っているんです。

「映画史」という映画も撮っていますが、ゴダールという監督は、常に作品現実境界を取り払うことを考えていたんです。作品現実が別々のものではなく、その境界を取っ払って、映画館で観ている観客に語りかけるという姿勢がありました。

映画の中で、主人公が観客に話しかけるというのは珍しいことではないですが、それを堂々とやったのがゴダールアメリカでも10年くらい前に「ハウス・オブ・カード」とかで流行りましたけど、ゴダールもっとからそれをやっていた。それがかっこよかったんです。

また、魚くんの電気映画「魚の子」や、中村喜子の「女と刀」、植物学牧野富太郎の「牧野富太郎自伝」などについて書かれた箇所を読むと、一つの観念や興味に取り憑かれて、非論理的であろうが、非経済的であろうが、自分の道を進む人が高橋さんの好きなタイプなのではないかと思いました。そういう方にどんな魅力を感じるのですか?

いや、面白いですよ。単純に普通面白くないですか?ちょっと病的な感じさえありますが、頭おかしいんですよね。でも、そういう人は見ていて面白いですね。付き合いたいとは思わないけど。

でも例えば、魚くんだと、そこに書きましたけど、魚くんも面白いけど、お母さんがすごいですよね。僕も読んで「あ、そうなんだ」と思いました。魚くんの主人公はお母さんなんですよね。つまり、こういう人はいるんですよ、きっと。街を歩いても変な人はいます。変な人はいるけど、大体は困るんですよね。それが普通で、生きる人の知恵です。普通に生きてるとそうなるんですよ。

でも、時々そうは思わない人が出てくる。だから、変な人も大事なんだけど、その変な人を受け入れる人の方が自由だと思っています。お母さんがそうですね。お母さんは自分の息子だけど、そのおかしさを全面的に抱きしめる。

普通おかしいって言っても結局排除されるか、直されちゃう。「お前、おかしいか普通にしなさい」と。でも、そのおかしさを育てるというのがすごいなと思います。それは他者とか異業のもの尊重するってことなんですよね。つまりおかしくても存在意義がある。

これは結局、すべての人に存在意義があることにつながるんですけど、普通の人は存在意義があると認められている。でも、おかしな人とか、魚くんならいいけど、例えば身体障害者とか、知的障害者の人たちは見たくないと思うこともある。でも、それでも家族でも受け入れられない人もいる。

僕も色々調べました。障害ある子供が生まれると、受け入れられる家族と受け入れられない家族がいます時間をかけて受け入れられるようになる家族もいます特に父親最初は受け入れないんですよ。でも、母親はすごいなと思います。お母さんは何でも受け入れるんですよね。

魚くんも牧野富太郎も色んな人が出てきますけど、その面白さとは別に、それを誰が受け入れたのかが重要なんです。牧野富太郎変人だけど、奥さんが受け入れたんですよね。牧野富太郎植物愛に没頭する変人ですが、それを受け入れるのは大変なことですよね。

でも、それを受け入れたからこそ、彼の生存保証されたんです。だから、僕が書いた美方ククスとかも超天才だけど、あれ夫だったら困るよ。でも、受け入れた人がいたから、その生存保証された。

でも、どうですかね。例えば、牧野さんとか魚くんとか、みんな著名になって仕事に繋がって成功しているけど、そこまでお母さんが考えていたか奥さんが考えていたかは分からないけど、魚くんになれなかった魚くんや、牧野富太郎失敗版みたいな人も絶対たくさんいたはずです。

結局、成功者の影には1000人の失敗者がいると思います。きっとそういう人たちのところにも、お母さんがいたんですよ。でも成功しなかったけど、いいんじゃない、それで。

これでも、親もすごいけど、1000人の失敗した人を見守ってた親がいて、その人たちが不幸だったかっていうと、そうでもない。そういう人たちは必要なんですよ、ということをよく考えますね。

セコさんの漫画マダムたちのルームシェア」とか、信友直子監督の「ボケますからよろしくお願いします」、早川知恵監督の「プラン75」など、老いと向き合った作品が多数言及されています。今、世界で最も高齢化の進む国と言われる日本で、高橋さんは何を感じていますか?

自分が年取ってきましたからね。今年で73歳です。もうやばいです。あと2年で後期高齢者です。やっぱり、身体的な衰えを感じます。確実に老いていくのがわかります。それに対して色々と体に気をつけています

一つは、老いを新しい経験だと捉える感覚です。確かにそうですよね、経験したことないことですから、新鮮です。僕もそうですよ。ちょっと年を取ってきて体が辛くなってくると「こんなの今までなかった」と思うことがあります

例えば、鶴見俊輔さんという哲学者の方が「限界芸術論」を書かれたんですが、90歳を過ぎて、「今日1日転ばないことを目標に生きよ」と書かれていました。「あ、そういうもんなのか」と思って、わかりました。

転びそうになるんです。僕、スクワットして足腰を鍛えているから平気だと思っていたら、筋肉じゃないんですね。バランスが悪くなっている。神経が悪くなっていて、神経は鍛えようがないから転ぶ。僕は筋力鍛えれば大丈夫だと思っていたけど、そうじゃなかったという新しい発見がありました。

そんな老いを新しい経験だと思って、余裕を持って受け入れることが大事なんです。実際、この国、これは日本だけじゃないと思いますが、68歳、70歳、72歳になると社会の窓が次々と閉まっていく。つまり、色々なことができなくなってくるんです。

例えば、家を借りようと思ってインターネットを引こうとしたら「72歳ですか、ではご家族契約になります」と言われたんです。「70歳とインターネット契約ができないってどういうこと?」と聞いたら、「こういう決まりなので」と言われて、「おかしいでしょ」と思いました。これってちょっと差別的ですよね。

プラン75もそうですが、年寄り不要だという考え方があるんですよね。これが寂しいです。今「シルバーデモクラシー」と言われて、年寄りが恵まれていると言われていますが、それは嘘だと思います。年を取ってみたら、社会の窓が閉じていく。シルバーデモクラシーという言い方で、年寄りが恵まれていると若い人に思わせようとしているんです。

でも実際には、全世代がそれぞれ抑圧を受けている。70代以上はこういう抑圧があるけど、20代30代も年金の支払いなど、みんなそれぞれ抑圧されているんです。だから、全世代連帯しなきゃいけないと思うんです。分断が一番都合がいいから、それをやめるべきです。

僕は政治テーマとして、全世代連帯すべきだと考えています。知らないかもしれませんが、70歳になったらインターネット引けないんですよ。72歳になったらローンもできないんです。なのに恵まれているなんて、ふざけているとしか思えません。

これは、土線(映画)とかでテーマになってもいい話ですよね。でもそれはなかなか声になりにくいんですよね。40代50代の時には知らなかったけど、68歳70歳72歳で新しい抑圧が出てくるんだな、と気づくんです。

社会ってさ、普通のことは知らせないようにしているんですよね。それぞれの世代とかジェンダーで、社会から抑圧されていることをお互いに調べ合って、連帯しなきゃだめです。

ジャニーズ問題玉音放送について、高橋さんテレビ局の幹部たちに「ジャニーズ問題無視するのか」と質問した時のエピソードについて書かれています。昨年末ジャニーズの性加害問題が巨大なテーマになりましたが、この間、どう感じていましたか

あそこにも書きましたけど、僕がちょうどBBC放送した直後に番組審査員を辞めて、最後番組で「これはダメだよ」と言ったんですが、沈黙がありました。その後、某テレビ局が漫画問題で騒ぎになって、それを良かったと思って続けました。

でも、やっぱりテレビ局は商業放送から視聴率が下がることが怖いんですよね。だから視聴率が下がる可能性があることはなるべく避けたい。僕は怯えすぎだと思うんですけどね。もうそんなに怖がらなくても、普通常識でやればいいのに、忖度している。忖度しない方が視聴者の指示を得るんじゃないかと思いますが、なかなかそうはならないんですよね。

今と昔を比較して、昔の方が保守的だったかというと、そんなことはなく、テレビ全体は進化している。ただ、メディア動画サイトSNSに壊れていく時にどうするかを同時に考えなきゃいけなくなっているので、やることも多いんです。

から、僕も言ったんですが、面白動画サイト番組テレビより面白いですよ。テレビバラエティなんてやめたらいいと思います個人で作っているものでも、ものすごくよくできた動画番組があるんです。それを見たら、テレビお金も人もあるんだからもっとできることがあるはずなんですよね。

Netflixドラマなんかも面白いですよ。コンテンツの中身も含めて、やれることがあるのにやっていない。同じようなラブコメばかり作って、誰が見るんだろうって思います

江戸川乱歩の「芋虫」を現代では取り上げることがかなり難しいということについて書かれていますが、以前、マルキ・ド・サド作品を絶賛されていた話もあります。今の時代言論空気感についてどう感じていますか?

メディアテレビラジオだけじゃなくて、小説も含めて、僕がデビューした頃に比べると、だいぶ書きにくくなっています。例えば「ピエロ」って言えないじゃないですか。今では「ピエロレフ」って言われることがありますが、検索しても出てこない。

一番怖いのはこれですよね。こういう名詞ごと削除されること。ポリティカル・コレクトネスで、こういう言葉を使いなさいというのは一つの考え方としてあるかもしれませんが、元々あった言葉が使えないというのは、歴史捏造じゃないですか。

今、「ジプシー」って言葉も使えないんです。「ロマ」とか言いますが、これは歴史捏造であり、存在させないという方向に進んでいるんです。例えば、ゴダールの「気狂いピエロ」も、僕はそれを見ましたからね。でも、「ピエロレフ」って言われてもわからない。

ポリティカル・コレクトネスについては、理解できるところもありますが、理解できないところも多いです。多分、それを推進している人も、やっていて変だと思っているんじゃないかと思います定義や限度が確定していないのが問題で、空気みたいなものから

ポリティカル・コレクトネスの一つの問題点は、日本が元々空気社会から空気で決めるというのはやばいポリティカル・コレクトネス空気で決められるようになっているのが、日本事情なんですよ。

上辺だけの議論が多く、社会的な不正義の問題は見ないで、言葉だけで物事判断する。ポリティカル・コレクトネスは、社会的な問題言葉だけで覆い隠そうとしているだけです。

その辺が、日本という国は忖度する社会から空気を読めということがずっと言われてきて、変わらなかった。変わるかと思ったら、ずっと空気を読んでいる。片方では多様性を唱えているけど、それは言っているだけで、実際には何も変わっていない。

大杉栄についても言及複数見られます思想生き方性格、私には高橋さんと似ている印象を受けましたが、大杉栄をどのように見ていますか?

大杉栄は、日本でも代表するアナキストですが、やっぱり感じがいいですね。友達になりたいなと思う。問題はいっぱいありますが、女癖が悪いとか、迷惑な部分も多いけど、その一方で愛すべき点がある。だから、あの人は人たらしなんです。

例えば、子育てをしていたんです。普通政治的な人は政治活動はするけど、家のことは見ない。でも、大杉栄は、伊東のと結婚して子供が生まれたら、赤ん坊選択をしたり、オムツを変えたりしていた。嫌じゃなくて、それが好きだったんです。

彼の中では、夫婦や男女の形は形式じゃなくて、対等であって、子供から自分 Permalink | 記事への反応(1) | 08:25

2024-08-04

Old of Gang'sって英語としてどうなん?

「OLD OF GANG'S POP-UP STORE」ってタイトルの催し物があるけど、英語として成り立ってるんかな?

https://x.com/JOLCollabStore/status/1819183303104385268

「of」と「's」が連続するのも、「old」を名詞みたいに使ってるのも、違和感しかない。

Google先生カタカナしか訳してくれんし、Google検索でも「old of」を使ってる例が全然出ない。

「古くからあるギャングの」って意味にしたいんなら、「Old of Gang's」ではなく「Age-old Gangs'」みたいにしたら自然な気がする。

ストグラには英語圏の人も居るけど、その人らも不自然に思ってないんかな?

日本人向けにそれっぽく聞こえればいいと思って付けられたタイトルなら、英語を大切にしてなさすぎで悲しい。

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