はてなキーワード: 綿花とは
森元総理の発言に表出したことで大きく取り上げられた日本の性差別問題に対して、ここのところ毎日考えている。
むなしさと憤りがある。それと疑問。
思考材料を求めてTwitterの呟きを追うと、必ず出てくるこのウイグル問題、実はいまいち実態を知らない。
民族大量虐殺、臓器摘出、ジェノサイド認定されたこと…知っているのはぽつぽつと細切れの情報だけ。
よくわかってはいないものの、過酷な環境下で収穫された綿花の写真がちらついて、去年から無印での買い物をなんとなく避けている。
それくらい。
日本人をとりまく性差別問題の話の中で、「こっちの方がひどい、これに声をあげないくせに」とウイグル問題を引き合いに出してくるのは正直ピンとこない。
でも関係ねーしと切り捨てるのも変だなと思い、別問題として、ウイグルのこと、日本に住まう私に出来ることあるのかなど調べた。
東トルキスタン共和国という国が内戦により1949年に中国に統合、1955年にウイグル自治区となる。
●何が起きてるか→中国になれ!とウイグルに対して中国側が強硬手段をとっている。
それに対してウイグルが独立運動、中国更に締め付け弾圧、収容所に強制収容(ここでひどい暴力、拷問、レイプなどが行われている)
https://www.uyghurcongress.org/jp/
ドイツミュンヘンに本部があるウイグル問題に取り組む国際組織。
ウイグルの母と呼ばれる、ウイグル民族運動の指導者。前述の世界ウイグル会議総裁。2006年ノーベル平和賞候補。
日本にも5度ほど訪れており、講演などをしている。
(ウイグル民族運動のトップは女の人なんやなと思ってしまった…)
https://uyghur-j.org/japan/about/
“日本での東トルキスタン民族運動とウイグル地域の人権問題への理解を広めるために活動しています。“とのこと。
●既に終わってしまったものだが、2/5に麻布でデモがあったようだ。
https://uyghur-j.org/japan/2021/02/20210204/
●今すぐ出来る支援
日本ウイグル協会に入会する、のは日本にいて出来ることと言えるだろうな。
私たちと共に、東トルキスタン問題の解決のために活動しようという意思がある方は、民族や思想信条を問わず、どなたでもご入会いただけます。
一口五千円+入会費二千円。
今の私には七千円払うことは、出来ない。
けれど例えばアメリカ全然知らない土地がハリケーンや山火事で被災した時は、募金しなかった。
なんだろう、募金以外で出来ることって無なんだろうか。署名とか…?
話は戻るが女性差別に対して憤りがあったところで、暮らしの中で何か出来ているわけでもない。
現実のデモにも、TwitterなどのSNSデモにも参加したことはない。
署名は時々する。
あまり認めたくない話の一つなのだが、人間には感情というものが存在する。
例えばデブが服屋に行った時に「デブは着れる服が少ないんだからこーいう服でも着てろ」なんて言いながら服を差し出す店員なんていない。「身体のラインが柔らかい人はこんな感じの服が似合いますねー」とかなんとか、外敵から種を守る綿花のように、或いは訪れた人間の脂肪のように柔らかい言い回しを必死に探しながらサイズが大きくて身体のラインが隠れる服は無いものだろうかとサーチして少しでも小気味よく服屋を後にしてもらおうとするだろう。言ってる事は同じで事あるにも関わらずどうやらこの違いは心象というものに大きな影響を与えるらしい。
商売に限らず人間関係というものにおいてネガティブな言葉なんぞ使うべきではない。そんな文明人にとっては真夏の晴天に太陽を見るより明かな不文律を物ともしない人種がいる。それは殊職場というコミュニティに存在し、そうでなくとも度々見掛ける事がある「良かれと思って人に辛辣な事を言う人間」だ。人の落ち度や欠点を孔雀の羽のように押し広げながら恫喝しそれを悪びれもせず虫を潰して遊ぶ子供の如くくりかえす。そんな人間がこの世にはテーブルコショウの瓶に入っている胡椒の粒程度には存在する。
これが頓珍漢な事を言ってるならまだマシでコミュニティから駆除の対象になるだけであるのだが、鯵刺が魚を捉えるが如く寸分の狂いも無く正論を叩きつけてくる人間がいる。得てしてそういう人間は、本人は「デキる」人間であるが為にコミュニティの地位も高く、対して言われた方はぐうの根も出ない状況に追いこまれ雨風に晒されるトタンよろしく初めは徐々に、やがて一気に錆が回ってくる。
この手の人間への対処法として、よく「見返してやれ」という意見が存在する。非常に前向きな意見であるが、それは人参を吊されて延々と走り続ける馬の如く愚かな行為である。仮にその過程の上で一定以上の実力を得て相手を「見返せた」として、その相手は「アイツは俺が育てた」というハウステンボスもびっくりの花畑を咲かせそれを自身の成功体験にしてしまい、また別の人間に「教育」を施し悲劇の再生産が始まる。成功体験がある以上その過程で心が折れた人間がいたとして「使えないヤツだった」と思うだけでそこに自らを省みる思いは存在しない。
一つだけこれを回避する「見返し」かたがある。それは相手を凌駕する実力と地位を身に付けた上で「私怨」を報しめながら自身のやった事を反芻させ相手のコミュニティ地位を下げる事である。修羅を狩る物はまた修羅にならなければいけない。だが概ねの場合そうはいかないだろう。それまでその人物がそのコミュニティにいたということはその存在は許容されている訳であるから、「余計な騒動を引き起こした」という事で自身のコミュニティ地位も一緒に下がる事を覚悟しなければいけない。コミュニティに全体に対する寄与と差し引いた時の総評がどうなるかは場合によりけりだ。
手抜きが悪いとは言わないけど、手抜きだと思ってる人は結構いるんじゃない?
はてなだと他のはてなーの表情を伺ってかみんな同じような意見だけど、ちゃんと掃除してる人はルンバ使ったりとか、掃除機使ったりとかする際にちょっとした罪悪感あったりしない?
自分は幼少期から掃除してるけど祖母や母親が専業主婦だったのもあって、いつの間にか基本雑巾から絞らないとという強迫観念のようなものが植え付けられてる。
とはいえ自分の中でも許容範囲の線引きみたいなのあって、クイックルワイパーやダスキンモップはOKとかマイルール化してる。
このマイルールの線引きが人によって違うのだと思うけど、掃除結構やってる人なら自分と同じラインの人もいるんじゃないかな?
手抜き掃除しか出来ないのなら、それは手抜き掃除ではなくて、その人にとっての掃除そのものだから、そりゃあ自分の掃除を手抜きと言われたら怒りたくなるのはわかるけど、普段手順を踏んで掃除してる人からするといやいや手抜きは手抜きだよねってなるよね。
結局、掃除が日常化していく過程で、個々人が「綿花の栽培から始める人」「古タオルを使うけど雑巾は縫う人」「ホムセンで雑巾や箒を買う人」「ルンバやブラーバがメインの人」みたいなのに分類されてて、左側の人から見ると右側は手抜きだよねってなるんじゃないかと。
ここで、分類を無視して手抜きかどうかを議論したり、妻とか夫とかの問題を絡めてくるからややこしくなる。そんなことより、「ダシをとるところから始める人」の強迫観念をどうやったら取り除けるかを議論すべきなんじゃない?
1880年 アメリカ 安くておいしい改良型のマーガリンが開発される
↓
↓
政府「マーガリン1ポンドにつき2セントのマーガリン税を導入するわ」
政府「あとマーガリンの卸と小売を認可制とし、認可料が徴収するわ」
お客さん「マーガリンください」
↓
政府「マーガリンはバターと同じ値段で売ること、安売りしちゃダメ」
お客さん「マーガリンください」
↓
マーガリン屋「これからは国産(アメリカ産)の植物油を使うよ!油売って!」
↓
政府「酪農は大事だけど、もうマーガリン差別をやめざるをえないわ」
↓
医者「正直、バターは心臓ぶっ壊す毒です。マーガリンのほうがマシ。」
↓
乳製品業界「っしゃああああああああマーガリンは毒!マーガリンは毒!プラスチック!」
↓
お客さん「マーガリンください」
横増だけどファストファッションもTシャツなんかは年々ペラッペラになってない?
私は恥ずかしながらメンヘラです。幸い入院歴はありませんが、10年単位で通院をしています。この病気は運悪く藪医者に引っ掛かると、人生の中の貴重な10年間なんてあっという間に失われてしまいます。
日本の精神医療は欧米より遅れているという話がありましたんで、ついこないだ経験した事を些細なことですが便乗がてらお話しさせていただきたいと思います。
私は服用している薬物の関係で、定期的に有効成分の血中濃度を測る必要があります。
その日は暑い日でした。左肘窩の静脈から採血を行ない、看護師から止血のための綿花を暫く押さえていてくれと指示されました。
その後、看護師は幅50mmはあろうかという極太不織布タイプのサージカルテープで、綿花を固定しました。
その日は暑くて半袖だったんです。そこにベージュとはいえ、必要以上に特大のテープなんて貼ったら目立ってしょうがないだろうと…。
精神科病院というのは大抵へんぴなところにあるんですよ。最寄りの駅に行くまでにも時間が掛かるし、その間の人の目もあります。
私は男だからまだ良いですよ。これが女性だったら、処置室出たら速効でテープをはがすのは間違いないですね。それで、又出血したらどうすんだ?
こんなこと、身体科のクリニックでやったら患者が蜘蛛の子散らすように逃げていきますよ。仮にあの看護師が転職して身体科で勤めだしたとしたら、やっていけるんですかね?
id:damae 日本ではかろうじてアブラナ科が対抗できているといえようが(日本人ダイコン大好きだよなあ)、世界的にはナス科がすでに支配している。トマトとジャガイモという双璧を崩せるライバルがいない
確かに。日本におけるアブラナ科の地位を確認してみよう、と思い立ったので調査。
http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001140076
から「全国及び主要都市の野菜の卸売数量・価額・価格」をダウンロード。主要49品目(47品目+その他の菜類+その他の野菜)を科別に集計してみた。
品名 | 価額(億円) | 数量(万t) | kg単価 | 金額% | 量% |
ナス科 | 4548 | 177.2 | 257 | 21.0% | 16.5% |
アブラナ科 | 3579 | 369.8 | 97 | 16.5% | 34.5% |
(ユリ科) | 3087 | 157.5 | 196 | 14.3% | 14.7% |
ウリ科 | 1906 | 73.6 | 259 | 8.8% | 6.9% |
(その他野菜) | 1780 | 33.9 | 526 | 8.2% | 3.2% |
キク科 | 1533 | 75.9 | 202 | 7.1% | 7.1% |
(きのこ派) | 1165 | 25.6 | 455 | 5.4% | 2.4% |
セリ科 | 993 | 74.7 | 133 | 4.6% | 7.0% |
アカザ科 | 590 | 12.1 | 488 | 2.7% | 1.1% |
マメ科 | 507 | 7.1 | 712 | 2.3% | 0.7% |
ヤマノイモ科 | 453 | 12.8 | 354 | 2.1% | 1.2% |
ヒルガオ科 | 407 | 21.6 | 188 | 1.9% | 2.0% |
スイレン科 | 249 | 5.1 | 486 | 1.2% | 0.5% |
イネ科 | 240 | 10.2 | 235 | 1.1% | 1.0% |
ショウガ科 | 221 | 3.7 | 605 | 1.0% | 0.3% |
(その他菜類) | 189 | 5.4 | 349 | 0.9% | 0.5% |
サトイモ科 | 179 | 6.2 | 287 | 0.8% | 0.6% |
ウコギ科 | 17 | 0.3 | 546 | 0.1% | 0.0% |
総計 | 21642 | 1072.7 | 202 | 100% | 100% |
まさかのナス科1位。数量ベースだとアブラナ科が2位ナス科にダブルスコアの圧倒的1位なのだが、金額だとこんなことに…。まさに
id:yuru_harukaze 好きな野菜ランキングならナス科の勝利じゃない?生産額でもナス科な気がする。流通量なら圧倒的にアブラナ科っぽい、1こが重いから。
という予測通りの結果。
ま、まあ「その他野菜」や「その他菜類」がこれだけ大きいと分からないよね、とお茶(ツバキ科)を濁してみる。
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というわけで
科単位でなく品目でのランキングです。参考として、価額順位・数量順位・単価順位も載せています。
その他が1位ですが、仕様です。
品名 | 科 | 価額(億円) | 順位 | 数量(万t) | 順位 | kg単価 | 順位 |
その他の野菜 | V.A. | 1779.9 | 1 | 33.9 | 10 | 526 | 15 |
トマト | ナス科 | 1545.7 | 2 | 50.4 | 8 | 307 | 30 |
きゅうり | ウリ科 | 1461.6 | 3 | 49.4 | 9 | 296 | 31 |
たまねぎ | (ヒガンバナ科) | 1286.4 | 4 | 115.3 | 2 | 112 | 44 |
キャベツ | アブラナ科 | 1247.3 | 5 | 141.3 | 1 | 88 | 47 |
レタス | キク科 | 1114.3 | 6 | 60.8 | 7 | 183 | 42 |
ねぎ | (ヒガンバナ科) | 1013.4 | 7 | 31.1 | 11 | 325 | 26 |
なす | ナス科 | 813.1 | 8 | 25.1 | 12 | 324 | 27 |
だいこん | アブラナ科 | 799.5 | 9 | 104.4 | 3 | 77 | 48 |
ばれいしょ | ナス科 | 789.0 | 10 | 72.8 | 5 | 108 | 46 |
にんじん | セリ科 | 754.1 | 11 | 68.2 | 6 | 111 | 45 |
ミニトマト | ナス科 | 666.8 | 12 | 11.7 | 20 | 572 | 12 |
ピーマン | ナス科 | 638.5 | 13 | 16.4 | 15 | 389 | 22 |
ほうれんそう | (ヒユ科) | 590.2 | 14 | 12.1 | 19 | 488 | 17 |
はくさい | アブラナ科 | 553.8 | 15 | 86.4 | 4 | 64 | 49 |
ブロッコリー | アブラナ科 | 504.4 | 16 | 15.8 | 16 | 319 | 28 |
生しいたけ | (シメジ科) | 461.1 | 17 | 5.1 | 30 | 913 | 5 |
やまのいも | ヤマノイモ科 | 453.3 | 18 | 12.8 | 17 | 354 | 24 |
かぼちゃ | ウリ科 | 443.9 | 19 | 24.3 | 13 | 183 | 41 |
かんしょ | ヒルガオ科 | 406.7 | 20 | 21.6 | 14 | 188 | 40 |
しめじ | (キシメジ科) | 348.0 | 21 | 7.7 | 25 | 454 | 19 |
アスパラガス | (キジカクシ科) | 319.2 | 22 | 3.1 | 34 | 1043 | 2 |
ごぼう | キク科 | 306.1 | 23 | 12.7 | 18 | 241 | 37 |
にら | (ヒガンバナ科) | 300.0 | 24 | 5.8 | 27 | 521 | 16 |
えのきだけ | ニレ科(誤) | 287.5 | 25 | 11.2 | 21 | 257 | 35 |
れんこん | (ハス科) | 249.4 | 26 | 5.1 | 29 | 486 | 18 |
こまつな | アブラナ科 | 241.0 | 27 | 8.4 | 23 | 285 | 33 |
しょうが | ショウガ科 | 221.1 | 28 | 3.7 | 32 | 605 | 10 |
その他の菜類 | V.A. | 189.0 | 29 | 5.4 | 28 | 349 | 25 |
さといも | サトイモ科 | 179.0 | 30 | 6.2 | 26 | 287 | 32 |
スイートコーン | イネ科 | 177.9 | 31 | 8.5 | 22 | 208 | 38 |
にんにく | (ユリ科) | 167.9 | 32 | 2.3 | 35 | 746 | 7 |
えだまめ | マメ科 | 144.6 | 33 | 2.2 | 36 | 653 | 9 |
さやいんげん | マメ科 | 143.8 | 34 | 1.9 | 38 | 766 | 6 |
さやえんどう | マメ科 | 129.1 | 35 | 1.3 | 43 | 1025 | 3 |
セルリー | セリ科 | 114.2 | 36 | 4.7 | 31 | 243 | 36 |
かぶ | アブラナ科 | 103.9 | 37 | 8.3 | 24 | 125 | 43 |
ししとうがらし | ナス科 | 94.8 | 38 | 0.9 | 45 | 1092 | 1 |
ちんげんさい | アブラナ科 | 90.5 | 39 | 3.2 | 33 | 281 | 34 |
しゅんぎく | キク科 | 88.9 | 40 | 1.6 | 41 | 568 | 13 |
みつば | セリ科 | 78.6 | 41 | 1.3 | 42 | 597 | 11 |
なめこ | (モエギタケ科) | 67.9 | 42 | 1.7 | 39 | 402 | 20 |
たけのこ | イネ科 | 61.9 | 43 | 1.7 | 40 | 374 | 23 |
そらまめ | マメ科 | 48.2 | 44 | 1.2 | 44 | 402 | 21 |
パセリ | セリ科 | 46.4 | 45 | 0.5 | 48 | 955 | 4 |
実えんどう | マメ科 | 41.3 | 46 | 0.6 | 47 | 728 | 8 |
カリフラワー | アブラナ科 | 38.7 | 47 | 1.9 | 37 | 199 | 39 |
ふき | キク科 | 23.9 | 48 | 0.8 | 46 | 309 | 29 |
うど | ウコギ科 | 16.5 | 49 | 0.3 | 49 | 546 | 14 |
直観的には三大穀物、米小麦玉蜀黍を有するイネ科の圧勝だと思ったが、本当はどうなってるか気になったので検索。
http://faostat.fao.org/site/339/default.aspx
で多少古いが2012年の統計を発見。当時の為替の1ドル=80円換算で表にしてみた。
位 | 品目 | 科 | 生産額(兆円) | 生産量(億t) | キロ単価 |
1 | 牛乳 | ウシ科 | 14.98 | 6.26 | 23.9 |
2 | コメ | イネ科 | 14.85 | 7.38 | 20.1 |
3 | 牛肉 | ウシ科 | 13.56 | 0.63 | 216.1 |
4 | 豚肉 | イノシシ科 | 13.34 | 1.09 | 123.0 |
5 | 鶏肉 | キジ科 | 10.57 | 0.93 | 114.0 |
6 | 小麦 | イネ科 | 6.34 | 6.71 | 9.4 |
7 | 大豆 | マメ科 | 4.86 | 2.41 | 20.1 |
8 | トマト | ナス科 | 4.73 | 1.62 | 29.2 |
9 | サトウキビ | イネ科 | 4.63 | 18.42 | 2.5 |
10 | 卵 | キジ科 | 4.40 | 0.66 | 66.3 |
11 | トウモロコシ | イネ科 | 4.29 | 8.73 | 4.9 |
12 | ジャガイモ | ナス科 | 3.90 | 3.65 | 10.7 |
13 | 生鮮野菜 | V.A. | 3.69 | 2.70 | 13.7 |
14 | ブドウ | ブドウ科 | 3.07 | 0.67 | 45.7 |
15 | 水牛乳 | ウシ科 | 3.06 | 0.97 | 31.5 |
16 | 綿花 | アオイ科 | 2.97 | 0.26 | 114.3 |
17 | リンゴ | バラ科 | 2.55 | 0.76 | 33.4 |
18 | バナナ | バショウ科 | 2.26 | 1.02 | 22.1 |
19 | キャッサバ | トウダイグサ科 | 2.06 | 2.69 | 7.6 |
20 | マンゴー類 | ウルシ科 | 2.02 | 0.42 | 47.9 |
位 | 品目 | 科 | 生産額(兆円) | 生産量(億t) | キロ単価 |
参 | サトウダイコン | アカザ科 | 0.86 | 2.70 | 3.2 |
参 | 大麦 | イネ科 | 0.37 | 1.34 | 2.8 |
参 | サツマイモ | ヒルガオ科 | 0.38 | 1.08 | 3.5 |
参 | スイカ | ウリ科 | 0.89 | 1.05 | 8.4 |
参 | たまねぎ | ユリ科 | 1.39 | 0.83 | 16.8 |
註:マンゴー類は原文は「マンゴー、マンゴスチン、グアバ」なので本当はそれぞれウルシ科、弟切草科、フトモモ科に分かれる
結論。イネ科マジ世界の支配者。量ベースの統計だともっとひどくて1~4位を独占する。
15位が謎だが、なんかインドやパキスタンで生産多い。宗教上の理由でスイギュウが多い、と説明している人がいるが、本当にその説明で正しいかは分からない。
イオンの不誠実さも非難されるべきだろうけど、イオンの気持ちもわからなくもない。
なんでウチだけだ、というようなユッケ社長的な気分もあるだろう。
俺はちょいちょい中国方面に旅行に行くのが趣味なんだが、あちらの食い物など食って大丈夫か?との心配を頂くことがある。
確かに手放しで安全とは言いがたい。現地テレビ放送も、安全な野菜の選び方なんかを特集しており、現地人に危機意識もある。
しかし最低限のことに気をつけていれば、概ね問題ない。いや、問題ないかどうかは数十年経ってみなければわからないかもしれないが、現状特に健康被害はない。
あちらでは快餐というスタイルの、チョイスしたおかずぶっかけ飯を喰うことが多い。指差しだけでメニューを選べるので、外国人旅行者にも人気だ。
快餐屋は一食500円以上する店もあれば、20円以下の店もある。
件の20円以下の店は、そのイカレた安さから人気があるかというとそうではなく、汚い身なりの労働者がパラパラといるだけで、全く繁盛していない。店もボロく、匂いも臭い。
そんな店で何かを食いたいかというと、どんなに安くても御免な訳で、概ね200円ぐらいの店に入ることが多い。
お肉などは公設の市場があり、そちらをブラブラみて回るのも楽しい。
見たこともないケモノヘンの漢字の獣肉がところ狭しと売っている。貂なんて食えるのか、と感動することもある。
あちらでは、鳥肉は鶏よりも鴨の方が、比較的メジャーと思われる。
彼の鴨肉であるが、これまた一羽丸鳥で、千円近い品もあれば、百円以下の品もある。
件の百円以下の鴨が、これまた鳥だけに飛ぶように売れるかと言うと、無論そうではない。
モノには適正な価格があるということは、実際誰でも知っていることであり、現地の人間はもちろんのこと、ポッと出かけた旅行者ですら、小一時間も市場をブラつけば、概ね把握できる。
その中で極端に安いものがあれば、それを警戒するのは、ごくあたり前の心理である。
その警戒を、果たしてスーパーのバイヤーが、冷食工場仕入れ担当が、共有しているかというと、当然共有しているだろう。
本部の人間は安くしろと要求する。日本の経済の仕組みでは安くするのが正義だろうから。
彼の国では、安くしろというと、下限知らずにどこまでも安くなる。数十円の丸鶏があるお国だ。
大阪西成に俺の愛するスーパーマーケット、スーパー玉出という店がある。
こちらの惣菜が実に象徴的で、精肉コーナーに豚バラ肉が100グラム120円前後で売っているのに対し、デリカコーナーでは豚バラチャーシューが100グラム80円で売っている。
パートのおばちゃんが手間暇かけてコトコト煮込んだチャーシューが、生肉より値下がりするなどという、河原の積み石よりやりがいのない過酷な労働を、彼女らに強いている訳では無論ない。
それら加工食品は、その出自を明らかにする必要がないから、原材料費をどこまでも抑えられる。
そしてそれが今後どのような影響があるのか、それはわからない。
今後、米農家の補助金が削減されていく趨勢にあるとのことらしい。
これに関しては全く恐ろしいという気持ちにしかならないが、ウェブ上では、補助金ジャブジャブの農家は潰せとの声が高い。
実際厳しい競争の中で生きている、都市部の住人にとって、不公平感があるのも理解できる。
しかしながら、総じて先進国の農業で、全く保護を必要としない分野はどれほどあるものだろう。
無論、規制を緩和して、やる気のある農家や企業の参入を推し進めるのは良いことだろう。
農業大国と言われる国々、特にアメリカ、フランスでは、補助も厚い。
アメリカでの農業補助金は、大別して5種類。作付面積に対する補助金。市場価格による差額の補助金。ローン充当補助金。最低価格保証金。作物保険への政府充当金。などなど、日本の補助金など可愛らしいと思えるような補助金の幅の広さ。
その上先般のバイオエタノール原料買い付け保証などなど、挙げたらきりがないほど補助金ジャブジャブである。
特に市場価格ベースの補助金は、WTOからお叱りを受けかねない、輸出補助金に触れると見られており、今般のTTP交渉では果たしてどうなるかというところでもある。
この恐ろしい規模での補助金によって、折角の国連の援助を受け殖産された後進国の綿花、穀物畑などが、価格競争で打撃を受けて青色吐息だそうだ。
例えばコーンだと、その金額の八割以上が補助金に依っており、俺達が喰うケロッグコーンフロストは、アメリカ人の税金によって八割増量してもらっている。
そして当然アメリカであるからして、その全補助金額の七割以上が、上位数%の大規模農家によって独占されている。
まさにアメリカというお国柄らしい、ビッグになるほど保証も厚い、悪夢的アメリカンドリームの類の補助金だ。
方やおフランスでは、アメリカ同様、斯様な大農家向けの補助金も充実しており、これまたグレーな輸出補助金の類も、ジャブジャブ拠出しているのだが、反面、小規模農業のみならず漁業、加工業への保証もこれまた厚い。
例えば農地のその周辺環境、景観への配慮などを目的とする補助金。また産品の国定ブランド化とそれへの国際的な法的保護、輸出補助金など、小規模でも国際社会で十分戦えるような保証が充実している。
彼の国の優良な小規模一次、二次産業への保証は、単にその百姓の生活、土地の景観、田舎ワイナリー、漁港を守るという小さな目的ではなく、それに付随する食の安全と文化、外食産業、観光業、ひいては国のイメージという、より大きな対象への投資なのだろう。
翻って日本には、果たして保護に値する農業、食産業が無いだろうかというと、全く実に多い。
地方地方に奇妙な郷土料理や農法やらが、険隘な国土ならではの多様性に富んでおり、港町に行けば、寿司屋の生ゴミかと見まごう奇妙な鱠が出てきたり、山国に行けばタクアンのままで美味いのになんで燻製にしちゃったかなーという漬物が供せられる。
狭隘な土地に無理やり作った田畑や、それにまつわる行事や伝統産業ら、それら無数の多様性が重層的に折り重なり、文化というものが形成される。
食にやかましい中国人に、俺はベトナム料理が好きだと述べたところ、中国人は鼻で笑って「ベトナムに料理なんかねーよ。美味しい菜(惣菜)ならあるけどな」とのたまう。
1:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2013/01/22(火) 22:13:22.92 ID:wGB4KRcl0
1880年 アメリカ 安くておいしい改良型のマーガリンが開発される
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政府「マーガリン1ポンドにつき2セントのマーガリン税を導入するわ」
政府「あとマーガリンの卸と小売を認可制とし、認可料が徴収するわ」
お客さん「マーガリンください」
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政府「マーガリンはバターと同じ値段で売ること、安売りしちゃダメ」
お客さん「マーガリンください」
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マーガリン屋「これからは国産(アメリカ産)の植物油を使うよ!油売って!」
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政府「酪農は大事だけど、もうマーガリン差別をやめざるをえないわ」
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医者「正直、バターは心臓ぶっ壊す毒です。マーガリンのほうがマシ。」
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乳製品業界「っしゃああああああああマーガリンは毒!マーガリンは毒!プラスチック!」
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