はてなキーワード: 演技力とは
就職活動の面接で志望動機を細かく聞いてそれが就職後のミスマッチによる早期離職を防ぐって理屈、よく使われているけれど全く納得いかないんだよなー。
志望動機っていうのが、「弊社を志望した理由(他にも当てはまっていてもOK)」ならまだ良い。最悪なのは「弊社でなければならない理由」を聞いてくるやつ。弊社でなければならない理由!?はぁ!???ねえよそんなもん!!よっぽど特徴的なオンリーワン企業でもない限り、ある訳ねーだろそんなもの。
だって実際日本企業なんて(公務員であっても)どこもかしこも大体似たようなものじゃん
入る前は勿論、入った後だって、「絶対にそこではなければならない理由」なんて言えなくない?
それなのに面接の段階で説得力のある志望動機を語れる奴なんて、よっぽど嘘が上手くて演技力のある奴か、その企業に対して変な幻想を抱いている奴くらいだと思う。
前者は有能だから他に良いところを見つけたらすぐやめるだろうし、後者のような奴ほど入ってからのギャップに苦しんでやめてしまうだろう
有能な奴はすぐ移動するよ、女だったら美人ほど結婚してすぐやめる
有能(美人)な人材と長く会社に勤めてくれる人材は両立し得ないし、どっちかを諦めるしかないと思う
だから雇用のミスマッチを本当に防ぎたいならば、説得力のある志望動機なんて求めるのは無駄、それどころか逆効果だと思う
本当にやめて欲しくないならば他では採用されないようなゴミ人材を率先して採るべきだと思うし、それが嫌でも優秀な奴を採用したいならば早期離職は織り込み済みで考えるべき。
○ご飯
朝:バナナ。昼:かいわれ大根、ピーマン、焼きそば。ベーコンエッグ。トマトとチーズ。夜:キャベツとウインナーのスープ。パン。
○調子
クリア。
20年以上前のゲームなのに、オシャレで格好いいイケてる雰囲気が凄かった。
私立探偵の小次郎パートと、エージェントのまりなパートで全く異なる二つの事件を捜査する。
捜査の過程で街を探索するのだが、情報屋とのやりとりや、聞き込みなどのシーンが洒落ててたり、ゲラゲラ笑えたりと個性豊かで楽しい。
絵で表現しきれない箇所はバッサリ黒塗り背景に文章だけで表現するのも潔いし、何よりそのテキストが面白いのだから一切問題なし。
ホテルのバーや海沿いの倉庫など、登場する場すら格好よく感じてくる。
軽妙なやり取りもあれば衒学的な部分もありで、兎に角事件捜査を楽しめる。
二人主人公制は最初のうちは時折登場人物が重なる程度なんだけど、徐々にそれらが一本に繋がっていくところが快感。
特に二人の主人公が互いを知らずにコンピュータ回線越しに事件捜査のために協力するシーンはただCIのコンソールに文字が出るだけも演出なのに、熱く燃える今作屈指の名シーンだろう。
この互いが互いをあまり知らずに事件捜査のために協力するという関係性も、格好いい。
普段はだらしないけどやる時はやるタイプの主人公が拳銃片手に非合法組織と戦いながら夜の街を駆ける、そんな創作物テンプレート自体が根本的に格好いい…… と言ってしまえばそれだけなのかもだけど、もうこれは冴羽獠をDNAに植え付けられた僕たちの宿命なのかもしれないなあ。
そんな感じで、事件を捜査する過程については百点満点文句なしの出来。
だけど、物語の終盤はかなり駆け足気味かつ、しっくりこない終わり方だった。
突然現れる現実を超越した科学技術に、二人の主人公は蚊帳の外で自体が進行し、犯人が突然恋愛をはじめる展開、そして自白で幕をおろす。
最終章までの丁寧な展開、格好いい展開はどこへやらで、正直肩透かし。
犯人の自白と、とあるキーパーソンの独白だけで最終盤は進むため、二人の主人公がそれらにどう感じたのかどんな行動を取ったのかが一ミリもわからないのは流石にガッカリ。
何より「犯人の自白」とは書いたが、とあるSFガジェットにより厳密には正しい言い回しではなく、真の意味での犯人はおそらく作中でセリフが全く無いという構造も、流石にちょっと終わった感じがしなかった。
とはいえ、謎解きのロジックや、あっと驚くサプライズなトリックを楽しむ作品ではなく、事件捜査の過程の格好良さを楽しみ作品だと割り切れば文句なし。
なお、柴田茜というルポライターの女性が「僕っ子」なのは、流石に当時でもコテコテでやりすぎなのでは? と思っていたが、かないみか氏の演技力のおかげですぐ違和感がなくなった、声優ってすごい。
原作がアダルトゲームなこともあり、明らかに情事を意図するシーンや、明らかに元はエッチなことされたけど違うことに置き換えたシーンなどが多くあり、元もプレイしたくなった。
また、銃を突きつけた状態で自由を奪うために服を脱がすというシーンが3回ほどあって性癖を感じたが、たしかにその惨めさはエッチだなあと思った。
アニメ版惑星のさみだれは、原作の流れを大切にして、この令和の時期に超スローテンポで話を進めている。
原作を読んでいる人にとっても、このテンポの悪さは相当に辛いと感じる要素であるし、削って欲しい所を削ってなくて、どうでも良いところの描写は改変して突っ込んでいたってのがあって、評価が悪いのも、個人的には擁護しきれない箇所だ。
原作が面白くなって来るのは、他の指輪の騎士たちが一気に出てからだから、現時点でつまらないと感じるのは「それはそう」としか言いようがない。
これから、楽しくなるから、この苦しい期間は頑張って乗り切るしかねえと思っている。
声優の演技うんぬんに関しては、正直、大空直美はどう演じても大空直美だからしゃあねえわなみたいな諦めの部分がある。
現状、関西弁話す元気娘と言ったら、大空直美ぐらいにイメージ定着してるから、このキャスティングはしゃあないとは言え、もう少し演技幅を出して欲しくはあった(ディレクションのせいかもしれないので、声優自身の演技力だけとは言い難いが》。
榎木淳弥も同様で、彼の演技の幅も、彼が持つキャラクターイメージを越えはしない。
津田健次郎も同様で、誰が聞いても、津田健次郎にしか聞こえない。
こればっかりは需要があるんで、しゃあないわなという感がある。
個人的には、戦闘シーンが相当手抜きされてるのが一番のマイナスポイントではある。
原作では出来ないシーンを見せて欲しいのに、原作以下の躍動感ない画面だと辛ぇよ。
まとめると
・テンポ遅い
・戦闘シーンの手抜き
あたりが、現代人には合わない要因だろう。
そもそも声優というのはどういった技術を持って声優をやっているのだろうか
・演じるキャラを憑依させ
といった様な技術を持っていると考えている
役に乗せるためにある程度の身振り手振りをすることはあるが
激しい体の動きがない故にその難易度は1段下がると言っていい
俳優でも女優でも芸人でも人前に出てキャラを演じる職種に属してまともな国語力があればできるだろう
…というか、最近じゃ実際に女優や芸人を声優として迎えて特に荒れずに終わるアニメ映画だらけだ
「声優」が「声優」として何か特別な…突出した技術が必要なようにはどうしても見えない
元増田が言っていた『テクニックの天井もある程度見えている』という論も至極当然と言える
通常の役者であれば変わった声というのはリアリティを阻害しマイナスポイントになるが
世界観がデフォルメ化されたアニメという媒体なら強みへ逆転する
もしくは声色を意図して変えられる声優というのも生き残りやすい
(山寺宏一とか 声質を技術的に変化できる声優がいるが、そういうのは例外的に『優れた技術を持っている』と言っていいだろう)
まぁ結局何が言いたいかといえば
人気の職業らしいしなりたい人ってめちゃくちゃたくさんいるって聞くけど、実際のとこ目立った役をやるのがいつも決まってるじゃん。
これが実写の役者ならその人の持つ雰囲気とか顔や表情など、容姿や仕草、アクション含めて総合的にこの人じゃなきゃってのがあるのも分かるんだけど、声優って声だけじゃん。
もちろん声優ならではの技術とかあるのもわかるんだけど、そこらへんも経験値はベテランほど足りなくても基礎はできる、くらいの人ならたくさんいるんじゃないの?
いや、わかるんだよ?
例えば実写の俳優で、「あの映画見た時のあの役者良かったから、あの人が出てるなら見てみたい」
これと同じことが声優でもあるのはわかる。この声優がこのキャラクターをやるというなら見てみたい、とかあるんだと思う。
でも声優の世界ってそうやって一部のベテラン声優ばかり出続けることになって、なんかえらい歪なことになってない?
実写の役者世界だと、新人がこの映画ですごい演技してるとかで評価されてスターになっていくとかあるけど、
声優でそれをやるって相当難しいことなのでは?って思う。だって声だけの世界で明らかにハッキリと他に差をつけて実力をしめすなんて無理ゲーでは。
そうなると後は事務所のパワーバランスとか、本人がアイドル的な人気を得るとか、そういうところになってきちゃうのかなって。
声優にまったく興味がない俺なんかは、アニメもあれこれ見るけど声優の名前を見てなにかを判断することがまずなくて、
正直言って別に他の人がやっててもいいんじゃないの、くらいの興味しかない。
監督だとか作監とか音楽とかは気にする時もあるけど、声優に関してはほんとにまったく誰がやってるとか気にしない。
さすがにセリフが聞き取りづらいとかはちょっと困るけど、そうじゃなきゃ少々ヘタだろうがあまり気にしない。
そもそもアニメの声って、そこまで演技力求められるものと思ってないんだよね。声質としてきれいな役にきれいな声とか、恐ろしい敵だから怖い声色がいいとか、そういうのはあるけど。
アニメの声ってだいたい演技もオーバー気味で表現力という点でもテクニック勝負なとこあって、
しかもそのテクニックの天井もある程度見えている、人によってそこまで振り幅のあるものとは思えないんだよな。
ベテラン声優さんとか上手いのはわかるんだけど、じゃあこれらの作品の中から今年の主演声優賞はこの方ですね、とか選べるほどの違いを感じないというか。
あとジブリってタレントとか起用して「ヘタすぎwww」とかよく叩かれてるけど、俺はけっこう嫌いじゃない。
棒読みとか確かにうわあヘタだなと思うことはあるんだけど、アニメにおける声の演技ってのがもう何十年もワンパターンすぎて、むしろちょっと変なくらいのほうが味わい深く感じたりもするくらい。
周りにはあのキャラは~さんがハマり役だったとか、色んなキャラクターにどんな声優をあてるかの妄想とかしてるようなオタ友もいるけど、
そんな別に誰でもよくね?って言葉を飲み込んでいつも適当にあいづち打ってるわ。
追記:
まあまあ伸びてた。実写の役者と同じじゃね?というのはうなづける要素(事務所プッシュで謎の活躍とか)もあれば、うなづけない意見もある。
→そもそも声優を聞き分ける必要を感じないのだ。実写の役者だと違う人が出てきたら明らかに問題だけど、例えばアニメ作品でS2から主役の声が変わりましたって言われてもへーで終わる。
強いて言えば違和感を感じるとしたら、ドラえもんとかサザエさんとかドラゴンボールとか、すでに声こみで刷り込みされてるキャラの声が変わったときくらいかなと思う。
ベテランの経験値というのはあると思うけど、そこは単に業界内での安定感とかだけで停滞してるのではと思ってる。
ゲームが昔のリメイクばかりになってしまったのと同じで、ベテランの人や人気ある声優を使っておけば間違いないしとかそれくらいの理由だと思う。
バリエーションに乏しいのは役者じゃなくて役の方なんだよな。 それも供給側の問題ではなくにたようなキャラばかりウケてしまう市場のほうに問題がある。
これもあると思う。「声優なんて誰がやってもいいだろ」てのは煽りが過ぎる言い方だけど、その背景には声優そのものというより業界とか制作側、さらに需要側の問題のほうが大きいのかもと思ってる。
でもオタ向けビジネスは儲かるし日本のアニメが廃れるよりはまだよいのかもしれない。
一番面白かった意見。なるほど容姿が関わってきた時にむしろ判断基準を見失うケースもあるんだ。
声優の話とは逸れるけど、ある意味声だけが重視される世界と考えたら、歌ってみたとかイケボとかも容姿を気にせず楽しめる世界なんだろうな、それはそれで良きと思った。
リコリスリコイルの売りは作画じゃなくて世界観設定に対して細かい説明抜かして話の中でなんとなく理解させようとするプロットの構成。
異世界おじさんが笑えるのは不思議なんじゃなくて子安の演技力。
そもそもお前が語るべきは「アニメがどう面白かったか」であって、「どういうアニメだったか」じゃねーんですわ。
最初の3つだけ見本見せてやるから残りはそれに合わせて書き直したな。
説明適度にすっ飛ばすことでテンポよく舞台やキャラの紹介1話で進めてるの構成上手いね
嘘の付き方が上手なので日本でバンバン銃撃ってることに対してちょうどいい違和感が残っててフックになってる
日焼けのオッサンがよく見ると焼いてるのがチラチラ分かったりして作りの細かさが伺える
それぞれがどういうキャラなのか説明セリフ使わずに説明できるのは良いアニメ
よふかしのうた
日常と非日常の交差で冴えない男が美少女と運命交差しちゃうってコンセプトちゃんと分かっててエライね
絵の書き込みがいい具合にリアルっぽさ残してるから微妙に現実味あるところが出てんだよね
俺も今から夜道歩いてみたらこんな感じで美少女とワンチャンあるんくねいやねーわってバランス感覚ほんと大事よ
異世界おじさん
とにかく会話のテンポがいいっていうか、何がテンポのいい会話か理解してる人間が作ってんのがよく分かる。
会話以外でも全体に間のとり方が上手くて、原作の魅力を殺してないっていうか原作通りのテンポで見れるわ。
OPが全力でセガパロりすぎてツッコミ不在になるのが作品の解像度高いよポリゴンの解像度は低いけど。
ボケとツッコミの基本コンボにたまにボケ倒しを混ぜて緩急入れて受け手にツッコミを託してきてんの本当ミソやかんね。
わかったか?
あとは頑張れよ
日本の声優の吹き替えが~とか聞きやすさが~とか演技力が~って言うけどそういうの言ってるやつって大半がアニメオタクなんだよね。
過剰に芝居がかった演技がものすごく苦手。なんか如何にも俺の演技すげえだろ?みたいなドヤ感。
それに無駄に感情を強調しているようで映像とリンクしていないのが多々ある。原語版見てから吹き替えしてるのか?っていう。
元レスラーのドウェイン・ジョンソンとかスティーブ・オースチンの吹き替えなんかは本人の声に慣れてるから尚の事日本語の吹き替えがキツイ。
だからといって英語とか中国語以外の映画を見る時に字幕版だとキツイ。
韓国語とかフランス語とかドイツ語の映画なんだけど、その言語聞き慣れていなさすぎてそっちにばかり気が向いちゃう。
ドイツ語とか喜んでるシーンなのに話し方の問題なのか発音の問題なのか怒ってるように聞こえる。
難しい。
日本の声優の吹き替えが~とか聞きやすさが~とか演技力が~って言うけどそういうの言ってるやつって大半がアニメオタクなんだよね。
過剰に芝居がかった演技がものすごく苦手。なんか如何にも俺の演技すげえだろ?みたいなドヤ感。
それに無駄に感情を強調しているようで映像とリンクしていないのが多々ある。原語版見てから吹き替えしてるのか?っていう。
元レスラーのドウェイン・ジョンソンとかスティーブ・オースチンの吹き替えなんかは本人の声に慣れてるから尚の事日本語の吹き替えがキツイ。
だからといって英語とか中国語以外の映画を見る時に字幕版だとキツイ。
韓国語とかフランス語とかドイツ語の映画なんだけど、その言語聞き慣れていなさすぎてそっちにばかり気が向いちゃう。
ドイツ語とか喜んでるシーンなのに話し方の問題なのか発音の問題なのか怒ってるように聞こえる。
難しい。
批判が悪口ではないことは自明であり正しいとしても「悪口を言われている気がする」という感覚は事実であり
そのような形而下のフラストレーションが秘密投票の結果を左右してきた過去の歴史を全く顧みない。
そのような有権者は愚かだ馬鹿だと叩くのは勝手だがそのような愚かで馬鹿な人間の一票の積み重ねで得る権力を必要とする側の人間だという自覚が持てていない。
馬鹿相手に票をねだるには一世一代の馬鹿の舞を舞い切る演技力というか胆力が必要だ。
馬鹿相手なのだから票ハラもアルハラも祭りハラもなんでもござれのドブ沼を浴びきる覚悟ももちろん必要だ。
票ハラだなんだと啓蒙するのは結構だが現状のインフラは有機(化合物のほう)ドブ沼なのだからそこで票を得るにはブルーギルに成りきる勇気しか必要ないのだ。
支持者も相手陣営に真っ当な批判を加える暇があったら自陣営に引き込む飴をたんまりと用意することに注力するべきだ。
人は飴で動く。金ももらえない相手からの鞭では絶対に動かない。「悪口を言われているような気がする」という記憶の残滓が秘密投票の場で鎌首をもたげるだけだ。
少し前に音楽ディグどうしてる?との話題が増田で盛り上がり大いに参考にさせていただいた。
当増田はネットでは主にSoundcloudを使わせてもらっているが、精度が良すぎて似た感じの曲ばかり集まってしまう。
それはそれで嬉しいが、自分では聞かないような意外な曲を聞いてみたい。そこでラジオのすすめ。
NHKFMだと音楽メインの番組が多く、CMが無いのでストレス少ない。
更に最近は聞き逃しサービスを提供している番組が増え、番組終了後一週間はいつでも何度でもネットで聞ける。聞き逃し対応の番組をおすすめしてみる。
https://www.nhk.or.jp/radio/ondemand/
ゴンチチの案内する「ちょっと変わった切り口で色んなタイプの音楽がかかる」番組。毎回テーマを決めてゴンチチのお二人と選曲担当者が選んだ変な曲が色々かかるので、自分からでは絶対聞かないタイプの曲が毎回かかり、たすかる。この番組きっかけで聞くようになったミュージシャンもいる。今朝は「ハニーの音楽」というテーマでハニー・ナイツの「サスケ」がかかっていた。途中のセリフが迫真の演技力で面白かった。
4人のパーソナリティが週替りで出演。
個人的にはサラーム海上氏の週がおすすめ。世界の最新ワールドミュージックが色々聞けて楽しい。
紺野美沙子氏の週は映画のサントラ、榊原広子氏(ダ・カーポ)の週は懐かしポップスや童謡、合唱曲等、向谷氏の週は電車にまつわる曲色々、ジャズや歌謡曲がよくかかる。
今年4月から聞き逃し対応になった。たすかる。クラシックダラ聞きに。その日のテーマに沿って色々クラシックがかかる。交響曲まるごと一曲とかもかかる。曲の合間に豆知識教えてくれたりもする。たすかる。
月一回しか放送してない幻の番組「鍵盤のつばさ」。なぜ月一なのかというと、NHK交響楽団の演奏会の中継が入る日のみの放送なので。聞き逃し対応になったのでうっかり聞き逃しても大丈夫、なのだが普段はこの時間、あの曲者番組「クラシックの迷宮」を放送しているので多分迷宮ファンなら聞き逃さない。
作曲家でピアニストの加藤昌則氏がテーマに沿って鍵盤曲の魅力を語る番組で、軽妙な語り口が楽しい。
4月から聞き逃し対応になった現代音楽の番組。現代音楽の新作をばんばん流してくれる太っ腹番組。NHKはこういう番組は残していってくれないと。日本の貴重な音楽の歴史を記録し後世に残していくために。
番組の進行は作曲家の西村朗氏、いつも番組冒頭で「作曲の西村朗です」と仰る。「作曲の」ってのがなんかいい。
以前はてブでホッテントリ入りしてたオモコロの現代アートの記事で https://omocoro.jp/kiji/152982/
三杉レンジ氏が「アート業界では作品の言語化は前提として必要不可欠なもの」と仰っていたが、西村先生はこの言語化がとても巧い。増田のような素人にもスッと音楽が入ってくる。
更に西村先生は話がめちゃ面白く、ゲストが来る回は大体爆笑トークになるのでもう絶対聞く。
聞き逃し対応ではないが「クラシックの迷宮」(土 19:20〜21:00)も面白い。これ絶対はてなー好きなやつ。政治学者でクラヲタの片山杜秀氏の番組。かなりの曲者番組で、片山氏は旧東側の音楽と日本の現代作曲家に詳しいのでそっち系の曲が割とよくかかる。日本の現代作曲家がやっていた劇伴もよくかかる。特撮とか。先週もニーチェの話からウルトラマンとウルトラセブンかかってた。
あと片山氏、子供の頃からテレビの音を録音するのが趣味だったそうで、NHKも持ってないような貴重な音源持ってたりするそうな。
ここまでおすすめしておいて何だが、NHKFMには少し怒っている。
朝6時といえば60年前から古楽番組をやっていたのに、数年後のAM一波停止の煽りか朝6時台を英語番組に取られて朝5時台に追いやられてしまったのだ。予算削減だから当たり前だろ番組なくなってないんだからいいだろーが、と言われるとつらいが、こちらも数十年は朝6時の古楽聞いてきた身である。AM波停波はまだ数年後だが、今後語学以外にも芸人のバラエティ番組等も次々引っ越してきてFMは音楽番組中心のラジオではなくなっていき、おそらくクラシック番組から削られていくのだろう。クラシックジャンルの中でも聞く人の少ない古楽と現代音楽から削られるのではないかと懸念している。金にならん文化なんか消えるべき、という考え方が増えてるのもわかる。役に立たない音楽より明日の食い扶持、というくらい国民生活は逼迫しているし。でも消えてほしくないんだよ日本の現代音楽は………歴史は記録しないと消えてしまうんだ。