はてなキーワード: 警戒レベルとは
オンラインバンキングとかキャリアアカウントなど、重要なアプリの再設定が終わったため、妻にスマホを渡した。
動作が軽くなって喜んでいるので一息ついていたところ、いつの間にか妻がクレカを取り出して何やらやっている。
「某ファンクラブアプリを起動したら、ログイン画面でIDとパスワード入力欄の他に、クレカ情報入力欄があったので入力した」
アプリを見せてもらうと、どうも特定URLの画面を表示する「ブラウザもどき」アプリである。
「追加でカード情報を要求するなんて、そんな認証するサイト見たこと無いぞ」
「でも入力欄があったし、会費引き落としのカード番号を聞かれたかと思って」
押し問答しても仕方がないので、そのアプリから一旦ログアウトし、ログイン画面を見せてもらうことにした。
…ログインIDとパスワード入力欄しかない。「さっきと違うログイン画面だ…」
アウトーーー!!!
おそらくファンクラブのサイトがハッキングされていて、偽のログイン画面(カード情報入力欄付きのやつ)を表示、入力したカード情報はどこかへ旅立つ、という仕組み。
2回目のログインで正しいログイン画面が出てきているのは、おそらくハッキング発覚を遅らせるため、サイトにアクセスしてきた何人かに一人、偽のカード情報入力付きログイン画面を出すと推測。
もしかして、もしかしてだが、本当にログイン認証にカード情報を聞いてくるサイトがあるなら、そんな恐ろしいサイトは絶対に利用してはダメ。個人情報の扱いが酷すぎる。
直ちにカード会社へ電話、カード停止と再発行。1週間は身に覚えのない請求が来るか利用履歴をチェックしてくれとのこと。
本当にハッキングされているかは不明なので、どのファンクラブかは明言しない。だが同じような画面が出たら、警戒してくれ。
昨今はアプリも油断ならねえな。
追記:
ロシア軍がウクライナに侵攻した24日、在沖米軍基地では通常通りの訓練が続けられ、目立った変化は確認されなかった。米軍嘉手納基地のゲート前に掲げられた看板には、
5段階の警戒態勢のうち【下から2番目】
の「アルファ」
と表示されていた。過去に国際情勢と連動して、県内の基地の警戒態勢が最も厳しい「デルタ」などに引き上げられた経緯がある。
キャンプ・ハンセンの金武町側にあるゲートやキャンプ・シュワブの名護市に面するゲート前でも、24日夕までに警戒レベルを強めている様子や車両の渋滞は確認されなかった。
嘉手納基地を管理する第18航空団は取材に「作戦上の安全を守るため、即応体制や警戒状態について説明することはない」と述べた。在沖米海兵隊は24日午後9時現在、回答していない。
2001年の米中枢同時テロの直後に、県内の米軍基地の警戒態勢は最も厳しい「デルタ」となった。
国際テロ組織アルカイダの指導者だったウサマ・ビンラディン容疑者が自殺攻撃を呼び掛けたとされる声明が放送された03年は、警戒態勢が5段階中3番目の「ブラボー」に引き上がった。11年にはビンラディン氏殺害を受けて海兵隊が警備態勢を強め、周辺道路が渋滞する影響が見られた。
オミクロン株の本当の恐ろしさは、まだ世間一般には共有されていない。
査読前の論文すら上がっていない状況では、エビデンスがあるとは誰も言えない。
しかしながら、多くの国が異常なまでに大至急、且つ、いっせいに厳しい隔離措置を取っているのは、
外交ルートを通じて非公式情報として、オミクロン株の真の実態を知らされているからだ。
WHOが、ニュー(ν)とクサイ(ξ)の二つの文字を飛ばして、オミクロン(ο)株と名付けたのも、
オミクロン株の変異があまりにも人類にとって致命的であることを理解してもらうためである。
冷静に考えてほしい。
コロナウイルス:世界はニュージーランドの封鎖の動きにほぼ1週間反応します
ニュージーランドが封鎖されて6日目に入ると、世界はCOVID-19の発生の中で国を閉鎖するというアオテアロアの動きに反応しています。
現在、発生は107件あり、そのうち35件が月曜日に報告されました。
ジャシンダ・アーダーン首相は月曜日に、ニュージーランド全土が少なくとも金曜日の午後11時59分までCOVID-19アラートレベル4の封鎖に留まり、オークランドは火曜日の少なくとも同じ時間まで封鎖されると発表しました。
オークランドで1件の事件が見つかった後、先週の火曜日に国は警戒レベル4の封鎖に入った。それ以来、世界は、単一のCOVID-19症例に続いて封鎖するという決定について、当惑に反応してきました。
GBニュースのマーク・ドーランは、ニュージーランドを封鎖したことでニュージーランドとジャシンダ・アーダーン首相を狙った。ドーランは彼のイブニングショー、マーク・ドーランとの今夜のライブで独白を制作し、封鎖とニュージーランドが「通常に戻る見込みがない」と批判した。
「ニュージーランドでは事態は悪化の一途をたどっています」とドランは言います。「聖人の首相、ジャシンダ・アーダーンは人々に隣人と話をしないように注意を促した。
「ニュージーランドを2つに分割して、インディアンデルタの発生と戦うという話もあります。これは、ニュージーランドが21件の待機を記録しているためです。
「オーストラリアとニュージーランドは、今後数年とは言わないまでも数か月間は正常に戻る見込みがないため、COVIDのようなウイルス、特にデルタ亜型を阻止しようとするとどうなるかについての有益な教訓です。
「このウイルスと一緒に暮らすことは、町で唯一のショーになるでしょう。ゼロCOVIDは、ゼロ経済、ゼロ社会、ゼロ自由、ゼロ民主主義につながります。」
UKTelegraphのLouisAshworthも、現在のCOVID-19アプローチは「過去への一歩を踏み出す」ようなものであるとアーダーンに狙いを定め、ニュージーランドがその排除戦略を将来も継続できるかどうかを疑問視しました。
「トイレットペーパーの不足。強制マスク。単一のCOVID-19スプレッダーの動きに夢中になっている国。ニュージーランドの現在のニュースサイクルを見るのは、過去に一歩踏み出すようなものです」と彼は書いています。「いわゆる「オークランドクラスター」は、世界最南端の国でのウイルスのほとんど信じられないほどの制御の期間を終わらせると脅迫しています。
「この国は現在、近隣のオーストラリアと共有されている「ゼロCOVID」戦略の最後の真の支持者であり、同様に低いワクチン接種率の中で独自の努力が崩壊しているのを見てきました。」
Telegraphはまた、ニュージーランドのワクチン接種の展開が遅いことを例外とし、私たちの「待って見る」スタンスの不足を説明しました。
「接種率が低いことは、ジャシンダ・アーダーン首相の政府が昨年取った「待って見る」スタンスの不足を示しています。昨年秋に線量を確保するためにスクランブルをかけたコロナウイルスに国際的な仲間がさらに窮地に立たされたため、ウェリントンはより慎重になり、試験情報を待っていました。最悪の影響を受けた国々を優先するよう呼びかける」と述べた。
テレグラフの別の作家は、ニュージーランドをレベル4の封鎖に移行するというアーダーンの決定について残忍な意見記事を書いた。マシュー・レッシュはこの決定を「詩的な正義」と呼び、ニュージーランドのアプローチは「恐ろしい結果」をもたらしました。
「私たちは今ワクチンを持っています」とレッシュは書いています。「独創的なジャブは、ウイルスによる入院と死亡のリスクを大幅に減らします。それらは、リスクがゼロであること、さらに言えば、症例がゼロであることを意味するものではありません。
「しかし、彼らは計算を変えます。排除は非常に限られた利益で費用のかかる戦略になります。ワクチンが混在していれば、もはや個々の人々にそれほど害を及ぼさないウイルスの封鎖と閉鎖境界の維持のポイントは何ですか?
「ニュージーランドはこの実現に至っていません。過去17か月間、「ゼロリスク」を崇拝しており、戦略の更新にはほとんど関心を示していません。
「ニュージーランドのゼロCOVID戦略は恐ろしい結果をもたらしました。
「かつて歓迎されていた国は孤立したディストピアに変わりつつあり、そこでは自由が鼓動で奪われ、部外者は敬遠されます。破壊的で心理的に破壊的な封鎖の絶え間ない脅威の下で生きています。
「市民の旅行能力が制限され、外国人の入国が大幅に妨げられたため、世界に閉鎖された。アーダーンが計画した開かれた、歓迎的な自由主義国家にとっては、これだけだ」
世界はニュージーランドを批判しているかもしれませんが、キウイはユーモアのセンスを失っていません。ハッシュタグ「#NZHellhole」は、当初、ドナルド・トランプ前米大統領がCOVID-19の対応でニュージーランドを呼びかけようとしたことに対する対応でしたが、先週火曜日にニュージーランドが封鎖されて以来、再びトレンドになっています。
あるツイッターユーザーは、「4か月前にオーストラリアからここに引っ越しました。ひどいです。この#NZHellholeに近づかないでください。嫌いです!」
Google翻訳による
オーナーから、またドリンク補充作業をやれというLINEがきた。Aさんと組む日は、Aさんは頑なに私にドリンク補充作業をさせてくれない。オーナーから私がやれっていうLINEが来ましたよとAさんに言ったところ、Aさんは、
と、明らかに焦った様子だった。そして、
「オーナーは俺のドリンク補充のどこが気に入らないんですかね」
と言った。私は、
「また何か悪いことしたんですか?」
と言った。Aさんは最近は何もやっていないという。オーナーがAさんの仕事ぶりを気に入らないから、わざわざ私を指名してまでAさんにドリンク補充作業をさせなかったのかどうかは、よくわからない。Aさんは過去に、夜勤の仕事ぶりをオーナーが全くチェックする気がなさそうなのをいいことに、明確に犯罪となること以外ではかなり好き勝手にしていた。
だが実は、オーナーはAさんを始めとする夜勤の男子アルバイト達が仕事をサボってばかりいることを把握していた。そして、Aさん以外の夜勤男子が全員辞めてしまった後になって、夜勤男子達がしてきた数々の不正で店に洒落にならない損害が出ていることにオーナーは気付き、Aさんを疑い始めたのだ。
Aさん自身は「犯罪はやってない」というけど、まだ売れるFF商品を「どうせもう売れない」と勝手に決めつけて、19時になる前に勝手に廃棄したりとか、夕方~の時間帯に売り物が沢山あると客が沢山来て面倒くさいといとかいって、19時廃棄の商品を18時より少し前に売り場から撤去して事務所に隠し、廃棄時間を過ぎてから廃棄登録をするなど、実質泥棒じみたことをやっていた。
あと、凹まして売り物にならなくなったドリンクを、数本ならセーフといって申告せずに売り場に陳列したり、さすがに陳列してお客様に見られたらヤバいだろってほど破損したドリンクを、後で買い取ろうと思っただけでウォークイン冷蔵庫の隅に隠したまま忘れて放置などもしていた。当店はよほど酷い例でないかぎり、ドリンクを落として凹ましたり破損させても、オーナーに素直に申告して謝罪すれば、弁償しなくていいことになっているにも関わらず。
……といったことを、Aさんは「犯罪じゃないから大丈夫」といって繰り返しており、夜勤男子の多くも似たようなことをしていた。また、夜勤男子のなかにはガチで犯罪をしていた人もいたのかもしれないが(何しろFF商品の売上でひと月100万円もの違算が出たという)、オーナーが気づいたときには夜勤に残っていたのはAさんとたまにしかシフトに入れないBさんだけという状態で、しかもBさんは昼間は他企業で正社員をやっていて身元がしっかりしてると思われているため、Aさんが集中的に疑われることになった。
まあ、身から出た錆というやつだ。Aさんの「犯罪じゃないから」などというのは独り善がりな言い訳でしかない。つもり積もって店に多額の損害を与えたのは事実だし、オーナーの指示通りに仕事をしなかったことも事実だ。
Aさんは「オーナーは俺のドリンク補充作業の何が気に入らないんだろう」と言ったが、私から見れば気に入られる要素がない。Aさんはただやっつけ仕事をしているだけだ。自分が売れると思った商品だけ補充して、売れないと思ったものは補充しないか、3本くらいしか補充せず、結果として残り21本も入ったケースを冷蔵庫の中に何箱も放置するなんていうことをやっていた。
ウォークインの中の、余りのドリンクを置く棚がぐちゃぐちゃになっていても平気で、整理整頓もしない。どうせ昼勤がやるし、オーナーがやれと言わないんだからやらなくてもいいだろと言って、整理整頓をしないばかりかむしろ散らかしていた。
それをAさん本人はスマートなやり方だと自画自賛して、もう既に辞めたベテランパートの人や私にまでそうしろと強制した。私が言うことを聞かず、ドリンク補充をしながらウォークインの片付けもちゃんとやることをAさんが知ると、「それが当たり前だと思われたら割に合わない」といい、私にはドリンク補充をさせないようになった。
コンビニの仕事は、忙しくてできずに次のシフトの人に作業を回すことになるのは仕方ないにしても、なるべく次のシフトの人に迷惑をかけないようにやるのが基本だ。自分のシフト時間内に出たゴミは捨てて帰るとか、作業場を散らかしたら片付けるとか、事務所内などパブリックスペースに私物を置いて占拠しないとかいった、簡単なことだ。
ところが、Aさんはそれとは真逆のことをする。昼勤の人達をあてにして、中途半端に仕事をやり残したり、片付けをしなかったりする。一緒にシフトに入る人の迷惑を考えずに、我が物顔で事務所の机の上に私物を散らかしている。何から何まで、Aさんのやることは独善的なのだ。
などと、一々あげつらって批判すれば、Aさんはむくれて仕事を放棄するか、いっそう自分のやり方に固執して、私にも同じようにやれとかオーナーには言うなと強要してくるのは明らかだ。だから、Aさんから「オーナーは俺の何が気に入らないのか」と聞かれたときは、
「むしろ気に入られる要素なんかありました? でも、単に今夜は暇だと思われてるだけだと思いますよ。警戒レベル上がりましたし、テレビではオリンピックやってますし」
と答えて、ドリンク補充は私がやった。
ウォークイン冷蔵庫の中は思ったほど散らかっていなかった。8月だからだろう、あまり仕入れもしていないようで在庫も少なかった。ところが、5箱くらい積み上がっているケースの、一番下になっているものが開封されて、数本抜かれていた。こういう箱を一番下にしておくと、上に積んだ箱が傾いて倒れてしまうと何度もオーナーから注意されているのにこれだ。こういう小さな注意無視も、今では全部Aさんの仕業だと疑われている。実際誰がやってるのかは不明だが。
数本だけ抜き出して放置されてる箱が5箱。そして、余りを置く棚は一見隙間なく商品が詰まっている。ドリンク棚に補充できるスペースはそんなに多くなかった。それでも、いくらか補充してから余り棚を整理すると広いスペースができ、放置されていた5箱のドリンクを全て余り棚に移しても、まだスペースに余裕がる状態になった。
十数箱の空き箱ができ、残った手付かずのケースは崩れないよう真っ直ぐ積み上げて隅にきっちりと並べた。空き箱は全部畳んでまとめ、外の段ボール倉庫に仕舞った。それだけやっても一時間もかからなかった。翌日の朝にドリンク補充作業をする人は、仕事がやりやすいと思う。
ドリンク補充のために、ちょうどストーカー客の来る時間帯に店番をしなくてよかったし、いい気分だった。
ところで、今年の春、勤続丸二年になったと同時に私の給料が上がった。時給900円から時給920円になった。都会の人からすれば、夕勤にしては安いだろう。だが、ここら辺のコンビニで夕勤の時給が900円以上なのは珍しいので、私としては不満はない。
Aさんによれば、当店で何年働いてもびた一文昇給しないとのことだったし、私の勤める夕勤はどんなに真面目に働いても「居るだけしか価値がない」ので、昇給なんか全く期待していなかったから、驚いたし嬉しい。
「仕事サボってるヤツにはどんなに注意しても改めるなんてことはないから、給料で差をつけるしかないんだよね。真面目に働いてる人には昇給させたりボーナスで多くお金をあげて、サボるヤツの給料は据え置き」
とのことだったが、あれは、本当だったんだなあ。
そして、昇給すると同時に、オーナーから無闇に疑われなくなった(以前は何かトラブルがあると真っ先に私が疑われていたのだ)し、信頼されている感が上がった。バイト仲間からどんなに馬鹿にされても、真面目に仕事していて良かったなと思った。
しかし、当店はどんなに仕事ができる人でも週3しかシフトに入れない(但しいつも人手不足の夜勤は除く)ようなので、時給はよくても稼げないのが問題。収入を増やしたかったら、バイトを掛け持ちするしかないのかぁ……。
日曜日は異様に暇だったのに、昨日はやたら混んだ。警戒レベル上がったのに何故? あ、警戒レベル上がったからか。
出勤直後、凄絶な忙しさの最中に、フリーター女子バイト18歳さんの担当レジにお札が詰まるというアクシデント。フリーター女子バイトさんは、
と、レジ接客中の私を押し退け、故障レジをまさかの丸投げ。えぇぇぇぇ!? と私は困惑しつつも、そうこうしているうちにレジ待ち列がどんどん伸びていくので、レジの札詰りを直すことに!
壊れた自動レジの前には恐そうな中年女性のお客様がイライラした様子で待っていた。さっそく私は謝り倒しつつレジを開ける。自動レジは賢くて、お金が詰まると対処法が客側ディスプレイに表示される。店員は画面の案内に従ってレジの投入口や金庫を開けるだけだ。
……つまり、誰にでも出来るはずの作業。それを丸投げされた私って一体。しかも先週か先々週にもフリーター女子バイトさんのレジが詰まって、お客様がブチギレた上、できないわからないと嘆くフリーター女子バイトさんにこれまたブチギレたシフトリーダーが「何でこんなこともできないの!?」とめっちゃ怒鳴りながらやり方教えてたはずでは。
フリーター女子バイトさんは、お金詰りの対処法は覚えなかったが、自力で解決しようとすれば余計に事が面倒くさくなることは学習したということだろうか……いや経験積もうよ……と思いつつ、私は私でレジが壊れる経験ってあまりしたことがないので、ま、いいか、これも経験だしーと思って頑張って取り組んだけど、それで良かったのかどうかわからない。
レジはなんと一度に三ヶ所が詰まっていた。「確認ポイント①」の詰りを取ってレジ金庫を元に戻してもアラームが止まらず、また解錠して調べると「確認ポイント②」が詰まっており、そこを直して金庫を元に戻すとまたアラームが!
と、そんなこんなで何度も金庫を解錠して引き出しては戻しを繰り返しているうちに、お客様はいっそうイライラが高まった様子で、私はびくびくしながらレジ操作を続けていた。しかし、詰りの原因が、お客様の投入したお札の間に公共料金のお客様控が二枚も挟まっていたことだったのが発覚すると、お客様は一転して縮こまり、
「大変申し訳ございませんでした……」
と蚊の鳴くような声で頭を深く下げたので、私は恐縮して
「いえ、全然だいじょぶっす!」
なんてテンパってたせいですごくダメダメな返事をしてしまった。
そんな、焦って慌ててみっともない姿を晒しながら長い時間をかけてレジ詰りを直しているときに限って、知り合いが来店しており私のレジに会計にきた。子供の同級生のお母さん!!
と彼女は言ったが、私が醜態晒しながら頑張ってたことには触れないでくれた。やさしい。コンビニにあるまじき長時間待たせてごめん。
レジ詰りの対処を丸投げした(しかも状況説明すらせず「お願いしまーす」の一言で済ますなど……)ことで、フリーター女子バイトさんをたしなめるべきかどうか、少し考えたのだけど、フリーター女子バイトさんの自称「うち本当に馬鹿なんです」に最近うっすらと真実みが出てきたので、言っても無駄なのではないかという気がした。レジ画面に映し出される操作案内の漢字が読めないとか……あり得る……。先週か先々週のときも、彼女はシフトリーダーに「そんなこともわかんないの!?」と怒鳴られたときも「すみません、わかんないです」って言ってたし。
FF商品が18時半にもならないうちに売り切れてしまったので、多忙な中でも合間を見てFF商品の什器をさっさと掃除し終えたところ、オーナーが出勤して来てそれを見て上機嫌になる。が、端からオリンピック期間はずっと暇に違いないと決めてかかっているオーナーには、18時台が死にそうなほど忙しかったことなど信じられなかったようだ。
まだ30歳になるかならないかくらいの若い男性客で、店員にタバコを覚えさせようとする人がいるのだけど、最近「タバコください」と言うことすら省略して目で「あのタバコ取れ」と合図してくるのだが、私はそれを無視して「合計280円でございます」とさっさと年齢層ボタンをポチる。タバコの銘柄を覚えさせる客の糞率の高さは異常なので、容赦しない。
ストーカー客来店。そんな時に限ってオーナーはドリンクの補充をしにウォークインに入ったまま出てこないので、しぶしぶ対応。
ストーカー客もまるで調教するかのように店員というか私にピースライト二箱と覚えさせて要求してくる。以前は「タバコ。」の一言で命令してきていたのだが、私が聴こえないふりをしたら「タバコください」に戻ったのだ。もっと聴こえないふりして「ピースライト二箱ください」と言わせたいところだが、ストーカー客を接客する時間は1秒でも短い方がいいので「タバコください」で妥協している。
タバコ二箱買うだけで袋くださいって何だよと思ったので、聴こえなかったふりをしてタバコだけスキャンして年齢層ボタンをポチったら、ストーカー客は、
「袋は?」
と言って律儀に「戻る」ボタンを押したので、私はしぶしぶ12号の袋(3円)を一枚出して「こちらのサイズでよろしいですか?」と聞いた。
ストーカー客が帰ってから、黙って特大袋(5円)二枚売り付けてやればよかったなと思った。
惣菜パン類が異常に売れ残っていた。21時の納品の時に、オーナーからあまり空きのないパンの棚に納品されたパンを出来るだけ詰め込めと命令されたので、まるでパズルゲームみたいに商品を並べ替えまくって棚にスペースを空け、届いた商品を詰めた。
どうしても多すぎて入らない品だけは、並べずに事務所にしまっておいていいということだったのだけど、頑張って並べ替えしたお陰で事務所送りになった品は一品だけで済んだ。
東京は緊急事態宣言が出たというのに、こちらは警戒レベルが更に一段階下がった。そのせいか、客の流れがコロナ前に似てきた。しっかりピーク時に大混雑し、20時頃に暇になる。21時以降、不要不急の子連れ客は全く来なくなった。
くっそ忙しい最中にトラブル発生。食品色々と公共料金の支払いを一緒にしてくれとお客様が言うので、公共料金には現金払いしか出来ないものもありますがよろしいですか? と確認したら、お客様がいいというので、まとめて会計。
ところがそのあと、支払い直前にお客様が「電子マネーに25000円チャージしたいのだが、やり方がわからない」と言い出した。そこで私もこれは不味い兆候だと気付けばよかったのだが、気づかなかった、残念すぎる!
電子マネーのチャージはお客様の方からレジのタッチパネルで出来るようになっている。パネルに表示されるチャージ金額の選択肢に一万円より高額のボタンはなく、そのかわりに「金額を指定」というボタンというか、棒状の長いボタンが一番下にある。それを押すと画面が電卓みたいなのに切り替わるので、金額を自分で入力することが出来る。それを、お客様に何度説明しても分かってもらえない。
「えっ、えっ、金額指定ってどのボタンですか? えっ、えっ、どこにあるか見えないですっ」
って、しばらくまごまごしていて、もしかして漢字が読めないのだろうかと心配になった頃にやっと、「ありましたー♪」とお客様は言って、25000円チャージした。
25000円もチャージした! その時点でヤベェって気付けよ私!!お客様のお支払のうち23000円と数百数十円が公共料金のお支払で、千数百円が食品だということに!! この人、私と自動レジが「公共料金は電子マネーで支払えない場合がある」と案内したのを全然聞いていなかったか、聞いてても理解出来なかったんだよ!
そんな訳で、公共料金の支払いまで電子マネーでしようとして出来なかったお客様。しかも、有り金全部を電子マネーにチャージしてしまって、「どうしましょう……」って仰有る。私に聞かれましても。
不幸中の幸い、お客様はそういう時全部を店員のせいにしてキレ散らかす人ではなく、しかも銀行のカードを持ち歩いている人だったので、急遽店内のATMでお金を下ろして来られたので、円満解決した。私はめちゃめちゃ冷や汗をかいたけど。
私は口下手でしかもアドリブに弱いので、お客様になんか説明しなきゃいけないかもしれないという時、極力説明を少なくしたい・ひょっとしたら説明しなくてもいけるんじゃね? という時は説明を最大限端折るか説明自体しないということにしがちなのだが、それではいけないなと思った。
公共料金を含むお会計の前にお客様が高額の電子マネーのチャージをしようとしている時は、お客様に確認の声かけは必須だな、うん。
でも、お客様の中には自分の持ってきた払込用紙が、電子マネーで払える種類なのかいなかをちゃんと見分けている人がいて、そういう人に確認の声かけをしてしまうと凄く怒られる、というのもあって、私は今まであまりしてこなかったのだ。考えてみれば、高額チャージで大金をパーにしちゃってトラブルになる方が、よほど激しく揉めることになりそうなのに。
ところで、自動レジは払込用紙の受付を全て「公共料金」というボタンの操作で行うことになっている。つまり、水道光熱費もアニメイトの払込用紙も、レジにとっては「公共料金」扱いなのだ。
これは言い訳だけど、店員としてはお客様の個人情報が載っている払込用紙をまじまじと見るのは憚られるので、全ての払込用紙をざっくりと「公共料金の払込用紙」と認識している。そう覚えていないと、レジの店員側タッチパネルのどのボタンを押していいのかわからなくなってしまうからだ。そのせいで、お客様から払込用紙を出されたとき、つい、
「公共料金のお支払ですね。○枚ですね。お支払方法が現金のみの場合がございますがよろしいですか?」
と言ってしまいがち。そこで、「はぁ? 公共料金? 私は通販の払込用紙を持ってきたんだけど?」とツッコミを入れるお客様が今まで誰一人としていなかったせいもあって、私はこれまでその悪癖を直すことが無かった。けど、これこそミスの引き金なんだなぁ。
実は、払込用紙でも本当に「公共料金」の一部、例えば水道料金(もしかすると、特定の自治体に限るのかな?)は一部の電子マネー(バーコード決済など以外)で支払うことが出来る。ところが、クレジットカードの後払いの払込用紙とか、通販で現金払い指定かなんかで申込んだやつなんかは、現金以外では支払えない。
そういう訳で、お客様のほうが私ども店員の「公共料金のお支払ですね」を聞いて、自分が持ってきた払込用紙が公共料金のものではないにも関わらず、「公共料金=電子マネーで払える」と思い込んでしまう。一方私ども店員はというと、自分で「公共料金」と口走ったために、「電子マネーでも大概払えるから大丈夫だろ」みたいな慢心をしてしまう。
私はいい加減もう初心者ではないのだから、払込用紙を出されたら何であれオートマチックに「公共料金」のボタンを押し、口では
「払込ですね。一部の払込用紙には現金払いが出来ないものがありますので、お会計は他の商品とわけて行ってもよろしいですか?」
くらいのことは、すらすらと言えるようにしないとな! あと、払込用紙に「クレジット」とか何かの店舗名が書かれてるやつはほぼほぼ現金のみだからお客様がゴネても別会計にしよう。
でも一番いいのは、レジのシステム自体を変えて、払込用紙の受付ボタンを「公共料金」ではなく「払込用紙」にすることなんだろうけど。これは本部がやってくれないと。
私史上最高に第一印象が悪かった高校生新人アルバイトの子は、トレーニング期間を終える前にいなくなった。彼女を最後に見た時は、彼女はベテランの昼勤パートさんと組んで仕事をしていたけど、かったるそうにずるずるだらだらゴミ捨てをやっていた。昼勤はすごく厳しいので、そういう風にてれんこてれんこやってるとダメなんだろうな。
あの子は印象は最悪だったししゃべるとやっぱり宇宙人みたいな変わった子だったけど、根が悪そうには見えなかった。自分の印象や性格がどういうものかレッテルを貼るのは自分ではなく他人ということを知らない人っぽいなっていう感じ。
高校生なら大概そんなもんだろうか。たとえば、「自分は優しい。何故なら自分は優しいと自分で思うから」「自分は仕事ができる。何故なら自分は仕事ができると自分で思うから」みたいなことを素で思ってしまうみたいな。
コロナの警戒レベルが下がったとたん、夕方のラッシュ時に激混みするようになったが、そのぶん20時以降はあまり混まなくなり、徳に21時以降の子供連れ客は減った。きっと、コロナの流行が完全に終わったとしたら、みんな夜に外食に行くので、コンビニはもっと暇になると思う。
昨日は昼間すごく暇だったらしく、大量の米飯・サンドイッチ・惣菜パンが残っていた。しかも前日のシフトの人が、売り場に大量に前日の商品が残っているのに入荷したばかりの商品をその後ろや別の棚に突っ込んだらしく、日付の違う同じ商品が入り乱れた状態だった。
納品の時間の前に客足の途絶える時間があったので、パンの棚を整理していると、私が空けた場所にAさんがダブついている商品を次々放り込んでいくのでげんなりする。あまり多くの古い商品が残っている状態で新しいものをその後ろに並べると、お客様は後ろの新しいものを引っ張り出して買っていくので、一番古い商品が売れ残る。というのを、Aさんは半分わかっていて半分わかっていないので、わざとやる。Aさんは「自分が客だったら棚の奥の方に手を突っ込んでまでいくらか新しいものを買うなんて馬鹿なことはしないから大丈夫だ」と思っているのだ。Aさんは何でも自分自身を基準に物事を考えすぎる。
AさんがDさんからフリーター女子18歳さんの家庭の闇が深いという話を聞いたらしく、フリーター女子18歳さんはボロい団地に住んでる母子家庭育ちで母親から嫌われてるっていうしやっぱり不幸なんだ人生終わってる……とか言うのだけど、フリーター女子18歳さんは私にはお母さんとすごく仲が良いって言ってた、と私がAさんに言うと、Aさんは私を嘘つきかもの知らずみたいに言う。人は一つの出来事を必ずしも誰に対しても同じように話したりはしない、とAさんは思わないようで、Aさんは「自分が知ってることだけが正しい。何故ならそれを知ったのが自分だから」という考え方をよくする。