はてなキーワード: 日帰り温泉とは
http://anond.hatelabo.jp/20151211212703
これを書いたものです。
ありがたいことにたくさんコメントを頂き、励まされたので、蛇足だと思うが術後1ヶ月の簡単な経過と心情を記しておきます。
次回の診察まではとにかく大人しく寝ておいて家事はなるべくするな、と言われたので、夫と相談してトイレとシャワーと食べるとき以外は寝床で過ごす生活。
体は元気で、心配していた気持ち悪さもなく、処方された子宮伸縮剤を飲んだあと2時間ぐらいは軽い腹痛があるぐらい。
ご飯作るくらいはできるかなあと夕食の準備をしていたら怒られたので、仕事終わって帰ってきた夫にしてもらう。
寒い地方なので湯船に入れないのが結構きつかった。次の診察で何事もなかったら入れるときいていたので待ち遠しさがあった。
それと同時に、精神的なダメージがあった。思っていた以上だった。
手術終わった日は痛みに怯える日々から開放されて、少し楽になったかなと思ったのだが、ふとした瞬間に涙が出る。
TVで赤ちゃんが映ったのを観たその時はそれほど感じなかったのに、その後30分くらい経った後バカみたいに泣いたこともあった。
水を飲みに台所に立った瞬間大泣きしたり、正直涙腺がおかしくなったのではないかと思った。
突然泣き出す私にびっくりしていたであろう夫が、落ち着くまで抱きしめて背中を撫でてくれたのはありがたかった。
泣きながらどこかでしょうがなかったことなのになんで私は泣いてるんだろう、増田に手術のことを書いた後は少しすっきりして大丈夫だと思ったのに、と冷静になる自分もいた。
今までの人生で自分の意志と関係なく泣き出すことはなかったので、やっぱり流産というのは精神的なダメージがすごいのだなとわかった。
1週間後の診察では異常なしと診断され、ホッとした。何度やっても慣れなかった内診もこれでしばらくお別れと思うと少し気が楽になった。
また、先週から以前患っていた不眠の症状がひどくなり、睡眠導入剤(マイスリー)を処方してもらった。
その日は近くの日帰り温泉施設に行って久しぶりに大きい湯船に浸かった、気持ちよかった。
子作りは生理を1度見送ってからね、と言われたのだが、少しお休みすることに。
この週の土曜日に、手術が決まってからいこうと決めていた水子供養にも行った。
自分は特定の宗教を信じてはいないのだが、この日を境にして突然泣き出すようなことはなくなり、宗教というのは心の支えにもなるのだなあと初めて肌で感じた。腹痛でトイレにこもったときに神頼みはしたことはあったけどw
何故かこの時期になって体調を崩した。風邪のような症状で、鼻水と咳が止まらない。熱も37.5前後。
以前扁桃炎を2回やっている私は、体調不良になるとまず喉の痛みが強くなるので、医者である友人の勧めもあって耳鼻咽喉科を受診。
心配していた扁桃炎ではなかったが、原因不明のアレルギー症状と風邪のダブルパンチですっかり参る。
抗アレルギー剤も鼻水止めも気休めになりやしない!今月病院にお世話になりっぱなし。
ようやく家事ができるまでに回復したのに寝込んだので、夫には申し訳なかった。年末年始にはなんとか帰省できた。
術後4週間と5日目に生理がきた。以前の診察で異常なしとはいえ、生理がくるまで少し不安があった。
実際私は生理が不順で早ければ28日、遅いと50日来ないときもあって以前はピルを飲んで周期を安定させていたのだが、今回はそういうわけにもいかず。
流石に1ヶ月半来なかったら病院行かなければ…と思っていたところで、いつも重くて嫌な生理痛もなんだか嬉しかった。
家庭の事情であと半年は子どもを作らない予定だけれど、ようやくここで1歩踏み出せた気がする。
前回の増田とくらべて私事と心情ばかりなので、客観性はないものですが読んでいただきありがとうございました。
たくさんの流産体験記を読んでいて、私は覚悟できているから精神的なダメージもそこまでひどくはないだろうと思っていたのですが、そんなわけでもなかったようです。
それでも心構えがあったおかげで、今は家に供養台を作って毎日お世話したり、自分を甘やかすことで回復できました。
コメントを読んで励まされたのももちろんです。改めてありがとうございました。匿名性が高いここで吐き出すことですっきりしました。
延長した育児休業も、残りわずか。今年4月、遅くとも5月には仕事復帰しなければならない。
ここ半年くらい、育児そのものより、毎日、「時間」と「食事」について考えている。
新生児の頃、3時間おきにミルクをあげていた時は、たった5分、10分の遅れが号泣につながり、手際の悪さを呪った。
離乳食を始め、試行錯誤の結果、だんだん授乳間隔が空き、精神的にラクになった反面、離乳食の準備や掃除に時間を取られ、身体的な負荷は高くなった。
疲労の要因は、家事スキルの不足・不器用と、夫と食の好みが合わず、1日3回、子ども、自分、夫が別の時間帯にそれぞれ別のものを食べているせいだろう。
毎日、時計を見ながら分刻みで行動している。それでも、全体的に後ろ倒しになり、1歳を過ぎた子どもの起床/就寝時刻は、30分~1時間程度ずれ込んだ。
育児本に書かれている乳幼児の理想的な生活リズム「朝6~7時に起床し、夜は20~21時に就寝する」通りにも関わらず、日中も夜も、ほとんど自由な時間がない。
日々の生活は、やるべきこと(家事・世話)、やりたいこと(仕事・趣味)の積み重ねだと気づいた。その日、やるべきこと=パーツの組み合わせで回っている。
食の好み・生活リズムが合わないカップルは、子どもを育てられない。夫婦で協力し合うことが不可能だからだ。
子育ての資格は、早寝早起きの規則正しい生活リズム。長時間労働、偏食、趣味最優先の大人は、独身/子なしを貫くべきだった。
いまの一番の望みは、時を気にせずのんびりすること。日帰り温泉に行って休憩所で寝たりマンガを読んだりしたい。
アニメやドラマをリアルタイムで見て、気に入った作品を繰り返し見たい。
子どもが食事を自分で作って食べられるようになるまで、少なくともあと10年は叶わないと思うと絶望する。今さら後悔しても遅い。
日本の分類ではカミカミ期、離乳食3回の赤ちゃん。しかし、硬さや量は、モグモグ期のまま足踏み。そもそも、料理が苦手で、ドロドロ状の離乳食しか作れない。行政主催の育児相談会で相談した栄養師のアドバイスを受け、ほぼ毎日、自分の食事は後回しにして、赤ちゃんの睡眠中(昼寝14時半~16時・就寝後)に離乳食・大人用の食事を作り続けた結果、空腹→早食い・過食→体重増加という負のスパイラルに陥っている。2か月弱で2キロ、半年前に比べると4キロ増えた。体調不良、妊娠後のつわり・味覚異常、出産後の授乳のせいで体重は過去最低34キロ台まで下がり、まだ数年前の体重までは達していないけれど、急激な増加・リバウンドは健康上よくない。冷凍庫の大半は離乳食用のフリージング。それだけ手間とお金をかけても、赤ちゃんは食べたがらず、途中で泣いたり吐き出したりしてしまう。かと思うと、不味い料理をパクパクと食べることもある。離乳食をあげている最中、泣く度にストレスを感じ、甘いモノが欲しくなる。特に、手づかみ食べをさせた時は、汚れた部屋や服、皿などに絶望する。いったい何をしているのだろう。
朝6~7時に起床し、夜20~21時に就寝するという、育児本に書かれた「理想的な生活リズム」を最優先に子育てするなら、子どもが小学校に入学するまで、好きな時に好きなものを食べ、リアルタイムでドラマ・アニメを見て、寝たいだけ眠り、19時以降に買い物に行く生活を送ることは不可能だ。子育てと引き換えに、自由を諦める覚悟が必要だった。今のタイムスケジュールで仕事復帰すると、約1時間前倒しの4時半起きか、5時半起きで朝夕の離乳食は常時ベビーフードにするしかない(追記:発達をうながすため、カミカミ期以降は、柔らかすぎるベビーフードは極力使わず、手作りするべきだそうだ)。前者は睡眠不足、後者は金銭面で死ぬ。だから早々に離乳を完了させたい。ほぼ市販品で大半を済ませ、3食まともに自炊しない偏食・食事嫌いの自分は、子どもを育てる資格がない。妊娠前に誰も教えてくれなかった。理想論としては、父親は、母親の最大の理解者で、共同で育児にあたってほしい。実際は、夫はマイペースすぎてかえって疲れる。気が向くと、夫は自分用の食事は作るが、離乳食は絶対に作らず、そのくせ早く進めろという。生活リズムと食の好み、性格、整理整頓に関する考え方が合わないと、育児は片親だけが担う羽目になる。
先日、近所の公園で、赤ちゃんは大地の上を一人で歩いた。室内では、かなり自由に歩きまわっている。親がマトモに離乳食を作ることができれば、もっと発達は早かったかもしれない。保育園の給食が頼みの綱だ。日本でも、子ども全員に「保育所に通う権利」を与えて欲しい。食事や教育の面で、家庭では適切に発達を促すことができない場合もある。実践的な少子化対策は、3世代同居の推進や婚活・妊活ではなく、料理下手のための離乳食指導、家事支援、リフレッシュ・休息のための一時保育の推進。長期的には、男女問わず、家事スキルの向上支援・ゆとりの創出が必要。どれも今すぐ実行して欲しい。毎日、時間の経過が怖い。来年4月まで精神的に持つだろうか。4月以降、復帰したとしても空腹や睡眠不足に耐えながら子育てできるのだろうか。
育休取得前の仕事は、Webサイトの編集。担当した記事は何本かヤフトピに掲載された。このまま復帰できずに死んでも悔いはない。自分自身は無名でも、日本語のネットがある限り、発信した情報は永遠に残る。辛いとはいっても、ここ数年、育児自体は以前に比べてラクになっているはず。待ち時間や隙間時間に、ネットで検索して情報を得たり、商品を購入したり、子どもの写真を撮ったりできるからだ。今まで、辛うじて生きてこられたのはスマホとインターネットのおかげ。その時間すら捻出しづらくなってきている。日帰り温泉に行って、ぼーとしたり、思いっきり昼寝したい。いつになるかな、7年後かな。それまで生きていられるのかな。
HMJM ハマジム 10th Anniversary Nights - イベント | UPLINK
イベントの内容はタイトルにある通り、HMJMの10年を振り返るという事で各監督の代表作を紹介していくというモノだったのですが、これがあまりAVを見ない人やHMJMを知らない人に魅力を伝えるにはとても良い内容だったので書き残しておきます。
この日の司会はエッセイ集「女子をこじらせて」などで有名なライターの雨宮まみさんとHMJMの社員監督兼広報のKENSAKU監督。雨宮さんは胸元が開いたちょっとセクシー目なドレスで登場。やっぱ美人だなー。そしてKENSAKU監督はシルバーに光り輝く、一体どういった場面で着る事を想定してデザインされたのだろうかと思うようなド派手なスーツで登場。思わず笑ってしまう。ちなみにこのスーツはホスト向けのお店で購入されたそうです。ホストってこんなスーツ着てんのか。ってかKENSAKU監督は何故この場で着る衣装をホスト向けのお店に買いに行ったのだろう…普段絶対ホスト向けの服なんて着てないハズなのに。
司会のお二人の挨拶が終わり、まず上映されたのはHMJMの歴史を紹介する映像。こちらは最初CSで放送されただけでDVD化はされなかった(けど現在ソクミルで配信されているので見れます)カンパニー松尾スペシャル ハ●撮りの夜明け ~AV会社設立への道 1 【アダルト動画 ソクミル】という作品を元に、KENSAKU監督がこの日の為に編集した映像との事。
HMJMの成り立ち(浜田社長や松尾監督がお金を出し合って会社設立)から紙ジャケDVDを7枚発売(この作品群はオリジナル7と呼ばれていました)→全く売れずにDVDリリースが出来なくなる→アダルトサイト・ポルノグラフを始めたらそれが当たり、お金が貯まったので再びDVDを発売出来る様に→今田監督、KENSAKU監督、梁井監督がHMJMに参加する所までが解りやすく紹介されていました。
あと、アキヒト監督についてもこちらの映像の中で紹介されていました。会社設立してしばらくして参加→コスプレ番長としてポルノグラフで活躍(本格的な神主の衣装でハメ撮りしている作品が紹介され、この衣装が女優さんの衣装より高かった事がバレて「どっちが主役だ」と会社の人に怒られて泣いたエピソードが印象深いw)→メインで取引をしていた問屋さんが倒産し、監督業を休業して営業職に…という事で、現在はHMJMで営業のお仕事をされてらっしゃいます。AV屋さんでたまにやってるHMJM主催のAV女優さんのイベントなどでお仕事されている姿を見る事が出来たりしますよー。
VTRが終わった後に梁井監督、松尾監督、今田監督が登場。先ほどのHMJMの歴史のVTRを振り返ってのトークコーナー。
初っ端から「こいつは根っからのオタクで…」というようなKENSAKU監督イジリwKENSAKU監督はアイドルオタで千葉県柏市のアイドルを応援していたそうです。誰やろう。千葉でアイドルいうたらC-ZONEくらいしか思いつかない。
一通りKENSAKU監督イジリが終わった所でHMJMという会社について。小さい会社なので色々大変みたいです。景気が悪くなると会議が開かれ、「みんなで会社を潰さないように頑張ろう!」みたいな事をやっている様子はSODクリエイトという大きな会社から移籍して来られた梁井監督には奇異に映るようです。
そのまま各監督の作品紹介コーナーに突入。このコーナーはHMJMのサイトでも公開されている予告編の映像を流しながら喋っていくという形式でしたのでリンクも貼っていきます。
今田監督のAV初監督作品。予告編を見終わって感想を聞かれて「…胸がいっぱいになりました」と答えておられ、また、初めて会う人などにお勧めの作品を聞かれたら今でもこの作品を挙げる位にお気に入りの作品だそうです。今田監督とのハメ撮り以外にも松尾監督がハメ撮りしているパートやKENSAKU監督が飲尿しているパート(嬉しそうにゴックゴクおしっこを飲んでる姿がスクリーンで大写しになっている横でド派手なスーツを着て司会者然としているKENSAKU監督を見るのはナンダカ不思議な気分でした)もあり、当時のHMJMオールスター総出演的な作品でもあります。
この作品の続編的な位置づけで恋愛という作品を撮ったがお蔵入りになったという例の謹慎期間に触れるような話もちょっとしてはりました。
松尾監督と同じ会社で同じカメラを使って同じようなハメ撮り作品を撮っているとビデオザワールドなどで(ここで思いっきり雑誌名を挙げておられたのがちょっと面白かった)カンパニー松尾のニセモノだ、みたいな事を書かれたりの意地悪をされたので松尾監督と違う事をしたいという事でロリ作品を撮ったりしてスタイルを模索していたという話から2つめの作品へ。
元々年上の女性が好きだという所から人妻、熟女を撮り出して、その中の代表作。雨宮さんも「この作品は傑作と言われている作品ですよね」とおっしゃってました。
このゆうあさんとは最初、光夜蝶で今日、あなたの妻が浮気します。日帰り温泉旅行 25歳〜あさみの場合 - アダルトDVD通販 - DMM.R18という作品を撮って知り合い、その作品が大ヒット。今度はHMJMで撮ろうという事で出来た作品。
光夜蝶からは今田監督だけじゃなくて松尾監督も結構作品をリリースしてはるんですが、HMJMで何本か撮ったお気に入りらしい女優さんを撮ってらっしゃったりするのでちょくちょく買ってます。余裕のある方はチェックしておきましょう。
「今田さんは女優さんと恋に落ちるギリギリの所まで行きますよね」というKENSAKU監督のフリから、「浜田社長から女の子を一番綺麗に撮る方法を知ってるか?それは女の子を好きになる事だという事を最初に教えられた」という話。そこから少し浜田社長について。浜田社長はHMJMのお父さんで松尾監督はお母さんみたいな位置づけだそうです。
設定や役柄を与えられてそれを演じる事が多い熟女女優さんの素顔を撮ろうというシリーズ・美熟女ドキュメントの1作目。風間さんもこちらの作品がお気に入りで、一時期毎晩この予告編を見ながら寝ていたそうです。
ちなみに、この作品、確か例の謹慎明けの1作品目ですよね。やっぱ謹慎前と後で何となく作品の作り方というか雰囲気が変わったので今の今田監督の代表作という位置づけでしょうか。
初監督作、他社から出した大ヒット作に関連する中期の名作、そして現在の今田監督の作品の流れの元になる復帰1作目、というタートル今田というAV監督はこういう人ですよ、というのがよく解るラインナップでした。
梁井監督がニューハーフが好きだという話をしていたらじゃあ撮ってみろと松尾監督に言われて撮った作品。いきなりこの作品から?!とちょっとびっくり。ニューハーフと女装子とノンケと…と出演者が全員男性という異色作。梁井監督がソッチ方面もイケるクチなので女装娘順子とお散歩に行ったらエスカレートして、というエピソードなどを披露されてました。
イベントでは触れられてませんでしたが、この作品中にKENSAKU監督のインタビュー(というか撮影中の雑談を勝手に撮ってたような映像)があって、そこで語られている「男性にお金を払ってフェラしてもらった話」がナカナカ酷いのでKENSAKU監督が気になっている人は是非この作品もチェックしてみて下さい。
先ほどのリオンでも順子として活躍していた男優の保坂順さんが活躍している作品という事で紹介。砧公園で撮影していたら趣味でノゾキをしていた人達と遭遇。その人達は数百メートル先から軍隊で使うような物凄い装備でノゾいていたらしいのですが、その事に何も装備をしていない素の状態で気付いた保坂さんが一番凄いというお話。
梁井監督のHMJM一作目。今までSODに居た頃はこういう作品を撮る環境に無かったそうです。先ほどの今田監督のコーナーでも語られていたように梁井監督も松尾監督という存在がいる会社でハメ撮りを撮るということは…という話をしていた所で松尾監督から「もうこの時点(HMJMに入ったばっかり)で、梁井の場合は女優さんとの立ち位置が横に立っている。ヤイヤイ言う人が居るけれども最初からみんな全然違う」というお話。今田監督も「俺が一番見たいと思ってるのは若いヤツが若いヤツを撮ってる青春ビデオ。そういう意味ではこの作品は梁井の作品の中では1番好き」とコメントされてました。
ジュンはHMJMに入って最初の作品、リオンもMIKIもそれから1年以内位の期間にリリースされてたはずなので、2~3年前の作品から全部選んではるのが少し気になりました。この頃の作品と最近の梁井監督の作品とは傾向というか撮り方というか、何というか根底に流れているモノが微妙に違うなぁと個人的には感じていたんですが、監督ご本人が気に入ってる、もしくは代表作として紹介するとなるとやっぱ初期の作品になっちゃうんですかね。
続いて松尾監督の作品。松尾監督は「今まで沢山の作品を撮ったので今回紹介する3本はシリーズで纏めてみました」という事で、海外までロケに行った作品を紹介されてました。
こちらの作品は最初配信で発表されていてDVD化する予定はなく、その時のタイトルは「ヨーロッパ不倫特急」だったそうです。主演の女優さんが以前フィンランドに留学していて、そこに忘れ物をしていると言う話を聞いて「じゃあ撮影でフィンランドまで行って、その忘れ物を取りに行こう」という話から出来た作品。
今田監督の「松尾さんはちょっとイタイ女性が好き」というコメントが印象的。
松尾監督の代表作として挙げられてるのをたまに見かける作品ですね。この作品で初めてインドに行き、女優さんにヨガを教えてもらってから痩せて今の体型になったそうです。
この女優さんは本格的なヨガの人で、行く前から色々不安な事があったそうですが、その不安は的中、初日にケンカをしてしまい、そのままずーっとブルーな気持ちのままで撮影したとの事。「そのせいでハメ撮りが異様にあっさりしていて見やすい」という今田監督の意見に笑いが起こる。
松尾監督は今でも毎朝会社でヨガマットを敷いてヨガをやってらっしゃるそうです。
会社のお金を使ってお気に入りの女優さんを地球の裏側まで連れて行き、大好きなウォン・カーウァイの映画っぽい音楽もわざわざ作って、挙句の果てには監督がタンゴを踊るシーンまであるという松尾監督が好き放題やらかしている作品。今まで自分の作品のタイトルに「愛」という言葉を使った事はなかったそうですが、今回初めて使ったとの事。
「今まで自分が撮ってきたビデオで女優さんを好きになるという形のモノも色々あったが、だんだん歳も取ってきてそういう事が毎回毎回出来なくなってきた。でもその中で、真奈美さんだけは、愛してるって程の大げさな事ではないけど、それ位まで真奈美さん個人に対する感情があって…」というような話を語る松尾監督。
この作品を見たKENSAKU監督の感想は「正直、ちょっと気持ちが悪いな、って…」というコメント。KENSAKU監督酷いwでも松尾監督は「気持ち悪がられてもいいやって思いながら編集してました」と返してらっしゃいました。
世界弾丸ハメドラーはウォン・カーウァイの映画に出てきた世界中の色々な国を回っているというお話から、「会社のお金を使ってやるから楽しいし、思い切った事が出来る。失敗して売り上げが悪くても給料が減る訳ではない。これがサラリーマンの特権だ」という話。
KENSAKU監督は1作品だけの紹介。しかも、この作品はKENSAKU監督の作品ではなく梁井監督の作品なんですよ。広報兼監督って言っても毎月のように作品をリリースしてらっしゃるので数はあるし、成宮ルリの3部作のような最近のヒット作もあるのに何故自分の作品ではなく梁井監督の作品を?確かにこの作品はHMJMの4監督が揃って出演している唯一の作品だし、KENSAKU監督のハメ撮りというとても珍しいシーンが入っているので紹介したいという気持ちも解るのですが。
ってかもしかしてKENSAKU監督もキャノンボールに出場したかったというメッセージなのかな(キャノンボール2013ではスタッフとしてメインカメラを担当されてます)。こんな感じで一緒にやれてたんで僕も出来ますよ、という地味なアピール?謎は深まります。
KENSAKU監督のコーナーはさらっと流す感じですぐ終わり、休憩に。休憩が終わり、出演者が舞台に揃った所でこの日の司会の雨宮さんのお勧め作品紹介コーナーへ。最初のVTRなどで一通りの作品が紹介されたけどまだ出てきていない作品中心に紹介されてました。
雨宮さんも「松尾さんの歴史から外せない作品。」という風に紹介されてましたが、これホント凄いんですよ。AVなのに松尾監督のお父様が病に倒れ、自宅で介護して、最期を看取るまでが描かれているというとんでもない作品です。
その上、そんなシリアスな事が描かれているのにエロい部分はむちゃくちゃエロいってのがすさまじい。雨宮さんも最初に出てくるやせぎす子さんが公園で露出プレイをしているパートが良いとおっしゃってました。
予告編が終わるか終わらないかの所で今田監督が「親が死のうが3.11が起ころうが、松尾さんはAVを撮っている、という所が良かったのかな?」とおっしゃってましたが、この作品は仙台に縁のある愛咲れいらさんが震災から数ヶ月しか経っていない仙台を訪れるという内容。思い出の土地が大変な事になっているのを見てパニック状態になっているれいらさんをホテルに連れ込んでバンバンやっちゃったりしてます。
松尾監督は「地震のシーンを入れてしまったので解りづらくなってしまったが、本当は彼女の今までの人生で起こった個人の心の災い的なモノを撮りたかった」と仰られてましたが、作品の中に出てくる被災地の風景が結構ショッキングだったのでそういう部分はあんまり印象に残ってないです…すいません。
「最後は最近の軽めの作品を」という事で今年発売になったこちらの作品。雨宮さん曰く「HMJMと愉快な仲間達的なメンバーのアットホームな作品。出ている女優さんも凄く良いので見ごたえがある」との事でしたが、松尾監督は「個人的にはちょっとどうかなぁと思っているのですが、25周年の企画と言う事でやってみました」なんて事を仰ってました。
「この作品では春原(未来)さんに会えたのが一番デカい」とも仰ってたのですが、ホント春原さん凄かった。相手がワルツを踊れば私もワルツを踊りジルバを踊れば私もジルバを踊る、的な感じで各監督さんに合わせて色々な表情を見せておられました。あと、このイベントでは触れられてなかったんですけど、原千草さんも凄かったんですよ。part.2の一番最初のちびっこ男優・中山さんとの対戦はいいレスラーはホウキを相手にしてもプロレスができる、という言葉を実践されてるような状態でした。
雨宮さんのコーナーが終わった所で梁井監督と今田監督は一旦舞台を降り、ゲストのバクシーシ山下監督と平野勝之監督が登場。
子供の時にいとこが自殺して、その遺体の第一発見者になったというショッキングな話を語っている場面から始まり、どう見てもホラーにしか見えない予告編。平野監督曰く「ホラーを作ろうと思ってホントにホラーになった」。
この作品が発売された後、HMJMに脳外科医の方からこの作品に描かれている事は本当なのかという問い合わせがあったそうです。多重人格の人の症状が収められた映像というのが大変珍しく、この作品が本当の事なら貴重な資料であるとの事。山下監督は「詐病ですよ」みたいな反応でした。
他のメーカーの撮影で出会った吉岡さんという女優さんが近親相姦をした事があるという話をしていて、これは面白いから記録しておきたい、という事でHMJMに企画を持ち込んだ作品。
女優さんとの打ち合わせの時にも「面白いから記録したい」と言ってしまって怒らせてしまい、打ち合わせの後、所属事務所からHMJM宛に「企画はOKだがあの平野って男を外して欲しい」という連絡があり、ナント平野監督が監督を外されて代わりに山下監督が撮影したそうです。
実はこの作品の前に最初に会った撮影の際、平野監督のボロボロのアパートで撮影し、その時に家にあったお餅をストーブで焼いて食べさせたりしていたのでその時点から嫌われていたとの事でした。
山下監督が一人暮らしの女性の部屋を訪れ、ハメ撮りをしていくという作品。「AVで話聞いても嘘ばっか言うじゃん、でも実際部屋は嘘つかないから」という事で撮られたそうです。
その流れで山下監督は『お泊りルポ「ひとり暮らし」の女たち』という本も出版されている、という話から、山下監督が書かれた『私も女優にしてください』という本が素晴らしいという話を平野監督が熱く語っておられました。
ゲストのお二人が舞台を降りられた後、テレクラキャノンボール2013コーナー。今回の作品のボールガールの新山かえでさんが登場。今回ボールガールになるまで色々な話がある、という話から、実は2012年にキャノンボールを撮影する予定だったのが松尾監督がバイクで事故ってお流れになった話が描かれている恥ずかしいカラダ 奇跡のボイン かえで | SHOP | HMJM | 面白いAVはここにある | ハマジムを紹介。から生着替えコーナー。着ていた服を脱ぎ、テレクラキャノンボールのボールガール衣装に。
そしてここでテレクラキャノンボール2013の予告編が初めて公開!うぉー超カッコいい!面白そう!けど出てくるの男ばっかりw
予告編の上映が終わった後、新山さんがキャノンボールに賭ける意気込みを語っておられて嬉しくなりました。
続いて松尾監督のコメント。今回のキャノンボールが最後だという思いで作った、そのせいで色々詰め込み過ぎて、人間模様などが壮大になってしまい大変だというお話など。
最後に今日の出演者が壇上に上がり、客席から浜田社長が呼び出され、挨拶。「今は少し苦しい時期ではありますが、10年後、20年後にこういう場を設けられる会社に必ずします。どうか皆さんその時までHMJMのファンでいて下さい、裏切らないような作品を作ってみせます」という心強いコメント。一番最後にお客さんを含めた全員で一本締めで終わりました。
この前の日のイベントにも行ってました→
HMJM 10th Anniversary Nights Vol.1 カンパニー松尾非AV上映会 『男達の挽歌~豊田道倫と大橋仁と安達かおる』というイベントに行って来ました。
覚えている限りの時間の流れの中から、世の中に存在するコンテンツを分けてみるテストです。
パソコンが外につながっていることが珍しかった時代。新大陸が見つかった状態。新し物好きかつパソコン好きが移民していった。パソコン通信くらいしか商売になっていなかった。作る人と使う人がイコールだった。何かをするにはコマンドを打つ必要があった。
最初は、学者さんの論文の発表やストックするのに使われていた。
イギリスのホストにつないでmozaicでなんて時代には、論文の延長のノリで研究室のメンバーの自己紹介ってのがあった。実は、実名うんぬんってのは、一番最初にやっていた。
ここで、実名を名乗るのかペンネームを名乗るのかの分かれ道。すでに実社会でしっかりと活動している人は、実名でやっていただろうし、ひとりで楽しむような趣味の人や背徳感がある人はペンネームやハンドルネームになったんだろう。
全国の日帰り温泉のまとめのような個人が足で調べた価値の高い情報が高い確率で存在した。
まめな人は自己紹介のついでに日記を書いていた。当時はコンテンツマネージメントシステムは一般に普及していなかったので、htmlを手打ちして、ftpコマンドで送信。量が増えると大変だった。メールをみるときはなんちゃらtermというソフトでコマンドを打ちながら見ていた。
デジカメが普及するまでは、写真を取り込んだりイラストを取り込んだりするのは、お金がかかることだった。まして、高価なグラフィックソフトなど夢のまた夢。デジカメが普及したあとは当たり前になった。
取り込むためには専用の拡張ボードが必要だった。カメラも高価だったし。2GBの壁があって、長い動画は編集できなかった。高画質な動画に仕上げるためには職人芸が必須だった。大容量の動画をあげるサーバーはほとんどなかった。
音楽を作る人は、midiの配布していた。有名な曲のコピーが多かったので、大人の事情でほとんど閉鎖。
無料のホームページとセットのような感じ普及。ホームページ自体散発的なもので、同じ趣味趣向の人たちで同盟とか組んでいたよね。
大量に生成されるコンテンツは個人の手を離れていった。新大陸はいくつかの勢力に分かれて群雄割拠の状態。広告枠として大きなお金が動くようになった。作る人と使う人が区別されるようになった。グラフィカルユーザーインターフェイス(GUI)が、あたりまえになり、コマンドを打つ必要はなくなった。
地図が見れるようになった。パソコンにインストールしていた時刻表やルート検索がwebになった。
コンテンツマネージメントシステムが無料開放された。htmlの作成もftpも必要なくなり、気持ちや感情の発露のみを文章や写真にすればよくなった。改行を大量に挿入してスクロールバーを有効にして、文章を読むためにマウスのホイールをまわして文章を読むときに指の動きを加えて、読んだ感を高める手法が流行る。
会員制の閉じたサービスが登場する。内容は日記、掲示板と基本は同じだが、個人が設定する必要はない。テクニカルな要素がなくなったので、気持ちや感情の発露のみを文章や写真にすればよくなった。携帯電話からコンテンツを作る文化の先駆者ともいえる。携帯しか使わないユーザー層があらわれる。
写真のアップロードも無制限になった。デジカメの画質が上がってもリサイズする必要もなくなった。
動画を受け止めてくれるサーバーも増えた。ブログやSNSのおまけ的存在だったが、Youtubeの登場で無差別級のサービスになった。カメラで撮影した時点で、パソコン用のファイルになっているのも参入障壁を下げた。
たとえば、全国の飲食店をすべて載せるとかそこに感想や評価を付けるようなサイト。個人が手弁当でまとめていた情報を商売にする会社があらわれた。
感情の発露がリアルタイムになる。「つぶやき」という概念が生まれた。新大陸を制覇しようとする勢力の攻勢が高まる。作る人と使う人に加えて踊らされる人が登場した。「更新されたよ」ボタンをクリックするだけで、ダラ見ができるコンテンツが優勢となる気配。
ゲームとかやることが多くなりすぎた。
発展期に登場した便利サービスの中で脱落するサービスがあらわれ始めた。
大きな掲示板のスレッドには、約1000個の書き込みがある。その中から文章を選んでコンテンツを作る手法。新聞の読者投書欄のように投書されたご意見の中から好きな意見を載せることができる。文章ロンダリングやソースロンダリングという言葉が生まれた。
コンテンツの提供形式として、素人作成風味の味付けをする企業・組織があらわれた。個人が大きくなったのかもしれないし、何者かに組織されたのかもしれない。この手の人たちは頼んでもいないのにどんどんコンテンツを作る。
midiサイトに対する警告に比べると2次元コンテンツはゆるい。コンテンツホルダーの手が回らないくらいにあふれいるのか、あえてあふれさせているのかはわからない。黎明期ならばまつりになっているような内容のものがあふれいる。包括的に権利処理されているのかもしれない。
趣味じゃなくて仕事の人が増えたのだろうか。仕事でwebに出るといっても会社の看板を背負うと個人ではなかなか発言できないはずなんだけど。よくわからない。
週末に日帰り温泉に行ってきた。前々から思っていたことだが、心から腹立たしかったので書く。
女湯に金属製のネックレスつけて入る奴、多すぎ。なんなのあれ。本当に頭に来る。それでオシャレ度を上げたつもりか?
束ねてない髪の毛がお湯に浸かってたりするのと同じく、みんなで入る浴槽に金属付けて入られるのは不潔でいやだヨ
というのがまず最初にある。(私は腕輪式のロッカー鍵も湯船の縁に置く)
そう思って彼女たちを観察してると、化粧おとさずに大浴槽に入ってくる率も高い。
一応、身体や頭は洗ってるみたい。でもマスカラがダマのまま残ってんだよ!剥げかけのアブラを顔にくっつけたままこっちくんな!
グラグラ怒ってのぼせかけながら彼女たちの心理を分析してみたのだが、
「女同士で全裸になる場所でもアタシだけのアドバンテージが欲しい」なのね。
「アタシ20代、胸普通(2点)、顔十人並み(0点)、彼氏と来た(3点)。
あなた20代、胸でかい(5点)、顔そこそこ(2点)、友達と来た(0点)。
だけどアタシ、彼氏からもらった18金アクセ(3点)に、フルメイク(2点)。
よって総合得点で、この『かわいい勝負』はアタシの勝ちー、やったーwwww」
……みたいなことでしょ?要するに。ふざけんなよと。
合コンとか男の前で服を着てする勝負なら好きにすれば良いよ。せいいっぱい自分を売って、いくらでもコビればいい。
でもここは女湯だ。同性同士が気遣い合って共有する公共の場だ。てめーの自意識過剰はさておき、そのカナモノを湯からあげろ。
ほんとのマッパならワタシのスペックのが勝つのにー、とかで怒ってるんじゃない。
こんな場所でまで「女同士のバトル」をしようとしてる女性たちに腹が立つのだ。
睨んでたせいかもしれないけど、ネックレス女とはとても目が合う。一瞬で全身チェックして「なんだただのデブじゃん」て顔して目そらす。
自分よりブサイクなネックレス女は頭来るし、自分より美人でもはげしく幻滅する。
あと、子供連れのお母さんが安物のピアスとネックレスしてたりとかして、そんなんで躾がどうこう言えるのかって!?色気は置いてこい色気は。
中には、ネックレスとお揃いの模造真珠をちりばめたでかいバレッタしてる女も。ぜんぶ錆びろ。首から胸から湿疹できろ。アホか。氏ね。
装飾品が「魅力を+するもの」と思ってる連中は根本的に愚かだなと思う。
欠けてる何かを補ってるつもりだったんだろうが、むしろ「−」ですよと。
いやもちろん貴金属きれいだし贈られたらうれしいよ。肌身離さず付けるよ。
でも女しかいない大浴場にまで何付けてきてんのアホらし、としか思えない。大事なものならなおさら更衣室に置いてこい。