日本の分類ではカミカミ期、離乳食3回の赤ちゃん。しかし、硬さや量は、モグモグ期のまま足踏み。そもそも、料理が苦手で、ドロドロ状の離乳食しか作れない。行政主催の育児相談会で相談した栄養師のアドバイスを受け、ほぼ毎日、自分の食事は後回しにして、赤ちゃんの睡眠中(昼寝14時半~16時・就寝後)に離乳食・大人用の食事を作り続けた結果、空腹→早食い・過食→体重増加という負のスパイラルに陥っている。2か月弱で2キロ、半年前に比べると4キロ増えた。体調不良、妊娠後のつわり・味覚異常、出産後の授乳のせいで体重は過去最低34キロ台まで下がり、まだ数年前の体重までは達していないけれど、急激な増加・リバウンドは健康上よくない。冷凍庫の大半は離乳食用のフリージング。それだけ手間とお金をかけても、赤ちゃんは食べたがらず、途中で泣いたり吐き出したりしてしまう。かと思うと、不味い料理をパクパクと食べることもある。離乳食をあげている最中、泣く度にストレスを感じ、甘いモノが欲しくなる。特に、手づかみ食べをさせた時は、汚れた部屋や服、皿などに絶望する。いったい何をしているのだろう。
朝6~7時に起床し、夜20~21時に就寝するという、育児本に書かれた「理想的な生活リズム」を最優先に子育てするなら、子どもが小学校に入学するまで、好きな時に好きなものを食べ、リアルタイムでドラマ・アニメを見て、寝たいだけ眠り、19時以降に買い物に行く生活を送ることは不可能だ。子育てと引き換えに、自由を諦める覚悟が必要だった。今のタイムスケジュールで仕事復帰すると、約1時間前倒しの4時半起きか、5時半起きで朝夕の離乳食は常時ベビーフードにするしかない(追記:発達をうながすため、カミカミ期以降は、柔らかすぎるベビーフードは極力使わず、手作りするべきだそうだ)。前者は睡眠不足、後者は金銭面で死ぬ。だから早々に離乳を完了させたい。ほぼ市販品で大半を済ませ、3食まともに自炊しない偏食・食事嫌いの自分は、子どもを育てる資格がない。妊娠前に誰も教えてくれなかった。理想論としては、父親は、母親の最大の理解者で、共同で育児にあたってほしい。実際は、夫はマイペースすぎてかえって疲れる。気が向くと、夫は自分用の食事は作るが、離乳食は絶対に作らず、そのくせ早く進めろという。生活リズムと食の好み、性格、整理整頓に関する考え方が合わないと、育児は片親だけが担う羽目になる。
先日、近所の公園で、赤ちゃんは大地の上を一人で歩いた。室内では、かなり自由に歩きまわっている。親がマトモに離乳食を作ることができれば、もっと発達は早かったかもしれない。保育園の給食が頼みの綱だ。日本でも、子ども全員に「保育所に通う権利」を与えて欲しい。食事や教育の面で、家庭では適切に発達を促すことができない場合もある。実践的な少子化対策は、3世代同居の推進や婚活・妊活ではなく、料理下手のための離乳食指導、家事支援、リフレッシュ・休息のための一時保育の推進。長期的には、男女問わず、家事スキルの向上支援・ゆとりの創出が必要。どれも今すぐ実行して欲しい。毎日、時間の経過が怖い。来年4月まで精神的に持つだろうか。4月以降、復帰したとしても空腹や睡眠不足に耐えながら子育てできるのだろうか。
育休取得前の仕事は、Webサイトの編集。担当した記事は何本かヤフトピに掲載された。このまま復帰できずに死んでも悔いはない。自分自身は無名でも、日本語のネットがある限り、発信した情報は永遠に残る。辛いとはいっても、ここ数年、育児自体は以前に比べてラクになっているはず。待ち時間や隙間時間に、ネットで検索して情報を得たり、商品を購入したり、子どもの写真を撮ったりできるからだ。今まで、辛うじて生きてこられたのはスマホとインターネットのおかげ。その時間すら捻出しづらくなってきている。日帰り温泉に行って、ぼーとしたり、思いっきり昼寝したい。いつになるかな、7年後かな。それまで生きていられるのかな。
おつかれですね。 ところで(ちゃんと文書読めていないのかもしれないけど)市販の離乳食をつかわない理由は?