はてなキーワード: 手当金とは
妻、1歳の息子と3人暮らし。妻から生命保険に入って欲しいと言われた。
・保険期間:終身
・60歳払済し
・保険金額500万円
俺は入りたくない。
払われるかどうか分からないものに毎月1万も払うのがバカらしいから。
1万も払うなら、子供がもうちょっと大きくなった時に家族旅行に行ったりするのに使った方が良いと思う。
そもそも、なぜ俺が死んだときに500万ほしいのか分からない。
子供の学資保険に加入してるのだか、俺が死んだら保険料は免除になり、子どもの高校卒業時に200万もらえる。
俺が死んだら遺族厚生年金も出るし、死亡による退職手当金も貰える。
俺の名義の貯金だって嫁が相続するだろう(現時点で100万弱ある)
そもそも嫁も働いてて手に職があるし(安月給だけど)
将来が不安なら自分のスキルを磨いて生涯賃金を増やせば良いのではないだろうか。
同じような理由で、医療保険にも入りたくない。バカらしいと思う。
今の病院は入院期間が短いし、仮にちょっとした入院や手術をしたとしても、大して支払われない。
そもそも病気になった時のため、老後のために働いてる訳じゃない。
理学療法士をやってるのだが、高齢の患者さんから「元気なうちに遊んだりお金使った方が良いよ」と言われる。もっともだと思う。
妻は俺に死んでほしいのだろうか。
仮に加入するとしても、受取人は俺の母親にしようと思う。
そもそも「子どものために生命保険に入る」っていうのは、契約者が自分で決めることであり、配偶者に入れというのはおかしいと思う。(精神的DVのレベルではないだろうか)
身の危険を感じる。
https://anond.hatelabo.jp/20171026133336
https://anond.hatelabo.jp/20171026180918
これまでFBのタイムラインに流れてくる記事をたまに読むくらいで自分で書くには至らなかったけど、上二つ読んではてなアカウント作ってしまった。で、書いてる。
私は育休とって3年になる。一人目の子が三歳になる少し前に二人目が産まれた。
育休をさらに3年、ぶっ通しで6年とる予定。
なんでこんなに長く休職するのか?
本当に戻る気あるのか?
戻る気なければ辞めるのが筋じゃないか?
3年間自問自答してる。
仕事で徹夜する気力体力が衰えてきて、さらに自分はこれまで学歴なんかを背負って仕事できる気になってたけどどうやらあまり仕事が得意でないらしい、と気づいた頃に結婚出産した。それで子育てと家事にどっぷりはまってみたかった。
と、夫がちょうどキャリアのヤマを越えなきゃならない時期に差し掛かってて、冷静に夫が仕事、私が家事育児がんばるのが合理的だよねと夫婦間で暗黙裡に合意してるからだ。
結果、子供がかわいいのとブランクが長すぎて仕事に戻れる気がしなくなってる。
産後長くても一年ちょっとで復職するべく保活の波にのって、まだよちよち歩くか歩かないかのかわいいわが子と離れる辛さを乗り越えて、いろいろ割り切って仕事に戻らないと、復職が遠のくばかりだ。
なぜかって?
上の子が一歳を過ぎると子育てが一気に楽しくなった。歩けるようになり、言葉が少しずつ出てきたからだ。一緒にお出かけできる。意思疎通がはかれる。家事もはかどるようになる。
そのうち二人目を妊娠した。上の子と二歳差だ。また2年くらい育休とって、二人まとめて保育所に入れて復職するつもりだった。そしてその頃には夫の今後のキャリアパスがほぼ見えてるはずで、私が復職する前提で都内に家でも買おうかみたいな思惑も交ざってた。
だったんだけど、二人目を死産した。
辛かった。年取ってから子供に恵まれたので、一人でも十分幸せだと思っていたけど、二人目を喪ってみると、どうしても諦めきれなかった。
そして信じられないくらいすぐに、また妊娠した。三人目(実質二人目)が産まれた時には上の子が三歳になってた。
正直、育休を続けて取るとき「私これでもう2年か3年休んだら会社に戻れないんじゃないかな」と思った。
その時点で会社にはもう3年間足を踏み入れていなかったんだ。いつのまにかオフィスが移転し、社員数がどっと増え、自分の居場所なんてあるわけないだろうと思っていた。
上の子はたっぷり3年間一緒にいた。多くの保育所ママが「おむつなんて園に外してもらったようなものよ〜」と話す傍ら、家庭内でトイレトレーニングをやり切った。
夫は月の半分くらい出張でいない。さらに平常でも職場に泊まり込むことが多い。
ワンオペ育児は辛かった。子供の笑顔を間近で見られる幸せで乗り切ったけれど、
育児素人の私がやるより保育士さんに見てもらう方がいいんじゃない?
復職して多少なりとも稼ぐ方が短期的、長期的に経済合理性高い?
何より私が精神的に楽じゃない?子育てを一人で抱え込まなくていいもん。仕事して外の世界と関わりたいよ。。
ちょっといいコーヒーを一人で飲みに行きたい。仕事用にスーツ着たい。毎日自分のために化粧して、仕事にアタマを使いたい。
なんて悶々としていた。
だから次の子は一歳すぎた頃に復職しようと考えた。念のため3年間とって、それより早いタイミングをうかがおうかなと。
でも、下の子が産まれてみるとすんごくかわいい。授乳でも何でも、上の子の時はひたすら辛かったことが驚くほど楽になった。
もうすぐ4ヶ月になるけど、本当に天からの授かり物を育ててる思いだ。
上の子と同じだけ見てやりたいと思うと同時に、今度は上の子が赤ちゃん返りもあってだんだん難しくなり、これって発達障害じゃないの?といった性格が出始めた。
自治体を通じてカウンセラーに相談し、今度再検査することになってる。
「お母さんが復職されるまでに専門医や療育関係の機関を回られるといいかもしれませんね」とカウンセラーの言。
上の子はいつまでたっても初めてのことだらけだ。子供が成長すればするほど手がかかることを知った。
自分も会社の制度と女性が輝く社会を目指すスローガンにぶら下がってるように見えるんだろうなと思った。
と同時に、恵まれた環境の人は、仕事に対するモチベーションがそんなに強くなくても、復職後十分にやっていける、むしろそれくらいの方がうまくいくのは本当だろうと思う。
そして私のように、自力以外に頼れる人手がなく(親は地方在住)、仕事に対するモチベーションも立派なものではない、そんな働き手は誰が見てもお荷物だろうと。
念のため、育休中は無給だ。とはいえ一人目のときは雇用保険からの給付金を受け取り、二人目、三人目も健保から出産手当金をもらってる。
でも子供は手がかかる一方で、とくに上の子のことを考えると、会社より子供を優先させたい。復職してもパフォーマンス悪すぎだろう。
だらだら独り言を書き連ねたけれど、そうだね、ぶら下がってるように見えるよね。
雑誌のVERYってあるでしょ。VERYは去年かそれより前くらいから「リーマム」の造語を使ってる。週5オフィスに出勤する素敵なママのことらしい。
週5働けば、当然子供に割く時間が限られる。どんなに優れた外部の保育者を通しても
子供のことを全部把握するのは難しいと思う。
そのぶん自分の価値を高めることにエネルギー配分できる、というかせざるを得ない。
そして子供に還元するなら、自然とお金で買えるモノコトになる。洗練された服、上質なおもちゃ、英語やピアノの習い事に幼児教室。旅行かもしれない。
親がいいと思えて子供が十分に愛情を感じるならばそれでいいのではないか、と思う。
でも私はそれができずにいる。
割り切ってしまえばいい。育児を外注すればいい。夫婦の老後や子供の教育など備えはいくらでも必要だ。
それでも私は、毎朝3時に起きて家事をして、5時半に夫を送り出し、下の子の世話をしながら7時に起きる上の子の食事の支度をする。日中は公園と児童館をはしごする。
夕方5時にはお風呂に入れて、6時に夕食。7時半に寝かしつける。
子供が好きで会社に戻れないならいっそ辞めれば、との声を聞いた気がした。
子供への愛情と復職は違う話だろうとのツッコミが当然あると思うけど。
中途半端に戻っても育児を楽しみながら会社に貢献するなんて実現不可能な幻想かもしれない。
育児そして自分自身を充実させながら仕事を続けることで足を引っ張ってしまうならば。
休職前はたいして仕事力がないなりに、精いっぱいがんばってきたつもりで、自分にできることがあればどんな仕事でもいいからまた働かせてほしいと思っていたが、ふつっと糸が切れた気がした。
それでも何か糸口を探したいよ。別に自分が輝かなくてもいいけど、家族を満足させられて、社会貢献可能な道筋を。
大学出てるし(税金つかってる)社会人になってからはいろいろな人に世話になった。皆さん口を揃えて「別に自分に恩を感じることはない。後輩社員達に同じようにしてあげて」と言っていた。まだ私は何もできてない。育児の区切りがつけば会社で恩返ししたかったけど、区切りをつけられなければ外ですべきなのか。
何を取捨選択しても自由だけど自己満足にならないように、とあらためて思う記事だった。
追記)
コメントありがとうございます。恐縮してます。
夫ときちんと話し合っていないのではないのかのご指摘がありましたので追記します。
確かに書いた内容そのままを直接ぶつけたことはありません。また明日から出張なのでフライト中にでも読んどいてと言っとこうと思います。
ただ、子供のことこれからのことはわりとよく話してるかもしれません。
何がしかの隔たりを感じさせるとしたら、夫と私の働く業界が全く異なることが一因かと思います。
(夫は公務員で今は中央、全国転勤あり。男性の育休制度はあっても運用実態ほぼゼロ。同僚家庭の専業主婦率すごく高い。私は都内のIT関連企業)
自分に答えがないので話すのをためらっていましたがいい機会かもしれませんね。
http://anond.hatelabo.jp/20160315124712
出産育児が未だ「女の仕事」扱いされているこの社会では、女のライフプランには「産む/産まない」の選択が常に含まれる。
結婚を望むような女は、多くの場合は出産を想定している。
夫婦二人の生活ならば、各々自活可能な程度の収入があれば問題ない。
しかし、子供を産み育てるにはさらに(それも多額の)金が要る。
雑な話ではあるが。
出産・分娩に平均45~50万円程度。この分は出産一時金で賄えるし、忘れずに申請していれば、14回分は無料で検診を受けられる。
とはいえ、社会人ならわかると思うけど、やりくりギリギリだと不慮の事態には備えられない。
ケースによってはプラス50万円程度掛かることもある。
さらに、出産前後は母親一人分の労働力が使えなくなり、育児が始まれば育児にリソースを割かれる。
現在、出産中は出産手当金(日給の2/3)、育児休業給付金というのがある。ただし受け取れるのは出産後56日経ってから。それまでは自分たちで負担しなければならない。
そして、子供のための各種投資や養育費は、減った給与の上からバンバン引かれていく。
子供を義務教育期間中育てきるのに必要な金が、200万円~だったかな?
共働きでも、「子供一人の面倒を見、養育する」負担はどちらか片方によって負担される(つまりその分働けない=収入は減る)。
現在の日本社会は出産育児の労働力は女が担う前提で設計されているので、
自然、金銭負担は収入が上がりやすい男が担うケースが多い。
正規就業を続けられる女は勝ち組だ。
そうでない場合、共働き前提でも、各種ローン等を考慮して男側で手取り20万前後は欲しい所だが、低く見積もっても、非正規就業だと厳しい額になる。
保険に入れない、扶養家族に入れられないのも、家族を持つと重大な問題になる。
若い女は早めに条件のいい男を見つけて結婚していくし、出産可能年齢の限界が近づいた女は金のない男とは交際すらしない。
今の日本社会で、出産育児の金銭負担を賄えない男と結婚することは、単純にリスクが大きいからだ。
逆に言えば、出産育児の公的支援が充実すれば「金のない男でも結婚できる可能性が上がる」。
今更、女を囲って宛がう前近代の部族社会に戻れるはずもなし、社会的条件が悪くて交際・結婚が難しい(が、望んではいる)男こそ、
子育て支援制度の充実を歓迎すべきなんだよ。
なのに、出産育児への公的支援の話題になると、何故か女叩きが始まるんだよなあ。
#ただし何事も例外はある。別のファクター(ex.コミュ力、職業、雰囲気など)で勝てる場合はあるが、一つ書いておきたい。
女は、男が想定するほどには男の顔を見ていない。多くの場合、それ以外の何処かで足切りに合っている。
(今日は、自殺予防の電話と、よりそいホットラインに電話したけど、忙しいみたいで、電話が繋がらなかった。今日は、話が出来なかったので、増田に吐き出す。)
友人にも、話しても、辛い。というか、話して友達を失うのが、怖かった。徐々に、こうやってアウトプット出来ているけれど。
もう。働きたくない。
義実家との縁を切りたい。
でも、働けっていう。
失業手当が、貰える。それまでの額面が30万円だったんだから。
15万ほどは入るはずだ。
しばらくは、失業手当でいいじゃないか。
あるいは、傷病休業手当金が入る。
妻も、いっぱいいっぱいだ。
それと、被害妄想の傾向が強いそうだ。
なんていって、さらっとながす。
妻も、何人なの友人も、「お父さんとあなたは別人格」というが。
わたしは、『ローンを苦にして、うつ病になり、家族の犠牲になった父親』というイメージを自分にも、重ね合わせている。
ああ。
この私の気分を話すことも、気が重い。
話したが、わかり合えない。
結局、前回は、一ヶ月前は『時間を下さい』、で、終わった。
どうせ、怒らせるに決まっている。
がっかりする顔をされる。
でも、もう、良い子ちゃんは止めたい。
(「相手が、どんな顔をするかは、コミュニケーションを取るまで分からないものだ」という感覚がいまいち、まだ、わからん)
ネガティブなことを話したときに、相手がどんな顔をするだろうかと、想像するだけで疲れる。
働き過ぎると、うつ病になって、自殺するだろうと、いう恐怖感があって、PTSDのようになっている。
自分の恐怖感が、相手を巨大にしている。
それは、理屈で分かるし。
『思いを言葉にするのは、簡単ではないのよ』を優しく話してくれた人もいる。
睡眠導入剤も、飲んだ。
勇気を出して、精神安定剤的な緊張をほぐす(頻脈を抑える)薬も処方された。
漢方薬のイライラに効果があると言われるツムラの54番?の薬も、飲んだ。
どうすれば、いいの。
『奥さんが、無理をして、内職をしているのも、分かる』
でも、
ああ。
ヤバイ。
ヤバイ。
赤ちゃんポスト「それ10年前に思った」
老人とおなじことだけど、年金・補助金・手当金、何らかのお金や役得がついてるとそっちだけ欲しい人がでちゃってるのでそれも困る。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88
○調子
うーむ、しんどい。
だからさあ、押井守のことがキライなんだったら、見にいく必要なんてなかったんだよ。
わざわざ、今までの実写版も全部レンタルビデオで借りて見たけど、やっぱりだったし。
僕は嫌いだから、素直に見なければよかったんだよなあ。
パトレイバーって名前と、南雲さんが出るって情報だけで、何を興奮していたんだろう、僕って。
普通にポケモンがしたくなり、周回ロムからホワイトをチョイスして、最初からにしてはじめた。
(この世代はポケモン自体から少し離れていたので、あまりイッシュのポケモン自体に思い入れもなかったりします)
なんとなく、本当になんとなくだけど、電気ポケ縛りでもしようかな、最後にゼクロムが手に入って奇麗だし。
○ポケとる
にも関わらず、何度か全滅してしまった。
難しいね。
171種から増えてない。
課金したいなあ。
○ポケモンOR
メンツは、ダーテング、ヘルガー、ズルズキン、ヤミラミ、ゲッコウガ、バルジーナ。
ニンフィアのハイパーボイス、効果:成す術もなく悪ポケたちは倒れる。
ニンフィアのハイパーボイス、効果:成す術もなく悪ポケたちは倒れる。
二回連続でおんなじような流れで負けたのでやる気がなくなる。
元挺身隊員に手当199円 70年後支給、韓国で反発 - 47NEWS(よんななニュース)
について、記事のような決定をしたにすぎない。この決定がもし法に則っていないならば、批判されて然るべきだ。しかし、そのような指摘もなく、感情によって法を捻じ曲げたい「中世」の人々を取り上げる。
b:id:yellowbell 払うと決めてこれは不正義でしょう。
b:id:sika2 これはさすがにひどい。
b:id:komamix 明らかに意図的に怒りを煽ってるか度を越した低能なのか。日本年金機構ヤバイ。しかも払ったことで払う義務があると公的に認めちゃったのが酷すぎる
b:id:sionsou 普段韓国嫌いな僕でもこれはひどいと思ったww
b:id:kiku-chan 日本年金機構にネットde真実な人でもいるんじゃないかと思える酷さ。。。
b:id:hagakuress 『「これほどの侮辱はない」と訴えた。』完全同意。
b:id:festerfester こんなのあからさまな侮辱だ。極めて政治性の高い案件だというのに、年金機構の連中はなんでこんなバカなこと平気でやらかしたのか。まさか政治家が絡んでて敢えてやったとかじゃないだろうな…。
ご覧のように感情論ありきで、法的にどうなっているとか、不合理な法だから変えた法がいいんじゃないかとかという議論は一切ない。あろうことか、邪推というか妄想がたくましすぎる人までいる模様で、年金機構職員を根拠もなく蔑む人権意識の無さ。国民がこれなら政府もあの通り、としかいいようがない。
b:id:ncc1701 もし外交でこんなことやったら確実に戦争になる。
沸点低すぎ
b:id:kxkx5150 最近の官僚、中央の劣化が凄い。
働いている時は「無職」という単語にどうしようもなく惹かれていた。
「さっさと無職になってこんな社畜生活からおさらばしたい・・・」
そんな欲求にとりつかれていた。
無職の日常は最初は快適だったものの数ヶ月過ぎると不安しか残らなかった。
「将来に対する不安」
「周囲の目」
「無為に日々を過ごす事への罪悪感」
諸々。
働いている間はそんな不安は感じないのだ。ブラック企業に勤めていても、とりあえずは目の前の仕事を片付けることに集中してしまえばなんにも考えられなくなる。働いているので、無為に日々を過ごしている・・・なんてことも考えない。
仕事から開放されて少し時間が経った頃に不安は突如として現れて、私の胸を苦しめている。嫌なことばかり思い浮かぶ。自分を卑下するような言葉やあまったれた自己便宜的な文句を壁にぶつけては精神の安定を計る。
幸か不幸か、家族がいる私は皿洗いするなり、昼飯を用意するなり(弁当を買ってきたりインスタント麺にお湯を注ぐ程度)、部屋の掃除をしたりして、「何もしていない不安」から逃れている。いちおう他人の役には立っているのだ、という行動をする。
すると胸がやや軽くなる。ほんの少し スッ とする。
また私は働き出すだろう。またブラック企業に勤めてしまうかもしれない。もしかしたらアルバイトやパート、契約社員、派遣になるかもしれない。まだ分からない。でもいつかは働く。生きるのには金が必要だ。
だから今日の午前中、「楽してお金を得るには」と鬱々と考えた。
単純労働はだめだ。そうだ頭を使おう。人間には脳みそという素晴らしいものがあるのだから、頭を使って楽して金儲けだ! アンケートに答えてせこせこポイント貯めて換金なんてやってられるか! さくっとAndroidアプリでも作って一儲けすることに考えを割いたほうがよっぽどいい!!
私は「Android アプリ 儲け」とGoogle先生にお伺いを立てた。
結果は散々だった。
私は考えを方向転換させ、ブログで高収入!時代はアフィリエイトだよね!!
またしても現実は厳しい。
どうやら楽して儲けるのは難しいことのようだった。(そらそうだ)
私はPixivを徘徊した。自分のブックマークを眺めてはクリックし、しばしにやにやする。そこでとある作品に行く着く。
以前面白く読んでブックマークしておいた作品だ。書籍化されているらしい。
そうだ結婚だ!!
何度目かの閃きが頭に走り、しばし作品を読みフンフンと考えた。
積極性と自発的行動が求められるのは考えるまでもなくわたしは無理だと決断を下した。
見知らぬ人間と連絡を取り合い、食事し談笑するなんてハードルが高すぎる。
今、その工程をこなす自分を想像してみたが、その後のセックス的相性はどうなるんだろうとかしょうもないことしか考えつかない! 煩悩を直ちに消し去ってしまいたい。落ち着こう。
セックス、そんなものは一次的欲求を満たすだけの、ただそれだけの行為だ。他人と裸ん坊でベッドインせずともオナニーすれば性欲はひとまずどうにかなる。
まず性欲から離れよう。
今の私には「婚活」は無理だった。
アフィリエイトブログも、Androidアプリで一発大儲けも無理だ。そもそもプログラミングのプの字も知らない。
「なにこれ。意味分かんない」と頭の悪い女子高生の口調を真似るのが関の山だ。
親の脛をかじることだけはしたくない。
私は働かねばならない。
働くことは良い事だと思う。肉体を動かし汗をかく。お客様に「ありがとうございました!」と笑顔を向けつつ爽やかに言う・・・仕事を終えて家に着く頃には心地よい疲労感に包まれているはずだ。・・・心地よくなくとも疲労感はあるはずだ。
そんな日の夜はきっと寝やすい。無職で引きこもってセコセコとしょうもないワードを検索してはのたうち回る日の夜よりは寝やすいはずだ。
だから働くことは良いことだ。
どうせ長居もできず、耐え切れなくなったら逃げるようにやめるだけ。
そうして履歴書に汚点として刻まれるのだ。
そうなってはいけない。そうなりたくない!!
今はまだいい。金はある。働かないでいい。
でも、まだ、まだ働かなくていい。考えなくていい。
ちょっとは考えなくてはならないが、本腰入れなくていい。
まだ大丈夫だ。