はてなキーワード: ペットボトルとは
2日ほど前のことだ。実家に帰るため、電車のプラットホームにいた。電車の前の方にいこうと思って、移動していた10秒ほどの間にそれを見た。
70歳くらいのおばあさんだった。カバンから取出したペットボトルの蓋を開けようとしている。でも、開かない。僕の目の前で3回くらい、ペットボトルの蓋を開けようとして、でも力がないからか、結局開けられず、諦めたようだった。
一度はそのおばあさんの横を通り過ぎたのだが、なんとはなしに戻ってみて、「開けましょうか?」と声をかけたら、「お願いします」と言われたので、開けてあげた。ただそれだけの行為なのだが、おばあさんは満面の笑みを浮かべてお礼を言ってくれた。
何故、「開けましょうか?」と声をかけたのか、というと、半年ほど前に、80歳くらいのおばあさんが書いた本を読んでいて、その中で、「60歳を過ぎたら、握力が極端に落ちてしまうの」ということが書かれたいたことを、その時、思い出したからだ。ペットボトルを開けようとして、でもダメだった状況を見て、ふと、その本の内容を思い出して、声をかけたのだ。
そして、何故こういうことを増田で書いているかということだが、それは飲料メーカーさんに考えて欲しいと思ったからだ。
本に書かれていた通り、私たちは年齢を重ねると共に、色々な身体能力が落ちてくる。そうしたことを考慮して「ペットボトルの蓋」を考えてもらえないだろうか、ということです。力のない人でも簡単に開くことができる「ペットボトルの蓋」を作れないものでしょうか。別途、道具があれば、開くことができるかもしれない。でも、そうなれば、その道具をいつも持ち歩かないといけない。そうではなく、買ったペットボトルの蓋、そのものに工夫があり、その工夫により、力がない老人や怪我人たちが苦労せず、飲み物を飲めるペットボトル飲料、そういうものがでてきたら、味という競争材料の上に、飲みやすさという競争力も加わって、販売戦力にもなると思われます。
スーパーで買い物してたら電動カーに乗った老女が2Lのお茶のペットボトルを買い物かごに載せて欲しいと頼むので載せた
次にミネラルウォーターの販売機の前でその老女が3Lのミネラルウォーターペットボトルの販売機の前で換えボトルを持ち電動カーから降りて
よろよろ杖を付いて何とか歩くが転びそう、良く見ると片腕が動いていない。誰かに手伝って欲しいようだけど店員さん達は忙しそうで余裕無さそうだったので
老女が汲んだ3Lのボトルを電動カーの買い物かごまで持っていくのを手伝った ある日転んでしまって体がご不自由になったそうだ
これから帰って食事も作らないといけない 年金で暮らさないといけないから大変と生活の苦労を語っていたけど
「女中と同じ」はもろSAN値直撃した
「どうして旦那様がミネラルウォーターや飲料買いに来ないのだろう 合計飲料5kg+他の買い物だよ」と思ったけど
旦那様の具合は彼女よりもっと悪いのかも知れず、上記を考えるとヘルパーに買い物代行頼む余裕も
朝6時になると1歳の娘が顔にダイブしてくる。そしてウゴウゴと暴れ始め髪の毛を踏まれ痛みで目が覚める。冷凍しておいた白いご飯と煮物を解凍し娘に与える。妻は二回目の洗濯を終わらせて掃除機を動かしている。口の中に入るよりもテーブルや床に散らばった飯粒を拾い、食器を水につけておく。500mlのペットボトルに水を汲み、ミントとスイートバジルのささやかな家庭菜園に水をやる。最近は娘がうれしそうに手伝ってくれる。ちょうど「えいごであそぼ」が始まった。テンションの高い外人、エリックとノリの良いこどもたちの映像をひととおり見たら抱っこヒモを装着して娘と保育園へ向かう。
保育園ではまずオムツを紙から布へ交換する。着替えを二回分バスケットに放り込み、プールの準備、エプロンとして使うタオルを二枚箱に入れる。そして保育園の先生に娘と交換日記を手渡して登園完了となる。ここまでで8時だ。
このあと俺はドトールへ行く。そしてモーニングセットのC、ダブルソースでアイスティーをsuicaで買うのだ。iPadで今日のタスクなどチェックし、タバコを3本ほど吸い終えたら店を出る。そのまま自宅へ戻って作業を開始する。1時間ほど終えたところで最近見つけたエロサイトAVstockをおもむろに開き、カーテンを閉める。一気にズボンとパンツを脱ぎ捨て、向かい側の椅子に足を放り出す。今日は「巨乳」+「ローション」で検索し6本目の動画で当りを引いた。内なる物を射出したところでまだ喘ぎ続けている動画内の女優に対して「このスケベ女が!」などと罵声を浴びせた上、右上の×ボタンを激しくクリックした。そして請求書を印刷し、押印の上封筒へ入れてノリを貼り、近くの郵便局まで歩いて投函した。
武雄市図書館が貸し出しカードにTカードを利用し、ポイントを付与する――。この件の発表以降、書籍・図書館の団体や、セキュリティ専門家から厳しい指摘が数多く寄せられている。
「図書館で本を借りると、Tポイントと引き換えに利用履歴がCCCに蓄積されるなんてけしからん」……その気持ちが私には理解できない。
武雄市の樋渡市長は「貸出情報は個人情報には当たらないというのは僕の持論」と説明しているし、図書館の読書事実、利用事実の秘密を守ることを定めている、図書館の自由に関する宣言も「一般社会には何ら法規性はない」とブログ等で述べている。
「武雄市は個人情報をCCCに渡している」とは、いわれなき批判だ。本件は「個人情報に関する理解が社会に根付いていない」という現実を明らかにした。
武雄市がCCCに提供しているデータは、Tカード番号、図書館の利用年月日、時刻、ポイント数だ。これらは個人を特定できる情報ではない。
武雄市図書館ではTカード番号を図書館カード番号としても利用しているが、Tカード番号は武雄市図書館及びCCCの外には出ないから、図書館利用者の特定はできない。
ここまで対策をしても、市民に「自分のデータを売られたようで気持ち悪い」と思わせてしまった。これはもう理屈ではなく感情であり、武雄市やCCCとして予想外の反応だろう。その部分で、いわれなき批判を受けた武雄市とCCCは気の毒である。しかし、消費者の心理を見誤った結果とも言える。
個人情報保護法の制定後も情報漏えい事件があったので、消費者のなかには「自分が関わるデータ」に過敏な人々が多い。個人情報ではないデータであっても「自分が関わったデータ」を勝手に使われたくないのだ。
7月9日の発表によると、武雄市図書館・歴史資料館の3ヶ月間の来館者数が一昨年の1年間分にあたる26万人を突破したという。
併設されているスターバックスや書店、CD/DVDレンタルへの来店者を含めての延べ26万人だから、本来の図書館の利用者数はもっと少ない。
そもそも武雄市の人口は約50000人と、古いExcelでも扱える規模の人数である。
また、周囲は顔見知りばかりで、プライバシーなどそもそも存在しない。
図書館の利用事実はおろか、今日のスーパーでの買い物や、子供の成績まで、瞬時に情報を入手できるのである。
そんな環境でわざわざビッグデータを活用して個人を特定する理由が見つからない。
武雄市図書館とCCCのTポイント騒動は、ビッグデータをビジネスとする企業も注目したことだろう。一方で「個人情報管理に自信があるから同じ轍は踏まない」と考えた自治体もあったはずだ。
個人が関わるデータを集積したビッグデータを扱う企業が、個人情報に過敏な人々に理解を求める方法はある。その企業が個人情報について正しい見識を持ち、安心してデータを渡せる存在になることだ。その具体的な取り組みのひとつとして、「プライバシーマーク(Pマーク)」がある。
Tポイントを運営するCCCはすでにプライバシーマークを取得している。
しかし、JIPDECが公開している「プライバシーマーク付与事業者一覧」の中に、武雄市どころか地方自治体はひとつもない。
それもそのはず、武雄市は自治体であるため、プライバシーマークの認証対象ではないのである。
仮に武雄市がプライバシーマークを取得すれば、日本初のプライバシーマーク取得自治体としてアピールできるが、それもむずかしそうだ。
だが、どんなお墨付きがついたところで、実態が伴っていなければ、結局はただのマークである。
そこで、市民の信頼を確固たるものにするために、武雄市には、武雄市図書館の給水機の水でモンドセレクション特別金賞受賞を目指してほしい。
ペットボトルにつめた水道水で、モンドセレクションを受賞している自治体は数多くある。
しかし、図書館の給水機から飲める水でのモンドセレクション受賞はまだないため、武雄市図書館は、再び自治体初としてアピールでき、もてはやされることであろう。
最近、オナニーのオカズとしてAVを見ることはとっても詰まらないことだと気がついた。
あれは過激すぎるというか、奥ゆかしさというものが何もなくて、あまりにも露骨すぎる。
本当の良いものっていうのは、階段の下から見えそうで見えないパンツとかに代表されるような、何とも言えない微妙なラインに存在している。
目に見える物だけが良いわけでは決してない。
それなのに、AVは目に見えない物の良さを全否定してしまっているのだ。
おっぱいボーンと出して、まんまんもビラビラ~、声もアンアンアン。
これじゃあんまりですよ。
男はもっと日常に存在しているさまざまな材料を駆使して、自分なりのオナニーを創造するべき。
たとえば水着写真一枚あれば、「このビキニの下には、大きめの乳輪とツンと主張した太い乳首ちゃんが眠っていて、ピンク色に近い薄い茶色が何とも言えない良さを醸し出している」みたいな妄想はいくらでもできるだろう。
おっぱいだけじゃなくて、「この人は顔に似合わず下がジャングルかも」とか、「シャイな性格しといて実は喘ぎ声がヤバイかもな。まんまんも洪水状態」とか、たった一枚の写真があるだけでもう何でもアリ。
自由自由自由
最高!
その中には、たとえば近くにある一本のペットボトルをぶっといバイブに見立てて、それを好きな女の子の狭いまんまんの中に出し入れするところを想像するとか、ペットボトル一本でのオナニーさえも可能にしてしまう強者もいるかもしれない。
☆普通にシリコンシャンプー使ってるLUXだ。ノンシリコンシャンプーなんか使ってない
☆毎日19時頃洗ってる身体、髪の毛ともにシャワーで済ましている
☆まくらの上にタオルを敷いている2,3日に1回取り替えている
☆朝は石鹸を使わないで顔を洗う
☆バスタオルも2,3日に1回取り替えてる
☆ドライヤーはマイナスイオンドライヤー壊れたのもあるけど15年以上使ってる
☆仕事の時周りが半袖スーツシャツだが、私は長袖スーツシャツだ
☆靴下はくるぶしまでの短い靴下を1年中履いている
☆寝る時間は22時(見たいドラマや映画がある時はレコーダーで録画)
☆酒は夜に毎日コップ1杯
☆タバコは吸わない
☆10代の時に顔の毛を脱毛した1ヶ月通った金額にして1万円程度
☆男だがパジャマは長袖ワンピースを着ている(お腹の締め付けが無い)
☆食事は朝は食パン1枚イチゴやチョコのクリームつけている、飲み物は烏龍茶
☆お昼は会社支給の弁当、飲み物は空のペットボトルに家で烏龍茶を入れたものを飲んでいる
☆晩御飯はお米茶碗一杯とおかずはパスタ系サラダだけ、飲み物は烏龍茶
☆烏龍茶はヤカンで沸騰させて紙パックで作るタイプのを使っている
☆月に1回内科で簡易な検査を受けている、血液検査で異常は出たこと無い
☆顔の脱毛したが、わずかだけどヒゲが生えてくるが2日に1回T字カミソリで剃るくらい
☆若く見えるらしい
仕事帰りに「ミルクック」買うつもりで間違えて「ブラックモンブラン」コンビニで買ってしまっター
相当疲れが溜まってたな 今朝6時まで爆睡
「くまモンスクエア」に行って踊るくまモン激写して、くまモンの仕事部屋見てきた
家事の参考にしようとして『くりやのくりごと』を中古で買ってきたら、前の持ち主のデパート外商のレシートが
上質できちんとした生活を送りたいならそれなりの収入と暇な時間がいると分かった その他10冊買ってきた
四角いペットボトルを切り抜いて花瓶に使う方法を教えて貰ったが、教えてもらった人には悪いけど多分使わない
5分もかからないよ!あなたの仕事時給にしたら1000円程度だろうから5分で200円得するなら超お得だよ!
月1で美容室に行くのは割りと誰でもしてるくらいの頻度だと思うけど、
美容室に行くお金を抑えて、かつ、いろんな自分を見せることでさらに喪女を脱出出来るよ!
ビンゴ! 6:00のバスに乗って行くときは乗り換えの駅のコンビニでパンとジュース買って
ホームのベンチで食べてる時もある。帰ったら23時半までには洗い物済ませて明日の準備して寝てる
大変だな!頑張れ!でも、ホームのベンチで食べてるのは余り見てて気持よくないからできればやめて!
というか、ここで洗い物してるなら炊飯器くらい洗えるよ!ついでなら2分とかからないと思うよ!時給にしたら6000円くらいになるよ!
>家からペットボトルにお茶を詰めて持って行こうと思い至らない
機材が5kg以上あるからそれ以上何も持ちたくない
5kgの機材毎日持ちまわるなんて大変だな!カメラマンですか!!!
でも、5kgの機材を持ち歩くのに手提げってこともないだろうから、それなりに背負うなり肩にかけるなり、楽な持ち運びの物使ってるよね!
そしたら水筒一本くらい入れても別に変わらないと思うよ!
言ってることが嘘ならもうちょっと考えてね!
http://anond.hatelabo.jp/20130802091934
>無洗米も合ってもはや米を研ぐという時代ですら無いのにレンジご飯とか
http://anond.hatelabo.jp/20130802092927
>確かに月一美容院は贅沢過ぎだし、今時パンの耳なんてどこで売ってるのか
女性やめて喪女になるならそれでいいんだろうけどね。パンの耳はお昼のパンをパン屋に買いに行く時に
「お一人様一袋まで無料」のを貰ってる
http://anond.hatelabo.jp/20130802100659
>パンと野菜ジュースだって家で食ってるかどうかすら怪しいしな
ビンゴ! 6:00のバスに乗って行くときは乗り換えの駅のコンビニでパンとジュース買って
ホームのベンチで食べてる時もある。帰ったら23時半までには洗い物済ませて明日の準備して寝てる
http://anond.hatelabo.jp/20130802111224
>家からペットボトルにお茶を詰めて持って行こうと思い至らない
機材が5kg以上あるからそれ以上何も持ちたくない
いや、ペットボトル2本持っていけるなら、ペットボトルに詰めればいいだけだからネタだし。
無洗米も合ってもはや米を研ぐという時代ですら無いのにレンジご飯とか
フリマで200-300円といわなくても、新品買えることすらあるのが女性服だし
取材もなんにもしないで作ったネタか、取材したご家庭がひどかったんだろ。
朝は5時に起き、身づくろいをしてゴミを捨て
荷物が重いので水筒は持っていけず、行き帰り用にペットボトル2本購入は基本
昼休みは炭水化物を食べないとパワーが続かない 手作り弁当など作る気力も重たい荷物に加える気力も無い
仕事が終わり帰るとスーパーの野菜コーナーや魚コーナーはめぼしい安い野菜は空、半額のおかずや弁当を家族に申し訳ないと思いながら
おずおずと食卓に出す 洗濯機を廻し、風呂を沸かし、洗濯物を畳む 仕事の書類を書く疲れ果てて書いてる途中で昨日は寝てた
休みの日も仕事の打ち合わせで時間がつぶれ、残った時間で残った家事をすませる 手作りで料理できるのはこの日だけだ
冷凍保存で下ごしらえ作り溜めまでする暇は無し 車も無い
昔は料理好きだったのに、今は炊飯器は一週間以上米も炊いていない レンジご飯ですませるか弁当だから
それでも家事を充分してないと女は批難されるんだ 「環境を変えられない事を見透かした上で」ケチつけられるんだ
普段着はフリマで200~300円で少し流行遅れの物を買い、新品といえばGU 靴は490円で投売りされているもの
仕事着と仕事靴とプライベートで人に会うときだけその場に見合ったレベルの物を買う
自分で髪を切ると違和感が引き立つから月に一回美容院に行く その代わりにパンの耳をそのまま具無しで齧る
身だしなみを整えられるの環境に整えないのは周囲に不快感を与える
「悪」だから 「排除され批難されても仕方ない」から 「普通じゃない」から
甘い雰囲気ねぇ、次第にやつれて醜くなるばかりだ 二人で老後に一家心中とかしなくて済むように
生きていくために必死に働くだけで精一杯だ 子どもいるとか贅沢でうらやましいなあ
とりあえずPocket(Read It Later)に文章が残っていましたので貼り付けておきます。
コンビニ店長は幼女になってしまったので、アーカイブなど難しいことはできないようなのです。
なので、どなたか更新に気づいたら魚拓をお願いします。(2013-07-24更新)
1750年、ヨーロッパのとある貴族の家系...(不老不死の少女)
http://instxt.net/txt/ceddf55157ad97e40d00f3c3e0d00da1
http://instxt.net/txt/50e8f6110a1433a217d3734c4b28b36e
仕事から帰ってきた。家に入るなり、玄関...(女神を名乗る幼女に願いごと)
http://instxt.net/txt/7ef26adca64a49eba2d5c49ac78c4c95
http://megalodon.jp/2013-0714-2234-05/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile
http://instxt.net/txt/53607dbe68225412676a92f05d858115
http://megalodon.jp/2013-0715-1111-37/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile
http://instxt.net/txt/89d10c3c745c1ac7b1ca60020d69bda2
http://megalodon.jp/2013-0716-1717-01/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile
http://instxt.net/txt/9a58838d8f6e834d608dca19d4d46799
http://megalodon.jp/2013-0718-1040-44/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile
http://instxt.net/txt/e0a1aab225f9da549967b6fe05a6c5c6
http://megalodon.jp/2013-0723-2235-06/profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile
MK2さんのプロフィール - はてな(現在は第5話を掲載中)
http://profile.hatena.ne.jp/lkhjkljkljdkljl/profile
俺の名はMK2。某ムラではコンビニ店長としてちったぁ名前の通った男だ。しかしそんな俺もリアルじゃしがないコンビニの一店長。それも店長とは名ばかりで、実態はバイトの犬である。
「てんちょー、またあの仕事忘れたんですかー? ほんっと使えないクズですね」
「店長、こっち見ないでもらえます? お客さんの前じゃいちおう店長扱いしてあげますけど、バックルムーで私のほう見るなって言いましたよね?」
「あー雨降ってきて、ブーツ汚れちゃったー。店長、足拭きマットになってもらえます?」
こんなものだ。
そしてうちの奥さまがマルボロをふかしながら言った。
「はたらけ」
「はい……」
「うう。もういやだ……俺の人生はいったいどこでまちがったんだろう……」
家に帰るまでのあいだだって油断できないのだ。等間隔で家の前にはばばあが配置されており、それらの人々に対する愛想だって欠かすことができない。
帰る道の途中に、薄暗い金物屋がある。ふと、店である備品を切らしていたことを思い出して、俺はその店頭へと近づいた。ホコリをかぶった5個1パックのティッシュペーパーの上に、妙なものを見つけた。
「……カード?」
複雑な紋様をほどこされた、ちょっと高そうなカードだ。好事家のコレクションになりそうなくらいの、凝った作りである。
「なにそれ」
「うわあびっくりした」
気がつくとうちの奥さまが後ろにいて、一緒になってカードを覗きこんでいた。
「私も仕事終わったから帰ってきたんだけど。なに、またヲタくさいコレクション始めたの?」
「金物屋にそんなもん置いてねえだろ……」
なにか言葉が書いてある。
「汝、解放せよ……?」
その瞬間だった。直視できないほどの光の奔流がカードからあふれでた。
「うわ、なんだこれ!」
その光が俺を包んだ。
あとになってみるとバカな話なのだが、そのとき俺が最初に思ったのは「火傷する」ということだった。
気がつくと俺の体は宙に浮いていた。慌てて手足をバタバタする。
「ちょっと! なに浮いてんの!」
「俺の意志みたいに言うな!」
「あんた、服……」
「え?」
Tシャツにジーンズだけのどうでもいい俺の服がどんどん脱げていった。俺はうまれたままの42歳のおっさんの肉体を晒したまま空中にホバリングしていた。
「うわー醜い」
「ほかに言いようねえのかよ!」
ひときわ眩い光が俺を幻惑した。
声が聞こえる。
なんで直腸! なんか生きて腸まで届いたの!?
「あなたは……前世からの宿命により選ばれた聖なる戦士……あなたはこれから、魔法コンビニ幼女店長として、世界を救うのです……」
すごい。なんだその……なにそれ……アイコン……?
「ただし、3つのルールがあります……あなたは、これを破ってはいけない……破ったそのときには……」
あーあーよくあるよねー、超越的な力を手に入れると同時に禁忌事項あるの。
なになに。聞いてやるから。
「死にます」
「えー」
身も蓋も逃げ場もなかった。
「まずひとつめ……鏡に向かってオナニーしてはいけません……」
「ゲャーーーーー」
生きてる甲斐が消えた。
「みっつめ……変身したっきりで元に戻れません」
「ちょっと待てよ! 俺の人生返せよ!!!! そもそもそれ禁止事項っつーか決定事項じゃん!!!」
「まあがんばれ」
不意に、俺を包んでいた光が消えた。
体に重力を感じた、と思ったら、俺は地面にぺたんとしゃがみこんでいた。もちろん女の子座りだ。
「……」
うちの奥さまが俺を見下ろしていた。
俺は冷や汗を流しながら言ってみた。
「お、おはよう」
幼女声俺から出た! なにこれ! 試したことないけどヘリウムガス吸ったみてえ! いま俺斎藤千和!? とりあえずせんせいなんだからなーとかゆってみる!?
「こっちこい」
問答無用で引っ張られた。
「ちょ、いででで」
「なんでだよ」
「なんでもなにもないだろ! 通勤路で光に包まれて幼女に変身したおっさんを世間の耳目に晒しとけるわけねえだろ!」
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「ほれ、鏡」
うちの奥さまに手鏡を渡された。
というより、さっきから猛烈な違和感だ。身長が低くなっていることによる景色の見えかたの変化は、家に帰る途中でも充分にわかったのだが、家のなかに入ると、これまた強烈だ。すべてのものが、大きく、高く見える。
ところで、鏡のなかには幼女がいた。服装はピンク色基調で、あちこちにひらひらのついた例の感じのやつ。髪がピンク色でないのが救いだ。そしてかなりかわいい。キャラデ的にはヒロインタイプだ。あ、アホ毛ある。そして手にはご丁寧に魔法のなんちゃらっぽいアイテムを持ってるが、どう見ても発注用端末で絶望した。
「これでなにを発注するんだろう……」
「私に聞いてなんか答えが返ってくると思ったのか……? つーかあれだな、口調がふだんのあんたのままで、外見と声がそれって、本当に気色悪いな」
どうしてこの人は、ネットのどこかで聞きかじってきたどうでもいいネタを使いたがるのだろう。
「それにしても、驚いてないよね」
「あーうん。あんたの人生、このままで終わるわけないと思ってたから。絶対どこかでおかしいこと起こると思ってて、日頃から、なにが起きても驚かないように心胆を練ってた」
「参考までに聞くけど、どのへんまで覚悟固めてたの?」
「触手生えるところまでは」
「触手店長! レジ早そうだな! おでん入れながらレジ打って、別の触手がフェースアップ!」
「使えねえ……」
そういう問題ですらなく、それはもう人間とは呼びがたい。
「ってそうだよ、仕事だよ!」
俺はがばっと立ち上がった。
「うっわ動きかわいいちょう腹立つ」
「なぜむかつかれなきゃなんねーんだよ。つーか仕事どうすんだよこれ。そもそも店に行って俺が店長でございますって言ったってだれも信じねえだろ!」
「いやー、平気だと思うよー?」
「いったいなにを根拠に……」
「えー、まあいいじゃん。行ってみればわかるよ」
すごい投げやりだった。
「あー、あとさすがにそのコスチュームはまずいから、服どうにかしなね。通販かなんかで」
かわりに買いに行ってはくれないらしい。うちの奥さまは筋金入りの引きこもりであり、仕事以外では外出しない。それはこんなときでも変わらなかった。
こうして俺は、泣く泣く魔法幼女のコスチュームのままで、近所の洋品店まで衣類一式を買いにいったのだった。
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「あー、なんか店長ってそのままで人生終わりそうな気がしなかったし、いわれればなんか納得です」
「外見が見苦しくなくなっただけ、まわりは助かりますね」
「いてもいなくても同じですし、だったら外見だけでもかわいいほうがいいですよね」
フリーターの女の子からパートのおばちゃんまでこの言い草だった。
「ほら、だから言ったじゃん」
「俺の存在ってなんなんだよ……」
そこからの話は早かった。自慢ではないが、うちのバイトは優秀である。まず俺専用の踏み台が用意された。制服は、パートのおばちゃんが家にいる娘に電話して、似たような柄のものを持ってこさせていた。名札の写真が問題だったが、フリーターの女の子がイラストを描いてくれた。
「うーん……」
「なんだよ」
「一人称が問題だと思うんですよね」
「俺は本部の会議に行ってもどこでも、ずっと俺っていう一人称で通してきたよ」
うーん……Sさんはまだ唸っている。ひらめいた、とばかりに人差し指を立てて言った。
「そうだけど」
「MK2たんで」
「時給255円にすんぞ」
「あ、GS美神ですね」
Sさんはオタだった。
「あ、そうだ店長、せっかくそんな姿になったんだから、ピピルマピピルマプリリンパって言ってみてください」
「おまえいくつだ」
俺の記憶では23歳だったはずだが、バイトの年齢詐称の疑いまで出てきた。
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「幼女らしく振舞えよ。一人称はわたし、だ。口調には気をつけろ。足をおっぴろげたり貧乏ゆすりするのも禁止だ。くしゃみはしていい。いまのあんたの体からはかわいらしいくしゃみしか出ない」
そう言うなり、鼻の穴にティッシュペーパーをつめ込まれた。
「くちゅん」
「許可する」
なぜ許しが必要なのか。
この段階になると俺はもう、万物生々流転とかそんな気分になっていた。世は無常である。口開く前と後に源氏パンザイとつけたほうがいい。
俺は言われたとおり、セールストークをした。
「はい! ただいま好評発売中、店内で揚げたできたてのおいしい鶏のからあげはいかがですか? 1個40円、10個買っても400円、財布にやさしくおなかにおいしい、◯ーソンの鶏のからあげ、ぜひおためしくださーい!」
「ちっげーーーーー」
すぱこーん。
殴られた。
うちの奥さまだった。
「幼女がそんなクソ流暢なこなれたセールストークかますわけねえだろ! もっとたどたどしく、人の心にせつせつと訴えかけるようにやるんだ!」
「どうしろっつーんだよ!」
「あるだろ……あんたの頭のなかに……無数の幼女データベース……それともなにか、ハードディスクのどこにあるか説明したほうがいいのか……」
周囲の気温下がった。
俺の体温も下がった。
「はい……」
俺は頷くしかなかった。それ以外の反応は許されていなかった。
そう。自分を信じるんだ。いまの俺の外見はかわいい幼女。魔法の発注端末でかれいなるせいちょー……はしないが、魔法幼女だ。そういえば俺なんの魔法使えるんだろう。端末に完璧な発注予測が出る魔法の計画発注? 絶対外れない魔法の天気予報? 俺自分がファンタジーなことになってるのに、なんで仕事から離れられないの? この制服が悪いの? 7の字のついてる制服着ればいいの?
俺の思考は炎天下で、どんどん逸れていった。
いやそうじゃない。いまの俺は幼女だ。ボイスは斎藤千和だ。たいていのことは許されるはずだ。恥は捨てろ。なりきるんだ。そう、これが俺のメタモルフォーゼ。42歳の夏にして訪れた、真正のメタモルフォーゼ。いま、おっさんは体脂肪率25%の肉体を脱ぎ捨て、加齢な蝶になる……!
「え、えっと、みなさーん」
呼びかけた。
道行く人が足を止める。みなが俺に注目している。そうだ。俺は、俺こそが幼女。夏に弾けろ!
しかし幼女の肉体はすごい。みんな不審がるどころか、なぜか和やかな視線になっている。
「今日は、えっと、お店においしいからあげがあるので、みなさん、食べてくださいっ」
昨日までの俺相手に「おいタバコだ」と怒鳴っていたじーさんが、猫なで声で言った。しかもカンロ飴だ。さすがじーさん。イーマのど飴とかは出てこねえ。
人がどんどん集まってきた。行ける。これなら行ける……!
「とりのからあげ、おいしいもなー。たくもおよばれしたい、おいしいからあげやー」
だんだん設定混じってきたが気にしない。たぶんベッキーつながりで出てきた。
誘客効果がすごい。立ち止まる人の何割かは店内に入る。自分では確認していないが、おそらく鶏のからあげは相当な数を売っているはずだ。俺は自分のこの幼女の姿をマグネットとして使って実行しうる戦略について考えながら、果敢に幼女を演じ続けた。
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異変に気がついたのは、1時間くらい経ったころだったろうか。
あいかわらず俺は人の輪の中心にいた。しかし、その輪を構成する人種が変わってきた。
しまった。
背筋に冷たい汗が流れたが、そのときにはもう遅かった。群衆から漏れ聞こえる恐ろしいセリフの数々。
「見るだけなら犯罪じゃない」
「風下にいればにおいだけでも」
差し出されたハンカチ。おまえあとでそれ絞って飲むだろ! 俺にはわかるんだよ!!
「着替えはここだよぉ……」
ぬっと突き出されるこどもぱんつにこどもランニングシャツ。そして上着はスモックだ。
そう。考えればわかることだったはずだ……後悔してももう遅い。
俺は、大きなおともだちに囲まれていた。
もしこいつらが俺と同類なら、俺のこの肉体に直接触れることは絶対にしないだろう。そういう意味ではやつらは信用していい。しかしだ。あそこでスマホ持って下向いてなんかやってるヤツ。あれが、ツイッターに投稿してないと断言できるのか? 俺の頭のなかに「RT拡散希望」「コンビニにて幼女店長発見」のおそろしき文字列が浮かぶ。短縮URLもだ。そしてトゥギャッター。まとめだけは、まとめだけは勘弁してくれ……!
俺は言った。
「あ、あのね、お兄ちゃんたち」
どよぉ。
俺がその言葉を発した瞬間、精神の奥底、イドから流れ出たような粘着質のどよめきがお兄ちゃんたちからわき起こった。
やばい。思考法が大きなおともだちに同調していたため、つい「望まれる幼女」をやってしまった。そうじゃない、そうじゃないだろう俺。こうなったらヤケだ。やれるとこまでやってやる……!
「あのね、わたし、その、おしっ」
ぐぬ゛に゛。
殴られた。
「コカ・コーラのペットボトルの底の固い部分でなかっただけありがたく思え。なにやってんだあんたは」
うちの奥さまだった。
うちの奥さまは、周囲から見えないように俺の後頭部をいろはすでどつきまわしながら言った。
問答無用で引っ立てられた。
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こうして紆余曲折はあったが、俺の魔法幼女コンビニ店長としての第一日目は終わった。
俺はひたすら疲れた。
くたびれきった体をひきずるようにして家に帰った。いつもどおりPCを立ち上げて、ツイッターやらタンブラーやらをひととおり眺めた。ウィキペディアの新着もチェックしてから、はてなのトップページを開いた。そのときの俺は、疲れきっており、かつ騒動続きだったため、すっかり忘れていたのだ。
即死した。
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というわけで、このブログは、生まれ変わった幼女店長であるMK2さんがお届けしております。次回「悪質クレーマー対幼女店長!」お楽しみに!
……続かねえからな。