はてなキーワード: 甲斐とは
支援が必要はマクロな視点(国や社会を考える目線)で、軽蔑するのはマクロな視点(自分が結婚する相手を見る視点)だから両立はすると思う。
マクロに見れば少子化だし、子供に健やかに育ってもらうことは社会として担保すべきこと。
一方でいざ結婚するとなると、すぐ離婚するような甲斐性のない人、1人になったら厳しくなることは分かりきっているのにそんな判断をしてしまう無計画さ、そんな計画性のない人と一緒になりたくないという気持ちはわかる。
あと、一度離婚している人は離婚に関する知識と経験を積んでいる分、何か少しでもしくじったら簡単に自分も切られるのではないか、という不安が常に付き纏うよね。
「ご都合主義では?」
という人も多いが敢えて言わせてくれ。
①と②の間のつながりが飛びすぎていてまるで理解できません。
①の流れから②に期待されるのは、エロマンガの童貞主人公(がモテたりすんなりセックスに移行できること)はご都合主義ではないということの根拠ですよね。
これに対する答えが
ということになっているのですがなんでこれが答えになるのかが理解できない。
これが答えとして成り立つためには
「エロ漫画の童貞主人公はモテるべくしてモテているのでご都合主義ではない」という結論が導けることが必要です。
そのために根拠とされているのが
・「エロ漫画の童貞主人公は一般の男性より素直に喜んだり、感情や快楽を隠しきれない傾向がある」という省略された対比が正である
・「素直に喜んだり、感情や快楽を隠しきれない男の方がモテる」ということも正である
の2点なわけですが、この2点について全く何も説明がされていません。
意味が分かりません。
Twitterで校正紙の指示がすごいってのを読んで興味を惹かれて行ってみた。
久々の遠出、久々の美術館。
まず着いたら遠目から黒い人だかり。
120分待ち。
ちょっとは並ぶと思ったけど、
こんな状況になる前もでかい箱モノの美術館ってそんな行ったことないからわからん。
交通費払って来てるし、並ぶことを決意。
鍛えてない足は並んでいるだけで疲れたけど、
よい日光浴になった。
120分とかビビらせといて人減らして
(対策で閉まってるっていってもこの人混みで今更…と思わなくもないけれど)
チケット買えたと思ったら、入場までにさらに30分近く並んだ。
時間指定とかでまた待たされるのもヤだし、まあ良いよここまで来たら。
はい、やっと入れた〜。
中混んでそうだな〜と思ったら実際めっちゃ混んでた。
撮影禁止って書いてあるのに、展示室スマホ持った不届きもの多いな〜って最初感じちゃったけど
入ってからずっと年配の女性のインタビューっぽい音声がずっと流れてる。
カタカナ語が多いからなんだろうって思ってたら、石岡さんの声っぽい。
なんとなく情熱感じる。
これもQRコードで文字で読めるらしいから、ちゃんと聞き取ろうと頑張らず
とりあえずBGMにして展示を見ることにする。
(校正紙のに惹かれたのと、見たことないけど聞いたことある映画『落下の王国』の人、というのと
好きな映画『白雪姫と鏡の女王』の衣装の人、ということくらいしか知らないで来てるよ)
元々資生堂の人なのかっていうのも知らなかったけど、
反対とかされたのねじ伏せたのかな? 海外ロケの先駆けか〜はあ〜へ〜
実際のポスター、なんか赤い丸に細かい効果線?が効果的なのかな。
よくわからんけど、力強くて印象的だ。
日の丸とか桜とかいろんな図柄やら伝えたい意図、考えを落とし込んでいって
ポスターの形にしてたことが、たくさんのメモから伝わってきた。
おもろーこういうの見たかったんだよ! ってなった。
まずここで圧倒されたよ。
「鶯は誰にも媚びずホーホケキョ」
って一歩間違えれば意味わからんダサくなりそうな、でも力のある言葉を
ビジュアルで納得させられて格好良く感じる。
キャッチコピーの力も大きいけど、
肌の色が濃い人の美しさ? を全面に出してるの
当時鮮烈だったのでは? 今でも新しく感じるくらい。
むしろ今でも通じるというか、今こそ見たい感じもする。
見比べると仕上がりやっぱ良い。
指示怖いとかTwitterで書かれたの見てたけど、怖さは感じず
的確さ、仕上がりを追求する姿勢に圧倒された。
そんでまたまた圧倒されたのが
否が応でも刺さってくる、図のみでこれでもかと訴えかけてくる…
やば…と思ったらやっぱり説明文にD社と著作権で協議したって書いてあった。
でもわかってただろうにそういうの込みで発表した気概がすごいし、
その完成度もすごいんだこれがまた。
あきらかに校正紙と完成品のポスターで手をはじめ全体の立体感とかが違って
(途中エスカレーターとか乗って階変わってまだまだ見れるのか! と量の多さにびっくり嬉しくなった。
「風姿花伝」っていうのを出版して売り込んでくってのが格好良いなあ。
本も表紙だけでデザインセンスがあふれてることが伝わってくるよ。
企画とか舞台とか演出とか衣装とか色々な分野で活躍してたらしい。
石岡さんという方が自ら仕事を創り出せる、切り拓いていく方だったんだろうなあ。
着物の柄、生地、光沢、色合い惚れ惚れした。写真の見せ方も素敵。
舞台衣装、その舞台を輝かせるための舞台がある間だけのものだけど
こうやってじっくり見られるの嬉しいな。
グラミー賞とかトニー賞とか、詳しくない素人でも聞いたことのある賞を受賞されてることをここで知る。
いろいろ映像とかみてなんか暗幕くぐって次の部屋入ったら
床と壁全面金ピカで金閣寺があった。びっくり!
回り込むとなんか金閣寺割れてる。触れないように金閣寺中入れたよ。楽しい。
準備した人、企画した人大変だっただろうなー
展示の期間の終盤に来たけど、床きれいだった。
カンヌのなんか賞獲得したけど日本では遺族とか色々で公開中止で
流れてた映像ダイジェストだけど、ラブホとか神社の鳥居が沈んでるのとか
色々なんかひっかかったのかもねと思わされた。(実際はどこのせいかはわからんけど)
気づかないタイプだから、説明あるとちゃんと理解が深まった気がして嬉しくなる。
熱出した時に見る夢の不思議の国のアリスと孫悟空混ぜたおとぎ話の大人版みたいな?
シルク・ドゥ・ソレイユの衣装も手がけてたなんて
部屋入るまで知らなかった。
子どものとき、テレビで初めてシルク・ドゥ・ソレイユ見たとき、
あとシルク・ドゥ・ソレイユの現状ニュースで見たから
芸術家っぽかったのにできるんだ! って驚いたけど
変な形なのになんかスタイリッシュで、ポケット開いたらハートとか遊び心あるなあ。
色合いも今見てもなんかお洒落だ。
こんな活躍をされていたなんて!
たくさんの壁があったろうに、尊敬。
衣装は中国の伝統的な形を尊重しつつ、たくさんの人数が揃って舞うときの
色合いの美しさに思わず声が出そうになるくらい感動を覚えた。
(こういった光景は、もうしばらく、きっとこの先かなり長い間見られないんだろうと
思ってなんかまた切なくなってしまった。疲れてきたのか? 急に悲観的になってしまう)
白と黒のグラデーションのドレスとか、裾の色変わるのとか、素敵だった。
職人技見られると、無条件で嬉しくなるよね。
この映画大好きなんだよね。石岡さんの仕事で唯一ちゃんと知ってる作品。
布でこれでもか! と作り込まれていて、
見れて嬉しかった〜! 胸元の布の造形が細かくてすごいんだよ。
きっとここも意見取り入れたり試行錯誤した過程があるんだろうなあって見てた。
映画、面白衣装がたくさんあるけど、なんか納得させられるというか、
世界にあっているというか、むしろ素敵というか、説得力あるのが本当良いよね。
説明文でへーって思うところも多々あった。
高校生でこの色合いの絵! すでに実力とセンス光ってる! ってところも驚いたし、
世界に羽ばたくために当時にすでに英語で書いてたってのもびっくりだし、
叶うよ! というか、この方は、自分で掴み取って叶えたんだな。
はーほんと、格好いい人だな。
この人は人生をかけて時代や世界に向かってデザインし続けてたんだなあ。
筋肉とか赤とかいろんな作品を越えて所々で見られるモチーフを見ると
全体総括ではないけれど、この図がぴったりだったのかもしれない。
と、途中所々ベンチで座りつつ4時間近く展示を見て回ったよ。
ギリギリ楽しめるぐらい粘れた。
予想の4倍くらい展示量と濃い内容で大満足だった。
図録買おうかなって売店行ったら売り切れてた。かなり先の入荷だって。さすが。
石岡さんイメージのパフェがカフェとレストランで提供されていて、
久々に良い物、仕事見れたなあ、と大満足。
金だか女だか名誉だか、自分がほしいものが自分にない。誰に盗まれたか分からない。多分誰にも盗まれてない。だから犯人はずっと見つからない。
それを自分の不甲斐なさを棚に上げ、周りの全員を犯人と仮定し、ぶん殴って周るのがパンクスだ。
家庭だなんだ洒落臭えもん持ってるやつにはできねえよ
祖父母同居か近距離別居でもない限り、子育てと仕事を両立出来ない田舎在住なので、妊娠前に失業しちゃってからの流れのまま、第一子が小学校に入学するまで、無職で子供達と過ごす日々を送っていた。
特に第一子が赤ちゃんだった頃は、日中は母一人子一人暮らしで誰も文句を言う人がいなかったので、楽しく暮らしていた。お布団の上に寝かせた赤ちゃんを、畳に腹這いになって眺める暮らしだ。家事は適当にサボりつつやった。
赤ちゃんを見て気づいたことがある。それは赤ちゃんはMAXでギャン泣きする前に段階的に意思表示をするということだ。意思表示の初期段階で対応すれば、赤ちゃんも私もにっこり。ギャン泣きさせてしまう時は、私がトイレに行ってたとか洗濯物を干していたとか、そういう時だった。それ以外は、いつも観察していた甲斐あって、赤ちゃんをMAX泣かすことはあまりなかった。
それでもどうしても手に負えなかったのが黄昏泣きだったが、その頃丁度乳腺炎になって母乳の出が悪くなっていたので、気付いて乳腺炎を治すかミルクをあげていればあんなに苦労することもなかったのかもと思う。
https://anond.hatelabo.jp/20170609120241
昔、まさにこんな増田書いたこともあったんだけど、男性向け抗性欲薬市販されて欲しいよ。
男としても性欲や無駄な闘争本能に振り回されるの、正直だるいんだよね。
同性間ですら、他の男がそういう類の物を意気揚々と振り回してるザマを見ると
責任感といった現代社会で男に求められるジェンダーロールの大半が
一挙に喪失されると思われるので、女性がそこを看過できるか、っていう問題もある。
男から性欲消えたら、女性の扱いなんか今よりめちゃくちゃぶっきらぼうになると思うよ。
婚姻率や出生率なんか底打ちになるだろうし、ホモソーシャルは強化されると思う。
セックスというゴールが不要なら、男同士仕事したり遊んでる方が楽しいに決まってるからな。
ずっと彼氏とのセックスでイったふりをし続けている。イキ狂い淫乱まんこ女呼ばわりされてるけど、ごめん本当は一度もイったことないんだ。
私はセックスでイかない。
自慰行為だとなんべんでも外イキできるが、足ピン癖があるせいで前戯でもイけない。
人より経験は多くあると思うけど、どんな相手でもイったことがない。イこうと思ってあれこれ頑張ったけどダメなものはダメだった。
今の彼氏が、女性側がいってくれることに対して大いに興奮する性癖を持っていた。
ごめんね、でも私はセックスでいけない。あなたがその大きなちんぽこぶん回して、掘削機のように激しく、時に中イキ師のごとく最奥でデリケートに、または地を這う蛇のようにGスポットをいやらしく擦り上げても、私は絶対イかない。
でも、もし私がイったらこの人はもっと私のことを好きになってくれるのだろうかと。こんなにイカせようとしてる努力に応えずなにが彼女だ、と。
まずは徐々に内側の一番気持ちのいい部分に過剰反応をするようにした。その時のセリフは「なんか変」。
そして同時期からトレーナーをつけて筋トレを始めた。下半身の筋肉を強化して括約筋や下腹の筋肉を鍛えた。
オナニーで外イキする時に、思い切り膣を締め上げ腹から膣道を吸い上げる訓練をした。
どういう声が出るか、どんな身体のそりになるか、余韻はいつまで続くか、イったあとどれだけビクビクするか、などなど細かい反応を改めてドキュメント化してみた。
そしてイメトレ。イった時の自分、イった後の自分、突きに対する反応や、そもそも自分の中で本当にイったかのように言い聞かせる自己暗示など。
かなりの経験人数がある男を騙すのだから、準備はしてもし足りないぐらいだ。
もうこの頃には、初めてのイキ~イキ狂い淫乱まんこまでのシャイニングロードが私には見えていた。
一度イったらあとはなし崩し、スピード感をもってイキ狂い淫乱まんこにならなければいけない。たとえ(偽)であっても。
決戦の夜。一般的に中イキしやすいと言われている松葉崩しの体位で、一時期SNSで話題になった「例のバイブ」をクリに当てて、こっそり片足ピンしたまま全集中外イキの呼吸でクリイキをした。正直ちんこの動きは邪魔だったが、これは開戦のほら貝なのだ。アワビだけど。
だが私は言い張る「いまのは7割中イキ。さっきのとこ気持ちよかった……」
すると当然のようにそのまま松葉崩しで容赦なく彼は子宮を突き上げ殺しにくる。
まだここではイカない。
以下の順序をおう必要がある。
①イったばかりで敏感だから堪忍してくださいと許しを乞う(半分本当なので割と迫真)
②そんなので止めるはずがないのでしばし絶叫
③首を横に振りながら「やだ」「やばい」「なんで」など体の異常を訴えつつ喘ぎ倒す
④先程の外イキした感覚をトレースしながら中イキ(偽)をする。反応や声はより大きく。むしろ息止める。広背筋と脊柱起立筋に力を入れる。括約筋で締め上げつつ、腹に力を入れて内側から吸い上げる。
⑤まな板のうえの魚のごとくビクビクしながら「なんでぇ……」と半泣きで中イキ(偽)完了。
なおまだ鬼畜責めされているので絶叫は混ぜておく。
あとはもう流れ作業のように、セックスを重ねる度にイける体位を増やし、イく回数も増やしていく。
ここで気をつけたのは当初定めた「中で一番気持ちいいところ」を責められた時のみイク振りをするということ。
すると向こうも「ははぁ、お前のやる気スイッチはここにあるのか」と理解し、的確に殺しにかかってくる。
私も気持ちいいし、イク時はここ!みたいなのがあるとお互いわかりやすい。
するとどうだろう。わたしがイクようになってから、彼氏が異様に頑張って腰を振るようになった。影で腰柱サンバの呼吸と呼んでいる(褒め言葉)
冬なのに汗だくで、額から珠のような雫を流して私をイキ狂いにさせるべく、本当に本当に頑張っている。キュンです!
こうして私は昨晩無事イキ狂い淫乱まんこ女(俺が育てた)の称号を手にした。
彼は鼻高々だし、セックスする度に「ほらこれでもイケるだろ」と新しい体位に臨んでくれる。
しかも突く場所は気持ちのいい所なので精度も上がり正にお互いwinwinの関係となれたわけだ。
努力の甲斐があった。ついでにヒップラインもあがったし、股関節の柔軟性もあがった。
いい事づくめだ。
13人の客、その12人目は杖をついた老人だった。
「『愛のリコーダー』の尺八奏シーンは、若い頃に見たミュージックビデオを髣髴とさせる。写真を何枚も撮ってパラパラ漫画みたいに動かしている、随分と凝ったミュージックビデオだった」
「“パラパラ漫画みたいに”言っただろ!」
若者は経験も語彙も少ないから中身のない話をしがちといわれるが、実際は老人のしてくる話も中身がない。
経験や語彙があっても、それらを整理整頓する処理能力が衰えているからだ。
結果、言葉が足りなさ過ぎたり、余剰過ぎて要点が分かりにくかったりする。
「“えむびー”なんぞの話なんてしとらん。ミュージックビデオで聴いた尺八の音色が、どこか別の場所で聴いたことがあると言ってるんだ」
「『愛のリコーダー』の話は終わっとる! 今はあの尺八の音色が、どこで使われてるかって話をしてる!」
しかも、こちらが会話に参加しないと不機嫌になるし、参加したらしたで不機嫌になってくる。
いずれにしろ面倒くさくて、疲れるのは同じだ。
「なんかテレビでやっとった! ふほほ~ん、ふふ~ん……こんな感じの音色で」
「ふほほ~ん、ふふ~ん!」
「いや、そんなに強調されても」
この話の何がキツいって、一向に話がまとまらない割に、最終的な実りが少ないことだ。
せめて戦時中の体験談だとか歴史的な話だったり、含蓄に富んだ話をしてくれるなら甲斐もあるんだが。
老人に“無人島に何を持っていくか”レベルのナンセンスな話をされるのは、実際に無人島で生活するよりも大変だ。
「分かんねえかな~!? ふほほ~ん、ふふ~ん、じっしょく~」
「“じっしょく”……あ、ひょっとして『食わず嫌い戦』のことですか」
「食わず嫌い? ワシは何でも好き嫌いなく食べてきたぞ!健啖という言葉はワシのためにある」
「いや、そうじゃなくて……」
「言っておくが、自分から健啖なんて吹聴したことはないぞ。自然と周りが呼び始めただけだ。気に入らない飯だってあったし、そもそも質が悪くて不味いものもあった。それでもワシの青春時代は、ただでも少ない栄養を摂り続ける必要があったんだ。それに対して、近所に住んでいたケンちゃんは偏食家だった。4階建てに住む小金持ちだったから甘やかされていたんだろうな。4階建てといっても屋根裏部屋はカウントしていないぞ? 」
「あの、『食わず嫌い戦』ってのは番組コーナーのことで、お客さんが聴いたであろう尺八の音色は、その番組で使われていたんじゃあ……」
「黙らっしゃい!」
こうなってしまっては、もうどうしようもない。
初めから会話はマトモに成立していなかったが、ここまでいくとその体裁すらなくなる。
「そんなケンちゃんとは学校で何かをやる度、いつも一緒だった。仲が良いのもあったが名前順の関係で一緒になりやすいんでな。ケンちゃんは偏食家で体に栄養が足りていないんで、100メートル走とかやってもワシがいつも勝ってたよ。不憫に思って一度だけ手加減したことがあるけど、それでも余裕しゃくしゃくよ。運動以外のことも苦手で、共同で行事とかやると必ず足を引っ張って周りに疎まれとったよ。まあ、これは同じ能力じゃない人間に同じことをやらせようとする共産主義の遺産も原因だろう。ケンちゃん自身はトロくさかったけど悪い子ではなかったしな。お昼の時間には、白と茶色しかないワシの弁当に彩りを加えてくれたし、たまに家に招待されてお菓子を振舞ってもくれた。あの時に食べたお菓子の名前をワシはまだ知らないが、人生で一番おいしかったことだけは確かだ」
こんな話に俺が学べることは何一つない。
強いていうなら、歳をとっただけで人の価値は上がらないってことくらいか。
年月を重ねただけで価値が上がるのはハイブランドのビンテージだけである。