祖父母同居か近距離別居でもない限り、子育てと仕事を両立出来ない田舎在住なので、妊娠前に失業しちゃってからの流れのまま、第一子が小学校に入学するまで、無職で子供達と過ごす日々を送っていた。
特に第一子が赤ちゃんだった頃は、日中は母一人子一人暮らしで誰も文句を言う人がいなかったので、楽しく暮らしていた。お布団の上に寝かせた赤ちゃんを、畳に腹這いになって眺める暮らしだ。家事は適当にサボりつつやった。
赤ちゃんを見て気づいたことがある。それは赤ちゃんはMAXでギャン泣きする前に段階的に意思表示をするということだ。意思表示の初期段階で対応すれば、赤ちゃんも私もにっこり。ギャン泣きさせてしまう時は、私がトイレに行ってたとか洗濯物を干していたとか、そういう時だった。それ以外は、いつも観察していた甲斐あって、赤ちゃんをMAX泣かすことはあまりなかった。
それでもどうしても手に負えなかったのが黄昏泣きだったが、その頃丁度乳腺炎になって母乳の出が悪くなっていたので、気付いて乳腺炎を治すかミルクをあげていればあんなに苦労することもなかったのかもと思う。