2024-04-08

推し活を止めてよかった

以前、若手俳優(現在はもう若手ではないが……)を推していて、舞台や各種イベントコンサートなどに足を運んでいた。体調を崩して以来、ぱったりと行くのを止めてしまったが、今は止めてよかったと思っている。

当初は楽しかった。成長を見られるのがうれしい。

イベントで間近で見ることができると美しさに驚く。

SNS掲載されてる写真にワーキャーして楽しい

しかし、どんどん不満が見えるようになる。

もう別の若手に抜かされてる。

本人がどういう方向に行きたいのか分からない。

事務所はどういう風にしたいのか分からない。などなど……。

ファンレターなどで送ることはしなかったが、イベント帰りにオタク友人とギャーギャー文句たれることはあったし、SNSの鍵垢で不満を流すこともあった。

多分、「こっちが金払ってるんだから、このぐらいの不満は出してもいいだろう」というのがあった。

体調を崩して現場に行かなくなり、ファンとつながっていたSNSアカウントからも離れた。そうすると、「正直俳優が伸びようが芽が出なかろうが自分には全く関係がない」ということがよくわかった。

もちろん活躍してもっと知れ渡ってほしいけれど、自分が望む方向と、本人のそれは全然違うかもしれない。犯罪に手を染めない限りは本人がどう生きようが、どんな仕事をしようが自由だし、仕事に対する姿勢関係ないのだ。

気がつくと自他境界曖昧になっているが、ファンダムにいると「オタクこそが理解者なんだし言ってあげないと」みたいな感覚に陥りやすい。

話題になってるこのnote記事を見て、推し活やめてよかったとしみじみ思った。

https://note.com/syunki0910/n/n0bbc0a2e4b96

  • 推し活は脳がやられるので辞められる人間は幸いである

  • ドルヲタとかおっかけとか、昔ながらのネーミングだと間違いなくバカにしてた行為なのに、推し活って名前にした途端、急に肯定的に扱うのはなんなんやろうな

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