はてなキーワード: スリムとは
何かと話題に登る生理用品、自分はロリエのしあわせ素肌超スリムタイプがパッケージ地味で持ち運びやすいしつけ心地や肌触りも良くて好きなんだけど、股に当たる部分の柄?溝?が前後にハートでそれを線で繋いでるのを毎回使うたびに先端が鋭利な双頭チンポ柄と思って見てしまう。
ダブルチンポに最初気付いた時は一人で爆笑したけど、多分こんなことで笑ってるのは自分だけだしいい年した大人が実生活でこれを他人に対面で言う勇気は無い……。
追記:久しぶりに見てみたら同意してくれてるコメが多くて嬉しい。
最近気付いたんだが、このダブルチンポ柄ちゃんと裏筋もあるんだ。
これはおそらく実物を見ないと分かりづらいので、買う機会がある方は是非買って確認してほしい。
アラサー女子だよ!
生理歴が成人しそうだよ!
男性社員5人が生理用ナプキンを買いに行ったら…? 購入してきたものに驚き!
この記事、とても良いと思ったよ!
でもブコメで買い物のさせ方に疑問を持っている人が多く見られたんだよね!
買うときの必要項目は実際あのメモに書かれてるような感じだよ!
女友達に頼むならあんな感じに伝えてもそんなに外れないんじゃないかと思うよ!
もちろんもっと補足した方が親切だとは思うけど、必要最低限の情報は揃っていると思うよ!
・特に多い日の昼用
・羽つき
これだけで分かるの?ってコメントあったけど、わかるよ!
まだ自分で買ったことのない未成年とかだったらわからないかもしれないけど、自分で買ってる人は大抵これでわかるよ!
https://www.kao.com/jp/products/napkin/
商品ごとに「多い昼用、羽つき」とかが書いてあるよね!
つまり、商品名を伝えようとしてもほぼ同じことになるんだよね!
「特に多い昼用、羽つき」にも色々あるじゃん、そこを明確にしてよ、って思う人もいるよね!
・ロリエ スリムガード スイートローズの香り 特に多い昼用 羽つき
・ロリエ しあわせ素肌 ふんわりタイプ 特に多い昼用 羽つき
・ロリエ しあわせ素肌 超スリムタイプ 特に多い昼用 羽つき
ソフィも見ると更にあるね!
https://www.sofy.jp/ja/products.html
・ソフィはだおもい®オーガニックコットン 敏感肌™にやさしい
・ソフィはだおもい® 23cm
・ソフィはだおもい® 26cm
・ソフィSPORTS
サイズ違いも出てきたね!
でもね、どれでもいいよ!
本当にどれでもいいよ!
なんなら普段買うときも、商品名やブランドは気にしてなかったりするよ!
この辺のこだわり方は人によると思うけど、こだわる人はちゃんと「はだおもいのオーガニックコットンのやつ」とか「26cmの方ね!」って言うと思うよ!
・特に多い日の昼用
・羽つき
そもそも男性に頼む時点で細かいところは求められない緊急事態だからね!
「多い日の昼用」とか「羽つき」自体が型式のようなものなんだよね!
例えば、今すぐ使いたい機器があって電池がなくて困っているときに「エボルタ LR6EJ買ってきて」って言うかな?
帰ってきて「行った店にはエボルタ LR6EJってやつがなかったから買えなかったよ」って言われたら困るよね!
パナソニックでも東芝でも三菱電機でもなんでもいいから、とりあえず単3のアルカリ乾電池を買ってきてくれたらよかったのに!って思いそうじゃない?
まして、何かないと服やソファやベッドを血で染めるのが確定している状況だからね!
はだおもいでもしあわせ素肌でもコットンでもなんでもいいよ!
でもサイズを小さい方に間違えると(このサイズでは朝までもたない……………2個縦につなげたら…いけるか………?いや厚みが心もとない……………とりあえずタオルをたくさん敷いて汚れてもいいパジャマとパンツにしておくか…………)ってなるから、そこだけ注意だよ!
困ったときは、大は小を兼ねることを覚えておいてね!
でも一応、さっきのポイント(特に多い昼用、羽つき、26cmみたいな項目)はパッケージの表面、だいたい右上に必ず書かれてるんだよね!
記事中にもあったけど、特に多い昼用と多い昼用が別のレベルというのも、確かに分かりにくいね!
元の記事を読んで、できないのを見て笑う記事のように感じた人もいるみたいで残念に思っているよ!
パートナーの代わりに買いに行ってもいいという気持ちを持った男性がいる、というのは、多くの女性にとってはとても嬉しいことだよ!希望だよ!
少し買い間違えている人についても、それでもこの企画に参加してくれたことが素敵だなと思ってるよ!
自分も生理で死んでいるときにナプキンを切らしてたまにパートナーに買いに行ってもらうけど、その度にこの人と一緒になれてよかったと思っているよ!
気持ちも死んでるからその瞬間にはしゃいで喜ぶとかは難しいけど、いつも感謝しかないよ!
脱線したけど、あのメモの指令はそんなにおかしくないよ!って言いたかったよ!
以上!
公立の小学校で働いているが、#教師のバトンなどで最近クローズアップされている教職を傍から見た所感。自分は非教職・非正規。地方都市在住。あくまで個人的な所感。
・クラス担任になるとその教師にクラス全員分のほぼ全部の判断や責任が委ねられるので教師一人あたりの負担が大きい。自分の勤務する学校では他の教師は生徒指導的な面ではほとんど関わらない。
・教師個人によって判断・傾向の差が大きくあり、平たく言えば当たり外れも大きくある。いじめが起きた時、真摯に対応するか否かもその教師の経験や価値観に基づいて対応が変わる。
・やる気があると際限なく仕事が増えてしまうのでほどほどで止めるしかない。教師の仕事は膨大。日中は授業と生徒の面倒をみなくてはいけないのでそれ以外の時間に授業準備などをこなさなくてはならないが、職員会議を終えた朝8時過ぎには登校してくる生徒もいるので教室で待機になる。そこから15時~まで生徒の面倒をみてからの授業・行事準備や採点や提出物チェックや研修や問題ある生徒の対応や・・・(エンドレス。
・ちなみに自分が働く学校ではいつも朝6時から学校で勤務していた真面目な若手の教師がいたが、クラスにどうしようもない問題児が二人いた年度の半年を過ぎたあたりで精神を病んで休職されてしまった。
・ただでさえ人数が多い学校の事務的なことを事務員と教頭の二人でこなさなくてはいけないのでこちらも仕事量がやばい。あまりにも仕事量が多いせいか教頭はやる気とガッツが果てしなくあるタイプか問題を見ないふりをしてできるだけやり過ごすタイプの二通りに分かれる。
・問題のある子どもの親はだいたいやばい。親に問題点を伝えても対応できない(しない)こともある。授業の妨害をする子どもの場合、授業中にその子をおさめるために教師の労力が割かれてしまい、ほとんど授業にならないこともある。
・数年ごとの教員異動の仕組みのせいで教師全般が学校業務の最低限をこなすことしかできない。それ以上の改革まで踏み込めるような仕組みになっていない。
・現在の公立小学校はやる気のある真面目な教師から精神を病むようなシステムになっていると感じる。とりあえず無駄な行事をどんどんそぎ落として業務をスリム化すべき。
ずっとこういう話したかったけど、ペラペラ話せるもんでもないし言うのも聞くのも恥ずかしいからできなかった。だから書く。
最近「生理の貧困」が話題だから、金銭的負担やその他色々書こうと思った。
……ってのは建前で、自分はこうって語りたいだけ。一例としてどうぞ。私は義務教育時は不登校だったから特に知識ない。自分の知識も深めたいから、これ見たみんなも思いついたらコメントちょうだい。
その上、スリムタイプ、モレ防止の凹凸、はたまたモレ防止のギャザー付き、持ち運ぶ時のデザインも多種。語り出せばナプキンの項目だけで1記事長々とつらつら書くことになるから省く。
で、今調べて知ったけど、ショーツタイプ(オムツみたいなやつ)って100円ほどするのもあるのな。人によっては1回寝る安眠のためにそんだけかかるのか。知らんかった。
で、1回の生理でどんだけかかるかはマジで個人差あるけど、自分は400円いかないくらいだろうか。量多い人や長々続く人は大変になる。
・タンポン
これも少ない日〜特に多い日など多種。
それはそうと、10代はじめでこれ使うハードル高くない?だってそこの中に何も入れたことないもの。私もめっちゃ最近使い始めた。
1個3500〜5000円ちょいくらい。
使ったことない。最近その存在を知った。値段も今調べてへぇーって思った。
洗って使うんだけど、煮沸消毒とか考えると同居人がいたら抵抗あるだろうな。
素手で触るってことは公衆トイレのドアノブとかどうなんだろう。
・痛み止め、PMS用の薬
1錠約12円。1回2錠で1日3回までだからフルで飲んで1日70円。
私はめっちゃ軽い方で、2〜3回飲んでどうにかなってるから痛み止めは平均して50円の出費だ。
お医者さんに処方してもらったことないけど、それだと診察&薬代がいるのだろう。
他にも生理に関する悩みや心配事としてあげられるものをあげてみる。
・貧血
鉄不足!
鉄剤市販だと2ヶ月分2000円ちょいくらい。毎日飲んだら1000円強か。
・モレの心配
夜今の制服のズボン、黒でよかった。朝起きてシーツ汚れてたりすると萎える。
・服装
白のズボンとか履けない。
学校の制服とか、就業時の制服とか、汚れが目立たないものってのが条件で選んでる人いるんじゃなかろうか。
それ以外でもピタッとしたズボンはナプキンばれないかとか、そういうの気にする。
・睡眠
モレの心配とか、痛さとかで睡眠の質が低下したり、寝不足になったりする。
イライラ、落ち込みなど。
人によってさまざまで、生理期間に限らずある人はある。ひどい人はひどい。軽い人は軽い。
・その他
デリケートゾーンの荒れ
男性のあなたも、突然女体化したら、とりあえずナプキンに羽なし普通の日、普通の日、多い日、特に多い日用をそれぞれ1パックずつ買って、痛み止めにイブ買って、貧血防止に鉄剤を買うことになるとすると、全部で4000円くらいになるかな。用意がんばって。
というかChromeのブラウザ拡張だけど、demadoってやつ、全ブラゲユーザー必携じゃん。
まあ欲を言うと足りない部分いっぱいあるけどさ。
元はTab Muterって拡張にショートカットキーを割り当ててそれをマウスボタンに割り当てることでアクティブウィンドウのミュートON/OFFを迅速に切り替えられてたんだけどこの拡張を使うと一部の拡張が効かなくなるせいか独自のリストウィンドウ上のアイコンをポチポチして切り替えるしかないのね、それはちょっと不便になったかな。
そのリストも並び替えはできないし、編集モードに入ってもウィンドウ位置や設定タイトルは変えられないんだよ。そこも任意で入力可能にしてほしいね。実際に動かして自動で記憶させるしかないってことは少し使ってたら把握できたけど、たまにバグって0,0に戻るし。
あとリストが項目ごとに自動で色分けされるのはいいけど4色って少ないよ。しかも緑と青緑が似すぎてて判別しづらいし。もうちょっと別のにできんかったんかい。せめて色コードも指定可能にするか、いっそ2色か単色でいいわ。
それから、なぜかタブを閉じるCtrl+Wのショートカットが効かなくなるんだよね。ウィンドウ開いた直後は効くんだけど、遊んでると効かなくなるのが謎。
というわけで以前のKaicy Window Operationってフリーソフトでウィンドウタイトル検出してリサイズ・位置決めしてた時よりもアドレスバー・ブックマークバー部分やページ内の上・左のマージン部分は減らせてスリムになったおかげで、たくさんの窓を並べられるようにはなったものの、完璧とまではいかないかな。
それでも十分神アプリではある。試してみてもいいんじゃないかな。作者日本人っぽいし。こちらからは以上です。
面接で空白期間があると、よく聞かれるというのが日本の特徴である。
人間のスキルや業務遂行能力を採用するのがジョブ型、つまりローコンテクストな文化である。
その逆に、日本は同僚の家族構成や性格、趣味などを理解することで業務効率が上がると信じられてきた。
営業やマーケターならパワーポイントの説得力ある資料、デザイナーなら優れた画像や映像や音楽、
企画職ならすぐれたアイデア、技術職なら確かな知識、経営なら明確な言語伝達力、などであり、
これ以外の「なんとなくの空気読み」という儀式がなくなり、無駄が省かれた。
さて本題に入るが、こうした前提の、ハイコンテクストな人事は空白期間に着目する。
「どんな異性や家族とつきあってるのかな?仕事に関係ないけど。」
ということを暗に聞いているのである。
したがって、このコロナの時代においてもし今後(ないだろうが)同じ質問、
「空白期間は何をしていましたか?」と聞かれたら、自分はこう答えるだろう。
「なんかしてました」
と。
意外とレスを頂いたのでありがたい。
そのとおりで、「コンテクスト」とは隠しステータスってことだと思う。
コーエーの信長や三国志では知力・武力以外に「野望」「カリスマ」なんて隠しステータスがあったけど、
つまり表示されたステータスで即決採用できるのがローコンテクスト企業。
たとえば絵とか音楽とか、計算力とか専門知識とかなんでも、成果物が目にみえればいいので。
逆に、表示されたステを信用せず、裏を取ろうというのがハイコンテクスト企業。
誰かひとり「野望99」や「カリスマ1」みたいな人がいたら犯罪や風紀が乱れるかもしれない。
会社という「家族」に迷惑をかけないため、「メンバーシップ=免許」を交付する。
そのためには隠しステータスも平凡でなければいけないというわけ。
そしてそれは本質的には「業務」に無関係で、「オフィスの中での家族生活」に大切なステータスなのである(ここ重要)。
テレワークがこれから普及していくのは間違いなく、徐々にみんな気づき始めている。
「あ、長い話する人が仕事ができるわけじゃなかったんだな」
「あ、2時間の朝会やめて、部長のメッセージ30分録画して全員に配布すればいいじゃん」
など、気づきはさまざま。
都庁のシン・トセイなどでも改革が進んでいる模様。(その資料のボリュームを10分の1にしろと思ったが)
https://note.com/kouzoukaikaku/n/nc51289509662
今後は、タニタや電通の事業主契約で、かつテレワークのような例が増え、じわじわとメンバーシップ企業が減っていく。
「会社で何をしていたかわからなかったおじさん・おばさんは本当に何もしてなかった」みたいな例はよく聞くので。
そして残念ながら、現在人事総務の人たちも転職の準備をしておいたほうがいいかもしれない。
行政がスリム化される + 手続きがオンライン化される → 総務の業務が減る → 雇用が減る、という流れ。
他人の空白期間を気にして10年も生きてしまったなら、今後は自分がその空白の10年を悔やんで生きることになってしまう。
つい先日、弊社がハイコンテクスト採用から抜けていないために失敗した事例があった。
そのおばさんはゴリゴリの専門職として採用されて期待されていた。
オフィスにいた時は声が大きく雑談も多くて「おもしろキャラ」として認識されていたが、
テレワークに移ると「無駄話が多い」「言われたことをしていない」「専門知識ゼロ」ということが露呈し、ほどなく解雇となった。
解雇される時は「私はどちらかというと弊社の商品を判断する側が向いている」という意味不明な名言を残して去って行った。
テレワークPCでの彼女の作業フォルダをみると、本当に何もしていなかったことがよく見えた。
おそらくテレワークでなかったら、上役に気に入られてなんとか生き残っていたのではないだろうか?
彼女が何もしなかった期間の採用・雇用費は300万円弱であった。
こうしたキャッシュフローの無駄に経営者が気づき始めた時が、本当のDX時代の幕開けに思う。(今はまだ気づいていないところ多い)
意外と、こちらの意図を完全に理解してくれた人が多くて驚いた。
今回はチラ裏目的で書いたので誰かを説得するつもりはなかっただけに意外だった。
# 麻雀歴について
月々のお小遣いが300円なのに、1日に100円負けて(点0.1でやっていた)毎回大泣きしていた記憶がある。
中学生から同級生に麻雀仲間ができて日々楽しく打っていた。放課後に、ほぼ毎日のように打っていた。部室で牌やカードを使って打つこともあったが、当時はゲームボーイアドバンスの通信ケーブルを繋いで打つことが多く、そのために中古のアドバンスSPを購入した覚えがある。一応同級生の中では打っている期間が長いこともあってそれなりに打てるつもりでいたが、ある時から、いつものセット仲間がフリー雀荘に通い始め(今はどうか知らないが、当時は高校生でもフリー雀荘で普通に打てた)気づいたら全然勝てなくなっていた。こいつだけには一生勝てそうに無いなあと思うほどの差を感じた。
大学にはいかなかった。就職してからはたまに学生時代の仲間と卓を囲んだり、職場の同僚と打ったりしていた。たまにふらっとフリー雀荘に行くこともあったが、大体勝てないし、緊張して普段通り打てなかったり、点数計算間違えたり、大体負けまくっていて全然良い思い出がない。
2年ほど前に始めた。一人で地方で住むことになり、仲間がいなくて寂しかったのかもしれない。特段勉強はしなかったが、特に壁に当たることもなく380戦程で5段になった。その後1000戦ほど費やし苦労して6段になったが酔っ払って打ったりコンディションが悪いとすぐにレーティングを溶かしたので、少し真面目に打つことを心がけた。同時に放銃率などの数字も気にして、たまに牌譜を見直して反省してみたりして、天鳳で勝つための方法を探り始めたのはこの頃だったように思う。
# 伸び悩み そして降段
少し専門的な話になる。
当時の記録を遡ると、5段昇段時の数字が
放銃率13.5%
副露率38.4%
平均順位2.36
対戦数379
1位29.6%
2位27.2%
3位率21.1%
4位率22.2%
端的に言えば、めちゃくちゃ仕掛けて上がりまくる麻雀だった。放銃率はギリギリ及第点だが、特上卓(4段以上になると打てる)に移ってからレベルが上がったので、なかなか上がらせてもらえず、和了率が下がった分放銃率が上がった。フリーやセットのような、1着の価値が高い麻雀では正しい戦略だが、圧倒的にラスを引いた時のマイナスがでかい天鳳ルールには適さない。このあたりまでは、学生時代にそれなりに打っていた蓄積だけで戦っていた(日常的に麻雀を趣味とする人で、それなりに自分が打てると自負する多くの人が、おおよそこの辺りのレベルだと思う)が、その後伸び悩み(結局7段昇段までに2000戦程度を要した)自分の打ち方を変化させることを迫られた。
6段になると、ラスを引いたときのマイナスがシャレにならなくなる。例えば特上卓東南戦だと、1位+75、2位+30、3位±0、4位-120。1位から4位まで一回ずつ引くと、15点もマイナスする(セットだとトントン)。一度は運で6段に昇段したものの、その後負けまくって一瞬でレートを溶かし、一気に4段まで降段した。放銃率も14%を超えた。一度は心が折れそうになって、天鳳から離れていた時期もあったが、時折思い出したように打ち始めた。牌譜を検討して改善点を洗い出したり、いくつか戦術本を読んで、いろいろ打ち方を変えてみたりした。
振り返ってみると、実戦と反省、試行錯誤の成果が大きかったように思うが、中でも参考になった戦術本をいくつか挙げてみたいと思う。
リーチ判断、押し引き、ベタ降り手順(対リーチの危険度比較)の参考にした。ひと昔前にネット麻雀で強いとされている戦術について、統計的な裏付けをした本という認識。最新の戦術とは少し違いはあるかもしれないが、今でも十分な教材として通用しうる。特上卓を抜けられない中級者にとって、自分の判断を改めて見直すためには良い教材だと思う。
副露率が35%を超える人にとっては有用な教材になりうる。副露率が高いと、中終盤での押し引きを単純化しやすいが、その分いつの間にか損な選択を強いられているケースが多発する。親リーに対して2者が降りている状態で1000点愚形を無限押しせざるを得ない状況は泣ける。そんな人にとって、面前で柔らかく構えて先制リーチには14枚からベタ降りする、副露手には危険牌を吸収しつつ、面前で押し返す戦略を取れるようになると、戦略の幅が広がる。そんなきっかけをくれる本。
参考にしたというほどでもないが、初中級者が読むには良い本だと思ったので推薦。ネットで無料で読める。最近実写化もされた。多少戦術が古い感も否めないが、麻雀覚えたての人にとっては、今でも十分な教材になるかと思う。
お知らせさんの鬼打ち天鳳位の麻雀メカニズムも読んだが、少し内容が難しすぎた。難読の上に、書籍に書いてあることを実戦で活かせるようになるまでに、数百から数千戦の実戦が必要になると思う。超上級者の思考が垣間見えるという点では良書。
# 確かな手応え そして7段へ
4段に降段してから、400戦ほど試行錯誤を重ね、ようやく再び6段に復帰することができた。相変わらず放銃率は14%を超えている(四人打ち7段の平均放銃率が12.5%なので、せめて13%台、可能なら13%台前半まで下げたいところ)し、褒められる成績ではないが、はじめて6段に昇段した時よりも微かに手応えを感じていた。その間に主に以下のポイントを中心に修正を心がけた。
まとめると、鳴きすぎ、副露手と対リーチ時の他家に対するケアが甘い、ケイテン取りすぎ(某氏の「ケイテンは勝負手」という独り歩きした言葉を鵜呑みにするとひどいことになる)といったこと(結果として放銃率が高い)を自分の弱点と認識していた。無論いまだに上記の弱点はあるが、多少改善していると信じたい。あと、それまでは特東赤速で打っていたが、多少東南戦の方が勝ちやすい気がしたのでボリュームを増やした。6段になってからはほとんど東南戦しか打っていない。東南戦のほうが時間はかかるが、局数が長い分強者が勝ちやすく、上振れを引いたときの上昇幅も大きくなる。それまで特東で2000戦近く打ちまくった経験が、南場での条件戦で相対的に有利に働いた感もある。
6段に昇段して100戦くらいした頃、某Microsoft製のAIとマッチングした。たまたまトップを取れたが、牌譜をみてびっくり。今までみた牌譜で圧倒的に衝撃を受けた。色々と特徴はあるが(勢いでお知らせさんのsuphx本を買ってしまった)中でも最も凄いと思ったのは押し引き。特に副露手に対する速度計算とケア。自分よりも数段階前倒しでケアしていることに驚いた。次に中盤の手組み。スリムに構え、終盤で手詰まって損な選択を迫られるケースがほとんど無い。そして手役とドラに対する意識、特にホンイツ。その他細かいところではション牌字牌の先切りと、一枚切れ自風への価値。2,3巡目でもsuphxはション牌字牌より1枚切れ字牌の価値を高く見積もる傾向(この判断が勝率に直結しているとは思わないが。suphxの最も優れた点は押し引きだと思う。)がある。
以後、副露手に対するケアと中盤の手組みを意識して改善した結果、ラス率が2%程度減少した。たったの200戦程度なので数字自体は参考にならないが、これまでに無い手応えを自覚した。結果として、おそらく多少の上振れをひいてはいる気はするものの、再度6段になってからは300戦程度で7段に昇段することができた。直近200戦のラス率は21±2%前後で推移していたはず。この位の数字をキープできれば、おそらく数百戦で7段に昇段できるはずだ。
# 7段昇段時の成績
放銃率14.1%
副露率37.3%
リーチ率18.9%
平均順位2.48
対戦数2425
1位25.9%
2位24.8%
3位率25.1%
4位率24.2%
R2060
昇段まで残り20ptで3ラス引き、残り20pt再挑戦でsuphxに連対を阻まれ、その後2ラス引いたときは泣きそうになったが、最後はあっさり3トップで昇段することができた。長かった。本当に長かった。
技術向上のためにやったことと言えば、とにかく実戦。そして自分の打った牌譜を見直して再検討。とにかくこれの繰り返しに尽きる。戦術書はいくつか読んだが、中でも上にあげたものが役にたった(ように思う)。強者の牌譜をみて検討するなど、他にもっと良い手段があったかもしれないが、自分にとっては、今一つ自分でない人の牌譜をみて検討するという気力が起きなかったでやっていない。他にプロのリーグを観戦したり、youtubeで麻雀関連の動画を漁ってみたりはした。どれも楽しくてタメになるコンテンツだったが、果たして自分の技術向上に活かされているかという微妙なところ。辛うじて、うに丸さんの押し引きと、鳴き読みに関する動画、渋川難波プロの天鳳名人戦牌譜検討動画の切り出しコンテンツで、ケイテンの方針などは参考になったような覚えがある。
ちなみに天鳳7段は、ゲームの中では上位3000番付近、競技人口全体では上位0.3%に入るかどうかというところ。プロ雀士と言われる人の平均的な実力はこの付近だと思われる。麻雀知らない人(がここまで読んでいるとは思えないが)向けに説明するとこんな感じだと思う。もし大きく違っていたら訂正してほしい。
昇段して数日たった今になってじわじわ嬉しさを噛み締めている。たかがゲームとは言え、最後の数百戦は寝食を忘れ死に物狂いでコミットしたことが結果的に運良く実を結んだことへの実感と自信。代償に、ただでさえギリギリだった体重が6kg減ったこと。費やした概算1000時間。今となっては、本気で取り組んで心底良かったと思っている。
一方で、麻雀というゲームの果てしなさ、というかある種の不毛さを感じないでもない。例えば特上卓で平均順位2.50と2.45の人では、スポーツ競技に例えると地方トーナメントで1回か2回勝ち上がれるかどうかという選手と、シード選手ほどの明確な差がある。ところが、両者が仮に100戦戦ったとして、前者は1着から4着を25回ずつ取るものとする。後者は、前者が4着を取ったゲーム2回分を、それぞれ1着と2着で終える計算になる。着順の合計の差はたったの5。
ところがこのくらいの着順は、麻雀の運要素で軽く吹き飛んでしまう。仮に東南戦を打つとして、1戦あたり平均40分程度。100戦程度でも、4000分=66.6時間かかる。大体月一でセット麻雀打つ人が一年で費やすくらいの時間だ。仮に毎週打つにしても年間400戦程度。その程度では両者の差は運で吹き飛んでしまう。実力差がある程度数字に反映されるためには最低1000戦、できれば2000戦ほどは必要になってくると感じる。この認識は間違っているかもしれないので、統計に詳しい諸兄がいれば教えてほしい。
そんな競技、言ってみれば運ゲーの世界で数千、1万数千と打数を重ね、天鳳位まで上り詰める人は一体どれほどの鍛錬を積み重ね、神経をすり減らしているかと思うと途方もない。反省して改善を施そうと努力したところで、その微差を改善した結果が数字に現れるのは少なくとも1000戦以降。単純計算で666時間もの時間がかかる。果たしてその間ブレずに方針を貫くのは非現実的で、仮に結果が数字に現れたところで、本人は何が数字を良い方向にもたらしたのか検証する術がない。ものによっては時の運に吹き飛ばされ、永遠に結果が出ないものもあるかもしれない。こんなブラックボックスの中で、競技プロ含めガチ勢は日々細かい努力を重ねているかと思うと本当に凄いと思うし、不憫でもある。
いったん満足したし、仕事も忙しくなるのでしばらく麻雀から離れようかと思っていたが、1日休んだだけで鳳凰卓への興味がむくむくと湧いてしまい、結局課金して遊んでしまった。たった鳳南を6戦打っただけだが、ひとまず現時点では戦えている感触はあって一安心している。散々不毛だと書き散らしたが、麻雀自体は楽しいし、友人とセットもしたいし、今後も適度にゆるゆると楽しんでいきたいと思う。
たかが新人7段が偉そうにと思われる方が大半だと思うが、麻雀好きの誰かの参考になれば幸甚である。もう少し初心者にも寄り添った内容にしたかったが、申し訳ない。
最後になるが、改めて。麻雀は素晴らしい。いつか増田諸兄と同卓した際には、お手柔らかにお願いしたい。
(追記)
スリムどかん『それじゃ売れないよ?』